権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成30年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10124審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (微細管配列を有するマイクロヒートパイプアレイ及びその作製方法並びに熱交換システム)
被告特許庁長官田村嘉章 原告グワーンウエイホァトゥオンカンパニーリミテッド
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)11475請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (第Ⅸ因子/第Ⅸa因子の抗体および抗体誘導体)
|
特許法69条1項 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法126条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「第Ⅸ因子/第Ⅸa因子の抗体および抗体誘導体」とする特
許第4313531号の特許権(以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」
という。また,本件特許の願書に添付したものとみなされる明細書(特許請求の範囲
を含む。)及び図面を併せて「本件明細書」といい,上記明細書に記載された特許請求20
の範囲を「本件特許請求の範囲」又は単に「特許請求の範囲」という。)を共有する原
告らが,別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)は,本件特許請求
の範囲の請求項1及び4に係る各発明(以下「本件発明1」及び「本件発明4」とい
い,両発明を併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して,被告
に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品の製造,使用,譲渡,輸出及び譲渡25
の申出(以下,これらを併せて「製造等」という。)の差止めを求めるとともに,同条
2項に基づき,同製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)36543確認
債務不存在確認請求事件
被告有限会社サンエイモールド 原告水谷産業株式会社原武之
|
|
|
|
[概要] 1 原告の主張
被告は,平成27年3月7日,原告に対し,被告の有する特許第4085
182号及び特許第4096327号(以下,これらの特許を併せて「本件
各特許」と総称する。)のライセンス契約に基づくライセンス料として21625
万円の支払を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10092
特許権侵害差止請求控訴事件 (オルタネータ,またはオルタネータ/スタータの後部に一体化された電力電子装置を冷却する装置)
控訴人ヴァレオ・エキプマン・ 被控訴人三菱電機株式会社前田将貴
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,①主位的に,被控訴人が別紙物件目録1記載の製品(以
下「被告製品1」という。)を製造販売等する行為が控訴人の有する発明の名称を
「オルタネータ,またはオルタネータ/スタータの後部に一体化された電力電子装
置を冷却する装置」とする発明に係る特許権(352号特許権)を侵害すると主張
して,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品1の製造販売等の差止め及
び廃棄を求めるとともに,②予備的に,被控訴人が別紙物件目録2記載の製品(以
下「被告製品2」という。)を製造販売等する行為が控訴人の有する発明の名称を
「パワーモジュールおよびパワーモジュールアセンブリ」とする発明に係る特許権
(714号特許権)を侵害すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,
被告製品2の製造販売等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成30年3月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10007一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人エスティーネットワーク株式会社 被控訴人マルエイシステム株式会社岡田耕次郎
|
民法709条 著作権法112条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,被控訴人が控訴人に対し,被控訴人の営業秘密である別紙2情報目
録記載の情報(以下「本件情報」という。)について,控訴人が不正開示を受けて取
得し,取得した営業秘密を使用して別紙1物件目録記載1ないし4の製品(以下,
それぞれの製品を「被告製品1」などといい,併せて「被告製品」という。)を製造・
販売したことは,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項8号及び10
号に該当する不正競争行為であると主張して,①同法3条1項に基づき,被告製品
1ないし4の製造・販売の差止めを求め,②同法3条2項に基づき,製造した被告
製品1ないし4の廃棄を求めるとともに,③同法4条に基づき,損害賠償として1
183万円及びこれに対する不正競争行為の後で訴状送達の日の翌日である平成2
6年7月31日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (提供装置,情報処理装置,メモリ,およびプログラム)
被告特許庁長官佐藤智康 原告株式会社三菱東京UFJ銀行梶井啓順
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年6月21日,発明の名称を「提供装置,情報処理装置,
メモリ,およびプログラム」とする発明について特許出願(特願2016-122
731。甲3)をしたが,同年11月2日,拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成29年1月12日,上記拒絶査定に対する不服審判を請求し
(甲8),特許庁は,これを不服2017-433号事件として審理した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10085
特許取消決定取消請求事件 (電力変換装置)
被告特許庁長官山澤宏 原告ダイキン工業株式会社植松祐二
|
特許法134条の2 特許法120条の5
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年1月31日,発明の名称を「電力変換装置」とする特許
出願をし,平成27年7月3日,設定の登録(特許第5770412号)を受け,
同年8月26日,特許掲載公報が発行された(請求項の数6。以下,この特許を「本
件特許」という。甲5。)
(2) 本件特許について,平成28年2月24日,特許異議の申立てがされ,特許
庁は,これを異議2016-700153号事件として審理した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10062
取消決定取消請求事件 (半導体デバイス)
被告特許庁長官飯田清司 原告ローム株式会社廣瀬文雄
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年10月31日,発明の名称を「半導体デバイス」とする
特許出願(特願2010-121375号の分割出願である特願2013-237
035号の分割出願)をし,平成27年10月9日,その設定登録(特許第581
8959号。請求項数10。以下「本件特許」という。)を受けた(甲9)。
(2) Aは,平成28年5月16日,本件特許の請求項1ないし10に対して特許
異議の申立てをし,特許庁は,これを異議2016-700433号事件として審
理した。原告は,同年9月9日,請求項2,4,5の削除を含む本件特許の請求の
範囲の訂正を請求した(甲10。以下「本件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成29年1月30日,本件訂正を認めた上,「特許第5818
959号の請求項1,3に係る特許を取り消す。同請求項6ないし10に係る特許
を維持する。同請求項2,4及び5に係る特許についての特許異議の申立てを却下
する。」との別紙決定書(写し)記載の決定(以下「本件決定」という。)をし,
その謄本は,同年2月9日,原告に送達された。
(4) 原告は,同年3月10日,上記決定のうち,特許第5818959号の請求
▶判決の詳細
|
著作権
平成30年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)25465一部認容
著作者人格権確認等請求事件
被告カルビー株式会社 原告A
|
|
|
|
[概要] 1 請求の概要
本件は,原告が,①被告が製造し販売するスナック菓子「かっぱえびせん」の広10
告用に昭和39年に制作されたテレビコマーシャル(以下「本件CM」という。)
は,当時株式会社大広(以下「大広」という。)の放送制作部に所属していた原告
が制作したものであるとして,被告に対し,原告が本件CMを制作した事実の確認
を求め,②被告は,原告との間で,原告がかっぱえびせんのキャッチフレーズであ
る「やめられない,とまらない」のフレーズ(以下「本件キャッチフレーズ」とい15
う。)を考えた本人であるとの事実を被告の社内報に掲載することを約したのにこ
れを行っていないとして,被告に対し,被告の社内報及びホームページへの上記事
実を記載した記事の掲載を求め,③被告は,毎日新聞及び日本テレビをして本件キ
ャッチフレーズが被告の社内会議にて誕生した旨を報道させ,原告の名誉を毀損し
たとして,被告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金7520
00万円の支払を求め,④被告は,原告に対して複数の書面を送付し,原告を侮辱
したとして,被告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金7
500万円の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成30年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)5423一部認容
損害賠償請求事件
|
不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 商標法38条2項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙原告標章目録記載の標章(以下「原告標章」という。)を登録商標とす20
る別紙原告商標権目録1及び2記載の商標権(以下「原告商標権1」などといい,併
せて「原告各商標権」という。また,その登録商標を「原告商標1」などといい,併
せて「原告各商標」という。)を有する原告が,被告が別紙被告商品目録記載1ないし
8(以下「被告商品1」などといい,併せて「被告各商品」という。)を販売のために
展示し,又は販売した行為(以下「販売等」という。)が,原告各商標権(被告商品1,25
2,5ないし8につき原告商標権2,被告商品3及び4につき原告商標権1)を侵害
し又は侵害するものとみなされる(商標法25条,37条1号)旨主張するとともに,
原告の商品等表示として周知又は著名な商品等表示と同一又は類似の商品等表示を
使用した商品を譲渡又は譲渡のために展示したものであって不正競争防止法2条1
項1号又は2号の不正競争に該当する旨主張して,被告に対し,民法709条又は不
正競争防止法4条に基づき,選択的に,損害賠償として,108万1490円(商標5
法38条2項又は不正競争防止法5条2項により算定される損害額),108万14
90円(信用毀損等による無形損害額)及び21万6298円(弁護士費用)の合計
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月26日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)12807請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (洗浄剤用泡だて器)
被告株式会社大創産業
補助参加人近畿用品製造株式会社 原告株式会社富士
|
不正競争防止法2条1項3号 特許法100条1項 不正競争防止法5条1項 特許法102条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,①発明の名称を「洗浄剤用泡だて器」とする発明に係る特許権を有して20
いる原告株式会社鳥越樹脂工業(以下「原告鳥越」という。)が,被告に対し,被
告が製造,販売する別紙「被告製品目録」記載(1)の製品(以下「被告製品1」とい
う。)が当該発明の技術的範囲に属するとして,(a)特許法100条1項に基づき,
被告製品1の製造,譲渡等の差止めを,(b)同条2項に基づき,被告製品1の廃棄を,
(c)同法106条に基づき,謝罪広告の掲載を,(d)特許権侵害の不法行為に基づき,25
損害(平成28年6月1日から同年8月6日までの925万9712円)の賠償及
びこれに対する不法行為の後の日である平成29年3月12日(訴状送達日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を請求するとと
もに,②「あわわ」,「awa hour」という製品名の洗浄剤用泡だて器(以
下「原告製品」という。)を開発・製造・販売したと主張する原告鳥越及び原告株
式会社富士(以下「原告富士」という。)が,被告に対し,被告が製造,販売する5
被告製品1及び別紙「被告製品目録」記載(2)の製品(以下「被告製品2」といい,
被告製品1と合わせて「被告製品」ということがある。)は原告製品の形態を模倣
▶判決の詳細
|
著作権
平成30年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)35891
損害賠償請求(著作権等侵害)事件
被告Dacoon株式会社前田真樹
は,iPhone・Androidアプリの開発,ウェブサイトの企
は,上記アップロードにつき,プロバイダ責任制限法4条1項の開示 原告が
写真について著作権及び著作者人格権を有するとの点については
が著作権及び著作者人格権を有するものと認めるのが相当である。
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のウェブサイトにアップロ
ードした画像は原告が著作権及び著作者人格権を有する写真を複製するなどし
て作成したものであるから,同行為により原告の権利が侵害されたことは明ら25
かであると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項の開示関係役務提供者である被告に対し,同項に基づき,被告の保有する発
信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10071一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
|
民法709条 特許法36条4項 民法724条 特許法102条2項
|
特許権 | 62回 | 侵害 | 52回 | 損害賠償 | 24回 | 実施 | 20回 |
|
|
[概要] 1 本件は,その名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防
止装置」とする発明に係る特許権(「本件特許権」又は「本件特許」)を有
する被控訴人が,①原判決別紙物件目録1記載の生海苔異物除去機(本件装
置(WK 型))及び同目録2記載の生海苔異物除去機(本件装置(LS 型))が
本件各発明(本件発明1,3及び4を併せたもの)の技術的範囲に属する,
②同目録4記載の固定リング(本件固定リング)及び同目録5記載の板状部
材又はステンチップ(本件板状部材)は本件旧装置(本件装置(WK 型)と本
件装置(LS 型)を併せたもの)の「生産にのみ用いる物」(特許法(以下
「法」という。)101条1号)に当たる,③同目録3記載の生海苔異物除
去機(本件新装置)は本件発明3の技術的範囲に属する,④同目録6記載の
回転円板(本件回転円板)は本件新装置の「生産にのみ用いる物」(同号)
に当たる,⑤原判決別紙メンテナンス行為目録1~3の各行為(本件各メン
テナンス行為)のうち本件メンテナンス行為1及び2は本件旧装置又は本件
新装置の「生産」(同法2条3項1号)に当たり,本件メンテナンス行為3
はこれらと一体として行われている,などと主張して,控訴人に対し,以下
▶判決の詳細
|
商標権
平成30年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10170審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社クレフ 原告エフイートレード株式会社高瀬亜富
|
商標法3条1項1号 商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条1項6号
|
|
|
[概要] れるか,当裁判所に顕著な事実である。)
▶判決の詳細
|
意匠権
平成30年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10198審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社わがんせ 原告株式会社MTG
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 被告が有する意匠権
被告は,次の意匠(以下「本件意匠」という。)の意匠権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月22日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)6361一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品)
被告日本瓦斯株式会社 原告エヌ・ケイ・ケイ株式会社
|
特許法102条2項 特許法36条6項2号 特許法100条1項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品」とする特許
権を有する原告が,被告が製造,販売する別紙「被告製品目録」記載の製品(以下
「被告製品」といい,各製品を「被告製品1」などという。)中,その灰分含有量
を特定した特定被告製品の製造,販売が原告の特許権を侵害するとして,被告に対
し,①特許法100条1項に基づき,特定被告製品の製造,販売等の差止め,②同15
条2項に基づき,特定被告製品,その半製品及び特定被告製品の製造に供する金型
の廃棄を請求するとともに,③平成25年10月25日から平成28年2月29日
までの特許権侵害の不法行為に基づく損害(上記特許権を原告と共有していた者か
ら譲り受けた被告に対する不法行為に基づく損害賠償請求権に係る損害を含む。)
の一部738万円の賠償及びこれに対する損害賠償請求対象期間の最後の日である20
平成28年2月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成30年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(ネ)10008
独立当事者加事件
控訴人Y 被控訴人株式会社幻戯書房
|
著作権法112条1項 民事訴訟法115条 民事訴訟法338条1項3号 民事訴訟法47条
|
|
|
[概要] 1 確定判決の存在及び再審の訴えの提起等
一件記録によれば,以下の事実が認められる。
(1) 控訴人は,被控訴人を被告として,東京地方裁判所平成25年(ワ)第2
2541号損害賠償等請求事件を提起したが,同裁判所は,平成27年1月22日,
控訴人の請求をいずれも棄却する旨の判決を言い渡した。
▶判決の詳細
|
平成30年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)21107請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告の販売に係る別紙被告商品目録記載の商品(サ
ックス用ストラップ。以下「被告商品」という。)は,原告の販売に係る別紙原告商
品目録記載のサックス用ストラップ(以下「原告商品」という。)の形態を模倣した20
ものであり,被告による被告商品の譲渡(「販売」は,「譲渡」に含まれる。),販
売のための展示及び輸出(以下,これらを併せて「販売等」ということがある。)は,
不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号の不正競争行為(商品形態
模倣行為)に該当すると主張して,同法3条1項に基づき被告商品の販売等の差止め
を,同条2項に基づき同商品の廃棄を,同法4条,5条2項に基づき,平成28年125
1月頃から訴状提出日である平成29年6月23日までの被告商品の販売につき,不
法行為による損害賠償金880万円及び不法行為後の日である平成29年6月23
日(訴状提出日)からの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成30年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)20452請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告B
|
著作権法29条1項 著作権法16条 著作権法18条1項 著作権法112条1項
|
侵害 | 22回 | 損害賠償 | 8回 | ライセンス | 2回 | 差止 | 2回 |
|
|
[概要] 1 請求の概要
本件は,別紙著作物目録記載の映画(以下「本件映画」という。)の共同著作者20
であり,同映画の著作権者であると主張する原告が,本件映画の監督である被告が
本件映画のマスターテープ(以下「本件マスターテープ」という。)を引き渡さず
に行方をくらませた行為は,原告が有していた同マスターテープの所有権を侵害す
る不法行為である,被告が本件映画をインターネット上の動画共有サイト「You
Tube」(以下「本件サイト」という。)にアップロードした行為(以下「本件25
アップロード行為」という,)は,本件映画につき原告が有する著作権(公衆送信
権)を侵害するとともに,原告をプロデューサーとして表示しない点及び劇場用映
画として制作された本件映画をインターネットで公表する点において,本件映画に
つき原告が有する著作者人格権(氏名表示権及び公表権)を侵害する行為であり,
被告が今後本件映画を上映,複製,公衆送信若しくは送信可能化し又はその複製物
を頒布する(以下,これらの行為を総称して「上映等」という。)おそれがあると5
主張して,被告に対し,著作権法112条1項に基づき,本件映画の上映等の差止
めを求めると共に,本件マスターテープの所有権侵害の不法行為による損害賠償請
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)3569請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (ソレノイド)
|
特許法29条2項 特許法100条1項 特許法70条2項 特許法29条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「ソレノイド」とする特許第3611969号に係る特許権
(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願
書に添付した明細書〔特許庁が訂正2016-390104号事件について平成28
年10月25日にした審決(以下「本件訂正審決」という。)による訂正後のもの〕を20
「本件明細書」という。)の共有者の1名である原告が,別紙被告製品目録(原告)
記載の可変容量コンプレッサ容量制御弁(以下「被告製品」という。)は本件明細書の
特許請求の範囲(以下「本件特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1記載
の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属する旨主張して,被告に対し,
特許法100条1項に基づき,被告製品の製造,使用,譲渡,貸渡し,輸出,又は譲25
渡若しくは貸渡しの申出の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,同製品の廃
棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10079一部認容
職務発明対価不足額請求控訴事件
控訴人兼被
X 被控訴人兼控訴人株式会社エンプラス
|
特許法35条
|
実施 | 144回 | 職務発明 | 9回 | 無効 | 5回 | 無効審判 | 4回 |
|
|
[概要] 1 本件は,一審被告の従業員であった一審原告が,本件各特許に関し,一審原
告は,本件各発明の発明者(又は共同発明者の一人)であり,本件各発明に係る特
許を受ける権利(又は特許を受ける権利の一審原告持分)を一審被告に承継させた
として,一審被告に対し,相当の対価合計1億9807万8808円及びこれに対
する平成21年8月8日(請求の日の翌日)から支払済みまで民法所定年5分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成30年3月16日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)29065
損害賠償請求事件
被告A
|
民法724条 著作権法2条1項10号 著作権法23条1項 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告は,株式会社CA(以下「CA」という。)
の著作物である別紙著作物目録記載の映画の著作物(以下「本件著作物」とい
う。)のデータをインターネット上のサーバーにアップロードしてその公衆送
信権を侵害したところ,原告は,CAの被告に対する同侵害行為による損害賠20
償請求権を吸収合併によりCAから承継したと主張して,民法709条及び著
作権法114条3項により,損害賠償金85万0085円及びこれに対する不
法行為の後の日である平成29年10月3日(訴状送達の日の翌日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成30年3月16日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)14733請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社ミラクルコンサルティング
|
不正競争防止法2条1項15号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の提供するコンテンツマネジメントサ
ービスの顧客に対して被告が電話やメールにより営業上の信用を害する虚偽
の事実を告知したことが不正競争防止法2条1項15号に当たると主張して,
同法3条1項に基づき被告の上記行為等の差止めを求めるとともに,同法45
条に基づき3311万4000円の損害賠償金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成30年3月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)6555等請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告P1
太陽工業有限会社
銀座吉田株式会社
株式会社サン・ブリッド
P2
|
民事訴訟法61条
|
商標権 | 18回 | 差止 | 15回 | 侵害 | 13回 | 損害賠償 | 12回 |
|
|
[概要] 本件は,原告が,ゴミ貯溜機に関する別紙営業秘密目録記載の技術情報(以下「本
件技術情報」という。)が不正競争防止法(以下「不競法」という。)上の営業秘
密である旨主張して,P1を除く被告らに対し,同法に基づき,ゴミ貯溜機の製造
販売等の差止め及び廃棄(請求の趣旨1項,2項),P1に対し,同法及び秘密保15
持契約違反に基づき,ゴミ貯溜機に関する本件技術情報の使用開示等の差止め(請
求の趣旨3項),被告ら全部に対し,同法違反の不法行為に基づく損害賠償(請求
の趣旨4項),P1に対し,上記契約違反に基づく約定損害金の支払(請求の趣旨
5項)を求め,また,ゴミ貯溜機の商品表示が周知商品等表示であることを前提と
する不競法に基づき,又は同商品表示の商標権に基づき,被告銀座吉田に対し,そ20
の類似標章の使用差止め(請求の趣旨6項)及び商標権侵害の不法行為に基づき損
害賠償(請求の趣旨7項)を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成30年3月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)11753一部認容
顧客情報の使用差止等請求事件
被告P1
旭電機化成株式会社
|
不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項15号 民法709条 不正競争防止法3条
|
|
|
[概要] 1 請求の要旨
本件は,採尿器具を販売している会社である原告が,原告の元代表取締役である5
被告P1(以下「被告P1」という。)及び被告P1が関与して採尿器具の販売を
始めた被告旭電機化成株式会社(以下「被告旭電機化成」という。)に対し,以下
の請求をする事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10059等控訴棄却
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求控訴事件
被告・反訴原告)(以下,「被控訴人」という。) 控訴人・附帯被
(1審本訴原告・反訴被告)(以下,「
」という。)
・附帯被
補助参加人(以下,「補助参加人」という。) 被控訴人・附帯控訴人(1審本訴被告・反訴原告)(以下,「
」という。)
|
特許法73条2項 特許法65条1項 特許法100条1項 民法709条
|
特許権 | 36回 | 侵害 | 25回 | 損害賠償 | 12回 | 実施 | 8回 |
|
|
[概要] 1(1) 控訴人は,ふぐを仕入れて,皮をはぎ,これをスライスし,刺身として販
売する事業(原告事業)を営んでいた者であり,本件製品1台を本件リース契約1
により取得し,これを業として使用していた。
被控訴人は,本件特許権を補助参加人と共に共有する者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10091控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社FrontierVision被控訴人(一審
)株式会社半田屋商店被控訴人(一審
)株式会社はんだや 控訴人(一審原告)X藤田知美 被控訴人(一審被告)株式会社FrontierVision
(一審被告)株式会社半田屋商店
(一審被告)株式会社はんだや
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,本件特許権を有する控訴人が,イ号製品が本件特許権に係る特許発
明の技術的範囲に属すると主張して,同製品を製造販売している被控訴人フロンテ
ィアビジョン及び被控訴人半田屋に対しては,上記製品の製造販売等の差止め及び
その廃棄を求めるともに,本件特許権侵害を理由とする損害賠償を求め,同製品を
販売している被控訴人はんだやに対しては,上記製品の販売等の差止め及びその廃
棄を求めるともに,本件特許権侵害を理由とする損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成30年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)43757請求棄却
信用棄損行為等差止等請求事件
被告株式会社ローブデコルテ
A 原告株式会社フォクシー
|
不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項15号 不正競争防止法2条1項14号 民法709条
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,(1)被告会社において,原告の顧客に対し,その代表者である
被告Aが原告の元デザイナーであるとか,被告会社の商品が原告の商品と同等で10
ある等の虚偽であり,かつ,品質等の誤認を惹起させる事実を告知・流布して,
原告の顧客をその旨誤信させたことが不正競争防止法2条1項15号ないし1
4号所定の不正競争に該当し,(2)被告会社において,原告の周知ないし著名な
商品等表示である「FOXEY」ないし「フォクシー」との表示を使用して営業活動を
行い,あたかも被告会社が原告の姉妹ブランドであるかのような混同を生じさせ15
たことが同項1号ないし2号所定の不正競争に該当し,(3)仮に,被告会社の上
記(1)ないし(2)の各行為が不正競争に当たらないとしても,これらはいずれも民
法709条所定の不法行為に該当し,(4)被告Aは,被告会社の上記各行為につ
いて,同社の代表取締役として会社法429条に基づく責任を負うほか,一般不
法行為上の責任も負う旨主張して,被告会社に対し,①不正競争防止法3条1項,20
2条1項15号,14号に基づき,自ら又は第三者をして,別紙「告知された虚
偽事実目録」(以下「別紙告知事実目録」という。)及び別紙「被告A略歴目録」
(以下「別紙略歴目録」という。)記載の各事実(ただし別紙略歴目録の下線部分
▶判決の詳細
|
意匠権
平成30年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10188審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告株式会社FIELD松島理
|
意匠法3条2項 意匠法2条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年11月5日,意匠に係る物品を「アクセサリーケース型
カメラ」とする別紙1意匠公報写しの図面記載の形態の意匠(以下「本願意匠」と
いう。)の出願(意願2015-24653号)をし,平成28年10月13日
(発送日),拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成28年12月26日,上記拒絶査定について不服審判を請求し,
特許庁はこれを不服2016-19358号事件として審理した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10041等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱間プレス部材)
|
特許法29条1項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 甲事件被告・乙事件原告(以下「被告」という。)は,平成23年7月13
日,発明の名称を「熱間プレス部材」とする特許出願(平成22年9月29日(優
先権主張:平成21年10月28日及び平成22年4月28日,日本国)に出願し
た特願2010-218094号の分割出願)をし,平成25年8月30日,設定
の登録(特許第5348431号)を受けた(請求項の数6。甲24。以下,この
特許を「本件特許」という。)。
⑵ 甲事件原告・乙事件被告(以下「原告」という。)は,平成25年12月1
2日,本件特許のうち請求項1ないし5に係る発明について特許無効審判請求をし,
無効2013-800226号事件として係属した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10040審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱間プレス部材およびその製造方法)
被告JFEスチール株式会社奥井正樹 原告新日鐵住金株式会社橋口尚幸
|
特許法29条1項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成22年9月29日,発明の名称を「熱間プレス部材およびその
製造方法」とする特許出願をし,平成23年10月28日,設定の登録(特許第4
849186号。優先日:平成21年10月28日及び平成22年4月28日,日
本国)を受けた(請求項の数11。甲27。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成25年12月12日,本件特許のうち請求項1ないし3及び5
ないし11に係る発明について特許無効審判請求をし,無効2013-80022
5号事件として係属した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気泡シールド工法で発生する建設排泥の処理方法)
被告栗田工業株式会社片岡誠 原告テクニカ合同株式会社菅尋史
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性判断(相違点の認定,相違点の容易想到性の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月12日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)7604一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (下肢用衣料)
被告株式会社タカギ
株式会社名古屋タカギ 原告トラタニ株式会社
|
特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法73条2項 特許法29条2項
|
特許権 | 57回 | 侵害 | 53回 | 実施 | 47回 | 損害賠償 | 23回 |
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「下肢用衣料」とする特許権を有する原告が,被告らが製
造販売するなどした別紙被告製品目録記載の各製品が当該発明の技術的範囲に属す
ると主張して,被告らに対し,当該特許権に基づいて,当該製品の製造販売等の差
止め及び当該製品の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠
償請求として,被告株式会社タカギに対し損害金1億2350万2610円及び別
紙遅延損害金起算日一覧表1「元金額」欄記載の各金員に対する不法行為又は不法
行為後の日である同別紙「起算日」欄記載の各日から各支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を,被告株式会社名古屋タカギに対し損害金3
002万3136円及び別紙遅延損害金起算日一覧表2「元金額」欄記載の各金員
に対する不法行為又は不法行為後の日である同別紙「起算日」欄記載の各日から各
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10213審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官高橋克 原告ワトロウエレクトリックマニュ
|
特許法50条 特許法157条2項4号 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,「温度センサ・アセンブリ及びその製造方法」なる名称の発明につ
いて,平成20年6月6日を国際出願日とする特許出願(特願2010-51
3323号。パリ条約による優先権主張平成19年6月22日,米国。以下「本
願」という。)をし,平成23年8月9日付け,平成24年9月4日付け及び
平成25年10月25日付けの各拒絶理由通知に対し,それぞれ,平成23年
11月14日付け,平成25年3月7日付け及び平成26年4月30日付けの
手続補正書をもって特許請求の範囲の補正をしたが,平成26年10月31日
付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成27年3月5日,拒絶査定不服審判を請求し(不服2015-
4409号),同年4月16日付けで手続補正書(方式)を提出した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月8日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)35189請求棄却
民事訴訟 特許権 (モータ)
被告株式会社ミツバ田中浩之 原告アスモ株式会社
|
特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法79条 特許法29条の2
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「モータ」とする特許権を有する原告が,被告に対し,5
被告による被告製品の製造等の行為が特許権侵害に当たると主張して,特許法1
00条1項及び2項に基づく被告製品の製造等の差止め及び廃棄を求める事案
である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10137審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告特許庁長官長屋陽二郎 原告株式会社MTG弘泰
|
|
実施 | 42回 | 審決 | 14回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 進歩性 | 1回 |
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の判断の当否である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成30年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10169審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社ローソン宮城和浩 原告株式会社ファインフードネットワーク
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項16号 商標法27条1項 商標法3条1項
|
|
|
[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する一部不成立審決の取消訴訟である。争点
は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ネ)10070控訴棄却
特許権に基づく製造販売禁止等請求控訴事件 (分断部分を有するセルフラミネート回転ケーブルマーカーラベル)
被告)ヘラマンタイトン株式会社宇津呂修 控訴人(一審原告)パンドウイット・コーポレーション菅礼子 被控訴人(一審被告)ヘラマンタイトン株式会社宇津呂修
|
特許法100条1項 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「分断部分を有するセルフラミネート回転ケーブルマーカ
ーラベル」とする本件特許権(第5377629号)を有する控訴人が,被告製品
は,本件発明1及び26の各技術的範囲に属するから,被控訴人による被告製品の
譲渡等は,いずれも本件特許権を侵害する行為であると主張して,被控訴人に対し,
①特許法100条1項に基づき被告製品の譲渡等の差止めを求め,②同条2項に基
づき被告製品の廃棄を求めるとともに,③特許権侵害の不法行為による損害賠償請
求(損害賠償の対象期間は,平成25年10月4日から平成28年3月9日までで
ある。)として,損害賠償金510万円及びこれに対する不法行為後の日である平成
28年3月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10090審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用軟質容器及びそれを用いた栄養供給システム)
被告株式会社ジェイ・エム・エス白波瀬文吾 原告ニプロ株式会社速見禎祥
|
特許法17条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成25年12月2日,発明の名称を「医療用軟質容器及びそれを
用いた栄養供給システム」とする特許出願(優先権主張:平成21年5月18日(日
本国),同年9月14日(日本国))をし(以下「本件出願」という。),平成2
5年12月2日,願書に添付した明細書及び特許請求の範囲の補正をし(以下「本
件補正」という。),平成27年6月26日,設定の登録(特許第5765408
号)を受けた(請求項の数6。以下,この特許を「本件特許」という。甲16,1
7の1,36)。
⑵ 原告は,平成28年8月24日,本件特許のうち請求項1及び3ないし6に
係る部分について特許無効審判請求をし,無効2016-800108号事件とし
て係属した(甲37)。
⑶ 特許庁は,平成29年3月29日,本件審判の請求は成り立たない旨の別紙
審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年
4月7日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年4月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
|
特許権
平成30年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成29(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用軟質容器及びそれを用いた栄養供給システム)
被告株式会社ジェイ・エム・エス白波瀬文吾 原告ニプロ株式会社速見禎祥
|
特許法17条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成22年5月17日,発明の名称を「医療用軟質容器及びそれを
用いた栄養供給システム」とする特許出願(優先権主張:平成21年5月18日(日
本国),同年9月14日(日本国))をし(以下「本件出願」という。),平成2
5年12月2日,願書に添付した明細書及び特許請求の範囲の補正をし(以下「本
件補正」という。),平成26年12月12日,設定の登録(特許第566133
1号)を受けた(請求項の数13。以下,この特許を「本件特許」という。甲16,
17の1,35)。
⑵ 原告は,平成28年8月24日,本件特許のうち請求項1,3,5ないし7
及び11ないし13に係る部分について特許無効審判請求をし,無効2016-8
00107号事件として係属した(甲36)。
⑶ 特許庁は,平成29年3月29日,本件審判の請求は成り立たない旨の別紙
審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年
4月7日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年4月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
|