権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成28年7月20日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10013控訴棄却
商標権侵害損害賠償請求控訴事件
被告)日本ビューティーボディメイク協会ことY 控訴人(一審原告)一般社団法人日本ボディジュエリスト協会 被控訴人(一審被告)日本ビューティーボディメイク協会ことY
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商標法37条1号 民法709条 商標法4条1項10号 商標法38条3項
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」という。)を有する
控訴人が,被控訴人が,①本件商標権に係る商標(以下「本件商標」という。)に
類似する別紙被控訴人標章目録記載の標章(以下「被控訴人標章」という。)を付
した有料の資格認定講座を開催し,被控訴人標章を付した資格を認定した行為,②
前記講座のウェブ上での宣伝に際し,被控訴人標章を付した画像を提供した行為は,
商標法37条1号,2条3項3号,同8号に該当し,控訴人の本件商標権を侵害す
るとして,被控訴人に対し,民法709条,商標法38条3項に基づき,34万8
000円の損害賠償金及びこれに対する不法行為後である平成27年5月23日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年7月20日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10012控訴棄却
商標権侵害損害賠償請求控訴事件
被告)GreenGablesことY 控訴人(一審原告)一般社団法人日本ボディジュエリスト協会 被控訴人(一審被告)GreenGablesことY
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商標法37条1号 民法709条 商標法38条3項
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」という。)を有する
控訴人が,被控訴人が,①本件商標権に係る商標(以下「本件商標」という。)に
類似する別紙被控訴人標章目録記載の標章(以下「被控訴人標章」という。)を付
した有料の資格認定講座を開催し,被控訴人標章を付した資格を認定した行為,②
前記講座のウェブ上での宣伝に際し,被控訴人標章を付した画像を提供した行為は,
商標法37条1号,2条3項3号,同8号に該当し,控訴人の本件商標権を侵害す
るとして,被控訴人に対し,民法709条,商標法38条3項に基づき,8万10
00円の損害賠償金及びこれに対する不法行為後である平成27年5月27日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年7月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10128請求棄却
損害賠償請求控訴事件,損害賠償請求反訴控訴事件
控訴人・被
(本訴原告・反訴被告)
・被
(本訴被告・反訴原告)
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民法709条
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[概要] 本件の本訴は,原告が,原告の製品である本件製品には欠陥がないにもかかわら
ず,被告が同製品には欠陥があるなどとして苦情を申し立てるとともに,本件製品
の販売店に対して本件製品及び原告自身について虚偽の内容を記載した書面を配布
することにより,原告の名誉・信用を毀損し業務を妨害したことが,①主位的には
不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項14号(平成27年法律第54
号による改正前のもの。以下同じ。)所定の不正競争に該当する旨主張して,被告に
対し,同法3条1項に基づき「本件製品には欠陥がある」又は「原告は無責任な会
社である」旨の表現を行うことの差止め,同法14条に基づき,営業上の信用ない
し名誉の回復措置として上記販売店への謝罪文の送付,並びに不競法4条に基づき,
損害賠償金1760万円(慰謝料1600万円,弁護士費用160万円,売上げ喪
失等による損害950万5000円の合計2710万5000円の一部請求)及び
これに対する不正競争行為後の日である平成25年8月1日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,②予備的には民法上の不法行
為に該当する旨主張して,被告に対し,同法723条に基づき,営業上の信用ない
し名誉の回復措置として上記販売店への謝罪文の送付,並びに同法709条に基づ
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特許権
平成28年7月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10185審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (複数の指示部位で操作可能なタッチパネルシステム)
被告アップルインコーポレイテッド
AppleJapan合同会社インターナショナル 原告株式会社シロク安國忠彦
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特許法134条の2 特許法131条の2
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[概要] 本件は,特許無効審決に対する取消訴訟である。争点は,①訂正請求書の補正(特
許法134条の2第9項で準用する同法131条の2第1項)の可否,②訂正請求
(特許法134条2第1項ただし書)の適否,③新規性・進歩性判断(特許法29
条)の誤りの有無及び④先願発明との同一性(特許法29条の2)の有無である。
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特許権
平成28年7月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)13284請求棄却
原因判決脱漏裁判請求事件
被告国 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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民事訴訟法258条
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[概要] 1 原告の主張
原告が有していた特許第2640694号の特許につき,特許庁が平成13年7
月4日付けでした異議の決定(平成10年異議第70682号事件にかかる決定)
について,原告が,その取消しを求めた特許取消決定取消請求事件(東京高等裁判
所平成13年(行ケ)第369号事件。以下「本件取消請求訴訟」という。)にお
いて,同裁判所が,平成15年4月9日にした判決(以下「本件判決」という。)
は,判断を脱漏した違法があり,平成5年法律第26号による改正前の特許法(以
下「旧法」という。)41条の法判断の誤りがあること,本件判決を言い渡した裁
判官ら(以下「本件裁判官ら」という。)は,本件判決をなすに当たり,特許庁
(審判官)と結託し,また,本件取消請求訴訟における被告補助参加人住友石炭鉱
業株式会社の利益一辺倒の不当な目的をもっていたことなど,裁判官に付与された
権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したものであり違法であるなどとして,国
家賠償法(以下「国賠法」という。)1条1項に基づき,損害賠償金40万円及び
これに対する訴状送達日の翌日である平成28年5月13日から支払済みまでの民
法所定年5分の割合の遅延損害金の支払を求める。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)31158請求棄却
損害賠償請求事件 (電圧モードの高精度電池充電器)
被告日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 原告オーツ―マイクロインコーポレーテッド
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特許法34条4項 特許法101条1号 特許法102条3項 特許法29条1項3号
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侵害 | 28回 | 進歩性 | 23回 | 新規性 | 22回 | 無効 | 22回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「電圧モードの高精度電池充電器」とする特許(第3
893128号)を有すると主張する原告が,被告の輸入・販売等する別紙被
告製品目録記載の各製品が,上記特許の特許請求の範囲請求項1記載にかかる
発明の技術的範囲に属するか,又は,同発明の侵害品の「生産にのみ用いる物」
に当たると主張して,被告に対し,特許権侵害の不法行為により,特許法10
2条3項に基づく損害賠償金1億円及びこれに対する不法行為の後の日である
平成25年12月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)21436
特許権侵害差止請求事件 (治療用マーカー)
被告株式会社東京オリジナル・カラー・シール・センター 原告株式会社中部メディカル
合資会社ヤスイペイント工芸所
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特許法29条2項 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「治療用マーカー」とする特許権(第3609289
号。以下「本件特許権」又は「本件特許」という。)を有する原告らが,被告
の製造・販売等する別紙物件目録記載の各製品が,上記特許の特許請求の範囲
請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属すると主
張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,上記各製品の製
造,譲渡等の差止め及び廃棄を求める事案である。
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特許権
平成28年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(行ウ)627請求棄却
手続却下処分取消等請求事件
被告国 原告サムスンエレクトロニクス
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特許法184条の4 特許法8条 特許法184条の3 特許法184条の5
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」
(以下「特許協力条約」という。)に基づいて行った国際特許出願について,
国内書面提出期間内に明細書及び請求の範囲の翻訳文(以下「明細書等翻訳文」
という。)を提出しなかったため,特許法184条の4第3項により国際特許
出願が取り下げられたものとみなされた原告が,特許庁長官に対し,国内書面
提出期間内に明細書等翻訳文を提出できなかったことについて「正当な理由」
があるとして,同条4項により明細書等翻訳文を提出するとともに(以下「本
件翻訳文提出手続」という。),特許法184条の5第1項に規定する国内書
面を提出したところ(以下「本件国内書面提出手続」といい,本件翻訳文提出
手続と併せて「本件各手続」という。),特許庁長官が,平成26年3月27
日付けで,本件各手続についていずれも却下する処分(以下「本件各却下処分」
と総称する。)をしたため,本件各却下処分の各取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)14508
発信者情報開示請求事件
被告株式会社朝日ネット 原告株式会社ポニーキャニオン・クリエイティヴ株式会社
エイベックス・ミュージック
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著作権法96条の2
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[概要] 本件は,レコード会社である原告らが,一般利用者に対してインターネット
接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,氏名不詳者が原告らのレコー
ドに収録された楽曲を複製した音楽ファイルを被告の提供するインターネット
接続サービスを利用して自動公衆送信し得るようにした行為が原告らの送信可
能化権の侵害に当たると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい
う。)4条1項に基づき,被告が保有する上記送信可能化権侵害に係る発信者
情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (白色ポリエステルフィルム)
被告東レ株式会社 原告帝人株式会社
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法134条の2
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審決 | 180回 | 実施 | 107回 | 進歩性 | 38回 | 無効 | 33回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成8年9月27日,発明の名称を「白色ポリエステルフィルム」
とする発明について特許出願(特願平8-255935号。以下「本件出願」
という。)をし,平成16年9月10日,特許第3593817号(請求項
の数6。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた。
原告は,平成24年10月26日,本件特許を無効とすることを求めて無
効審判請求をした。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)33398請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告クラシエホームプロダクツ株式会社 原告株式会社グライド・エンタープライズ
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条4項 不正競争防止法5条1項
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[概要] 本件は,原告が,①原告の販売する別紙原告商品目録記載のフェイスマスク
(以下「原告商品」という。)の形態が原告の商品等表示として需要者の間に
広く認識される状態に至っていたところ,被告が販売を開始した別紙被告商品
目録記載のフェイスマスク(以下「被告商品」という。)の形態は原告商品の
形態と類似し,原告商品と混同を生じさせるから,被告による被告商品の販売
が,不正競争防止法2条1項1号の不正競争行為に当たる旨,②被告商品は,
原告商品の形態を模倣したものであるから,被告による被告商品の販売が,同
条1項3号の不正競争行為に当たる旨主張して,被告に対し,同法3条1項及
び2項に基づき,被告商品の製造・販売・販売のための展示の各差止め並びに
被告商品の廃棄を求める(前記第1の1,2)と共に,同法4条に基づき,損
害賠償金1329万5000円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記第
1の3)事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28598請求棄却
著作権侵害等損害賠償請求事件
被告豊橋信用金庫 原告有限会社ADEL
A
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著作権法65条2項 著作権法114条3項 著作権法65条3項 著作権法2条1項12号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告から被告主催のクラシックコンサートの企画・制作等を受託し
ていた原告会社(下記(1)ないし(3))ないし同社の代表取締役である原告A
(下記(4))が,被告に対し,次の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年7月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10559一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告P2 原告P1
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著作権法112条2項 著作権法27条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,日本画家である原告が,同人の撮影した舞妓の写真を利用して日本画を
制作し,その日本画を展覧会に出展した日本画家である被告に対し,著作権(翻案
権,展示権)及び著作者人格権(同一性保持権,公表権)侵害を理由として侵害行
為の差止等(翻案権及び同一性保持権に基づく写真の翻案の差止請求,展示権及び
公表権に基づく絵画の展示,譲渡の差止請求及び廃棄請求)を求めるとともに,不
法行為に基づく損害賠償として合計1980万円(著作権侵害を理由とする損害1
500万円,著作者人格権侵害を理由とする損害300万円,弁護士費用相当の損
害180万円)及びこれに対する不法行為の後の日である平成26年4月9日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10164審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (電気コネクタ組立体)
被告日本圧着端子製造株式会社 原告ヒロセ電機株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年4月9日,発明の名称を「電気コネクタ組立体」とする
特許出願(特願2013-81080号。優先権主張:平成21年4月16日。日
本国。以下「本件出願」という。)をし,平成25年9月13日,設定の登録(特
許第5362136号)を受けた(請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」
という。)。本件出願は,平成22年1月21日に出願した特願2010-112
25号を分割出願した特願2012-43761号の分割出願である(甲10)。
(2) 被告は,平成26年1月22日,本件特許の請求項1に係る発明について特
許無効審判を請求し,無効2014-800014号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10186審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アンカーピン)
被告特許庁長官小野忠悦 原告X河野生吾
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成23年4月15日,発明の名称を「アンカーピン」とする特許
出願(特願2011-91376号。以下「本願」という。甲5)をしたが,平成
25年12月6日付けで拒絶査定(甲6)を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年3月10日,これに対する不服の審判を請求す
るとともに(甲7),同日付け手続補正書(甲8)により特許請求の範囲及び明細書
を補正した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10045控訴棄却
請求原因脱漏裁判請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人(一審被告)国
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,控訴人が有していた特許第2640694号の特許につき特許庁が
平成13年7月4日付でした異議の決定(本件決定)が違法であり,これに関する
東京地裁平成16年(ワ)第19959号損害賠償請求事件の平成16年12月1
0日判決(別件判決)にも違法があるとして,控訴人が,被控訴人に対し,損害賠
償金30万円及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10006控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件
控訴人株式会社シロク安國忠彦 被控訴人AppleJapan合同会社インターナショナル
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特許法134条の2 特許法131条の2
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,被控訴人が,控訴人に対し,被控訴人による被控訴人製品(iPhone,iP
ad,iPodなど10製品)の生産・譲渡等が,控訴人が有する本件件特許権(特許第
3867226号,発明の名称:「複数の指示部位で操作可能なタッチパネルシステ
ム」)又は控訴人が有していたその共有持分権を侵害しないとして,被控訴人製品の
生産・譲渡等を理由とする控訴人の被控訴人に対する不法行為に基づく損害賠償請
求権が存在しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10001控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (道路橋道路幅員拡張用地覆ユニット及び道路橋道路幅員拡張用地覆ユニット設置方法)
控訴人・被
株式会社シラヤマ 被控訴人・控訴人株式会社ダイクレ
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特許法100条1項 意匠法24条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「道路橋道路幅員拡張用地覆ユニット及び道路橋道路幅員
拡張用地覆ユニット設置方法」とする本件特許権,及び意匠に係る物品を「道路橋
道路幅員拡張用張出し材」(以下「本件物品」という。)とする本件意匠権を有する
原告が,被告による被告製品の製造,譲渡等は原告の本件特許権及び本件意匠権を
侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条1項,2項,意匠法37条1項,
2項に基づいて,被告製品3の譲渡等の差止め及び廃棄等を求めるとともに,不法
行為に基づいて,損害賠償金1720万6051円及びこれに対する訴状送達の日
の翌日(平成26年1月31日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19418請求棄却
特許権侵害禁止等請求事件 (累進多焦点レンズ及び眼鏡レンズ)
被告株式会社ニコン・エシロール 原告イーエイチエスレンズフィリピンインク
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特許法127条 特許法29条2項 特許法134条の2 特許法29条1項3号
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無効 | 153回 | 実施 | 96回 | 進歩性 | 95回 | 新規性 | 47回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「累進多焦点レンズ及び眼鏡レンズ」とする特許権(第
3852116号)を有する原告が,被告の製造・販売する別紙物件目録記載
の各製品(以下まとめて「被告各製品」という。)が,上記特許の請求項3,
7及び8の各発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,民法709
条及び特許法102条2項(予備的に同条3項)に基づく損害賠償金2億31
00万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成25年8月15日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めるとともに,特許法100条1項に基づき,被告各製品の製造・
販売の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年7月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)2468一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (パン切断装置)
被告株式会社タイキ 原告冨士島工機株式会社
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著作権法114条3項 著作権法114条1項 著作権法114条2項 著作権法112条
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実施 | 51回 | 侵害 | 38回 | 特許権 | 16回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 1 請求の要旨
原告は,被告に対し,下記の請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)12480請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告株式会社ニチモウワンマン
Y
ニチモウ株式会社
西部機販愛知有限会社 原告フルタ電機株式会社
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民法724条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防
止装置」とする発明についての特許権を有する原告が,被告らに対し,次の各
請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12480請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告株式会社ニチモウワンマン
Y
ニチモウ株式会社
西部機販愛知有限会社 原告フルタ電機株式会社
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民法724条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防
止装置」とする発明についての特許権を有する原告が,被告らに対し,次の各
請求をする事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)20338請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社国際空手道連盟極真会館 原告A
有限会社マス大山エンタープライズ
ら
ら訴訟復代理人弁護士寺田伸子
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商標法38条2項 商標法4条1項7号 商標法36条1項 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告らが,被告において,原告らそれぞれの有する商標権に係る登
録商標と類似した被告各標章をウェブサイトに付し,被告各標章を付した道着
等の商品を販売し,当該道着をもって空手の教授を行うなどしており,これら
の被告の行為が原告らそれぞれの商標権を侵害する旨主張して,①原告Aが,
被告に対し,商標法36条1項に基づき,被告標章1-1ないし3-3の使用
等の差止めを,②原告会社が,被告に対し,商標法36条1項に基づき,被告
標章4ないし6の使用等の差止めを,③原告Aが,被告に対し,不法行為によ
る損害賠償請求権に基づき,損害賠償金2160万円及びこれに対する平成
27年7月31日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を,④原告会社が,被告に対し,不法行為
による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金405万円及びこれに対する
同日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
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不正競争
平成28年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)22423請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社マイクロウエア
東阪電子機器株式会社 原告株式会社UCHIOWILL
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法7条 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 事案の要旨
原告は,被告マイクロウエアに対し,平成22年4月12日付け開発請負基
本契約(以下「本件基本契約」という。)に基づき,印章自動製作販売装置の
開発・製造等を依頼し,同被告は,被告東阪電子機器に対し,同装置のハード
ウェア部分の開発・製造等を依頼した。これを受けて,被告らは,印章自動製
作販売装置「SABBシリーズ」(以下「原告製品」という。)を開発し,原
告に納入した。その後,被告らは,別紙物件目録記載1の印章自動製作販売装
置(以下「被告製品」という。)を開発,製造し,販売している(なお,原告
は,被告マイクロウエアが同目録記載2及び3の部分の開発,製造をしている
旨主張するものと解される。)。
本件は,原告が,①被告らによる被告製品の開発,製造及び販売等は,債務
不履行(本件基本契約に基づき原告が有する独占的製造販売権の侵害等)及び
不法行為(自由競争原理を逸脱するような態様による原告の営業活動上の利益
の侵害)に該当する旨,②被告らは,上記開発・製造の際に,原告保有の営業
秘密を不当に使用・開示し,これは不正競争防止法2条1項7号ないし9号に
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特許権
平成28年6月30日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11244請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社G.Eプランニング
田井精機株式会社
P1
P2 原告日東精工株式会社
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民法709条 特許法134条の2 特許法100条1項 民法644条
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無効 | 23回 | 特許権 | 20回 | 進歩性 | 15回 | 侵害 | 11回 |
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[概要] 本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告G.Eプランニング及び被告田井
精機株式会社に対し,同被告らの製造又は販売する別紙イ号物件目録記載の製品(以
下「イ号物件」という。)は本件特許権の特許発明の技術的範囲に属すると主張し
て,特許法100条1項に基づき同製品の製造,販売等の差止め,同条2項に基づ
き同製品の廃棄を求めるほか,本件特許権侵害の不法行為に基づき損害賠償を求め
るとともに,その余の被告らについては,被告P1に対しては任務懈怠につき重過
失があるとして会社法429条1項又は不法行為に基づき,被告P2に対しては任
務懈怠につき重過失があるとして同項の類推又は不法行為に基づき,それぞれ損害
賠償を求めた事案である(損害賠償請求は被告ら4名の共同不法行為として連帯請
求)。
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著作権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10019控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社復刊ドットコム
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著作権法19条 著作権法19条3項 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,原判決別紙イラスト目録記載のイラスト(本件イラスト)
の著作者であるところ,被控訴人による原判決別紙書籍目録記載の書籍(本件書籍)
の複製等は,控訴人の有する本件イラストに係る著作権(複製権)及び著作者人格
権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人に対し,①著作権法
112条1項に基づき,本件書籍の複製等の差止め,②同条2項に基づき,本件書
籍及びその印刷用原版の廃棄,③著作権及び著作者人格権侵害の不法行為による損
害賠償請求権に基づき,損害金737万円(印税相当額の損害570万円,慰謝料
100万円及び弁護士費用67万円の合計額)及びこれに対する不法行為の後の日
である平成27年6月11日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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商標権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告一般社団法人上方舞吉村流 原告X
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商標法4条1項8号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告代表者であるA(以下「A」という。)は,平成26年4月16日,
「吉村流」の文字を標準文字で表して成る商標(以下「本件商標」という。)につ
いて,指定役務を第41類「日本舞踊の教授その他の技芸又は知識の教授,日本舞
踊の興行の企画又は運営その他の映画・演芸・演劇又は音楽の演奏の興行の企画又
は運営,日本舞踏に関する図書及び記録の供覧,日本舞踊の演出又は上演その他の
演芸の上演,日本舞踊に関するビデオの制作その他の教育・文化・娯楽・スポーツ
用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),日本舞踏に関する楽
器の貸与その他の楽器の貸与,日本舞踊のための施設の提供その他の映画・演芸・
演劇・音楽又は教育研修のための施設の提供,日本舞踏に関する興行場の座席の手
配その他の興行場の座席の手配」として,商標登録出願をした(商願2014-2
9491号)。
その後,出願人名義がAから被告に変更され,被告は,同年11月21日,本件
商標の設定登録を受けた(商標登録第5719295号。甲1,乙36)。
(2) 原告は,平成27年4月16日,本件商標の商標登録を無効にすることを求
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特許権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10017控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (Web-POS方式)
控訴人AdaZERO株式会社篠原芳宏 被控訴人アスクル株式会社奥山健志
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許第5097246
号に係る本件特許権を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人がインターネッ
ト上で運営する電子商取引サイト(本件ECサイト)を管理するために使用してい
る制御方法が,本件特許の特許請求の範囲の請求項1記載の発明(本件発明)の技
術的範囲に属し,本件特許権を侵害すると主張して,不法行為による損害賠償請求
権に基づき,4億円及びこれに対する不法行為の後の日である平成27年1月8日
(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
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特許権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10007控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (振動機能付き椅子)
控訴人コンビ株式会社山口健司 被控訴人アップリカ・チルドレンズ
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特許法100条1項 特許法36条4項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「振動機能付き椅子」とする発明に係る特許権(本件
特許権)を有する控訴人が,原判決別紙被告製品目録記載の各製品(各被告製品)
は,特許請求の範囲の請求項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属するから,
被控訴人が各被告製品を輸入,販売等をする行為は,本件特許権を侵害する行為で
あると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,各被告
製品の輸入,販売等の差止め及び同製品の廃棄を求めるとともに,不法行為に基づ
く損害賠償として1億4000万円及びこれに対する不法行為の後である平成26
年9月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
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著作権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10042控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社テレビマンユニオン林千春 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社テレビマンユニオン林千春
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著作権法20条 著作権法2条1項15号 著作権法27条 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,控訴人が,被控訴人が控訴人の著作物である原告各小説を無断で翻案な
いし複製して被告各番組を制作して,控訴人が有する著作権(翻案権,複製権)及
び著作者人格権(同一性保持権,氏名表示権)を侵害したと主張して,被控訴人に
対し,著作権法112条1項に基づき,被告各番組の公衆送信及び被告各番組を収
録したDVDの複製,頒布の差止めを求めるとともに,民法709条に基づく損害
賠償金3200万円及びこれに対する平成25年6月26日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案で
ある。
原審は,控訴人の請求のうち,被告番組1-3-1,被告番組2-5-6,被告
番組3-4-6,被告番組4侵害認定表現部分及び被告番組5侵害認定表現部分が,
それぞれ,控訴人の保有する原告各小説に係る著作権(複製権,翻案権)を侵害す
ると認めて,被告各番組の公衆送信の差止め,同番組を収録したDVDの複製又は
頒布の差止め,及び,30万8659円の損害賠償金(遅延損害金を含む。)の支払
について認容し,その余の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(行コ)10004控訴棄却
異議申立却下決定取消請求控訴事件
控訴人アンスティチュー
ユニベルシテパリ 被控訴人国
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特許法184条の4 特許法184条の3
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人らが,被控訴人に対し,本件国際出願に関する本件国内書面及び
本件翻訳文提出書に係る各手続を特許庁長官が却下した本件却下処分に対してされ
た本件異議申立てを特許庁長官が平成26年10月2日に却下した本件決定の取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10005控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構被控訴人(一審
)株式会社小学館山本博毅 控訴人(一審原告)X貞松宏輔 被控訴人(一審被告)国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
(一審被告)株式会社小学館山本博毅
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著作権法2条1項15号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,本件イラストの著作権を有すると主張する控訴人が,①被控訴人J
AXAが本件イラストのサイズを変更して展示用パネルを制作し,展示した行為,
②被控訴人JAXAが本件イラストを被控訴人JAXAのウェブサイトに掲載した
行為,③被控訴人JAXAが本件イラストの複製物を被控訴人小学館に交付し,被
控訴人小学館が,同複製物を用いて本件イラストの掲載された被控訴人各書籍を出
版した行為が,それぞれ,控訴人の著作権(前記①の行為につき複製権,翻案権,
前記②の行為につき公衆送信権,前記③の行為につき複製権,翻案権,譲渡権)及
び著作者人格権(前記①~③の行為につき氏名表示権,同一性保持権)を侵害する
と主張して(なお,控訴人は,前記③の行為は,被告らの共同不法行為に当たると
主張している。),(1)著作権法112条1項に基づき,被控訴人らに対して本
件イラストの複製又は翻案の差止めを求め(前記第1の2),被控訴人JAXAに
対して本件イラストの自動公衆送信の差止めを求め(前記第1の4),被控訴人小
学館に対して被控訴人各書籍の複製,頒布の差止めを求め(前記第1の5),(2)
同条2項に基づき,被控訴人JAXAに対して前記展示用パネル,本件イラストが
描かれたポジフィルム,その他印刷用フィルム等及び本件イラストの電子データが
▶判決の詳細
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著作権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所 千葉地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10025控訴棄却
売掛金請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社ヤカ
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[概要] 1 本件は,原判決別紙写真目録記載④,⑤,⑦ないし⑭,⑰ないし㉕,㉗,
㉚,㉜,㉞及び㊱ないし㊳の各写真データである本件写真データにつき控訴
人が著作権を有するにもかかわらず,被控訴人が本件写真データを使用して
作成したチラシをメガネサロントミナガのホームページである本件ホームペ
ージに掲載した行為は控訴人の著作権(複製権)を侵害する旨主張して,控
訴人が,被控訴人に対し,著作権侵害の不法行為による損害賠償及びこれに
対する不法行為の日より後の日である平成27年3月20日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10028控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (図書保管管理装置)
控訴人日本ファイリング株式会社 被控訴人株式会社岡村製作所
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特許法104条の3 特許法29条2項
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無効 | 20回 | 特許権 | 17回 | 進歩性 | 13回 | 審決 | 13回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (図書保管管理装置)
被告株式会社岡村製作所 原告日本ファイリング株式会社
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特許法29条2項 特許法134条の3 特許法181条2項
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審決 | 102回 | 実施 | 16回 | 無効 | 13回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成6年4月20日,発明の名称を「図書保管管理装置」とする
発明について特許出願(特願平6-81398号。以下「本件出願」という。)
をし,平成10年11月13日,特許第2851237号(請求項の数7。
以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた。
被告は,平成23年1月19日,本件特許のうち特許請求の範囲の請求項
1,2及び7に係る発明についての特許を無効とすることを求めて無効審判
請求(無効2011-800009号。以下「本件無効審判請求事件」とい
う。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10003請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告X1
X2
ら
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,別紙商標目録記載の構成からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)について,指定商品を第31類「いちご」として商標登録(登録出願
日・平成21年11月24日,登録査定日・平成25年10月9日,登録日・
同年12月6日。登録第5634509号。)を受けた商標権者(各人の持分
は2分の1)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年6月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)34654等一部認容
損害賠償請求事件
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商標法38条2項 民事訴訟法142条 民法173条1号 民法295条
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損害賠償 | 30回 | 商標権 | 15回 | 侵害 | 11回 | 差止 | 3回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は商品名を「エスプリンセス」,「esprincess」とするシャ
ンプー等の商品に関する訴訟であり,ブリリアント社がローランド社に対し商
品の製造を委託してその製造代金を支払う旨の契約(以下「本件製造契約」と
いう。)を締結し,ローランド社が製造した商品をブリリアント社が販売して
いたが,その後,ローランド社が商品の販売を代行してその販売代金をブリリ
アント社に支払う旨の契約(以下「本件代行契約」という。)が締結され,さ
らに,本件代行契約が解除されるに至った。また,ブリリアント社は「エスプ
リンセス」の文字等から成る商標につき商標権(以下「本件商標権」といい,
その登録商標を「本件商標」という。)を有するところ,ローランド社は本件
代行契約の解除後も「esprincess」の文字を含む標章を付したシャ
ンプー等の商品を販売した。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所 水戸地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10026一部認容
売掛金請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
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著作権法114条3項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①被控訴人が,控訴人の著作物である
写真48点(ただし,別紙において「原告撮影」と特定された写真50点の元
となる各写真を指す。かき氷の写真3点はいずれも同一の写真をトリミングし
たものであるため,元となる写真は全48点となる。以下,これらの各写真を
「本件各写真」という。)を使用して作成した小冊子「ARCH」(以下「本
件冊子」という。)を,控訴人の許諾を得ることなく電子データ化し,これを
被控訴人が管理運営する特定非営利活動法人ちゃんみよTVのホームページに
掲載した行為(以下,被控訴人が作成した本件冊子の電子データを「本件電子
データ」,本件電子データを掲載した前記ホームページを「本件ホームページ」,
本件電子データを作成して本件ホームページに掲載した被控訴人の行為を「本
件ホームページ掲載行為」という。)は,控訴人が有する本件各写真の著作権
(複製権,公衆送信権)を侵害する,②本件冊子において,被控訴人が,控訴
人に無断で本件各写真の一部をトリミングし,本件冊子の2頁に「カメラマン
X’」と表示した行為は,控訴人が有する本件各写真の著作者人格権(氏名表
示権,同一性保持権)を侵害すると主張して,不法行為による損害賠償請求権
▶判決の詳細
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著作権
平成28年6月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)10458
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社光石春平 原告株式会社ポニーキャニオンクレーベルズ
株式会社ソニー・ミュージッ
エイベックス・ミュージッ
株式会社ジェイ・ストーム林幸平
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著作権法102条1項
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[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,一般利用者に対してインターネ
ット接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,原告らが送信可能化権を
有するレコードに収録された楽曲を氏名不詳者が無断で複製してコンピュータ
内の記録媒体に記録して蔵置し,被告の提供するインターネット接続サービス
を経由して自動的に送信し得る状態にすることにより,原告らの送信可能化権
が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4
条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年6月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6812一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社イーバランス 原告HUROM株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項
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実施 | 20回 | 特許権 | 17回 | 侵害 | 14回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による別紙被告製品目録記載のスロージュ
ーサー(以下「被告製品」という。)の販売等が,原告が独占的通常実施権及
び専用実施権を有する特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項
及び2項に基づき被告製品の販売等の差止め及び廃棄を,民法709条及び特
許法102条2項に基づき損害賠償金3000万円及びこれに対する特許権侵
害行為の後の日である平成27年4月8日(訴状送達日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求めた事案
である。
▶判決の詳細
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