権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成28年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29222請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社INK 原告株式会社メディアハーツ島川知子
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条4項 不正競争防止法19条1項5号
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告商品」という。)を販売
する原告が,被告に対し,被告商品が原告商品の形態を模倣したものであるの
で被告による被告商品の販売が不正競争防止法2条1項3号の不正競争に当た
るとともに,被告による被告商品の販売及びウェブ広告の配信が債務不履行に
当たると主張して,①同法3条1項に基づく被告商品の販売の差止め,②同条
2項に基づく被告商品の販売に関する広告の禁止及び被告商品の廃棄,③同法
4条,5条2項に基づく損害賠償金500万円(内金請求)及び債務不履行に
基づく損害賠償金500万円の合計1000万円並びにこれに対する不正競争
行為の後であり,訴状送達の日の翌日である平成27年10月29日から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
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特許権
平成28年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10205審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両用ルーフアンテナ)
被告株式会社ビートソニック 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成20年5月26日,発明の名称を「車両用ルーフアンテナ」とする
特許出願(特願2008-136177号)をし,平成23年8月12日,設定の
登録(特許第4798721号)を受けた(以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成26年11月21日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを
求めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014-800193号事
件として審理をした結果,平成27年8月24日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決をし,その謄本を,同年9月3日,原告に送達した。
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著作権
平成28年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)18469請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社朝日新聞社秋山淳 原告A中村秀一
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著作権法21条 著作権法41条 著作権法115条
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[概要] 本件は,原告が,新聞社である被告に対し,被告が発行する新聞の記事に原
告の執筆したブログの一部を引用したことが原告の複製権(著作権法21条)
及び同一性保持権(同法20条)の侵害に当たるとともに,原告を取材せずに
記事を掲載した行為が不法行為に当たると主張して,①民法709条に基づく
損害賠償金352万円及びこれに対する最終の不法行為の日である平成24年
7月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払,②著作権法115条及び人格権に基づく名誉回復措置として謝罪広告の掲
載を求める事案である。
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不正競争
平成28年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28027請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告カネハツ食品株式会社井上尚司 原告ケンコーマヨネーズ株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条1項
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録記載のとおりの表示(以下「原告表示」という。)
がされた商品(以下「原告商品」という。)を販売している原告が,別紙被告
商品目録記載のとおりの表示(以下「被告表示」という。)がされた被告商品
を販売している被告に対し,周知の商品等表示である原告表示と類似する被告
表示を使用した被告商品の販売等をする不正競争行為(不正競争防止法2条1
項1号)をしていると主張して,①同法3条1項,2項に基づき被告商品の販
売等の差止め及び廃棄,②同法4条及び5条1項に基づき損害賠償金838万
8000円及びこれに対する不法行為の後(訴状送達日の翌日)である平成2
7年10月16日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
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著作権
平成28年4月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12757
損害賠償請求事件
被告株式会社アドモーション 原告P1
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民法709条
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[概要] 原告は,別紙「請求の原因」のとおり,請求の原因を述べた。
第2 原告の著作権(原告による本件著作物の制作)
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意匠権
平成28年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(行ウ)623請求棄却
行政処分取消等請求事件
被告国 原告平和堂貿易株式会社
株式会社北村工房
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意匠法44条の2 特許法66条2項 意匠法43条2項 意匠法44条1項
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意匠権 | 36回 | 特許権 | 7回 | 実用新案権 | 1回 | 商標権 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告らが意匠登録番号第1424835号及び第1424836号
の各意匠権(以下「本件各意匠権」という。)に係る第2年分の登録料(以下
「本件各登録料」という。)の追納期間経過後に意匠登録料納付書を提出して
本件各登録料及び割増登録料の納付手続をしたところ,特許庁長官が上記各納
付書を却下する旨の手続却下処分(以下「本件各却下処分」という。)をした
ため,原告らが,被告に対し,原告らには意匠法44条の2第1項所定の「正
当な理由」があるとして本件各却下処分の取消しを求めた事案である。
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特許権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10127控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (Web-POS方式)
控訴人AdaZERO株式会社 被控訴人株式会社カクヤス
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許第5097246
号に係る本件特許権を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人がインターネッ
ト上で運営するEC(電子商取引)サイトを管理するために使用している制御方法
(被告方法)が,本件特許の願書に添付した本件特許請求の範囲の請求項1(本件
請求項1)記載の発明(本件特許発明)の技術的範囲に属し,本件特許権を侵害す
ると主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,1億円(特許法102条
3項により算定される損害額6億円の一部である9000万円及び弁護士費用60
00万円の一部である1000万円の合計額)及びこれに対する訴状送達日の翌日
である平成26年10月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)26079請求棄却
損害賠償請求事件 (グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア通信)
被告富士通株式会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
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特許法102条3項 特許法101条5号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア
通信」とする特許第4031707号に係る特許権(以下「本件特許権」といい,
その特許を「本件特許」という。)を有する原告が,被告による別紙物件目録記
載の各基地局装置(以下,同目録記載1及び2の各装置を併せて「被告製品」と
いう。)の販売は,本件特許権を侵害し又は侵害するものとみなされると主張し
て,被告に対し,民法709条及び特許法102条3項に基づく損害賠償金18億
円の一部である1億円及びこれに対する不法行為後である平成26年10月10日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10195審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (改良された耳ユニットと呼ばれる装置)
被告特許庁長官酒井朋広 原告フリービット・
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特許法17条の2
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審決 | 15回 | 優先権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官小林裕子 原告ベロシティアパレルズカンパニー木村吉宏
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)27220請求棄却
著作権侵害行為差止等請求事件 (子供の知的能力を発達させる練習用箸)
被告スケーター株式会社 原告株式会社ケイジェイシー
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著作権法2条1項1号 不正競争防止法2条1項1号 著作権法112条1項 著作権法10条1項6号
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[概要] 1 本件は,「エジソンのお箸」という商品名の幼児用箸を製造販売している原
告が,「デラックストレーニング箸」という商品名の幼児用箸を製造販売している
被告に対し,自らが別紙原告著作物目録1記載の図画(以下「原告図画」という。)
及び別紙原告著作物目録2記載1ないし19の各幼児用箸(以下,同目録の番号に
従い「原告製品1」などといい,これらを併せて「原告各製品」という。)に係る
各著作権を有すること(なお,原告各製品のうち,上部の部材に記載又は成形され
たキャラクターの図柄又は立体像については,原告も著作権を主張しているもので
はないと解される。)を前提に,被告による被告商品目録記載1ないし20の各幼
児用箸(以下,同目録の番号に従い「被告商品1」などといい,これらを併せて「被
告各商品」という。)の製造販売が上記各著作権(複製権及び翻案権)を侵害する
旨主張して,被告に対し,①著作権法112条1項・2項に基づき,被告各商品の
製造及び販売の差止め並びに廃棄を求めるとともに,②平成25年1月から平成2
7年9月28日(訴え提起時現在)までの間における上記各著作権侵害を内容とす
る不法行為に基づく損害賠償請求として,2400万円の内金100万円及びこれ
に対する不法行為の後である同年11月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済
▶判決の詳細
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著作権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2419
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告A
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著作権法14条 著作権法15条1項 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は,別紙原告写真目録記載1及び2の各写真(以下,符号に対応して「本
件写真1」,「本件写真2」といい,併せて「本件各写真」という。)の著作者で
あり,本件各写真の著作権を有すると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投
稿者」という。)が被告の提供するインターネット接続サービスを経由してインタ
ーネット上のウェブサイト「NAVERまとめ」(以下「本件サイト」という。)
に投稿した記事(以下「本件記事」という。)中に掲載されている別紙投稿写真目
録記載1及び2の各写真(以下,符号に対応して「本件投稿写真1」,「本件投稿
写真2」といい,併せて「本件各投稿写真」という。)は,それぞれ本件写真1及
び同2を複製したものであるから,本件投稿者が本件記事を本件サイトに投稿した
行為により原告の有する著作権及び著作者人格権が侵害されたことは明らかであり,
本件投稿者に対する損害賠償請求権の行使のために本件記事に係る別紙発信者情報
目録記載の情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受ける必要があると
主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下,単に「法」という。)4条1項に基づき,経由プロバイダであ
る被告に対し,本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30447一部認容
不当利得返還等請求事件
被告A 原告中央精機株式会社
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民法703条
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[概要] 1 本件は,株式会社である原告が,かつて原告の従業員の地位にあった被告に
対し,①被告が,原告の営業秘密である別紙1営業秘密目録記載の各電子データ
(以下,併せて「本件データ」という。)を持ち出した行為は,営業秘密の不正
取得行為(不正競争防止法〔以下「不競法」という。〕2条1項4号)に当たる
と主張して,不競法3条1項に基づき,本件データの使用(本件データのうち,別
紙2電子データ一覧表A記載の各電子データについては,第三者に使用させる態様
を含む。)の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,本件データ及びこれら
が印刷された図面の廃棄を求め,併せて,②被告による上記持出し行為は,原告の
就業規則上,懲戒解雇事由に該当するものであるから,原告が被告に対して支払っ
た退職金支給額603万2526円については,被告が法律上の原因なく利得し,
このために原告に損失を及ぼしたものであると主張して,不当利得返還請求権(民
法703条)に基づき,603万2526円及びこれに対する請求後の日である平
成25年2月23日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)9920請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ワークの加工装置)
被告森川産業株式会社 原告株式会社モトロニクス
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特許法100条1項 特許法36条4項 特許法29条1項2号 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,名称を「ワークの加工装置」とする発明についての特許権(特許第
4343391号)を有する原告が,被告に対し,①被告が製造,販売又は販
売の申出をしているプリント基板加工装置(X線基準穴明け機)である別紙被
告製品目録記載の被告製品1ないし5(以下「被告製品1」ないし「被告製品
5」といい,併せて「被告各製品」という。)が上記特許権(請求項1)の技
術的範囲に属すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき被告各製
品の製造,使用,譲渡,貸渡し,輸出,貸渡し・販売の申出の差止め及び廃棄
を求めるとともに,不法行為に基づく損害賠償請求として3630万円(弁護
士費用330万円を含む。)及びこれに対する不法行為の後の日である平成2
6年5月20日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による
遅延損害金の支払を求め,②原告が被告に対して開示した指示書・注文書等に
記載された原告の取引先名,住所,担当者名,販売した機械の型名・仕様等の
情報が原告の営業秘密に当たり,これを被告が競業目的で使用することが不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項7号の不正競争に該当し,被
告各製品の販売によって原告の営業上の利益が侵害されたと主張して,不競法
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30799請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (強磁性材スパッタリングターゲット)
被告田中貴金属工業株式会社 原告JX金属株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項
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実施 | 21回 | 損害賠償 | 17回 | 特許権 | 13回 | 審決 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨及び手続の経緯
(1) 本件は,発明の名称を「強磁性材スパッタリングターゲット」とする特許第
4673453号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。)を有する原告が,被告が製造してセミコン・ライト株式会社(以下
「セミコンライト社」という。)に販売した別紙被告製品目録記載1の製品(以
下「被告製品1」という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発
明(以下「本件特許発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して,被告に
対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償金(第一次的に特許法102条2項に
よる損害額55万円の内金として30万円,第二次的に同条3項に基づく損害額1
4万3130円)及びこれに対する平成26年12月3日(同年11月28日付け
訴え変更申立書(2)の送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10059控訴棄却
損害賠償等,著作権侵害差止等,損害賠償(反訴)請求控訴事件
控訴人兼附帯被
株式会社ニック
兼附帯被
株式会社あすみ技研
兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人協和界面科学株式会社
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不正競争防止法2条6項 著作権法114条1項 不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項15号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原審の事案の概要
ア 原審A事件
被控訴人は,①原判決別紙被告プログラム目録1記載のプログラム(被告旧バー
ジョン)のうち「接触角計算(液滴法)プログラム」(被告旧接触角計算(液滴法)
プログラム)は,控訴人ニックが控訴人Xの担当の下に原判決別紙原告プログラム
目録記載のプログラム(原告プログラム)のうち「接触角計算(液滴法)プログラ
ム」(原告接触角計算(液滴法)プログラム)を複製又は翻案したものであり,控
訴人ニックが被告旧バージョンを搭載した製品(自動接触角計)を製造,販売する
ことは,被控訴人の原告接触角計算(液滴法)プログラムに対する著作権を侵害す
る行為であり,②控訴人Xが,被控訴人の営業秘密である原告プログラムのソース
コード(以下「原告ソースコード」という。)や原判決別紙アルゴリズム一覧記載
のアルゴリズム(原告アルゴリズム)を控訴人ニックに不正に開示し,控訴人ニッ
クがこれを不正に取得したことは,不正競争防止法2条1項7号及び8号に該当す
る行為であり,③控訴人X及び控訴人ニックが,原告ソースコードや原告アルゴリ
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10179審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告三浦工業株式会社 原告シンクソートインコーポレーテッド
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商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第2579058号。以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である(甲1,2)。
(本件商標)
出願日 平成2年11月15日
設定登録日 平成5年9月30日
存続期間の更新登録日
平成15年9月16日,平成25年7月30日
指定商品の書換登録日
平成16年12月22日
指定商品 第9類「配電用又は制御用の機械器具,回転変流機,調相機,
電池,電気磁気測定器,電線及びケーブル,電気アイロン,電
気式ヘアーカーラー,電気ブザー,電気通信機械器具,電子応
用機械器具及びその部品,磁心,抵抗線,電極」
なお,書換登録前(設定登録時)の指定商品は,第11類
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水中切断用アブレシブ切断装置)
被告株式会社スギノマシン 原告コーポレイション
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条1項1号 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成9年3月19日に出願され(以下,この出願日を「本件出願
日」という。),平成13年12月21日に設定登録された,発明の名称を
「水中切断用アブレシブ切断装置」とする特許第3261672号(以下「本
件特許」といい,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件
特許明細書等」という。設定登録時の請求項の数は3である。)の特許権者
である(甲50,75)。
(2) 原告は,平成23年7月22日,特許庁に対し,本件特許を全部無効にす
ることを求めて審判の請求(無効2011-800131号事件)をした(甲
51,75)。これに対して,被告は,平成23年10月11日付けで訂正
請求をしたが,特許庁は,平成24年2月7日付けで上記訂正に係る請求項
に係る発明について無効理由通知をしたため,被告は,同年3月12日付け
で,本件特許の明細書を同日付けの訂正請求書に添付した訂正明細書のとお
り訂正することを求める旨の訂正請求(本件特許の請求項1及び2並びに明
細書の発明の詳細な説明の記載中の段落【0009】,【0015】及び【0
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デジタル放送受信装置およびそのプログラム)
被告一般財団法人NHKエンジニアリングシステム
日本放送協会
ら 原告X
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告らは,発明の名称を「デジタル放送受信装置およびそのプログラム」とする
特許第5113954号(平成24年8月23日出願〔優先権主張日平成24年6
月11日(以下「本件優先日」という。〕,平成24年10月19日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)31898請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社TEG 原告貴金属精錬加工センター
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が行っているリスティング広告を利用し
た節税を目的とする金の小分け加工サービス(以下「原告サービス」という。)
が商品等表示であって,被告によるリスティング広告を利用した金インゴット
の精錬分割加工サービス(以下「被告サービス」という。)の提供が不正競争
防止法2条1項1号(以下「1号」という。)の不正競争に当たると主張して,
①同法3条1項及び2項に基づく被告サービスの提供の差止め及び広告の削
除,②同法4条及び5条2項に基づく損害賠償金1980万円及びこれに対す
る不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平成27年12月2日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8755請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (飲料用容器)
被告株式会社ドウシシャ川端さとみ 原告株式会社上海調林
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特許法102条3項 特許法102条2項 特許法100条1項 特許法104条の3
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特許権 | 11回 | 進歩性 | 10回 | 刊行物 | 6回 | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「飲料用容器」とする特許権を有する原告が,被告に
対し,被告による被告製品1及び2の譲渡等が特許権侵害に当たると主張して,
①特許法100条1項及び2項に基づく被告製品1及び2の譲渡等の差止め及
び廃棄,②民法709条,特許法102条2項(主位的)又は3項(予備的)に
基づく損害賠償金9900万円(内金請求)及びこれに対する不法行為の後の
日(訴状送達の日の翌日)である平成27年4月11日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28086請求棄却
損害賠償等請求事件
被告Y 原告X
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民法1条 著作権法114条3項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,宇多田ヒカル名義の編集著作物であるCDアルバム「Fi
rst Love」(以下「本件アルバム」という。)及び「誰かの願いが叶う
ころ」と題する楽曲の歌詞(以下,これと本件アルバムを併せて「原告著作権
主張作品」という。)の共同著作者であり,「B&C」,「はやとちり」及び「W
ait&See~リスク~」と題する各楽曲の歌詞(以下「原告関与主張歌詞」
と総称する。)の被告による創作に関与したが,被告が原告の氏名を表示せず,
被告のみが著作者として利益を得ており,これにより原告が損害を被ったと主
張して,被告に対し,①著作権法2条,12条1項,19条1項及び115条
に基づきウェブサイト上に原告の氏名及び謝辞を表示すること(第1請求),
②民法1条,90条及び91条に基づき被告が原告と合意した上で著作物を発
表する前に原告に通知等を行うこと(第2請求),③民法709条,著作権法
114条3項に基づき原告著作権主張作品及び原告関与主張歌詞から受領すべ
き金員を支払うこと(第3請求),④民法709条,710条に基づき損害賠
償金1339万1000円を支払うこと(第4請求),⑤著作権法115条及
び民法723条に基づき原告著作権主張作品及び原告関与主張歌詞の創作に原
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著作権
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)13760一部認容
損害賠償請求事件
被告A 原告株式会社CA佐藤裕紀
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著作権法114条3項 著作権法114条1項 著作権法23条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告は別紙著作物目録記載の映像作品(以下,
同目録記載の番号により「本件著作物1」などという。)の著作権を有すると
ころ,被告が本件著作物1及び2のデータを動画共有サイトのサーバーにアッ
プロードした行為が公衆送信権(著作権法23条1項)の侵害に当たると主張
して,民法709条及び著作権法114条1項(主位的)又は3項(予備的)
に基づき,損害賠償金1475万4090円(内金請求)及びうち518万3
880円に対する本件著作物1に係る不法行為の日である平成25年10月5
日から,うち957万0210円に対する本件著作物2に係る不法行為の日で
ある同月4日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
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著作権
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21304請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社グラファイトデザイン 原告AことX
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民法704条 著作権法112条1項 民法703条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,別紙原告デザイン目録記載1のゴルフクラブ
のシャフトの外装デザイン(以下「本件シャフトデザイン」という。)及びそ
の基となった同記載2の原画(以下「本件原画」という。)並びに同記載3の
カタログの表紙デザイン(以下「本件カタログデザイン」という。)はいずれ
も原告の著作物であるところ,被告の販売する被告シャフトは本件シャフトデ
ザインの特徴を全て踏襲した上で配色,パターンの位置等を変えたものである
から本件シャフトデザイン(予備的に本件原画)に係る原告の著作権(翻案権,
二次的著作物の譲渡権)及び同一性保持権を侵害し,また,被告の頒布する被
告カタログは本件カタログデザインの特徴を全て踏襲した上で配色,パターン
の位置等を変えたものであるから本件カタログデザインに係る原告の同一性保
持権を侵害しているとして, ① 被告シャフト5~8による著作権侵害につき
民法703条,704条に基づく使用料相当額の不当利得金5400万円及び
利息の返還,② 被告シャフト及び被告カタログによる同一性保持権侵害につ
き民法709条に基づく慰謝料(一部請求)425万円及び遅延損害金の支払,
③ 被告シャフト及び被告カタログによる同一性保持権侵害につき著作権法1
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意匠権
平成28年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社むつ家電特機 原告株式会社エム.シー.アイ.
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意匠法3条1項3号 意匠法17条 意匠法48条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告代表者である A(以下「A」という。)は,平成17年8月9日,同人を
創作者として,以下の部分意匠(以下「本件意匠」という。)を出願し(意願20
05-23092号),平成19年11月22日,設定登録を受けた(意匠登録第
1318240号。以下「本件意匠登録」という。甲1,乙1)。
ア 意匠に係る物品:「貝吊り下げ具」
イ 本件意匠の態様:別紙1の実線で表された部分のとおり
(2) A は,平成23年10月19日,被告に対し,本件意匠登録に係る意匠権を
移転した(乙1)。
(3) 原告は,平成24年5月18日,本件意匠登録の無効審判請求をした(乙
1)。
(4) 特許庁は,これを無効2012-880008号事件として審理し,平成2
7年4月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月27日,原告に
送達された。
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特許権
平成28年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10033審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (5α-レダクターゼ阻害剤によるアンドロゲン脱毛症の治療方法)
被告マイラン製薬株式会社飯塚卓也
テバファーマスーティカル 原告メルク・シャープ・アンド・
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ メルク エンド カンパニー インコーポレーテッドは,平成6年10月1
1日(優先権主張:平成5年10月15日,平成6年3月17日,米国。以下,平
成5年10月15日を「本件優先日」という。),発明の名称を「5α-レダクター
ゼ阻害剤によるアンドロゲン脱毛症の治療方法」とする特許出願(特願平7-51
1986号)をし,平成12年4月21日,設定の登録を受けた(特許第3058
351号。請求項の数20。甲41)。以下,この特許を「本件特許」という。
原告は,平成25年4月1日,同社から,本件特許権を一般承継により譲り受け
た。
⑵ 被告マイラン製薬株式会社(以下「被告マイラン」という。)は,平成25
年10月4日,本件特許について特許無効審判を請求した(甲53)。
⑶ 特許庁は,これを,無効2013-800194号事件として審理し,被告
テバ ファーマスーティカル インダストリーズ リミティド(以下「被告テバ」
という。)が審判に参加した。
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特許権
平成28年4月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14871請求棄却
損害賠償請求事件 (画像補正データ生成システム,画像データ生成方法及び画像補正回路)
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特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「画像補正データ生成システム,画像データ生成方法
及び画像補正回路」とする特許第4681033号(出願日:平成20年9月4日
〔優先日:同年7月31日〕,登録日:平成23年2月10日)の特許権(以下
「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本件特許1」といい,その願
書に添付した明細書を「本件明細書1」という。)並びに発明の名称を「画質調整
装置及び画像補正データ生成プログラム」とする特許第5362753号(出願
日:平成23年2月2日〔原出願日:平成20年9月4日,優先日:同年7月31
日〕,登録日:平成25年9月13日)の特許権(以下「本件特許権2」といい,
同特許権に係る特許を「本件特許2」といい,その願書に添付した明細書を「本
件明細書2」という。また,本件特許権1と本件特許権2を併せて「本件各特許
権」といい,本件特許1と本件特許2を併せて「本件各特許」といい,本件明細
書1と本件明細書2を併せて「本件各明細書」という。)を有する原告が,被告は
平成23年6月頃から別紙被告物件目録記載の物件(以下「本件対象物件」とい
う。)の製造,販売,輸出及び販売の申出をしており,本件対象物件は①本件特許
1の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明1-1」という。)及
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商標権
平成28年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)20031一部認容
損害賠償等請求事件
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商標法4条1項15号 商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法36条1項
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損害賠償 | 64回 | 商標権 | 39回 | 許諾 | 15回 | 無効 | 15回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,(1)平成24年6月5日から平成25年4月27日まで
原告の取締役であった被告Aⅰが,①平成24年10月末に,株主総会の承認を経
ることなく,原告の経営していた串かつ店「かつーん」千歳烏山店(以下,単に「千
歳烏山店」という。)に関する事業を被告Aⅰ自身に譲渡したことにより,会社法
467条1項に違反するとともに,利益相反取引(同法356条1項2号)をした
ものとして同法356条1項に違反した,②同年8月17日から同月22日までの
間及び同年9月24日から同年10月31日までの間に,原告の千歳烏山店の売上
金を横領した,③同月25日,原告がしていた商標登録出願を無断で取り下げた,
④同年9月25日及び同年10月25日に,株主総会決議を経ずに,被告Aⅰ自身
の取締役報酬をお手盛りした,⑤同年9月25日から平成25年4月27日までの
間,株主総会の承認を経ることなく,既に原告に事業譲渡していたはずの串かつ店
「かつーん」赤坂店(以下,単に「赤坂店」という。)の営業を行い,競業避止義
務違反(同法356条1項1号)をしたものとして同法356条1項に違反した,
以上①ないし⑤をもって取締役としての任務を怠ったものである旨主張して,被告
Aⅰに対し,同法423条1項に基づく損害賠償請求として,3500万円及びこ
▶判決の詳細
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意匠権
平成28年4月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)33834
意匠権侵害に基づく差止等請求事件
被告株式会社ヒロニチ 原告株式会社伊藤製作所
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意匠法39条2項 意匠法39条3項 意匠法37条1項 意匠法37条
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[概要] 1 本件は,「バリケード用錘」に係る意匠権(第1276221号。以下,「本
件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本件意匠」という。)の意匠権
者である原告が,被告が製造,販売及び貸渡しをしている別紙被告製品目録記
載の製品(以下「被告製品」といい,被告製品に係る意匠を「被告意匠」とい
う。)が本件意匠に類似しており,その製造・販売等が本件意匠権を侵害する
と主張して,被告に対し,意匠法37条1項,2項に基づき被告製品の製造,
譲渡,貸渡し及び譲渡・貸渡しのための展示の差止め並びに廃棄を求めるとと
もに,民法709条及び意匠法39条2項に基づき損害賠償金134万562
4円(予備的に同条3項に基づき損害賠償金32万8879円)及びこれに対
する不法行為の後の日である平成27年1月20日(訴状送達の日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10126控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (地盤強化工法)
控訴人株式会社ジンム 被控訴人相模原市
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「地盤強化工法」とする特許(特許番号第37937
77号。以下「本件特許」という。)について専用実施権(以下「本件専用実
施権」という。)を有するとする控訴人が,本件特許の特許請求の範囲の請求
項 1 に係る発明(以下「本件特許発明」という。)は,物の発明であるところ,
被控訴人は,控訴人の許諾を得ないまま,相模原市営上九沢団地(以下「本件
市営団地」という。)の敷地に,本件特許発明の技術的範囲に属する免震人工
地盤(以下「本件免震人工地盤」という。)を使用して(厳密には,賃貸用建
物敷地用地盤として使用して),控訴人の本件専用実施権を侵害し,控訴人に
本件特許発明の実施料相当額の損害を被らせ,又は,法律上の原因なく控訴人
の損失の下に本件特許発明の実施料相当額の利得を得たと主張して,不法行為
による損害賠償請求権又は不当利得返還請求権に基づき,平成22年10月1
4日(本件専用実施権の設定登録の申請受付日)から平成27年5月27日
(本件訴訟提起日)までの間に控訴人が被った損害又は被控訴人が得た利得2
805万円の一部請求として,1000万円及びこれに対する訴状送達の日の
翌日である平成27年6月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10232審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社いばらき食文化研究会
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,平成25年10月22日,下記のとおりの構成からなる商標
(以下「本願商標」という。)について,指定商品を「第32類 メロンを
用いたクリームソーダ」(以下「本願指定商品」という。)とする商標登録
出願(商願2013-82289号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)9977請求棄却
損害賠償請求事件
被告ダイニチ工業株式会社 原告シャープ株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法102条3項 特許法102条2項
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無効 | 42回 | 実施 | 37回 | 特許権 | 24回 | 無効審判 | 21回 |
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[概要] 本件は,後記本件特許権1ないし3を有する原告が,後記被告製品1,2のハイ
ブリッド式加湿器を製造販売していた被告に対し,被告製品1を製造販売する行為
が原告の有する本件特許権1ないし3を侵害し,被告製品2を製造販売する行為が
本件特許権2及び3を侵害する旨主張して,損害賠償として合計3億円(被告製品
1についての損害額2億8800万円の内金1億6500万円,被告製品2につい
ての損害額3億4000万円の内金1億2500万円,弁護士費用及び弁理士費用
相当の損害額2000万円の内金1000万円の合計額)及びこれに対する不法行
為の日の後である平成26年10月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タイヤ)
被告特許庁長官出口昌哉 原告株式会社ブリヂストン平澤賢一
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成22年4月30日(優先権主張:平成21年4月30日,日本),
発明の名称を「タイヤ」とする特許出願(特願2011-511476号。以下「本
願」という。甲3)をしたが,平成26年3月5日付けで拒絶査定を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年5月12日,これに対する不服の審判を請求す
るとともに(甲5),同日付け手続補正書(甲4)により特許請求の範囲を補正した
(以下「本件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,上記審判請求を不服2014-8720号事件として審理を行い,
平成27年4月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写
し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年5月12日,その謄本が原
告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年6月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (歯科用コンピュータ・トモグラフィ撮像)
被告特許庁長官 原告プランメカオイ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成18年3月13日,発明の名称を「歯科用コンピュータ・トモ
グラフィ撮像」とする特許出願をしたが(特願2008-501344号。優先日
:平成17年3月14日,優先権主張国:フィンランド。請求項数19。以下「本
願」という。甲4),平成25年1月25日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成25年5月29日,これに対する不服の審判を請求した。特許
庁は,これを不服2013-9876号事件として審理し,原告は,平成26年1
2月5日,特許請求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。請求項数12。
甲10)。
特許庁は,平成27年1月6日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同年1月20日,原告に送達された。
原告は,平成27年5月20日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中敬規 原告アポロソシエテ
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10153審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中敬規 原告アポロソシエテ
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置,面光源装置,表示装置及び光束制御部材)
被告株式会社エンプラス安國忠彦 原告ソウルセミコンダクター
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,新規
性の有無(甲1発明の認定誤り)及び進歩性の有無(一致点及び相違点の認定誤り
並びに容易想到性判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10125控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
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特許法100条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10219審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告株式会社ディンクス
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法4条1項10号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,以下の商標(商標登録第5517482号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲242,243)。
商標の構成 別紙本件商標目録記載のとおり
登録出願日 平成24年3月27日
登録査定日 平成24年7月31日
設定登録日 平成24年8月24日
指定商品 第14類「時計,宝玉及びその原石並びに宝玉の模造品,キ
ーホルダー,身飾品」
(2) 被告は,平成27年4月22日,本件商標の商標登録を無効にすることを
求めて審判を請求した(甲242)。
特許庁は,上記請求を無効2015-890035号事件として審理を行
い,平成27年9月8日,「登録第5517482号の登録を無効とする。審
判費用は被請求人の負担とする。」との審決(以下「本件審決」という。)を
し,その謄本は,同月17日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月8日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成27(ネ)3285一部認容
損害賠償請求控訴事件
被告)サンエス自動車興業株式会社被控訴人(一審
)コルハート株式会社 控訴人(一審原告)A 被控訴人(一審被告)サンエス自動車興業株式会社
(一審被告)コルハート株式会社
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商標法26条1項3号 商標法26条1項6号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らが控訴人の登録商標に類似する標章を使用し
て控訴人の商標権を侵害したと主張して,不法行為に基づく損害賠償として,
①被控訴人らに対し,被控訴人コルハート株式会社(以下「被控訴人コルハー
ト」という。)が製作管理した被控訴人サンエス自動車興業株式会社(以下
「被控訴人サンエス」という。)のホームページにおける標章使用について,
平成23年5月から平成25年4月までの2年間の全損害756万円の一部と
して500万円及び弁護士費用50万円並びにこれらに対する不法行為以後の
日である同月4日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の連帯支払,
②被控訴人サンエスに対し,同被控訴人の看板及び従業員の名刺における標章
使用について,平成16年5月から平成25年4月までの9年間の全損害45
36万円の一部として300万円及び弁護士費用30万円並びにこれらに対す
る同月4日から支払済みまで前記割合による遅延損害金の支払,③被控訴人コ
ルハートに対し,同被控訴人が運営するポータルサイトにおける標章使用につ
いて,平成20年11月から平成25年4月までの54か月間の全損害170
1万円の一部として200万円及び弁護士費用20万円並びにこれらに対する
▶判決の詳細
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