権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
平成23年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)17435一部認容
売買代金請求事件
被告ジンカンパニー株式会社 原告株式会社ヴィゴラス・カンパニー
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条1項 不正競争防止法4条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告との間の婦人服の製造物供給契約に基づいて,被告
に対し,婦人服の製造代金及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)13089一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (表示装置)
被告有限会社ダイアテックプロダクツ
補助参加人ノグ・ピー・ティー・ワイ・リミテッド 原告株式会社キャットアイ
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法102条2項 特許法36条6項2号
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実施 | 44回 | 進歩性 | 29回 | 新規性 | 14回 | 特許権 | 13回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「表示装置」とする後記本件特許権を有する原告が,
別紙物件目録記載の各製品(以下,同目録記載1の製品を「被告製品1」,同目
録記載2の製品を「被告製品2」といい,併せて「被告各製品」という。)を輸
入,販売等する被告の行為は本件特許権を侵害する行為であると主張して,被
告に対し,特許法100条1項に基づき,被告各製品の輸入,販売等の差止め
を,同条2項に基づき,被告各製品の廃棄をそれぞれ求めるとともに,本件特
許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として3904万4000円及びこれに
対する不法行為の日の後である平成22年10月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)17304請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 原告アテンションシステム株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告が原告の有する後記本件特許権を侵害しているなどと
して,被告に対し,特許法100条1項,2項に基づき,携帯電話機の販売と
無線通信料等の口座振替決済の無料化を求めると共に,民法709条に基づく
損害賠償として,160万円及び上記特許権侵害により得られた額の50%の
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10014一部認容
各意匠権侵害差止等・特許権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社ダイモン 控訴人(一審原告)株式会社ライセンス& 被控訴人(一審被告)株式会社ダイモン
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意匠法24条2項 意匠法3条2項 民事訴訟法6条3項 特許法104条の3
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実施 | 25回 | 侵害 | 21回 | 意匠権 | 18回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 1 一審原告である控訴人は,下記意匠権及び特許権の権利者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10304審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,原告が下記商標(本願商標)につき,商標登録出願をしたところ,
拒絶査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をし,指定役務の変更を
内容とする手続補正もしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10084控訴棄却
販売差止等請求控訴事件
控訴人西川産業株式会社 被控訴人テンピュール・ジャパン有限会社
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商標法37条1号 商標法4条1項7号 商標法4条1項16号 商標法36条
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[概要] 1 原審の経緯等
以下,略語については,当裁判所も原判決と同一のものを用いる。
本件は,別紙「原告登録商標目録」記載の本件商標権を有する原告が,別紙「被
告標章目録」記載1の被告標章1を包装に付した別紙「商品目録」記載の被告商品
(クッション)を販売し,又は販売のために展示し,別紙「被告標章目録」記載2
の被告標章2を被告商品に関する広告(被告カタログ,被告ウエブサイト)に使用
している被告に対し,被告使用の上記被告各標章は,別紙「原告登録商標目録」記
載の本件登録商標及び原告の商品等表示として周知又は著名な「ドーナツ枕」の表
示とそれぞれ類似する標章(表示)であるから,被告の上記各行為は,原告の本件
商標権の侵害行為に当たるとともに,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号又は2号の不正競争行為に当たる旨主張して,商標法36条又は不競
法3条に基づいて,被告各標章を包装に付した被告商品の販売等の差止め等を求め
るとともに,商標法36条,民法709条又は不競法4条に基づいて,損害金23
10万円及びその遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10178審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ジドブジン,1592U89および3TCまたはFTCの相乗的組み合わせ)
被告特許庁長官 原告ザウエルカムファウンデーションリミテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項 特許法67条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「ジドブジン,1592U89および3TCまたはFTC
の相乗的組み合わせ」とする特許第2954357号の特許(平成8年3月28日
出願〔優先権主張:平成7年3月30日,イギリス〕,平成11年7月16日設定
登録。以下「本件特許」という。請求項の数は27である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10177審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗ウィルス性置換1,3−オキサチオラン)
被告特許庁長官 原告シャイアーカナダインコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項 特許法67条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「抗ウィルス性置換1,3−オキサチオラン」とする特許
第2644357号の特許(平成2年2月8日出願〔優先権主張:平成元年2月8
日,米国〕,平成9年5月2日設定登録。以下「本件特許」という。請求項の数は
12である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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平成23年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)27220一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社トーマジャパン
A
ら 原告日本電気株式会社
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商標法56条1項 商標法52条1項 商標法63条1項 民法185条1項
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侵害 | 378回 | 許諾 | 371回 | 商標権 | 239回 | 損害賠償 | 83回 |
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[概要] 本件は,中華人民共和国(以下「中国」という。),台湾及び中華人民共和
国香港特別行政区(以下「香港」という。)において,別紙商標権目録記載の
各商標権(以下「原告商標権」という。)を有する原告が,被告株式会社トー
マジャパン(以下「被告トーマジャパン」という。)及びその代表者である被
告Aに対し,被告らが使用した「NEC」の文字標章(以下「NEC標章」と
いう。)について,①被告らは,権限なく,NEC標章を使用し並びに訴外B
及び訴外華禮東方有限公司(以下「訴外JRオリエンタル」という。)に対し,
NEC標章の使用を許諾した(侵害行為①),②被告らは,訴外B及び訴外J
Rオリエンタルと共同して,権限なく,第三者に対し,NEC標章の使用を再
許諾し,ロイヤルティを取得した(侵害行為②),③被告らは,訴外B及び訴
外JRオリエンタル又は訴外盛業昌股份有限公司(以下「訴外盛業昌」とい
う。)と共同して,NEC標章を付した製品の製造販売に主体的に関与した
(侵害行為③)と主張して,商標権侵害に基づく損害賠償請求として,消極損
害として,ア上記侵害行為③について,偽造品の製造販売による損害26億2
319万0457円(主位的主張),イ上記侵害行為①について,商標使用料
▶判決の詳細
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平成23年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)25232請求棄却
技術料等請求事件
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民法536条2項
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実施 | 47回 | 特許権 | 17回 | 損害賠償 | 16回 | 許諾 | 7回 |
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[概要] 本訴は,原告が,被告との間で締結した後記特許権(以下「本件特許権」と
いう。)に係る特許の実施及び技術指導に関する契約(以下「本件契約」とい
う。)に基づき,被告に対し,別紙2請求金額一覧表記載のとおり,平成19
年11月から平成21年12月までの技術提供業務に係る報酬として合計8
34万7500円(消費税込み)並びに同期間の本件特許発明使用対価として
合計387万6774円(消費税込み)の支払を求める事案である。なお,本
訴の附帯請求は,別紙2請求金額一覧表記載の各支払期日の翌日から支払済み
まで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払請求である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)21841請求棄却
職務発明対価請求事件
被告ソニー株式会社 原告A
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特許法35条1項 特許法35条3項
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[概要] 本件は,被告の元従業員である原告が,被告に対し,原告が被告に在職中に
発明した光集積回路の職務発明について,その特許を受ける権利を被告に承継
させたとして,特許法(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下「改
正前特許法」という。)35条3項に基づき,上記承継の相当の対価と主張す
る金7億3751万5000円の内金1億円及びこれに対する平成21年1月
9日(原告が被告に対し,上記承継の相当の対価の支払を請求した日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)2310一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告新世紀株式会社 原告有限会社ビバテック
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不正競争防止法2条1項14号 特許法29条の2 特許法2条3項1号 民事訴訟法64条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の取引先に対して別紙本件告知書
面1,2記載の内容の「ご通知」と題する書面を送付した行為が不正競争防止
法2条1項14号の不正競争に該当すると主張して,同法3条1項に基づき同
行為の差止めを求めるほか,同行為により原告に生じた損害について,同法4
条に基づき損害賠償として1457万7993円及び不正競争行為の後の日で
ある平成21年3月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払いを求め,仮に同行為が不正競争防止法
2条1項14号に該当する不正競争に該当しないとしても法律上保護される利
益が侵害されたと主張して,民法709条に基づき上記同額の損害賠償の支払
いを求め,さらには上記主張にかかる損害を確定金額で認定できない場合につ
いて名誉毀損を理由として1000万円の損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)43011請求棄却
不当利得返還請求事件
被告株式会社TBSテレビ 原告A
B
ら
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民法704条
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[概要] 本件は,原告らが,同人らの作曲した楽曲が株式会社東京放送(以下「東京放
送」という。)の制作するテレビ番組のオープニングテーマとして長期間にわ
たって使用されたものの,一部の期間については原告らの許諾を得ずに上記使
用がされたと主張して,会社分割により東京放送の権利義務を包括的に承継し
た被告に対し,上記楽曲の使用料相当額の不当利得の返還及びこれに対する民
法704条所定の法定利息の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流動化処理土の製造方法)
被告特許庁長官北村明弘 原告アルマーレ・エンジニアリング株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,容易推考性の存否である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10077控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人(被告)有限会社せいらく 被控訴人(原告)素数株式会社髙井信也
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[概要] 1 被控訴人は,控訴人商品の形態は被控訴人商品との混同を生じさせるもので
あり,また,控訴人商品は被控訴人商品の形態を模倣した商品であるから,控訴人
による控訴人商品の販売は,不競法2条1項1号又は3号の不正競争行為に当たる
と主張して,控訴人に対し,不競法3条1項に基づき,控訴人商品の譲渡等の差止
めを求めるとともに,同法4条に基づき,損害賠償として3996万円及び遅延損
害金の支払を求めた。
原審は,控訴人商品を販売する控訴人の行為は不競法2条1項1号の不正競争行
為に当たるとして,控訴人商品の譲渡等の差止請求を認めるとともに,被控訴人は
控訴人の上記不正競争行為により183万円6180円の損害を被ったとして,1
83万円6180円及びこれに対する遅延損害金の支払の限度で,被控訴人の損害
賠償請求を認めた。
2 本件の外形的事実関係は,原判決「事実及び理由」中の「第2 事案の概
要」のとおりであるが,要点は次のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10268審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (複数のエネルギー貯蔵装置におけるエネルギーを管理する方法及び装置)
被告特許庁長官仁木浩 原告日本テキサス・
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特許法29条2項
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審決 | 53回 | 実施 | 6回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10356審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社フジバンビ 原告株式会社七尾製菓武末昌秀
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商標法3条2項 商標法3条1項3号 商標法3条1項1号 商標法26条1項
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審決 | 26回 | 無効 | 5回 | 商標権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告の下記1の本件商標に係る商標登録を無効とすることを求
める原告の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした
別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4
のとおりの取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10244審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (法面の加工方法および法面の加工機械)
被告ノーベル技研工業株式会社高橋敬一郎 原告X原田活也
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件発明に係
る特許に対する被告の無効審判請求について,特許庁が,同請求を認め,本件特許
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10214審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高圧縮フィルタートウベール,およびその製造プロセス)
被告ローディアアセトウ 原告ダイセル化学工業株式会社
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)に
は,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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平成23年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)19013請求棄却
特許権に基づく製造販売禁止等請求事件
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特許法39条1項 特許法102条2項 特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 本件は,炭化方法についての特許権を共有する原告らが,①被告株式会社カ
ーボテックが製造・販売する炭化装置(別紙物件目録記載1の物件)は,原告
の特許に係る方法の使用にのみ用いる物であって,原告らの特許権の間接侵害
に該当し,②同被告が製造・販売する粉末活性炭(別紙物件目録記載2の物
件)は,原告らの特許に係る方法により生産された物であるから,その販売は
特許権の実施に該当し(特許法2条3項3号),③被告協同組合カーボテック
飛騨は,被告株式会社カーボテックが販売する炭製品が原告らの特許権の侵害
品であることを認識しながら,これを利用した炭製品(別紙物件目録記載3の
物件)を販売して,原告らの特許権を侵害し,④被告有限会社山下木材は,前
記炭製品(別紙物件目録記載3の物件)が原告らの特許権の侵害品であること
を認識しながら,これを被告株式会社成基等に販売して,原告らの特許権を侵
害し,⑤被告株式会社成基は,被告有限会社山下木材が販売する炭製品が原告
らの特許権の侵害品であることを認識しながら,これを購入してセラミック炭
ボード(別紙物件目録記載4の物件)を開発し,これを第三者に製造させ,自
社開発のマンションに使用して,原告らの特許権を侵害しているとして,各被
▶判決の詳細
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平成23年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)14272請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社棚澤八光社 原告株式会社モールドテック
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特許法36条4項 特許法100条1項 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,梨地成形用金型に関する特許権を有する原告が,被告において,当
該特許権の技術的範囲に属する梨地成形用金型を生産しているとして,被告に
対し,特許法100条1項に基づき,当該梨地成形用金型の生産の差止めを求
めるとともに,民法709条,特許法102条2項に基づき,損害賠償金25
00万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平
成21年5月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10073却下
出版妨害禁止等請求控訴事件
控訴人X
社団法人シナリオ作家協会
ら 被控訴人Y
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著作権法28条 著作権法65条3項 民法1条3項 著作権法79条1項
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[概要] 1 原審の経緯等
本件の原審の事案は,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)を
発行している控訴人社団法人シナリオ作家協会(1審原告。以下「原告協会」とい
う。)と,小説「イッツ・オンリー・トーク」(以下「本件小説」という。)を原
作とする映画(以下「本件映画」という。)の製作のために別紙著作物目録記載の
脚本(以下「本件脚本」という。)を執筆した控訴人X(1審原告。以下「原告X」
という。)が,本件脚本の本件書籍への収録及びその出版を承諾しなかった本件小
説の著作者である被控訴人(1審被告。以下「被告」という。)に対し,被告の委
託を受けて本件小説の著作権を管理している株式会社文藝春秋(以下「文藝春秋」
という。)と,本件映画の企画製作プロダクション会社である有限会社ステューデ
ィオスリー(以下「ステューディオスリー」という。)との間で締結された本件小
説の劇場用実写映画化に係る原作使用契約(以下「本件原作使用契約」という。)
において,著作物の二次的利用については,「文藝春秋は,一般的な社会慣行並び
に商習慣等に反する許諾拒否は行わない」との条項があることに照らすと,本件脚
本を本件書籍に収録して出版することについては原告X及び原告協会(以下「原告
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10313審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (パン・菓子用米粉組成物,米粉パン・菓子およびその製造方法)
被告全国穀類工業協同組合 原告株式会社福盛ドゥ
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年6月17日(優先権主張 平成14年7月12日,同月31
日,同年10月25日及び平成15年1月16日),発明の名称を「パン・菓子用米
粉組成物,米粉パン・菓子およびその製造方法」とする特許出願(特願2003−
171692号)をし,平成20年11月4日,これを分割してその一部につき,
発明の名称を「パン又は菓子用米粉」とする新たな特許出願(特願2008−28
3623号)をし,平成21年6月12日,特許第4324237号として設定登
録を受けた(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は2であった。甲
30)。
被告は,平成21年12月24日,本件特許(請求項1及び2)について無効審
判を請求し(甲32),原告は,平成22年3月19日付け訂正請求書(甲31)に
より,明細書の発明の詳細な説明について,誤記の訂正,明りようでない記載の釈
明を目的とする訂正請求をした(以下「本件訂正」といい,本件訂正後の明細書を
「訂正明細書」という。)。
特許庁は,平成22年8月27日,「訂正を認める。特許第4324237号の請
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10278審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ミキ 原告株式会社カワムラサイクル
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特許法17条の2 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,特許第3993996号(発明の名称「車椅子」。以下「本件特許」とい
う。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10264審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使用済み紙おむつの再生利用システム及び再生利用方法)
被告特許庁長官 原告株式会社スーパー・フェイズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成18年(2006年)6月13日,発明の名称を「使用済み紙おむ
つの再生利用システム及び再生利用方法」とする発明について,国際出願し(以下
「本願」という。優先権主張 平成17年(2005年)6月14日 日本国),本
願は,平成18年(2006年)12月21日,国際公開された(国際公開番号 WO
2006/134941 A1,国際公開時の請求項の数は11であった。)。
原告は,平成20年4月9日付け手続補正により,特許請求の範囲及び明細書を
変更する補正をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10256審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告アプト株式会社 原告アイノベックス株式会社
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特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,特許第4058072号(発明の名称「スーパーオキサイドアニオン分
解剤」。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10243審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (屏風式製品)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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刊行物 | 65回 | 審決 | 23回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「屏風式製品」とする発明について,平成16年9月11
日に特許出願(特願2004−298197号。以下「本願」という。)をしたが,
平成20年8月15日付けで拒絶査定を受け,同年10月8日付けで拒絶査定不服
審判(不服2008−25832号事件)を請求し,平成22年5月24日付けで
手続補正(甲21。以下「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10236審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (音楽と一体化した形式でメールを画面に表示する方法)
被告特許庁長官 原告X
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特許法17条の2 特許法49条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成19年8月12日,発明の名称を「音楽と一体化した形式でメール
を画面に表示する方法」とする発明について,特許出願(特願2007−2105
84。優先権主張平成19年2月5日,同月6日。平成20年9月18日出願公開,
特開2008−216965。以下「本願」という。)をしたが,平成20年3月
31日付けで拒絶理由通知を受け,同年6月19日付けで意見書及び手続補正書を
提出したが,同年8月15日付けで拒絶査定を受けたので,同年10月7日,これ
に対する不服の審判(不服2008−25792号事件)を請求するとともに,手
続補正書を提出した(以下「本件補正」という。)。
特許庁は,平成22年5月24日,本件補正を却下の上,「本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同年6月
27日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件補正による補正前(平成20年6月19日付け手続補正後)の本願の特許請
求の範囲,明細書及び図面(甲2。以下,これを「本願明細書」という。)の特許
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10218審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動端末,ゲームの制御方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体)
被告特許庁長官 原告株式会社スクウェア・エニックス
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特許法17条の2 特許法50条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成11年9月30日,発明の名称を「移動端末,ゲームの制御方法お
よびコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とする発明について,特許出願(平成
11年特許願278899号。平成13年4月10日出願公開,特開2001−9
6069。以下「本願」という。)をし,平成19年12月26日付けで拒絶理由
通知を受け,平成20年2月25日付けで意見書及び手続補正書を提出したが,同
年3月31日付けで拒絶査定を受けたので,同年5月21日,これに対する不服の
審判(不服2008−12817号事件)を請求するとともに,同年6月20日付
けで手続補正書を提出した(以下「本件補正」という。)。
特許庁は,平成22年6月7日,本件補正を却下した上,「本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同月17
日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
(1) 本件補正による補正前の本願の明細書の特許請求の範囲について,請求項1
の記載は次のとおりである(以下,この発明を「本願発明」という。また,本件補
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10234審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (無水石膏の製造方法及び無水石膏焼成システム)
被告株式会社ナコード
太平洋セメント株式会社
両名 原告吉野石膏株式会社
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特許法126条3項 特許法126条1項 特許法29条2項 特許法126条
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[概要] 1 本件は,被告両名が権利者であり名称を「無水石膏の製造方法及び無水石膏
焼成システム」とする発明についての特許第4202838号(出願日 平成
15年6月25日,登録日 平成20年10月17日,請求項の数5。以下「本
件特許」という。)の請求項1ないし5(以下「本件発明1」などといい,全
体を「本件各発明」という。)に対し,原告が特許無効審判請求をし,被告ら
が平成22年1月22日付けで訂正請求(以下「本件訂正請求」という。)を
して対抗したところ,特許庁が,上記訂正請求を認めた上,請求不成立の審決
をしたことから,これに不服の原告が取消しを求めた事案である。
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著作権
平成23年3月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10059控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)Y 控訴人(原告)宏文出版株式会社 被控訴人(被告)Y
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著作権法32条 著作権法12条1項
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[概要] 本件は著作権侵害及び名誉・信用毀損等を理由とする不法行為に基づく損害賠償
請求訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10228審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高周波超伝導電磁エンジン)
被告特許庁長官吉水純子 原告X
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特許法36条4項1号 特許法17条の2 特許法53条3項 特許法159条1項
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審決 | 48回 | 実施 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 8回 | 分割 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。主たる争点は,審判手続の違法の有無,補
正要件充足性の有無(新規事項の追加),実施可能要件充足性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10342審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告西日本エス・ピー・シー株式会社川村恭子 原告フリー工業株式会社大島信之
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商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,被告の下記1の本件商標に係る商標登録を無効にすることを求
める原告の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした
別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4
のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10335審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告森永製菓株式会社関真也 原告株式会社CLUBANTIQUE川上敦子
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,原告が,原告の下記1の本件商標に係る商標登録を無効にすることを求
める被告の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求を認めた別紙審決書
(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおりの
取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10359審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y藤田雅彦 原告社団法人日本照明器具工業会蔵合正博
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商標法2条3項1号 商標法56条1項 商標法50条 商標法2条3項8号
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[概要] 本件は,原告が,原告の下記1の本件商標に係る商標登録に対する不使用を理由
とする当該登録の取消しを求める被告の下記2の本件審判請求について,特許庁が
同請求を認めた別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10237審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官小川慶子 原告株式会社ホクコン
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特許法17条の2
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審決 | 37回 | 実施 | 6回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒絶
査定不服審判の請求について,特許庁が,特許請求の範囲の記載を下記2(1)から
(2)へと補正する本件補正を却下した上,同請求は成り立たないとした別紙審決書
(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由
があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10209審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官山崎達也 原告三星電子株式会社丸山亮
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒絶
査定不服審判の請求について,特許庁が,本願発明の要旨を下記2のとおり認定し
た上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要
旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成23年3月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10064控訴棄却
著作権確認等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人中国塗料株式会社
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著作権法15条 著作権法15条2項 著作権法27条 著作権法112条
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[概要] 1 原判決別紙著作権目録記載の「船舶情報管理システム (本件システム)を」
開発作成し,その著作権を有すると主張する控訴人(原告)は,元の勤務先である
被控訴人(被告)が同システムを使用しているとして,被控訴人に対し,①本件シ
ステムについて,控訴人が著作権を有することの確認を求めるとともに,②控訴人
による開発寄与分の確認を求めた。
2 原判決は,本件システムはプログラムの著作物であるが,仮に同システムが
控訴人の著作に係るものと認めるとしても,著作権法15条2項の職務著作に該当
するとして,その著作権を有することの確認請求を棄却するとともに,本件システ
ムについての開発寄与分がどれほどの割合かの確認を求める請求については,訴え
の利益がないとして,その訴えを却下した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成23年3月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)8605一部認容
損害賠償請求事件
被告FC・ジャパン・ホールディングス株式会社 原告株式会社ウェルネス四万十研究所
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[概要] 1 請求原因
(1) 債務不履行に基づく損害賠償請求
ア 原告と被告は,平成20年3月7日,以下の内容の,日本国産冬虫夏草
の健康補助食品に関する長期売買契約(以下「本件契約」という )を締。
結した。
▶判決の詳細
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その他
平成23年3月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10082控訴棄却
著作権使用料等請求控訴事件
控訴人(被告)株式会社環健出版社
(被告)X 被控訴人(原告)株式会社ヒポクラテス桑原弘明
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[概要] 1 被控訴人は,控訴人会社との間で,一連の契約書・覚書をもって,①本件著
作物「読むサプリシリーズ」について被控訴人が印刷した原告書籍,奥書修正シー
ル,書籍販売用ラックの売買等に係る合意,②本件著作物の増刷に係る出版権設定
(著作権使用料の支払)の合意,③控訴人会社が,分割払の合意をした①及び②に
係る未払代金等債務について期限の利益を喪失した場合は,②の合意に基づいて受
領した本件著作物の原稿を被控訴人に返還する旨の合意をし,また,控訴人Xとの
間で,控訴人会社の上記債務につき連帯保証契約を締結したところ,控訴人会社が
①及び②に係る未払代金等債務の支払を遅滞し,期限の利益を喪失したと主張して,
控訴人らに対し,未払代金等債務695万1480円及び遅延損害金の支払と本件
著作物の原稿の返還を求めた。
2 原審は,未払代金等債務のうち590万3641円及び遅延損害金の支払と
本件著作物の原稿の返還請求を認容し,その余の請求を棄却した。当審の審理範囲
は,原審請求認容部分の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年3月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10081控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X石山卓磨 被控訴人Y太田純
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著作権法15条1項
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[概要] 1 本判決の略称は,「各執筆担当従業員」を「各執筆担当者」に改め,「(仮
題)病院の新経営管理項目読本」と題する書籍原稿(甲1。ただし,Aが執筆した
「第5編 院内IT化と情報管理・プライバシー保護」の部分は除く。)を「本件
著作物」と,アーバンプロデュースによる病院の経営管理に関する書籍の執筆依頼
を「本件執筆依頼」といい,原判決の「本件書籍」を,特に断らない限り「本件著
作物」と読み替えるほかは,当事者の呼称を含め,審級に応じて読み替え,改める
ほかは,原判決に従う。
2 本件は,控訴人が,本件著作物について著作権法15条1項(職務著作)に
基づき著作権を有すると主張し,被控訴人が本件著作物に依拠して被控訴人書籍を
作成し,出版,販売及び頒布する行為が,控訴人の本件著作物の複製権を侵害する
として,同法112条1項に基づき被控訴人書籍の出版,販売及び頒布の差止め並
びにその廃棄を求め,また,不法行為に基づく損害賠償として,671万円及びこ
れに対する訴状送達の日の翌日である平成20年12月13日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官加々美一恵 原告アベンテイスフアルマ
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特許法29条2項
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[概要] 本件は, 原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒
絶査定不服審判の請求について,特許庁が,特許請求の範囲の記載を下記2の(1)
から(2)へと補正する本件補正を却下した上,同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消
事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井上千弥子 原告有限会社シャオユーホールディングス
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特許法29条2項 特許法50条 特許法49条 特許法36条
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,本願発明の要旨を下記2とす
る原告の本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10186審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯型コミュニケータおよびその監視装置)
被告特許庁長官水野恵雄 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とする審決の取消訴訟
である。争点は,本願発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10273審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木由紀夫 原告日本製箔株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,本願発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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その他
平成23年3月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10043一部認容
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社SNKプレイモア被控訴人(
)サミー株式会社 控訴人(原告)株式会社ユニバーサルエンターテインメント 被控訴人(被告)株式会社SNKプレイモア
(被告)サミー株式会社
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民法719条2項 民法719条 不正競争防止法2条1項14号
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損害賠償 | 29回 | ライセンス | 5回 | 許諾 | 3回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 1(1) 控訴人は,遊戯機器,遊戯機器及びその関連機器の試験研究,企画,開
発,販売,リース,レンタル及び輸出入等を目的とする株式会社である。控訴人は,
原判決後の平成21年11月1日,商号をアルゼ株式会社から現商号に変更した。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)21532一部認容
損害賠償請求事件
被告A
株式会社小林畜産
ら
ら 原告朝霧ヨーグル豚販売協同組合
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商標法4条1項11号 商標法38条3項 商標法39条 商標法37条1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「ヨーグルトン」の標準文字からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である原告が,被告らが本件商標と類似の標章である別紙標
章目録1及び2記載の各標章(以下「被告各標章」と総称し,それぞれを「被
告標章1」,「被告標章2」という。)を付した商品の譲渡等をした行為が,
原告の商標権の侵害行為に当たる旨主張して,被告らに対し,商標権侵害の不
法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10227審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (降雪地走行鉄道車両用車軸軸受グリース組成物)
被告特許庁長官 原告日本グリース株式会社
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特許法29条2項 特許法30条
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[概要] , ( 「 」 。)1 本件は 原告及び財団法人鉄道総合技術研究所 以下 訴外法人 という
が,名称を「降雪地走行鉄道車両用車軸軸受グリース組成物」とする発明につ
き共同して特許出願したが,拒絶査定を受けたので,これに対して不服の審判
請求をし,平成19年4月20日付けでも特許請求の範囲の変更等を内容とす
る手続補正(請求項の数3,以下「本件補正」という )をしたが,特許庁が。
本件補正を却下した上,請求不成立の審決をしたことから,その後訴外法人の
共有持分放棄により単独名義人となった原告が,その取消しを求めた事案であ
る。
2 争点は,特許庁において本件補正後の請求項1(以下「本願補正発明」と
いう )が下記引用例1ないし3に記載された各発明及び周知慣用技術から容。
易想到であり(特許法29条2項 ,独立特許要件を欠くとして本件補正を却)
下したことが適法であったか,である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年3月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)6368等請求棄却
損害賠償等請求事件
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著作権法60条 著作権法112条1項 著作権法63条 民法723条
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[概要] 第1事件は,財団法人である原告社会事業団が,①亡Aが戦前に創作した
多数の著作物の集合体としての「生命の實相」の著作権は,亡Aが原告社会
事業団の設立者として行った寄附行為の寄附財産であって,原告社会事業団
に帰属しているところ,上記「生命の實相」に属する書籍をそれぞれ復刻し
た復刻版である別紙第1書籍目録1記載の書籍(以下「本件①の書籍1」と
いう。)及び同目録2記載の書籍(以下「本件①の書籍2」といい,これと
本件①の書籍1を併せて「本件①の各書籍」という。)について,被告日本
教文社との間で著作権使用(出版)契約を締結したが,印税(著作権使用
料)に未払がある,②本件①の書籍1の著作権者は原告社会事業団であるの
に,被告日本教文社が原告社会事業団に無断で本件①の書籍1に真実と異な
る著作権表示を行ったことが不法行為を構成するなどと主張して,被告日本
教文社に対し,著作権使用(出版)契約に基づき,印税の支払を求めるとと
もに,民法723条に基づき,謝罪広告の掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)16354請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社KDDI総研 原告アテンションシステム株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告が原告の有する後記本件特許権を侵害しているなどと
して,被告に対し,特許法100条1項,2項に基づき,無線通信料等の口座
振替決済の無料化を求めると共に,民法709条に基づく損害賠償として,1
60万円及び上記特許権侵害により得られた額の50%の支払を求めた事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10216審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田部元史 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,本願発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本鋳鉄管株式会社 原告新東工業株式会社杉山直人
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告が有する下記2の本件発
明に係る本件特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が,本件訂
正を認めた上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その
理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取
消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10338審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社みずほ 原告Xフィナンシャルグループ
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商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,原告の下記1のとおりの本件商標に係る商標登録を無効にす
ることを求める被告の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求を認めた
別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記
4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10308審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官板橋通孝 原告ケイデンスデザインシステムズ,
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特許法29条2項 特許法153条2項 特許法17条の2
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審決 | 22回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 分割 | 1回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒絶
査定不服審判の請求について,特許庁が,本件補正を却下し,発明の要旨を下記2
の特許請求の範囲の記載のとおり認定した上,同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消
事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10307審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官加藤惠一 原告ケイデンスデザインシステムズ,
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特許法153条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒絶
査定不服審判の請求について,特許庁が,本件補正を却下し,発明の要旨を下記2
の特許請求の範囲の記載のとおり認定した上,同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消
事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (歯間クリーナの製造方法)
被告特許庁長官吉澤秀明 原告インターブロスゲゼルシャフト
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)31965請求棄却
損害賠償請求事件
被告ソニー株式会社 原告承鎂源數位科技股份有限公司
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民法709条 著作権法6条3号 著作権法88条
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[概要] 本件は,台湾法人である原告が,小型USBフラッシュメモリを台湾の会社
に製造委託してこれを輸入・販売する被告に対し,①当該小型USBフラッシ
ュメモリは,原告が製造する商品の形態を模倣したものであって,被告による
当該小型USBフラッシュメモリの輸入・販売は,不正競争防止法(以下「不
競法」という。)2条1項3号の不正競争行為に該当すること,②当該小型U
SBフラッシュメモリは,被告が原告から示された営業秘密を不正に使用して
製造されたものであり,不競法2条1項7号の不正競争行為に該当すること,
③被告による当該小型USBフラッシュメモリの製造は,台湾の著作権法上,
原告の著作物である小型USBフラッシュメモリの設計図の著作権(翻案権)
を侵害すること,④被告による当該小型USBフラッシュメモリの製造・販売
は,原告の技術情報を使用して行われたものであり,不法行為(民法709
条)に該当すること(①ないし④につき選択的併合)を理由として,原告に生
じた損害541億8000万円(逸失利益540億円及び弁護士費用1億80
00万円)の一部である20億円(逸失利益19億円及び弁護士費用1億円)
の損害賠償及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成20年2月2日か
▶判決の詳細
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