権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成26年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)14689一部認容
使用許諾料請求事件
被告ラインズ株式会社内田雅敏 原告株式会社学書平田伸男
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告と被告との間の問題集等の使用許諾契約
に基づき,未払使用許諾料の支払を求める事案である。被告は,請求原因事
実を全て認め,被告の原告に対する損害賠償債権を自働債権とする相殺の抗
弁を主張して,原告の請求を争っている。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)24628請求棄却
著作権に基づく差止等請求事件
被告アイ・ティ・エル株式会社秋山一弘 原告甲丸茂浩
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容
易に認めることができる事実)は,次のとおりである。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)30904請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社クレテック
株式会社東洋総医研
一般社団法人全国整体療術師協会
A
B
C 原告有限会社東洋総医研
甲
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 本件は,(1)原告会社が,①被告会社に対し,不正競争防止法2条1項1号
及び3条,又は会社法8条若しくは商法12条に基づき,「東洋総医研」を含
む商号の使用の差止め,並びに「株式会社東洋総医研」との商号の抹消登記
手続を求める(前記第1の1(1)ア及びイ。以下「本件請求1(1)」という。)
とともに,②被告らそれぞれに対し,不正競争防止法2条1項4号及び3条
に基づき,本件名簿情報の使用及び開示の差止め,並びに本件名簿の廃棄を
求め(前記第1の1(2)ア及びイ。以下「本件請求1(2)」という。),③被
告らに対し,不正競争防止法2条1項1号及び4条,又は民法709条(一
般不法行為)に基づき,損害賠償金300万円及びこれに対する訴状送達の
日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を
求め(前記第1の1(3)。以下「本件請求1(3)」という。),(2)原告甲が,①
被告協会に対し,不正競争防止法2条1項1号及び3条,又は民法709条
(一般不法行為)に基づき,「全国整体療術師協会」を含む名称の使用の差止
め,並びに「一般社団法人全国整体療術師協会」との名称の抹消登記手続を
求めるとともに(前記第1の2(1)ア及びイ。以下「本件請求2(1)」という。),
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(行ウ)419却下
特許庁長官方式指令取消等請求事件
被告国 原告A
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特許法17条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 別紙訴状(写し)の「請求の原因」及び別紙平成26年9月3日付け原告第
一準備書面(写し)のとおり。
▶判決の詳細
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その他
平成26年9月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10034控訴棄却
著作物頒布広告掲載契約に基づく著作物頒布広告掲載撤去損害賠償請求控訴事件
控訴人(被告)株式会社シャトー勝沼大西達也 被控訴人(原告)株式会社黄菱
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,被控訴人が広告を掲載した看板を設置
して控訴人経営のワイナリーを広告掲載するとの内容に係る控訴人・被控訴人間の
4つの看板広告掲載契約(第1契約ないし第4契約。これらを併せて「本件各契約」
ともいう。)において,更新時に支払うべき更新時料金の支払を怠ったとの控訴人の
債務不履行,又は控訴人による信頼関係破壊が,同契約の解除事由に当たるとして
本件各契約を解除し,上記広告看板及びその掲載のための工作物の敷地として地主
から賃借している土地の収去明渡を余儀なくされることにより損害が生ずるとして,
広告看板及び工作物の収去費用相当額である損害金1005万6200円及びこれ
に対する支払を催告した日である平成24年3月15日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10337審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告西中織物有限会社
大建工業株式会社塩田千恵子 原告株式会社カネハ
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特許法29条2項 特許法29条 特許法153条2項 特許法133条1項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,手続
違反の有無(判断の遺漏),進歩性,新規性判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年9月26日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成25(ネ)2494控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社テレビ朝日ホールディングス被控訴人(一審
)株式会社IMAGICA 控訴人(一審原告)株式会社視覚デザイン研究所 被控訴人(一審被告)株式会社テレビ朝日ホールディングス
(一審被告)株式会社IMAGICA
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民法709条
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許諾 | 62回 | ライセンス | 13回 | 侵害 | 10回 | 実施 | 2回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,フォントベンダーである控訴人が,テレビ放送等で使用すること
を目的としたディスプレイフォントを製作し,番組等に使用するには個別の
番組ごとの使用許諾及び使用料の支払が必要である旨を示してこれを販売し
組目録」記載の番組を収録した同「DVD目録」記載のDVD及び同「追加
5番組目録」記載の番組を収録した同「追加DVD目録」記載のDVDを販
位的に,故意又は過失によりフォントという控訴人の財産権上の利益又はラ
控訴人の損失において法律上の原因に基づかずにフォントの使用利益を取得
したものであり不当利得を構成するとして,被控訴人らに対し,主位的には
不法行為に基づき,予備的に不当利得の返還として,以下の使用料相当額の
金員及び各行為後の日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の各支払を求めた事案である。
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特許権
平成26年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)31341請求棄却
特許専用実施権侵害行為差止等請求事件 (パチンコ台取付装置)
被告株式会社スリーストン 原告有限会社ホール・ワークス
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特許法100条1項 特許法102条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「パチンコ台取付装置」とする特許権の専用実施権
者である原告が,被告による被告製品の製造・販売が上記専用実施権の侵害
に当たる旨主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品の製
造・販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,専用実施権侵害に基づく損害
賠償金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)9255請求棄却
職務発明対価請求事件 (反射防止膜を有する光学部材)
被告HOYA株式会社 原告P1
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民事訴訟法61条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,原告がした職務発明の特許登録及び被告の
実施に基づき,被告特許規程に基づく登録報奨金3万6000円及び実績報
奨金9996万4000円の合計1億円,並びにこれに対する平成21年1
0月23日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払いを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10339審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (透明フィルム)
被告株式会社ブリヂストン 原告X
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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審決 | 63回 | 実施 | 37回 | 進歩性 | 14回 | 新規性 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,発明の名称を「透明フィルム」とする特許第4768217号(平
成15年7月7日出願,平成23年6月24日設定登録。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10266審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (透明フィルム)
被告株式会社ブリヂストン 原告X
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特許法134条の2 特許法29条1項3号
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審決 | 75回 | 実施 | 26回 | 進歩性 | 22回 | 新規性 | 15回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,発明の名称を「透明フィルム」とする特許第4768217号(平
成15年7月7日出願,平成23年6月24日設定登録。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)34237請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (窒化物半導体素子)
被告三洋電機株式会社 原告日亜化学工業株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「窒化物半導体素子」とする特許権を有する原告が,
被告による被告製品の生産,譲渡等が上記特許権の侵害に当たる旨主張して,
特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品の生産,譲渡等の差止め及
び廃棄を求めるとともに,特許権侵害に基づく損害賠償金の支払(一部請
求)を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)4303請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告コスメディ製薬株式会社
岩城製薬株式会社 原告株式会社バイオセレンタック
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特許法100条1項 特許法102条3項 特許法36条4項1号
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無効 | 35回 | 進歩性 | 18回 | 新規性 | 14回 | 特許権 | 13回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経
皮吸収製剤保持用具」とする特許権を有する原告が,被告らによる被告製品
の製造・販売が上記特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項
に基づき被告製品の製造・販売の差止めを求めるとともに,特許権侵害に基
づく損害賠償金等の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5600請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社カワタ 原告株式会社松井製作所
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特許法101条4号
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特許権 | 20回 | 侵害 | 15回 | 間接侵害 | 13回 | 実施 | 6回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,化学,製薬,製紙,食品,繊維工業用諸機械の製造及び販売並び
にこれらに附帯する工事の施工等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)25813
特許権侵害差止請求事件 (美容器)
被告ヤーマン株式会社上田望美 原告株式会社MTG
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法29条1項2号
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実施 | 23回 | 特許権 | 16回 | 進歩性 | 14回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「美容器」とする特許権(以下「本件特許権」とい
う。)を有する原告が,被告による別紙被告製品目録記載1ないし3の美容
用ローラー(以下「被告各製品」と総称する。)の製造販売等が本件特許権
の侵害に当たると主張して,被告に対し,被告各製品の製造,販売及び販売
のための展示の差止め並びに被告各製品及びその製造のための金型の廃棄を
求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)26676請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (窒化物系半導体素子)
被告日亜化学工業株式会社堀籠佳典 原告三洋電機株式会社鷹見雅和
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特許法102条3項 特許法29条の2 特許法104条の3
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[概要] 本件は,発明の名称を「窒化物系半導体素子」とする特許権(以下「本件
特許権1」という。)及び発明の名称を「窒化物系半導体素子の製造方法」
とする特許権(以下「本件特許権2」といい,本件特許権1と併せて「本件
各特許権」という。)を有する原告が,被告による被告製品の製造販売等が
本件各特許権の侵害に当たると主張して,被告に対し,特許法100条に基
づく被告製品の製造販売等の差止め及び廃棄並びに特許権侵害の不法行為
(民法709条,特許法102条3項)に基づく損害賠償金又は不当利得金
12億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成23年8月24日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10018控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人京セラ株式会社 被控訴人株式会社MARUWA
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特許法134条の3 特許法181条2項 特許法104条の3 特許法29条1項3号
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[概要] 1 原判決で用いられた略語は,断りのない限り,当審でもそのまま用いる。原
判決を引用する部分では,「原告」とあるのは「控訴人」と,「被告」とあるのは「被
控訴人」と読み替えるものとする。
2 本件は,本件特許の特許権者である控訴人が,業として被告製品の販売をし
ている被控訴人に対し,被控訴人による被告製品の販売によって本件特許権を侵害
されたと主張して,不法行為に基づく損害賠償請求として,金1億円及びこれに対
する不法行為の後の日である平成24年12月1日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10324審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (誘電体磁器及びこれを用いた誘電体共振器)
被告株式会社MARUWA 原告京セラ株式会社
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特許法29条1項3号 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実,弁論の全趣旨)
原告は,発明の名称を「誘電体磁器及びこれを用いた誘電体共振器」とする特許
第3830342号(平成12年6月26日,優先権主張基礎出願。同年9月18
日特許出願,平成18年7月21日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権
者である。被告は,平成22年8月4日,本件特許について無効審判請求(無効2
010-800137号事件)をし,特許庁は,平成23年5月27日,本件特許
を無効にする旨の審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10317審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (操作抵抗を具備する燃料サプライシステム)
被告特許庁長官 原告ソシエテビック
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特許法50条 特許法29条2項 特許法17条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「操作抵抗を具備する燃料サプライシステム」とする発明
につき,平成17年2月16日に国際出願(特願2007-556119。以下「本
願」という。)をしたが,平成24年8月15日付けで特許庁に拒絶査定をされた。
原告は,これを不服として,平成24年12月21日,特許庁に対し,不服審判請
求(不服2012- 25495号)をするとともに,同日付けの手続補正書によ
り,特許請求の範囲の補正をした(以下「本件補正」という。)。
特許庁は,平成25年7月16日,本件補正を却下するとともに,「本件審判の請
求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本を,同月30日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10272審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (物品搬送設備)
被告株式会社ダイフク 原告村田機械株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の概要(争いがない。)
被告は,発明の名称を「物品搬送設備」とする特許について,平成8年8月6日,
特許出願(特願平8-206819号)をし,平成15年6月6日,設定登録を受
けた(特許第3436334号。請求項の数13。以下「本件特許」という。)。
原告は,平成24年4月26日,本件特許について無効審判請求をした。被告は,
特許庁から,平成25年4月5日付けで審決の予告を受けたので,同年6月10日
付けで特許請求の範囲等について訂正請求(以下「本件訂正」という。なお,本件
訂正により,請求項2ないし11は削除された。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10036控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (データベースシステム)
控訴人有限会社ビズファ 被控訴人株式会社ドリーム・アーツ
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特許法101条1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「データベースシステム」とする特許権を有する控訴
人が,被控訴人が業として製造販売するソフトウェアをインストールしたシス
テムが上記特許権に係る発明の技術的範囲に属し,その製造等が上記特許権の
間接侵害(特許法101条1号)に当たる旨主張して,控訴人に対し,不法行
為に基づき,損害金5億5000万円及びこれに対する不法行為後の日である
平成25年2月27日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10327審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (キナゾリン誘導体,その製法及び抗癌作用を得るためのそれを含有する医薬品)
被告特許庁長官 原告アストラゼネカ・ユーケイ・リミテッド
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特許法67条の3 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は,当事者間に争いが
ないか,弁論の全趣旨により認められる。)
原告は,発明の名称を「キナゾリン誘導体,その製法及び抗癌作用を得る
ためのそれを含有する医薬品」とする特許第3040486号の特許(平成
8年4月23日出願,優先権主張:1995年4月27日,イギリス(G
B),平成12年3月3日設定登録。以下「本件特許」という。請求項の数
は20である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10326審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (キナゾリン誘導体,その製造法および該キナゾリン誘導体を含有する抗癌作用を得るための医薬調剤)
被告特許庁長官 原告アストラゼネカ・ユーケイ・リミテッド
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特許法67条の3 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は,当事者間に争いが
ないか,弁論の全趣旨により認められる。)
原告は,発明の名称を「キナゾリン誘導体,その製造法および該キナゾリ
ン誘導体を含有する抗癌作用を得るための医薬調剤」とする特許第2994
165号の特許(平成5年2月16日出願,優先権主張:1992年6月2
6日,イギリス(GB),1992年11月12日,イギリス(GB),平成
11年10月22日設定登録。以下「本件特許」という。請求項の数は21
である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10008審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エレクトロポレーション法による外来遺伝子導入法)
被告ネッパジーン株式会社 原告株式会社ベックス
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特許法36条4項 特許法36条4項1号 特許法134条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成22年1月22日に出願され,平成23年4月1日に設定登録され
た,発明の名称を「エレクトロポレーション法による外来遺伝子導入法」とする特
許第4713671号(請求項の数6。以下「本件特許」という。)の特許権者であ
る。
原告は,平成24年4月6日,特許庁に対し,本件特許の全ての請求項について
無効にすることを求めて審判の請求(無効2012-800051号事件)をした
ところ,被告は,平成25年8月1日,特許請求の範囲の訂正(以下「本件訂正」
という。本件訂正により請求項4ないし6は削除され,請求項の数は3となった。)
を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (送付用情報記録冊子)
被告福島印刷株式会社辻本良知 原告株式会社ウイル・コーポレーション高橋隆二
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①補
正に関しての新規事項の追加の有無,②明細書の記載不備(明確性要件の欠如)の
有無,③進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10236審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (窒化物半導体発光素子)
被告エバーライト・エレクトロニクス 原告日亜化学工業株式会社
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特許法36条4項 特許法123条1項4号 特許法2条3項1号 特許法134条の3
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実施 | 174回 | 審決 | 59回 | 無効 | 11回 | 訂正審判 | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成7年12月1日,発明の名称を「窒化物半導体発光素子」と
する特許出願(特願平7-314339号。優先権主張:平成6年12月2
日,同年12月9日,平成7年3月16日,日本)をし,平成10年5月1
5日,設定の登録(特許第2780691号)を受けた(登録時の請求項の
数12。甲21。以下,この特許を「本件特許」という。)。
被告は,平成23年9月28日,特許庁に対し,本件特許の請求項1ない
し12に係る発明を無効にすることを求めて審判請求(無効2011-80
0183号)をし,特許庁は,平成24年11月12日,「特許第2780
691号の請求項1ないし12に係る発明についての特許を無効とする。」
との審決をし,その謄本は同年11月22日,原告に送達された。
原告は,上記審決を不服とし,平成24年12月22日,当裁判所に対し
て上記審決を取り消すことを求めて訴訟を提起した(当裁判所平成24年
(行ケ)第10440号)。
原告は,平成25年2月19日,特許庁に対し訂正審判を請求し(訂正2
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (知識ベースシステム,論理演算方法,プログラム,及び記録媒体)
被告特許庁長官 原告X
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特許法2条1項 特許法17条の2 特許法1条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「知識ベースシステム,論理演算方法,プログラム,
及び記録媒体」とする発明につき,平成23年12月1日に特許出願(出願
番号:特願2011-263928号。平成22年5月18日に出願した特
願2010-541357号(以下「原出願」という。)の分割出願。以下
「本願」という。)を行った(甲1)。
原告は,平成24年6月18日付けで拒絶査定を受け,同年8月28日,
拒絶査定不服の審判を請求するとともに,手続補正をした(甲3。以下「本
件補正」という。)。
特許庁は,上記請求を不服2012-16757号事件として審理し,平
成25年12月3日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は,成り
立たない。」との審決をし(以下「本件審決」という。),その謄本は同月
17日,原告に送達された。
原告は,平成26年1月13日,本件審決の取消しを求める本件訴えを提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10012審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (絵文字形成皿)
被告X 原告エイジデザイン株式会社
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特許法29条1項3号 特許法29条1項2号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成15年4月7日,発明の名称を「絵文字形成皿」とする発明
について特許出願(特願2003-133764号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成22年4月9日,特許第4487279号(請求項の数2。
以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録(甲21)を受けた。
原告は,平成25年5月15日,本件特許(請求項1及び2)に対して特
許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10255審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (芝草品質の改良方法)
被告特許庁長官 原告バイエル・クロツプサイエンス・エル・ピー
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特許法29条1項3号
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刊行物 | 60回 | 審決 | 52回 | 実施 | 24回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成17年(2005年)1月28日,発明の名称を「芝草品質
の改良方法」とする発明について特許出願(特願2005-20775号,
パリ条約による優先権主張:平成16年(2004年)2月13日,優先権
主張国:アメリカ合衆国。以下「本願」という。)をしたが,平成23年4月
1日付けで拒絶査定を受けたことから,同年8月11日,これに対する不服
の審判を請求し,平成25年3月18日付け手続補正書により特許請求の範
囲を補正した(以下「本件補正」という。)(甲11,17,19,28)。
特許庁は,前記 請求を不服2011-17402号事件として審
理し,平成25年5月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月14日,原告に送達さ
れた。
原告は,平成25年9月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10335審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (雪下ろしロボット)
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法68条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成24年3月14日,発明の名称を「雪下ろしロボット」とす
る発明(請求項数1)について特許出願(特願2012-82265号。以
下「本願」という。)をし,同年5月18日付けで拒絶理由通知を受けたた
め,同年7月26日付け意見書を提出したが,さらに同年10月9日付けで
拒絶理由通知を受けたため,同年11月12日付け意見書を提出したが,平
成25年2月14日付けで拒絶査定を受けたことから,同年5月22日,こ
れに対する不服の審判を請求した(甲1~5,乙1,2)。
特許庁は,前記 請求を不服2013-10659号事件として審理し,
平成25年10月28日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年11月20日,原告に送
達された。
原告は,平成25年12月16日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を
提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)17872却下
損害賠償請求事件 (放電焼結装置)
被告国 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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民事訴訟法142条
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[概要] 1 本件は,原告が,特許庁が平成13年7月4日にした異議の決定(以下
「本件取消決定」という。)が国家賠償法上違法であるとして,被告に対し,
一部請求として,200万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成
26年7月19日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)16717却下
損害賠償請求事件 (放電焼結装置)
被告国 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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特許法29条2項 民事訴訟法142条 特許法29条の2 特許法41条
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[概要] 1 本件は,特許庁審判官審判長Aが,原告が有していた発明の名称を「放電焼
結装置」とする特許権(特許第2640694号。以下「本件特許」とい
う。)についての特許異議申立てに対し,特許庁審判官合議体の一人として,
平成13年7月4日にした取消決定(以下「本件取消決定」という。)をし
たことは,特許法29条2項に違反する処分をしたものであり,国家賠償法上
違法であると主張して,被告に対し,200万円及びこれに対する訴状送達の
日の翌日である平成26年7月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5744請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告ロイヤルネットワーク株式会社 原告株式会社ハッピー
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特許法102条1項 特許法102条2項 特許法102条3項 特許法102条
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
ア 原告は,ケア及びメンテナンス事業(洋服類,和服類,皮革及び毛皮製
品類,鞄及び小物類のシミ抜き,洗い張り,修理,修繕,再生加工及び維
持,管理,保管),クリーニング事業等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10090控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (共焦点分光分析)
控訴人レニショウパブリック
(原告)レニショウトランスデューサ 被控訴人ナノフォトン株式会社森本晋
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特許法126条5項 特許法104条の3 特許法126条2項 特許法126条3項
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無効 | 56回 | 特許権 | 22回 | 訂正審判 | 22回 | 無効審判 | 19回 |
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[概要] 用語の略称及び略称の意味は,本判決で付するもののほか,原判決に従い,原判
決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被告」とあるのを「被控訴
人」と読み替えるほか,適宜これに準じる。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10227審決取消訴訟
審決取消請求事件 (共焦点分光分析)
被告レニショウパブリック 原告ナノフォトン株式会社森本晋
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特許法36条5項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決に対する取消訴訟である。争点は,①進
歩性判断の誤りの有無及び②明確性要件(平成6年法律第116号による改正前の
特許法36条5項2号)違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10262審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (焦点特性とコヒーレンス・ゲートを制御するために動的フィードバックを用いた,光干渉トモグラフィにおける写像性と感度を改善するための方法及び装置)
被告特許庁長官森林克郎 原告ザジェネラルホスピタルコーポレ
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特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10005審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (太陽電池ユニット,太陽電池セルの接続方法,太陽電池セルの接続構造及び太陽電池セル接続用導通材)
被告特許庁長官吉野公夫 原告日立化成株式会社中山浩光
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特許法29条2項 特許法44条1項 特許法41条1項 特許法53条1項
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実施 | 35回 | 審決 | 28回 | 進歩性 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10090審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官小林由美子 原告X
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商標法4条1項6号 商標法4条3項 商標法4条1項7号 商標法56条1項
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審決 | 56回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 | 実施 | 1回 | 商標権 | 1回 |
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[概要] 本件は,商標登録出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,①商標法4条1項6号該当性の有無に係る判断の基準時及び
②審決の事実誤認の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年9月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)29975等一部認容
出版差止等請求事件
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著作権法15条1項 著作権法113条6項 民法109条 著作権法59条
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,本判
決を通して,証拠番号はA事件において付記された番号であり,枝番の記載
を省略することがある。)
(1) 当事者
ア 原告は,日刊新聞の発行等を目的とする会社であり,「讀賣新聞」を
発行している。同新聞は,以前,株式会社読売新聞社(以下「読売新聞
社」という。)が発行していたところ,平成14年7月1日,読売新聞
グループの再編に伴い,同社は,商法(平成17年7月26日法律第8
7号による改正前のもの。以下「旧商法」という。)373条の新設分
割により,原告を新設分割会社として,読売新聞グループの持株会社で
ある株式会社読売新聞グループ本社(以下「読売新聞グループ本社」と
いう。)と,上記新聞の編集・発行事業等を行う原告とに会社分割され
た。〔弁論の全趣旨〕
イ 被告は,図書の出版及び販売等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法2条2項 意匠法50条3項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26664号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月25日付け(同年4月2日発送)で拒絶
査定を受けたので,同年6月28日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10077審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法2条2項 意匠法50条3項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26663号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月25日付け(同年4月2日発送)で拒絶
査定を受けたので,同年6月28日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法2条2項 意匠法50条3項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26654号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月26日付け(同年4月2日発送)で拒絶
査定を受けたので,同年6月27日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法2条2項 意匠法50条3項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26653号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月26日(同年4月2日発送)付けで拒絶
査定を受けたので,同年6月27日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法50条3項 意匠法2条2項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26667号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月26日付けで拒絶査定を受けたので,同
年6月26日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法2条2項 意匠法50条3項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26657号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月22日付け(同月26日発送)で拒絶査
定を受けたので,同年6月26日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社アクセル
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意匠法50条3項 意匠法2条2項 意匠法3条2項 意匠法52条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,意匠に係る物品を「携帯情報端末」とする意匠について,平成23
年11月17日に意匠登録出願(意願2011-26648号。以下「本願」
という。)をしたが,平成25年3月26日に拒絶査定を受けたので,同年6
月26日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10275審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (加硫ゴム組成物,空気入りタイヤおよびこれらの製造方法)
被告住友ゴム工業株式会社 原告株式会社ブリヂストン
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,発明の名称を「加硫ゴム組成物,空気入りタイヤおよびこれらの製
造方法」とする特許第4581116号(平成20年9月2日出願(パリ条約
による優先権主張 平成19年9月10日),平成22年9月10日設定登録。
以下「本件特許」という。請求項の数は14である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10022一部認容
損害賠償等請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社クローバー・ネットワーク・コム 被控訴人兼控訴人株式会社ジンテック
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特許法102条2項 特許法100条1項
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侵害 | 19回 | 実施 | 17回 | 特許権 | 11回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 本件は,第1審原告が,第1審被告による原判決別紙物件目録2記載の装置
の製造及び使用が,第1審原告の有する特許権の侵害に当たる旨主張して,第
1審被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,上記装置(ただし,
原判決別紙別件訴訟物件目録記載のものを除く。)の製造及び使用の差止め並
びに廃棄を求めるとともに,上記特許権侵害の不法行為に基づく平成19年8
月17日から平成21年8月31日までの間の損害賠償金のうち5億円及びこ
れに対する不法行為後の日である平成21年10月9日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)27293請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (グリセロールからジクロロプロパノールを製造するための方法であって,該グリセロールが最終的にバイオディーゼルの製造における動物性脂肪の転化から生じる方法)
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,中国の会社である江苏扬农化工集团有限公司
(江蘇揚農化工集団有限公司)又はその関連会社(以下「揚農」という。)が
中国国内で製造しているエピクロロヒドリンを被告が輸入販売することは原告
の有する特許権を侵害すると主張して,①被告製品の輸入等の差止め,②被
告製品の廃棄,③特許権侵害に基づく損害賠償金の支払をそれぞれ求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19768請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (労働安全衛生マネージメントシステム,その方法及びプログラム)
被告吉備システム株式会社
ケイ・エス・エス株式会社 原告株式会社コンピュータ・システム研究所
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特許法101条1号 特許法101条2号 特許法100条1項 特許法101条4号
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[概要] 本件は,発明の名称を「労働安全衛生マネージメントシステム,その方法及
びプログラム」とする特許権を有する原告が,被告らによる別紙被告製品目録
1記載の製品(以下「被告製品1」という。)及び別紙被告製品目録2ないし
4記載の製品(以下,それぞれを「被告製品2」又は「被告統合プログラム」,
「被告製品3」又は「被告土木積算プログラム」,「被告製品4」又は「被告
安全管理プログラム」といい,被告製品1及び被告製品2ないし4の組合せを
総称して「被告製品」という。)を組み合わせた製品の譲渡等は原告の特許権
を侵害し,又は侵害するものとみなされると主張して,被告らに対し,特許法
100条1項及び2項,民法709条並びに特許法106条に基づき,①被告
製品の譲渡等の差止め及びその廃棄,②原告の損害3億9600万円(特
許法102条2項により原告が受けた損害の額と推定される被告らが侵害
の行為により受けた利益3億6000万円と弁護士等費用3600万円の
合計)のうち1億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,③これとともに信用
回復措置をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3672一部認容
特許出願願書補正手続等請求事件
被告新日鐵住金株式会社
B橋口尚幸 原告A
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特許法17条1項 特許法2条1項 特許法29条2項 特許法28条1項
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侵害 | 12回 | 損害賠償 | 3回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,本件発明に係る特許出願(以下「本件出願」という。)の願書に
発明者の一人として記載されている原告が,本件発明は原告の単独発明であ
ると主張して,本件出願の出願人である被告会社に対し,主位的に本件出願
の願書の補正手続を,予備的に本件発明が原告の単独発明であることの確認
を求めるとともに,本件出願の願書に発明者の一人として記載されている被
告Bに対し,本件発明が原告の単独発明であることの確認並びに発明者名誉
権侵害の不法行為に基づく慰謝料150万円及びこれに対する不法行為の後
である平成26年4月4日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)1742請求棄却
請負代金等請求本訴事件,損害賠償請求反訴事件
被告・反訴原告クレヨンソフト株式会社 原告・反訴被告株式会社リンクネット
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民法536条2項 民法415条 民法641条
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[概要] 本件は,原告が被告から請け負ったコンピュータープログラムの開発に関し,
本訴において,原告が,被告に対し,主位的に,被告の責めに帰すべき事
由により原告の債務が履行不能になったと主張して,民法536条2項前段に
基づき,請負代金692万1857円(当初の請負代金304万5000円と
その後の増額分387万6857円の合計額)及びこれに対する上記プログラ
ム成果物の引渡し後である平成22年6月1日から支払済みまで商事法定利率
年6分の割合による遅延損害金の支払を,予備的に,信義則又は民法641条
に基づき,出来高分の報酬相当額又は損害賠償金401万4214円及びこれ
に対する上記と同様の遅延損害金の支払を求め 反訴において,被告が,
原告に対し,原告の債務の不完全履行があったと主張して,民法415条に基
づき,損害金665万5691円及びこれに対する弁済期(納期)の後である
平成23年2月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10009審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (大盤用磁石付碁石)
被告特許庁長官 原告X
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特許法49条 特許法49条2号 特許法29条2項 特許法195条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「大盤用磁石付碁石」とする発明につき,平成20年4
月11日を出願日とする特許出願(特願2008-126494号。以下,「本
願」という。)をし,平成24年5月7日付けの手続補正書により,特許請求の範
囲及び明細書の補正をした(以下,「本件補正」という。本件補正後の明細書及び
図面を併せて「本件明細書」という。)。
特許庁は,平成25年11月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,その謄本を,同年12月14日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10002審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社 原告株式会社フジ医療器
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特許法36条6項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成24年4月4日に出願(特願2012-61490号の分割出願
であり,原出願日は平成14年4月19日である。)され,平成25年3月15
日に設定登録された,発明の名称を「マッサージ機」とする特許第522093
3号(以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10318審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ルミネセンス変換層を備えた発光ダイオード光源を製造するための方法)
被告特許庁長官 原告オスラムオプトセミコンダクターズベシュレンクテルハフツング
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特許法17条の2 特許法70条2項 特許法29条2項 特許法36条6項2号
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刊行物 | 59回 | 審決 | 35回 | 実施 | 16回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の概要(争いがない。)
原告は,発明の名称を「ルミネセンス変換層を備えた発光ダイオード光源を製造
するための方法」とする発明について,平成20年6月17日,特許出願(特願2
008-158177号。平成15年10月21日を国際出願日とする特許出願(特
願2004-547408号。優先権主張・平成14年10月30日)の分割出願
である。以下「本願」という。)をし,平成23年9月5日付けの手続補正書により,
特許請求の範囲の補正をした。原告は,同年11月10日付けで拒絶理由通知(最
後)を受けたので,平成24年5月15日付けの手続補正書により,特許請求の範
囲の補正をしたが,同年7月25日付けで,同補正が却下されるとともに,拒絶査
定を受けたことから,同年11月27日,拒絶査定に対する不服の審判(不服20
12-23385号事件)を請求するとともに,同日付けの手続補正書により,特
許請求の範囲の補正(以下「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10312審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ダッシュボードに携帯情報通信装置用クレードルと車載ユニットを備える自動車,及び,該自動車とともに使用される携帯情報通信装置)
被告特許庁長官 原告株式会社DAPリアライズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「ダッシュボードに携帯情報通信装置用クレードルと車載
ユニットを備える自動車,及び,該自動車とともに使用される携帯情報通信装置」
とする発明について,平成18年10月11日(優先権主張日・平成17年12月
21日)に出願した特願2006-277050号の一部を平成19年7月5日に
新たな特許出願とした特願2007-176857号の一部を平成24年6月6日
さらに新たな特許出願とした。特許庁は,これを特願2012-129403号
(以下「本願」という。)として審査した結果,平成25年1月22日付け手続補
正書による補正後の出願について,同年3月7日付けで拒絶査定をした。原告は,
同年5月20日,これに対する不服の審判を請求するとともに,同日付け手続補正
書による手続補正(以下「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10321審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
被告日本総合住生活株式会社
YKKAP株式会社 原告三協立山株式会社
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特許法36条6項1号 特許法44条1項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告らは,平成18年3月17日に出願(ただし,平成15年3月7日を出願日
とする特願2003-62183号の分割出願)され,平成23年10月7日に設
定登録された,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする特許
第4839108号(請求項の数6。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法4条1項6号 商標法4条1項7号 商標法55条の2 商標法56条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(審決謄本送達の日を除いて争いがない。)
原告は,平成23年12月16日に,「東京維新の会」の文字を標準文字で表し
てなる標章について,第41類「技芸,スポーツ又は知識の教授,セミナーの企画
・運営又は開催,教育研修のための施設の提供,電子出版物の提供,書籍の製作,
放送番組の制作,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広
告用のものを除く。)」を指定役務として,商標登録出願(以下「本願」という。)
をしたものの,平成24年8月16日に拒絶査定を受けたため,平成24年9月2
5日に拒絶に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10276審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ポイント総合管理システム)
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニ 原告株式会社コネット
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(争いがない。)
原告は,平成12年3月6日に出願され,平成15年2月21日に設定登録され
た,発明の名称を「ポイント総合管理システム」とする特許第3401228号(以
下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月10日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10091控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (位置検出器及びその接触針)
控訴人日新産業株式会社 被控訴人大昭和精機株式会社
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特許法134条の3 特許法101条2号 特許法36条4項 特許法102条2項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原審主張について
控訴人は,名称を「位置検出器及びその接触針」とする発明についての本件特許
(特許第4072282号)の特許権者(この特許の各請求項に係る発明を,その
番号に従い,「本件発明1」のようにいう。)であるが,被控訴人が製造,販売等し
ている原判決別紙物件目録1記載1及び2の各スタイラス(接触針)を装着した同
目録2記載1及び2の各位置検出器が本件発明1の技術的範囲に属すると主張して,
本件特許権に基づく差止請求(直接侵害・間接侵害)として上記両目録記載の各物
件の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,本件特許権侵害の不法行為
に基づく損害賠償請求(直接侵害・間接侵害)として,損害賠償金900万円及び
不法行為後の日で本件訴状送達の日の翌日である平成23年6月11日から支払済
みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求めた。
(2) 原判決について
原審は,平成24年11月1日,本件発明1は,特開昭63-2650号公報(乙
12文献)に記載された発明(乙12発明)に,「改訂5版金属便覧」(乙14文献)
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10209審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (動脈硬化予防剤,血管内膜の肥厚抑制剤及び血管内皮機能改善剤)
被告特許庁長官内藤伸一 原告カルピス株式会社富岡英次
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特許法29条2項 特許法53条1項
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実施 | 57回 | 審決 | 39回 | 進歩性 | 10回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月4日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6185請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社ミクシィ 原告P1
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特許法184条の10 特許法29条2項 特許法29条1項3号 民法709条
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[概要] 1 訴訟物
本件は,原告が,被告が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(S
NS)である「ミクシィ」(以下単に「ミクシィ」という。)において提供される「一
緒にいる人とつながる」との機能(以下「本件機能」という。)が,原告が有する
特許権の技術的範囲に含まれるとし,特許権成立前の被告の行為について特許法1
84条の10に基づく補償金の一部請求(495万円),及び特許権成立後の行為
について,特許権侵害に基づく損害賠償の一部請求(500万円)として,合計9
95万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年9月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10210審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (単一の表面実装パッケージ中に実装される完全パワーマネジメントシステム)
被告特許庁長官 原告ヴィシェイ-シリコニックス
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特許法49条6号 特許法36条6項2号 特許法49条6項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
オウヤング・キングほか5名(以下「キングほか5名」という。)は,平成
18年6月30日,発明の名称を「単一の表面実装パッケージ中に実装され
る完全パワーマネジメントシステム」とする発明について国際特許出願(国
際特許出願番号:PCT/US2006/026033,日本における出願
番号:特願2008-519702号,パリ条約による優先権主張日:平成
17年7月1日,優先権主張国:米国。以下「本願」という。請求項数34。)
をし,平成19年12月21日,日本国特許庁に翻訳文を提出した(公表公
報:特表2008-545280号)。その後,原告は,平成21年2月,キ
ングほか5名から,本願に係る発明について特許を受ける権利の譲渡を受け
た上,同年6月9日,特許庁長官に対し,出願人名義変更届を提出した。
▶判決の詳細
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