権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和1年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)32055一部認容
損害賠償請求事件
被告Y堀尾純矢
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著作権法114条3項 民事訴訟法3条の3
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侵害 | 63回 | 許諾 | 6回 | 損害賠償 | 6回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,原告の著作物である別紙写真目録記載の写真(以下
「本件写真」という。)の画像データを無断で改変の上,2度にわたりオンライ25
ン・カラオケサービスのアカウントのプロフィール画像に設定して原告の著作権
(複製権及び自動公衆送信権)並びに著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持
権)を侵害して原告に損害を与えたなどと主張して,被告に対し,民法709条,
著作権法114条3項に基づき,損害賠償金168万9848円及びうち84万
4924円に対する第1の不法行為の日である平成28年1月7日から,うち8
4万4924円に対する第2の不法行為の日である同年2月18日から各支払5
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年5月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10081等
不正競争行為差止等請求控訴事件等
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 民法709条 商標法32条2項
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差止 | 62回 | 侵害 | 51回 | 実施 | 30回 | 損害賠償 | 21回 |
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,一審原告が,一審被告会社による①一審原告の周知又は著名な
商品等表示である原告文字表示(原告文字表示マリオカート及び原告文字表示マリ
カー)と類似する被告標章第1の営業上の使用行為及び商号としての使用行為が,
不競法2条1項1号又は2号の不正競争行為に,②一審原告が著作権を有する原告
表現物と類似する部分を含む本件各写真及び本件各動画を作成してインターネット
上のウェブサイトへアップロードする本件掲載行為が,一審原告の著作権(複製権
又は翻案権,自動公衆送信権及び送信可能化権)侵害に,③一審原告の周知又は著
名な商品等表示である原告表現物又は原告立体像と類似する商品等表示である被告
標章第2を使用する行為である本件宣伝行為(本件掲載行為,従業員のコスチュー
ム着用行為及び店舗における人形の設置行為からなる行為)が不競法2条1項1号
又は2号の不正競争行為に,④一審原告の特定商品等表示である原告文字表示と類
似する本件各ドメイン名の使用が,不競法2条1項13号の不正競争行為に,⑤原
告表現物の複製物又は翻案物である本件各コスチュームを利用者に貸与する本件貸
与行為が,一審原告の著作権(貸与権)侵害に,それぞれ該当すると主張し,一審
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10180審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (キャリーバッグ)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年12月27日,発明の名称を「キャリーバッグ」とす
る発明について,特許出願(特願2016-258008号。請求項の数3。
以下「本願」という。乙1)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10173審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ケーシーピーヘビーインダスト 原告ジー・エス・エフ・ケー・シー
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商標法4条1項19号 商標法36条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,以下の商標(登録第5779610号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(乙1,2)。
商 標 KCP(標準文字)
登録出願日 平成27年2月18日
登録査定日 平成27年6月1日
設定登録日 平成27年7月17日
指 定 商 品 第12類「コンクリートポンプ車,コンクリートミキサー車
その他の自動車並びにその部品及び附属品,陸上の乗物用の
動力機械(その部品を除く。),陸上の乗物用の機械要素,タ
イヤ又はチューブの修繕用ゴムはり付け片」
(2) 被告は,平成29年6月1日,本件商標について商標登録無効審判(以下
「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10176審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告明京電機株式会社 原告株式会社アイエスエイ舘花敦司
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条1項1号 特許法150条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標法3条1項1号,3号又は4条1項16号該当性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10006控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法及び物質)
控訴人ベー・エル・アー・ハー・エム・エス 被控訴人ラジオメーター株式会社
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特許法101条5号 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法
及び物質」とする特許(特許第5215250号。請求項の数1。以下「本件
特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者
である控訴人が,原判決別紙物件目録記載1の装置(以下「被告装置」という。)
及び同目録記載2のキット(以下「被告キット」という。)を用いる敗血症及
び敗血症様全身性感染の検出に係る方法(以下「被告方法」という。)が本件
特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の
技術的範囲に属し,被控訴人による被告装置の製造,譲渡,輸入,貸渡し,譲
渡又は貸渡しの申出(以下「製造等」という。)が本件特許権の間接侵害(特
許法101条5号)に当たり,被控訴人による被告キットの製造等(ただし,
被告キットについては貸渡し及び貸渡しの申出を除く。以下同じ。)が本件特
許権の間接侵害(同条4号)に当たると主張して,被控訴人に対し,①特許法
100条1項に基づき,被告装置及び被告キットの製造等の差止め,②同条2
項に基づき,被告装置及び被告キットの廃棄を求めるとともに,③本件特許権
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)44053請求棄却
特許権侵害差止請求事件
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法102条2項 特許法100条1項
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実施 | 65回 | 分割 | 34回 | 進歩性 | 28回 | 特許権 | 27回 |
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[概要] 1 事案の要旨
⑴ 本件は,特許第6226216号の特許権(以下「本件特許権1」とい
う。),特許第6241794号の特許権(以下「本件特許権2」という。),特
許第6253842号の特許権(以下「本件特許権3」といい,本件特許権1及び5
2と併せて「本件各特許権」という。また,本件各特許権に係る特許及び明細書を,
特許権の番号に対応させて「本件特許1」,「本件明細書1」などといい,これら
の特許及び明細書を一括して「本件各特許」,「本件各明細書」という。)につき,
それぞれ専用実施権(以下,特許権の番号に対応させて「本件専用実施権1」など
といい,これらを一括して「本件各専用実施権」という。)を有する原告が,被告10
らにおいて製造,販売,販売の申出(以下,これらの行為を一括して「製造販売等」
という。)をしている別紙2被告製剤目録記載1の各製剤(以下,これらを一括し
て「被告製剤」という。)は本件特許1の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以
下「本件発明1」という。),本件特許2の特許請求の範囲請求項1ないし3記載
の各発明(以下,請求項の番号に対応させて「本件発明2-1」などといい,これ15
らを一括して「本件発明2」という。),本件特許3の特許請求の範囲請求項1記
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10090控訴棄却
自由発明対価等請求控訴事件
控訴人X株式会社 被控訴人サントリーホールディングス
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特許法35条3項 特許法33条3項
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[概要] 1 本件は,後記の特許に係る発明の発明者の一人で,金沢大学の助教授であっ
た控訴人が,同発明についての特許を受ける権利の持分をサントリー株式会社(以
下「サントリー」という。)に譲渡したと主張して,同特許権の特許権者の一人で,
組織改編によりサントリーの権利義務を承継した被控訴人に対し,①特許法35条
3項(平成27年法律第55号による改正前のもの。以下同じ。)に基づく職務発
明の対価として(同請求を,以下「主位的請求」という。),②上記発明がサントリ
ーとの関係で職務発明でないとしても,特許を受ける権利の譲渡に伴う合理的意思
解釈又は信義誠実の原則による合理的な譲渡対価として(同請求を,以下「予備的
請求1」という。),③控訴人が金沢大学の「従業者等」であり,サントリーの「従
業者等」でないとしても,金沢大学とサントリーとの一体的な関係に照らして特許
法35条3項の類推適用に基づく相当の対価として(同請求を,以下「予備的請求
2」という。),(1)平成27年3月までの国内販売分について1億3500万円及
びこれに対する平成29年8月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5
分の割合による遅延損害金,(2)平成27年4月以降の国内販売分及び平成15年
以降平成29年までの国外販売分について発明対価の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年5月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)1897等請求棄却
不正競争行為差止等請求事件,不正競争行為差止請求反訴事件
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法5条3項 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 請求の要旨
(1) 本訴
本訴は,殺菌料製剤の製造販売業者であり,別紙「原告旧商品表示目録」記載の
各表示(以下,両表示を併せて「原告旧商品表示」という。)を使用した殺菌料製25
剤をかつて販売していた原告が,被告らが別紙「被告商品目録」記載の各殺菌料製
剤(以下,目録の番号に従って「被告商品1」及び「被告商品2」といい,両商品
を併せて「被告各商品」という。)を販売等することに関して,以下の各請求をす
る事案である。すなわち,
① 被告らが,別紙「被告品質表示目録」記載のとおり,「内容成分 高度サラ
シ粉 12.00%」という品質表示(以下「被告品質表示」という。)をした被5
告各商品を販売するなどしたことは,不正競争防止法2条1項14号(以下,単に
「14号」ということがある。)の不正競争(ただし,平成28年1月1日より前
の行為については平成27年法律第54号による改正前の不正競争防止法2条1項
13号の不正競争。以下,現行法を記載する。)に該当するとして,
ⅰ 同法3条1項に基づき,被告品質表示をした被告各商品の販売等の差止め10
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著作権
令和1年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)39200
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社 原告株式会社WILL
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民事訴訟法61条 著作権法23条1項
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[概要] 1 本件は,映画の著作物について著作権を有すると主張する原告が,一般利用
者に対してインターネット接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,被
告の提供するインターネット接続サービスを経由して上記映画を何者かが動画
共有サイトにアップロードした行為によって原告の公衆送信権(著作権法23
条1項)が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい5
う。)4条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案であ
る。
2 請求原因(原告の主張)
原告は,別紙著作物目録記載の「グラビアアイドル究極進化!1年で開発
された神BODY!大痙攣イキまくり乱交解禁スペシャル!A」と題する映10
像作品(以下「本件著作物」という。)の制作に発意と責任を有し,本件著
作物の監督であるBは,原告に対し,本件著作物の製作に参加することを約
束して本件著作物の全体的形成に創作的に寄与した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トンネルの構造)
被告特許庁長官 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年9月24日,発明の名称を「トンネルの構造」とする
発明について特許出願(特願2014-193861号。請求項の数1。以
下「本願」という。甲5)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (半導体装置およびシステム)
被告東芝メモリ株式会社 原告創見資訊股份有限公司(「トランセンレイテッド」)
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特許法29条1項3号 特許法131条の2 特許法134条の2 特許法29条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社東芝(以下「東芝」という。)は,平成23年3月16日にした
特許出願(特願2011-58140号。以下「原出願」といい,原出願の
願書に最初に添付した明細書,特許請求の範囲及び図面を併せて「原出願当
初明細書」という。)の一部を分割して,平成26年6月30日,発明の名
称を「半導体装置およびシステム」とする発明について特許出願(特願20
14-134709号。以下「本件出願」といい,本件出願の願書に添付し
た明細書を,図面を含めて「本件明細書」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)23327等一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
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商標法38条2項 商標法38条3項 商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨5
第1事件は,別紙第1事件商標目録記載1の商標(以下「甲商標」という。)
の商標権者であるFC2が,ドワンゴによる別紙第1事件標章目録記載の標章
(以下「乙標章」という。)の使用が商標権侵害及び不正競争行為に当たると主
張して,ドワンゴに対し,不正競争防止法3条1項に基づき,別紙第1事件ウェ
ブサイト目録記載の各ウェブサイト(以下「乙ウェブサイト」という。)及び乙10
ウェブサイトのメタタグにおける乙標章の使用の差止めを求めるとともに,民法
709条,商標法38条2項,3項及び不正競争防止法5条3項に基づき,1億
円(一部請求)及びこれに対する損害賠償請求の対象である不法行為が終了した
日である平成28年9月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。15
第2事件は,別紙第2事件商標目録記載の商標(以下「乙商標」という。)の
商標権者であるドワンゴが,FC2による別紙第2事件標章目録記載の各標章
(以下「甲標章」という。)の使用が商標権侵害に当たると主張して,FC2に
対し,商標法36条に基づき,別紙第2事件ウェブサイト目録記載の各ウェブサ
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)10157請求棄却
独占的通常実施権に基づく損害賠償請求事件 (フラットパネルディスプレイの製造方法,フラットパネルディスプレイ用のガラス基板の外面機械研磨装置)
被告株式会社NSC
株式会社ジャパンディスプレイ
ら
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特許法101条4号 特許法102条3項 特許法101条5号
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実施 | 27回 | 侵害 | 14回 | 特許権 | 10回 | 間接侵害 | 7回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「フラットパネルディスプレイの製造方法,フラット
パネルディスプレイ用のガラス基板の外面機械研磨装置」とする発明に係る特
許権(特許番号第3741708号。以下「本件特許権」又は「本件特許」と
いう。また,特許請求の範囲請求項の符号に従って同各請求項に係る発明を5
「本件発明1」などといい,本件発明1,2,7及び8を総称して「本件各発
明」という。)の独占的通常実施権者である原告が,被告らによるフラットパ
ネルディスプレイの製造方法は本件発明1及び2の技術的範囲に属し,被告N
SCの使用する装置は本件発明7及び8の技術的範囲に属すると主張し,本件
発明1及び2については被告らが共同して原告の独占的通常実施権を侵害し,10
本件発明7及び8については被告NSCが同権利を侵害したとして,被告らに
対し連帯して損害賠償金3億3000万円(一部請求)及びこれに対する不法
行為の後の日である平成30年4月17日(本訴状送達の日の翌日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)14753一部認容
特許権侵害行為差止請求事件 (ネジおよびドライバビット)
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民法703条 特許法100条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ネジおよびドライバビット」とする特許第4220
610号(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」とい
う。)を有していた原告が,被告に対し,被告は業として別紙被告製品目録記10
載の各ネジ(以下,総称して「被告製品」という。)を製造等することにより
本件特許権を侵害したと主張し,特許法100条第1項に基づく被告製品の生
産等の差止め及び同条第2項に基づく被告製品の完成品,半製品及び生産用金
型の廃棄を求めるとともに,民法703条に基づき実施料相当額7200万円
(一部請求)及びこれに対する平成28年12月6日(訴えの変更申立書の送15
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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令和1年5月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)11067請求棄却
著作権侵害差止請求事件 (セルフオーダーによる注文処理方法)
被告株式会社ネクストシステム・
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著作権法112条1項 著作権法2条1項10号 著作権法15条2項
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[概要] 本件は,被告が飲食店等に対して頒布している「でんちゅ~」という名称の「コ
ンピュータ及びタブレット上で動作する注文管理及び商品管理のために利用される
ソフトウェア」(以下「でんちゅ~」という。)に係るプログラム(以下「被告プ25
ログラム」という。)は,以前,原告が開発したプログラム(以下「原告プログラ
ム」という。)を複製又は翻案した物であるから,「でんちゅ~」を制作し,被告
プログラムを複製,販売,頒布する被告の行為は,原告の,原告プログラムについ
ての著作権(複製権,翻案権ないし譲渡権)を侵害する旨を主張し,著作権法11
2条1項に基づき,被告プログラムの複製,販売,頒布の各差止めを,同条2項に
基づき,同プログラムの廃棄を求める事案である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)37350請求棄却
標章使用差止請求反訴事件
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著作権法112条1項 著作権法112条 商標法29条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙反訴原告標章目録,同反訴原告関連標章目録及び同反訴原告関連5
標章追加目録記載の各標章(ただし,反訴原告標章目録0記載の標章を除く。)並
びに別紙反訴原告ピクトグラム目録及び同反訴原告ピクトグラム追加目録記載
の各ピクトグラムの著作権者であると主張する反訴原告が,反訴原告が作成した
上記各標章及びピクトグラム並びにそれらに類似等する反訴被告が作成等した
別紙反訴被告標章目録記載の各標章(ただし,反訴被告標章目録0記載の標章を10
除く。)及び同反訴被告ピクトグラム追加目録記載の各ピクトグラムを使用する
反訴被告に対し,反訴原告及び反訴被告間の合意,著作権法112条又は商標法
29条に基づき,別紙反訴原告標章目録,同反訴原告関連標章目録,同反訴原告
関連標章追加目録及び同反訴被告標章目録記載の各標章並びに別紙反訴原告ピ
クトグラム目録,同反訴原告ピクトグラム追加目録及び同反訴被告ピクトグラム15
追加目録記載の各ピクトグラムについて,展示その他の使用行為の差止め及び店
舗における表示の抹消等を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)6060
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社穂積伸一 原告創価学会堀田正明
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏名不詳者らが,イン
ターネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する写真を掲載し,原告の公
衆送信権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基づき,当該
著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年5月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)12529請求棄却
損害賠償等請求事件
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特許法102条1項 特許法100条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,特許権(特許第4653110号)の専用実施権を有する原告が,被告
に対し,①(a)被告が原告から購入した同特許権に係る特許の実施品であるケーシ25
ングのチャック爪を交換することが実施品の生産行為に該当し,専用実施権を侵害
するとして,不法行為に基づき,損害の賠償及びこれに対する不法行為の後の日で
ある訴状送達日の翌日から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金
の支払を請求するとともに,(b)特許法100条1項に基づき,上記実施品の修理の
差止めを請求し,②被告との間で,被告が上記実施品を使用する杭引抜き工事を受
注したときは,受注工事代金額の5%(消費税別)を使用料として支払うことを合5
意したとして,その合意に基づき,被告が原告から受注した工事に係る使用料及び
消費税並びにこれらに対する訴状送達日の翌日から支払済みまで商事法定利率であ
る年6%の割合による遅延損害金の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)16791請求棄却
著作権に基づく差止等請求事件
被告株式会社受験ドクター島川知子 原告株式会社日本入試センター西田育代司
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著作権法21条 著作権法27条 著作権法112条1項 著作権法12条
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[概要] 1 本件は,中学校の受験のための学習塾等を運営する原告が,同様に学習塾を
経営する被告に対し,被告が,原告の許可なく,別紙1-1及び1-2の各問
題及び別紙1-3及び1-4の「解答と解説」と題する各解説を複製して利用
した行為が複製権侵害に当たると主張し,また,上記各問題及び上記各解説を
インターネット上で動画配信している行為が翻案権侵害に当たると主張し,被
告に対し,著作権法112条1項に基づき,上記動画等の配信の差止め及びそ
の予防を求めるとともに,同法114条2項に基づき,損害賠償の一部請求と
して1500万円及びこれに対する不法行為後の日である平成30年6月13
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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