権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年1月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)1233一部認容
特許権侵害損害賠償請求事件 (コンクリート造基礎の支持構造)
原告大成建設株式会社 被告株式会社大林組
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法105条の3 民事訴訟法157条1項
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実施 | 149回 | 無効 | 54回 | 無効審判 | 40回 | 許諾 | 27回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「コンクリート造基礎の支持構造」とする特許第38
87248号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特
許権」という。)の特許権者である原告が,被告に対し,被告が建設した別紙15
「被告構造物目録」記載の各構造物(以下,同目録の番号欄の番号に対応させ
て「被告構造物1」などといい,併せて「被告各構造物」という。)における基
礎の支持構造は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発明(以下「本
件発明」という。)の技術的範囲に属するものであり,当該基礎の支持構造を構
築することが本件発明の実施に当たると主張して,本件特許権侵害の不法行為10
に基づき,損害金合計1億5000万円(特許法102条2項,3項又は10
5条の3によって算定される損害金)及びこれに対する不法行為後の日である
平成30年1月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。15
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠(以下,書証番号は特
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19441請求棄却
損害賠償請求事件 (ガスコンロ装置)
原告株式会社旭テクノス 被告株式会社ニチネン
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特許法134条の2 特許法102条3項 特許法102条
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[概要] 本件は,原告が,被告による別紙被告製品目録記載1から3の各製品(以下,
番号に応じて「被告製品1」等といい,併せて「各被告製品」という。)の製
造,販売,販売の申出は,原告の有する特許第2908792号の特許権(以5
下「本件特許権」という。)を侵害し,原告は損害を被ったと主張して,不法
行為による損害賠償請求権に基づき,9637万3591円及びこれに対する
不法行為より後の日である平成30年7月7日(訴状送達の日の翌日)から支
払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。10
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著作権
令和3年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38078等一部認容
業務委託料請求事件
原告株式会社浪漫堂
株式会社ウェルネスフロンティア 被告株式会社浪漫堂
株式会社ウェルネスフロンティア
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著作権法114条3項 著作権法27条 著作権法112条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
本訴
本訴は,原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20083
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20960
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24110
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)24336
商標権移転登録手続請求事件
原告株式会社ラブラーク
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告は被告から別紙商標権目録記載の商標権
(以下「本件商標権」という。)を買ったと主張して,売買契約に基づき,本20
件商標権の移転の登録手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2597等一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告A
B 被告A
B
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著作権法114条1項 著作権法114条2項 著作権法112条2項
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[概要] 1 事案の概要
第1事件は,別紙文書目録記載1の「開運推命おみくじ」(1から100の番
号が付された100種類のおみくじからなるものである。以下,上記の開運推
命おみくじを「本件文書1」と総称し,個別のおみくじをいう場合には「本件
文書1の1番」などと表記する。以下同じ。)の著作者及び著作権者であると主
張する原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。5
ア ①被告が本件文書1を複製,販売した行為についての複製権及び譲渡権侵
害,②被告が本件文書1の字句や体裁等の一部について変更をした別紙文書
目録記載2の「開運推命おみくじ」(以下「本件文書2」と総称する。)及び
別紙文書目録記載3の「開運推命おみくじ」(以下「本件文書3」と総称す
る。)を複製販売する行為についての複製権又は翻案権及び譲渡権侵害をそ10
れぞれ理由とする本件文書1ないし3の複製,翻案,譲渡の差止め
イ 被告が本件文書1の20番,86番を原告の意に反して改変して本件文書
2の20番及び本件文書3の20番,86番を作成した行為についての同一
性保持権侵害を理由とする本件文書1の改変の差止め
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱硬化性コーティングを有する物品及びコーティング方法)
原告ナイロックエルエルシー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 37回 | 審決 | 18回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は,請求項1及び12に係る特許発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (滋賀新聞)
原告株式会社京都新聞ホールディングス 被告Y
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条 商標法1条
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対してこれを認めた
審決の取消訴訟である。争点は,以下の1に係る商標(以下,「本件商標」という。)
の使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社江本商店 被告縣屋酒造株式会社
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商標法50条1項 商標法2条3項8号 商標法50条 商標法2条3項1号
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標の不使用(商標法50条1項)が認められるか否かである。
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10030控訴棄却
名称使用差止請求控訴事件
被控訴人Y
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商標法32条1項
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[概要] 本件は,長唄囃子の普及等の事業活動を行う被控訴人が,「望月」の名称は望月流
宗家家元であり「十二代目望月太左衛門」の芸名を有する被控訴人の営業表示とし
て周知であり,控訴人らにおいて長唄囃子の事業活動に被控訴人の上記営業表示と
同一の「望月」の名称を使用する行為は他人の周知な営業表示と同一の営業表示を
使用するものとして不正競争防止法(以下,「法」という。)2条1項1号の不正競
争に該当する旨主張して,控訴人らに対し,法3条1項に基づき,長唄囃子におけ
る芸名として「望月」なる名称を称し,同名称を表札,看板,印刷物に表示するな
どして使用することの差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月25日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件 (携帯電話,Rバッジ,受信装置)
被控訴人シャープ株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「携帯電話,Rバッジ,受信装置」とする特許第47
89092号(本件特許)に係る本件特許権を有する控訴人が,原判決別紙物
件目録記載の各スマートフォン(被告製品)は,本件特許の特許請求の範囲の
請求項1に係る発明の技術的範囲に属し,被控訴人は被告製品を製造・販売等
することにより本件特許権を侵害したとして,民法709条に基づき,損害額
の一部である1億円及びこれに対する不法行為の日以後(最後の出荷日の後の
日)である平成30年1月1日から支払済みまで民法(平成29年法律第44
号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10007審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ロータリ作業機)
原告松山株式会社 被告小橋工業株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条6項2号 特許法29条1項2号
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審決 | 120回 | 無効 | 43回 | 進歩性 | 28回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,名称を「ロータリ作業機」とする発明に係る特許(特許第599
6033号。平成23年5月24日を出願日とする特願2011-1156
79号(原出願)の一部を平成27年4月8日に分割出願した特願2015
-79549号に係る特許。設定登録日平成28年9月2日。請求項の数5。
以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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令和3年1月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)37847請求棄却
被告A
B
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著作権法2条1項12号 民法703条 民法415条
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[概要] 本件は,原告が,被告らと共同して創作した共同著作物である各ボイスドラ
マにつき,持分2分の1の共有著作権を有するところ,被告らにおいて,上記25
共同著作物の販売による売上金928万円を全額取得した旨を主張して,被告
らに対し,不当利得返還請求(民法703条)及び民法709条の不法行為に
基づく損害賠償請求として,上記928万円の2分の1に当たる464万円の
連帯支払を,②また,被告らとの間で,上記共同著作物の制作に関し編集等を
行うことを内容とする共同著作物制作契約(以下「本件制作契約」という。)を
締結した旨を主張して,同契約に基づく作業への対価として985万円の連帯5
支払を,③さらに,被告らによる不払により精神的苦痛を被り,ホームヘルパ
ー相談・生活援助・身体介助などを利用せざるを得なくなった旨を主張して,
民法415条及び民法709条に基づく損害賠償請求として50万円の連帯支
払をそれぞれ求めるとともに,これらの合計1499万円に対する平成31年
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月21日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5948一部認容
損害賠償請求事件
原告P1
P2 被告ガルヒJAPAN株式会社
P3
P4
P5
有限会社エーワンリサーチ
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著作権法114条2項 著作権法2条1項10号
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[概要] 1 本件は,競艇の勝舟投票券(以下「舟券」という。)を自動的に購入する等
の機能を有するソフトウェア(以下「原告ソフトウェア」という。)に係るプログ
ラム(以下「原告プログラム」という。)について著作権を共有する原告らが,被
告らが制作し,販売していた同様の機能を有するソフトウェア(以下「被告ソフト
ウェア」という。)に係るプログラム(以下「被告プログラム」という。)は,原
告プログラムを複製又は翻案したものであり,被告らは被告ソフトウェアを販売し
て利益を得たと主張して,著作権法114条2項に基づき,被告ら各自に対し,著
作権侵害の共同不法行為による損害賠償及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月21日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5041一部認容
損害賠償等請求事件
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民法709条
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許諾 | 131回 | 特許権 | 131回 | 実施 | 74回 | 侵害 | 72回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがないか,各項に掲げた証拠及び弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実。なお,枝番号のある証拠で枝番号の記載のないもの
は,全ての枝番号を含む。)
(1) 当事者等
ア 原告は,ポリイミドフィルム(以下「フィルム」という。)の製造,販売等
を主たる事業とする会社である。原告は,コーロン インダストリー インコーポ
レイテッド及びエスケーシー カンパニー リミテッド(以下,両社を併せて
「SKC 等」という。)のフィルム製品製造販売事業を統合した合弁会社として2
008年(平成20年)4月頃設立され(なお,その商号は,設立時の「エスケー
シー コーロン ピーアイ インコーポレイテッド」から,後に現在のものに変更
された。),SKC 等のフィルム事業に係る全ての権利義務を承継した。
▶判決の詳細
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令和3年1月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)11732請求棄却
原告株式会社A
B(以下「原告B」といい,原告会社 被告株式会社C
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ライセンス | 69回 | 許諾 | 17回 | 商標権 | 14回 | 侵害 | 9回 |
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[概要] 本件は,原告らが,原告会社と被告との間でライセンス契約(以下「本件ラ
イセンス契約」という。)を締結したと主張して,主位的には本件ライセンス契
約に基づくライセンス料3434万4000円(その内訳は,平成28年9月
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)32478請求棄却
民事訴訟 商標権 (特定非営利活動法人言論NPO・現代の理論)
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商標法4条1項8号 商標法4条1項19号 民法1条3項 民事訴訟法29条
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[概要] 1 本件は,
⑴ 「現代の理論」季刊電子版(以下「原告出版物」という。)を発行している
権利能力なき社団と主張する原告編集委員会が,被告NPOは,原告編集委15
員会ないしその構成員である原告Bその他の編集委員(以下,原告Bその他
の編集委員を「原告Bら」という。)との間で,「現代の理論」という名称の
出版物を発行しない旨の合意(以下「本件合意」という。)をしたにもかかわ
らず,原告編集委員会の商品等表示として需要者の間に広く認識されている
「現代の理論」という標章(以下「原告標章」という。)と同一の商品等表示20
である「現代の理論」という標章(以下「被告標章」という。)を付した別紙
出版物目録記載1及び2の各出版物(以下「被告出版物」という。)の出版販
売等をし,被告会社は,そのうち同目録記載2の各出版物の発売元として,
その販売等をしていると主張して,被告NPOに対しては本件合意及び不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号,3条1項,2項に基づ25
き,被告会社に対しては同法2条1項1号,3条1項,2項に基づき,被告
標章を付した出版物の出版販売等の差止め及び被告出版物の廃棄を求める
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告モンスターエナジーカンパニー 被告株式会社ミクシィ
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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無効 | 33回 | 実施 | 25回 | 審決 | 14回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5700277号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1の1,2)。
商 標 モンスターストライク(標準文字)
登録出願日 平成26年2月14日
登録査定日 平成26年8月1日
設定登録日 平成26年9月5日
指 定 商 品 別紙1のとおり
(2) 原告は,別紙2の引用商標目録記載1ないし3の各商標権(以下,その登
録商標を,順次,「引用商標1」,「引用商標2」,「引用商標3」といい,
これらを総称して,単に「引用商標」という。)を有している。
(3) 原告は,令和元年8月28日,本件商標の登録に係る指定商品中,第29
類,第30類,第32類及び第33類の指定商品(以下「無効請求商品」とい
う。)について,商標登録無効審判(以下「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告株式会社主婦の友社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの商標登録第6043736号商標(以下「本件
商標」という。)の商標権者である(甲1の1・2,45)。5
商標の構成(標準文字)
久保田メソッド(AKANON)
登録出願日 平成29年5月29日
登録査定日 平成30年5月2日
設定登録日 平成30年5月18日10
指 定 役 務 第41類「乳幼児のための技芸・スポーツ又は知識の教授,
乳幼児のためのセミナーの企画・運営又は開催,電子出版
物の提供,乳幼児のための娯楽施設の提供,おもちゃの貸
与」
⑵ 被告は,平成30年12月12日,本件商標について商標登録無効審判を15
請求した(甲46)。
⑶ 特許庁は,上記請求を無効2018-890093号事件として審理を行
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10144審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (地熱発電等温泉システム)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月27日,名称を「地熱発電等温泉システム」とす
る発明につき,特許出願(特願2016-89537。以下「本願」という。)
をした(甲4,乙7)。25
原告は,平成29年5月29日付けで拒絶理由通知(甲5)を受けたため,
その指定期間内の同年8月21日に,特許請求の範囲の請求項1について手
続補正(以下「第1次補正」という。)をした(甲7,乙8)。原告は,同
年12月4日付けで拒絶理由通知(甲8)を受け,平成30年3月8日に特
許請求の範囲の請求項1及び2並びに発明の名称について手続補正(以下「第
2次補正」という。)をした(甲10,乙9)が,同年7月13日付け(発5
送日:同月24日)で,第2次補正の却下決定(乙10)とともに拒絶査定
(甲11)を受けた。
(2) 原告は,平成30年10月24日,拒絶査定不服審判を請求する(甲12)
とともに,同日付けで,特許請求の範囲の請求項1及び発明の名称について
手続補正(以下「第3次補正」という。)をした(甲13)。10
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月21日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)597一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社ナカシマテクノス
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著作権法114条3項 著作権法112条1項
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[概要] 以下において用いる略称は,特に断りのない限り,原判決の例に従う。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24942一部認容
特許権侵害に基づく不当利得返還等請求事件 (情報提供方法およびシステム)
原告株式会社ジェイ・キャスト 被告Zホールディングス株式会社
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特許法102条3項 民法703条 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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実施 | 170回 | ライセンス | 64回 | 侵害 | 51回 | 特許権 | 41回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告の運営するウェブサイト等において提供さ5
れている地域ターゲティング広告等のサービスが原告の特許権を侵害すると主
張して,民法709条,特許法102条3項に基づく損害賠償請求又は民法70
3条,704条に基づく不当利得返還請求の各一部請求として,30億円及びこ
れに対する平成29年8月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平
成29年法律第44条による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金又は10
利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社健人 被告株式会社マルサプリ
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下のとおりの登録第6074049号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,51)。
商標の構成 KOREKARADA(標準文字)
登録出願日 平成30年6月19日
登録査定日 平成30年8月7日
設定登録日 平成30年8月24日
指 定 商 品 第5類「サプリメント」
⑵ 原告は,令和元年11月6日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した(甲51)。
特許庁は,上記請求を無効2019-890065号事件として審理を行
い,令和2年3月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月26日,原告に送達
された。
⑶ 原告は,令和2年4月18日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社翼石材 被告特許庁長官
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商標法4条1項15号
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商標権 | 45回 | 審決 | 12回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年11月17日,「庵治石工衆」の文字を標準文字で表25
してなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を第40類
「石材の加工,墓石・石塔・石碑・石製彫刻の加工,石材の加工及びこれに
関する情報の提供,石材に関する情報の提供,墓石・石塔・石碑・石製彫刻
に関する情報の提供」とする商標登録出願(商願2017-151531号。
以下「本件出願」という。)をした(甲1)。
⑵ 原告は,平成31年2月8日付けの拒絶査定を受けたため(甲3),令和5
元年5月13日,拒絶査定不服審判を請求した(甲4)。
特許庁は,上記請求を不服2019-6143号事件として審理を行い,
令和2年7月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月30日,原告に送達され
た。10
⑶ 原告は,令和2年8月27日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件
被控訴人西日本旅客鉄道株式会社
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特許法70条1項
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[概要] 1 本件は,座席管理システムの特許に係る特許権者である控訴人が,被控訴人
の使用に係る被告各システムは,本件各特許請求の範囲に記載された構成の各要件
を充足し,また,被控訴人の使用に係る被告システム1は,本件各特許請求の範囲
に記載された各構成と均等なものであり,いずれも,本件各発明の技術的範囲に属
すると主張して,被控訴人に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求とし
て,10万円及びこれに対する平成30年12月1日(訴状送達の日の翌日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36690請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告シャープ株式会社
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特許法126条5項 民法724条 特許法123条1項2号 特許法104条の3
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実施 | 149回 | 特許権 | 46回 | ライセンス | 40回 | 進歩性 | 24回 |
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[概要] 1 事案の要旨 ......................................................... 6
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに後掲の証拠(以下,書証番号は
特記しない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実) 7
(1) 当事者 .......................................................... 75
(2) 本件特許 ........................................................ 7
(3) 特許請求の範囲 .................................................. 8
(4) 本件発明の構成要件の分説 ........................................ 8
(5) 被告各製品の構成 ............................................... 10
(6) 被告による被告各製品の製造販売 ................................. 1010
(7) 原告による別件訴訟 ............................................. 11
(8) 不法行為に基づく損害賠償請求権についての消滅時効の援用 ......... 11
3 争点 .............................................................. 12
第2 事案の概要
▶判決の詳細
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民事訴訟
令和3年1月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)35292請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (マッサージ具)
原告インテンション株式会社 被告株式会社日本イノベーション
株式会社CS60
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特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要10
本件は,発明の名称を「マッサージ具」とする特許権(特許第5851923
号。以下,「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」といい,その特許出願
の願書に添付された明細書及び図面を「本件明細書」という。)の特許権者である
原告が,被告イノベーションが製造し,被告CS60が使用等する別紙被告製品
目録記載の製品(以下「被告製品」という。)は本件特許の請求項1の技術的範囲15
に属するものであると主張して,被告らに対し,特許法100条1項及び2項に
基づき,被告製品の譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法709条に
基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月14日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10047控訴棄却
特許実費等請求控訴事件
被控訴人株式会社ワコー
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特許法70条 特許法34条の2 特許法112条の2
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実施 | 255回 | 特許権 | 181回 | 許諾 | 68回 | 差止 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人との間で特許権の実施許諾等に係る契約を締結した被控訴人
が,同契約上控訴人において支払義務を負う費用のうち,平成29年10月1日か
ら平成30年3月31日までの平成29年度第2半期における特許に係る出願,登
録及び維持に要する費用(特許実費)が4512万6043円であり,また,平成
30年4月1日から同年6月29日までの期間の実施料が220万7070円であ
ると主張して,控訴人に対し,上記契約に基づき,特許実費4512万6043円
から既払の6万5200円を控除した残額4506万0843円及びこれに対する
約定の弁済期の翌日である平成30年6月13日から平成29年法律第45号によ
る改正前の商法514条の商事法定利率年6%の割合による遅延損害金並びに実施
料220万7070円及びこれに対する訴状送達により請求した日の翌日である平
成31年2月20日から支払済みまで約定の年14.6%の割合による遅延損害金
の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10066審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (2軸ヒンジ並びにこの2軸ヒンジを用いた端末機器)
原告株式会社ナチュラレーザ・ワン 被告四方工業株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の無効審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の判断
の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)1735一部認容
著作権に基づく差止等請求控訴事件
被控訴人郡山柳町商店街協同組合
P2
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著作権法2条1項15号 著作権法114条3項 著作権法114条の5 著作権法112条1項
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[概要] 1 控訴人の請求と訴訟の経過
本件は,控訴人が,被控訴人らが制作して展示した原判決別紙被告作品目録
記載の美術作品(以下「被告作品」という。)は,控訴人の著作物である同別
紙原告作品目録記載の美術作品(以下「原告作品」という。)を複製したもの
であり,被控訴人らは控訴人の著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名表示
権及び同一性保持権)を侵害したとして,① 被控訴人らに対し,著作権法1
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11672一部認容
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社学情 被告一般社団法人履修履歴活用コンソーシアム
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商標法38条2項 商標法38条3項 民法709条 特許法105条の3
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商標権 | 18回 | 差止 | 16回 | 侵害 | 14回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商
標権に係る商標を「本件商標」という。)を有する原告が,被告に対し,別紙被告
標章目録記載1ないし8の標章(以下,それぞれ順に「被告標章1」ないし「被告
標章8」といい,併せて単に「被告標章」ともいう。)を付した別紙役務目録記載
の役務に関する広告を内容とするパンフレット,価格表,取引書類を展示,頒布し,
また,インターネット上で掲載し,提供する行為が本件商標権の侵害に当たるとし
て,商標法36条1項,2項,37条1号に基づき,別紙役務目録記載の役務に関
する広告及び取引書類に,被告標章を付すこと並びに被告標章を付した別紙役務目
録記載の役務に関する広告及び取引書類を展示することの差止め,被告標章を付し
た別紙役務目録記載の役務に関する広告及び取引書類の廃棄,別紙役務目録記載の
役務に関する広告を内容とする情報に,被告標章を付して,電磁的方法により表示
することの差止め,被告標章6をドメイン名として使用することの差止め,同ドメ
イン名の抹消登録手続きを求め,また,被告が被告標章6をドメイン名として使用
する行為が不正競争に当たるとして,不正競争防止法2条1項19号,3条1項,
2項に基づき,被告標章6のドメイン名としての使用差止め,同ドメイン名の抹消
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2034一部認容
損害賠償請求事件
原告和田工業株式会社 被告株式会社ニュートラル
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[概要] 本件は,食品用機械の開発,製造,加工,販売及びメンテナンスの事業を営5
む原告が,原被告間の事業譲渡契約に基づいて原告が被告の事業の譲渡を受
けた後に被告が関東地方における同種事業を再開したことは,同契約で定め
た競業避止義務に違反すると主張し,被告に対し,上記事業譲渡契約又は会社
法21条3項に基づき,令和9年2月28日までの間,関東地方等における原
告の事業と競合する被告の事業の差止めを求めるとともに,債務不履行責任10
に基づき,損害賠償金の一部である300万円及びこれに対する被告の事業
再開日である平成30年7月1日から支払済みまで商事法定利率(平成29
年法律第45号による改正前)年6分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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