権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成19年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)6062請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社フジテレビジョン 原告朝鮮映画輸出入社
有限会社カナリオ企画
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民事訴訟法28条 著作権法6条3号 著作権法2条1項10号 民法12条2項
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[概要] 本件は,朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という。)の国民が著作
者である映画を,被告が,その放送に係るニュース番組で使用したことについ
て,原告朝鮮映画輸出入社(以下「原告輸出入社」という。)が,被告の上記
行為は,同映画の著作権者である原告輸出入社の著作権(公衆送信権)を侵害
し,かつ,今後も侵害するおそれがあると主張して,被告に対し,いずれも北
朝鮮の国民が著作者であり,原告輸出入社が著作権を有すると主張する上記映
画を含む別紙映画目録記載の各映画(以下「本件各映画著作物」という。)に
ついて,侵害の停止又は予防として放送の差止めを請求し,また,原告らが,
被告の上記行為は,原告輸出入社の著作権及び本件各映画著作物の日本国内に
おける使用等につき独占的な利用等の権利を有している原告有限会社カナリオ
企画(以下「原告カナリオ」という。)の利用許諾権を侵害する不法行為に当
たると主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償請求として,原告ら
各自(原告らの連帯債権)に550万円(無断使用による損害の内金500万
円及び弁護士費用50万円)及びこれに対する遅延損害金を支払うよう請求す
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)5640請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告日本テレビ放送網株式会社 原告朝鮮映画輸出入社
有限会社カナリオ企画
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民事訴訟法28条 著作権法6条3号 特許法32条 民法12条2項
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[概要] 本件は,朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という。)の国民が著作
者である映画を,被告が,その放送に係るニュース番組で使用したことについ
て,原告朝鮮映画輸出入社(以下「原告輸出入社」という。)が,被告の上記
行為は,同映画の著作権者である原告輸出入社の著作権(公衆送信権)を侵害
し,かつ,今後も侵害するおそれがあると主張して,被告に対し,いずれも北
朝鮮の国民が著作者であり,原告輸出入社が著作権を有すると主張する上記映
画を含む別紙映画目録記載の各映画(以下「本件各映画著作物」という。)に
ついて,侵害の停止又は予防として放送の差止めを請求し,また,原告らが,
被告の上記行為は,原告輸出入社の著作権及び本件各映画著作物の日本国内に
おける使用等につき独占的な利用等の権利を有している原告有限会社カナリオ
企画(以下「原告カナリオ」という。)の利用許諾権を侵害する不法行為に当
たると主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償請求として,原告ら
各自(原告らの連帯債権)に550万円(無断使用による損害の内金500万
円及び弁護士費用50万円)及びこれに対する遅延損害金を支払うよう請求す
る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年12月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)8622一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告シーズン株式会社 原告株式会社ワンズハート
株式会社マイクロクロス社
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商標法36条1項 特許法98条1項2号 商標法38条3項
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[概要] 本件は,後記登録商標の商標権者である原告ワンズハート及び同原告から同商
標権の専用使用権の設定を受けたと主張する原告マイクロクロス社が,被告標章
を付した被告商品を販売する被告の行為は原告らの上記権利を侵害すると主張し
て,被告に対し,商標法36条1項及び2項に基づき,被告標章を付した被告商
品の販売の差止め並びに被告商品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,平成
15年9月から本件口頭弁論終結時までの間の被告標章の使用について,民法7
09条,商標法38条1項(原告マイクロクロス社につき)ないし同条3項(原
告ワンズハートにつき)に基づき,損害金の一部として,原告らに対し,各々5
00万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成18年9月27日から
支払済みまで年29.2%の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10070審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告エスペリオンセラピューティクス
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特許法29条2項 民事訴訟法179条 特許法2条3項3号
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[概要] 本件は スウェーデン国法人であるカビ・ファーマシア・アクチボラーグ 以, (
下「訴外会社」という )が後記発明につき特許出願をし,その後原告がその。
権利を承継したところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求を
したが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その取消しを求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10169審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
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[概要] 本件は,原告が,下記1(1)の特許出願(以下「本件特許出願」という。)につ
いてされた拒絶査定に対して,同1(2)のとおり不服審判請求をしたところ,特許
庁は上記審判請求は成り立たないとの審決をしたため,原告が,その取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10363審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (弾性側パネルを有する吸収体物品)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ザプロクターエンドギャンブルカンパニー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「弾性側パネルを有する吸収体物品」とする特許第3
440091号(平成4年6月8日出願,平成15年6月13日設定登録。以
下「本件特許」という。)特許の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年12月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)8621請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告有本カテイ株式会社 原告株式会社ワンズハート
株式会社マイクロクロス社
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商標法26条1項2号 商標法3条1項3号 民法419条1項 商標法38条3項
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[概要] 本件は,後記商標権を有する原告株式会社ワンズハート(以下「原告ワンズ
ハート」という )及び同商標権について使用権の設定を受けたとする原告株。
式会社マイクロクロス社(以下「原告マイクロクロス社」という )が,同商。
標権に係る登録商標と同一の標章を付した商品を販売する被告の行為が原告ワ
ンズハートの有する上記商標権及び原告マイクロクロス社の有する上記使用権
を侵害する行為であるとして,①上記商標権及び使用権に基づく上記被告の商
品の販売等の差止め及び同商品等の廃棄,②商標権侵害及び使用権侵害の不法
行為に基づく損害賠償としてそれぞれ5153万3000円及びこれに対する
遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)22834請求棄却
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・
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[概要] 本件は,原告と被告間における訴訟である知財高裁平成19年(ネ)第1
0 015号事件の訴 訟(原審・東京 地裁平成18年( ワ)第2235 5号
〔本訴〕,同第26612号〔反訴〕事件。以下「知財高裁10015号事
件 訴訟」といい,同 事件の判決を「 知財高裁1001 5号事件判決」 とい
う。)において,同事件の被控訴人(被告)である本件訴訟の被告が,虚偽
の主張又は錯誤により誤った主張をしたため,裁判所を錯誤に陥らせ,知財
高裁10015号事件訴訟の控訴人(原告)である本件訴訟の原告の請求を
棄却する旨の判決をさせたとして,被告の知財高裁10015号事件訴訟に
おける上記行為は不法行為を構成すると主張して,不法行為に基づき,10
万円の損害金(及びこれに対する訴状送達の日の翌日から民法所定年5分の
割合による遅延損害金)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17959請求棄却
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・
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民事訴訟法142条 民法709条 著作権法114条
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[概要] 本件は,原告が,自ら作成した別紙図面目録記載の各図面(以下「本件図
面」と総称する。)を被告に交付したところ,被告が本件図面を毀棄したが,
被告の上記行為は,本件図面について原告が有する著作権を侵害する不法行
為を構成するとして,被告に対し,民法709条,著作権法114条に基づ
き,10万円の損害金(及びこれに対する訴状送達の日の翌日から民法所定
年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10414審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (家庭のちりのダニ・アレルゲン,Derpをコードしている核酸,およびそれらの使用)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告イミユロジク・フアーマシユーチカル・コーポレーシ
テレソン・インステイテユート・フオー・チヤイルド・
ら
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
本件は,特許出願をした原告らが,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)11880等請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (遠赤外線放射体)
被告ら
ら
ら補佐人弁理士宇佐見忠男 原告美濃顔料化学株式会社川本一郎
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「遠赤外線放射体」とする特許発明の特許権者である原告
が,甲事件被告,乙事件被告及び丙事件被告(以下併せて「被告ら」という )が。
製造販売している遠赤外線放射体はいずれも上記特許発明の技術的範囲に属し,同
商品を製造販売等する被告らの行為は原告の上記特許権を侵害すると主張して,被
告らに対し,特許法100条に基づき,同商品の製造販売等及び同商品のカタログ
の配付の差止めと同商品,その製造装置及び同商品のカタログの廃棄を求めるとと
もに,民法709条(特許法102条2項)に基づき,特許権侵害の不法行為によ
る損害賠償(訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金を含む )を請求する事案である。。
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年12月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)14144請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告フェデポリマーブル株式会社久世勝之 原告岡田装飾金物株式会社中嶋勝規
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条3項 不正競争防止法5条1項 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,カーテンランナーに関する後記意匠権を有して同商品を製造販売す
る原告が,①被告の製造販売するカーテンランナー(後記イ号製品)の意匠は
原告の前記意匠権に係る登録意匠に類似し,その製造販売は前記意匠権を侵害
する,②原告のカーテンランナー(後記原告商品1ないし3)の形態は原告の
商品等表示として周知性を有するところ,被告のカーテンランナー(後記イ号
ないしハ号製品)の形態は原告のカーテンランナーの形態と類似し,これと混
同を生じさせるおそれがあるから,その譲渡等は不正競争行為(不正競争防止
法2条1項1号)に該当する,③被告のカーテンランナー(後記イ号ないしハ
号製品)の形態は原告のカーテンランナー(後記原告商品1ないし3)の形態
を模倣したものであるから,その譲渡等は不正競争行為(同3号)に該当する
として,被告に対し,被告のカーテンランナーの製造譲渡等の差止め及びその
廃棄(意匠法37条1項及び2項,不正競争防止法3条1項及び2項)並びに
損害賠償(意匠権侵害につき民法709条,不正競争行為につき不正競争防止
法4条)を請求した事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10412審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (磁気テープ装置)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告船井電機株式会社
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実用新案法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「磁気テープ装置」とする登録第2530916号
(平成4年6月12日出願,平成9年1月10日設定登録。)実用新案の実用
新案権者である。
▶判決の詳細
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その他
平成19年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)29460請求棄却
慰謝料請求事件
被告富士通株式会社 原告A
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民法709条 著作権法20条 著作権法12条
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[概要] 本件は,365枚の花の写真を1年間の日ごとに対応させた日めくりカレン
ダー用デジタル写真集を作成した原告が,原告から同写真集の著作権の譲渡を
受けた被告が,インターネット上に開設した携帯電話利用者向けのサイトにお
いて,同写真集中の写真を携帯電話の待受画面用の画像として毎週1枚のみを
配信し,かつ各配信日に対応すべき写真を用いなかったことが,編集著作物で
ある同写真集の著作者人格権(同一性保持権)を侵害するとして,被告に対し
て,不法行為に基づく精神的損害についての慰謝料の支払を求めている事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (増加収量血小板採取システム)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告バクスターインターナショナルインコーポレイテ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件は,特許出願をした原告が,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10018審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリー株式会社幸芳 原告株式会社フジ医療器
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特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,発明の名称を「マッサージ機」とする特許第2773896号1
(平成元年5月10日出願〔以下「本件出願」という。〕,平成10年4月24日
設定登録〔以下「本件特許」という。〕)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年12月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)21818請求棄却
損害賠償請求事件
被告グンゼ株式会社 原告A
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[概要] 1 原告の主張
⑴ 請求原因(訴状,平成19年8月31日付け「補正」と題する書面,同年
9月4日付け補正命令に対する同月6日付け書面,同年10月5日付け「証
拠準備書面」と題する書面,同年11月2日付け「回答書」と題する書面及
び同月21日付け「証拠準備書面」と題する書面を善解したところによ
る。)
被告は,原告との間で,秘密保持に関する契約(以下「秘密保持契約」と
いう。)を締結するに至らなかったのに,原告の出願に係る,特願2005
−95989号(以下「特願989号」という。)及び特願2006−13
8267号(以下「特願267号」という。)に係る発明で,出願公開前の
未公開の技術事項を勝手に使用して,パンツを試作又は製造した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年12月4日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)2261控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)株式会社ライフフーズ 控訴人(1審原告)株式会社フジオフードシステム 被控訴人(1審被告)株式会社ライフフーズ
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民法709条 不正競争防止法1条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,(1)主位的に,控訴人の営業表示とし
て著名であり又は周知性を取得している「ごはんや まいどおおきに ○○食
堂」の文字から成る表示(以下「控訴人表示」という。)と類似する「めしや
食堂」の文字から成る表示(以下「被控訴人表示」という。)を使用する被控
訴人の行為が,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項2号又は
1号の不正競争に当たると主張して,同法3条に基づき,被控訴人表示中の
「食堂」の表示及び被控訴人表示が記載された看板並びにこれらと類似する表
示及び看板の使用の差止め及び廃棄等を求め,(2)予備的に,控訴人表示を使
用した控訴人が経営する店舗(以下「控訴人店舗」という。)の外観(以下
「控訴人店舗外観」という。)は全体として控訴人の営業表示として著名であ
り又は周知性を取得しているところ,被控訴人表示を使用した被控訴人が経営
する店舗(以下「被控訴人店舗」という。)の外観(以下「被控訴人店舗外
観」という。)に控訴人店舗外観と類似する外観を使用する被控訴人の行為は,
不競法2条1項2号又は1号の不正競争に当たり,仮にそうでないとしても,
民法上の不法行為を構成すると主張して,主位的に不競法3条に基づき,予備
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10228審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告エヌ.ブイ.スマトラタバコトレーディングカンパニー 原告ハワード株式会社
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商標法50条1項 商標法50条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告を商標権者とする後記登録商標(以下「本件商標」とい
う。)につき,被告は商標登録取消審判請求の登録前3年以内に日本国内において
その指定商品についての使用をしていないとして,商標法50条1項の規定に基づ
き本件商標に係る商標登録の取消審判を請求したところ,特許庁は,被告が同審判
請求の登録前3年以内に日本国内において本件商標をその指定商品に使用していな
いこと(以下「本件不使用」という。)について正当な理由があるものと認め,本
- -2
件審判の請求は成り立たないとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10227審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告エヌ.ブイ.スマトラタバコトレーディングカンパニー 原告ハワード株式会社
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商標法50条1項 商標法50条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告を商標権者とする後記登録商標(以下「本件商標」とい
う。)につき,被告は商標登録取消審判請求の登録前3年以内に日本国内において
その指定商品についての使用をしていないとして,商標法50条1項の規定に基づ
き本件商標に係る商標登録の取消審判を請求したところ,特許庁は,被告が同審判
請求の登録前3年以内に日本国内において本件商標をその指定商品に使用していな
いこと(以下「本件不使用」という。)について正当な理由があるものと認め,本
- -2
件審判の請求は成り立たないとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10134審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社グッドマン 原告アボットカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテ
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特許法181条2項 民事訴訟法62条 特許法134条の3 特許法104条の3
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審決 | 41回 | 無効 | 18回 | 訂正審判 | 10回 | 特許権 | 4回 |
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[概要] 原告は,下記1(1)の特許(以下「本件特許」という。)の特許権者である。被
告が請求項1∼3,6∼9及び23に係る特許について無効審判請求(無効200
4−35088号事件)をしたところ,特許庁は「特許第2645203号の請求
項1∼3,6∼9及び23に係る発明についての特許を無効とする。」との審決
(以下「前審決」という。)をしたので,原告が審決取消訴訟(以下「前訴」とい
う。)を提起し,90日の期間内に訂正審判請求(以下「前訂正審判請求」とい
う。)をしたところ,知的財産高等裁判所は審決を取り消す旨の決定をし,同決定
- -2
の確定に伴って上記無効審判請求事件の審理が再開された。原告は,特許法134
条の3第2項の指定期間内に訂正請求をしたため,同条4項により前訂正審判請求
は取り下げられたものとみなされ,訂正請求に対して訂正拒絶理由が通知され,原
告が意見書及び手続補正書を提出した後,特許庁は「特許第2645203号の請
求項1ないし3,6ないし9及び23に係る発明についての特許を無効とする。」
との審決(以下「本件審決」という。)をした。本件は,原告が,本件審決の取消
しを求める事案であるところ,原告が本訴提起後にした訂正審判請求(訂正200
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10107審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社サンケイ技研
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意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,原告がした後記意匠登録出願に対し拒絶査定がされたため,これを不服
として審判請求をしたが,同請求は成り立たないとの審決がされたため,その取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10403審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (集積回路)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告コーニンクレッカフィリップスエレクトロニクスエヌヴィ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「集積回路」とする発明につき,平成6年5月23日,
特許を出願し(パリ条約による優先権主張1993年5月24日,米国。以下
「本件出願」という。),平成16年2月2日付け手続補正書により補正を行
ったが,同年4月22日付けの拒絶査定を受けたため,同年7月26日,審判
を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10284審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築方法)
被告小川建材工業株式会社 原告有限会社マス構造企画
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特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構
築方法」とする特許第3329737号(平成10年7月31日出願(国内優
先権主張 平成10年2月23日 平成14年7月19日設定登録 以下 本), 。 「
件特許」という )の特許の特許権者である。。
被告は,平成17年1月18日,本件特許(請求項は全部で8項である )。
のうち,請求項1,4,5及び6に係る発明の特許に対し,無効審判請求をし
た。特許庁は,上記審判請求を無効2005−80009号事件として審理し
た結果,原告が平成17年4月14日付け訂正請求書によってした訂正請求を
認めた上で,同年8月17日 「特許第3329737号の請求項1,5及び,
6に係る発明についての特許を無効とする。特許第3329737号の請求項
4に係る発明についての審判請求は成り立たない 」との審決をし,同月29。
日,審決の謄本が原告に送達された。
原告は,平成17年9月27日,上記審決に対して審決取消しの訴えを提起
するとともに,同年12月26日,本件特許についての訂正審判請求をしたた
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非常に大規模な固定化ペプチドの合成)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アフィメトリックスインコーポレイテッド
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特許法36条3項 特許法36条4項 特許法29条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
アフィマックス・テクノロジーズ・ナームロゼ・ベノートスハップは,発明
の名称を「非常に大規模な固定化ペプチドの合成」とする発明につき,平成2
年6月7日(優先権主張1989年6月7日及び1990年3月7日,米国)
に国際出願し,この出願をもとの出願として,平成8年12月4日,分割して
特許を出願(以下,「本件出願」といい,このときの明細書(甲第12号証)
を「本件明細書」という。)した。その後,同社から原告が特許を受ける権利
を譲り受け,平成11年1月26日,特許庁長官に対しこれを届け出たが,平
成14年1月24日付け拒絶査定を受けたため,同年4月30日,審判を請求
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10005控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件 (エレベータ装置)
控訴人三菱電機株式会社 被控訴人フジテック株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(行ウ)593請求棄却
異議申立棄却決定取消等請求事件
被告国 原告有限会社センサ研究所
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特許法112条の2 特許法184条の2 特許法107条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,特許料等の納付期限及び追納期限経過後に提出した納付書
に係る手続却下処分に対する異議申立てについて,特許庁長官において特許法
112条の2第1項に規定する「その責めに帰することができない理由」が認
められないとしてこれを棄却する旨の決定(以下「本件異議決定」という )。
をしたことにつき,本件異議決定が特許法に違反するものであるとして,被告
に対して,本件異議決定の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10503審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エレベーター装置)
被告特許庁長官
補助参加人フジテック株式会社 原告三菱電機株式会社
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特許法126条4項 特許法29条2項
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刊行物 | 215回 | 審決 | 49回 | 実施 | 22回 | 訂正審判 | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が有し発明の名称を「エレベーター装置」とする後記特許につ
いて,原告が平成18年4月26日付けで訂正審判請求をしたところ,特許庁
が,訂正後発明は進歩性を欠き,かつ訂正は実質上特許請求の範囲を変更する
ものであるとして請求不成立の審決をしたことから,原告がその取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10518審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エレベータ装置)
被告特許庁長官
補助参加人フジテック株式会社 原告三菱電機株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 204回 | 審決 | 45回 | 実施 | 30回 | 進歩性 | 5回 |
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[概要] 本件は,原告が有し発明の名称を「エレベータ装置」とする後記特許につい
て,原告が平成18年5月22日付けで訂正審判請求をしたところ,特許庁
が,訂正発明は進歩性を欠くとして請求不成立の審決をしたことから,原告が
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告イエダリサーチアンドデベロッ
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特許法29条2項 特許法36条4項
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[概要] 本件は,原告が後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを
不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことか
ら,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ヒューレット・パッカード・カンパニー
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特許法29条の2
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[概要] 本件は,原告が後記発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これを不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたこ
とから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10268審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (自動食器洗浄機用粉末洗浄剤)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社ニイタカ
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特許法126条4項 特許法36条4項 特許法126条1項
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[概要] 本件は,原告が,特許請求の範囲の記載が不統一で不明確であるとする拒絶理由
通知を受け,これに対する手続補正を行った際,特許請求の範囲の他の箇所の記載
において,誤って従前の記載を一部削除してしまい,特許査定後にこれに気付い
て,削除前の記載に戻す旨の訂正審判を請求したところ,特許庁が特許法126条
4項にいう実質上特許請求の範囲を変更するものに当たるとして,審判請求を不成
立とする審決をしたため,原告がその審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ジェットエンジン用一体型羽根付きロータの修理方法及び製造方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告エムテーウー・アエロ・エンジンズ・ゲーエムベーハー
カーウーカーアー・シュヴァイザンラーゲン・ゲゼルシ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件は,特許出願をした原告が,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10055控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人有限会社オービックス 被控訴人株式会社オービック
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法1条 不正競争防止法4条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,被控訴人の商品等表示である「オービック」及び「O
BIC」(以下,総称して「オービック標章」といい,各別には,「オービック標
章1」,「オービック標章2」という。)は,遅くとも平成元年ころから被控訴人
及びその子会社ないし関連会社を表すものとして周知,著名となっており,控訴人
が,オービック標章と類似する別紙控訴人標章目録1ないし3記載の各標章(以下,
総称して「オービックス標章」といい,各別には,「オービックス標章1」,「オ
ービックス標章2」,「オービックス標章3」という。オービックス標章1は,控
訴人の商号である。)を使用したことは,不正競争防止法2条1項1号,2号に該
当すると主張して,控訴人に対し,オービックス標章その他の「オービックス」又
は「ORBIX」の文字を含む商号及び標章の使用差止め,オービックス標章の看
板等の営業表示物件からの抹消,被告商号の抹消登記手続及び損害賠償金1億円及
びその遅延損害金を求めた事案である。原審は,控訴人がオービックス標章を使用
する行為は,不正競争防止法2条1項1号にいう「混同を生じさせる行為」に該当
するとして,上記差止め,抹消,抹消登記手続と,損害賠償の一部1311万25
88円(弁護士費用120万円を含む。)及びその遅延損害金の支払を認容したた
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)10667請求棄却
損害賠償等請求事件
被告センティリアム・コミンコーポレイテッド
センティリアム・ジャ
両名
両名復代理人弁護士岡本義則
両名補佐人弁理士田中英夫 原告富士通株式会社
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特許法101条4号 民法719条1項 特許法101条3号 特許法102条1項
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侵害 | 133回 | 特許権 | 100回 | 実施 | 73回 | 間接侵害 | 56回 |
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[概要] 本件は,データ伝送方式に関する発明についての特許権の共有持分を有して
いる原告が,別紙被告物件目録記載のADSLモデム用のチップセット(以下
「被告製品」という。)の製造,販売をしている(この製造,販売が日本で行
われていると評価できるかについては争いがある。),アメリカ合衆国(以下
「米国」という。)法人である被告センティリアム・コミュニケーションズ・
インコーポレイテッド(以下,「被告CCI」という。)及びその日本におけ
る子会社である被告センティリアム・ジャパン株式会社(以下,「被告CJ」
という。)に対し,被告製品を内蔵したモデムによるADSL通信は,本件発
明の技術的範囲に属するから,被告製品の生産,譲渡,輸入,譲渡の申出の各
行為は,平成15年1月1日以後同年8月30日までの行為に対しては,平成
18年法律第55号による改正前の特許法101条3号(以下「特許法101
条3号」という。)及び同条4号(以下「特許法101条4号」という。)に
より,平成14年12月31日以前の行為に対しては,平成14年法律第24
号による改正前の特許法101条2号(以下「平成14年改正前特許法101
条2号」という。)により,いずれも,本件特許権の間接侵害行為に当たると
▶判決の詳細
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著作権
平成19年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)7380請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社日本アドレス・システム
B
C
ら 原告A
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著作権法112条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙物件目録記載の百貨店向け筆耕用アプリケーションプログラム
(以下「本件プログラム」という。)を制作した原告が,被告会社との間で本
件プログラムの使用許諾契約を締結し,本件プログラムを被告会社のコンピュ
ータにインストールしていたところ,被告Bにおいて,本件プログラムを複製
し,被告らにおいて,上記契約の解約後も,同複製物を使用して筆耕作業を行
い,これによって,被告会社は,解約時の,本件プログラムの不使用及び消去
の各義務を負う旨の合意に違反し,被告B及び被告Cは,違法に複製された本
件プログラムの複製物を使用するなどして,原告の本件プログラムについての
著作権を侵害したとして,被告会社に対しては,解約時の合意に基づいて,被
告B及び被告Cに対しては,著作権法112条に基づいて,本件プログラムの
複製物の使用差止め等を請求するとともに,民法709条に基づき,被告会社
が受けた利益に相当する金員6603万円及び弁護士費用660万円が原告の
損害であるとして,被告らに対し,連帯して,それらの合計7263万円及び
これに対する本訴状送達の日の翌日である,平成19年4月15日から支払済
みに至るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10172審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社クラウン・クリエイティブ 原告有限会社ル・フリーク
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不正競争防止法2条1項13号 特許法155条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙審決書写しの別掲のとおりの構成よりなり,指定商品を第25
類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用
衣服 運動用特殊衣服 運動用特殊靴 とする登録第4832063号商標 平, , 」 (
成16年7月12日登録出願,平成17年1月14日設定登録。以下「本件商
標」という )の商標権者である。。
被告は,平成18年4月10日,本件商標の指定商品中「セーター類,ワイ
シャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水泳帽及びこれらの類似商品」について
の登録を無効とすることを求めて,審判請求(無効2006−89045号事
件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10004審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (磁気ヘッド/ディスク検査器内の高精度位置決め機構の動的特性を改良するための装置及び方法)
被告特許庁長官 原告ガッ・クカ・ンーラゼ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成11年3月18日,発明の名称を「磁気ヘッド/ディスク検
査器内の高精度位置決め機構の動的特性を改良するための装置及び方法」と
する発明につき特許出願(パリ条約による優先権主張1998年3月19
日,米国。特願平11−73388号。以下「本件出願」という。)をし,
平成15年9月17日付け手続補正書をもって本件出願に係る明細書につい
て特許請求の範囲の補正をした(以下,この補正後の明細書を願書に添付し
た図面と併せて「本願明細書」という。)。
特許庁は,平成15年10月6日,本件出願につき拒絶査定をしたので,
原告は,これを不服として審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷却装置)
被告特許庁長官 原告古河電気工業株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年9月18日にした特許出願(特願平9−252557
号。以下「原出願」という。)の一部を分割して,平成16年2月4日,発
明の名称を「冷却装置」とする発明につき特許出願(特願2004−284
01号。以下「本願」という。)をし,同年9月21日付け手続補正書をも
って本願に係る特許請求の範囲及び明細書の補正(以下「本件補正」とい
う。)をした(以下,本件補正後の明細書を,願書に添付した図面と併せ
て「本願明細書」という。)。
特許庁は,同年10月19日,本願につき拒絶査定をし,原告は,これに
対して不服審判請求(不服2004−23840号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10250審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船底塗料用防汚剤およびそれに用いる高純度銅ピリチオンの製造方法)
被告キクチカラー株式会社式社エピアコポーョ
株会ーーイーレシン
ら 原告コーロンインダストリーズインク
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民事訴訟法157条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,平成12年5月31日,発明の名称を「船底塗料用防汚剤およ
びそれに用いる高純度銅ピリチオンの製造方法」とする発明について特許出
願(優先日平成11年5月31日,特願2000−161774号。以下「
本件出願」という。)をし,平成16年3月12日,特許庁から特許第35
32500号として特許権(請求項の数2。以下,この特許権に係る特許
を「本件特許」という。)の設定登録を受けた。
原告は,平成17年4月22日,本件特許について特許無効審判請求(無
効2005−80127号事件)をした。
▶判決の詳細
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