権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成19年6月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)2997一部認容
特許権譲渡対価請求事件 (シリーズ)
被告株式会社東芝 原告X
|
特許法35条3項 特許法35条4項
|
実施 | 83回 | 特許権 | 78回 | ライセンス | 12回 | 分割 | 11回 |
|
|
[概要] 本件は,「光電面及びその形成方法」についての特許権(日本特許権,米国
特許権,ヨーロッパ(ドイツ,イギリス,フランス)特許権,中国特許権及び
韓国特許権)に係る発明について,被告の元従業員である原告が,同発明は,
被告在職中に単独で行った職務発明であり,原告は,特許を受ける権利を被告
に承継させたとして,特許法35条3項(米国特許権,ヨーロッパ特許権,中
国特許権及び韓国特許権については,同項の類推適用)に基づいて,その相当
の対価として,既払金(7万8000円)を除いた金額の内金5000万円
(日本特許について4288万5000円,米国特許について234万円,ド
イツ特許及びイギリス特許について各16万5000円,フランス特許につい
て15万5000円,中国特許及び韓国特許について各214万5000円)
及びこれに対する本訴状送達の日の翌日である平成17年2月24日から支払
済みに至るまで年5分の割合による遅延損害金の支払を,一部請求として求め
たのに対し,被告が,原告は,上記発明の単独発明者ではなく,被告の従業員
であった他の者との共同発明であり,共同発明者における原告の貢献割合はご
くわずかであることのほか,相当の対価を算定するに当たって考慮すべきその
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10743請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (引き伸ばし剥離接着剤を用いる物品支持体)
被告特許庁長官 原告スリーエムカンパニー
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成5年3月23日,発明の名称を「引き伸ばし剥離接着剤を
用いる物品支持体」とする発明につき国際出願(以下「本件出願」とい
う。)をし,平成15年2月21日,特許第3399951号として特許
権の設定登録(設定登録時の請求項の数2。以下,この特許を「本件特
許」という。)を受けた。
本件特許についてテサ・アクチエンゲゼルシヤフトから特許異議の申立
てがされたため,特許庁は,これを異議2003−72617号事件とし
て審理し,その係属中の平成17年5月12日,原告は,特許請求の範囲
の減縮を目的として本件特許に係る明細書について訂正を求める訂正請求
をした(以下,訂正後の明細書を図面と併せて「本件明細書」とい
う。)。
特許庁は,同年6月6日,上記訂正を認めた上で,「特許第33999
51号の請求項1ないし2に係る特許を取り消す。」との決定(以下「決
定」という。)をし,その謄本は,同月22日,原告に送達された。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10543審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告パウトリミテッド
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は POUT の欧文字を書してなる国際登録第791489号の商標,「 」
( 〔 〕, ( )優先権主張2002年8月2日 英国 国際登録日2002年 平成14年
11月1日,指定商品は第3類「Perfumery; cosmetics; skin care products
; eye care lotions and products; toiletries, shampoos,conditioners, ha
ir care products, hair spray, hair dyes and colorants;dentifrices; nai
l care preparations;essential oils; depilatories; sun tanning preparat
ions; cotton wool and cotton sticks for cosmetic purposes;non-medicate
d toilet preparations. (以下「本願商標」という )について,平成16年」 。
3月18日発送の拒絶査定を受け,同年6月16日,同査定に対する不服の審
判(不服2004−65044号事件)を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)126等確認
特許を受ける権利の確認請求事件
被告A
承継参加人B 原告株式会社シー・シー・ワイ
|
民事訴訟法228条4項 民事訴訟法52条
|
|
|
[概要] 本件は 別紙出願目録記載の各発明 以下 本件各発明 という について, ( 「 」 。)
特許を受ける権利 以下 本件特許を受ける権利 という を発明者から譲り( 「 」 。)
受けて特許出願をした原告が,原告から同権利を譲り受けたとして自らを出願
人とする名義変更を行った被告及び被告承継参加人ら(以下「参加人ら」とい
。) , , ,う に対し 原告 被告間の同権利の譲渡契約書が被告の偽造に係るもので
真正な出願人は原告であるとして,同権利が原告にあることの確認を求めた事
案である。なお,被告は,本件訴訟係属後,同権利の一部を被告承継参加人ら
4名に譲渡したとして,被告及び被告承継参加人ら5名全員で共有とする旨の
出願人名義変更手続を行っている。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ココロ同田村榮一 原告ニプロ株式会社同川瀬幹夫
|
商標法50条 商標法2条3項 商標法2条3項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告は,登録第1916238号商標(以下「本件商標」という。)の
商標権者である。本件商標は,「ココロ」の片仮名文字と「KOKORO」
の欧文字とを二段に横書に表記したものであり,昭和59年1月27日に登
録出願され,商標法施行令1条別表の第10類(平成3年9月25日政令第
299号による前のもの。以下,単に「第10類」という。)「理化学機械
器具,光学機械器具,その他本類に属する商品」を指定商品として,昭和6
1年11月27日に設定登録された。なお,このうち「その他本類に属する
商品」には,「測定機械器具(電子応用機械器具に属するもの及び電気磁気
測定器を除く。)」がある。
(2) 原告は,平成18年2月22日,本件商標につき上記指定商品のうち,
「唾液を用いて人間のストレス度合いを測定する装置その他の測定機械器具
及びこれらに類似する商品」につき,商標登録の取消しを求める審判を請求
し,同年3月14日,同審判請求の予告登録がされた(以下,この登録を
「本件審判請求登録」という。)。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10555審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告マグインスツルメント
|
商標法3条1項3号 商標法3条2項 不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項18号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙「商標目録」のとおりの構成よりなる商標(以下「本願商標」
という )につき,指定商品を第11類「懐中電灯」として,平成13年1月。
19日に立体商標の登録出願(商願2001−3358号)したが,平成14
年11月18日に拒絶査定を受け,平成15年2月7日に拒絶査定不服の審判
,を請求した 特許庁は 同請求を。 , 不服2003−2070号事件として審理し
平成18年8月21日に「本件審判の請求は,成り立たない 」との審決をし,。
その審決謄本は,同年9月4日に原告に送達された(付加期間90日 。)
2 審決の理由
, 。 , ,審決の理由は 別紙審決書写しのとおりである その要旨は 以下のとおり
本願商標は商標法3条1項3号に該当し,また同条2項の適用により登録を受
けられるべきものにも該当しないとするものである。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10436審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引き伸ばし剥離接着剤を用いる物品支持体)
被告特許庁長官 原告スリーエムカンパニー
|
特許法126条3項 特許法126条5項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成5年3月23日,発明の名称を「引き伸ばし剥離接着剤を
用いる物品支持体」とする発明につき国際出願(以下「本件出願」とい
う。)をし,平成15年2月21日,特許第3399951号として特許
権の設定登録(設定登録時の請求項の数2。以下,この特許を「本件特
許」という。)を受けた。
本件特許についてテサ・アクチエンゲゼルシヤフトから特許異議の申立
てがされたため,特許庁は,これを異議2003−72617号事件とし
て審理し,その係属中の平成17年5月12日,原告は,特許請求の範囲
の減縮を目的として本件特許に係る明細書について訂正を求める訂正請求
をした。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10001請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
|
商標法43条の3
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は SIMPO の文字を標準文字で書してなり 指定役務を別紙役務,「 」 ,
目録記載のとおりとする登録第4872122号の商標(平成16年4月28
日登録出願,平成17年6月17日設定登録。以下「本件商標」といい,その
出願を「本件出願」という )の商標権者である。。
本件商標に対しシンポ株式会社 以下 異議申立人 という から登録異議( 「 」 。)
申立がなされたので,特許庁はこれを異議2005−90476号事件として
審理した上 平成18年11月10日 登録第4872122号商標の指定役, ,「
務中 機械・装置若しくは器具 これらの部品を含む 又はこれらにより構成『 ( 。)
』 。」 ( ,「 」される設備の設計 についての商標登録を取り消す との決定 以下 決定
という )をし,同年11月29日,その謄本を原告に送達した。。
2 決定の理由
別紙決定書写しのとおりである 要するに 本件商標と SHINPO の。 , ,「 」
文字を横書きしてなり,指定役務を第42類「ロースター又は厨房用の排気装
置の設計」とする,登録第3049433号の商標(平成4年9月25日登録
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10150審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告日本碍子株式会社
|
特許法49条 特許法29条2項 特許法158条 特許法184条の9
|
審決 | 90回 | 実施 | 21回 | 優先権 | 5回 | 拒絶査定不服審判 | 4回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年12月26日(優先権主張:平成9年2月14日,同年5
月16日 日本 発明の名称を 半導体ヒートシンク用複合材料及びその製造, ), 「
方法 とする特許出願 特願平9−359101号 以下 本願 という を」 ( , 「 」 。)
した。その後,原告は,平成13年11月5日付けで本願に係る明細書(特許
請求の範囲を含む を補正する手続補正をしたが 平成14年1月18日付け。) ,
( 「 」 。) , , ,で拒絶査定 以下 原査定 という を受け これに対して 同年2月28日
拒絶査定不服審判を請求した 不服2002−3405号事件 原告は 平成( )。 ,
14年3月29日,その審理の過程で,本願に係る明細書の特許請求の範囲を
補正する手続補正をした 以下 この補正後の本願に係る明細書及び図面を 本( , 「
願明細書」という 。。)
特許庁は,平成18年2月21日 「本件審判の請求は,成り立たない 」と, 。
の審決をし,同年3月7日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月21日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)2810一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (衝撃式破砕機におけるハンマ)
被告株式会社ハヤマ 原告株式会社中山鉄工所
|
特許法102条2項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「衝撃式破砕機におけるハンマ」とする後記特許権を
有する原告が,後記ハンマを製造販売する被告の行為は同特許権を侵害すると
主張して,被告に対し,同特許権に基づき,同ハンマの製造販売等の差止め並
びに同ハンマ及びその製造に供した金型の廃棄を求めるとともに,特許権侵害
の不法行為に基づく損害賠償(訴状送達の日の翌日である平成18年4月6日
から支払済みまでの民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む。)を求
めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10081審決取消訴訟
審決取消請求事件
|
特許法134条の2 特許法181条2項 特許法123条1項 特許法178条3項
|
無効 | 45回 | 審決 | 32回 | 無効審判 | 16回 | 訂正審判 | 5回 |
|
|
[概要] 1 当裁判所は,当事者の意見を聴いた上,請求項1,2及び4に係る各発明の
関連性,本件訂正の内容,本件審決が判断した無効理由の内容,訂正審判にお
ける訂正内容,別件審判において主張されている無効理由の内容,その他本件
に関する諸事情を検討した結果,本件特許の請求項1ないし2に係る発明につ
いての特許を無効にすることについて,特許無効審判においてさらに審理させ
ることが相当であると考える。
したがって,事件を審判官に差し戻すため,特許法181条2項の規定によ
り,審決中「特許第3749833号の請求項1ないし2に係る発明について
の特許を無効とする 」との部分を取り消すこととする。。
2 なお,当裁判所において,本決定に際して考慮した問題点につき,補足して
説明する。
(1) 本件のように 2以上の請求項に係る発明についての特許を無効にするこ,
とを求める特許無効審判において,特許権者による訂正請求を認めた上で,
一部の請求項に係る発明についての特許を無効とし,残りの請求項に係る発
明についての特許の無効請求を不成立とする審決がされた場合に,審決のう
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成15(ネ)5627請求棄却
損害賠償請求再審(平成18年(ム)第10001号)
|
民事訴訟法338条1項8号
|
|
|
[概要] 1 本件は,再審原告を控訴人,再審被告を被控訴人とする東京高等裁判所平成
15年(ネ)第5627号損害賠償請求控訴事件について同裁判所が平成16年
4月28日に言い渡した判決(同年5月21日,上告及び上告受理申立期間の
経過により確定。以下,これを「本件確定判決」という。)に対する再審事件
である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成19年6月14日 大阪高等裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)3258等一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件,反訴請求事件
被告・附帯控訴人(1審原告)被控訴人・当審反訴
・附帯控訴人(1審原告) 控訴人・当審反訴原告・附帯被
(1審被告)(以下「
」という。) 被控訴人・当審反訴被告・附帯控訴人(1審原告)
・当審反訴被告・附帯控訴人(1審原告)
|
特許法101条
|
|
|
[概要] 1 本件は,大阪市に所在するテレビ放送事業者である被控訴人らが,控訴人が
販売する原判決別紙物件目録記載の商品(以下「控訴人商品」というが,「選
撮見録」ということもある。)が,被控訴人らがテレビ番組の著作者として有
する著作権(複製権,公衆送信権,送信可能化権)及び被控訴人らが放送事業
者として有する著作隣接権(複製権,送信可能化権)の侵害に専ら用いられる
ものであり,その販売等により上記各権利を侵害され,又は侵害されるおそれ
があると主張して,控訴人に対し,著作権法(以下「法」という。)112条
1項,2項に基づき,控訴人に対し,その商品の使用等及び販売の差止め並び
に廃棄を請求した事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X中嶋誠
|
特許法2条 特許法36条6項2号 特許法2条1項 特許法68条
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これ
を不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたので,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10066審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社角建材店
|
意匠法9条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,意匠に係る物品を「建築用板材」とする意匠につき登録出願を
して,拒絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求は成り
立たないとの審決がなされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告伊山瓦協業組合
|
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,意匠に係る物品を「三段熨斗付き紐丸冠瓦」とする意匠につき
登録出願をして,拒絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,審判
, 。請求は成り立たないとの審決がなされたため 同審決の取消しを求めた事案である
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10453審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告アイオワステイトユニヴァーシティリサーチファウンデーショ
|
特許法184条の4 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,その出願に係る特許についての拒絶査定に対する不服審判請求
を成り立たないとした審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成19年6月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ネ)10001控訴棄却
商号使用禁止等請求控訴事件
控訴人スポーツ・マーケティング・ジャパン株式会社 被控訴人ジャパン・スポーツ・マーケティング株式会社
|
不正競争防止法2条1項1号
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,スポーツマーケティングを主な業務とする控訴人が,同種業務を行
う被控訴人に対し,会社法8条に基づき,被控訴人が「不正の目的」をもって
控訴人と誤認されるおそれのある商号を使用していると主張して,当該商号の
使用差止等を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ザボイズコレクション 原告ジャックウルフスキンアローセンゲゼルシャフト
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,後記商標につき,平成13年5月25日に登録出願をし,平成14
年3月22日に商標登録第4554584号として登録を受けた(甲5の1。
以下「本件商標」という。)。
本件商標は,別紙審決書の写し中の別掲(1)記載のとおりの構成からなり,
その指定商品は,商標登録原簿(甲5の1)記載のとおりである。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10078審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
|
意匠法3条2項 意匠法24条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品「貝吊り下げ具」の部分について,平成17年8月
9日に意匠登録を出願したが,平成18年3月9日付けの拒絶査定を受け,同
年4月14日,審判請求を行った。
特許庁は,この審判請求を不服2006−7226号事件として審理し,そ
の結果,平成19年1月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,同年同月23日,審決の謄本が原告に送達された。
2 本願意匠の態様
本件登録意匠出願に係る意匠登録を受けようとする部分は,貝の養殖に使用
する貝吊り下げ具のうち,細長い棒状のピン(以下単に「ピン」という。)を
多数平行に配置し,そのピンの左右両端寄りから斜め上側で左右対称状に向か
い合う一対の小突起をロープ止め突起として,その間に上記小突起寄りに左右
対称状に2本の細い紐(以下「連結紐」という。)を一体形成したものを上下
等間隔に多数連結した部分である(甲6,7。以下,登録を受けようとする部
分の意匠を「本願意匠」という。)。
▶判決の詳細
|
著作権
平成19年6月12日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)153等一部認容
著作権侵害差止等請求事件
|
著作権法114条3項 著作権法114条1項 著作権法80条1項 著作権法65条3項
|
|
|
[概要] ① 第1事件は,
ア 原告Xが,
被告会社による旧ハイブリッド用紙,海賊版用紙,新ハイブリッド用紙及び
「YGPI用紙」なるYG性格検査のための検査用紙(以下「YGPI用紙」
といい,以上4種類の用紙を併せて「被告用紙」という )の発行等は,本件用。
紙に対する原告Xの著作権(複製権又は翻案権)を侵害すると主張して,被告
会社に対し,著作権法112条に基づき,被告用紙のうち,旧ハイブリッド用
紙,海賊版用紙及び新ハイブリッド用紙(YGPI用紙を除く被告用紙)の発
行等の差止め及びその在庫品の廃棄を求めるとともに,被告会社及びその代表
取締役である被告Yに対し,YGPI用紙を含む被告用紙の発行等について著
作権侵害の不法行為に基づき,連帯して,損害賠償(著作権法114条3項に
よる。訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延
損害金の支払を含む )を求め,。
イ 原告会社が,
被告会社による被告用紙の発行等は,本件用紙に対する原告会社の出版権を
▶判決の詳細
|
不正競争
平成19年6月11日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)5437一部認容
信用回復措置等請求事件
被告有限会社北川自動車商会 原告株式会社タニグチ
|
不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項3号
|
|
|
[概要] 本件は,被告のした広告が,被告と競争関係にある原告の営業上の信用を害
する虚偽の事実の告知に当たるとして,原告が,不正競争防止法2条1項14
号,4条,14条に基づき,損害賠償と信用回復措置を求める訴訟である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10353審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告凸版印刷株式会社 原告大日本印刷株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,後記本件発明の特許権者である原告が,被告の無効審判請求を受けた特
許庁により,本件特許を無効とする旨の審決がなされたため,同審決の取消しを求
めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10347審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社シマノ 原告ダイワ精工株式会社
|
特許法17条2項 特許法17条の2 特許法29条の2 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 原告は,請求項1ないし3から成る後記特許の特許権者であるが,被告にお
いて上記特許の請求項1ないし3につき無効審判請求をしたところ,特許庁が
平成18年6月15日付けで,請求項1に係る発明についての特許を無効とす
る旨の審決をしたことから,原告が上記審決のうち無効審決部分(請求項1)
の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年6月4日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)8019請求棄却
特許出願人変更等請求事件
被告オージーケー技研株式会社 原告X
|
民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,法人格のない社団である原告の構成員らが,自転車のハンドルグリッ
プ傘について被告に対して情報提供をし,被告は前記情報提供に基づいて製品を
開発したとして,原告が,被告に対し,①合意又は原告が情報を提供したことに
基づいて,被告の特許出願につき,出願人に原告の構成員を追加し,発明者を原
告の構成員に変更することを請求すると共に,②合意に基づき情報提供料の支払,
③前記②の合意がなかった場合,被告が原告に無断で原告が提供した情報を利用
して製品を開発したことは不法行為に該当するとして損害賠償金の支払(上記②
③については遅延損害金の支払も含む。)を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10274請求棄却
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告エフシーアイ・アメリカズ・テクノロジー・インコーポレーテッド
|
|
|
|
[概要] 本件は,特許異議の申立てを認めて特許を取り消した決定の取消しを求める事案
である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成19年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)27477等請求棄却
損害賠償請求事件
|
不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条1項7号
|
|
|
[概要] 第1事件は,第1事件原告・第2事件被告(以下「原告」という )が第1。
事件被告らに対し,①第1事件被告らが営業秘密に係る不正行為(不正競争防
止法2条1項4号,5号,7号,8号)を行い,また,②第1事件被告・第2
( 「 」 。) ,事件原告A 以下 被告A という に取締役としての忠実義務違反行為が
第1事件被告B(以下「被告B」という ,第1事件被告C(以下「被告C」。)
という )及び第1事件被告D(以下「被告D」という )に雇用契約上の誠。 。
実義務違反行為があり,さらに,③第1事件被告らが原告の信用を毀損する行
為(不正競争防止法2条1項14号)を行い,あるいは,④第1事件被告らの
これら一連の行為が不法行為に該当するとして,さらには,⑤第1事件被告株
式会社グリーンリカー(以下「被告会社」という )については,民法715。
条の使用者責任に基づき,損害賠償を求めるものである。
▶判決の詳細
|
著作権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ネ)10003等一部認容
出版差止等請求控訴事件・同附帯控訴事件
控訴人・附帯被
(以下「一審被告」という。)
・附帯被
X
・附帯
株式会社角川グループパブリッシング株式会社角川書店 被控訴人・附帯控訴人(以下「一審原告」という。)
|
著作権法32条1項 著作権法19条3項 著作権法20条2項4号
|
|
|
[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10528審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告ザポロ/ローレンカンパニーリミテッドパートナーシップ 原告ポロ・ビーシーエス株式会社
|
商標法4条1項11号 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,商標登録に対する無効審判請求を不成立とした審決の取消しを求める事
案であり,原告は無効審判の請求人,被告は商標権者である。
▶判決の詳細
|
実用新案権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10428審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告翔佳億企業有限公司 原告レー・ラルイタナョルリテド
|
実用新案法3条1項3号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,現在は被告が名義人である後記実用新案登録(請求項の数
4)の無効審判請求をしたところ,特許庁が 「本件審判の請求は,成り立た,
ない 」旨の審決をしたことから,原告がその取消しを求めた事案である。。
▶判決の詳細
|
商標権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10560審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社丸山園本店
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,後記商標登録の出願をしたところ,商標法4条1項11号に該
当するとして拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,「本件
審判請求は成り立たない」との審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案で
ある。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10394審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ドライビングゲーム装置におけるコースマップの表示方法及びドライビングゲーム装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社セガ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,名称を「ドライビングゲーム装置におけるコースマップの表示
方法及びドライビングゲーム装置」とする発明につき特許出願をして拒絶査定を受
け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求は成り立たないとの審決が
なされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成19年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)17357一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告有限会社オービックス 原告株式会社オービック
|
不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項2号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,原告の商品等表示である「オービック」及び「OBIC」
(以下,総称して「原告標章」といい,各別には 「原告標章1 「原告標章, 」,
2」という )は,遅くとも平成元年ころから原告,子会社及び関連会社を表。
すものとして周知,著名となっており,被告が,原告標章と類似する別紙被告
標章目録1ないし3記載の各標章(以下,総称して「被告標章」といい,各別
には 「被告標章1 「被告標章2 「被告標章3」という。被告標章1は,, 」, 」,
被告の商号である )を使用したことは,不正競争防止法2条1項1号,2号。
に該当すると主張して,被告に対し,被告標章その他の「オービックス」又は
「ORBIX」の文字を含む商号及び標章の使用差止め,被告標章の看板等の
営業表示物件からの抹消,被告商号の抹消登記手続及び損害賠償を求めた事案
である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成19年5月30日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)4398一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社デージーエス・コンピュータ 原告A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
|
民法709条
|
|
|
[概要] 本件は,被告が出版した登山ガイドの案内文や写真の著作者である原告らが,執
筆契約に基づいて,未払の印税の支払を求めるとともに,英語版の登山ガイドを出
版した被告の行為が一部の原告の翻訳権を侵害すると主張して民法709条に基づ
, , , ,く損害賠償を求めたのに対し 被告が 執筆契約の成立を争うとともに 予備的に
一部の登山ガイドについて,原告らの誤記により印刷した登山ガイドを廃棄しなけ
ればならなかったとして,原告らに対する執筆契約の債務不履行に基づく損害賠償
請求権をもって相殺の主張をした事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ネ)10077控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
控訴人セイコーエプソン株式会社 被控訴人株式会社エコリカ
|
特許法29条1項3号 特許法44条1項 特許法44条 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,インクジェット記録装置用インクタンクに関する特許権(特許第
3257597号)を有する控訴人が被控訴人に対し,控訴人の製造,販売
に係るインクタンクが使用された後にインクを再充填されるなどして製品化
された原判決別紙物件目録1ないし6記載の各インクタンク(以下「被告製
品」という。)を輸入,販売する被控訴人の行為が,上記特許権を侵害する
として,特許法100条に基づき,被告製品の輸入,販売等の差止め及び廃
棄を求めるとともに,民法709条,特許法102条2項,3項に基づき,
一部請求として500万円の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10315審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デジタルコンテンツの配信方法およびデジタルコンテンツの配信システム)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成12年3月17日,発明の名称を「デジタルコンテンツの配
信方法およびデジタルコンテンツの配信システム」とする発明につき特許出
願(特願2000−76742号。以下「本願」という。)をし,平成14
年2月4日付け手続補正書をもって本願に係る明細書について特許請求の範
囲等を補正した(以下,この補正後の明細書を図面と併せて「本件明細書」
という。)。
特許庁は,本願につき拒絶査定をしたので,原告は,これを不服として審
判請求をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10310審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (合成画像システム)
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
|
特許法36条4項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成5年9月14日,発明の名称を「合成画像システム」として特
許出願(特願平5−269408号)をしたが,平成16年11月26日,拒
絶査定を受けたので,平成17年1月6日,これに対する不服の審判請求をし
た。特許庁は,これを不服2005−331号事件として審理した結果,平成
18年5月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,同
年6月10日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10463審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社サンケイ技研
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成17年2月28日,別添審決謄本写しの別紙第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「管継ぎ手」として意匠登録出願(意願2005−
5641号,以下,これを「本件出願」といい,その意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,同年9月6日に拒絶査定を受けたので,同月26日,拒絶査
定不服の審判請求をした。特許庁は,これを不服2005−18557号事件
として審理した結果,平成18年8月28日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をし,同年9月12日にその謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10462審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社サンケイ技研
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成17年2月28日,別添審決謄本写しの別紙第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「管継ぎ手」として意匠登録出願(意願2005−
5640号,以下,これを「本件出願」といい,その意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,同年9月6日に拒絶査定を受けたので,同月26日,拒絶査
定不服の審判請求をした。特許庁は,これを不服2005−18556号事件
として審理した結果,平成18年8月28日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をし,同年9月12日にその謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10461審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社サンケイ技研
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成17年2月28日,別添審決謄本写しの別紙第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「管継ぎ手」として意匠登録出願(意願2005−
5639号,以下,これを「本件出願」といい,その意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,同年9月6日に拒絶査定を受けたので,同月26日,拒絶査
定不服の審判請求をした。特許庁は,これを不服2005−18555号事件
として審理した結果,平成18年8月28日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をし,同年9月12日にその謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
|