権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (機械的締結具,締結装置,及び使い捨て吸収性物品)
被告特許庁長官樋口宗彦 原告スリーエムイノベイティブ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「機械的締結具,締結装置,及び使い捨て吸収性物
品」とする発明について,平成24年9月13日(優先日平成23年9月1
6日,優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2014-5
30771号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10025審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (気体溶解装置及び気体溶解方法)
被告株式会社ハイジェンテック 原告株式会社光未来
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年5月26日(優先日平成26年5月27日(以下「本
件優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日とする特願201
5-529952号の一部を分割して,平成27年12月25日,発明の名
称を「気体溶解装置及び気体溶解方法」とする発明について特許出願(特願
2015-255409号。以下「本件出願」という。)をし,平成29年
3月31日,特許権の設定登録(特許第6116658号。請求項の数4。
以下,この特許を「本件特許」という。甲25,40)を受けた。
⑵ 被告は,平成29年8月21日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2017-800116号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置,コメント表示方法,及びプログラム)
被告株式会社ドワンゴ宮川美津子 原告エフシーツー,インク.壇俊光
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
発明の新規性,進歩性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10038審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置,コメント表示方法,及びプログラム)
被告株式会社ドワンゴ宮川美津子 原告エフシーツー,インク.壇俊光
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
発明の進歩性である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)9347
発信者情報開示請求事件
原告創価学会 被告KDDI株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告の電気通信設備を経由してされたインターネット上の短文投
稿サイトである「ツイッター」(以下「ツイッター」という。)への別紙2投稿記事
目録記載1及び2の各投稿記事(以下,同別紙の番号順に「本件記事1」などとい
い,これらを一括して「本件記事」という。)において,本件記事1中の写真(以下5
「本件記事写真1」という。)及び本件記事2中の2名の人物とピアノが写った写真
(以下「本件記事写真2」といい,本件記事写真1と併せて「本件記事写真」とい
う。)が掲載され,本件記事写真を含む本件記事の投稿によって,別紙3写真目録記
載1及び2の各写真(以下,同別紙の番号順に「本件写真1」などといい,これら
を一括して「本件写真」という。)についての原告の著作権(公衆送信権)が侵害さ10
れたことが明らかであり,本件記事の投稿者(以下「本件投稿者」という。)に対す
る損害賠償請求等を行うために,被告の保有する別紙1発信者情報目録記載の発信
者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示が必要であると主張して,被告に
対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を求める事15
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)23122一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社WILL 被告A
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著作権法114条3項 著作権法23条1項 著作権法114条1項
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[概要] 1 事案の要旨25
本件は,映画の著作物である別紙著作物目録記載の著作物(以下「本件著作物」
という。)の著作権を有する原告が,本件著作物をインターネット上の動画共有サイ
トにアップロードした被告に対して,被告の当該行為によって本件著作物について
の原告の公衆送信権が侵害されたとして,不法行為による損害賠償請求権に基づき
著作権法114条3項による損害金341万2430円及びこれに対する訴状送達
の日の翌日である令和元年9月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に5
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10083審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサー 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成10年10月5日,発明の名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」
とする発明について特許出願をし(特願2000-520135。優先権主張:平
成9年11月7日,日本),平成24年1月27日,設定の登録を受けた(特許第4
912492号。甲84。請求項の数7。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成30年5月7日,これに対する無効審判を請求し,無効201
8-800054号事件として係属した。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年2月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)1635控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人(一審原告)日本精工硝子株式会社 被控訴人日本耐酸壜工業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] (以下,略称及び略称の意味は,特に断らない限り,原判決の例に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月13日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10054控訴棄却
立替金等請求控訴事件 (棒状体)
控訴人X 被控訴人Y
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特許法98条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人が,後記本件共有化の合意に基
づき,本件特許(特許第5725389号)の出願等に要した費用等のうち12万
円の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年2月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10125審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官薩摩純一 原告株式会社トヨトミ山田朋彦
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号 商標法3条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)13927請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (クレジットカード管理システム)
原告株式会社MRSホールディングズ 被告LINEPay株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,被告が管理する別紙1物件目録記載のコンピュータ25
システム(以下「被告コンピュータシステム」という。)を使用して被告のモバ
イル送金・決済サービスを提供することにより,原告の有する特許権を侵害して
いると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告コンピュータ
システムの使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10122審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (UFOの飛行原理に基づくUFO飛行装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条4項1号 特許法2条 特許法2条3項1号
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審決 | 20回 | 実施 | 10回 | 抵触 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年3月10日,発明の名称を「UFOの飛行原理に基づ
くUFO飛行装置」とする特許出願をし(請求項の数1。特願2015-6
5193号。以下「本件出願」という。甲1),平成30年1月15日付け
で手続補正書を提出して図面について補正し(甲2),同年5月27日付け
で手続補正書を提出して特許請求の範囲について補正したが(甲5),同年
11月7日付けで拒絶査定を受けた(甲8)。
(2) 原告は,平成30年12月8日,拒絶査定不服審判請求をし(甲9),同
請求は,不服2018-17311号事件として特許庁に係属した。特許庁
は,令和元年8月5日付けで審判請求は成り立たない旨の審決(以下「本件
審決」という。)をし,本件審決の謄本は同月28日に原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年9月21日,本件審決の取り消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美肌ローラ)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告及び株式会社グリム(以下「グリム」という。)は,平成19年12
月14日,発明の名称を「美肌ローラ」とする発明について,特許出願(特
願2007-324077号。以下「本件出願」という。)をし,平成25
年3月29日,特許権の設定登録(特許第5230864号。請求項の数7。
以下,この特許を「本件特許」という。甲12)を受けた。
グリムは,被告に対し,グリムの有する本件特許の特許権の持分を譲渡し,
その移転登録(平成28年3月2日)を経由した(甲37)。
⑵ 原告は,平成30年7月24日,本件特許について特許無効審判を請求し
た(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800094号事件として審理を行
い,平成31年3月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年4月2日,原告に
送達された。
⑶ 原告は,平成31年4月18日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年1月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10044控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人日本製鉄株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被控訴人が,被控訴人の元社員である控訴人が,被控訴人の保有す
る営業秘密である電磁鋼板に係る原判決別紙2営業秘密目録記載の技術情報
(以下「本件技術情報」と総称し,そのうちの各技術情報を同目録記載の頭書
の番号に従って「本件技術情報1」などという。)を取得し,これを株式會社
ポスコ(以下「POSCO」という。)に対し開示した行為が不正競争防止法
(以下「不競法」という。)2条1項4号又は7号の不正競争(営業秘密の不
正取得又は不正開示)に当たる旨主張して,控訴人に対し,同法3条1項に基
づき,本件技術情報の使用及び開示の差止めを,同条2項に基づき,本件技術
情報を記録した電子ファイル及び同電子ファイルが保存された媒体の廃棄を,
同法4条に基づく損害賠償として,10億2300万円及びこれに対する不正
競争の後である平成24年4月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10157審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (重合性化合物含有液晶組成物及びそれを使用した液晶表示素子)
被告DIC株式会社 原告JNC株式会社
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実施 | 148回 | 審決 | 52回 | 無効 | 20回 | 進歩性 | 17回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「重合性化合物含有液晶組成物及びそれを使用した
液晶表示素子」とする発明について,平成23年12月15日(優先日平成
22年12月24日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国日本)
を国際出願日とする特許出願(特願2012-517019号。以下「本件
出願」という。)をし,平成25年2月15日,特許権の設定登録(特許第
5196073号。請求項の数17。以下,この特許を「本件特許」という。
甲56)を受けた。
⑵ 原告は,平成26年6月16日,本件特許について特許無効審判を請求(無
効2014-800103号事件。以下「本件審判」という。)した(乙1)。
被告は,平成27年7月6日付けで,請求項1ないし17からなる一群の
請求項について,請求項1ないし17を訂正し,かつ,本件出願の願書に添
付した明細書(以下,図面を含めて「本件明細書」という。)を訂正する旨
の訂正請求(以下「本件訂正」という。甲57)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)39602請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (加熱調理部付きテーブル個別排気用の排気装置)
原告株式会社野田ハッピー 被告サンタ株式会社
東産業株式会社
山岡金属工業株式会社
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特許法104条の3 特許法36条4項1号 特許法36条4項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「加熱調理部付きテーブル個別排気用の排気装置」とす
る特許権2件を有する原告が,被告らによる別紙被告製品目録記載の製品(以下
「被告製品」という。)の製造,販売及びその申出が上記特許権を侵害すると主張
して,被告らに対し,特許法100条1項,2項に基づき被告製品の製造等の差20
止め,被告製品,その半製品及び金型の廃棄を求めると共に,民法709条,特
許法102条2項に基づき損害賠償として被告サンタ株式会社(以下「被告サン
タ」という。)に対して6億6600万円,被告東産業株式会社(以下「被告東産
業」という。)に対して2億2000万円,被告山岡金属工業株式会社(以下「被
告山岡金属」という。)に対して8800万円,及びこれらに対する不法行為後の25
日である訴状送達日の翌日(被告サンタにつき平成29年12月3日,被告東産
業につき同月2日,被告山岡金属につき同月5日)から支払済みまで年5分の割
合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)4944請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
原告株式会社ツインズ 被告A
株式会社COOLKNOTJAPAN
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特許法73条2項 特許法98条 特許法104条の3 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「チューブ状ひも本体を備えたひも」とする特許権
(以下「本件特許権1」,「本件特許1」という。),及び「チューブ状ひも本体10
を備えた固定ひも」とする特許権(以下「本件特許権2」,「本件特許2」とい
い,本件特許権1と併せて「本件各特許権」という。)を有する原告が,本件
各特許権の共有特許権者である被告A(以下「被告A」という。)及び同人が
代表取締役を務める被告株式会社COOLKNOT JAPAN(以下「被告
会社」という。)に対し,被告らによる本件特許1に係る発明の実施品である15
別紙被告製品目録記載の被告製品(以下「被告製品」という。)の製造・販売
行為は特許法73条2項所定の「別段の定め」に違反するなどして本件特許権
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10170却下
特許取消決定取消請求事件 (フルオロスルホン酸リチウム,非水系電解液,及び非水系電解液二次電池)
被告特許庁長官小川進 原告三菱ケミカル株式会社岩瀬吉和
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特許法36条6項1号 民事訴訟法61条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 三菱化学株式会社(以下「三菱化学」という。)は,平成24年4月13
日,発明の名称を「フルオロスルホン酸リチウム,非水系電解液,及び非水
系電解液二次電池」とする発明について,特許出願(優先日平成23年4月
13日。以下「本件出願」という。),平成28年8月19日,特許権の設
定登録(特許第5987431号。請求項の数22。以下,この特許を「本
件特許」という。)を受けた(甲21,53)。
原告は,平成29年4月1日,三菱化学を吸収合併し,本件特許の特許権
を一般承継し,その旨の移転登録(受付日同年9月6日)を経由した(甲5
3)。
(2) 本件特許について,平成29年3月1日,Aから特許異議の申立て(異議
2017-700208号事件)がされた(甲22)。
原告は,同年10月30日付けの取消理由通知(決定の予告)(甲29)
を受けたため,平成30年1月5日付けで,特許請求の範囲の請求項1,2,
4,6ないし22を訂正し,請求項3及び5を削除する旨の訂正請求(請求
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10021審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (金融商品取引管理装置,金融商品取引管理システムおよびプログラム)
被告株式会社外為オンライン伊藤雅浩 原告株式会社マネースクエアHD平井佑希
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特許法126条5項 特許法134条の2 特許法131条の2 特許法153条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年12月26日にした特許出願(特願2008-332
599号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2013-45238
号)を分割して,平成26年11月13日,発明の名称を「金融商品取引管
理装置,金融商品取引管理システムおよびプログラム」とする発明について
特許出願(特願2014-230868号。以下「本件出願」という。)を
し,平成27年10月23日,特許権の設定登録(特許第5826909号。
請求項の数7。以下,この特許を「本件特許」という。甲5,15)を受け
た。
(2) 被告は,平成29年4月28日,本件特許について特許無効審判(無効2
017-800060号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (自律型小型無線装置及びその分散設置方法)
被告特許庁長官畑中博幸 原告インターブリッジ合同会社竹内瑞穂
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年9月16日,発明の名称を「自律型小型無線装置及び
その分散設置方法」とする発明について,特許出願(特願2016-182
086号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造)
被告株式会社豊田自動織機安國忠彦 原告ハノンシステムズ・ジャパン株式会社尾崎英男
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,請求
項1に係る発明の新規性,進歩性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告サクラインターナショナル株式会社 原告ザグッドウェアコーポレイション,
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商標法4条1項7号 商標法53条1項 特許法157条2項 商標法4条1項10号
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審決 | 36回 | 商標権 | 20回 | 無効 | 16回 | 無効審判 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア サクラグループ有限会社(以下「サクラグループ」という。)は,平成
24年3月12日,別紙1の構成からなる商標(以下「本件商標」という。)
について,指定商品を第25類「被服,エプロン,靴下,手袋,ネクタイ,
バンダナ,保温用サポーター,マフラー,耳覆い,帽子,ベルト,履物,
運動用特殊衣服,運動用特殊靴」として,商標登録出願をし,同年8月3
日,その登録査定を受け,同月31日,本件商標の商標権の設定登録(登
録第5517873号)を受けた(甲2,48,84)。
イ サクラグループは,被告に対し,本件商標の商標権を譲渡し,その旨の
移転登録(受付日平成30年5月31日)を経由した(甲84)。
(2) 原告は,平成30年6月29日,本件商標について商標登録無効審判(以
下「本件無効審判」という場合がある。)を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)30795請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告X1X2 被告株式会社丹青社
株式会社ルーセントデザイン
Y
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著作権法27条 著作権法2条1項1号 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告らが,被告丹青社及び被告ルーセントが制作した別紙被告作品5
目録記載の「Prism Chandelier」(以下「被告作品」という。)は,原告らが
制作した著作物である別紙原告作品目録記載の照明用シェード(以下「原告作
品」という。)を改変したものであるから,被告らが被告作品を制作,販売,
貸与又は展示する行為は原告らの翻案権及び同一性保持権を侵害すると主張
して,著作権法112条1項及び2項に基づき,被告らに対し,被告作品の制10
作,販売,貸与及び展示の差止めを求めるとともに,被告丹青社及び被告ルー
セントによる上記翻案権侵害及び同一性保持権侵害により,原告らは財産的損
害及び精神的損害を被ったと主張して,民法709条(財産的損害につき同条
及び著作権法114条1項)に基づき,被告丹青社及び被告ルーセントに対し,
550万円(財産的損害330万円,精神的損害220万円)及びこれに対す15
る被告丹青社につき平成30年10月6日から,被告ルーセントにつき同月7
日から(いずれも不法行為の後である訴状送達日の翌日),支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,併せて,著作権法115
条に基づき,名誉回復措置として謝罪広告の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11046等請求棄却
商標権侵害差止等請求本訴事件,虚偽事実告知・流布行為差止請求反訴事件
原告株式会社守半海苔店
株式会社守半總本舗 被告株式会社守半海苔店
株式会社守半總本舗
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商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項21号 商標法47条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本訴事件
ア 本訴事件は,「守半」の文字からなる別紙1本件商標権目録記載の登録商標
(以下「本件商標」という。)についての同目録記載の商標権(以下「本件商標権」5
という。)を有する原告が,被告に対して,被告において「守半」の文字を含む別紙
2被告標章目録記載の各標章(以下,同目録記載の符号に従い「被告標章1」,「被
告標章2」などといい,各標章を併せて「被告各標章」という。)を使用する行為は,
本件商標に類似する標章を本件商標権の指定商品又はそれに類似する商品若しくは
役務に使用する行為であり,商標法37条1項1号により本件商標権を侵害する行10
為とみなされると主張して,①同法36条1項に基づき,被告各標章の使用の差止
めを求め(本訴請求(1)ないし(5)),②同条2項に基づき,被告の容器包装・パンフ
レットの廃棄を求め(本訴請求(6)及び(7)),③対象期間を平成20年4月8日から
本訴事件が提起された平成30年4月7日までの10年間として,商標権侵害の不
法行為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金4500万5000円及びこれ15
に対する訴状送達の日の翌日である平成30年4月22日から支払済みまでの民法
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (椅子型マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太 原告株式会社フジ医療器辻本良知
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成18年5月18日,発明の名称を「椅子型マッサージ機」とする
特許出願(平成11年5月19日に出願した特願平11-138809の分割出願)
をし,平成22年10月29日,設定の登録を受けた(特許第4617275号。請
求項の数3。甲1,2。以下,この特許を「本件特許」という。)。なお,被告は,平
成20年12月26日に明細書及び特許請求の範囲について補正(以下「本件補正」
という。)をした。
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特許権
令和2年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10031審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (低温靭性に優れたラインパイプ用溶接鋼管並びにその製造方法)
被告特許庁長官小川悟史 原告日本製鉄株式会社
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年2月15日,発明の名称を「低温靭性に優れたラインパ
イプ用溶接鋼管並びにその製造方法」とする発明について特許出願をした(特願2
013-28145。請求項数4。甲1,3)。
(2) 原告は,平成28年12月9日付けで拒絶査定を受けたので(甲8),平成
29年3月21日,これに対する不服の審判を請求し(甲9),特許庁は,これを不
服2017-4028号事件として審理した。原告は,平成30年10月19日付
け手続補正書により,特許請求の範囲を補正した(請求項の数3。甲18)。
(3) 特許庁は,平成31年2月4日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同
月19日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成31年3月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
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商標権
令和2年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10078審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告メリタオイローパゲゼルシテルハフツングウントコ 原告ハイテック
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商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(以下「本件商標」という。)に係る国際登録第121
7328号の商標権者である。
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特許権
令和2年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10090審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性についての判断の誤りの有無である。
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著作権
令和2年1月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)12572請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社仮説創造研究所 被告株式会社ナカシマ
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著作権法112条1項 著作権法27条 著作権法12条1項
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[概要] 1 本件は,ビジュアル・アイデンティティ(以下「VI」という。)の制作等を
目的とする株式会社である原告が,被告並びに被告が後に吸収合併してその権利義
務を承継した株式会社ナカシマエナジー(以下「ナカシマエナジー」という。)及
び株式会社播磨喜水(以下「播磨喜水」という。)からの依頼を受けて制作,納品
した制作物に関して,被告に対し,以下の各請求をする事案である。5
(1) 別紙原告制作物目録記載1-1~1-6の各パッケージデザイン(以下,目
録記載の番号順に「原告パッケージデザイン1-1」などといい,これらのパッケ
ージデザインを併せて「原告各パッケージデザイン」という。)に関する請求
ア 未払報酬支払請求(前記第1の1(1))
原告は,播磨喜水からの依頼を受けて制作,納品した原告各パッケージデザイン10
に係る報酬につき,合計1260万1440円(原告パッケージデザイン1-1及
び1-2につき405万8000円,同1-3及び1-4につき187万円,同1
-5につき326万6000円,同1-6及び1-7につき247万4000円,
これらに対する消費税(8%)合計93万3440円)の未払報酬があるとして,
播磨喜水を吸収合併した被告に対し,主位的にはデザイン業務委託契約に基づき,15
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特許権
令和2年1月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)4901
不当利得返還請求事件
原告は,本件特許2の出願時に,「コンテナのフォーマットを用いて音声付
は,構成要件Dについて,着信メロディデータが被告製品において第1
は,乙12-1発明においては,特定の電話番号に対応付けて記憶された複
は,乙16には,新たに登録された画像データ(第2画像データ)を優先的
は,乙19-1技術に係る携帯電話においては,登録画像を「車」画像から
は,「iアニメ」が音声付きの動画なのか,無音声のものなのかは乙19の
は,平成29年12月27日付けで,被告に対し,被告製品が本件特許1な
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特許法29条の2 特許法92条の2 民法703条
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無効 | 66回 | 進歩性 | 23回 | 実施 | 17回 | 新規性 | 16回 |
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[概要] 本件は,通信端末装置等(携帯電話)に関する特許権を有する原告が,被告に対
し,被告製品の販売により原告の特許権を侵害したと主張し,民法703条に基づ
く不当利得返還請求として,実施料相当額と主張する1億7100万円のうち1億25
円及びこれに対する催告の後の日である平成30年6月13日(本訴状送達の日の
翌日)から支払済みまでの遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11982請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告X 被告クラウドフレアインク
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[概要] 1 本件は,漫画「人生リセット留学。」(以下「本件著作物」という。)の著
作権者である原告が,被告に対し,被告がサーバーを提供しているウェブサイ
トに氏名不詳者が本件著作物を無断でアップロードしたことにより,原告が有20
する公衆送信権及び送信可能化権が侵害されたことが明らかであり,権利の侵
害に係る発信者情報の開示を受ける正当な理由があると主張して,特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告に対し,別紙発
信者情報目録1及び2記載の各発信者情報(以下,符号に従い「本件発信者情25
報1」及び「本件発信者情報2」といい,併せて「本件各発信者情報」という。)
の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(行ウ)278請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件 (化粧料用容器)
原告中井紙器工業株式会社
株式会社グラセル 被告国
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特許権 | 61回 | 無効 | 35回 | 無効審判 | 33回 | 審決 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,特許第5181035号の特許権(以下「本件特許権」といい,これ
に係る特許を「本件特許」という。)に係る特許料及び同額の割増特許料(以下,
併せて「特許料等」という。)の不納付により消滅されたものとみなされた特許
権を共有していた原告らが,特許料等を追納することができる期間内に特許料等
を納付することができなかったことについて正当な理由があるにもかかわらず,5
特許庁長官がこれを却下する処分をしたことが違法であると主張して,被告に対
し,同却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)22379
商標権侵害差止等請求事件
原告三井不動産株式会社 被告株式会社三井開発
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商標法36条1項 商標法37条1項 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 別紙請求の原因のとおり。
第2 被告の商標権侵害
▶判決の詳細
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著作権
令和2年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)28535
発信者情報開示請求事件
原告創価学会 被告ビッグローブ株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告の電気通信設備を経由してされたインターネット上の短文
投稿サイトである「ツイッター」(以下「ツイッター」という。)への別紙2投稿記
事目録記載1ないし3の各投稿記事(以下,これらを一括して「本件記事」という。)
中の写真部分を含む画像(以下,これらを一括して「本件画像」という。)の掲載に25
よって,別紙3写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)についての原告の
著作権(複製権,公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,本件記事の投稿
者(以下「本件投稿者」という。)に対する損害賠償請求等を行うために,被告の保
有する別紙1発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)
の開示が必要であると主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基づき,本件発信者情報5
の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太 原告株式会社フジ医療器辻本良知
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成29年5月12日,発明の名称を「マッサージ機」とする特許出
願(平成24年5月31日に出願した特願2012-124882の分割出願)を
し,平成29年12月8日,設定の登録を受けた(特許第6253829号。請求項
の数8。甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年7月10日,本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし
7に記載された発明について特許無効審判請求をし,無効2018-800086
号事件として係属した(甲13)。
⑶ 特許庁は,平成31年3月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月28日,そ
の謄本が原告に送達された。
⑷ 原告は,同年4月16日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10042審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太 原告株式会社フジ医療器辻本良知
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特許法17条の2 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成24年3月19日,発明の名称を「マッサージ機」とする特許出
願(平成14年4月19日に出願した特願2002-118191の一部を平成1
9年6月21日に新たな出願とした特願2007-163906の一部を平成20
年3月12日に新たな出願とした特願2008-61992の一部を平成21年1
2月4日に新たな出願とした特願2009-275966の分割出願)をし,平成
24年6月8日,設定の登録を受けた(特許第5009445号。請求項の数6。甲
1,2,6。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年4月18日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2018-800041号事件として係属した(甲35)。
⑶ 特許庁は,平成31年3月5日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別
紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月14日,その
謄本が原告に送達された。
⑷ 原告は,同月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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民事訴訟
令和2年1月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (梁補強金具およびこれを用いた梁貫通孔補強構造)
控訴人コーリョー建販株式会社 被控訴人センクシア株式会社松山智恵
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法102条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「梁補強金具およびこれを用いた梁貫通孔補強構造」
とする特許権を有する被控訴人が,控訴人に対し,被告各製品が本件発明1,2及
び5の,被告製品8~13が本件発明4の技術的範囲にそれぞれ属し,控訴人によ
る被告各製品の製造,使用及び販売等が,本件特許権を侵害する旨主張して,被告
各製品の生産,使用,譲渡等の差止め及び同各製品の廃棄並びに不法行為に基づく
損害賠償金1377万2088円及びこれに対する不法行為の後の日である平成3
0年10月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10163審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (梁補強金具およびこれを用いた梁貫通孔補強構造)
被告センクシア株式会社松山智恵 原告コーリョー建販株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成14年12月3日,発明の名称を「梁補強金具およびこれを用
いた梁貫通孔補強構造」とする発明について特許出願をし(優先権主張:平成13年
12月4日),平成19年2月2日,設定の登録を受けた(特許第3909365号。
甲14。請求項の数7。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年10月19日,これに対する無効審判を請求し(甲21),
無効2017-800139号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)4815一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
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特許法102条2項 特許法101条2号 特許法70条1項 民法709条
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侵害 | 104回 | 特許権 | 73回 | 実施 | 41回 | 損害賠償 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「油冷式スクリュ圧縮機」とする発明に係る特許権20
(以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有して
いた原告が,被告の製造,販売に係る別紙被告製品目録記載1及び2の各製品は本
件特許の特許請求の範囲請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術
的範囲に属するとして,上記各製品の製造,販売行為につき,被告に対し,本件特
許権侵害の不法行為(予備的に,原告の営業上の利益を侵害する不法行為)に基づ25
き,損害賠償金126億2356万2116円及びうち別紙「請求金額一覧表」の
「損害賠償金」欄記載の各金員に対する不法行為後の日である同別紙の「遅延損害
金起算日」欄記載の各日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)24290請求棄却
損害賠償及び特許権使用の実施料の支払い請求事件 (水栓エルボ挟み込み連結固定具及び25取り付け足)
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特許法112条4項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,原告・被告の共有特許に係る実施品を被告が製
造・販売したとして,原被告間の共同出願契約に基づき,平成9年7月1日から
平成29年6月30日までの間の実施料額の一部である100万円の支払を求20
める事案である。
▶判決の詳細
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