権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(行ウ)348請求棄却
異議申立却下裁決取消請求事件 (高効率水浄化システム)
被告国 原告ウォーターアイピーエルエルシー
|
特許法184条の3 特許法184条の4
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,国際特許出願に関する国内書面に係る手続に
つき特許庁長官が平成26年7月4日付けでした同手続を却下する旨の処分に対す
る行政不服審査法(昭和37年法律第160号。以下「行審法」という。)に基
づく異議申立てに関し,特許庁長官が平成26年12月16日付けでした同異議申
立てを却下する旨の決定の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)34467請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (家畜の人工授精用精子または受精卵移植用卵子の注入器及びその操作方法)
被告全国農業協同組合連合会
株式会社ヤマネテック
エア・ウォーター・マッハ株式会社 原告一般社団法人家畜改良事業団
|
特許法104条の3 特許法29条2項 特許法100条1項 特許法36条6項1号
|
無効 | 37回 | 実施 | 20回 | 特許権 | 17回 | 無効審判 | 11回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「家畜の人工授精用精子または受精卵移植用卵子の注
入器及びその操作方法」とする特許第3361778号に係る特許権(以下「本
件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,その願書に添付した
明細書〔訂正審判事件(訂正2015-390076)の平成27年8月4日付
け審決(同月13日確定)により訂正されたもの。別紙訂正明細書(甲10の2)
参照〕及び図面〔別紙特許公報(甲2)参照〕を併せて「本件明細書」という。
なお,本件特許は平成15年6月30日以前にされた出願に係るものであるから,
本件特許に係る明細書は特許請求の範囲を含むものである〔平成14年法律第24
号附則1条2号,3条1項,平成15年政令第214号〕。)を有する原告が,別
紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)は,本件明細書の特許
請求の範囲(以下「本件特許の特許請求の範囲」,又は,単に「特許請求の範
囲」という。)の請求項1記載の発明(以下「本件特許発明」という。なお,特
許が特許無効審判により無効にされるべきものと認められるか否かは,請求項ごと
に判断されるべきであることに鑑み,以下,本件特許のうち同発明に係る特許を
「本件特許発明についての特許」ということがある。)の技術的範囲に属するか
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)27735一部認容
商号使用禁止等請求事件
被告トラステイル株式会社 原告株式会社トラスティルグループ
|
商標法36条1項 民法709条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告がその商号「トラステイル株式会社」
との登記をし,債務の保証等の役務にこれを使用する行為は,原告の保有す
る別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,その商標を
「本件商標」という。)に関し,これと類似する標章である被告の商号を,
同一ないし類似の指定役務である債務の保証等について使用するものである
から,これを侵害するものであるとして商標法36条1項,2項に基づき,
また,原告の商号である「株式会社トラスティルグループ」は原告の周知な
商品等表示であるところ,被告の商号はこれに類似し,混同を生じさせると
して不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号,3条1項,
2項に基づき(上記商標権侵害とは選択的併合),被告の商号の使用禁止
(請求の趣旨第1項),その商号の抹消登記(請求の趣旨第2項),民法7
09条に基づき弁護士費用50万円及びこれに対する被告に対する警告書送
達の日の翌日である平成27年3月20日から民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払(請求の趣旨第3項)を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)21233
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社 原告A
|
著作権法32条1項 著作権法27条 著作権法20条2項4号 著作権法113条6項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,「風水」に関するコンサルタント及び執筆活動を行っている者
である。(甲1)
被告は,電気通信事業を営む株式会社である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)4627一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告ハンターサイト株式会社 原告Aⅰ
|
商標法26条1項6号 商標法38条2項 商標法37条1号 商標法36条2項
|
商標権 | 68回 | 侵害 | 63回 | 差止 | 23回 | 損害賠償 | 3回 |
|
|
[概要] 1 本件は,別紙4商標権目録記載の商標権(商標登録第5072094号。以
下「原告商標権」といい,原告商標権に係る商標を「原告商標」という。)を有す
る原告が,被告に対し,被告による別紙1被告標章目録記載1ないし11の各標章
(以下,それぞれ「被告標章1」ないし「被告標章11」といい,併せて「被告各
標章」という。)の使用は,商標法37条により原告商標権の侵害とみなされる行
為である旨主張して,同法36条に基づき,被告各標章の使用の差止め及び侵害組
成物の廃棄等を求める(訴状が陳述された後,平成26年5月9日付け訴えの変更
申立書,同年8月27日付け準備書面(3)及び同年10月31日付け準備書面(4)が順
次陳述されたことなど,弁論の全趣旨に照らし,原告の求める差止め及び廃棄等の
請求は,最終的に,前記第1の1ないし4のとおり変更されたものと解するのが相
当であり,被告標章目録記載1ないし4,6ないし8,10及び11の各標章は,
同目録末尾に注記のとおり,鍵括弧内の一連の文字列からなる標章の趣旨とするの
が相当である。)とともに,民法709条及び商標法38条2項に基づき,損害賠
償金770万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成26年3月13日
から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10056審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (器用さ獲得装置)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法52条 特許法158条 特許法29条2項 特許法52条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「器用さ獲得装置」とする発明について,平成22年10
月22日を出願日とする特許出願(特願2010-251249号。以下「本願」
という。)をした。原告は,平成24年12月6日付けで拒絶理由通知(乙4。以下
「本件拒絶理由通知」という。)を受け,平成25年1月31日付けで意見書を提出
したが,同年3月18日付けで拒絶査定(乙6。以下「本件拒絶査定」という。)を
受けたため,同年6月2日付けで本件拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10058審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y
エノテカイタリアーナ 原告エノテカ株式会社
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告Yと被告エノテカイタリアーナ エス.アール.エル.(以下
「被告会社」という。)は,以下の商標(商標登録第5614496号。以
下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1の1,3)。
商標の構成 別紙本件商標目録記載のとおり
登録出願日 平成24年12月13日
登録査定日 平成25年7月29日
設定登録日 平成25年9月13日
指定商品 第35類「飲食料品の小売又は卸売の業務において行われる
顧客に対する便益の提供,酒類の小売又は卸売の業務におい
て行われる顧客に対する便益の提供,菓子及びパンの小売又
は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,ワ
イングラスの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対
する便益の提供,かばん類及び袋物の小売又は卸売の業務に
おいて行われる顧客に対する便益の提供,タオル及びハンカ
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10171審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告大王製紙株式会社
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年10月30日,別紙1記載の構成からなる商標(以下
「本願商標」という。)について,第16類「ティッシュペーパー,トイレ
ットペーパー,その他の紙類」を指定商品として,商標登録出願(商願20
13-85169号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)24183請求棄却
損害賠償請求事件 (グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア通信)
被告エリクソン・ジャパン株式会社岡田淳 原告アダプティックスインコーポレイテッド隈部泰正
|
特許法102条3項 特許法101条5号
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「グループベースのサブキャリア割当による多重キャ
リア通信」とする特許権を有する原告が,被告による別紙物件目録記載の基地
局装置(以下「被告製品」という。)の輸入,販売等は原告の特許権を侵害し,
又は侵害するものとみなされると主張して,被告に対し,不法行為に基づき,
民法709条及び特許法102条3項に基づく損害賠償金の一部として1億円
及びこれに対する不法行為後である平成26年9月26日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月28日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)12527等請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社三和化学研究所
キョーリンリメディオ株式会社 原告日産化学工業株式会社
|
特許法29条1項 特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法29条2項
|
無効 | 27回 | 特許権 | 18回 | 分割 | 12回 | 無効審判 | 11回 |
|
|
[概要] 本件は,ピタバスタチンカルシウム塩の結晶及びその保存方法に関する2件
の特許権を有する原告が,被告らによる原薬及び製剤の製造販売等が上記各特
許権の侵害に当たる旨主張して,被告らに対し,特許法100条1項に基づき,
その差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)25013請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (メニエール病治療薬)
被告興和株式会社
興和創薬株式会社米山朋宏 原告X吉村祐一
|
特許法100条1項 特許法102条2項 特許法29条1項3号
|
新規性 | 25回 | 実施 | 18回 | 特許権 | 10回 | 刊行物 | 6回 |
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「メニエール病治療薬」とする特許権を有する原告が,
被告らによる被告製品の製造販売が上記特許権の侵害に当たると主張して,被
告らに対し,①特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品の製造等の差
止め及び侵害の予防に必要な行為を,②民法709条及び特許法102条2項
又は3項に基づき,損害賠償金の一部である1億1000万円及びこれに対す
る不法行為の後(訴状送達日の翌日)である平成26年10月3日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10066審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (再構成可能命令セル・アレイ)
被告特許庁長官戸島弘詩 原告クアルコムインコーポレイテッド松川直樹
|
特許法50条 特許法159条2項 特許法157条2項4号
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10077控訴棄却
意匠権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社シュゼット 控訴人(原告)Xデザイン事務所こと 被控訴人(被告)株式会社シュゼット
|
意匠法6条4項 意匠法37条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を包装用箱とする意匠登録第1440898号の意
匠権(本件意匠権)を有する原告が,被告に対し,被告による別紙1物件目録記載
の各商品(被告商品)の生産,譲渡,引渡し,譲渡の申出(以下「販売等」という。)
が,本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法37条1項に基づき,被告商品の販
売等の差止め,同条2項に基づき,被告商品及びこれに使用した各包装用箱の廃棄,
同法41条に基づき,信用回復の措置として謝罪広告の掲載,並びに,同法39条
3項に基づき,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金300万円及びこれに対
する訴状送達の日の翌日である平成26年6月11日から支払済みまでの民法所定
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (照明装置)
被告シャープ株式会社 原告X
|
特許法29条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成19年7月2日,発明の名称を「照明装置」とする発明につい
て特許出願(特願2007-174629号)をし,平成24年5月18日,設定
の登録(特許第4996998号)を受けた(請求項の数3。以下,この特許を
「本件特許」という。甲5)。
(2) 原告は,平成26年5月30日,本件特許の請求項1に係る発明について特
許無効審判を請求し,無効2014-800089号事件として係属した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10022控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社幻戯書房
|
著作権法112条1項 著作権法12条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)
は編集著作物であり,控訴人がその編集著作者であるところ,被控訴人による本件
書籍の複製及び販売は,控訴人の有する編集著作物に係る著作権(複製権,譲渡権)
及び著作者人格権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人に対
し,①著作権法112条1項に基づき,本件書籍の複製及び販売の差止め,②同条
2項に基づき,本件書籍の廃棄及びその版下データの消去,③著作権及び著作者人
格権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害金238万円(印税相当
額の損害38万円及び慰謝料200万円の合計額)及びこれに対する不法行為の後
の日である平成25年9月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,④同法115条に基
づき,編集著作者としての名誉及び声望の回復措置として謝罪広告等の掲載を求め
た事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10202審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (フルオレン誘導体の結晶多形体およびその製造方法)
被告田岡化学工業株式会社田上洋平 原告大阪ガスケミカル株式会社畑郁夫
|
特許法36条6項1号 特許法29条1項1号 特許法29条 特許法2条3項1号
|
実施 | 348回 | 審決 | 89回 | 無効 | 14回 | 進歩性 | 10回 |
|
|
[概要] 本件は,特許に対する無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点
は,①サポート要件違反(特許法36条6項1号)についての判断の当否,②実施
可能要件違反(同法36条4項1号)についての判断の当否,③進歩性(同法29
条2項)判断の当否,並びに,④新規性(同法29条1項,公然実施及び公知の有
無)判断の当否である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10106控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社エービープロモーション 被控訴人Y
株式会社オフィス・ミカワ
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,芸能プロダクションである控訴人が,①芸能人である被控訴人Y₁
と専属的所属契約を締結していたところ,被控訴人Y₁が同契約を一方的に破棄し
て独立し,被控訴人会社も被控訴人Y₁と共同して上記独立を敢行したとして,被
控訴人らに対し,債務不履行に基づく損害賠償金(移籍金相当額)1億3554万
8125円及びこれに対する請求の日の翌日である平成25年4月24日から支払
済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の連帯支払,②被控訴人らが
上記独立に当たり控訴人の所有する本件衣装及び本件譜面を無断で持ち出して控訴
人の所有権を侵害したとして,被控訴人らに対し,不法行為に基づく損害賠償金
(各製作費相当額)合計5170万1928円及びこれに対する不法行為の後の日
である平成24年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の連帯支払,③控訴人は本件衣装の著作権者であり,上記無断持出し等の後も
被控訴人Y₁は芸能活動を継続しており被控訴人らによる著作権侵害のおそれが生
じているとして,被控訴人らに対し,著作権に基づく侵害予防請求として,本件衣
装の複製,展示,譲渡,貸与及び変形の差止め,④控訴人は本件譜面に係る音楽の
著作権者であり,上記無断持出し等の後も被控訴人Y₁は芸能活動を継続しており
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)9469一部認容
損害賠償請求事件
被告B 原告有限会社スーパーグラフィック
A
|
著作権法115条 著作権法113条6項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告らが,被告に対し,原告Aが創作し,原告会社が著作権を有す
る著作物(DVD)について,被告が無断で複製・販売して,原告会社の著作
権(複製権,頒布権)を侵害し,また,原告Aの名誉・声望を害する方法で利
用したことを理由に著作者人格権を侵害したとみなされると主張して,不法行
為に基づく損害賠償金(原告会社につき103万0448円,原告Aにつき6
0万円)及びこれらに対する不法行為の後の日である平成27年4月16日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め,併せて,原告Aが被告に対し,著作権法115条に基づき,謝罪広告の
掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10182審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告合名会社伊藤商店 原告X1
X2
ら
ら
|
商標法50条2項 商標法50条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,以下の商標(商標登録第4898860号。以下「本件商標」と
いい,その商標権を「本件商標権」という。)の商標権者である(甲71,7
4)。
(本件商標)
登録出願日 平成16年10月29日
設定登録日 平成17年10月7日
指定商品 第29類「加工水産物,肉のつくだに,果実の漬け物,めん
ま,野菜の缶詰及び瓶詰,野菜の漬物,なめ物」
(2) 被告は,平成25年10月1日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又
は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから,商標法50条1項の
規定により本件商標の商標登録は取り消されるべきであるとして,本件商標
の商標登録の取消審判を請求し(以下,この請求を「本件審判請求」とい
う。),同月23日,本件審判請求の登録がされた(甲68の1,74)。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告合名会社伊藤商店 原告X1
X2
ら
ら
|
商標法50条2項 商標法50条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,以下の商標(商標登録第3318334号。以下「本件商標」と
いい,その商標権を「本件商標権」という。)の商標権者である(甲71,7
3)。
(本件商標)
登録出願日 平成6年12月2日
設定登録日 平成9年6月6日
指定商品 第30類「調味料,香辛料」
(2) 被告は,平成25年10月1日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又
は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから,商標法50条1項の
規定により本件商標の商標登録は取り消されるべきであるとして,本件商標
の商標登録の取消審判を請求し(以下,この請求を「本件審判請求」とい
う。),同月21日,本件審判請求の登録がされた(甲68の1,73)。
特許庁は,本件審判請求を取消2013-300826号事件として審理
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月21日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)15005請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社復刊ドットコム大井法子 原告A島川知子
|
著作権法112条
|
|
|
[概要] 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」と総称す
る。)の著作者であると主張する原告が,被告に対し,被告による本件書籍の
複製等が本件イラストに係る原告の著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名
表示権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき本件書籍の複製の
差止め及び廃棄等を,同法114条3項,民法709条に基づき損害賠償金7
37万円及びこれに対する不法行為の後(訴状送達日の翌日)である平成27
年6月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める訴訟である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (洋式便器)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法159条2項 特許法163条2項 特許法29条2項 特許法164条
|
審決 | 51回 | 実施 | 11回 | 新規性 | 8回 | 拒絶査定不服審判 | 7回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「洋式便器」とする発明について,平成20年8月
8日,特許出願(特願2008-205432号。請求項の数2。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
民事訴訟
平成28年1月21日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)5210一部認容
損害賠償請求事件 (パック用シート)
被告株式会社再春館製薬所 原告P1
|
特許法102条3項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「パック用シート」とする特許権を有する原告が,被告の
製造,譲渡したフェイスマスクが当該発明の技術的範囲に属すると主張して,被告
に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求として,当該特許の実施料相当
額3900万円と弁護士費用相当額400万円を合計した4300万円及びこれに
対する不法行為後である平成26年1月1日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10159審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本願商
標」という。)について,指定商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その
他の被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動
用特殊衣服」として,商標登録出願をした(商願2013-51911号。甲2
9)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲3
2,33)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25616号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10158審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,「REEBOK ROYAL FLAG」の
欧文字を標準文字で表して成る商標(以下「本願商標」という。)について,指定
商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その他の被服,ガーター,靴下止め,
ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動用特殊衣服」として,商標登録出
願をした(商願2013-51910号。甲25)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲2
8,29)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25615号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
|
その他
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10095控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
|
|
|
|
[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 控訴人は,原判決別紙訴状写し(以下「本件訴状」という。)記載のとおり,
東京地方裁判所平成26年(ワ)第17872号損害賠償請求事件(以下「前訴」
という。)に係る判決(本件訴状の別紙1)が,控訴人の前訴における請求(本件訴
状の別紙2参照)に対する裁判を全部脱漏したとして,新たな訴訟(本件訴え)を
提起することにより,前訴における200万円及びこれに対する遅延損害金の請求
につき追加判決を求めたものと解される。
⑵ 原判決は,本件訴えは不適法であり,かつ,その不備は,性質上これを補正
することができないとして,本件訴えを却下した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10038一部認容
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社ブロードリーフ訴訟承継人(以下「1審原告」という。) 被控訴人兼控訴人株式会社アゼスタ
兼控訴人Y1
兼控訴人Y2
兼控訴人Y3
兼控訴人Y4
兼控訴人Y5
兼控訴人Y6
|
著作権法114条1項 著作権法27条 著作権法114条 著作権法124条
|
|
|
[概要] 略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年1月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)21642
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告創価学会
|
著作権法32条1項 著作権法15条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権を
有すると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)により,被
告の提供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上のウェブサ
イト「NAVERまとめ」(以下「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)と共に掲載された別紙掲載写真
目録記載の写真(以下「本件掲載写真」という。)は,本件写真を複製したもので
あって,本件投稿者が本件掲載写真を本件サイトに掲載した行為により原告の有す
る著作権が侵害されたことは明らかであるとして,本件投稿者に対する損害賠償請
求権の行使のために本件記事に係る別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を受ける必要があると主張し,特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下,単に「法」と
いう。)4条1項に基づき,経由プロバイダである被告に対し,本件発信者情報の
開示を求める事案である。被告は,本件投稿者の上記行為により,原告の著作権(公
衆送信権)が侵害されたことが明らかとはいえないなどとして争っている。
2 前提事実(証拠等を付記しない事実は,当事者間に争いがない。)
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水位警報制御装置)
被告特許庁長官 原告日本無線株式会社
|
特許法17条の2 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「水位警報制御装置」とする発明について,平成21年1
0月22日を出願日とする特許出願(特願2009-243596号。以下「本件
出願」という。)をし,平成25年8月23日付手続補正書(甲3)により特許請
求の範囲等の補正(以下「本件補正1」という。)をしたが,平成26年2月20
日付で拒絶査定を受けたため,平成26年6月9日付で,これに対する不服の審判
を請求し,同日付手続補正書(甲4)により特許請求の範囲等の補正(以下「本件
補正2」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (棒状ライト)
被告株式会社ルミカ 原告株式会社ルイファン・ジャパン
|
特許法29条1項2号 特許法30条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実)
原告は,発明の名称を「棒状ライト」とする特許5324681号(平成24年
5月29日出願,平成25年7月26日設定登録。以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10020審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非球面レンズを有する拡大ルーペ)
被告特許庁長官 原告フォルストガルテンインターナショナルホールディングゲーエムベーハー
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
スイス メディカル テヒノロギー ゲーエムベーハーは,発明の名称を「非
球面レンズを有する拡大ルーペ」とする発明につき,2008年(平成20年)2
月26日(パリ条約による優先権主張・外国庁受理2007年〔平成19年〕3月
15日,米国。以下「本願優先日」という。)を国際出願日とする特許出願(甲6。
特願2009-553033号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)25282請求棄却
損害賠償等請求事件
被告楽天株式会社 原告エムエフピーマネジメントリ
X
|
特許法102条3項 特許法104条の3 特許法29条1項2号
|
|
|
[概要] 本件は,原告らが被告に対し,被告による別紙物件・方法目録記載1の管理
装置(以下「被告装置」という。)の管理運営及び同2の管理方法(以下「被
告方法」という。また,これと被告装置を併せて「被告装置・方法」とい
う。)の使用が原告らの特許権の侵害に当たる旨主張して,民法709条,特
許法102条3項又は民法703条に基づき被告装置の管理運営及び被告方法
の使用による損害賠償ないし不当利得としてそれぞれ5億円(一部請求)及び
これに対する特許権侵害行為の後の日である平成26年10月10日(訴状送
達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の各
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)7033請求棄却
不正競争差止等請求事件
被告株式会社セラヴィ
株式会社スタイリングライフ 原告A
B中村小裕
|
不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法19条1項5号 民法719条1項 不正競争防止法5条3項2号
|
|
|
[概要] 本件は,別紙原告加湿器目録記載1~3の加湿器(以下,それぞれを同目録
記載の番号により「原告加湿器1」などという。)の開発者である原告らが,
被告らに対し,被告商品の形態は原告加湿器1及び2の形態に依拠し,これら
を模倣したものであって,被告らによる被告商品の輸入及び販売は上記加湿器
に係る原告らの著作権(譲渡権又は二次的著作物の譲渡権)を侵害するととも
に,不正競争(不正競争防止法2条1項3号)に当たると主張して,①同法3
条1項及び2項又は著作権法112条1項及び2項(選択的請求)に基づき,
被告商品の輸入等の差止め及び廃棄,②民法709条,719条1項及び不正
競争防止法5条3項2号又は著作権法114条3項(選択的請求)に基づき,
被告らにつき損害賠償金120万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年3月24日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の連帯支払,被告セラヴィにつき損害賠償金12
0万円及びこれに対する同日から支払済みまで同割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)34145請求棄却
損害賠償請求事件 (Web-POS方式)
被告アスクル株式会社上村哲史 原告AdaZERO株式会社篠原芳宏
|
特許法102条3項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許権を有する原告が,
被告に対し,被告による電子商取引(Eコマース)サイトの制御方法の使用が
特許権侵害に当たると主張して,民法709条及び特許法102条3項に基づ
き,損害賠償金4億円(内金請求)及びこれに対する不法行為の後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年1月8日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ニワンゴ訴訟承継人 原告エフシーツー,インク.
|
商標法4条1項11号 商標法54条2項 商標法18条1項 商標法50条
|
無効 | 29回 | 審決 | 27回 | 商標権 | 22回 | 無効審判 | 6回 |
|
|
[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する審決のうち無効成立部分に対する取消訴
訟である。争点は,①無効理由判断基準時及び引用商標の適格性の有無,並びに,
②指定商品及び指定役務の類似性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (細胞培養物において増殖されたインフルエンザウイルスから調製された非ビリオン抗原を含むアジュバントワクチン)
被告特許庁長官内藤伸一 原告ノバルティスヴァクシンズアンド
|
特許法17条の2
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否(顕著な作用効果の有無)である。
▶判決の詳細
|
本サービスは判決文を自動処理して掲載しています。完全な正当性を保証するものではありません。判決の詳細は裁判所公表の判決文を必ずご確認ください(各事件のページにリンクがあります)。