権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成25年4月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29260一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社エクセノヤマミズ
株式会社中一
両名 原告日本ミユウ株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 民法719条1項 不正競争防止法5条3項 民法90条
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,①被告らによる船舶用油槽洗浄機(型番M
BT-30のもの。以下「MBT-30型機」という。)の製造,販売は,原
告・被告ら間の昭和46年4月1日付け各契約に違反するものであると主張し,
債務不履行に基づく損害賠償(平成19年10月27日から平成23年6月3
0日までの分)として,454万7840円(附帯請求として,訴状送達日の
翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求
めるとともに,②被告らによる船舶用油槽洗浄機(型番MST-30XLのも
の。以下「MST-30XL型機」という。)の製造,販売は,被告株式会社
中一に関し,原告・同被告間の昭和46年4月1日付け契約に違反し,かつ,
被告らに関し,共同不法行為が成立するものであると主張し,債務不履行又は
共同不法行為(被告株式会社エクセノヤマミズについては共同不法行為のみ)
に基づく損害賠償(平成19年10月27日から平成23年6月30日までの
分)として,4506万7000円の一部である100万円(附帯請求として,
訴状送達日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金)の支払を求め,さらに,上記②との選択的請求として,③被告らが,船舶
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不正競争
平成25年4月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)7025一部認容
不正競争行為差止等請求事件
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民法709条 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない又は当裁判所に
顕著な事実である。)
(1)原告
原告は,各種自動車の輸出入及び売買等を目的とする会社であり,平成3
年12月27日設立された。
日本国内の中古車オークションで中古車を購入し,海外の顧客に輸出して
いるが,平成7年にインターネットを使用した販売を始め(原告代表者本人
1頁),その後,トラッカーという名称の業務管理ソフトを開発,導入してい
る。
(2)被告39ホールディングス株式会社(以下「被告39ホールディングス」
という。)とその関係者
ア 被告39ホールディングス
被告39ホールディングスは,各種自動車の輸出入及び売買等を目的と
する会社である。後記被告株式会社クインオート(以下「被告クインオー
ト」という。)から51%の出資を受け,平成20年1月10日,商号を「株
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不正競争
平成25年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10067
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人日本車輌製造株式会社佐尾重久 被控訴人日本車両リサイクル株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人の商号が,①控訴人の著名な
営業表示と類似し(不正競争防止法2条1項2号),又は,②被控訴人の周知の営
業表示と類似し,控訴人の営業と混同を生じさせる(同項1号)として,同法3条
1項に基づき,当該商号の使用の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,当
該商号の抹消登記手続を求める事案である。
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不正競争
平成25年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)34497一部認容
損害賠償等請求事件
被告B 原告株式会社ゼネシス
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,健康食品の製造,販売及び輸出入等を業とする原告が,原告の元
従業員であり,原告を退職後に原告と競争関係にある会社の取締役を務めて
いた被告に対し,被告が原告の顧客等に対し別紙目録記載の各事実を記載し
た文書を配布し,又は口頭でその記載内容を告げた行為が,原告の営業上の
信用を害する虚偽の事実の告知又は流布(不正競争防止法2条1項14号)
に当たる旨主張して,不正競争防止法3条1項に基づき,被告の上記行為等
の差止めを求めるとともに,同法4条に基づき,損害賠償を求める事案であ
る。
2 当事者の主張
(1) 請求原因
ア 当事者
(ア) 原告は,健康食品の製造,販売,輸出入等を目的とする株式会社
である。
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不正競争
平成25年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)30566請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告有限会社メニ・テック
Y 原告ヱイワ機工株式会社
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不正競争防止法5条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,証拠
番号の枝番を省略することがある。)
(1) 当事者
ア 原告は,石川県金沢市に本店を置く加湿機,空気調和機器の製造及び販
売業等を営む会社である。
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不正競争
平成25年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10059控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人保土谷化学工業株式会社 被控訴人出光興産株式会社
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条 民法709条
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侵害 | 39回 | 特許権 | 18回 | 損害賠償 | 18回 | 抵触 | 4回 |
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[概要] 原告は,原告製品(原告製造の本件化合物)を正孔輸送材料としてSDI社が製
造した有機EL素子(以下「本件有機EL素子」という。)は,被告が設定登録を
受けた本件特許の技術的範囲に属さず,かつ,本件特許は無効であるから,●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●(本件
各告知行為)は,不正競争防止法2条1項14号所定の不正競争行為に該当し,ま
た,原告に対する不法行為を構成する旨主張し,被告に対し,主位的に不正競争防
止法4条に基づき,予備的に民法709条に基づき,損害賠償を求めるとともに,
不正競争防止法3条1項に基づき本件各告知行為の差止めを求めた。
原審は,要旨,「原告主張の本件告知行為①ないし⑥(本件各告知行為)のう
ち,本件告知行為①,③及び⑥(以下,併せて「本件告知行為」という。)は認め
られるが,その余については認められない」,「本件有機EL素子は本件特許の技
術的範囲に属するが,本件特許は無効であるから,本件告知行為は『虚偽の事実』
の告知である」,「本件告知行為は,原告製品が本件特許権侵害の原因となってい
るとの事実の告知であると認められるから,原告の『営業上の信用を害する』事実
の告知といえる」,「したがって,本件告知行為は不正競争防止法2条1項14号
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不正競争
平成25年3月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)13704請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社チューン 原告X
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民法668条 民法682条 民法674条1項 民法672条1項
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[概要] 1 本件は,「Aクリニック」という名称の診療所(以下「本件クリニック」と
いう。)の開設者である原告が,本件クリニックに関する情報を記載したウェ
ブサイト(以下「本件ウェブサイト」という。)を運営する被告に対し,被告
による本件ウェブサイトの運営が原告のプライバシー,肖像権,氏名権等の人
格権及び本件クリニックに係る業務遂行権を侵害する不法行為であり,また,
本件ウェブサイト上に虚偽の事実を表示していることが不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項14号の不正競争に該当すると主張して,人格
権若しくは財産権(業務遂行権)に基づく差止請求権又は不競法3条の差止請
求権に基づき,本件ウェブサイト上の一切の表示の抹消を求めるとともに,不
法行為又は不競法5条2項に基づく財産的損害の賠償として150万円(一部
請求),不法行為に基づく慰謝料請求として50万円及びこれらに対する不法
行為の日(被告が本件ウェブサイトに関する権限を喪失したとされる平成18
年9月27日の翌日)から支払済みまで民法所定の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
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不正競争
平成25年2月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10064控訴棄却
名称抹消等請求控訴事件
控訴人(被告)一般社団法人花柳流花柳会 被控訴人(原告)Y
(原告)花柳流花柳会藤田浩司
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不正競争防止法19条1項2号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 被控訴人らは日本舞踊の普及等の事業活動をしている。控訴人はその事業活動に
「一般社団法人花柳流花柳会」の名称(控訴人名称)を使用している。被控訴人ら
は,「花柳流」及び「花柳」の名称は「 」の芸名を有
する被控訴人 Y の営業表示として,「花柳流花柳会」の名称は権利能力なき社
団である被控訴人花柳流花柳会の営業表示として,それぞれ著名又は周知であると
し,控訴人名称の使用が不正競争防止法2条1項1号又は2号の不正競争行為に該
当する旨主張して,控訴人に対し,同法3条に基づき,控訴人名称等の使用の差止
め及び控訴人名称の抹消登記手続を求めた。原判決は被控訴人らの請求をいずれも
認容した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年2月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)32104一部認容
不正競争行為差止等請求事件 (記録媒体)
被告有限会社EA創研
A 原告特定非営利活動法人
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法5条1項
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ライセンス | 40回 | 損害賠償 | 14回 | 差止 | 11回 | 侵害 | 10回 |
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[概要] 本件は,原告が,DVDのコピーガード技術に関し,別紙技術内容2記載の
技術(以下「本件技術内容2」という。)が原告の営業秘密であり,「DVD
コピーガードの実施に関する仮覚書」(以下「本件仮覚書」という。)の解除
後も,被告会社が本件技術内容2を不正使用してコピーガード専用プログラム
(ソフトウェア)及び専用DVD-Rディスクを製造・販売しているから,不
正競争防止法2条1項7号に該当するなどと主張して,被告らに対し,①不正
競争防止法3条1項に基づく差止請求として,別紙物件目録記載1及び2のプ
ログラムの使用等及び同目録記載3の商品の製造等の禁止を求めるとともに,
②㋐被告会社につき不法行為,不正競争防止法4条(同法5条1項又は2項に
よる損害額の推定)又は秘密保持合意の債務不履行,㋑被告Aにつき不法行為,
会社法429条1項(同法施行前は平成17年法第87号による廃止前の有限
会社法30条の3第1項)又は秘密保持合意の債務不履行に基づく損害賠償請
求として,1億2307万9146円の一部である6226万円(附帯請求と
して訴状送達の日の翌日以降である平成22年5月1日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金)の連帯支払を求めた事案である。
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不正競争
平成25年2月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10065控訴棄却
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人プリヴェAG株式会社 被控訴人株式会社総通
有限会社日本光材
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,控訴人が販売する原判決別紙原告商
品目録1~3の商品(以下,併せて「原告商品」と総称する。)に共通する形態は
需要者の間に広く認識されている商品等表示に該当し,原判決別紙被告商品目録記
載の商品(以下「被告商品」という。)を,被控訴人有限会社日本光材が製造し,
被控訴人らが販売する行為は,原告商品との混同を生じさせる行為であり,不正競
争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正競争に該当すると主張し
て,同法3条1項に基づき,被告商品の製造,販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年1月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)17612等請求棄却
信用毀損行為差止等請求事件
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民法644条 著作権法91条2項 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法2条1項14号
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損害賠償 | 55回 | 侵害 | 29回 | 差止 | 28回 | 許諾 | 24回 |
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[概要] 1 概要
以下,「A」の表記を「A’」,「C」の表記を「C’」とする場合がある
が,いずれも証拠等の原文に従った表記である。
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不正競争
平成24年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10069控訴棄却
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人プリヴェAG株式会社井上義隆 被控訴人株式会社サクサン
有限会社リバティフィールド金谷良
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,被控訴人らが原判決別紙被告商品目
録記載の商品(被控訴人商品)を販売する行為は,控訴人が販売する原判決別紙原
告商品目録記載1ないし3の商品(控訴人商品)との混同を生じさせるものであり,
不正競争防止法2条1項1号所定の不正競争行為に該当すると主張して,同法3条
1項に基づき,被控訴人商品の製造,販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)36736一部認容
不正競争防止法4条に基づく損害賠償請求事件
被告株式会社ゲームテック 原告株式会社キーズファクトリー
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不正競争防止法4条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙原告商品目録1ないし3記載の各商品(以下「原告各商品」と
総称し,それぞれを「原告商品1」,「原告商品2」,「原告商品3」という。)
を販売する原告が,別紙被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」という。)
を販売する被告に対し,被告商品は原告各商品の形態を模倣した商品であるか
ら,被告による被告商品の販売は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項3号の不正競争行為に当たる旨主張して,同法4条に基づき,損害賠
償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)5010請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告P1 原告船場テキスタイル株式会社
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法条1項3号
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[概要] 本件は,衣料製品の加工・販売事業を行う原告が,原告を退職した後に同事
業を行う被告に対し,後記イ号商品の販売が不正競争防止法2条1項3号の不
正競争に該当すると主張して同法4条に基づき損害賠償金の支払を求めると共
に,原告の商品を模倣した後記イ号商品ないし二号商品の販売が不法行為を構
成すると主張して民法709条に基づき損害賠償金の支払を求める事案である
(両請求は損害が重なり合う限度で選択的併合である。)。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)3604請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社パドックス 原告株式会社マツモト自動車
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない又は弁論の全趣旨により認めることができ
る。)
(1)当事者
原告は,自動車,自動車部品及び自動車付属品の販売,修理,賃貸,加工
等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月7日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)1719控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
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商標法3条2項
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[概要] 1 本件の主位的請求は,控訴人が,被控訴人らの行為が,法2条1項1号の
他人の商品等表示として需要者の間に広く認識されている原告商品の形態か
らなる商品表示と同一又は類似の商品表示を使用した商品を譲渡する行為な
どに当たるとして,被控訴人らに対し,法3条に基づき,被告商品の譲渡等
(被控訴人タカギに対してのみ輸入を含む。)の差止め及びその廃棄を求め
るとともに,被控訴人タカギに対し,法4条本文及び5条1項に基づき,9
00万円の損害賠償及びこれに対する平成23年8月20日(本件訴状送達
日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めたものであり,本件の予備的請求は,控訴人が,仮に原告商品が控
訴人の商品表示として全国の需要者の間に広く認識されていなかったとして
も,京都府,大阪府及び滋賀県(これらのうち少なくとも滋賀県)において
は需要者の間に広く認識されているとして,被控訴人らに対し,法3条に基
づき,京都府,大阪府及び滋賀県における被告商品の譲渡等の差止めを求め
たものである。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)11119一部認容
信用毀損行為差止等請求事件
被告B 原告A
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 本件は,弁護士である原告が,行政書士である被告において,虚偽の記事を
自己のブログに掲載して原告の営業上の利益を侵害しているとして,不正競争
防止法2条1項14号,3条に基づき,上記記事の掲載の禁止と削除を求める
とともに,同法4条に基づき,744万円及びこれに対する不正競争行為の後
の日である訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年12月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)2283請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告亘立工業株式会社 原告株式会社パウレック
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項 特許法102条2項 著作権法10条1項6号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
ア 原告は,粉体機器装置の開発・製造・販売を主たる事業内容とする株
式会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)6621請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ボークス 原告株式会社オビツ製作所
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 著作権法10条1項4号 不正競争防止法19条1項5号
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録1ないし4記載の各商品(以下「原告各商品」と
いい,それぞれを「原告商品1」,「原告商品2」,「原告商品3」,「原告
商品4」という。)を製造及び販売する原告が,別紙被告商品目録1及び2記
載の各商品(以下「被告各商品」といい,それぞれを「被告商品1」,「被告
商品2」という。)を製造及び販売する被告に対し,①原告各商品に共通する
形態は,原告の周知又は著名な「商品等表示」であり,被告各商品の形態は上
記形態と類似するから,被告による被告各商品の製造及び販売は,不正競争防
止法2条1項1号又は2号の不正競争行為に該当する,②被告各商品は,原
告商品4の形態を模倣した商品であるから,被告による被告各商品の販売
は,同項3号の不正競争行為に該当する,③原告各商品は,美術の著作物(著
作権法10条1項4号)に該当するところ,被告による被告各商品の製造は,
原告各商品について原告が有する著作権(複製権(同法21条)又は翻案権(同
法27条))の侵害行為に当たる,④被告による被告各商品の製造,販売等の
一連の行為は,原告の法的保護に値する営業上の利益を侵害する一般不法行為
を構成する旨主張して,被告に対し,不正競争防止法3条1項(同法2条1項
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12270請求棄却
損害賠償等請求事件
被告P1
P2
株式会社IXA 原告有限会社下野装飾
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不正競争防止法2条1項7号 民法90条 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,大阪市 を本店所在地とする会社であり,装飾雑貨,販売
促進用物品の販売などの事業を行っている。
被告 P1 (以下「被告P1」という。)は,平成15年5月に原告
へ入社して,以後,営業を担当しており,平成19年から平成23年3月
20日に退職するまでは,営業課長の地位にあった(甲6)。
被告 P2(以下「被告P2」という。)は,平成18年3月に原告へ
入社し,以後,平成23年3月31日に退職するまで,営業を担当した
(甲6)。
被告株式会社IXA(以下「被告会社」という。)は,平成23年5月
2日に設立された大阪市 を本店所在地とする会社であり,装飾雑
貨,販売促進用物品の販売などの事業を行っている。被告会社の設立以来,
被告P2はその代表取締役であり,また,被告P1も被告会社で勤務して
いる。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)47173請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,和菓子などに用いられる桜葉塩漬の製造,販売等を業とする原告
らが,別紙商品目録1記載の各商品(以下「被告商品1」という。)及び別
紙商品目録2記載の各商品(以下「被告商品2」といい,「被告商品1」と
併せて「被告各商品」という。)は,いずれも桜葉の原産地が「中国」の桜
葉塩漬であるのに,被告C社(以下「被告C社」という。)において別紙表
示目録1記載の表示(以下「被告表示1」という。)を包装袋に付した被告
商品1を販売する行為及び被告商品1の広告に被告表示1をする行為が,被
告D社(以下「被告D社」という。)において別紙表示目録2記載の表示
(以下「被告表示2」といい,「被告表示1」と併せて「被告各表示」とい
う。)を包装袋に付した被告商品2を販売する行為及び被告商品2の広告に
被告表示2をする行為が,それぞれ不正競争防止法2条1項13号の不正競
争行為(原産地誤認表示惹起行為)に該当すると主張して,被告らに対し,
同法3条1項に基づき,被告各表示を包装袋に付した被告各商品の販売等の
差止めを求めるとともに,同法4条に基づき,損害賠償の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年10月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)15343請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社Dazzy 原告株式会社ElDorado
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法4条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録記載のカラーコンタクトレンズ(以下,項番ごと
に「原告商品1」などといい,総称して「原告商品」という。)を販売する原告
が,被告に対し,別紙イ号商品目録記載1~3(以下,項番ごとに「イ号商品
1」などといい,総称して「イ号商品」という。),別紙ロ号商品目録記載1~
6(前同),及び別紙ハ号商品目録1,2(前同。また,イ号商品,ロ号商品及
びハ号商品を総称して「被告商品」という。)を輸入,販売する行為について,
主位的には不正競争防止法2条1項3号の不正競争,予備的には同項1号の不
正競争に該当する旨主張して,同法4条に基づき,損害賠償金1677万50
00円及びこれに対する不法行為の後の日である平成21年10月11日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年10月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10005控訴棄却
プログラム差止等請求控訴事件
被告)アドバンスソフト株式会社被控訴人(
)Y1被控訴人(
)Y2椎名健二 控訴人(原告)ヴァンダープラッツ・デザイ・コンサルティング株式会社 被控訴人(被告)アドバンスソフト株式会社
(被告)Y1
(被告)Y2椎名健二
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 控訴人は,被控訴人らが原判決別紙技術情報目録記載1~4の原告の営業秘
密(本件各技術情報)を窃取し,これを使用して原判決別紙物件目録記載1のプロ
グラム(被告プログラム)及び同目録記載2の論文(被告論文)を作成,開示した
(不正競争防止法2条1項4号)として,控訴人が,被控訴人らに対し,不正競争
防止法3条1項,2項に基づき,被告プログラムの製造,使用,複製,頒布及び被
告プログラムを格納した記録媒体の頒布の差止め,被告プログラムを格納した記録
媒体の廃棄,被告論文の出版,頒布等の差止め,被告論文が掲載された書籍の廃棄
を求めるとともに,被控訴人アドバンスソフト株式会社(被控訴人会社)に対し,
不正競争防止法14条に基づき,被控訴人会社のホームページに原判決別紙謝罪広
告目録記載の謝罪広告を掲載することを求めたが,原判決は請求を棄却した。
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不正競争
平成24年9月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10031一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 略称・読替え等
本判決では,原判決で用いられた略語は,そのまま用いる。また,以下では,「第
1審原告訴訟承継参加人」を単に「参加人」といい,「脱退前の第1審原告」を単に
「第1審原告」という。原判決を引用する部分では,当審での地位に従って,「原告」
とあるのを「脱退前の第1審原告」(「第1審原告」)と,「被告備後漬物」とあるの
を「第1審被告備後漬物」と,「被告東京漬膳」とあるのを「第1審被告東京漬膳」
と,「被告ら」とあるのを「第1審被告ら」とそれぞれ読み替えるものとする。なお,
本判決別紙及び別表は,原判決のものと同一である。
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不正競争
平成24年9月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12566請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告キョクトウ株式会社 原告大幸薬品株式会社
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,医薬品及び動物用医薬品,医薬部外品,農業薬品,化粧品の製造,
販売並びに輸出入等を目的とする会社である。
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不正競争
平成24年9月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)16066請求棄却
販売行為差止等(不正競争防止法)請求事件
被告株式会社ビューティガレージ 原告株式会社大廣製作所
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不正競争防止法2条1項1号 意匠法24条2項 不正競争防止法5条2項 意匠法39条2項
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[概要] 1 本件は,かつて後記本件意匠権を有しており,かつ別紙原告製品目録記載
のヘアードライヤー(以下「原告製品」という。)の製造販売を行う原告が,
別紙被告製品目録記載のヘアードライヤー(以下「被告製品」という。)の
販売等を行う被告に対し,下記請求をした事案である(なお,損害賠償請求
については,意匠権侵害に基づく請求と不正競争防止法違反に基づく請求は,
損害が重なる限度で選択的に請求されているものと解する。)。
記
(1) 意匠権侵害に基づく損害賠償請求
被告製品の販売等が,後記本件意匠権を侵害することを理由とする,意
匠権侵害の不法行為(民法709条)に基づく金1600万円及びこれに
対する不法行為の後である平成22年11月26日から支払済みまで年
5分の割合による遅延損害金の損害賠償請求
(2) 不正競争防止法違反に基づく差止・損害賠償請求
被告製品の販売等が,不正競争防止法2条1項1号の不正競争に該当す
ることを理由とする,同法3条1項に基づく被告製品の販売等の差止請求,
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不正競争
平成24年9月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10038控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社日栄被控訴人(
)Y石川雄三 控訴人(原告)日本ソアー株式会社 被控訴人(被告)株式会社日栄
(被告)Y石川雄三
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1) 控訴人は,食品の販売等を業とする株式会社であり,平成19年5月以降,
タイ王国(以下「タイ」という。)の MALEE BANGKOK CO.,LTD.(以下「マリーバン
コク社」という。)から,原判決別紙原告商品目録記載①~④のフルーツジュース
(以下「本件ジュース」という。)を輸入していた。
被控訴人会社は,海運貨物取扱等を業とする株式会社であり,本件ジュースの輸
入業務全般を扱っていた。
被控訴人 Y は,被控訴人会社の代表取締役であり,平成21年2月1日まで
(退任登記は同年5月26日付け)株式会社ピーストック(以下「ピーストック社」
という。)の代表取締役の地位にあった。
(2) ピーストック社は,平成19年8月頃から平成20年12月頃までの間は,
本件ジュースを,平成21年1月頃からは,原判決別紙被告商品目録記載①~④の
フルーツジュース(以下「ピーストック商品」という。)を株式会社エピキュア(以
下「エピキュア社」という。)による輸入に基づき,それぞれ日本国内において販
売している。
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不正競争
平成24年9月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)15990
不正競争行為差止等請求事件
被告阪急住宅株式会社 原告阪急電鉄株式会社
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,一般運輸業,その他娯楽施設の経営,不動産事業,駐車場の経営,
物販店舗の経営管理等の事業を行う会社である。
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不正競争
平成24年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)42141請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告株式会社サクサン
有限会社リバティフィールド
ら 原告プリヴェAG株式会社
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,原告が販売する別紙原告商品目録記載1な
いし3の商品(以下,「原告商品1」などといい,これらを併せて「原告商
品」という。)に共通する形態は,原告の商品等表示として需要者の間に広く
認識されているものであるところ,被告株式会社サクサン(以下「被告サクサ
ン」という。)が被告株式会社リバティフィールド(以下「被告リバティ
フィールド」という。)が運営するショッピングサイトを通じて販売する別紙
被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」という。)の形態はこれと類似す
るものであるから,被告らが被告商品を販売することは,原告商品との混同を
生じさせるものであり,不正競争防止法2条1項1号の不正競争に該当すると
主張して,同法3条1項に基づき,被告商品の製造,販売等の差止めを求める
事案である。
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不正競争
平成24年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)7924請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告日本車両リサイクル株式会社 原告日本車輌製造株式会社
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不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告の商号が,① 原告の著名な営業表示と
類似し,又は,② 原告の周知の営業表示と類似し,原告の営業と混同を生じ
させると主張して,不正競争防止法3条1項に基づき同商号の使用の差止めを
求めるとともに,同条2項に基づき同商号の抹消登記手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年7月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)41231請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告株式会社総通
有限会社日本光材
2名 原告プリヴェAG株式会社
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,原告が販売する別紙原告商品目録記載1な
いし3の商品(以下,「原告商品1」などといい,これらを併せて「原告商
品」という。)に共通する形態は,原告の商品等表示として需要者の間に広く
認識されているものであるところ,被告有限会社日本光材(以下「被告日本光
材」という。)が製造し,被告らが販売する別紙被告商品目録記載の商品(以
下「被告商品」という。)の形態はこれと類似するものであるから,被告らが
被告商品を販売することは,原告商品との混同を生じさせるものであり,不正
競争防止法2条1項1号所定の不正競争に該当すると主張して,同法3条1項
に基づき,被告商品の製造,販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年7月4日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10084等一部認容
損害賠償請求控訴事件
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不正競争防止法2条1項 不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 当事者(証拠を掲記したものを除き,当事者間に争いがない。)
(1) 1審原告ネクストは,投資用マンション「ガーラマンション」を中心とし
た不動産の売買等を業とする資本金の額が18億5897万円の株式会社であり,
平成19年3月以来,東京証券取引所市場第2部に上場している(甲1,15,8
4)。
(2) 1審原告コミュニティは,1審原告ネクストが販売した不動産の管理及び
賃貸等を業とする資本金の額が5000万円の株式会社であり,1審原告ネクスト
の完全子会社である(甲2,15)。
(3) 1審被告 Y1 は,平成14年3月,1審原告ネクストに営業社員(従業
員)として採用され,営業部に所属して投資用マンションの販売業務に携わり,平
成18年2月,課長に就任したが,平成20年4月,カスタマーサポートグループ
への異動を経て,同年7月9日,1審原告ネクストを退職した(甲59,60,6
6,乙62)。
(4) 1審被告 Y2 は,平成15年2月,1審原告ネクストに営業社員(従業
員)として採用され,営業部に所属して投資用マンションの販売業務に携わった後,
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)18147
名称抹消等請求事件
被告一般社団法人花柳流花柳会 原告A
花柳流花柳会
ら
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法3条2項 不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,日本舞踊の普及等の事業活動を行う原告らが,「花柳流」及び「花
柳」の名称は「花柳流四世宗家家元花柳壽輔」(以下「四世宗家家元」という。)
の芸名を有する原告Aの営業表示として,「花柳流花柳会」の名称は権利能力
なき社団である原告花柳流花柳会(以下「原告花柳会」という。)の営業表示
として,それぞれ著名又は周知であり,被告がその事業活動に原告らの上記営
業表示と同一又は類似の「一般社団法人花柳流花柳会」の名称(以下「被告名
称」という。)を使用する行為は不正競争防止法2条1項1号又は2号の不正
競争行為に該当する旨主張して,被告に対し,同法3条に基づき,被告名称等
の使用の差止め及び被告名称の抹消登記手続を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10076控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
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不正競争防止法3条 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 以下,略語は,原判決と同様のものを用いる。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)23557請求棄却
損害賠償等請求事件
被告A
B
C
D
E
F
有限会社ニッシングラフィック社 原告株式会社みづほ
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不正競争防止法2条1項4号 民法704条 著作権法114条2項 民法719条
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[概要] 本件は,原告が,原告の元従業員であり,原告を退職後,被告有限会社ニッ
シングラフィック社(以下「被告ニッシン」という。)に就職した被告A(以
下「被告A」という。),被告C(以下「被告C」という。)及び被告E(以
下「被告E」といい,被告A,被告C及び被告Eを併せて「被告Aら」とい
う。)は,①原告が有限会社スズキ印刷(以下「スズキ印刷」という。)にお
いて保管していた印刷用フィルムにつき,原告に無断で廃棄を指示し,かつ,
その一部を隠匿し,②別紙システム目録記載の原告の印刷受発注システム(以
下「本件システム」という。)のプログラムを持ち出した上,被告ニッシンに
漏えいし,これを複製して被告ニッシンに利用させ,③原告から別紙営業秘密
目録記載の顧客情報(以下「本件顧客情報」という。)を持ち出した上,被告
ニッシンに漏えいし,これを利用して原告の顧客を被告ニッシンに収奪させ,
④原告が株式会社クイック(以下「クイック」という。)において保管してい
た原告の印刷用フィルムを被告ニッシンの業務のために原告に無断で使用し,
⑤株式会社賀川印刷(以下「賀川印刷」という。)が保管していた原告のNP
iフォームを被告ニッシンの業務のために原告に無断で使用したと主張し,被
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12681一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社医学出版 原告株式会社メディカ出版
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[概要] 1 前提事実(証拠の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,学術用書籍・新聞・映像及びコンピューターに関連する書籍の出
版並びに販売業務等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)9404一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社オートクラフト 原告株式会社フォーチュン
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,自動車用品の販売及び卸業等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年6月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)16761等請求棄却
損害賠償請求事件
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民法709条
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[概要] 1(1) 第1事件
原告は,被告スカパーJSATに対し,以下の損害賠償を求めている(併
合態様は,後記ア~エの請求は選択的併合,後記オ~クの請求は単純併合で
あり,後記ケの請求は後記オ,カの請求の予備的請求である。)。
ア 被告スカパーJSATの前身であるジェイサット株式会社(以下「ジェ
イサット」という。)は,原告から開示を受けた別紙営業秘密目録記載1
~8の各情報(ただし,平成19年11月30日時点までの情報に限る。
以下,これらの情報を「本件各情報」といい,個別に特定するときは「本
件情報1」などと目録記載の番号で特定する。)を,被告JSATモバイ
ル及び子会社の株式会社衛星ネットワーク(以下「衛星ネットワーク」と
いう。)に開示し,被告スカパーJSAT自ら営業活動に使用したとして,
被告スカパーJSATに対し,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項7号,4条に基づき,逸失利益等の損害賠償として,28億07
65万1872円のうち2億円及びこれに対する平成21年6月6日(訴
状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)5719請求棄却
不正競争行為差止等請求事件 (有機エレクトロルミネッセンス素子)
被告出光興産株式会社 原告保土谷化学工業株式会社
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不正競争防止法2条1項14号 特許法29条2項 特許法125条 不正競争防止法4条
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無効 | 133回 | 実施 | 70回 | 審決 | 68回 | 特許権 | 50回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告が保有する特許第3981331号の特許権(以下「本
件特許権」という。)に係る特許(以下「本件特許」という。)には無効理由
が存在し,かつ,原告が製造する別紙物件目録記載の製品(以下「原告製品」
という。)を使用した有機エレクトロルミネッセンス素子(以下「有機EL素
子」という。)は,本件特許に係る特許発明の技術的範囲に属さないにもかか
わらず,●(省略)●不正競争防止法2条1項14号所定の「虚偽の事実」の「告
知」の不正競争行為に当たる旨主張し,これと予備的に,上記告知行為が,●(省
略)●信義則に違反し,かつ,営業妨害行為に当たるものとして,原告に対す
る不法行為を構成する旨主張し,被告に対し,同法3条1項に基づく上記告知
行為等の差止めと同法4条又は民法709条に基づく損害賠償を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年4月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)6766請求棄却
損害賠償請求事件
被告P2
P3
P4
P5 原告有限会社顧問料不要の三輪会計事務所
P1
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告有限会社顧問料不要の三輪会計事務所(以下「原告会社」という。)
は,会社個人経営の帳簿の記帳及び決算に関する業務等を目的とする会社で
あり,税務書類の作成を行っている。
原告P1は,原告会社の代表者であり,P1税理士事務所の屋号で税務代
理及び税務相談等を業としている。
被告P2は,株式会社USPアカウンティングの代表取締役であり,被告
P3は,その妻である。
▶判決の詳細
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