権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成26年4月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6750請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社永光 原告株式会社山二
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不正競争防止法19条1項5号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法3条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告による商品名を「キューティーベアー チャビー(ブラ
ウン)」とする別紙5記載の商品(JANコード:4994372129154,
以下「被告商品1」という。)及び商品名を「キューティーベアー チャビー
(ベージュ)」とする別紙6記載の商品(JANコード:4994372129
161,以下「被告商品2」といい,被告商品1及び被告商品2をあわせて「被
告商品」という。)の販売が,原告の商品の形態を模倣した商品を販売する不正
競争行為(不正競争防止法2条1項3号)に当たるとして,不正競争防止法3条
1項及び同2項に基づき被告商品の販売等の差止め及び廃棄を求めると共に,同
法4条に基づき,1100万円の損害賠償及びこれに対する訴状送達の日の翌日
である平成25年7月9日から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年4月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10009控訴棄却
民事訴訟 不正競争
控訴人ネットスクール株式会社 被控訴人TAC株式会社
Y
両名
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,①被控訴人らによる違法な控訴人従業員の引き抜き行為
や控訴人との業務委託契約の相手方に対する契約解消の要求行為があったとし
て,被控訴人らに対し,(i)不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不法行為
請求①」という。)として各自7137万4238円及びこれに対する遅延損
害金の支払,並びに(ii)営業権に基づく差止請求として,控訴人従業員及び控
訴人と業務委託契約を締結している第三者に対する接触等の禁止を求めるとと
もに,②被控訴人TAC株式会社(以下「被控訴人会社」という。また,被控
訴人Yを,以下「被控訴人Y」という。)の発行する簿記検定試験受験誌にお
いて,控訴人の発行する簿記検定試験受験誌の形態(切り離し式暗記カードを
綴じ込んでいることなど)を模倣していることが,不正競争防止法2条1項1
号の周知表示混同惹起行為ないしは編集著作物についての著作権の侵害に当た
るとして,(i)被控訴人らに対し,不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不
法行為請求②」という。)として各自458万9500円及びこれに対する遅
延損害金の支払,並びに(ii)被控訴人会社に対し,不正競争防止法3条1項又
は著作権法112条1項に基づく差止請求として,被控訴人会社の発行する受
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)35742一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社Y
A
B元榮太一郎 原告株式会社X奥村剛
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,原告において,(1) 被告株式会社Y,その代表取締役の被告A及
び取締役の被告Bが,図利加害目的で原告の営業秘密である登録モデルの個
人情報を使用し,これにより営業上の利益を侵害された,(2) かつて原告の
従業員であった被告A及び同Bが,秘密保持義務を負う秘密情報である上記
登録モデルの個人情報を使用したとして,被告らに対し,不正競争防止法2
条1項7号の不正競争の共同不法行為による損害賠償請求権又は債務不履行
による損害賠償請求権に基づき,損害金148万0653円及びこれに対す
る不法行為の後で,支払を催告した日である訴状送達の日の翌日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)18665請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社大創産業藤井裕
補助参加人プラスワン株式会社坂野史子 原告レアック・ジャパン株式会社
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条4項
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[概要] 本件は,原告が,別紙被告商品目録記載1~6の各商品(以下「被告商品
1」,「被告商品2」などといい,「被告各商品」と総称する。)を販売す
る被告に対し,① 被告各商品の形態は,周知の商品等表示である別紙原告
商品目録記載1~6の各商品(以下「原告商品1」,「原告商品2」などと
いい,「原告各商品」と総称する。)の形態と類似でありその販売は不正競
争防止法2条1項1号の不正競争行為に当たり,② 被告各商品は原告各商
品の形態を模倣した商品でありその販売は同項3号の不正競争行為に当たり,
③ 被告による被告各商品の販売は原告の法的保護に値する営業活動上の利
益を侵害するもので一般不法行為に当たるとして,不正競争防止法4条又は
民法709条に基づく損害賠償金及びこれに対する不正競争行為ないし不法
行為の後の日である平成25年8月23日(訴状送達日の翌日)から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年3月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)7391請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社トーヘン
P1
P2
ら 原告システムプラン株式会社
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法9条 不正競争防止法2条6項
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[概要] 本件は,原告が,主位的には,元従業員である被告P2,及び同被告の就業先であ
る被告株式会社トーヘン(以下「被告トーヘン」という。),被告トーヘンの取締役で
ある被告P1に対し,同被告らが,共同して,被告P2が原告から不正に取得した営
業秘密の開示を受け,被告トーヘンにおいて利用し,もって不正競争防止法2条1項
4号の不正競争行為をしていると主張して,被告P2及び被告トーヘンに対して同法
3条に基づく営業行為の差止め及び同4条に基づく損害賠償(訴状送達時から支払済
みまでの遅延損害金の支払を含む。)を求めるとともに,予備的に,被告P2に対し,
原告と同被告間の雇用契約上の競業避止義務に違反したと主張して,主位的請求と同
様の差止め及び損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年3月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)127請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告A 原告株式会社ピュアルネッサンス
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不正競争防止法2条6項 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,美容サロンの経営,化粧品の販売等を業とする原告が,原告の取
締役の地位にあった被告に対し,原告が被告に開示した本件営業秘密を被告
が不正の利益を得る目的又は原告に損害を加える目的で使用し,又は開示す
るおそれがあると主張して,(1) 不正競争防止法2条1項7号,3条に基づ
き本件営業秘密の使用又は開示の差止め及び物件の廃棄を求めるとともに
(以下,これらの請求を併せて「差止請求等」という。),(2) 被告が本件
営業秘密を持ち出した行為は原告と被告の間の秘密保持契約にも違反し,こ
れにより原告は損害を被ったと主張して,同法4条又は債務不履行に基づき
1136万1000円の損害賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日である
平成25年2月6日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)46996一部認容
損害賠償請求事件
被告百年リフォーム株式会社
乙
百年住宅株式会社河島多恵 原告レスコハウス株式会社浦田数利
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[概要] 本件は,原告が,その製造販売する住宅の販売及び施工に関し,原告との間
で代理店契約を締結していた被告百年リフォーム株式会社が他の被告らと共謀
して, 顧客との間で締結した原告の上記住宅の工事請負契約を被告百年住
宅株式会社と顧客との間の同被告の開発した住宅の工事請負契約に切り替えさ
せた, 原告の上記住宅の販売を中止して被告百年住宅株式会社の開発した
住宅の販売に専従したとして,被告らに対し,被告百年リフォーム株式会社に
ついては代理店契約の債務不履行又は不法行為による損害賠償請求権に基づき,
被告百年住宅株式会社については不法行為による損害賠償請求権に基づき,被
告乙については代理店契約に係る保証契約による保証債務履行請求権又は不法
行為若しくは会社法429条1項による損害賠償請求権に基づき,損害金合計
4億1695万0750円及びうち4億1521万3600円に対する被告ら
への訴状送達の最も遅い日の翌日である平成22年2月18日から,うち17
3万7150円に対する平成24年8月8日付け「請求減縮の申立」送達の日
の翌日である平成24年8月11日から各支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年2月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10092控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人前田環境美術株式会社 被控訴人A
株式会社アンス
B
C
D
E大畑雅義
ら
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民法709条
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[概要] 1 原判決で用いられた略語は,本判決でもそのまま用いる。原判決を引用する
部分では,「原告」を「控訴人」と,「被告」を「被控訴人」と読み替える。
2 控訴人は,①被控訴人Aが本件工事1及び2につき,被控訴人Eが本件工事
3につき,それぞれ発注情報等を被控訴人アンスに開示したことが,控訴人の営業
秘密の不正開示行為であり,不競法2条1項7号の不正競争に当たり,仮にそうで
なくとも,被控訴人A及び被控訴人Eが控訴人に対して負担する労働契約上又は信
義則上の秘密保持義務に違反する不法行為に当たり,②被控訴人Aが本件工事1及
び2につき,被控訴人Eが本件工事3につき,それぞれ発注情報等を利用し,控訴
人が営業活動中であった発注元に対して営業活動を行ったことが,両被控訴人が控
訴人に対して負担する労働契約上又は信義則上の競業避止義務に違反する不法行為
に当たり,③被控訴人E及び被控訴人Dが本件工事1につき,被控訴人Aが本件工
事2につき,それぞれ工事の発注元に対して,控訴人が廃業したかのような虚偽の
事実を告知したことが,控訴人の信用を毀損する不法行為に当たると主張するとと
もに,④上記各行為について,各行為者以外の被控訴人個人らは,各行為者と共謀
していたから,共同不法行為責任を負い,また,⑤被控訴人アンスは,上記各行為
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10075等一部認容
不正競争行為差止等請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
株式会社サプライズ 被控訴人兼附帯控訴人株式会社タイパン
兼附帯控訴人Y
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不正競争防止法5条1項 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 民法709条
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[概要] 1 請求の概要と原判決
本件は,原告が,原判決添付別紙被告商品目録記載の各商品(以下,併せて「被
告商品」という。)について,原判決添付別紙原告商品目録記載の各商品(以下,
併せて「原告商品」という。)の形態を模倣しているから,不正競争防止法2条1
項3号に該当するなどと主張して,①被告会社に対し,同法3条1項に基づく差止
請求権として,被告商品の製造,譲渡及び販売等の禁止,②同条2項に基づく廃棄
請求権として,被告商品の廃棄,③被告らに対し,同法4条及び民法709条に基
づく損害賠償9391万4788円(逸失利益8891万4788円と弁護士費用
500万円の合計額)の一部である5627万1781円(附帯請求として不法行
為の後である平成24年3月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金)の連帯支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)38799請求棄却
不正競争行為差止等請求事件 (発光ダイオード)
被告日亜化学工業株式会社古城春実 原告億光電子工業股份有限公司吉村誠
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不正競争防止法2条1項14号 特許法44条1項 特許法123条1項2号 特許法178条6項
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[概要] 被告は,発明の名称を「発光ダイオード」とする本件特許権の特許権者であ
り,原告各製品を輸入,販売することが本件特許権の侵害に当たるとして,株
式会社チップワンストップ(以下「チップワンストップ」という。)及び株式
会社立花エレテック(以下「立花エレテック」という。)に対して特許権侵害
訴訟(以下,チップワンストップを被告とする訴訟を「第1訴訟」,立花エレ
テックを被告とする訴訟を「第2訴訟」という。)を提起するとともに,第1
訴訟につき別紙プレスリリース目録1に記載のとおりのプレスリリース(以下
「本件プレスリリース1」という。)を,第2訴訟につき別紙プレスリリース
目録2に記載のとおりのプレスリリース(以下「本件プレスリリース2」とい
い,本件プレスリリース1と併せて「本件各プレスリリース」という。)を被
告のホームページに掲載した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年1月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)1062請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社ぐるなび 原告株式会社ジェフグルメカード
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法19条1項1号 不正競争防止法1条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告発行の「ジェフグルメカード 全国共通
お食事券」(以下「原告商品」という。)について,その商品等表示は「ジェ
フグルメカード 全国共通お食事券」,「全国共通お食事券」又は「全国共通
お食事券 ジェフグルメカード」(以下,併せて「本件各商品等表示」という
場合がある。)であるが,「ジェフグルメカード」のみならず,「全国共通お
食事券」もそれ自体で識別力を有する商品等表示であると主張した上で,被告
発行の「ぐるなびギフトカード 全国共通お食事券」(以下「被告商品」とい
う。)との間に混同が生じているなどとして,被告が不正競争防止法2条1項
1号,2号又は13号所定の不正競争行為を行っているなどと主張し,①不正
競争防止法4条又は不法行為に基づく損害賠償請求として,1000万円(附
帯請求として訴状送達の日の翌日である平成25年2月1日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払,②不正競争防止法3条1
項又は企業の人格権としての営業権に基づく差止請求として,被告の営業につ
いて「全国共通お食事券」なる標章又は同表示を含む標章の使用等の禁止を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年1月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3832一部認容
不正競争行為差止請求事件
被告株式会社後藤製作所 原告株式会社フキ
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不正競争防止法2条1項1号 商標法7条1項
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[概要] 本件は,原告が,別紙原告標章目録記載の標章1ないし3(以下,それぞれ
「本件標章1」などといい,これらを併せて「本件標章」という。)は原告の
販売する鍵,錠前,キーホルダー,鍵加工機械装置その他関連商品及び錠前修
理保守サービスを表示する商品等表示として周知であるから,被告が,本件標
章と同一又は類似の標章である別紙被告標章目録記載の標章1ないし7(以下,
それぞれ「被告標章1」などといい,これらを併せて「被告標章」という。)
を鍵,錠前,キーホルダー,鍵加工機械装置若しくはこれらの宣伝広告に付し,
又は被告標章を付した上記商品を販売するなどして原告の商品と混同を生じさ
せる行為は,不正競争防止法2条1項1号所定の不正競争に該当するところ,
被告は,被告標章1ないし5及び7を使用しており,かつ,被告標章6を使用
するおそれがあると主張し,同法3条1項に基づく侵害の停止・予防請求とし
て,上記商品又はその宣伝広告に被告標章を付すこと及び被告標章を付した上
記商品を販売等することの差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年1月17日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)2044等控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
(1審被告)株式会社医学出版 被控訴人兼附帯控訴人(1審原告)株式会社メディカ出版
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民法709条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が別紙控訴人雑誌目録記載1の
雑誌を刊行する行為が不正競争防止法(以下「法」という。)2条1項1号の
不正競争に当たるとして,法3条に基づき控訴人が上記雑誌の題号として使用
する別紙控訴人標章目録記載1の標章(以下「控訴人標章1」という。)の使
用差止め及び上記雑誌の廃棄を求め,法4条本文に基づき損害賠償(弁護士費
-3-
用のみ)及びその遅延損害金を請求した事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10062等控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
有限会社ジャパンリンク貿易 被控訴人兼附帯控訴人Y
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[概要] 本件は,原判決別紙原告商品目録記載の各商品(以下「原告各商品」と総称
し,それぞれを目録の番号に従い,「原告商品1」などという。)を販売する
被控訴人兼附帯控訴人(以下,単に「一審原告」という。)が,原判決別紙被
告商品目録記載の各商品(以下「被告各商品」と総称し,それぞれを目録の番
号に従い,「被告商品1」などという。)は原告各商品の形態を模倣した商品
であり,控訴人兼附帯被控訴人(以下,単に「一審被告」という。)による被
告各商品の販売は不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号の
不正競争行為に当たる旨主張して,一審被告に対し,同法3条1項,2項に基
づき,被告商品1,4ないし6の販売等の差止め及び廃棄並びにその製造用の
金型及び治具の廃棄を求めるとともに,同法4条に基づく損害賠償として13
20万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年12月19日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)3328控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)株式会社Dazzy 控訴人(1審原告)株式会社ElDorado 被控訴人(1審被告)株式会社Dazzy
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不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告商品目録記載のカラーコンタクトレンズ(以下,項
番ごとに「原告商品1」などといい,総称して「原告商品」という。)を販売
する控訴人が,被控訴人に対し,原判決別紙イ号商品目録記載1~3(以下,
項番ごとに「イ号商品1」などといい,総称して「イ号商品」という。),原
判決別紙ロ号商品目録記載1~6(前同)及び原判決別紙ハ号商品目録1,2
(前同。また,イ号商品,ロ号商品及びハ号商品を総称して「被告商品」とい
う。)を輸入,販売する行為について,主位的には不正競争防止法2条1項
3号(控訴人の地位を,主位的には開発者,予備的には独占販売権者であると
主張して)の不正競争,予備的には同項1号の不正競争に該当する旨主張し
て,同法4条に基づき,損害賠償金1677万5000円及びこれに対する不
法行為の後の日である平成21年10月11日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年12月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)18129
商号使用差止等請求事件
被告有限会社三菱合同丸漁業本多諭 原告三菱商事株式会社
三菱重工業株式会社小林英了
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[概要] 本件は,原告らが,被告は,自己の営業表示として原告らの著名な営業表示
と同一又は類似のものを使用して,原告らの営業上の利益を侵害していると主
張して,被告に対し,不正競争防止法(以下「法」という。)2条1項2号,
3条に基づき,営業表示の使用の差止め並びに営業表示物件からの「三菱」の
文字の抹消及び被告の商号登記の抹消登記手続を求め,法4条に基づき,それ
ぞれ弁護士費用相当損害金10万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年12月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10061控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人有限会社光商事
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人制作に係る不動産物件表示プログラムを被控訴人
が取得し,使用したことは,不正競争防止法2条1項4号の不正競争行為に該
当すると主張して,同法5条3項3号に基づき,損害賠償として280万円及
びこれに対する遅延損害金の支払を請求した事案である。原審は,上記プログ
ラムは不正競争防止法2条6項にいう「営業秘密」に当たらないとして控訴人
の請求を棄却したため,控訴人が,上記の裁判を求めて控訴した(なお,控訴
人は当審において,上記第1,1(2)のとおり,その請求を減縮した。)。
2 前提となる事実等,争点及び争点に関する当事者の主張は,次のとおり原判
決を補正するほかは,原判決「事実及び理由」の第2の1ないし3記載のとお
りであるから,これを引用する(以下,原判決を引用する場合は,「原告」を
「控訴人」と,「被告」を「被控訴人」と,それぞれ読み替える。)。
(1) 原判決2頁10行目から同頁11行目の「プログラムを制作した(甲
1。以下「本件プログラム」という。)」を「プログラムを,各不動産業者
用のトップ画面を制作して販売(使用許諾)している(なお,控訴人がこの
プログラム全体を制作しているか否かについては争いがある。以下,このプ
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)14492請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社扶桑社
B
C
3名 原告A
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民法719条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告扶桑社の出版する別紙書籍目録記載の書籍(以下「本
件書籍」という。)の表紙,帯及び本文には,その内容,品質について誤認を
させるような表示をした部分があるから,上記書籍の出版は不正競争防止法
(以下「不競法」という。)2条1項13号所定の不正競争及び平成17年法
律第87号による改正前の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
(以下「独禁法」という。)2条9項所定の不公正な取引方法(一般指定8項
のぎまん的顧客誘引)に該当し,被告らの共同不法行為(民法719条1項)
を構成すると主張し,被告らに対し,不競法4条又は民法709条及び同法7
19条1項に基づき,逸失利益2593万5000円,慰謝料300万円及び
弁護士費用300万円の合計額である3193万5000円(附帯請求として,
被告らに対する各訴状送達日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金)の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)17747請求棄却
営業誹謗行為差止等請求事件
被告株式会社アイ・ティー・オー 原告コアフロント株式会社
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の取引先に対し原告が製造販売す
る別紙物件目録記載の商品((((以下以下以下以下「「「「本件商品本件商品本件商品本件商品」」」」というというというという。。。。))))には表示どおりの
成分が含まれていない旨の告知をしたことが不正競争防止法2条1項14号の
営業誹謗行為に該当すると主張して,同法3条1項に基づき告知及び流布の差
止めを,同法14条に基づき謝罪広告の掲載を,同法4条本文に基づき損害賠
償を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人日本ミユウ株式会社 被控訴人株式会社エクセノヤマミズ
株式会社中一
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,①被控訴人らによる船舶用油槽洗浄
機「MBT-30型機」の製造販売が,控訴人と被控訴人株式会社エクセノヤ
マミズ(以下「被控訴人ヤマミズ」という。)ほか1社間の昭和46年4月1
日付け契約及び控訴人と被控訴人株式会社中一(以下「被控訴人中一」という。)
間の同日付け契約の各債務不履行に当たる旨主張し,債務不履行に基づく損害
賠償(平成19年10月27日から平成23年6月30日までの損害分)とし
て454万7840円及び遅延損害金の連帯支払を,②被控訴人らによる船舶
用油槽洗浄機「MST-30XL型機」の製造販売が,第2契約の債務不履行
に当たり,また,控訴人ないし控訴人代表者が開発した船舶用油槽洗浄機の設
計を盗用する違法な行為として共同不法行為を構成する旨主張し,債務不履行
又は共同不法行為に基づく損害賠償(上記期間の損害に係る分)として,45
06万7000円の一部請求である100万円及び遅延損害金の連帯支払を,
さらに,上記②との選択的請求として,③被控訴人らが控訴人の周知の商品等
表示である「MST-30」の名称を使用してMST-30XL型機を販売す
る行為が不正競争防止法2条1項1号所定の不正競争に該当する旨主張し,同
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年11月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)22013等請求棄却
商品形態模倣行為差止等請求事件
被告株式会社チユチユアンナ 原告プロエフこと
プロエフこと
株式会社Cryltd.
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条4項 不正競争防止法5条1項 著作権法27条
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[概要] 以下,原告X1を「原告X1」,原告X2を「原告X2」,原告株式会社C
ry ltd.を「原告クライ」という。また,原告X1及び原告X2を併せ
て「プロエフ」という場合がある。
本件は,原告らが,被告に対し,被告が別紙原告商品目録記載の商品(以下
「原告商品」という。)の形態を模倣した別紙被告商品目録記載の商品(以下
「被告商品」という。)を販売しているなどと主張して,①不正競争防止法3
条1項に基づく差止請求として被告商品の譲渡等の禁止,②同条2項に基づく
廃棄請求として被告製品の廃棄,③同法4条に基づく損害賠償請求として,㋐
原告X1及び原告X2につき各654万5750円,㋑原告クライにつき67
3万6200円(いずれも附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成24
年9月4日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支
払,④同法14条に基づく信用回復の措置請求として訂正広告を求めた事案で
ある(参加人は,同法2条1項3号の請求主体の地位を原告X1及び原告X2
から承継したなどと主張して,上記①と同様の請求をしている。)。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年10月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)22277一部認容
損害賠償請求事件
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不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項8号
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[概要] 本件は,原告が,仕入先であった被告株式会社TBグループ(旧商号東和メ
ックス株式会社。以下「被告メックス」という。)の完全子会社である被告株
式会社TOWA(以下「被告TOWA」という。)に顧客対応業務を移管した
際,被告メックス,同被告取締役兼被告TOWA代表取締役の被告A(以下「被
告A」という。)及び被告TOWA取締役の被告B(以下「被告B」という。)
が共同して,(1)①不正の手段により,②原告の従業員が不正の手段により原告
の営業秘密である顧客情報を取得したことを知って,若しくは重大な過失によ
り知らないで,又は,③原告の元従業員が図利加害目的で若しくは守秘義務に
違反して当該顧客情報を開示していることを知って,若しくは重大な過失によ
り知らないで当該顧客情報を取得し,被告TOWAで使用して,これにより1
億1000万円(弁護士費用相当損害金1000万円を含む。)の損害を被っ
た,(2)顧客対応業務委託費用名下に金員を騙取し,これにより1035万22
00円(弁護士費用相当損害金94万円を含む。)の損害を被ったと主張して,
被告らに対し,不正競争防止法4条,民法719条及び被告TOWAについて
会社法350条に基づき,損害金合計1億2035万2200円及びこれに対
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不正競争
平成25年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10059控訴棄却
貸金請求控訴事件
控訴人有限会社オフィス・エー 被控訴人株式会社プリズム
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項7号
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損害賠償 | 11回 | 特許権 | 1回 | 意匠権 | 1回 | 実用新案権 | 1回 |
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[概要] 1 原審で用いられた略語は,当審でもそのまま用いる。原判決を引用する部分
の「原告」を「被控訴人」に,「被告」を「控訴人」に読み替える。
2 被控訴人(原告)は,控訴人(被告)に対して,金銭消費貸借に基づき21
0万0210円及び弁済期の翌日以降である平成23年12月13日から支払済み
まで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた。これに対し,控
訴人は,原告からの借入れの事実を認めつつ,被控訴人が控訴人の販売するパスケ
ースの類似品を無断で製造販売することにより不正競争防止法2条1項1号又は3
号所定の不正競争行為をしたとして同法4条に基づく280万円の損害賠償請求権
及び営業妨害を理由とする民法709条の不法行為に基づく300万円の損害賠償
請求権を自働債権とする相殺の抗弁を主張した。
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不正競争
平成25年9月26日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)2928控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)キョクトウ株式会社 控訴人(1審原告)大幸薬品株式会社 被控訴人(1審被告)キョクトウ株式会社
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民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人の行為が,①不正競争防止法(以下「法」とい
う。)2条1項2号の他人の商品等表示として著名な原判決別紙原告表示目録
記載1ないし3の各商品表示(以下「控訴人表示1」〈原告表示1〉ないし
「控訴人表示3」〈原告表示3〉といい,併せて「控訴人各表示」〈原告各表
示〉という。)と同一又は類似の商品表示を使用した商品を譲渡する行為に当
たるとして,又は②法2条1項1号の他人の商品等表示として需要者の間に広
く認識されている控訴人各表示と同一又は類似の商品表示を使用した商品を譲
渡し,胃腸薬である控訴人商品と混同を生じさせる行為であるとして,被控訴
人に対し,法3条に基づき,原判決別紙被告表示目録記載1,2の各表示(以
下「被控訴人表示1」〈被告表示1〉,「被控訴人表示2」〈被告表示2〉と
いい,併せて「被控訴人各表示」〈被告各表示〉という。)の使用差止め並び
に被控訴人表示1の表示を付した包装及び被控訴人表示2の包装の廃棄を求め
るとともに,法4条本文に基づき,1000万円の損害賠償及びこれに対する
平成23年10月15日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
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不正競争
平成25年9月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10004控訴棄却
信用毀損行為差止等請求控訴事件
控訴人(第1審被告)X 被控訴人(第1審原告)Y
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 本件は,弁護士である被控訴人が,行政書士である控訴人が自らのブログに
原判決別紙記事目録記載の被控訴人に関する虚偽の記事を掲載して被控訴人の
営業上の利益を侵害したとして,控訴人に対し,不正競争防止法2条1項14
号,3条に基づき,上記各記事の掲載の禁止及び削除を求めるとともに,同法
4条に基づく損害賠償として744万円及びこれに対する上記各記事の掲載開
始後の日である平成24年5月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
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不正競争
平成25年9月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)13282請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社エア・リゾーム
株式会社宮武製作所 原告株式会社arne
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項 民事訴訟法61条 不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,家具,インテリア用品,日用品雑貨,照明器具の製造,販売及び
輸出入等を目的とする株式会社である。
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不正競争
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10044控訴棄却
損害賠償請求等控訴事件
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民法719条
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[概要] 1 控訴人は,労働者派遣事業を営み,兼松コミュニケーションズ株式会社,株
式会社新通エスピー,日本エイサー株式会社,株式会社第一エージェンシー,株式
会社エヌ・ティ・ティ・アド及びKDDI株式会社(本件取引先6社)を取引先と
していた。被控訴会社も同じく労働者派遣事業を営むが,控訴人は,被控訴人らが,
控訴人の取引先を奪うことを企図し,本件取引先6社ないし控訴人の派遣労働者(ス
タッフ)に,控訴人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知したと主張して,不
正競争防止法(不競法)2条1項14号,4条に基づき,4800万円余りの損害
賠償を原審で請求した(第1事件)。
これに対し,被控訴会社は,控訴人との業務委託契約に基づき,業務委託料19
00万円余りと商事法定利率,下請代金支払遅延等防止法(下請法)所定の率によ
る遅延損害金を控訴人に請求した(第2事件)。
なお,原審では,控訴人の代表取締役とその夫も第2事件の被告となっていたが,
当審では当事者になっていない。
2 原判決は,控訴人の請求を棄却し,被控訴会社の控訴人に対する請求を認容
した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)26590一部認容
貸与物返還等請求事件
被告株式会社サンワコーポレーシ 原告文化シヤッター株式会社田隝芳則
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,積算用パソコン等一式の貸与契約について,
主位的に前提としている販売基本契約が終了したとし,予備的に貸与契約を解
約したとして,貸与契約の終了に基づき,上記パソコン等一式の引渡しと貸与
契約終了の日の翌日である平成23年4月1日からその引渡済みまで1か月2
万円の割合による使用料相当損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)28857一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社タイパン
A 原告株式会社サプライズ
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不正競争防止法5条1項 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法4条
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[概要] 本件は,原告が,別紙被告商品目録記載の各商品(以下,併せて「被告商
品」という。)について,別紙原告商品目録記載の各商品(以下,併せて「原
告商品」という。)の形態を模倣しているから,不正競争防止法2条1項3号
に該当するなどと主張して,①被告会社に対し,同法3条1項に基づく差止請
求権として,被告商品の製造,譲渡,販売等の禁止,②同条2項に基づく廃棄
請求権として,被告商品の廃棄,③被告らに対し,同法4条及び不法行為に基
づく損害賠償9391万4788円(逸失利益8891万4788円と弁護士
費用500万円の合計額)の一部である5627万1781円(附帯請求とし
て不法行為の後である平成24年3月1日から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金)の連帯支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)8221請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社エイムシステム
株式会社ムーブ
P1
P2
ら
ら訴訟復代理人弁護士秋山侑平
ら 原告株式会社フロントエンド
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法5条3項3号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,ソフトウェア開発業務を行う会社である原告が,(1)同社の元従業員である
被告P1及び被告P2において,原告の営業秘密である①後記本件ソースコード,②
後記本件顧客情報を,不正の利益を得る目的で,被告エイムシステム及び被告ムーブ
(以下「被告両社」という。)に対し開示し,(2)被告両社において,①被告エイムシス
テムの製造販売するソフトウェアである「Cains」(以下「被告ソフトウェア」
という。)の開発に当たって後記本件ソースコードを使用し,②後記本件顧客情報を
その営業に使用したと主張して,被告らに対し,不正競争防止法3条1項,2項に基
づき被告らのソフトウェアの製造等の差止め・廃棄等を求めるとともに,同法4条,
民法719条に基づき,損害賠償(一部請求)を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)8943
商号使用差止等請求事件
被告株式会社三菱商会 原告三菱商事株式会社
三菱自動車工業株式会社
三菱レイヨン株式会社
ら
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不正競争防止法2条1項2号
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[概要] 本件は,いわゆる三菱グループに属する原告らが,同グループに属せずかつ
「株式会社三菱商会」の商号((((以下以下以下以下「「「「被告商号被告商号被告商号被告商号」」」」というというというという。)。)。)。)による商業登記を
有する被告に対し,不正競争防止法2条1項2号,3条に基づき,被告商号等
の使用差止め及び商号変更登記の抹消登記手続を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5595
商号使用差止等請求事件
被告株式会社三菱エステート 原告三菱商事株式会社
三菱地所株式会社
ら
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不正競争防止法2条1項2号
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[概要] 本件は,いわゆる三菱グループに属する原告らが,同グループに属せずかつ
「株式会社三菱エステート」の商号((((以下以下以下以下「「「「被告商号被告商号被告商号被告商号」」」」というというというという。)。)。)。)による商業
登記を有する被告に対し,不正競争防止法2条1項2号,3条,4条に基づ
き,被告商号の使用差止め,商号登記部分の抹消登記手続及び損害賠償を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)7616
サービスフィー支払等請求事件
被告センチュリー住宅販売株式会社 原告株式会社センチュリー21・ジャパン
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不正競争防止法2条1項12号 不正競争防止法4条 不正競争防止法3条
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[概要] 1 本件は,「CENTURY21」の名称を用いてフランチャイズチェーン
を営む原告が,別紙ドメイン名目録記載のドメイン「CENTURY21.CO.JP」((((以以以以
下下下下「「「「本件本件本件本件ドメインドメインドメインドメイン」」」」というというというという。)。)。)。)の登録名義を有する被告に対し,フランチャ
イズ契約又は不正競争防止法2条1項12号,3条,4条に基づき,本件ドメ
インの使用差止め,登録抹消及び損害賠償を求めるとともに,原告は横浜不動
産株式会社((((以下以下以下以下「「「「横浜不動産横浜不動産横浜不動産横浜不動産」」」」というというというという。)。)。)。)に未払サービスフィー請求権を
有しているところ,被告の法人格は濫用であって横浜不動産と同視すべきもの
であるとして,被告に対し,原告が横浜不動産に有する,平成22年3月8日
付け支払合意に基づく未払サービスフィー5162万2641円及び同支払合
意後に発生した未払サービスフィー370万6534円,並びにこれらに対す
る訴状送達の日の翌日である平成24年3月31日から支払済みまで商事法定
利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)40515等一部認容
各不正競争行為差止等請求,承継参加申立事件
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民法709条
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侵害 | 27回 | 損害賠償 | 16回 | 差止 | 16回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 本件は,(1) 携帯型ゲーム機で実行されるゲーム等のプログラムが記録され
た記録媒体を販売している原告らが,被告BⅠ(以下「被告BⅠ」という。)
を除く被告らによる別紙物件目録記載の各製品の輸入,販売等が不正競争防止
法(以下「法」という。)2条1項10号に掲げる不正競争に該当するとして,
上記被告らに対し,法3条に基づき,上記各製品の譲渡,輸入等の差止め及び
廃棄を求め,(2) 原告任天堂株式会社(以下「原告任天堂」という。)が,上
記被告らによる上記各製品の輸入,販売等が平成23年法律第62号による改
正前の不正競争防止法(以下「旧法」という。)2条1項10号に掲げる不正
競争に該当するとして,被告有限会社シーフォートジャパン(以下「被告シー
フォート」という。),同株式会社マジカルカンパニー(以下「被告マジカル」
という。)及び同AⅠ(以下「被告AⅠ」といい,被告シーフォート及び同マ
ジカルと併せて「被告シーフォートら」という。)に対し,民法709条,会
社法429条1項,民法719条に基づき,損害金●(省略)●円又は●(省略)
●円の一部である5737万5000円及びこれに対する不法行為の後の日で
ある平成21年12月11日(被告マジカルに対する訴状送達の日の翌日)か
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年7月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9449請求棄却
不正競争防止法,著作権侵害・損害賠償
被告株式会社シャトー勝沼 原告株式会社黄菱
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法10条1項4号 民法709条 不正競争防止法4条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,(1) 別紙原告図柄目録記載の図柄(以下「本件図柄」と
いう。)並びに別紙原告看板目録1及び2記載の各看板(以下総称して「本件
各原告看板」といい,それぞれ「本件原告看板1」「本件原告看板2」という。)
は原告が著作権を有する著作物であり,被告が別紙被告看板目録1及び2記載
の各看板(以下総称して「本件各被告看板」といい,それぞれ「本件被告看板
1」「本件被告看板2」という。)を製作した行為は,本件図柄及び本件各原
告看板の複製権(著作権法21条),貸与権(同法26条の3),翻案権(同
法27条),二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(同法28条)を侵
害する旨,(2) 本件図柄及び本件各原告看板は原告の商品等表示に当たり被
告が本件各被告看板を利用する行為は不正競争防止法2条1項1号所定の不
正競争行為に当たる旨,(3) 被告の上記各行為は原告に対する不法行為(刑
法233条,235条,246条,253条に当たる行為)である旨を主張し
て,被告に対し,不法行為(民法709条)及び不正競争防止法4条に基づく
損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年6月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)4229一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告有限会社ジャパンリンク 原告ウィッチーズキッチンこと
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[概要] 本件は,原告が,被告は原告の販売するステンドグラスのランプシェードの
形態を模倣した商品を販売していると主張して,不正競争防止法(以下「法」
という。)3条に基づき,被告が販売する商品の一部の製造,販売又は販売の
申出の差止め並びに同商品とその金型及び治具の廃棄を求めるとともに,法4
条に基づき,損害賠償金1320万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)29488請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社光商事 原告X
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不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が営業秘密として管理するコンピュータ
プログラムにつき,平成21年7月17日及び同月18日に,被告がこれを不
正の手段により取得し,かつ,これを使用したことにより,原告に損害を与え
たとして,不正競争防止法2条1項4号,5条3項3号に基づき,損害賠償と
して,280万円及びこれに対する最終の不法行為の日である平成21年7月
18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年6月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)15297請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,「機械及び電気関係の技術コンサルタント・調査並びにサービス業」
等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年5月30日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8972一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社エルグラン
株式会社オークワ 原告株式会社トルース
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条1項 不正競争防止法2条4項
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録記載の各バッグ(以下,項番ごとに「原告商品①」,
「原告商品②」といい,併せて「原告各商品」という。)を販売する原告が,別
紙被告商品目録記載の各バッグ(以下,項番ごとに「被告商品①」,「被告商品
②」といい,併せて「被告各商品」という。)の輸入販売等が不正競争防止法2
条1項3号の不正競争に該当する旨主張して,同法3条1,2項に基づき,被
告らに対し,被告各商品の輸入販売等の差止め,廃棄等を求めると共に,同法
4条に基づき,被告エルグランに対し,損害賠償金482万2054円及びこ
れに対する不法行為の日の後である平成24年9月21日から支払済みまで商
事法定利率の年6分の割合による遅延損害金の支払(うち元金160万068
8円及びこれに対する平成24年9月21日から支払済みまでの遅延損害金の
限度で被告オークワとの連帯支払)を,被告オークワに対し,損害賠償金16
0万0688円及びこれに対する不法行為の日の後である平成24年9月1日
から支払済みまで商事法定利率の年6分の割合による遅延損害金の支払(うち
元金160万0688円及びこれに対する平成24年9月21日から支払済み
までの遅延損害金の限度で被告エルグランとの連帯支払)をそれぞれ求める事
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年4月18日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成23(ネ)2651控訴棄却
民事訴訟 不正競争
控訴人(一審被告)株式会社ジェイビーエス 被控訴人(一審原告)株式会社サンファミリー
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不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人の被告商品の販売が,不正
競争防止法2条1項3号に該当することを理由に,損害賠償内金3000
万円及びこれに対する不正競争行為の後である平成22年3月2日(訴状
送達の日の翌日)から支払済みまで年5%の割合による遅延損害金の支払
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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