権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成27年11月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9005
商号使用差止等請求事件
被告株式会社ユー・シー・シー 原告ユーシーシーホールディングス株式会社
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不正競争防止法2条1項2号 商標法37条1号 民事訴訟法61条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 請求原因
(1) 当事者
ア 原告は,コーヒー関連事業等を行うUCCグループを構成する各会社の
株式等を保有して当該会社の事業活動の支配,管理業務等を目的とする株
式会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年11月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7399
不正競争行為差止請求事件
被告株式会社ユーイッツシステム 原告株式会社三井住友銀行
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 原告は,別紙「請求の原因」のとおり,請求の原因を述べた。
第2 著名表示冒用行為
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年10月29日 大阪地方裁判所 棄却
▶概要
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平成25(ワ)11486請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社直村企画 原告P1
株式会社ADDHOME
トータル・アイ株式会社
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法4条 不正競争防止法5条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録記載の草刈機保護カバー(以下「原告商品」という。)
を開発したとする原告P1,同商品の日本国内における独占販売権者であると
する原告株式会社ADDHOME,さらにその独占販売権の再許諾を受けたと
する原告トータル・アイ株式会社が,別紙被告商品目録記載の草刈機保護カバ
ー(以下「被告商品」という。)は原告商品の形態を模倣した商品であり,これ
を輸入販売する行為が不正競争防止法2条1項3号に該当すると主張して,被
告に対し,同法4条に基づき,損害賠償請求として原告らそれぞれに対して2
499万円及びこれに対する不法行為日の後である平成25年11月23日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)16526請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社成翔
A
B近藤明彦 原告株式会社DNA
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不正競争防止法2条1項7号 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,原告のもと会員である被告らにおいて,原告の営業秘密で
ある別紙「DNA会員名簿」(以下「原告名簿」という。)を使用して,原
告名簿記載の者に対し,原告に関する虚偽の情報を流布するなどして原告を
退会するよう勧誘し,原告の販売する商品と類似する別紙「商品目録」記載
の商品(以下「被告商品」という。)を販売しているなどと主張して,不正
競争防止法2条1項7号,3条1項,4条,民法709条,719条に基づ
き,被告らに対して,被告商品を原告名簿記載の者に販売等することの差止
め及び平成26年6月から平成27年5月分までの原告の減収分に係る損害
賠償金の一部である3000万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年10月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6372請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
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民法709条 民法715条1項
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[概要] 被告Aは,原告の取締役であったが,退任後,被告会社に就職した。被告
Aは,退任に際し,別紙営業秘密目録記載の名刺帳3冊(以下「本件名刺
帳」と総称する。)を原告のオフィスから持ち出した(以下,これを「本件
持ち出し行為」という。)。また,被告Aの退任後,原告の従業員5名が原
告を退職し,被告会社に就職した(以下,これを「本件転職」という。)。
本件持ち出し行為につき,本件名刺帳に収納された
名刺に記載された情報は原告の営業秘密であり,被告Aがこれを不正に取得
して被告会社における営業活動に使用したことが被告Aにつき不正競争防止
法(平成27年法律第54号による改正前のもの。以下「不競法」とい
う。)2条1項4号所定の不正競争(以下,同項各号所定の行為を「4号の
不正競争」などという。)に,被告会社につき5号の不正競争に当たり,又
は被告Aによる不法行為が成立すると主張して,① 被告らに対し,上記情
報の使用の差止め(不競法3条1項)及びこれが記載された資料等の廃棄
(同条2項)を,② 被告Aに対し,主位的に不競法4条に基づき,予備的
に民法709条に基づき,損害賠償金1000万円及び遅延損害金の支払を,
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)17832一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社エプタモーダ 原告株式会社カトルカール
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民法651条1項 民法651条2項 民法648条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,原告と被告との間で,平成26年1月15日
付け業務委託契約(以下「本件契約」という。甲1)を締結したところ,(1)
同年5月21日から同年6月4日までの15日間分の未払の業務委託料24万
1935円,原告が立替払している5月分送料2052円(本件契約2条3項,
3条ただし書により合意,甲6の2)及び債務不履行に基づく損害賠償金27
5万8065円の合計300万2052円,並びに,未払業務委託料24万1
935円については支払期限の翌日である平成26年5月21日から,立替送
料2052円及び損害賠償金275万8065円の合計276万0117円に
ついては訴状送達の日の翌日である平成26年8月13日から,各支払済みま
で商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払(請求の趣旨第1項),
(2)原告と被告との間で,原告が本件契約6条1項に基づく販売権を有するこ
との確認(請求の趣旨第2項),(3)被告が販売する別紙衣料品目録(別紙デ
ザイン図を含む)記載の各デザインを化体した衣料品は,原告のデザインを模
倣したものであるとして不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月29日 大阪地方裁判所 棄却
▶概要
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平成26(ワ)8869請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告武蔵エンジニアリング株式会社 原告兵神装備株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,別紙原告表示目録記載の各標章(以下,同別紙に従い個別に「原告
表示1ないし4」ともいう。)が,その製造販売する回転容積式一軸偏心ねじ
ポンプ(以下「一軸偏心ねじポンプ」という。)及び同ポンプの構造を持つデ
ィスペンサーの商品等表示として著名ないし周知となっているとする原告が,
被告に対し,被告による別紙被告表示目録記載の各表示をその商品の商品等表
示として使用して製造販売等する行為が不正競争防止法2条1項1号又は2
号に該当する旨主張して,同法3条1項に基づき,別紙被告表示目録記載の表
示を付した商品の製造販売等の差止め,及び,同条2項に基づきその廃棄及び
表示の抹消を求めるとともに,同法4条に基づき損害賠償として844万62
00円及びこれに対する不法行為の日の後である平成26年9月25日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30386請求棄却
損害賠償等請求事件,損害賠償請求反訴事件
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本訴
本訴原告兼反訴被告(以下「原告」という。)は,原告の製品である「タ
タミ染めQ」(以下「本件製品」という。)には欠陥がないにもかかわらず,
本訴被告兼反訴原告(以下「被告」という。)が同製品には欠陥があるなど
として苦情を申し立てるとともに,本件製品の販売店に対して本件製品及び
原告自身について虚偽の内容を記載した書面を配布することにより,原告の
名誉・信用を毀損し業務を妨害したことが,主位的には不正競争防止法2条
1項14号所定の不正競争に該当し,予備的には民法上の不法行為に該当す
る旨主張して,被告に対し,不正競争防止法3条1項に基づき「本件製品に
は欠陥がある」又は「原告は無責任な会社である」旨の表現を行うことの差
止め,同法14条ないし民法723条に基づき,営業上の信用ないし名誉の
回復措置として上記販売店への謝罪文の送付,並びに不正競争防止法4条な
いし民法709条に基づき,損害賠償金1760万円(慰謝料1600万円,
弁護士費用160万円,売上げ喪失等による損害950万5000円の合計
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)31864請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社WEB広報 原告A
B
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げたもののほかは,当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告A及び原告Bは,いずれも弁護士である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19974等請求棄却
損害賠償等請求事件,損害賠償請求事件
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項4号 著作権法112条1項 著作権法2条1項10号
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[概要] 1 事案の要旨
(甲事件)
原告会社は,被告会社が,「原告会社による別紙製品目録記載1の製品(以
下「原告製品」という。)の開発・販売行為は被告会社の別紙製品目録記載2
の製品(以下「被告製品」という。)の著作権を侵害する」旨の虚偽の事実を
原告の取引先その他の第三者に告知・流布したと主張して,不正競争防止法2
条1項14号,3条1項,4条,14条及び会社法429条1項に基づき,被
告会社に対して上記事実の告知・流布行為の差止め及び謝罪広告の掲載を求め
るとともに,被告らに対して損害賠償金2000万円及びこれに対する平成2
5年9月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
連帯支払を求める。
(乙事件)
被告会社は,①原告製品は,原告会社が被告会社の著作物である被告製品を
複製又は翻案したものであるから,原告会社が原告製品を製造,販売するこ
とは被告会社の複製権,翻案権ないし譲渡権を侵害する旨(以下「本件プロ
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)20534請求棄却
損害賠償請求事件
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[概要] 1 前提となる事実等(証拠の摘示のない事実は,争いのない事実又は弁論の全
趣旨から容易に認められる事実である。)
(1) 当事者
原告は,平成21年5月に株式会社日本エル・シー・エーから会社分割の
方法により設立された,住宅,建設,不動産業界,自動車関連業界,組織開
発,人材育成等に関するコンサルティング事業を行う会社である。株式会社
日本エル・シー・エーは,その後株式会社L’ALBAホールディングス
と,さらに平成25年8月に株式会社エル・シー・エー・ホールディングス
へと商号変更をした(商号変更の前後を問わず,以下「エル社」とい
う。)。原告は,エル社の傘下である株式会社インタープライズ・ホールデ
ィングス(以下「IPH」という。)の子会社であり,エル社の孫会社であ
る。
被告Cは,平成2年1月にエル社に入社し,平成21年8月に同社取締役
,平成22年8月には同社代表取締役となった。被告Cは,平成21年8月
から平成25年1月までは原告の代表取締役でもあった。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)22625請求棄却
不正競争防止法および共有著作物の無断利用事件
被告ウシオ電機株式会社秋山健人 原告株式会社明日香特殊検査研究所
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不正競争防止法2条1項 民法415条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①被告による本件文書1(甲31の1~4),
同2(甲32の1~9)及び同3(甲36~38)の持ち出し及び使用行為が
債務不履行又は不正競争に当たると主張して,民法415条又は不正競争防止
法4条に基づく損害賠償金7100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日
である平成26年9月9日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払並びに本件文書1及び2の返還等を,②原告が本件文書3の所
有権を有すると主張して,所有権に基づき,本件文書3の返還及び本件文書3
を使用した薬品類の製造販売の禁止を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年8月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)19616一部認容
営業妨害予防等請求事件
被告三栄産業株式会社 原告株式会社三実通商
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民事訴訟法92条1項2号 民法415条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28365一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社サン・カツミ 原告株式会社ファッションヴィレッ
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[概要] 本件は,原告が,別紙被告商品目録記載3~11の各商品(以下,それぞ
れを同目録の番号により「被告商品3」などといい,これらを「被告各商
品」と総称する。)を販売した被告に対し,被告各商品は原告の販売する別
紙原告商品目録記載3~11の各商品(以下,それぞれを同目録の番号によ
り「原告商品3」などといい,これらを「原告各商品」と総称する。)の形
態を模倣した商品であり(各目録の同一番号の商品がそれぞれ対応する。以
下,対応する原告各商品と被告各商品を併せて「商品3」などということが
ある。),その販売は不正競争防止法(以下「法」という。)2条1項3号
所定の不正競争行為に当たると主張して,法4条に基づく損害賠償金137
8万4266円(法5条1項による損害1247万2060円,弁護士・弁
理士費用131万2206円)及びこれに対する不正競争行為の後の日であ
る平成27年5月27日(同月25日付け訴えの変更等の申出書の送達日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払並
びに法14条に基づく謝罪広告の掲載を求めた事案である。なお,別紙被告
商品目録記載1及び2の各商品に係る請求はいずれも取り下げられた。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年7月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10020控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社ハートウィング
X 被控訴人株式会社石井式国語教育研究会
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民法644条
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10015控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社ユアビジネス 被控訴人昭和飛行機工業株式会社
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不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法6項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,(1)主位的に,被控訴人が,詐欺により
控訴人の営業秘密である技術情報を取得し,これを第三者に開示して,控訴人
の営業上の利益を侵害した,仮に,上記技術情報が営業秘密に当たらないとし
ても,被控訴人が詐欺によりこれを取得することが不法行為を構成する旨主張
して,不正競争防止法4条又は民法709条に基づき,被控訴人が上記技術情
報により金型の制作費等の支出を免れたことにより受けた利益の額に相当する
損害金4000万円のうち3000万円及びこれに対する不法行為の後である
平成25年10月24日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求め,(2)予備的に,被控訴人が控訴人に
対し金型製作の発注をしないことが債務不履行を構成するとして,民法415
条に基づき,損害金4000万円及び控訴人が技術情報の開示のために支出し
た費用に相当する損害金402万円の合計4402万円のうち3000万円及
びこれに対する訴状の送達をもって支払を催告した日の翌日である平成25年
10月24日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年3月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10955一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告P1
P2
ら 原告株式会社成学社
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法4条
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[概要] 1 訴訟物
本件は,原告の経営する学習塾に勤務していた被告P1が,(被告P2と共同で,)
原告の教室の近隣で学習塾「Wゼミ」(以下「本件学習塾」という。)の営業を始め
たことについて,原告が,被告らに対し,次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33981一部認容
民事訴訟 不正競争
被告A 原告株式会社読売新聞東京本社
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著作権法15条1項 民法709条 著作権法112条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,プロ野球球団「読売ジャイアンツ」の終身名誉監督である
訴外長嶋茂雄氏(以下「長嶋氏」という。)が脳梗塞により倒れた平成16年
3月以降,原告の社内部署である運動部(以下「原告運動部」という。)が集
積していた長嶋氏関連の取材メモやインタビューに基づく著作物である原稿
(以下「長嶋氏関連原稿」という。)として,これを営業秘密として管理して
いたところ,原告の社員であった被告がこれを不正に取得し,当時被告の知人
女性であったB(その後被告と婚姻。旧姓「C」。以下「B」という。)に送
付して不正に開示した等と主張して,被告に対し,(1)著作権法に基づく差止等
請求として,別紙第一目録記載の各原稿に対応する原告保有に係る長嶋氏関連
原稿の一部(以下「本件各原稿」という。)は,職務著作として著作権法15
条1項により原告が著作権を有する著作物であるところ,被告は,本件各原稿
の複製物である別紙第一目録記載の各原稿を,平成22年12月11日から1
4日にかけて,元部下であったD(以下「D」という。)から電子メールに添
付する方法で送付を受けてそのままBに電子メールで転送し,その際,これを
複製して原告が有する著作権(複製権)を侵害したとして,著作権法112条
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10095一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社TOWA
X1
X2 被控訴人東和レジスター東関東販売株式会社
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法5条3項3号 不正競争防止法2条1項9号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,その販売製品の仕入先であった一審被告株式会社TB
グループ(以下「一審被告メックス」という。)の子会社である控訴人株式会
社TOWA(以下「控訴人TOWA」という。)に被控訴人の顧客に対する商
品の修理,交換等の顧客対応業務を移管した際,一審被告メックス,控訴人T
OWA,一審被告メックスの元取締役兼控訴人TOWAの代表取締役である控
訴人X1(以下「控訴人X1」という。)及び控訴人TOWAの取締役である
控訴人X2(以下「控訴人X2」という。)が共同して,①被控訴人の保有す
る,販売先の名称,連絡先,販売製品や販売時期等の情報から構成される顧客
情報(本件顧客情報)について,不正競争防止法2条1項4号ないし9号の不
正競争行為を行い,当該不正競争行為により被控訴人は少なくとも1億100
0万円(弁護士費用相当損害金1000万円を含む。)の損害を被った,②顧
客対応業務委託費用名下に被控訴人から金員を騙取し,当該不法行為により被
控訴人は1035万2200円(弁護士費用相当損害金94万円を含む。)の
損害を被ったと主張して,控訴人ら及び一審被告メックスに対し,不正競争防
止法4条又は民法709条に基づき,連帯して,損害金合計1億2035万2
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3119一部認容
損害賠償請求事件
被告日亜化学工業株式会社 原告株式会社立花エレテック
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,各種電気機械器具及び部品の製造並びに販売,半導体素材,半導体素子,
集積回路等の販売を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)21383一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告ワンブルー,エルエルシー 原告イメーション株式会社
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民法709条 民法1条3項 特許法2条3項1号 民事訴訟法3条の3
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特許権 | 187回 | ライセンス | 167回 | 差止 | 118回 | 実施 | 90回 |
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[概要] 1 事案の概要
被告はブルーレイディスク製品(以下「BD」という。)に関する標準必須
特許のパテントプールを管理・運営するアメリカ合衆国(以下「米国」とい
う。)法人であり(設立準拠法は,米国デラウェア州法である。),原告はBD
を販売する株式会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年1月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10095控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
株式会社宝島社
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法3条
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,被控訴人Yが著述し,被控訴人会社が発行する被控訴人書籍における表
示(「お腹が凹む! 巻くだけダイエット」との題号)又はその形態(折り畳んだバ
ンドを書籍に添付したもの)が,控訴人の著名な商品等表示(「巻くだけダイエット」
との表示及び折り畳んだバンドを書籍に添付した形態)を冒用するものであるとし
て,被控訴人らに対し,不正競争防止法3条(2条1項2号適用)に基づき,被控
訴人書籍の製造,販売又は販売のための展示の差止め及びその廃棄を求めるととも
に,不正競争防止法4条(5条1項適用)に基づき,損害賠償金386万1000
円及びこれに対する不法行為後の日である平成25年5月1日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年1月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5714請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社石井式国語教育研究会 原告株式会社ハートウィング
A
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民法644条
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[概要] 1 本件は,原告Aが,被告による虚偽内容の文書の送付によって同原告の名誉
が毀損されたと主張して,被告に対し,名誉毀損の不法行為に基づく損害賠償
金及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である平成25年
3月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求めるとともに,原告会社が,虚偽内容の文書を送付した被告の行為が名誉
毀損の不法行為又は不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項14
号の不正競争に当たり,また,文書送付によって原告会社の顧客を奪取した被
告の行為が不法行為に当たると主張して,被告に対し,不法行為又は不競法4
条に基づく損害賠償金及びこれに対する不法行為又は不正競争の後の日である
前同日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)23579請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社三高 原告日中国際貿易株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が輸入販売する別紙被告商品目録1ない
し3記載の商品(以下,それぞれ「被告商品1」ないし「被告商品3」とい
い,併せて「被告各商品」という。)が,原告の商品等表示として周知な別
紙原告商品目録1ないし3記載の商品(以下,それぞれ「原告商品1」ない
し「原告商品3」といい,併せて「原告各商品」という。)の形態と類似し,
誤認混同のおそれがあるとして,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号,3条1項に基づき,被告商品の輸入,譲渡等の差止め,同法
3条2項に基づき占有する被告各商品の廃棄,同法4条,5条2項に基づき
779万6250円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成25年
9月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年12月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)18199
発信者情報開示請求事件
被告さくらインターネット 原告株式会社エムロック
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不正競争防止法2条1項12号 不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法4条
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[概要] 本件は,インターネット上のウェブページにおける不正競争によって権利を
侵害されたとする原告が,不正競争防止法2条1項12号又は同項13号の不
正競争を行った者に対する損害賠償請求権等の行使のために,各ウェブページ
が蔵置されたレンタルサーバーを保有,管理する被告に対し,特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ
ロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,発信者情報(氏名又は名
称,住所及び電子メールアドレス)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)25367請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社宮入バルブ製作所徳永博久 原告甲晴まき雄太
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,被告は,原告から開示を受けた容器用弁(以下「バルブ」
という。)の設計図について,① そのバルブの形態を模倣したバルブを製造,
販売し,② 不正の利益を得る目的で,原告の営業秘密である上記設計図を使
用して,原告の営業上の利益を侵害したなどと主張して,被告に対し,不正競
争防止法2条1項3号又は7号,3条に基づき,バルブの製造,販売,無償配
布及び第三者への引渡しの差止め並びに廃棄を求めるとともに,①,②のほか,
③ そのバルブのデザインを盗用し,これらにより損害を受けたと主張して,
被告に対し,同法4条又は民法709条に基づき,被告が受けた利益の額に相
当する損害408万円と弁護士費用に相当する損害40万円合計448万円及
びこれに対する不正競争又は不法行為の後である訴状送達の日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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不正競争
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10024控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社ジェフグルメカード 被控訴人株式会社ぐるなび
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人発行の「ジェフグルメカード
全国共通お食事券」(以下「控訴人商品」という。)について,その商品等表示は
「ジェフグルメカード 全国共通お食事券」,「全国共通お食事券」又は「全国共
通お食事券 ジェフグルメカード」(以下,併せて「本件各商品等表示」という場
合がある。)であり,「ジェフグルメカード」のみならず,「全国共通お食事券」
もそれ自体で識別力を有する商品等表示であるから,被控訴人発行の「ぐるなびギ
フトカード 全国共通お食事券」(以下「被控訴人商品」という。)との間に混同
が生じており,被控訴人が不正競争防止法2条1項1号,2号又は13号所定の不
正競争行為を行っているなどと主張し,①同法4条又は不法行為に基づく損害賠償
請求として,1000万円(附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成25年
2月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払,②
同法3条1項又は企業の人格権としての営業権に基づく差止請求として,被控訴人
の営業について「全国共通お食事券」なる標章又は同表示を含む標章の使用等の禁
止を求める事案である。
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不正競争
平成26年10月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3058
請負代金請求事件
被告株式会社デジタルマックス 原告株式会社グリームデザイン
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法4条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が被告に対し,サイト構築作業の請負契約に基づく代金の支払
を求める事案であるが,被告は,請負契約の成立及び請負作業の完成の事実を
争い,仮に被告の支払義務が存するとしても,不正競争防止法違反に基づく損
害賠償請求権を自働債権として,対当額で相殺する旨の抗弁を主張している。
2 前提事実(掲記の証拠及び弁論の全趣旨により認められる。)
(1) 当事者等
原告は,ホームページ及びインターネットシステムの企画,研究,開発,
制作,デザイン及び保守管理業務等を目的とする株式会社である。
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不正競争
平成26年10月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)39771請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告A 原告ノグチメディカルリサーチ
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の周知な営業表示に類似する営業
表示を使用して原告の営業と混同を生じさせ,また,被告の上記営業表示の
使用が訴訟上の和解で定めた義務に違反すると主張して,不当利得返還請求
権又は債務不履行による損害賠償請求権に基づき,被告が受領した協賛金等
の額に相当する1800万円の損失又は損害及びこれに対する訴状送達の日
の翌日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
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不正競争
平成26年10月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11026
発信者情報開示等請求事件
被告さくらインターネット株式会社 原告株式会社PGSホーム
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項13号 民事訴訟法11条
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[概要] 本件は,原告が,別紙ウェブページ目録記載の閲覧用URLにより表示され
るウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)をトップページとする
ウェブサイト群(以下「本件サイト」という。)の記載により,不正競争防止
法2条1項14号若しくは13号の不正競争が行われ,又は原告の名誉権が侵
害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)に基づき,被告に対し,本
件ウェブページが蔵置されたサーバー領域(以下「本件サーバー」という。)
の契約者に係る別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案であ
る(なお,当庁は,民事訴訟法11条の規定により,本件につき管轄権を有す
る。)。
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不正競争
平成26年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)30904請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社クレテック
株式会社東洋総医研
一般社団法人全国整体療術師協会
A
B
C 原告有限会社東洋総医研
甲
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 本件は,(1)原告会社が,①被告会社に対し,不正競争防止法2条1項1号
及び3条,又は会社法8条若しくは商法12条に基づき,「東洋総医研」を含
む商号の使用の差止め,並びに「株式会社東洋総医研」との商号の抹消登記
手続を求める(前記第1の1(1)ア及びイ。以下「本件請求1(1)」という。)
とともに,②被告らそれぞれに対し,不正競争防止法2条1項4号及び3条
に基づき,本件名簿情報の使用及び開示の差止め,並びに本件名簿の廃棄を
求め(前記第1の1(2)ア及びイ。以下「本件請求1(2)」という。),③被
告らに対し,不正競争防止法2条1項1号及び4条,又は民法709条(一
般不法行為)に基づき,損害賠償金300万円及びこれに対する訴状送達の
日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を
求め(前記第1の1(3)。以下「本件請求1(3)」という。),(2)原告甲が,①
被告協会に対し,不正競争防止法2条1項1号及び3条,又は民法709条
(一般不法行為)に基づき,「全国整体療術師協会」を含む名称の使用の差止
め,並びに「一般社団法人全国整体療術師協会」との名称の抹消登記手続を
求めるとともに(前記第1の2(1)ア及びイ。以下「本件請求2(1)」という。),
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28860請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告Aⅱ
株式会社宝島社
ら 原告Aⅰ
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法5条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告Aⅱが著作し,被告会社が出版する別紙被告書籍目録
記載の書籍(以下「被告書籍」という。)の発行は,原告の著作した別紙原
告書籍目録1及び別紙原告書籍目録2記載の書籍(以下,それぞれ「原告書
籍1」,「原告書籍2」といい,合わせて「原告書籍」という。)の著名な
商品等表示を冒用するものであると主張して,被告らに対し,不正競争防止法
2条1項2号,3条に基づき,被告書籍の製造,販売及び販売のための展示の
差止め並びに廃棄を求めるとともに,不正競争防止法4条,5条1項に基づき,
損害賠償金386万1000円及びこれに対する不法行為日の後の日である平
成25年5月1日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金
の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10044控訴棄却
民事訴訟 不正競争
控訴人株式会社ピュアルネッサンス 被控訴人Y
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 本件は,美容サロンの経営,化粧品の販売等を業とする控訴人が,控訴人の
取締役の地位にあった被控訴人に対し,控訴人が被控訴人に開示した別紙営業
秘密目録記載の営業秘密(以下「本件営業秘密」という。)を被控訴人が不正
の利益を得る目的又は控訴人に損害を加える目的で使用し,又は開示するおそ
れがあると主張して,不正競争防止法2条1項7号,3条に基づき本件営業秘
密の使用又は開示の差止め及び物件の廃棄を求めるとともに,被控訴人が本件
営業秘密を持ち出した行為は控訴人と被控訴人の間の秘密保持契約にも違反
し,これにより控訴人は損害を被ったと主張して,同法4条又は債務不履行に
基づき1136万1000円の損害賠償及びこれに対する訴状送達の日の翌日
である平成25年2月6日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年8月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)7604一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ハッピーカンパニー 原告株式会社山二
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 民事訴訟法64条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 原告は,別紙2記載の被告の商品(商品名:ハッピー★ベアー,Happ
y★Bear,JANコード:4582302052773,色:①ピンク
・②ベージュ・③ブラウン。以下色により「被告商品①」などといい,①な
いし③を併せて「被告商品」という。)が,別紙1記載の原告の商品(商品
名:シュエッティーベア,Chouettie Bear:マネしておしゃ
べりぬいぐるみVer.5,JANコード4994793049468。以
下「原告商品」という。)の形態を模倣したものであり,その販売は不正競
争防止法2条1項3号の不正競争行為にあたるとして,被告に対し,同法3
条1項及び同2項に基づき被告商品の販売等差止め及び廃棄を求めるととも
に,同法5条2項に基づく損害賠償,弁護士費用及び遅延損害金の支払を求
めた。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年6月26日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10007控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件 (攪拌造粒装置)
控訴人株式会社パウレック 被控訴人亘立工業株式会社
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特許法102条1項 特許法104条の3 特許法69条1項 特許法101条1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「攪拌造粒装置」とする特許権を有する控訴人が,被
控訴人が,フロイント産業株式会社から委託を受け,業として別紙物件目録1
記載の攪拌造粒機又はその構成部品を製造,販売することが,上記特許権を侵
害するとともに,控訴人が作成した控訴人の攪拌造粒機に係る設計図面に係る
複製権又は翻案権を侵害し,さらに別紙物件目録1記載の攪拌造粒機には,控
訴人から被控訴人に示された上記設計図面中の営業秘密が,被控訴人からフロ
イント産業株式会社に不正に開示された上,使用されており,不正競争防止法
2条1項7号の不正競争行為に該当するとして,被控訴人に対し,上記特許権,
控訴人の攪拌造粒機に係る設計図面に係る著作権又は不正競争防止法3条に基
づき,別紙物件目録1記載の攪拌造粒機及びその構成部品のうち別紙物件目録
2記載の部品の製造,販売の差止め並びに廃棄を求めるとともに,上記特許権
若しくは控訴人の攪拌造粒機に係る設計図面に係る著作権侵害の不法行為,不
正競争防止法4条又は控訴人,被控訴人間の,平成16年7月1日付け取引基
本契約上の秘密保持義務違反に基づき,1000万円の損害賠償及びこれに対
する平成23年3月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年6月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)11958請求棄却
不正競争防止法等に基づく損害賠償請求事件
被告日東商事株式会社 原告株式会社シンシンブロック
株式会社林物産発明研究所
株式会社林物産井上拓
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不正競争防止法5条2項 民事訴訟法248条 不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法2条1項1号
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許諾 | 66回 | 商標権 | 45回 | 損害賠償 | 19回 | 実施 | 16回 |
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[概要] 本件は,原告らが,被告に対し,被告による別紙物件目録記載の雨水貯留
浸透槽用の部材(ただし,後記のとおり商品名の変更がある。以下,商品名
の変更の前後を通じ,「被告製品」という。)の製造販売に関して,不正競
争防止法2条1項1号,13号及び14号所定の不正競争行為(以下,それ
ぞれを単に「1号の不正競争行為」などという。),商標権侵害並びに不法
行為による損害金の一部(原告シンシンブロックは8000万円のうち60
0万円,原告発明研究所は985万円のうち300万円,原告林物産は10
00万円のうち100万円)及びこれらに対する不法行為の後の日(訴状送
達の日の翌日)である平成25年5月23日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である(各原告の請求につ
いては後述する。)。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年6月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10067控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人X1
メディアフォース株式会社
X2
Mediaforce株式会社小川憲久 被控訴人任天堂株式会社
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民法709条 民法719条
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侵害 | 42回 | 差止 | 29回 | 損害賠償 | 25回 | 無効 | 20回 |
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[概要] 1 本件は,① 携帯型ゲーム機で実行されるゲーム等のプログラムが記録され
た記録媒体を販売している被控訴人(原審原告)が控訴対象外の原審原告らととも
に,有限会社シーフォートジャパン(以下「シーフォート」という。),株式会社マ
ジカルカンパニー(以下「マジカル」という。)及び控訴人X1(以下「控訴人X1」
という。シーフォート,マジカル及び控訴人X1を併せて「シーフォートら」とい
うことがある。)が別紙物件目録記載1の各製品(以下「シーフォートマジコン」と
いう。)を,控訴人メディアフォース株式会社(以下「控訴人メディア」という。)
及び控訴人Mediaforce株式会社(以下「控訴人Media」という。)が
別紙物件目録記載2の各製品(以下「メディアマジコン」という。また,別紙物件
目録記載1及び2の各製品を併せて「本件DS用マジコン」という。)を,輸入・販
売等したところ,当該行為は不正競争防止法(以下「法」という。)2条1項10号
に掲げる不正競争に該当するとして,法3条に基づき,シーフォート,マジカル及
び控訴人X1に対してシーフォートマジコンの,控訴人メディア及び控訴人Med
iaに対しメディアマジコンの,譲渡,輸入等の差止め及び廃棄を求め,② 被控
訴人が,上記の者らは本件DS用マジコンを輸入・販売等したところ,当該行為は
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年6月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30183
発信者情報開示請求事件
被告さくらインターネット株式会社 原告株式会社エスプリライン
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[概要] 本件は,原告が,別紙ウェブページ目録記載1のURLにより表示されるウ
ェブページ(以下「本件サイト」という。)に掲載された同目録記載2のタイ
トル部分及び同目録記載3の説明部分の各表示(以下,これらを併せて「本件
表示」という。)は,原告と競争関係にある本件サイトの管理者が原告の営業
上の信用を害する虚偽の事実を記載したものであって,同表示の掲載は,不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項14号所定の不正競争に該当
するとともに,原告の名誉・信用等の社会的評価その他法律上保護されるべき
利益(以下「原告人格権」という。)を侵害するものに当たることが明らかで
あるから,上記管理者に対し侵害の予防請求権又は損害賠償請求権を行使する
ために上記管理者に係る発信者情報の開示を受ける正当な理由があると主張し
て,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告
に対し,別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年5月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10006控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社扶桑社
Y1
Y2
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民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人扶桑社の出版する原判決別紙書籍目録記載の書
籍(以下「本件書籍」という。)の表紙,帯及び本文には,その品質及び内容
について誤認させるような表示をした部分があるから,本件書籍の出版は不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項13号所定の不正競争及び平
成17年法律第87号による改正前の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関
する法律(以下「独禁法」という。)2条9項所定の不公正な取引方法(一般
指定8項のぎまん的顧客誘因)に該当し,被控訴人らによる共同不法行為を構
成すると主張し,被控訴人らに対し,不競法4条又は民法709条及び同法7
19条1項に基づき,逸失利益2593万5000円,慰謝料300万円及び
弁護士費用300万円の合計3193万5000円並びに各訴状送達の日の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)7563請求棄却
損害賠償請求事件
被告A 原告リーフラス株式会社
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法4条
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[概要] 本件は,子供向けスポーツスクールの運営受託等を目的とする株式会社であ
る原告が,原告の従業員(原告運営の「こころ剣道教室」と称する剣道教室
(以下「原告剣道教室」という。)で指導員をしていた。)であった被告に対
し,被告は,原告を退職した後,「あすなろ剣道教室」と称する剣道教室(以
下「被告剣道教室」という。)を開設したが,その際,原告から開示された営
業秘密である顧客情報を使用して原告剣道教室に在籍していた生徒を被告剣道
教室に勧誘したと主張した上,①被告の上記行為が不正競争防止法2条1項7
号に該当するとして,同法4条に基づく損害賠償金595万5000円(なお,
原告は,平成25年12月12日付け原告第2準備書面5頁において,その主
張に係る損害賠償金の額を556万0800円に改めたが,請求の減縮をして
いない。)の支払を求めるとともに,②被告の上記行為が違約罰を定めた原告
の就業規則(以下「原告就業規則」という。)49条6項に該当するとして,
違約金1112万1600円の支払を求め,さらに,③被告の上記行為と因果
関係のある原告の損害であるとして,弁護士費用170万7660円の支払を
求めた事案である(なお,原告は,附帯請求として,被告の上記勧誘行為の日
▶判決の詳細
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