権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成24年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10222審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告株式会社アドバンス
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商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,後記1の商標登録出願に対する後記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙
審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のと
おりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10125審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告大和建工材株式会社
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商標法4条1項6号 商標法15条の2 商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年7月16日,別紙記載1のとおりの構成からなり,第6類
「建築用又は構築用の金属製専用材料,金属製建具,金属製建造物組立てセット」,
第19類「セメント及びその製品,木材,石材,建築用ガラス」及び第21類「清
掃用具及び洗濯用具」を指定商品とする商標(以下「本願商標」という。)を登録
出願したが,平成23年4月11日,拒絶査定を受け,同年5月13日,これに対
する不服の審判(不服2011-10066号事件)の請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10120審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社松井建設
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成20年2月25日,「富士山世界文化遺産センター」の文字を標準
文字で表してなり,第36類「建物の管理,建物の貸借の代理又は媒介,建物の貸
与,建物の売買,建物の売買の代理又は媒介,建物又は土地の鑑定評価,土地の管
理,土地の貸借の代理又は媒介,土地の貸与,土地の売買,土地の売買の代理又は
媒介,建物又は土地の情報の提供」を指定役務とする商標(以下「本願商標」とい
う。)を登録出願したが,平成23年1月20日,拒絶査定を受け,同年4月25
日,これに対する不服の審判(不服2011-8833号事件)の請求をした。
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商標権
平成24年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10359審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告アーオーテクノロジー
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商標法3条1項5号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成21年5月9日,別紙商標目録記載(1)のとおり,「AO」の文字を
標準文字で表してなる商標(以下「本願商標」という。)について,商標登録出願(商
願2009―34392号)をし,平成22年1月18日提出の手続補正書により,
指定商品及び指定役務を同目録記載(2)のとおり補正したが,平成22年5月12日
付けで拒絶査定を受け,同年8月16日,同査定に対する不服の審判(不服201
0-18390号)を請求した。
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商標権
平成24年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ビルドランド 原告株式会社デーロス
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
被告は,「靱性モルタルTYPE-1」の文字を標準文字で表してなる登録第53
32443号商標(以下「本件商標」という。平成20年5月19日登録出願,平
成22年6月4日に登録査定,同月25日に設定登録。指定商品は,第19類「ポ
リマーセメントモルタル,ポリマーコンクリート,強化繊維入りポリマーセメント
モルタル,強化繊維入りポリマーコンクリート」。)の商標権者である。
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商標権
平成24年10月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)26696
ロイヤルティ等請求事件
被告株式会社サンクス・ライフパートナー 原告株式会社エイブル
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不正競争防止法2条1項1号 商標法36条1項 商標法37条1号
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[概要] 1 請求原因
(1) 当事者
ア 原告は,主に不動産賃貸借仲介及び不動産管理を目的とする株式会社で
ある。
イ 被告は,主に不動産の売買,賃貸,管理,仲介等を目的とする株式会社
である。被告の旧商号は有限会社住マイルホームであり,平成21年1月
20日に株式会社住マイルホームに,平成23年1月9日に現商号に商号
変更されている。
(2) 本件加盟契約の締結等
ア 原告は,平成21年2月1日,被告との間で,福島県郡山市<以下略>
所在,エイブルネットワーク郡山中央店に関する「エイブルネットワーク
加盟契約」(以下「本件加盟契約①」という。)を締結した。
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商標権
平成24年10月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10197審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官渡邉健司 原告X
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法5条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,後記1の商標登録出願に対する後記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のとお
りの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)43006一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社PLATFORM 原告株式会社チェルシー
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民法419条
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商標権 | 99回 | 許諾 | 61回 | ライセンス | 49回 | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①原告,被告及び株式会社エムズリーグ(以
下「エムズリーグ」という。)の3者間で締結した原告及びエムズリーグが共
有する別紙商標権目録1ないし5記載の各商標権(以下,別紙商標権目録1記
載の商標権を「本件商標権1」,その登録商標を「本件登録商標1」といい,
同目録2ないし7記載の各商標権及びその登録商標についてもこれに準じて
表記する。)の独占的使用権を被告に許諾する旨のライセンス契約に基づく未
払ライセンス料(ロイヤルティ)及び上記ライセンス契約の債務不履行に基づ
く弁護士費用相当額の損害賠償として合計369万6816円及び遅延損害
金の支払を求めるとともに,②原告及びエムズリーグの共有に属する本件商標
権6及び7について,被告に原告の共有持分権を譲渡した事実がないのに,被
告名義の不実の商標権移転登録(別紙登録目録記載の登録。以下「本件移転登
録」という。)がされている旨主張して,上記共有持分権に基づき,本件移転
登録の抹消登録手続を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社明治
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商標法2条3項8号 商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,第30類「学校給食用の菓子及びパン」を指定商品とし,別紙「本件商
標」記載の構成(赤色の山型の冠状の図形の下に,青色の「Meiji」(「M」
の文字部分は二つの楕円形をハート形に重ねた形状に図案化されたもの)の文字を
配してなる登録第5081512号商標(平成18年5月25日登録出願,平成1
9年10月5日設定登録。以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10002審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告川崎重工業株式会社
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商標法3条1項3号 商標法3条1項4号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年7月13日,別紙「本願商標」のとおりの構成からなり,第
25類「被服,ベルト,帽子,手袋,ネクタイ,エプロン,リストバンド」を指定
商品とする商標(以下「本願商標」という。)を登録出願し,平成22年1月27
日付け手続補正書により,指定商品について,第25類「被服,ベルト,帽子,手
袋,ネクタイ,エプロン」と補正したが,同年6月25日,拒絶査定を受けたので,
同年9月27日,これに対する不服の審判(不服2010-21611号事件)を
請求した。特許庁は,平成23年11月15日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決をし,その謄本は,同年12月2日,原告に送達された。
2 審決の理由
別紙審決書写しのとおりである。要するに,①本願商標は,神奈川県川崎市で製
造,販売された商品の産地,販売地を普通に用いられる方法で表示する標章のみか
らなる商標であり,商標法3条1項3号に該当する,②本願商標を構成する「Ka
wasaki」の文字は,ありふれた氏である「川崎」を欧文字で表記したものと
いうべき商標であるから,ありふれた氏を普通に用いられる方法で表示する標章の
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10103審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告アイリスオーヤマ株式会社 原告X
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商標法2条3項2号 商標法54条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告の後記1の本件商標に係る商標登録の取消しを求める原告
の後記2の本件審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のとお
りの取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10102審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告アイリスオーヤマ株式会社 原告X
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商標法2条3項2号 商標法54条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告の後記1の本件商標に係る商標登録の取消しを求める原告
の後記2の本件審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のとお
りの取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)38884
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社プリムローズ 原告有限会社キャッツメイク
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商標法32条1項 商標法36条1項 商標法4条1項10号 商標法2条3項8号
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商標権 | 32回 | ライセンス | 12回 | 差止 | 11回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が有する商標権を侵害している旨主張し
て,①商標法36条1項に基づく差止請求として,別紙被告店舗目録記載の各
店舗(以下,併せて「被告4店舗」という。)の看板等,被告運営のウェブサ
イト,インターネット上のウェブ広告,パンフレット,チラシなどの広告物及
び取引書類につき別紙被告標章目録記載の各標章(以下,併せて「被告標章」
といい,個別に同目録記載の番号に従って「被告標章1」などという。)の使
用禁止,②同法2条に基づく廃棄請求として,被告4店舗の看板等,被告運営
のウェブサイト,インターネット上のウェブ広告から被告標章の抹消と被告標
章を付したパンフレット,チラシなどの広告物及び取引書類の廃棄を求めると
ともに,③不法行為に基づく損害賠償請求として,弁護士費用相当額50万円
(附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成23年12月17日から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)23260請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社ピート渡邊望美 原告株式会社ブランク藤井圭子
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法3条1項6号
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[概要] 本件は,別紙2原告商標目録記載の登録商標の商標権を有する原告が,被告
が指定商品に含まれるシャツに別紙1被告標章目録記載の標章を付する行為が
原告の商標権を侵害すると主張して,被告に対し,商標法36条1項に基づき,
シャツに上記標章を付することや上記標章を付したシャツの譲渡,引渡し等を
することの差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,上記シャツの廃棄を
求め,さらに,民法709条に基づき,損害金186万7320円及びこれに
対する訴状送達の日の翌日である平成23年7月28日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10173審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告東洋エンタープライズ株式会社 原告株式会社インディアン
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特許法167条 商標法4条1項7号
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審決 | 20回 | 無効 | 15回 | 無効審判 | 5回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 本件は,原告による商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10386請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官酒井福造 原告X藤木博
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商標法4条1項7号 商標法4条1項6号
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[概要] 本件は,登録異議の申立てに基づいて原告の商標の登録を取り消した決定の取消
訴訟である。争点は,原告の商標の登録が公序良俗に反するか否か(商標法4条1
項7号)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29563一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社銀座マギー 原告株式会社フレーバ
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商標法38条2項 商標法37条1号 商標法38条1項 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,別紙商品目録1及び2記載の各婦人用被服(以
下「被告各商品」と総称する。)を製造及び販売した被告の行為が,後記2(2)
記載の原告の商標権(以下「本件商標権」といい,その登録商標を「本件登録
商標」という。)を侵害するとともに,別紙デザイン目録記載の各デザイン(以
下「本件各デザイン」と総称し,同目録記載の各デザインを「本件デザイン1
-1」,「本件デザイン1-2」などという。)についての原告の著作権(複
製権及び譲渡権)を侵害する旨主張して,商標権侵害の不法行為又は著作権侵
害の不法行為に基づく損害賠償請求(選択的請求)として2400万円及び遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6732請求棄却
損害賠償請求事件
被告クラフトジャパン株式会社
A 原告株式会社テレビショッピング研究所
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商標法38条1項 商標法37条1号
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[概要] 本件は,登録商標の専用使用権者である原告が,被告クラフトジャパン株式
会社(以下「被告会社」という。)が当該登録商標に類似する標章を付した商
品を販売した行為が原告の専用使用権の侵害行為に当たり,被告会社の代表取
締役である被告Aがその職務を行うについて悪意又は重大な過失があった旨
主張し,被告会社に対し,専用使用権侵害の不法行為に基づく損害賠償の支払
を求めるとともに,被告Aに対し,会社法429条1項,430条に基づき,
被告会社と連帯して損害賠償の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)5946一部認容
損害賠償請求事件
被告A 原告株式会社エムヴィーアール
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商標法36条1項 商標法38条3項 商標法39条 商標法2条3項8号
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[概要] 本件は,後記第3の1(2)の登録商標の商標権者である原告が,別紙被告標
章目録1ないし3記載の各標章(以下「被告各標章」と総称し,同目録1記載
の標章を「被告標章1」,同目録2記載の標章を「被告標章2」,同目録3記
載の標章を「被告標章3」という。)は,原告の登録商標に類似する商標であ
って,被告がその経営する足裏マッサージを施術するマッサージ店の広告に被
告各標章を使用する行為が原告の商標権の侵害に当たる旨主張して,被告に対
し,商標法36条1項及び2項に基づき,被告の広告に被告各標章を付して展
示すること等の差止め及び被告各標章を付したチラシ等の廃棄を求めるとと
もに,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10055請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社ハーベイ・ボール・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年11月2日,別紙1記載の登録商標(以下「本件登録商標」
という。)について商標登録出願をし,指定商品を別紙1記載のとおりとして,平
成23年2月4日に登録査定を受け,同年3月18日に設定登録(登録第5398
580号。以下「本件商標登録」という。)を受けた商標権者である(甲1)。
同年6月20日,本件登録商標は,その指定商品中,第24類「敷布,布製身の
回り品,布団,布団カバー,まくらカバー,毛布」及び第25類「被服,仮装用衣
服」について,商標法4条1項11号に該当するとして,異議(2011-900
219号事件)の申立てがなされ(甲80),特許庁は,平成24年1月16日,
「登録第5398580号商標の指定商品中,第24類『敷布,布製身の回り品,
布団,布団カバー,まくらカバー,毛布』及び第25類『被服,仮装用衣服』につ
いての商標登録を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その
謄本は,同月26日,原告に送達された(乙1)。
2 本件決定の理由
本件決定の理由は,別紙決定書写しのとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10054請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社ハーベイ・ボール・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年11月2日,別紙1記載の登録商標(以下「本件登録商標」
という。)について商標登録出願をし,指定商品を別紙1記載のとおりとして,平
成23年2月4日に登録査定を受け,同年3月18日に設定登録(登録第5398
579号。以下「本件商標登録」という。)を受けた商標権者である(甲1)。
同年6月20日,本件登録商標は,その指定商品中,第24類「敷布,布製身の
回り品,布団,布団カバー,まくらカバー,毛布」及び第25類「被服,仮装用衣
服」について,商標法4条1項11号に該当するとして,異議(2011-900
218号事件)の申立てがされ(甲80),特許庁は,平成24年1月16日,
「登録第5398579号商標の指定商品中,第24類『敷布,布製身の回り品,
布団,布団カバー,まくらカバー,毛布』及び第25類『被服,仮装用衣服』につ
いての商標登録を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その
謄本は,同月26日,原告に送達された(乙1)。
2 本件決定の理由
本件決定の理由は,別紙決定書写しのとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10404審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告サンエムズ株式会社 原告スリーエムカンパニー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙登録商標目録記載の登録商標(以下「本件商標」という。)につき,
平成19年11月16日に登録出願(以下「本件出願」という。)をし,平成20
年5月15日に第40類「布地・被服又は毛皮の加工処理(乾燥処理を含む。),
裁縫,ししゅう,木材の加工,竹・木皮・とう・つる・その他の植物性基礎材料の
加工(食物原材料の加工を除く。),食料品の加工,廃棄物の再生,印刷」を指定
役務(以下「本件指定役務」という。)として登録査定を受け,同年6月20日に
設定登録(登録第5142201号。以下「本件商標登録」という。)を受けてい
る商標権者である(甲1,乙1の1)。
原告は,平成23年1月4日,本件商標登録の無効審判(無効2011-890
002号事件)を請求し,特許庁は,同年7月28日,「本件審判の請求は,成り
立たない。」との審決をし,その謄本は,同年8月5日,原告に送達された(乙1
の2)。
2 審決の理由
審決の理由は別紙審決書写しに記載のとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10403審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告サンエムズ株式会社 原告スリーエムカンパニー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙登録商標目録記載の登録商標(以下「本件商標」という。)につき,
平成19年11月16日に登録出願(以下「本件出願」という。)をし,平成20
年1月9日に第40類「布地・被服又は毛皮の加工処理(乾燥処理を含む。),裁
縫,ししゅう,木材の加工,竹・木皮・とう・つる・その他の植物性基礎材料の加
工(食物原材料の加工を除く。),食料品の加工,廃棄物の再生,印刷」を指定役
務(以下「本件指定役務」という。)として登録査定を受け,同年2月1日に設定
登録(登録第5109203号。以下「本件商標登録」という。)を受けた(甲1,
乙1の1)。
原告は,平成23年1月4日,本件商標登録の無効審判(無効2011-890
001号事件)を請求し,特許庁は,同年7月28日,「本件審判の請求は,成り
立たない。」との審決をし,その謄本は,同年8月5日,原告に送達された(乙1
の3)。
2 審決の理由
審決の理由は別紙審決書写しに記載のとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10080審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社ミック 原告株式会社チーナ・ジャパン松本一騎
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商標法50条 商標法2条3項8号
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[概要] 本件は,原告が,下記1の原告の本件商標に係る登録商標に対する不使用を理由
とする当該登録の取消しを求める被告の下記2の本件審判請求について,特許庁が
同請求を認めた別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)
には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10375審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告アディダスインターナショナル
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成18年3月28日に登録出願した商願2006-27278号を原
出願とする分割出願として,平成22年2月25日,「POWERWEB」の文字
を標準文字で表して成る商標(以下「本願商標」という。)について,第25類
「運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として,登録出願(商願2010-
14036号)をしたが,同年7月22日付けで拒絶査定通知を受け,同年10月
26日,同査定に対する不服の審判(不服2010-24071号事件)を請求し
た。
特許庁は,平成23年7月4日,「本件審判請求は,成り立たない。」との審決
をし,その謄本は,同月19日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は別紙審決書写しのとおりであり,その要旨は次のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10436審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告ワーナーケミカル株式会社 原告フーゴ・ボス・トレード・マ・エム・ベー・ハー・ウント
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商標法4条1項11号 商標法4条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
①本件商標と引用商標の類否(商標法4条1項11号),②本件商標がドイツ大手
アパレルメーカーである「フーゴ・ボス・アクチエンゲゼルシャフト」(フーゴ・
ボスAG)の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれの有無(同項15号)
のほか,同項8号,19号の該当性である。(以下,「8号」,「11号」,「1
5号」,「19号」というときは商標法4条1項における号を指す。)
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商標権
平成24年7月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)13516一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社ファランクス 原告有限会社サムライ
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民事訴訟法143条4項 特許法104条の3 民事訴訟法157条1項 民法709条
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[概要] 1 前提事実(証拠の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,衣料品,服飾雑貨,皮革製品,一般日用品雑貨の企画,立案,制
作,販売,輸出入等を目的とする会社である。
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商標権
平成24年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10373審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社レベルファイブ
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商標法4条1項11号 商標法27条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年8月31日,「FANTASY LIFE」の文字を標準文
字で表してなり,別紙1記載の商品及び役務を指定商品及び指定役務とする商標
(以下「本願商標」という。)を登録出願したが,平成22年8月27日,拒絶査
定を受け,同年12月3日,これに対する不服の審判(不服2010-27306
号事件)の請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10372審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社レベルファイブ
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商標法4条1項11号 商標法27条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年8月31日,「ファンタジーライフ」の文字を標準文字で表
してなり,別紙1記載の商品及び役務を指定商品及び指定役務とする商標(以下
「本願商標」という。)を登録出願したが,平成22年8月27日,拒絶査定を受
け,同年12月3日,これに対する不服の審判(不服2010-27305号事
件)の請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)37057
発信者情報開示請求事件
被告株式会社paperboy&co.糸井千晴 原告プラス株式会社
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商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,原告が,被告のレンタルサーバに記録されたウェブページによって
権利を侵害されたと主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項に基づき,被告のレンタルサーバに上記ウェブページ
の情報を記録した者について,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案
である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10400審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社スター精機 原告エドガーライスバローズ
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商標法4条1項7号
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商標権 | 22回 | 審決 | 20回 | 許諾 | 17回 | ライセンス | 15回 |
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
本件商標について公序良俗を害するおそれの有無(商標法4条1項7号),である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10399審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社スター精機 原告エドガーライスバローズ
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商標法4条1項7号
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商標権 | 22回 | 審決 | 20回 | 許諾 | 17回 | ライセンス | 15回 |
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
本件商標について公序良俗を害するおそれの有無(商標法4条1項7号),である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本電信電話株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
補助参加人株式会社 原告X八木澤史彦
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商標法2条3項8号 商標法50条 商標法32条 商標法53条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告の下記1の本件商標に係る商標登録の取消しを求める原告
の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審決
書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおり
の取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10441審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本電信電話株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
補助参加人株式会社 原告X八木澤史彦
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商標法2条3項8号 商標法50条 商標法32条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告の下記1の本件商標に係る商標登録の取消しを求める原告
の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審決
書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおり
の取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10328審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官芦葉松美 原告興和株式会社荒川桂子
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録の拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10013審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社東洋システム尾崎隆弘 原告富士重工業株式会社梅野晴一郎
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号
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[概要] 本件は,原告が,下記1の本件商標に対する下記2のとおりの手続において,被
告の商標登録を無効にすることを求める原告の審判請求について,特許庁が同請求
は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3の
とおり)には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年6月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10011等審決取消訴訟
審決取消請求事件
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商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,被告からの請求に基づき,原告の商標登録を一部商品につき取り消した
審決(2件)の取消訴訟である。争点は,商標の使用の事実の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10019審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社ダイナック
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商標法3条1項 商標法4条1項7号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙1商標目録記載1の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者で
ある。原告は,平成23年5月17日付けで,特許庁に対し,本件商標登録の無効
審判(無効2011-890034号事件)を請求した。特許庁は,平成23年1
2月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同月
22日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
3条1項柱書,4条1項7号,10号,19号に違反して登録されたものではなく,
同法46条1項1号により,無効とすることはできない,というものである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10348審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告レリジャステクノロジーセンター
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商標法2条3項3号 商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,第41類「哲学の教授その他の技芸・スポーツ又は知識の教授」を指定
役務とする「The BRIDGE」の欧文字を横書きした商標(登録第3003
547号,平成4年8月4日登録出願,平成6年8月31日設定登録,平成16年
6月29日存続期間の更新登録。以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10426審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社リバティーウォーク 原告オートモビリ・ランボルギーニ・ソチエ
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,別紙商標目録1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者であ
る。原告は,平成22年10月28日付けで,特許庁に対し,本件商標登録の無効
審判(無効2010-890092号事件)を請求した。特許庁は,平成23年8
月24日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同年9
月1日に原告に送達された(甲1,51)。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号,10号,15号,19号に違反して登録されたものではなく,同法
46条1項1号により,無効とすることはできない,というものである。
▶判決の詳細
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