権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (免疫原性組成物を安定化させ,沈殿を阻害する新規製剤)
原告メルク・シャープ・アンド・ドーム・コーポレーション 被告ワイス・エルエルシー
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「免疫原性組成物を安定化させ,沈殿を阻害する新
規製剤」とする特許第6192115号(以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル)
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法134条 特許法128条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,発明の名称を「通信ネットワークシステムにおけるコント
ロールチャネル」とする発明について,平成20年5月6日(優先日平成1
9年5月7日,優先権主張国欧州特許庁)を国際出願日とする特許出願(特5
願2010-506918号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年
9月7日,特許権の設定登録(特許第5081296号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。10
(3) 被告は,平成29年2月3日,本件特許について特許無効審判(無効20
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法126条5項 特許法123条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,平成20年5月6日に出願(特願2010-506918
号。優先日平成19年5月7日。優先権主張国欧州特許庁)した発明の一部
を分割して,「通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル」と5
する発明について,平成24年8月31日を国際出願日とする特許出願(特
願2012-192230号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年
9月6日,特許権の設定登録(特許第5355765号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登10
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8708請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告P1 被告石橋産業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 特許法70条1項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,被包型側溝に関する特許権を有していた原告が,被告に対し,被告が別
添各被告製品目録記載の側溝本体及び側溝蓋を製造・販売等することは,原告の特
許権を侵害するものであったこと,及び不正競争防止法2条1項1号所定の混同惹
起行為にあたることを主張して,①不正競争防止法3条に基づく製造等の差止め及5
び型枠の廃棄並びに謝罪広告の掲載,②特許法102条2項又は不正競争防止法4
条に基づく損害賠償として7897万5000円及びこれに対する本訴状送達の日
(平成30年12月12日)の翌日から支払済みまで年5%の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5059請求棄却
損害賠償等請求
原告P1 被告三菱電機株式会社
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特許法35条3項 特許法123条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が,被告の有する特許権に係る特許発明に関し,原告が被告在
職中にその発明者の1人として発明したものであるにもかかわらず,被告が当該発
明に係る特許を受ける権利の承継を原告から受けないまま,原告を発明者として記20
載せずに出願(以下「本件出願」という。)したため,職務発明について被告に特
許を受ける権利を取得させたことにより原告が受けるべき利益に相当する額の損害
及び発明者名誉権侵害による精神的損害を被ったとして,被告に対し,不法行為に
基づき,1000万円の損害賠償(一部請求)及びこれに対する不法行為の日(本
件出願の日)である平成24年3月9日から支払済みまで民法(平成29年法律第25
44号による改正前のもの)所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10030審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (排水栓装置)
原告株式会社日本アルファ 被告丸一株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ア 原告は,平成22年5月18日,発明の名称を「排水栓装置」とする発
明について特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成28年7月2
9日,特許権の設定登録(特許第5975433号。請求項の数1。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲19,23)。
イ 被告は,平成28年11月28日,本件特許について特許無効審判(無
効2016-800131号事件。以下「別件無効審判」という。)を請求
した(甲23)。
原告は,平成29年2月9日付けで特許請求の範囲及び明細書について
訂正請求(以下「本件訂正」という。甲22)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行ウ)66請求棄却
手続却下処分取消等請求事件 (移動体のネットワークとインターフェースするためのシステムおよび方法)
原告ヴェニアム,インク. 被告国
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[概要] 1 本件は,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約(以
下「特許協力条約」という。)に基づき国際特許出願(以下「本件国際特許出願」25
という。)をした原告が,特許法(以下「法」という。)184条の4第1項が
定める優先日から2年6月の国内書面提出期間内に同条第3項所定の明細書及
び請求の範囲の翻訳文(以下「明細書等翻訳文」という。)を提出することがで
きなかったことについて,同条4項の正当な理由(以下,単に「正当な理由」と
いう。)があるとして国内書面に添付して明細書等翻訳文を特許庁長官に提出し
たにもかかわらず特許庁長官がこの国内書面に係る手続を却下した処分は違法5
であると主張して,同却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新改型超伝導電磁エンジン)
原告X 被告特許庁長官
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特許法17条の2
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審決 | 21回 | 実施 | 18回 | 無効 | 9回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月20日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10068控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
被控訴人Y
石福ジュエリーパーツ株式会社(以下「被控訴人石福ジュエ
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特許法100条1項
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損害賠償 | 15回 | 特許権 | 14回 | 侵害 | 10回 | 実施 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権(特許第4
044598号。本件特許権)を有する控訴人会社及び控訴人会社からその専用実
施権の設定を受けた控訴人Xが,被控訴人Yが製造,販売し,被控訴人石福ジュエ
リーが販売する原判決別紙1物件目録記載の商品名の製品(被告製品)が,本件特
許権に係る特許発明の技術的範囲に属するなどと主張して,(1)被控訴人Yに対し
ては,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品の製造,販売及び販売の申出
の差止め並びに被告製品,半製品及び製造設備の廃棄を求めるとともに,本件特許
権又は上記専用実施権の侵害に係る不法行為に基づく損害賠償として,控訴人会社
につき平成28年11月8日から令和元年7月7日までの間の損害額1億2719
万0400円,控訴人Xにつき同月8日から同年11月7日までの間の損害額15
89万8800円及びこれらに対する不法行為の後の日である令和元年12月14
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44条による
改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金の各支払を求め,(2)被控訴
人石福ジュエリーに対して,不当利得返還請求として,控訴人会社につき平成23
年2月からの33か月と平成28年10月の1か月の合計34か月間の本件特許権
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行コ)10005控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件 (IL-21に特異的な結合性分子およびそ15の使用)
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特許法184条の4 特許法112条
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[概要] 1 控訴人は,平成27年4月7日,「千九百七十年六月十九日にワシントンで
作成された特許協力条約」(以下「特許協力条約」という。)に基づき,平成
26年4月8日に米国特許商標庁に対してした米国特許出願を優先権の基礎と
なる出願とし,同庁を受理官庁として,外国語(英語)で国際特許出願(本件10
国際出願)をしたが,特許法184条の4第1項本文所定の国内書面提出期間
内に,特許協力条約3条(2)に規定する明細書及び請求の範囲等の翻訳文(明細
書等翻訳文)を特許庁長官に提出せず,同条3項により本件国際出願は取り下
げられたものとみなされた後,特許庁長官に対し,本件国際出願について,国
内書面及び明細書等翻訳文を提出するとともに,国内書面提出期間内に明細書15
等翻訳文を提出することができなかったことについて正当な理由(同条4項)
があることを記載した回復理由書を提出したものの,特許庁長官は,平成30
年3月28日付けで,法18条の2第1項の規定に基づき,上記国内書面に係
る手続を却下する旨の処分(本件却下処分)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10159審決取消訴訟
審決取消請求事件 (X線透視撮影装置)
原告株式会社島津製作所 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 33回 | 審決 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,発明の名称を「X線透視撮影装置」とする発明について,平成225
6年10月29日に特許出願(特願2014-220371。以下「本願」
という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10049控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (立坑構築機)
被控訴人株式会社スミテックエンジニアリング
大善建設株式会社
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特許法104条の3 特許法29条2項 特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] に同じ。)15
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10041控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (座席管理システム)
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特許法70条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「座席管理システム」とする特許(本件特許)の特許
権者である控訴人において,被控訴人が運営等を行う東海道新幹線で使用され
ている車内改札システム(被告システム)は本件特許権を侵害するものであり,25
これにより控訴人に実施料相当額の損害が生じた旨主張して,本件特許権侵害
の不法行為による損害賠償請求権に基づく一部請求として,10万円及びこれ
に対する平成30年10月25日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10032
特許取消決定取消請求事件 (撮像装置)
原告株式会社リコー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,平成19年10月27日を出願日とする特許出願(特願2007
-279727号。優先権主張番号特願2007-243138号。優先権25
主張日平成19年9月19日(以下「本件優先日」という。))の一部を,平
成24年7月17日を出願日とする特許出願(特願2012-158646
号),同年11月16日を出願日とする特許出願(特願2012-25274
9号),平成25年11月20日を出願日とする特許出願(特願2013-2
39614号)の各分割を経て,平成28年1月4日,発明の名称を「撮像
装置」とする発明について特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成5
29年8月18日,特許権の設定登録を受けた(特許第6191928号。
請求項の数7。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 本件特許について,平成30年3月5日,キャノン株式会社から特許異議
の申立て(異議2018-700196号事件)がされた。
原告は,平成30年5月25日付けで取消理由通知を受けたため,同年710
月27日付けで,請求項1ないし7を一群の請求項として,特許請求の範囲
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10043審決取消訴訟
審決取消請求事件 (架橋アクリル系樹脂粒子及びその製造方法,樹脂組成物並びに包装物品)
原告積水化成品工業株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを一部認容した決定に対する取消訴訟である。争点は,
進歩性欠如の判断の違法性の有無(相違点に係る容易想到性の判断の当否)である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (体液用センサーアッセンブリ)
原告ラジオメーターメディカルアーペーエス 被告シーメンスヘルスケアダイアグノスティックスインコーポレーテッド
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[概要] 本件は,特許無効審判請求による無効審決の一部の取消訴訟である。争点は,進
歩性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (組織の通過を容易にし保持強度を高める凹凸とげを有するとげ付き縫合糸)
原告エシコンエルエルシー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 50回 | 審決 | 32回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,発明の名称を「組織の通過を容易にし保持強度を高める凹凸とげ
を有するとげ付き縫合糸」とする発明について,2013年(平成25年)
9月16日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2012年(平成24年)5
9月17日,アメリカ合衆国)に国際特許出願(日本国における出願番号は
特願2015-532118号。請求項の数20。以下「本願」という。)を
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (下肢関節手術用牽引手術台,接続マットユニット及び下肢関節手術用牽引手術台設置・収納システ5ム)
原告メダクタ・インターナショナル・ソシエテ・アノニム 被告サージカルアライアンス株式会社
国立大学法人千葉大学
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特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法156条3項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法159条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年11月25日,発明の名称を「遊技機」とする発明に
ついて,特許出願(特願2016-228517号。以下「本願」という。
甲3)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10035審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条
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実施 | 74回 | 審決 | 44回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年7月6日,発明の名称を「遊技機」とする発明につい
て,特許出願(特願2016-133838号。以下「本願」という。甲6)
をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10037審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法159条
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実施 | 58回 | 審決 | 35回 | 新規性 | 14回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年7月24日に出願した特許出願(特願2014-15
0521号)の一部を分割して,平成28年2月2日,発明の名称を「遊技
機」とする発明について,新たな特許出願(特願2016-18140号。
以下「本願」という。甲2)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (止痒剤)
原告沢井製薬株式会社 被告東レ株式会社
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特許法123条1項2号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3273請求棄却
差止請求権不存在確認請求事件
原告株式会社しちだ・教育研究所 被告株式会社キャニオン・マインド
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特許法101条1号 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,原告の製造販売する別紙物件目録記載の製品(以下「原告
製品」という。)は被告の有する特許権に係る特許発明の技術的範囲に属しないと
して,被告に対し,被告が原告に対し本件特許権に基づく原告製品の生産等の差止5
請求権(特許法100条1項)を有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10063審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (止痒剤)
原告東レ株式会社 被告特許庁長官
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特許法67条の3 特許法67条2項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,存続期間延長登録の出願に対する拒絶査定に係る不服審判請求について,
特許庁がした請求不成立審決の取消訴訟である。争点は,存続期間延長登録の出願
が,平成28年法律第108号による改正前の特許法(以下「旧特許法」という。)
67条の3第1項1号に該当する否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プログラム,情報処理装置及び情報処理方法)
原告株式会社ヴァイタス 被告株式会社レイズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「プログラム,情報処理装置及び情報処理方法」と
する発明に係る特許(特許第6309504号。請求項の数7。以下「本件5
特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム)
原告株式会社ヴァイタス 被告株式会社レイズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ
ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム」とする発明に係る特許5
(特許第6407464号。請求項の数10。以下「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (路面切削用の自走式道路切削機,特に大型切削機,および路面切削の方法)
原告ヴィルトゲンゲゼルシャフトミットベシュレンクテ 被告範多機械株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年3月8日(優先日平成24年3月8日(以下「本件優
先日」という。),優先権主張国ドイツ)を国際出願日とする特許出願(特願
2013-46747号)の一部を分割して,平成26年8月1日,発明の10
名称を「路面切削用の自走式道路切削機,特に大型切削機,および路面切削
の方法」とする発明について新たな特許出願(特願2014-157748
号)をし,平成28年11月11日,特許権の設定登録(特許第60388
46号。請求項の数14。)を受けた。(甲17)
(2) 被告は,平成30年12月4日,上記特許のうち請求項1ないし6及び115
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特許権
令和3年3月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加除圧制御システム及びその制御方法並びに血管強化方法)
原告X 被告KAATSUJAPAN株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
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特許権
令和3年3月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10052控訴棄却
特許権持分一部移転登録手続等請求控訴事件 (癌治療剤)
被控訴人小野薬品工業株式会社
Y
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特許法74条1項 特許法2条1項
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特許権 | 23回 | 実施 | 19回 | 損害賠償 | 6回 | 優先権 | 5回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,特許権者を被控訴人ら両名として設定登録された,発明
の名称を「癌治療剤」とする特許(特許第5885764号。請求項の数18。
以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」
という。)に係る発明(以下「本件発明」という。)の共同発明者であり,本件
特許は,共同出願違反によりされた旨主張して,被控訴人らに対し,控訴人が
本件発明の発明者であることの確認及び特許法74条1項に基づく本件特許権
の持分各4分の1の移転登録手続を求めるとともに,被控訴人らによる上記共
同出願違反の特許出願が控訴人に対する不法行為を構成する旨主張して,共同
不法行為に基づく損害賠償として1000万円及びこれに対する不法行為の後
の訴状送達の日の翌日(被控訴人小野薬品につき平成29年9月5日,被控訴
人Yにつき同月3日)から各支払済みまで平成29年法律第44号による改正
前の民法(以下,単に「民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の連帯支払を求める事案である。
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特許権
令和3年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10140審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信回線を用いた情報供給システム)
原告イッツ・コミュニケーションズ株式会社 被告株式会社アイペックス
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実施 | 35回 | 審決 | 33回 | 新規性 | 12回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする発明
について,平成13年6月22日を出願日とする国際特許出願(PCT/JP
01/05380)に係る国内移行の特許出願(特願2002-505473
号,以下「原出願」という。)をしたが,平成15年4月18日,原出願の
一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-114428号)をし,10
さらに,平成15年8月13日,同出願の一部を新たな特許出願とした出願
(特願2003-207491号)をし,さらに,平成15年12月17日,
同出願の一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-419617号)
をした上で,さらに,平成17年2月15日,同出願の一部を新たな特許出
願とした出願(特願2005-37078号,以下「本件出願」という。)15
をし,同年7月22日,その設定登録(特許第3701962号。請求項の
数2。)を受けた(甲2,3,13,15,79。以下この登録を受けた特
許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年3月23日,本件特許について特許無効審判を請求し
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特許権
令和3年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信回線を用いた情報供給システム)
原告イッツ・コミュニケーションズ株式会社 被告株式会社アイペックス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする発明
について,平成13年6月22日を出願日とする国際特許出願(PCT/JP
01/05380)に係る国内移行の特許出願(特願2002-505473
号,以下「原出願」という。)をしたが,平成15年4月18日,原出願の
一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-114428号)をし,10
さらに,平成15年8月13日,同出願の一部を新たな特許出願とした出願
(特願2003-207491号)をし,さらに,平成15年12月17日,
同出願の一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-419617号)
をした上で,さらに,平成17年2月15日,同出願の一部を新たな特許出
願とした出願(特願2005-37081号,以下「本件出願」という。)15
をし,同年7月22日,その設定登録(特許第3701963号。請求項の
数1。)を受けた(甲2,3,17,83。以下この登録を受けた特許を「本
件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年3月23日,本件特許について特許無効審判を請求し
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特許権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10075審決取消訴訟
審決取消請求事件 (包装体及び包装体の製造方法)
原告東洋紡株式会社
二葉化成株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条1項
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[概要] 本件は,特許異議審判請求を認容した異議の決定に対する取消訴訟である。争点
は,進歩性の有無(一致点及び相違点の認定,相違点に係る容易想到性の判断の当
否)である。
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特許権
令和3年3月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7207一部認容
民事訴訟 特許権 (真空洗浄装置および真空洗浄方法)
原告株式会社IHI機械システム
株式会社IHI 被告高砂工業株式会社
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特許法102条2項 特許法44条2項 特許法100条1項
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実施 | 68回 | 特許権 | 47回 | 分割 | 34回 | 進歩性 | 23回 |
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[概要] 1 本件は,いずれも発明の名称を「真空洗浄装置および真空洗浄方法」とする
特許第6043888号(以下「本件特許権1」という。)及び第5976820
58号(以下「本件特許権2」という。)の各特許権(以下「本件各特許権」
という。)を共有する原告らが,別紙1物件目録記載の製品(以下「被告製品」
という。)は,本件特許権1の請求項1(以下「本件発明1」という。)及び
本件特許権2の請求項1(以下「本件発明2」という。)の各発明(以下「本
件各発明」という。)の技術的範囲に含まれるものであるから,被告による被25
告製品の製造販売は,本件各特許権の侵害に当たるとして,被告に対し,特許
法100条1項に基づき,被告製品の製造販売等の差止めを求め,同条2項に
基づき,被告製品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,原告らの本件各特
許権の持分割合に応じ,民法709条に基づき,不法行為に対する損害の賠償
及び被告製品の最終の売上日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号
による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに掲記した証拠及び弁論の全趣旨
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月8日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10035控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (美容器)
被控訴人株式会社MTG
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法44条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「美容器」とする特許(特許第6121026号,本
件特許)の特許権者である被控訴人が,原判決別紙被告製品目録記載1ないし
6の各美容器(被告各製品)はいずれも本件特許の特許請求の範囲の請求項1
に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属し,控訴人による被告各製品の製造,
使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出は本件
特許権を侵害すると主張して,本件特許権に基づき,被告各製品の製造,使用,
譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出の差止め(特
許法100条1項)を求め,上記侵害行為を組成したものであるとして,被告
各製品,その半製品及び製造のための金型の廃棄(特許法100条2項)を求
めるとともに,不法行為による損害賠償請求(民法709条及び特許法102
条2項)として,損害賠償金1億0089万6455円の一部である5000
万円及びうち885万0600円に対する平成29年10月4日(訴状送達の
日の翌日)から,うち4114万9400円に対する令和元年7月3日(令和
元年6月27日付け訴えの変更申立書送達の日の翌日)から各支払済みまでそ
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10045控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ドットパターン)
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法39条2項
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[概要] (以下,略称は,特に断りのない限り原判決に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10034審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ボール配列用マスクの製造5方法)
原告アテネ株式会社 被告株式会社ボンマーク
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成27年6月8日,発明の名称を「ボール配列用マスクの製造5
方法」とする発明について特許出願(特願2015-115779。以下「本
件特許出願」という。)をし,平成30年3月9日,特許権の設定登録(特許
第6302430号。請求項の数3。)を受けた(甲31。以下,この特許を
「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年11月29日,本件特許のうち,請求項1に係る特許10
を無効にすることを求めて審判の請求をした(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800134号事件として審理を行
った。
⑶ 被告は,平成31年3月5日付けで,本件特許の特許請求の範囲の請求項
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10042請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (駆動ユニット及び電動補助自転車)
原告ヤマハ発動機株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条の2 特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法120条の5
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[概要] 本件は,特許異議申立事件において,訂正を一部認めずに特許の一部取消しをし
た異議の決定のうち当該取消しに係る部分の取消訴訟である。争点は,訂正の可否
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10058審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ベッド等におけるフレーム構造)
原告株式会社プラッツ 被告パラマウントベッド株式会社
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審決 | 51回 | 進歩性 | 26回 | 新規性 | 19回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,新規性及び
進歩性の判断並びにサポート要件違反の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10049審決取消訴訟
審決取消請求事件 (作業機)
原告小橋工業株式会社 被告松山株式会社
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特許法36条4項1号 特許法29条2項 特許法29条1項 特許法29条の2
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実施 | 149回 | 審決 | 93回 | 無効 | 31回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,名称を「作業機」とする発明に係る特許(特許第5976246
号。平成27年9月4日を出願日とする特願2015-174637号(原
出願)の一部を平成28年3月10日に新たな特許出願とした特願2016
-46843号に係る特許。設定登録日平成28年7月29日。請求項の数
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月24日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10050控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ25ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム)
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特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,発明の名称を「情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ25
ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム」とする特許番号第64
07464号の特許権(以下「本件特許権1」といい,本件特許権1に係る
特許を「本件特許1」という。また,本件特許1の願書に添付した明細書及
び図面を併せて「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「プログラム,
情報処理装置及び情報処理方法」とする特許番号第6309504号の特許
権(以下「本件特許権2」といい,本件特許権2に係る特許を「本件特許2」5
という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件
明細書2」という。なお,本件明細書2の図面は,本件明細書1の図面と同
一である。)を有する被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が日本国内の複数の
医療機関向けに生産,譲渡,貸渡しを行っている原判決別紙物件目録記載の
「医療看護支援ピクトグラムシステム」やそれを構成する情報処理装置等(以10
下,同目録記載のシステムやそれを構成する装置及びプログラムを総称して
「被告製品」ということがある。)は本件特許1の請求項1,2,7,8及び
▶判決の詳細
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