権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10126審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社技研製作所 被告株式会社コーワン
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[概要] 1 手続の経緯
⑴ 被告は,特許第5763225号(以下「本件特許」という。)の特許権
者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
原告田中貴金属工業株式会社 被告JX金属株式会社
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法29条1項1号 特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,名称を「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット」
とする発明に係る特許権(特許第4975647号。平成18年12月26
日出願,同年1月13日優先権主張,平成24年4月20日設定登録。請求
項の数6。以下,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者で
ある(甲16)。
⑵ア 原告は,平成26年9月12日,特許庁に本件特許の請求項1~6につ
いて無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年10月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10161審決取消訴訟
審決取消請求事件 (弾塑性履歴型ダンパ)
原告NextInnovation合同会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,独立特許要件違反(進歩性欠如)の判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年10月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エクオール含有抽出物及びその製造方法,エクオール抽出方法,並びにエクオールを含む食品)
原告株式会社ダイセル 被告大塚製薬株式会社
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特許法70条 特許法29条1項3号 特許法41条1項 特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①訂
正要件違反の有無,②サポート要件及び実施可能要件違反の有無,③新規性・進歩
性の各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年10月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医薬品相互作用チェックシステム)
原告株式会社アイシーエム 被告株式会社湯山製作所
株式会社システムヨシイ
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特許法36条
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
発明の進歩性(発明の要旨認定の誤り,一致点及び相違点の認定の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月30日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10004控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (光照射装置)
被控訴人シーシーエス株式会社
株式会社レイマック
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特許法102条2項 特許法126条6項 特許法36条6項1号 特許法103条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「光照射装置」とする特許(特許第4366431号。
以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」
という。)の特許権者である一審原告が,一審被告による別紙被告製品目録1
ないし7記載の各製品(以下「被告各製品」と総称し,同目録記載の番号に従
い,それぞれを「被告製品1」などという。)の製造及び販売が本件特許権の
侵害に当たる旨主張して,一審被告に対し,①特許法100条1項に基づき,
被告各製品の製造,販売等の差止めを,②同条2項に基づき,被告各製品の廃
棄を求めるとともに,③本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として1
億0307万4986円(令和元年法律第3号による改正前の特許法102条
(以下,単に「特許法102条」という。)2項に基づく損害額9370万4
533円と弁護士及び弁理士費用相当額937万0453円の合計額)及びう
ち7812万9991円に対する平成29年8月11日(訴状送達の日の翌日)
から,うち2494万4995円に対する平成30年10月1日(最終販売日
の後)から各支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10128審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (低鉄損一方向性電磁鋼板)
原告JFEスチール株式会社 被告日本製鉄株式会社
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特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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審決 | 27回 | 実施 | 21回 | 進歩性 | 14回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成18年11月21日,発明の名称を「低鉄損一方向性電磁鋼板」
とする特許出願をし,平成25年4月12日,設定の登録を受けた(特許第524
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24210一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告パラマウントベッド株式会社 被告株式会社プラッツ
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特許法102条2項 特許法103条 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①被告による被告製品3及び5の販売は,原告
の有する特許第3024698号の特許権(以下「本件特許権1」という。)を15
侵害すると主張して,不法行為(民法709条,以下同じ。)による損害賠償請
求権に基づき,被告製品3につき別紙「原告の主張」の「被告製品3」の「総計」
欄記載の2億4696万2222円及びうち年ごとの損害額である同各「合計」
欄記載の額に対する各不法行為より後の日である各翌年1月1日から支払済み
まで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅20
延損害金,被告製品5につき同「被告製品5」の「総計」欄記載の5億6324
万8383円及びこれに対する上記同様の遅延損害金の支払を求め,②被告によ
る被告製品4の販売は,原告の有する特許第5252542号の特許権(以下「本
件特許権2」という。)を侵害すると主張して,不法行為による損害賠償請求権
に基づき,別紙「原告の主張」の「被告製品4」の「総計」欄記載の3億82325
2万7242円及びこれに対する上記同様の遅延損害金の支払を求め,③被告に
よる被告製品6の販売等は,原告の有する特許第4141233号の特許権(以
下,「本件特許権3」といい,本件特許権1から3を併せて「本件各特許権」と
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告グリー株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成30年5月8日に出願した特願2018-89612号(以下
「原出願」という。)を分割して,平成30年8月1日に「アクターの動きに
基づいて生成されるキャラクタオブジェクトのアニメーションを含む動画を配
信する動画配信システム,動画配信方法及び動画配信プログラム」の発明につ
いて出願(特願2018-144682号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月24日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行コ)10001控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
被控訴人国
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特許法112条の2 特許法112条1項 特許法112条の3
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,特許第4763758号,特許第4889443号及び特許第4
942437号の各特許権(以下,順に「本件特許権1」ないし「本件特許
権3」といい,これらを併せて「本件各特許権」と総称する。)を保有して
いた控訴人が,本件各特許権の第4年分の各特許料及び割増特許料を所定の15
期限までに納付せず,かつ,特許法112条1項により追納することができ
る期間を徒過したため,同法112条の2による特許権の回復を求めて,特
許庁長官に対し,同条1項に基づいて本件各特許権の第4年分及び第5年分
の各特許料及び割増特許料を納付する旨の各納付書(以下「本件各納付書」
という。)を提出したものの,本件各納付書に係る手続をそれぞれ却下する20
旨の処分(以下「本件各処分」という。)を受けたことから,本件各処分は
同条項所定の「正当な理由」の解釈適用を誤ってされた違法なものであると
主張して,被控訴人に対し,本件各処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)25436一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (アミノ酸生産菌の構築方法及び構築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法)
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特許法102条2項 特許法134条の2 特許法102条3項 特許法123条1項2号
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実施 | 439回 | 特許権 | 166回 | 進歩性 | 94回 | 無効 | 77回 |
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[概要] 1 事案の要旨....................................................... 13
(1) 原告の請求の概要.............................................. 13
(2) 被告の主張の概要.............................................. 1525
2 前提事実等....................................................... 15
(1) 当事者等...................................................... 15
(2) 発酵法によるグルタミン酸ナトリウムの製造...................... 16
(3) 本件各特許権.................................................. 17
(4) 本件特許1に係る発明の特許請求の範囲等........................ 17
(5) 本件特許2に係る発明の特許請求の範囲等........................ 195
(6) 本件各特許に係る明細書等...................................... 20
(7) 被告各製品及び被告各製法...................................... 21
(8) 先行文献...................................................... 21
3 争点............................................................. 23
第2 事案の概要20
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10048審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水素エンジン装置)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 18回 | 審決 | 16回 | 進歩性 | 4回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)18555請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (エクオール含有抽出物及びその製造方法,エクオール抽出方法,並びにエクオールを含む食品)
原告大塚製薬株式会社 被告株式会社アドバンスト・メディカル・ケア
株式会社ダイセル
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特許法29条1項3号 特許法104条 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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無効 | 67回 | 新規性 | 42回 | 進歩性 | 40回 | 実施 | 27回 |
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[概要] 原告は,発明の名称を「エクオール含有抽出物及びその製造方法,エクオー
ル抽出方法,並びにエクオールを含む食品」とする物の製造方法の特許に係る
特許権者であるところ,別紙被告方法目録記載の方法(以下「被告方法」とい
う。)は,上記特許に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張している。15
そして,本件は,原告が,被告ダイセルに対し,被告ダイセルによる被告方
法の使用,及び,別紙被告原料目録記載の原料(以下「被告原料」という。)の
生産,販売等は,上記特許権を侵害すると主張して,上記特許権に基づき,上
記第1の3,4のとおりの請求をし,並びに,上記侵害行為を組成したもので
あるとして,上記第1の5のとおりの請求をするとともに,被告AMCに対し,20
被告AMCによる別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)の
生産,販売等は,上記特許権を侵害すると主張して,上記第1の1のとおりの
請求をし,及び,上記侵害行為を組成したものであるとして,上記第1の2の
とおりの請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(行ウ)536請求棄却
手続却下処分取消請求事件 (IL-21に特異的な結合性分子およびその使用)
原告メディミューンエルエルシー 被告国
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[概要] 1 原告は,発明の名称を「IL-21に特異的な結合性分子およびその使用」と5
する発明につき,平成26年4月8日に米国商標特許庁に対して行った米国特許
出願(US61/976,684)を優先権の基礎となる出願とし,平成27年4
月7日,同庁を受理官庁として,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成さ
れた特許協力条約(以下,単に「特許協力条約」という。)に基づき,外国語で国
際特許出願(PCT/US2015/024650。以下「本件国際出願」とい10
う。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10150審決取消訴訟
審決取消請求事件 (空気分離方法)
原告大陽日酸株式会社 被告エア・ウォーター・クライオプラント株式会社
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特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成25年6月5日,発明の名称を「空気分離方法」とする特許出願
をし,平成28年9月2日,設定の登録を受けた(特許第5997105号。請求項
の数4。甲21。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成31年1月31日,本件特許について特許無効審判請求をし,
特許庁は,これを無効2019-800009号事件として審理した(甲10,1
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10070審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告テクニカ合同株式会社 被告栗田工業株式会社
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[概要] 1 手続の経緯等
⑴ 被告は,平成17年3月23日,「気泡シールド工法で発生する建設排泥
の処理方法」の発明についての特許を出願し(特願2005-83412号
),平成24年8月17日,特許5063863号(以下「本件特許」とい
う。)として特許権の設定登録を受けた。
⑵ 原告は,本件特許の全ての請求項につき無効審判(無効2018-800
070号)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ビタミンアイファクトリー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 59回 | 実施 | 4回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年7月4日,「走行練習用自転車」という名称の発明に
ついて特許出願をした(特願2013-153910号。以下「本願」とい
う。)。
⑵ 特許庁は,平成29年9月29日,本願について拒絶査定をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10040審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告サンクスアイグローバルプライベートリミテッド 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号 商標法4条1項 商標法10条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年8月4日,別紙記載1の商標(以下「本願商標」とい
う。)について,同年1月16日に商標登録出願をした商願2017-002
878号に係る商標法10条1項の規定による分割出願をしたが,平成31
年2月8日付けで拒絶査定を受けたことから,令和元年5月8日,これに対5
する不服の審判を請求した(不服2019-5954号)。
(2) 特許庁は,令和元年11月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決(出訴期間として90日を附加。以下「本件審決」という。)をし,
その謄本は,同年12月2日に原告に送達された。
(3) 原告は,令和2年3月26日,本件審決の取消しを求めて,本件訴えを提10
起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月9日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10002控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (分割起点形成方法及び分割起点形成装置)
被控訴人浜松ホトニクス株式会社
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特許法101条2号 特許法101条1号 特許法126条5項 特許法126条1項
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[概要] 1(1) 控訴人は,発明の名称を「分割起点形成方法及び分割起点形成装置」とす
る特許権(本件特許)の特許権者であり,被控訴人は,原判決別紙被控訴人製品目
録記載の各レーザエンジン(被控訴人各製品)を製造,販売する者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年9月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10173
特許取消決定取消請求事件 (両面粘着テープ,車載部品固定用両面粘着テープ,及び,車載用ヘッドアップディスプレイカバー固定用両面粘着テープ)
原告積水化学工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年2月22日,発明の名称を「両面粘着テープ,車載部品固
定用両面粘着テープ,及び,車載用ヘッドアップディスプレイカバー固定用両面粘
着テープ」とする発明について特許出願をし(優先権主張:平成28年2月22日,
日本),平成30年7月20日,特許権の設定登録(特許第6370477号。請求
項数7。甲1)を受けた(以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ Aは平成30年12月4日に,Bは平成31年2月1日に,特許業務法人朝
日奈特許事務所は同月4日に,本件特許について特許異議の申立てをした(異議2
018-700983号)。
⑶ 特許庁は,令和元年11月20日,「特許第6370477号の請求項1ない
し7に係る特許を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その謄本
は,同月29日,原告に送達された。
⑷ 原告は,令和元年12月24日,本件決定の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (メタルマスク及びその製造方法)
原告アテネ株式会社 被告株式会社ボンマーク
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「メタルマスク及びその製造方法」とする発明に係る特許
権(特許第4192197号。平成19年4月5日出願,平成20年9月2
6日設定登録。請求項の数9。以下,この特許権に係る特許を「本件特許」10
という。)の特許権者である。(甲24)
(2) 原告は,平成30年11月29日,本件特許のうち請求項1及び2に係る
発明につき,無効審判請求をした。(甲17)
(3) 被告は,平成31年3月5日付けで,本件特許の特許請求の範囲につき訂
正請求をした(以下「本件訂正」という。)。(甲19)15
(4) 特許庁は,令和元年9月18日,本件訂正を認めた上で,「本件審判の請
求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄
本は,同月27日,原告に送達された。
(5) 原告は,令和元年10月23日,本件審決の取消しを求めて本件訴えを提
起した。20
2 特許請求の範囲の記載
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10155審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (含硫化合物と微量金属元素を含む輸液製剤)
原告エイワイファーマ株式会社 被告株式会社大塚製薬工場
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特許法29条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
法29条の2違反についての認定の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10174審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加熱式エアロゾル発生装置,及び一貫した特性のエアロゾルを発生させる方法)
原告ブリティッシュアメリカンタバコ(インヴェ 被告フィリップモーリスプロダクツ
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法70条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,新規
性・進歩性の有無及びサポート要件・実施可能要件違反の有無並びに明確性要件違
反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月26日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10023控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
被控訴人LINEPay株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人は,被控訴人が管理する原判決別紙1物件目録
記載のコンピュータシステム(以下「被控訴人コンピュータシステム」という。)
を使用して被控訴人のモバイル送金・決済サービスを提供することにより,控訴人
の有する特許権を侵害していると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項
に基づき,被控訴人コンピュータシステムの使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)29490一部認容
職務発明対価請求事件
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特許法35条4項 特許法35条3項 特許法35条1項 特許法35条
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実施 | 418回 | ライセンス | 394回 | 許諾 | 31回 | 特許権 | 26回 |
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[概要] 1 事案の要旨.........................................................
2 前提事実...........................................................
⑴ 当事者...........................................................
⑵ 本件各発明の職務発明ないし職務考案の該当性及び特許を受ける権利の承
継...................................................................20
⑶ 被告の特許及び実用新案登録出願,登録.............................
⑷ 本件各発明についての構成要件の分説...............................
⑸ ディスクへの記録方法.............................................
⑹ 製品規格及びこれが策定されたCD-R等の各種ディスク.............
⑺ 被告による規格準拠製品の販売.....................................25
⑻ 被告とフィリップス社とのジョイント・ライセンス・プログラム.......
⑼ 被告における職務発明に関する規定等...............................
⑽ 実施報奨金の支払.................................................
⑾ 本件訴訟の提起...................................................
⑿ 消滅時効の援用...................................................
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27378一部認容
特許権持分一部移転登録手続等請求事件 (癌治療剤)
原告X 被告小野薬品工業株式会社
Y
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特許法74条 特許法26条 特許法2条1項 特許法74条1項
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[概要] 1 本件は,平成12年4月から平成14年3月まで京都大学大学院生命科学研
究科(生体制御学分野)の修士課程に在籍していた原告が,名称を「癌治療剤」
とする別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許」といい,同特許権に係
る特許を「本件特許」という。)に係る発明(以下「本件発明」という。)は,15
原告が同大学院在籍中に行った実験結果やその分析から得られた知見をまと
めた論文(後記PNAS論文)に基づくものであるから,原告は同発明の発明
者の一人であるとして,本件特許権を共有する被告らに対し,本件発明の発明
者であることの確認及び特許法74条1項に基づく本件特許権の持分各4分
の1の移転登録手続を求めるとともに,被告らが故意又は過失により原告を共20
同発明者として出願しなかったことにより損害を被ったとして,共同不法行為
に基づく損害賠償金1000万円(経済的損害200万円,精神的損害300
万円,弁護士費用500万円の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日
(被告小野薬品について平成29年9月5日,被告Yについて同月3日)から
支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割25
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月20日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10016控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人Y
株式会社COOLKNOTJAPAN
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特許法98条1項 特許法73条2項 特許法73条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨等
本件は,結ばない靴ひもに係る2件の特許権の共有者の1人である控訴人が,⑴
他の共有者である被控訴人Y及び同人が代表取締役を務める被控訴人会社が被告製
品を販売していることは,本件特許権1を侵害すると主張して,被控訴人らに対し,
①特許法100条1項に基づき被告製品の輸入,販売等の差止めを求め,②民法7
09条に基づき,平成28年12月5日から平成30年12月5日までの間の損害
(特許法102条2項の逸失利益及び弁護士費用等)合計3080万円及びこれに
対する不法行為後の日である平成31年3月10日(訴状送達日の翌日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求め,⑵被控訴人
らが控訴人の市場を奪うためにその営業を妨害したことは,不法行為を構成すると
主張して,被控訴人らに対し,民法709条,会社法350条に基づき,損害の一部
である1億円及びこれに対する同日から支払済みまで上記割合による遅延損害金の
連帯支払を求めるとともに,⑶被控訴人Yの本件各特許権の持分4分の1は,本件
各特許権の共有者間の共同出願契約の約定により,剥奪されたと主張して,①被控
訴人Yが同持分を有しないことの確認,②同持分の控訴人に対する移転登録手続及
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3141請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告A 被告IPP株式会社
株式会社日新精工
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特許法73条2項 特許法100条1項 特許法66条1項 特許法102条3項
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特許権 | 90回 | 実施 | 30回 | ライセンス | 19回 | 侵害 | 11回 |
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[概要] 本件は,別紙2特許権目録記載の「レンズ交換式撮像装置用の掃除装置,お
よび,レンズ交換式撮像装置の掃除方法」を発明の名称とする特許権(特許第10
5845482号。請求項の数は5である。以下「本件特許権」といい,この
うち請求項1に係る特許発明を「本件発明」という。)を被告IPPと共有する
原告が,被告IPPとの間で,業務提携契約(以下「本件業務提携契約」とい
う。)を締結し,被告らは,本件特許権の実施品である別紙1物件目録記載の各
製品(以下「被告製品」という。)を製造・販売等していたところ,被告らによ15
る本件業務提携契約のライセンス期間満了日の翌日である平成28年2月1日
以降における被告製品の製造・販売等が,被告IPPについては特許法73条
2項の「契約で別段の定をした場合」にいう「契約」に当たる本件業務提携契
約4条及び特別条項1項(以下,これらの定めのみを指して「本件業務提携契
約」ということがある。)に違反し,被告日新精工については本件特許権の原告20
の共有持分権を侵害すると主張して,被告らに対し,①本件業務提携契約違反
ないし特許法100条1項,2項に基づき,被告製品の製造・販売等の差止め
及び廃棄を,②本件業務提携契約違反ないし不法行為に基づき,710万40
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (根菜類切削切断装置)
原告株式会社イナモク 被告特許庁長官
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法17条の2
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審決 | 22回 | 実施 | 21回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,特許発明の進歩性の有無(引用発明の認定,本願発明の認定,容
易想到性の判断)である。
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特許権
令和2年8月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2210
特許権侵害行為差止等請求事件 (情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム)
原告株式会社レイズ 被告株式会社ヴァイタス
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特許法100条1項 特許法104条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラム,
端末装置およびその制御方法と制御プログラム」とする特許番号第640746
4号の特許権(以下「本件特許権1」といい,この特許を「本件特許1」といい,
本件特許1の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書1」という。)
及び発明の名称を「プログラム,情報処理装置及び情報処理方法」とする特許番5
号第6309504号の特許権(以下「本件特許権2」といい,この特許を「本
件特許2」といい,本件特許2の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件
明細書2」という。)を有する原告が,被告に対し,被告が日本国内の複数の医
療機関向けに生産,譲渡,貸渡しを行っている別紙物件目録記載の「医療看護支
援ピクトグラムシステム」やそれを構成する情報処理装置等(以下,同目録記載10
のシステムやそれらを構成する装置やプログラムを総称して「被告製品」という
ことがある。)は,本件特許1の請求項1,2,7,8及び10の各発明並びに
本件特許2の請求項1,2,4,5及び7の各発明の技術的範囲に属し,被告に
よる被告製品の生産,譲渡,貸渡しは本件特許権1及び本件特許権2を侵害する
と主張して,①特許法100条1項に基づき,被告製品の生産,使用,譲渡,貸15
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
原告ネオケミア株式会社 被告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明について,
平成10年10月5日(優先日平成9年11月7日(以下「本件優先日」と
いう。),優先権主張国日本)を国際出願日とする特許出願(特願2000
-520135。以下「本件出願」という。)をし,平成23年1月7日,
特許権の設定登録(特許第4659980号。請求項の数13。以下,この
特許を「本件特許」という。)を受けた(甲85,86)。
⑵ 原告は,平成30年5月7日,本件特許について特許無効審判を請求した
(甲90)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800053号事件として審理を行
い,令和元年5月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月17日,原告に送達され
た。
⑶ 原告は,令和元年6月6日,本件審判の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物)
原告ネオケミア株式会社 被告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成11年5月6日に出願した特許出願(特願平11-1259
03号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2007-154216
号)の一部を更に分割して出願した特許出願(特願2011-8226号)
の一部を分割して,平成25年4月26日,発明の名称を「二酸化炭素経皮
・経粘膜吸収用組成物」とする発明について新たな特許出願(特願2013
-93612号。以下「本件出願」という。)をし,平成26年11月7日,
特許権の設定登録(特許第5643872号。請求項の数4。以下,この特
許を「本件特許」という。)を受けた(甲79,80)。
⑵ 原告は,平成30年5月7日,本件特許について特許無効審判を請求した
(甲88)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800055号事件として審理を行
い,令和元年5月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月17日,原告に送達され
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年8月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10124
特許取消決定取消請求事件 (ウエハ検査装置)
原告東京エレクトロン株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年3月14日,発明の名称を「ウエハ検査装置」とする発明
について特許出願(平成25年10月29日に出願した特願2013-22446
0号(以下「本件原出願」という。)の分割出願)をし,平成30年2月2日,特許
権の設定登録(特許第6283760号。請求項数2。甲9)を受けた(以下,この
特許を「本件特許」という。)。
⑵ 株式会社東京精密は,平成30年8月20日,本件特許について特許異議の
申立て(異議2018-700690号)をした(甲12)。
原告は,平成31年4月15日付け訂正請求書(甲19)により,特許請求の範囲
について訂正請求をした(以下「本件訂正」という。)。
⑶ 特許庁は,令和元年8月20日,本件訂正を認めた上,「特許第628376
0号の請求項1,2に係る特許を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)
をし,その謄本は,同月29日,原告に送達された。
⑷ 原告は,令和元年9月26日,本件決定の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10129審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガス器具)
原告株式会社ニチネン 被告株式会社旭テクノス
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特許法29条の2 特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,拡大
先願違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (グローバル電子シャッター制御を持つイメージ読み取り装置)
原告ハンドヘルドプロダクツインコーポレーティッド 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告の特許拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟
である。争点は,進歩性の有無(引用発明の認定誤りに伴う相違点の看過)につい
ての認定判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3197一部認容
特許実費等請求事件
原告株式会社ワコー 被告第一精工株式会社
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民法494条
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実施 | 212回 | 特許権 | 153回 | 許諾 | 56回 | 分割 | 1回 |
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[概要] 本件は,被告との間で特許の実施許諾等に係る契約を締結した原告が,同契約上被
告において支払義務を負う費用のうち,平成29年10月1日から平成30年3月325
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月29日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10079控訴棄却
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求控訴事件 (回転歯ブラシの製造方法及び製造装置)
被控訴人株式会社STBヒグチ
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不正競争防止法3条1項 不正競争防止法2条1項21号
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特許権 | 29回 | 侵害 | 24回 | 損害賠償 | 11回 | 実施 | 8回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「回転歯ブラシの製造方法及び製造装置」とする発明
に係る特許権(特許第3981290号。以下「控訴人特許権」といい,これに係
る特許を「控訴人特許」という。)を有する控訴人 X 及び控訴人特許権の専用実施
権者である控訴人会社が,被控訴人の取引先である原判決別紙送付先目録記載1の
者(以下「本件送付先1」という。)に対し,被控訴人が製造,販売する原判決別
紙物件目録記載1の各歯ブラシ(以下「被控訴人製品1」と総称する。)の製造方
法及び製造装置が控訴人特許権を侵害する旨の書面(以下「本件通知書1」とい
う。)を送付したこと(以下,同送付を「本件告知1」という。)並びに被控訴人の
取引先である原判決別紙送付先目録記載2~4の者(以下,番号に従って「本件送
付先2」などという。また,これらと本件送付先1とを併せて「本件各送付先」と
いう。)に対し,被控訴人が製造,販売する被控訴人製品1及び原判決別紙物件目
録記載2の各歯ブラシ(以下,後者の製品と被控訴人製品1とを併せて「被控訴人
各製品」という。)が控訴人特許権を侵害する疑いが極めて濃厚である旨の書面
(以下「本件通知書2」という。)を送付したこと(以下,同送付を「本件告知2」
と総称し,本件告知1と本件告知2を併せて「本件各告知」という。)について,
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (回路遮断器の取付構造)
原告河村電器産業株式会社 被告テンパール工業株式会社
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特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成12年11月8日に出願した特許出願(特願2000-33
9793号。以下「第1世代の親出願」という。甲5)の一部を分割して出
願した特許出願(特願2008-120059号。以下「第2世代の親出願」
という。甲6)の一部を分割して出願した特許出願(特願2009-256
786号。以下「第3世代の親出願」という。甲7)の一部を分割して出願
した特許出願(特願2012-57993号。以下「第4世代の親出願」と
いう。甲8)の一部を更に分割して出願した特願2013-215045号
(以下「原出願」という。甲9)の一部を分割して,平成26年6月3日,
発明の名称を「回路遮断器の取付構造」とする発明について新たに特許出願
(特願2014-115318号。以下「本件出願」という。甲22)をし,
平成27年2月6日,特許権の設定登録(特許第5688625号。請求項
の数1。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲36)。
⑵ 原告は,平成30年3月2日,本件特許について特許無効審判を請求した
(甲23)。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (回路遮断器の取付構造)
原告河村電器産業株式会社 被告テンパール工業株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成14年3月29日,発明の名称を「回路遮断器の取付構造」
とする発明について,特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成2
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10068審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光源ユニット及び照明器具)
原告株式会社遠藤照明 被告パナソニック株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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