権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (旨み成分と栄養成分を保持した無洗米)
原告幸南食糧株式会社 被告東洋ライス株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法36条 特許法167条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「旨み成分と栄養成分を保持した無洗米」とする発
明について,平成17年3月28日,特許出願(特願2005-9315225
号。以下「本件出願」という。)をし,平成23年3月25日,その設定登
録(特許第4708059号。請求項の数3。)を受けた(甲20。以下,
この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成27年9月4日,本件特許の請求項1ないし3について特許
無効審判(無効2015-800173号,以下「別件無効審判」という。)
を請求し,被告は,平成28年11月21日付けで明細書及び特許請求の範5
囲を訂正する訂正請求(以下「本件訂正請求」という。)を行った(甲25)。
特許庁は,平成29年3月24日,「特許第4708059号の明細書及
び特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正明細書及び訂正特許請求の
範囲のとおり,訂正後の請求項1,〔2-3〕について訂正することを認め
る。特許第4708059号の請求項1に係る発明についての特許を無効と10
する。特許第4708059号の請求項2ないし3に係る発明についての審
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)3461一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告株式会社タカゾノ 被告日進医療器株式会社
株式会社セイエー
OHU株式会社
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法36条6項1号
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特許権 | 17回 | 侵害 | 14回 | 進歩性 | 12回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 本件は,薬剤分包用ロールペーパに関する特許権を有していた原告が,被告らに
対し,被告らが共同して分包紙ロールを製造,販売することは,原告の特許権に対10
する間接侵害(特許法101条1号)に当たるとして,共同不法行為による損害賠
償(特許法102条2項,民法709条,719条1項)として3899万319
9円及びこれに対する本件訴状送達の日(被告日進及び被告OHUについて平成3
0年5月7日,被告セイエーについて同月9日)の翌日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10011審決取消訴訟
審決取消請求事件 (カテーテル組立体)
原告ベー・ブラウン・メルズンゲン・アクチエンゲゼルシャフト 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「カテーテル組立体」とする発明について,平成2
6年8月18日(優先日平成25年8月21日,同月29日及び同年10月
31日(以下「本願優先日」という。),優先権主張国英国及び中国)を国際
出願日とする特許出願(特願2015−563128号。甲26)の一部を分
割して,平成27年12月11日,新たに特許出願(特願2015−2420
55号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月16日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10078控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (屋根煙突貫通部の施工方法及び屋根煙突貫通部の防水構造)
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特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に5
同じ。)
本件は,発明の名称を「屋根煙突貫通部の施工方法及び屋根煙突貫通部の防
水構造」とする発明についての特許(特許第5047754号。請求項の数6。)
に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人において,原判決別紙被告方法目
録記載の方法(被告方法)が本件特許の請求項1及び同2に係る発明(それぞ10
れ「本件発明1」,「本件発明2」)の,原判決別紙被告製品目録記載の製品
(被告製品)が本件特許の請求項4及び同5に係る発明(それぞれ「本件発明
3」,「本件発明4」)のそれぞれ技術的範囲に属し,被控訴人による被告方
法の使用及び被告製品の販売が本件特許権を侵害していると主張して,被控訴
人に対し,特許法100条1項に基づき,被告方法の使用及び被告製品の製造15
の差止めを求めるとともに,民法709条及び特許法102条2項に基づき,
損害賠償金4752万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の
翌日)である平成30年4月1日から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月10日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10074控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (無線通信サービス提供システム及び無線通信サービス提供方法)
被控訴人CinarraSystemsJapan株式会社
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特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法70条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 控訴人サービス」,「被告システム」は「被控訴人システム」,「被告方法」
は「被控訴人方法」とする。)
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高度なイメージング特性を有する顕微鏡イメージング装置)
原告ザボードオブトラスティーズオブザレランドス 被告特許庁長官
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特許法30条2項 特許法30条4項 特許法30条1項 特許法157条2項4号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10051控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ウイルス及び治療法におけるそれらの使用)
被控訴人アムジェン株式会社
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特許法69条1項 特許法271条 特許法100条1項 特許法100条2項
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特許権 | 214回 | 実施 | 56回 | 侵害 | 30回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ウイルス及び治療法におけるそれらの使用」とする
本件特許に係る特許権者である控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件記載のウイル
ス(T-VEC)を用いた本件治験を日本で業として実施していることが,本件発明の実
施に当たり,本件特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき,同
ウイルスの使用の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,同ウイルスの廃棄
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10001
特許取消決定取消請求事件 ((メタ)アクリル酸エステル共重合体)
原告リケンテクノス株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,名称を「(メタ)アクリル酸エステル共重合体」とする発明につ
いて,平成29年1月11日,特許出願(特願2017-2700号。以下5
「本件出願」という。)をし,平成30年10月19日,設定登録を受けた(特
許第6419863号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
なお,本件出願は,原告が平成24年2月28日にした特許出願(特願2
012-42174号)の一部について,平成27年9月25日に新たな特
許出願がされ(特願2015-187678号),さらに,同出願の一部につ10
いて,新たな特許出願がされたものである。(甲1)
(2) 本件特許のうち請求項1について,平成31年4月19日,特許異議の申
立てがされた(異議2019-700313号)。(甲2)
(3) 特許庁は,令和元年11月28日,「特許第6419863号の請求項1
に係る特許を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その15
決定書の謄本は,同年12月10日,原告に送達された。
(4) 原告は,令和2年1月8日,本件決定の取消しを求めて本件訴えを提起し
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月5日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13703請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法)
原告X 被告JFEスチール株式会社
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特許法102条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法」とする
発明に係る特許権(特許第5606596号)を有する原告が,被告の製造,
販売等する製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法が上記発明の技術的範囲
に属すると主張して,被告に対し,不法行為に基づき,特許法102条3項に20
よる損害賠償金5000万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材)
原告イワツキ株式会社 被告株式会社瑞光
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特許法41条2項 特許法41条1項 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成23年5月31日に出願した国際特許出願(特願2012-
518387号。優先日平成22年6月1日,優先権主張国日本,優先権主5
張番号:特願2010-126338号)の一部を分割して,平成24年1
0月24日,発明の名称を「創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材」と
する発明について新たな特許出願(特願2012-234412号。以下「本
件出願」という。)をし,平成25年12月13日,特許権の設定登録(特許
第5433762号。請求項の数19。以下,この特許を「本件特許」とい10
う。)を受けた(甲12,34)。
(2) 原告は,平成29年6月30日,本件特許について特許無効審判(無効2
017-800084号)を請求した(甲25)。
被告は,平成29年11月6日付けで,請求項9ないし19を一群の請求
項として訂正する訂正請求(甲27)をした後,平成30年6月29日付け15
の審決の予告(甲28)を受けたため,同年9月4日付けで,請求項1ない
し19を一群の請求項として訂正する訂正請求(甲30。以下「本件訂正」
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理装置)
原告ソフトバンクロボティクス株式会社 被告株式会社パッセルインテグレーション
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1) 被告は,平成16年8月13日,発明の名称を「情報管理方法,情報管理
プログラム,及び情報管理装置」とする発明について特許出願(特願200
4-235768号〔以下「本件特許出願」という。〕,優先日・平成16
年7月28日。甲18)をし,平成17年12月22日,特許権の設定登録
(特許第3754438号。請求項の数15。)を受けた(以下,この特許
を「本件特許」という。甲29)。5
(2) 原告は,平成30年8月20日,本件特許の請求項1及び14について特
許無効審判を請求した(甲29)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800104号事件として審理を行
い,令和元年6月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」,との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月4日,原告に10
送達された。
⑶ 原告は,令和元年8月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)1233一部認容
特許権侵害損害賠償請求事件 (コンクリート造基礎の支持構造)
原告大成建設株式会社 被告株式会社大林組
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法105条の3 民事訴訟法157条1項
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実施 | 149回 | 無効 | 54回 | 無効審判 | 40回 | 許諾 | 27回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「コンクリート造基礎の支持構造」とする特許第38
87248号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特
許権」という。)の特許権者である原告が,被告に対し,被告が建設した別紙15
「被告構造物目録」記載の各構造物(以下,同目録の番号欄の番号に対応させ
て「被告構造物1」などといい,併せて「被告各構造物」という。)における基
礎の支持構造は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発明(以下「本
件発明」という。)の技術的範囲に属するものであり,当該基礎の支持構造を構
築することが本件発明の実施に当たると主張して,本件特許権侵害の不法行為10
に基づき,損害金合計1億5000万円(特許法102条2項,3項又は10
5条の3によって算定される損害金)及びこれに対する不法行為後の日である
平成30年1月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。15
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠(以下,書証番号は特
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19441請求棄却
損害賠償請求事件 (ガスコンロ装置)
原告株式会社旭テクノス 被告株式会社ニチネン
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特許法134条の2 特許法102条3項 特許法102条
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[概要] 本件は,原告が,被告による別紙被告製品目録記載1から3の各製品(以下,
番号に応じて「被告製品1」等といい,併せて「各被告製品」という。)の製
造,販売,販売の申出は,原告の有する特許第2908792号の特許権(以5
下「本件特許権」という。)を侵害し,原告は損害を被ったと主張して,不法
行為による損害賠償請求権に基づき,9637万3591円及びこれに対する
不法行為より後の日である平成30年7月7日(訴状送達の日の翌日)から支
払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。10
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱硬化性コーティングを有する物品及びコーティング方法)
原告ナイロックエルエルシー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 37回 | 審決 | 18回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は,請求項1及び12に係る特許発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月25日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件 (携帯電話,Rバッジ,受信装置)
被控訴人シャープ株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「携帯電話,Rバッジ,受信装置」とする特許第47
89092号(本件特許)に係る本件特許権を有する控訴人が,原判決別紙物
件目録記載の各スマートフォン(被告製品)は,本件特許の特許請求の範囲の
請求項1に係る発明の技術的範囲に属し,被控訴人は被告製品を製造・販売等
することにより本件特許権を侵害したとして,民法709条に基づき,損害額
の一部である1億円及びこれに対する不法行為の日以後(最後の出荷日の後の
日)である平成30年1月1日から支払済みまで民法(平成29年法律第44
号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10007審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ロータリ作業機)
原告松山株式会社 被告小橋工業株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条6項2号 特許法29条1項2号
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審決 | 120回 | 無効 | 43回 | 進歩性 | 28回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,名称を「ロータリ作業機」とする発明に係る特許(特許第599
6033号。平成23年5月24日を出願日とする特願2011-1156
79号(原出願)の一部を平成27年4月8日に分割出願した特願2015
-79549号に係る特許。設定登録日平成28年9月2日。請求項の数5。
以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10144審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (地熱発電等温泉システム)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月27日,名称を「地熱発電等温泉システム」とす
る発明につき,特許出願(特願2016-89537。以下「本願」という。)
をした(甲4,乙7)。25
原告は,平成29年5月29日付けで拒絶理由通知(甲5)を受けたため,
その指定期間内の同年8月21日に,特許請求の範囲の請求項1について手
続補正(以下「第1次補正」という。)をした(甲7,乙8)。原告は,同
年12月4日付けで拒絶理由通知(甲8)を受け,平成30年3月8日に特
許請求の範囲の請求項1及び2並びに発明の名称について手続補正(以下「第
2次補正」という。)をした(甲10,乙9)が,同年7月13日付け(発5
送日:同月24日)で,第2次補正の却下決定(乙10)とともに拒絶査定
(甲11)を受けた。
(2) 原告は,平成30年10月24日,拒絶査定不服審判を請求する(甲12)
とともに,同日付けで,特許請求の範囲の請求項1及び発明の名称について
手続補正(以下「第3次補正」という。)をした(甲13)。10
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月21日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5041一部認容
損害賠償等請求事件
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民法709条
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許諾 | 131回 | 特許権 | 131回 | 実施 | 74回 | 侵害 | 72回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがないか,各項に掲げた証拠及び弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実。なお,枝番号のある証拠で枝番号の記載のないもの
は,全ての枝番号を含む。)
(1) 当事者等
ア 原告は,ポリイミドフィルム(以下「フィルム」という。)の製造,販売等
を主たる事業とする会社である。原告は,コーロン インダストリー インコーポ
レイテッド及びエスケーシー カンパニー リミテッド(以下,両社を併せて
「SKC 等」という。)のフィルム製品製造販売事業を統合した合弁会社として2
008年(平成20年)4月頃設立され(なお,その商号は,設立時の「エスケー
シー コーロン ピーアイ インコーポレイテッド」から,後に現在のものに変更
された。),SKC 等のフィルム事業に係る全ての権利義務を承継した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24942一部認容
特許権侵害に基づく不当利得返還等請求事件 (情報提供方法およびシステム)
原告株式会社ジェイ・キャスト 被告Zホールディングス株式会社
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特許法102条3項 民法703条 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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実施 | 170回 | ライセンス | 64回 | 侵害 | 51回 | 特許権 | 41回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告の運営するウェブサイト等において提供さ5
れている地域ターゲティング広告等のサービスが原告の特許権を侵害すると主
張して,民法709条,特許法102条3項に基づく損害賠償請求又は民法70
3条,704条に基づく不当利得返還請求の各一部請求として,30億円及びこ
れに対する平成29年8月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平
成29年法律第44条による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金又は10
利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件
被控訴人西日本旅客鉄道株式会社
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特許法70条1項
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[概要] 1 本件は,座席管理システムの特許に係る特許権者である控訴人が,被控訴人
の使用に係る被告各システムは,本件各特許請求の範囲に記載された構成の各要件
を充足し,また,被控訴人の使用に係る被告システム1は,本件各特許請求の範囲
に記載された各構成と均等なものであり,いずれも,本件各発明の技術的範囲に属
すると主張して,被控訴人に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求とし
て,10万円及びこれに対する平成30年12月1日(訴状送達の日の翌日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36690請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告シャープ株式会社
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特許法126条5項 民法724条 特許法123条1項2号 特許法104条の3
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実施 | 149回 | 特許権 | 46回 | ライセンス | 40回 | 進歩性 | 24回 |
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[概要] 1 事案の要旨 ......................................................... 6
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに後掲の証拠(以下,書証番号は
特記しない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実) 7
(1) 当事者 .......................................................... 75
(2) 本件特許 ........................................................ 7
(3) 特許請求の範囲 .................................................. 8
(4) 本件発明の構成要件の分説 ........................................ 8
(5) 被告各製品の構成 ............................................... 10
(6) 被告による被告各製品の製造販売 ................................. 1010
(7) 原告による別件訴訟 ............................................. 11
(8) 不法行為に基づく損害賠償請求権についての消滅時効の援用 ......... 11
3 争点 .............................................................. 12
第2 事案の概要
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特許権
令和3年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10066審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (2軸ヒンジ並びにこの2軸ヒンジを用いた端末機器)
原告株式会社ナチュラレーザ・ワン 被告四方工業株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の無効審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の判断
の誤りの有無である。
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特許権
令和2年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10023審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (下肢用衣料)
原告株式会社タカギ 被告株式会社ゴールドウイン
トラタニ株式会社
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特許法29条2項 特許法167条 特許法36条6項1号 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社ゴールドウインテクニカルセンター(以下「ゴールドウインテク
ニカルセンター」という。)と被告トラタニ株式会社(以下「被告トラタニ」
という。)は,発明の名称を「下肢用衣料」とする発明について,平成17
年8月22日を国際出願日とする特許出願(特願2007-514943号。
以下「本件出願」という。)をし,平成20年11月7日,特許権の設定登
録(特許第4213194号。請求項の数5。以下「本件特許」といい,本
件特許に係る特許権を「本件特許権」という。という。)を受けた(甲1,
乙1)。
(2) 原告は,平成30年7月10日,本件特許について特許無効審判を請求し
た。
特許庁は,上記請求を無効2018-800085号事件として審理を行
い,令和2年1月16日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月27日,原告に送達
された。
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特許権
令和2年12月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)29802請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (含硫化合物と微量金属元素を含む輸液製剤)
原告株式会社大塚製薬工場 被告エイワイファーマ株式会社
株式会社陽進堂
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「含硫化合物と微量金属元素を含む輸液製剤」とする
物ないし方法に係る特許発明についての特許権を有する原告が,輸液製剤の製
造販売業者である被告らに対し,被告らが,上記特許発明の技術的範囲に属す15
る輸液製剤を製造ないし販売し(直接侵害),又は,上記特許発明の技術的範
囲に属する輸液製剤の保存安定化方法を使用し(直接侵害),若しくは,その
保存安定化方法にのみ使用する輸液製剤を製造ないし販売し(間接侵害),も
って原告の特許権を侵害していると主張して,特許法100条1項及び2項に
基づき,当該輸液製剤の製造販売等の差止め及びその廃棄を求めた事案である。20
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特許権
令和2年12月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)18010一部認容
特許権侵害差止請求事件 (通信回線を用いた情報供給システム)
原告株式会社アイペックス 被告イッツ・コミュニケーションズ株式会社
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法39条2項
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無効 | 127回 | 実施 | 79回 | 分割 | 51回 | 進歩性 | 38回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする特許権(特
許第3701962号。以下,「本件特許権1」といい,この特許を「本件特許1」
といい,その特許出願の願書に添付された明細書及び図面を「本件明細書1」と
いう。)及び発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする特許権25
(特許第3701963号。以下,「本件特許権2」といい,この特許を「本件特
許2」といい,その特許出願の願書に添付された明細書及び図面を「本件明細書
2」という。本件特許1及び本件特許2を「本件各特許」といい,本件明細書1
及び本件明細書2を「本件明細書」と総称することがある。)の特許権者である原
告が,被告の提供する情報供給システムは本件特許1の請求項1及び2並びに本
件特許2の請求項1の発明の技術的範囲に属するものであると主張して,被告に5
対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告システムの構築等の差止め及
び被告システムに用いる機器並びにデータの廃棄等を求めるとともに,民法70
9条に基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和2年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)1330
特許権侵害行為差止等請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10136審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (パロノセトロン液状医薬製剤)
原告ヘルシンヘルスケアソシエテアノニム 被告ニプロ株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「パロノセトロン液状医薬製剤」とする発明につい
て,平成16年1月30日(優先日:平成15年1月30日(以下「本件優
先日」という。),優先権主張国:米国)を国際出願日とする特許出願(特
願2006-501686号。以下「原出願」という。)の一部を分割して,
平成23年7月28日に新たな出願(特願2011-165212号。以下
「本件出願」という。)をし,平成26年5月30日,特許権の設定登録
(甲48,特許第5551658号。請求項の数18。以下,この特許を
「本件特許」という。)を受けた。
⑵ 被告は,平成28年10月27日,請求項1~17について特許無効審判
を請求した(無効2016-800125号事件)。原告は,平成29年1
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特許権
令和2年12月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (炎症性疾患および自己免疫疾患の処置の組成物および方法)
原告エフ.ホフマンーラロシュアクチェンゲゼルシャフト 被告アムジェンインコーポレイテッド
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特許法29条の2 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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実施 | 135回 | 優先権 | 66回 | 無効 | 54回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,後記1
に係る特許の請求項1~17の記載要件違反(実施可能要件違反,サポ-ト要件違
反),新規性及び進歩性の有無である。
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特許権
令和2年12月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)31214
民事訴訟 特許権 (塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びその製造方法)
原告旭化成株式会社 被告株式会社シーズワン
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
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実施 | 112回 | 無効 | 54回 | 進歩性 | 35回 | 新規性 | 30回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びその製造
方法」とする特許に係る特許権を有する原告が,被告は,上記特許に係る発明
の技術的範囲に属する別紙物件目録記載の各ラップフィルム製品について,輸
入,販売又は販売の申出をしており,これらの行為は,上記特許権を侵害する5
と主張して,上記特許権に基づき,上記各製品の輸入,販売又は販売の申出の
差止め及び上記各製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10117
特許取消決定取消請求事件
原告三菱重工機械システム株式会社 被告特許庁長官
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実施 | 64回 | 刊行物 | 46回 | 進歩性 | 20回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,特許第6093811号発明「機械式駐車装置,機械式駐車装置
の制御方法,及び機械式駐車装置の安全確認機能を設ける方法」(以下「本
件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10055控訴棄却
特許法第1条の違反,及び,特許権侵害,慰謝料等被害請求控訴事件
被控訴人日本製鉄株式会社
日鉄テクノロジー株式会社
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特許法79条 特許法125条 特許法102条1項 特許法29条1項2号
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[概要] 1(1) 本件は,被控訴人日本製鉄(以下,被控訴人日本製鉄について,旧商号
時についても特に区別せず,単に「被控訴人日本製鉄」ということがある。)の子
会社であって,後に被控訴人日鉄テクノロジーに吸収合併されたテクノリサーチ社
にかつて勤務していた控訴人が,①船舶の傾斜測定装置として被控訴人日本製鉄の
使用・販売する装置(被告装置)は,控訴人の保有する本件特許に係る発明の技術
的範囲に属するものであり,被控訴人日本製鉄による被告装置の使用及び販売は本
件特許権を侵害し,テクノリサーチ社は被控訴人日本製鉄による本件特許権の侵害
行為の原因となる行為をした,②被控訴人日本製鉄及びテクノリサーチ社は,控訴
人のテクノリサーチ社在勤中にした別件発明につき,別件訴訟1で控訴人の職務を
偽って主張するなどして裁判所に職務発明であるとの誤った判断をさせ,その後,
適切な内容での特許出願をせず拒絶査定を意図的に確定させるなどした上,さらに,
被控訴人らにおいて,異議に理由がないことを知りながら本件特許に対して特許異
議の申立てをするなどの一連の不法行為をし,③被控訴人日鉄テクノロジーはテク
ノリサーチ社を吸収合併したことによりテクノリサーチ社の権利義務を承継したと
主張して,被控訴人らに対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,①につい
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10096審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10097審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10098審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月1日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10039控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (アンテナ装置)
被控訴人株式会社ヨコオ
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特許法36条6項1号 特許法123条1項4号 特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「アンテナ装置」とする特許(特許第5237617
号,請求項の数11。以下「本件特許」という。)の特許権者である控訴人が,
被控訴人が製造又は輸入し,販売又は販売の申出をしている原判決別紙被告製
品目録記載の製品(以下「被控訴人製品」という。)は,後記3⑴の訂正認容
審決及び無効審判請求不成立審決により訂正が認められた後の本件特許の請求
項1(以下,後記3⑴の訂正認容審決及び無効審判請求不成立審決により訂正
が認められた後の本件特許の請求項1を,単に「請求項1」という。)記載の
発明の技術的範囲に属し,その生産,譲渡又は譲渡の申出は,請求項1に係る
特許の特許権を侵害すると主張し,被控訴人製品の生産,譲渡又は譲渡の申出
の差止め(特許法100条1項),被控訴人製品の廃棄(特許法100条2項),
損害賠償4000万円(民法709条,特許法102条3項)及びこれに対す
る不法行為の後である平成30年3月2日(訴状送達日の翌日)から支払済ま
で民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)28541
損害賠償請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10049一部認容
損害賠償請求控訴事件 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
被控訴人株式会社ツインズ
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特許法102条2項 特許法73条2項 特許法102条3項 特許法73条1項
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特許権 | 264回 | 侵害 | 95回 | 実施 | 90回 | 損害賠償 | 70回 |
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[概要] 1(1) 本件は,控訴人が,被控訴人には次のアからウの債務不履行又は不法行為
があると主張して(アとイは選択的な主張),被控訴人に対し,債務不履行又は不法
行為による損害賠償請求権に基づき,損害額の合計2億2000万円(ア又はイに
ついて1億円,ウについて1億円,弁護士費用相当額として2000万円)及びこ
れに対する催告の後の日又は不法行為の後の日である平成28年6月16日から支
払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10081控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被控訴人シャープ株式会社
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特許法104条の3 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
ュータシステム」とする特許(特許第4611388号。以下,この特許を「本
件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権
者である控訴人が,被控訴人によるスマートフォン「AQUOS SERIE
SHV32」(以下「被告製品」という。)の製造及び販売が本件特許権の
侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償の一部請求として456万円及びこれに対する平成28年8月11
日(不法行為の後)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10057控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求控訴事件 (タンパク質を抽出する混合液)
被控訴人株式会社ディーエイチシー
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特許法70条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「タンパク質を抽出する混合液」とする特許(特許第
5388259号。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特
許権を「本件特許権」という。)の特許権者である控訴人が,被控訴人による
別紙被告製品目録記載のクレンジングオイル(以下「被告製品」という。)の
製造及び販売は本件特許権の侵害に当たる旨主張して,本件特許権侵害の不法
行為に基づく損害賠償の一部請求として,1000万円及びこれに対する平成
29年12月20日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下,単に「民法」という。)
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)29883一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
原告有限会社宝石のエンジェル
X1 被告Y1
石福ジュエリーパーツ株式会社
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特許法126条6項 特許法100条1項 特許法37条 特許法70条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権(特許第40
44598号。以下「本件特許権」という。)を有する原告会社及び原告会社か20
らその専用実施権の設定を受けた原告X1が,被告Y1が製造,販売し,被告石
福ジュエリーが販売する別紙1物件目録記載の商品名の製品(以下「被告製品」
という。)が,本件特許権に係る特記発明の技術的範囲に属するなどと主張して,
(1) 被告Y1に対しては,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品の製造,
販売及び販売の申出の差止め,並びに被告製品,半製品及び製造設備の廃棄を求25
めるとともに,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として,原告会社に
つき平成28年11月8日から令和元年7月7日までの間の損害額1億271
9万0400円,原告X1につき同月8日から同年11月7日までの間の損害額
▶判決の詳細
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