権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成19年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (歯ブラシ)
被告特許庁長官中嶋誠 原告スミスクライン・ビーチャム・コンシューマー・ヘルス
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[概要] 本件は,原告が,名称を「歯ブラシ」とする発明について,特許出願をして拒絶
査定を受け,これを不服として審判請求をしたが,審判請求は成り立たないとの審
決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10152審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ステップテクニカ 原告日本パルスモーター株式会社
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特許法29条の2
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[概要] 本件は,被告が特許権者である後記特許に関し,原告が特許無効審判請求をし
たところ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,請求人たる原告がその取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年2月1日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)4418請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社スタンドオフ
P1
P2
P3
ら
ら訴訟復代理人弁護士鈴木基之 原告株式会社東京データキャリ
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項 民法709条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,人材派遣事業等を営む原告が,原告の元従業員である被告ら3名及び
同人らを雇用した被告会社は,原告の顧客に関する情報及び派遣スタッフに関す
る情報(以下,順に「顧客情報」,「派遣スタッフ情報」といい,両者を併せて
「本件情報」という。)を使用して,原告の顧客の派遣元を原告から被告会社に
変更させ,原告の派遣スタッフを被告会社の派遣スタッフとして登録させたとし
て,かかる被告らの行為が不正競争防止法2条1項7号(被告ら3名につき)又
は同項8号(被告会社につき)所定の不正競争又は不法行為に当たると主張して,
主位的に不正競争防止法4条に基づき,予備的に民法709条に基づき,損害金
2261万4880円及びこれに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払いを求めている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年2月1日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)4869一部認容
損害賠償等請求事件
被告ジット株式会社 原告株式会社エコリカ
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商標法38条2項
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[概要] 本件は,原告が,①株式会社ノジマ(以下「ノジマ」という。)から被告に,
原告所有の使用済みのプリンタ用インクカートリッジが誤送付されたところ,
これを被告が取り込んだことが,委任終了による委任事務清算義務違反による
債務不履行ないし不法行為である,②株式会社ヤマダ電機(以下「ヤマダ電
機」という。)テックランド甲府店に原告が設置した空カートリッジ回収ボッ
クスに入れられていた原告所有の空カートリッジを被告が取り込んだことが,
委任終了による委任事務清算義務違反による債務不履行ないし不法行為である,
③被告が,別紙被告第1,第2標章目録記載の標章を使用した商品を販売した
ことが原告の商標権を侵害する行為であるとして,原告が被告に対し損害賠償
及び遅延損害金を請求する訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年2月1日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10411審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項16号
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[概要] 本件は,原告が,後記商標登録の出願をしたところ,商標法3条1項3号及び4
条1項16号に該当するとして拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求
をしたが,「本件審判請求は成り立たない」との審決がされたため,同審決の取消
しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年1月31日 横浜地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)3460請求棄却
損害賠償等請求事件
被告Y 原告X
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著作権法2条1項1号 著作権法14条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の要旨
DREAM JOURNEY The Art本件は 原告が制作した人形作品を被写体とした, 「
」 ( 「 」of Leather Dolls X 夢の旅 Xの世界 と題する写真集 以下 本件写真集
という )が株式会社エス・エス・アイ(以下「本件出版社」という )から。 。
「きこ書房」との名前で出版され,被告が著作権者として印税380万円を同
社から受け取り,そのうち30万円を原告に支払ったところ,原告が,① 原
告が本件写真集の著作者である,② 被告が本件写真集の著作権を有するので
あれば本件各人形の使用を許諾しなかった等と主張して,被告に対し,不法行
為に基づき,印税相当額350万円及び弁護士費用35万円の合計385万円
及び民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10299審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告ユーエスピーエープロパティーズインク
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商標法4条1項15号 商標法4条 商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙1のとおりの構成よりなる商標(以下「本願商標」という )。
につき,第25類「洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下
着,水泳着,水泳帽,和服,エプロン,えり巻き,靴下,ゲートル,毛皮製ス
トール,ショール,スカーフ,足袋,足袋カバー,手袋,布製幼児用おしめ,
ネクタイ,ネッカチーフ,マフラー,耳覆い,ずきん,すげがさ,ナイトキャ
, , , , , , , ,ップ ヘルメット 帽子 ガーター 靴下止め ズボンつり バンド ベルト
靴類( 靴合わせくぎ・靴くぎ・靴の引き手・靴びょう・靴保護金具」を除「
く ,靴合わせくぎ,靴くぎ,靴の引き手,靴びょう,靴保護金具,げた,。)
草履類,運動用特殊衣服,運動用特殊靴( 乗馬靴」を除く ,乗馬靴」を指「 。)
定商品として,平成7年8月2日に登録出願(商願平7−78627号)した
が,平成11年11月15日に拒絶査定を受けたので,同12年2月14日に
不服2000−1753拒絶査定不服の審判を請求した。特許庁は,同請求を
号事件として審理し,平成18年2月7日に「本件審判の請求は,成り立たな
い 」との審決をし,その審決謄本は,同年3月1日に原告に送達された。。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10205審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷凍バッグ)
被告特許庁長官 原告ニプロ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成8年4月9日,発明の名称を「冷凍バッグ」とする発明につ
き,特許出願(特願平8−86767号。以下「本願」という。)をし,平
成14年8月26日付け手続補正書をもって本願に係る明細書の特許請求の
範囲等について補正をしたが,平成15年6月17日,特許庁から拒絶査定
を受けた。
原告は,これを不服として審判請求をするとともに,平成15年7月10
日付け手続補正書をもって本願に係る明細書について特許請求の範囲を補
正(以下「本件補正」という。)した(以下,本件補正後の明細書を「本願
明細書」という。)。
そして,特許庁は,上記審判請求を不服2003−12144号事件とし
て審理した結果,平成18年3月22日,本件補正を却下した上,「本件審
判の請求は,成り立たない。」との審決(以下,単に「審決」という。)を
し,その謄本は,同年4月4日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10124審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (眼鏡レンズの供給システム)
被告HOYA株式会社 原告東海光学株式会社
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特許法44条1項 特許法36条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成4年6月24日にした特許出願(特願平4−165912
号。以下「原出願」という。)の一部を分割して,平成11年7月27日に
発明の名称を「眼鏡レンズの供給システム」とする発明につき特許出願(特
願平11−212631号。以下「本件出願」という。)をし,平成14年
4月5日,特許第3294825号として特許権の設定登録(設定登録時の
請求項の数2。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた。
これに対し被告から本件特許のうち,請求項1に係る発明の特許について
無効審判請求がされ,特許庁は,これを無効2005−80161号事件と
して審理した結果,平成18年2月10日,「本件審判の請求は成り立たな
い。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は同年2月23日
原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件出願の願書に添付した明細書(以下,この明細書を図面と併せて「本
件明細書」という。甲8)の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとお
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10716審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (マルエージング鋼およびその製造方法)
被告大同特殊鋼株式会社 原告日立金属株式会社
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特許法131条2項 特許法29条2項 特許法156条2項 特許法36条5項
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審決 | 128回 | 進歩性 | 43回 | 無効 | 29回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「マルエージング鋼およびその製造方法」とする特許
第2909089号(平成元年4月26日出願,平成11年4月2日設定登録。
以下「本件特許」という。)の特許の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10523審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (識別対象偏向装置)
被告特許庁長官中嶋誠
指定代理人岡千代子 原告株式会社ユニレック
X
ら
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特許法29条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告らは,発明の名称を「識別対象偏向装置」とする発明につき,平成12
年2月7日,特許を出願(以下「本願」といい,本願に係る明細書及び図面を
「本願明細書」という。)し,平成15年2月17日付け手続補正書により補
正を行ったが,平成15年12月12日付けの拒絶査定を受け,平成16年1
月16日,審判請求を行い,同日付け手続補正書を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)22355等請求棄却
損害賠償請求事件
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特許法29条2項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本訴は,原告が,被告に対し,原告が有していた放電焼結装置についての特
許に対して被告がした異議申立ては権利の濫用であって不法行為に当たる(本
訴請求(1)ないし(5)),また,被告に,原告被告間で締結した契約の債
務不履行,及び原告が作成した設計図の著作権(複製権)侵害等があった(本
訴請求(6)ないし(10))と主張して,それぞれについて,損害15億円
のうち5万円(ただし,本訴請求(1)ないし(5)については,請求として
同一であると解されるので,一部請求額は,合計25万円となる。)及びこれ
らに対する平成18年11月7日(本訴状送達の日の翌日)から支払済みに至
るまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求めたのに対し,被告が,本訴
請求(1)ないし(5)については,実質的には関連訴訟で認められなかった
請求及び主張を蒸し返すもので信義則に反して許されないとして却下を求める
とともに,本訴請求(6)ないし(10)については,主張されている事実は
ないとして,棄却を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)13706請求棄却
損害賠償請求事件
被告Y1
Y2 原告X
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民法709条
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[概要] 本件は,「里見学園八剣伝」という名称のウェブサイト(以下「原告サイ
ト」という。)を運営している原告が,「白ノ蓮」という名称のウェブサイ
ト(以下「被告サイト」という。)を運営していた被告らに対し,被告らは,
被告サイトに,原告サイト上の記載を複製して,原告の著作権(複製権)を
侵害したと主張し,また,被告らは,①原告サイトの構造,シナリオ等を模
倣して,被告サイトを作成し,②被告サイトにおいて,原告サイトの世界観
を毀損する内容の設定をしたり,本来秘密にしておくべき原告サイトの情報
を漏らし,③原告サイトにおいて,被告サイトの広告をし,④原告の名誉を
毀損する内容のメールを被告サイトの参加者に対して送信等したが,これら
の行為は,それぞれ被告らの共同不法行為を構成すると主張して,民法70
9条,719条に基づき,慰謝料として金200万円及び逸失利益として金
400万円の合計金600万円の損害のうち,一部請求としてそれぞれに対
して金300万円の賠償を求めている事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10318審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社カネミツ
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意匠法3条1項3号 意匠法2条1項 意匠法6条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成16年3月15日,別添審決謄本写しの別掲第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「プーリー」とする意匠登録出願(意願2004−
7578号,以下「本件出願」といい,その部分意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,平成17年3月8日付けで拒絶査定を受けたので,同年4月
25日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10317審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社カネミツ
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意匠法3条1項3号 意匠法2条1項 意匠法6条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成16年3月15日,別添審決謄本写しの別掲第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「プーリー」とする意匠登録出願(意願2004−
7546号,以下「本件出願」といい,その部分意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,平成17年3月8日付けで拒絶査定を受けたので,同年4月
25日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10356審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告楽天証券株式会社 原告カブドットコム証券株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項10号 商標法4条1項19号 商標法2条3項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,「ワンショットコース」の文字を標準文字により書してなり,指定
役務を第36類「前払式証票の発行,ガス料金又は電気料金の徴収の代行,有
価証券の売買,有価証券指数等先物取引,有価証券オプション取引及び外国市
場証券先物取引,有価証券の売買・有価証券指数等先物取引・有価証券オプシ
ョン取引及び外国市場証券先物取引の媒介・取次ぎ又は代理,有価証券市場に
おける有価証券の売買取引・有価証券指数等先物取引及び有価証券オプション
取引の委託の媒介・取次ぎ又は代理,外国有価証券市場における有価証券の売
買取引及び外国市場証券先物取引の委託の媒介・取次ぎ又は代理,有価証券の
引受け,有価証券の売出し,有価証券の募集又は売出しの取扱い,株式市況に
関する情報の提供,商品市場における先物取引の受託,生命保険契約の締結の
媒介,生命保険の引受け,損害保険契約の締結の代理,損害保険に係る損害の
査定,損害保険の引受け,保険料率の算出,建物の管理,建物の貸借の代理又
は媒介,建物の貸与,建物の売買,建物の売買の代理又は媒介,建物又は土地
の鑑定評価,土地の管理,土地の貸借の代理又は媒介,土地の貸与,土地の売
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成15(ワ)23981一部認容
補償金請求事件
被告キヤノン株式会社 原告Ai
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特許法35条 特許法35条3項 特許法35条4項 特許法35条1項
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実施 | 971回 | ライセンス | 564回 | 職務発明 | 105回 | 許諾 | 102回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,平成16年法律第79号による改正前の特許
法35条(以下,同条について「特許法」という場合,特に断らない限り,平
成16年法律第79号による改正前の特許法をいう )に基づき,原告が被告。
に承継させた職務発明に係る特許を受ける権利について,その相当対価10億
円の支払を求めた事案である。被告は,相当対価を支払済みであると主張して
いる。
( , 。)1 前提となる事実 当事者間に争いがないか 後掲各証拠によって認められる
( ) 当事者1
, ,原告は 昭和43年に名古屋大学理学部物理学科を卒業して被告に入社し
平成14年8月31日まで被告に在職した者である。原告は,現在,独立行
政法人科学技術振興機構(旧科学技術振興事業団)に在籍している。
被告は,昭和12年8月10日に設立された,コンピュータ周辺機器,複
写機等オフィス用機器,カメラその他光学機械器具の製造及び販売等を目的
とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)5863請求棄却
損害賠償等請求事件
被告王子ネピア株式会社 原告大王製紙株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項1号 特許法102条3項 特許法29条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告の製造販売する紙おむつが,原告の有す
る「紙おむつ」についての特許発明の技術的範囲に含まれるとして,特許権侵
害に基づく損害賠償を求めた事案である。被告は,被告の製造販売する紙おむ
つは上記特許発明の技術的範囲に含まれず,また,原告の特許権には進歩性欠
如の無効理由が存するので権利行使が許されないなどと主張して,これを争っ
ている。
( , 。)1 前提となる事実 当事者間に争いがないか 後掲各証拠によって認められる
( ) 当事者1
原告は,紙・板紙の製造加工,販売等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10269審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告アルゼ株式会社
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[概要] 本件は,原告の有する後記特許について被告が無効審判請求をしたところ,
特許庁がこれを無効とする審決をしたことから,原告がその取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10860審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社日本スペリア社 原告東京半田錫工業協同組合
補助参加人千住金屬工業株式会社
及び
補助参加人
及び
補助参加人
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特許法36条4項 特許法29条の2 特許法29条2項 特許法36条6項1号
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無効 | 52回 | 審決 | 46回 | 訂正審判 | 26回 | 無効審判 | 20回 |
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[概要] 本件は,被告が有する後記特許について,原告が無効審判請求をしたとこ
ろ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,原告がその取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10138審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告スリーエムカンパニー
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が後記発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これを不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたこ
とから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10451審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告美和ロック株式会社
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意匠法3条1項 意匠法50条3項 意匠法6条2項 意匠法52条
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[概要] 本件は,原告が後記意匠につき意匠登録出願をしたところ,拒絶査定を受け
たため,これを不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をし
たことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10214審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
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特許法29条2項
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[概要] 原告は,後記特許の出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これに対す
る不服の審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その
取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ネ)10061控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社クレハ 被控訴人メルク製薬株式会社
扶桑薬品工業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項
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[概要] 1 一審原告である控訴人は,化学工業薬品・化学工業品・農薬・医薬品・医薬
部外品等の製造・販売等を業とする株式会社であり,慢性腎不全用医薬品であ
るクレメジンに関する基本特許(ただし,その存続期間は既に終了してい
る )に関連する特許として,内服用吸着剤の分包包装体及びその製造方法に。
ついての本件特許(特許第2607422号の特許権。出願平成5年9月8日,
登録平成9年2月13日)を有し,平成3年12月から,先発品である「クレ
メジンカプセル200 (商品名。球形吸着炭を有効成分として含有する慢性」
腎不全用剤。原判決にいう「原告製品2 )を製造販売し,また平成12年7」
月からは,同じく先発品である「クレメジン細粒 (商品名。球形吸着炭を有」
効成分として含有する慢性腎不全用剤。原判決にいう「原告製品1 )を製造」
販売している。一方,一審被告らである被控訴人らは,先発品の特許権の存続
期間満了後に製造販売が開始されるいわゆる後発品(ジェネリック医薬品)の
製造販売(被控訴人メルク社)又は販売(被控訴人扶桑薬品)等を業とする株
式会社であるが,前記クレメジンの後発品で,球形吸着炭を有効成分として含
有する慢性腎不全用剤である「メルクメジン細粒 (商品名。原判決にいう」
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10267審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ビーピーケミカルズリミテッド
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,原告が後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを
不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたので,その取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10266審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ビーピーケミカルズリミテッド
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,原告が後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを
不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたので,その取
消しを求めた事案である。
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著作権
平成19年1月30日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)12138一部認容
著作権に基づく差止請求権不存在確認請求事件
被告コピーライツ・ジャパン株式会社鳥海哲郎 原告株式会社ファミリア井上周一
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不正競争防止法2条1項13号 民法709条 不正競争防止法3条1項 商標法2条3項6号
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許諾 | 83回 | ライセンス | 63回 | 侵害 | 40回 | 差止 | 34回 |
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[概要] 本件は ベアトリクス・ポター Beatrix Potter が創作した絵本である T, ( ) 「
HE TALE OF PETER RABBIT (邦題「ピーターラビットのおはなし )中の絵柄」 」
(原画)についての著作権の日本における管理業務(商品化許諾業務)を行っ
ている被告に対し,同絵柄を使用したバスタオル及びフェイスタオルの販売を
企画したと主張する原告が,
( ) 日本における同絵柄(原画)の著作権が存続期間満了により消滅したこ1
とを理由に,被告が原告に対し同著作権に基づく差止請求権を有しないこと
の確認を求めるとともに,
C( ) 同著作権が消滅した後も被告が被告ライセンス商品についていわゆる2
表示など同絵柄(原画)について未だ著作権が存続しているかのような表示
をライセンシーをして使用させ,需要者ないし取引者をして同絵柄の著作権
が日本において未だ存続しているかのように誤認させる表示をしているとこ
ろ,同表示は,同ライセンス商品の品質又は内容及び後記被告商品化許諾業
務に係る役務の質又は内容を誤認させる不正競争行為(不正競争防止法2条
1項13号)に該当すると主張して,不正競争防止法3条1項に基づき,同
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著作権
平成19年1月30日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)10324一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告A 原告社団法人日本音楽著作権協会北本修二
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著作権法38条1項 著作権法112条2項 民法704条 著作権法22条
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侵害 | 58回 | 許諾 | 52回 | 差止 | 29回 | 損害賠償 | 19回 |
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[概要] 本件は,被告が,その経営する本件店舗において,歌手,楽器奏者及び客を
して,歌唱と楽器演奏により,原告が著作権を管理する別添楽曲リスト(平成
4年8月1日発行のもの1冊及び平成17年10月20日発行のもの1冊)記
載の音楽著作物(以下「管理著作物」という )の演奏をさせ,これを来店し。
た不特定多数の客に聴かせているところ,原告は,被告の上記演奏行為は原告
の管理著作物の著作権(演奏権)を侵害するものであると主張して,被告に対
し,管理著作物に対する著作権(演奏権)に基づき,本件店舗における管理著
作物の使用(演奏)の差止め,その演奏に利用される別紙物件目録記載の楽器
及び音響装置の本件店舗からの撤去と,本件店舗への楽器及び音響装置の搬入
の禁止を求めるとともに,主位的に,上記著作権(演奏権)侵害による不法行
為に基づき,管理著作物の使用料相当額及び弁護士費用の損害賠償(不法行為
の後の日である別紙遅延損害金目録記載の各起算日以降の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金を含む )を求め,予備的に,管理著作物の使用料相当。
額の不当利得の返還(不当利得の後の日である別紙遅延損害金目録記載の各起
。) 。算日以降の悪意の受益者に対する利息支払請求を含む を求めた事案である
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商標権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ネ)10026控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社大創産業
プロテックス株式会社 被控訴人株式会社タカラトミー(旧商号株式会社トミー)
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商標法38条2項 商標法38条
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商標権 | 28回 | 許諾 | 25回 | 侵害 | 22回 | ライセンス | 8回 |
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[概要] 1 前提となる事実(後掲証拠及び弁論の全趣旨により認められる事実並びに当
事者間に争いのない事実。当事者の呼称を改めたほかは,原判決の「事実及び理
- -2
由」中の「第2 事案の概要」の「1 前提となる事実」と同一である。)は,次
のとおりである。
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意匠権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10367審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社三洋物産
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意匠法3条2項
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[概要] 本件は,原告が,意匠に係る物品を「ゲーム機」とする意匠につき登録出願をし
て,拒絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求は成り立
たないとの審決がなされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
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商標権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10300審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告ユーエスピーエープロパティーズインク
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商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,商標登録出願についての拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした
審決の取消しを求める事案である。
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特許権
平成19年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10222審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (交通機関積載物重量自己表示機)
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,名称を「交通機関積載物重量自己表示機」とする発明につき特
許出願をして拒絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求
は成り立たないとの審決がなされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
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特許権
平成19年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10312審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (画像データ表示装置)
被告Y 原告株式会社島津製作所
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「画像データ表示装置」とする特許第2770764
号の特許(平成7年2月24日出願,平成10年4月17日設定登録。以下
「本件特許」という。請求項の数は1である。)の特許権者である。
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特許権
平成19年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10065請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (複合高分子電解質膜及びその製造方法)
被告特許庁長官 原告本田技研工業株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 106回 | 進歩性 | 15回 | 実施 | 12回 | 特許権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「複合高分子電解質膜及びその製造方法」とする
特許第3442741号の特許(平成13年1月19日出願,平成15年
6月20日設定登録,設定登録時の請求項の数13。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
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実用新案権
平成19年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10093審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社安川電機 原告川崎重工業株式会社
トヨタ自動車株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)17405
商号使用差止等請求事件
被告杏林ファルマ株式会社 原告杏林製薬株式会社
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 争いのない事実等
(1) 原告について
原告は,医薬品,医薬部外品,動物用医薬品,診断試薬,工業薬品,農薬,
医薬品を除く毒物・劇物,衛生材料,衛生用品の製造売買及び輸出,輸入等
を目的とする会社である(甲1)。
原告は,昭和15年12月4日に設立され,以来「杏林製薬株式会社」な
る商号で営業を行ってきた。平成18年3月31日現在,資本金43億17
00万円,従業員数1502名を有し,日本国内に,研究所,工場を4箇所,
支店12箇所及び営業所74箇所を設け,米国,ドイツを含めた国内外に,
8社の子会社等を有しており,原告の持株会社の株式は,「キョーリン」銘
柄として東京証券取引所第一部に上場されている。
(2) 被告について
被告は,化粧品・医薬品・医薬部外品・動物用医薬品・診断試薬・生化学
薬品・工業薬品・農薬の研究開発・製造・輸出入・販売・卸業務等を目的と
する会社である(甲3)。
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特許権
平成19年1月25日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ネ)10025控訴棄却
職務発明の対価請求控訴事件
控訴人X 被控訴人積水化学工業株式会社
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実施 | 64回 | 特許権 | 14回 | 許諾 | 12回 | 職務発明 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,被控訴人の従業員である控訴人がした職務発明につき,特許法(平
成16年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)35条3項に基づいて,特
許を受ける権利を使用者である被控訴人に承継させたことに対する相当な対価
(以下単に「相当の対価」ということがある。)の未払分及び平成16年11月29
日から支払済みまでの遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10072審決取消訴訟
審決取消請求事件 (番組選択装置および番組選択方法)
被告特許庁長官中嶋誠 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法126条2項 特許法165条 特許法126条
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[概要] 本件は,特許権者である原告が,訂正審判の請求をしたところ,請求は成り立た
ないとの審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10071審決取消訴訟
審決取消請求事件 (放送内容受信装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法126条2項 特許法165条 特許法126条
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[概要] 本件は,特許権者である原告が,訂正審判の請求をしたところ,請求は成り立た
ないとの審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10070審決取消訴訟
審決取消請求事件 (番組サーチ装置および番組サーチ方法)
被告特許庁長官中嶋誠 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法126条2項 特許法165条 特許法126条
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[概要] 本件は,特許権者である原告が,訂正審判の請求をしたところ,請求は成り立た
ないとの審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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