権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成18年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10404審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (超音波式流量計)
被告特許庁長官中嶋誠 原告松下電器産業株式会社
|
特許法29条2項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「超音波式流量計」とする発明につき,平成7年5月
19日,特許を出願(平成7年特許願第120977号,以下「本願」という。
請求項の数は4である。)し,平成16年4月23日付け手続補正書により明
細書の補正を行ったが,同年9月22日付けの拒絶査定を受け,同年10月2
8日,不服の審判請求を行った。
特許庁は,この審判請求を不服2004-22317事件として審理し,そ
- -2
の結果,平成17年2月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,同年3月8日,審決の謄本が原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成16年4月23日付け手続補正書による補正後の本願の明細書及び図面
(以下「本願明細書」という。)に記載された請求項1に係る発明(以下「本
願発明」という。)は,下記のとおりである。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10185審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高透過率プリズムビームエキスパンダを備える狭帯域化装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告サイマーインコーポレイテッド
|
特許法29条2項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「高透過率プリズムビームエキスパンダを備える狭
帯域化装置」とする発明につき,平成11年9月28日(パリ条約による優
先日平成10年9月28日,米国),特許を出願(平成11年特許願第27
4545号,以下「本願」という。請求項の数は14である。)し,平成1
2年7月17日付け手続補正書により明細書の補正をしたが,平成13年9
月26日付けの拒絶査定を受け,平成14年1月4日,不服の審判請求を行っ
た。
特許庁は,この審判請求を不服2002-99号事件として審理した。審
理の過程で,原告は,平成14年2月4日付け手続補正書を提出したが,特
許庁は,審理の結果,平成15年9月29日,上記手続補正を却下した上で
「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,同年10月14日,審
決の謄本が原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成12年7月17日付け手続補正書による補正後の本願の請求項1に係る
▶判決の詳細
|
商標権
平成18年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10833審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告ベアー,ユー,エス,エー, 原告株式会社セント・ローラン
|
商標法4条1項
|
|
|
[概要] 本件は,後記商標の商標権者である原告が,特許庁から,被告の無効審判の請
求に基づき後記商標を無効とする審決を受けたことから,同審決の取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成18年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10829審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告ベアー,ユー,エス,エー, 原告株式会社セント・ローラン
|
商標法4条1項
|
|
|
[概要] 本件は,後記商標の商標権者である原告が,特許庁から,被告の無効審判の請
求に基づき後記商標を無効とする審決を受けたことから,同審決の取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10672審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告ジェミックス株式会社 原告第一高周波工業株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告の有する後記特許について被告が無効審判を請求したところ,
特許庁が請求項1ないし5に係る発明についての特許を無効とし,請求項6に
係る発明についての審判請求を不成立とする審決をしたことから,原告が,特
許を無効とした部分の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成18年4月19日 大阪高等裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)2866控訴棄却
不正競争行為差止等
被告)株式会社ピーチ・ジョン 控訴人(1審原告)ゴールドフラッグ株式会社 被控訴人(1審被告)株式会社ピーチ・ジョン
|
不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法3条 不正競争防止法2条1項2号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,米国企業が製造販売するブラジャーの日本国内における独占的販売
権者である控訴人が,同じくブラジャーを輸入し,販売する被控訴人に対し,
①控訴人のブラジャーの形態は控訴人の出所を表示する商品表示として周知性
を有するところ,被控訴人のブラジャーの形態は控訴人のブラジャーの形態と
類似し,控訴人の商品と混同を生じさせるおそれがある(不正競争防止法〈以
下,特に断らない限り,平成17年法律第75号による改正前のものをい
う。〉2条1項1号),②控訴人のブラジャーの形態は控訴人の出所を表示す
る商品表示として著名性を有するところ,被控訴人のブラジャーの形態は控訴
人のブラジャーの形態と類似している(同2号),③被控訴人のブラジャーの
形態は控訴人のブラジャーの形態を模倣したものである(同3号)と主張して,
(ア)同法3条1項に基づき被控訴人のブラジャーの輸入・販売の差止め,(イ)
同法3条2項に基づき被控訴人のブラジャーの廃棄,(ウ)同法4条に基づき被
控訴人のブラジャーの販売によって平成16年5月1日から同年7月31日ま
での間に控訴人が被った3億円の損害の賠償及びこれに対する同年8月1日か
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)10064請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告ヤヨイ食品株式会社
補助参加人株式会社前川製作所山﨑順一
及び
補助参加人 原告八洋エンジニアリング株式会社
共立冷熱株式会社
ら
|
特許法29条2項 特許法100条1項 特許法29条1項3号
|
無効 | 16回 | 刊行物 | 15回 | 進歩性 | 12回 | 無効審判 | 10回 |
|
|
[概要] 本件は,アンモニアサイクルと炭酸ガスサイクルとを組み合わせたヒートポ
ンプシステムに関する特許権を共有する原告らが,被告補助参加人が設計,施
工し,被告において業として使用する別紙被告装置説明書記載の装置(以下
「被告装置」という。)が,上記特許権に係る発明の技術的範囲に属するとし
て,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告装置の使用の差止めを求
めたのに対し,被告及び被告補助参加人が,被告装置は上記発明の技術的範囲
に属するものではなく,また,上記特許権に係る特許は特許無効審判により無
効にされるべきものであるから,その権利行使は許されないとして争っている
事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成18年4月18日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成15(ワ)11661一部認容
商標権侵害差止等
被告株式会社エスロク木下正信 原告藤本製薬株式会社
株式会社フジモト・ブラザーズ
株式会社フジモト・コーポレーション安部朋美
ら
|
商標法37条1号 商標法2条3項8号 商標法6条3項 不正競争防止法5条1項
|
商標権 | 124回 | 侵害 | 114回 | 損害賠償 | 15回 | 無効 | 12回 |
|
|
[概要] 1 争いのない事実等(当事者間に争いがない事実及び末尾に掲記する証拠並び
に弁論の全趣旨により容易に認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告ら
原告藤本製薬は,医薬品の製造及び販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10771審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告特許庁長官 原告アルゼ株式会社
|
|
審決 | 102回 | 訂正審判 | 70回 | 無効 | 69回 | 特許権 | 42回 |
|
|
[概要] 原告は,平成8年10月24日に設定登録された特許第2574912号の特許権者であ
ったところ,第三者から特許無効審判請求を受け,特許庁が平成15年11月17日同
特許を無効とする審決をしたことから,これに対する不服申立てとして東京高等
裁判所に審決取消訴訟を提起したが,平成17年2月15日に請求棄却の判決を受
け,最高裁判所の平成17年7月7日付け上告棄却決定等により前記審決が確定す
ることとなった。本件は,特許権者であった原告が,上記審決確定前の平成17年
3月1日に,前記特許権に関し特許庁に訂正審判請求をしたところ,特許庁が特
許無効審決の確定を理由に,対象物のない不適法な請求になったとして,前記訂
正審判請求を却下する審決をしたため,原告が同審決の取消しを求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10739審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告特許庁長官 原告アルゼ株式会社
|
|
審決 | 129回 | 無効 | 122回 | 訂正審判 | 99回 | 無効審判 | 57回 |
|
|
[概要] 原告は,平成6年7月7日に設定登録された特許第1855980号の特許権者であ
ったところ,第三者から特許無効審判請求を受け,特許庁が平成14年12月25日同
特許を無効とする審決をしたことから,これに対する不服申立てとして東京高等
裁判所に審決取消訴訟を提起したが,平成17年2月21日に請求棄却の判決を受
け,最高裁判所の平成17年7月14日付け上告棄却の決定等により前記審決が確定
することとなった。本件は,特許権者であった原告が,上記審決確定前の平成17
年3月1日に,前記特許権に関し特許庁に訂正審判請求をしたところ,特許庁が
特許無効審決の確定を理由に,対象物のない不適法な請求になったとして,前記
訂正審判請求を却下する審決をしたため,原告が同審決の取消しを求めた事案で
ある。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10397審決取消訴訟請求棄却
審決取消 (ビデオディスプレイ装置)
被告オリンパス株式会社 原告株式会社パルカ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許を無効とする審決の取消しを求める事件であり,原告は無効とされ
た特許の特許権者,被告は無効審判の請求人である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月14日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)8673請求棄却
特許権侵害差止等
被告エヌパット株式会社 原告甲
|
特許法101条3号 特許法102条2項 特許法102条3項 特許法101条4号
|
特許権 | 17回 | 実施 | 12回 | 侵害 | 11回 | 進歩性 | 10回 |
|
|
[概要] 本件は,被告による被告製品の製造・販売が原告の特許権を侵害するとして,原
告が,被告に対し,被告製品の製造・販売の差止め・廃棄並びに損害賠償及び民法
所定の遅延損害金の支払を求めたのに対し,被告が,構成要件の非充足及び進歩性
欠如による無効を主張して争った事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月13日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成16(ワ)14649請求棄却
損害賠償等
被告KDDI株式会社 原告アエロテルリミテッド
|
特許法123条1項1号 特許法44条1項 特許法29条2項 特許法40条
|
|
|
[概要] 本件は,電話の通話制御システム及び電話の通話制御方法に関する後記の本件
各特許権を有する原告が,被告が提供する国内電話及び国際電話サービス(以下
「被告サービス」という )は,本件各特許権を侵害すると主張して,被告に対。
し,本件各特許権侵害による損害賠償及び不当利得の返還を求めている事案であ
る。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月13日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)3155請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告株式会社ミズホメデイー 原告インバーネス・メデイカル・スウイツツベシユレンクテル・ハフツング
|
特許法29条2項 特許法102条3項 特許法29条 特許法101条3項
|
刊行物 | 141回 | 無効 | 24回 | 特許権 | 19回 | 進歩性 | 6回 |
|
|
[概要] 本件は,後記両特許権を有する原告が,被告が別紙物件目録1記載のインフ
ルエンザウイルス抗原検出試薬を製造販売等することは後記特許権1を間接侵
害し,被告が製造販売する同目録2及び3記載のHBs抗体・抗原検出等試薬
は本件発明2の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,①それら特許権
に基づき,それらの製造販売等の差止め及び廃棄,②それら特許権侵害の不法
行為に基づき,原告が被った3億2800万円の損害賠償及び内金3億130
0万円に対する平成17年10月22日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10697
特許取消決定取消請求事件 (トナー撹拌・搬送スクリュー)
被告特許庁長官 原告バンドー化学株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「トナー撹拌・搬送スクリュー」とする特許第3
392394号(平成12年6月20日出願,平成15年1月24日設定
登録,請求項の数3。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成18年4月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)10051控訴棄却
損害賠償等
被告)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
|
著作権法15条2項 民法709条 著作権法112条1項 民法724条
|
|
|
[概要] 控訴人は,委託を受けてコンピュータソフトウェアのプログラムを製作する個人
のプログラマーであり,被控訴人が家庭用ビデオゲーム機「プレイステーション」
を開発・製作するに当たり,別紙目録記載1~7の各プログラム(以下,同目録記
載の番号に従って「プログラム1」などといい,プログラム1~7を総括して「本
件各プログラム」という )を,プログラム3~7,1,2の順に開発した。。
控訴人は,本件各プログラムの著作権はいずれも控訴人に帰属し,被控訴人がこ
れらのプログラムをゲーム機及びゲーム機用ソフトに使用する行為は,控訴人の著
作権 複製権ないし翻案権 を侵害すると主張して 民法709条 著作権法114( ) , ,
条2項に基づき,3000万円の損害賠償(ただし,58億9523万円の損害賠
償の一部請求として )及び遅延損害金を請求するとともに,著作者人格権(同一。
性保持権)に基づき,本件各プログラムの改変の禁止(著作権法112条1項)を
求めている(主位的請求 。)
これに対して,被控訴人は,本件各プログラムは著作権法15条2項に定める職
務著作に該当し,仮にそうでないとしても,控訴人と被控訴人との間には,本件各
プログラムの開発委託契約の成立と同時に,開発によって生じたプログラムの著作
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10507等審決取消訴訟
審決取消
被告ら
|
特許法36条 特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条5項1号
|
|
|
[概要] 本件は,第1事件原告が被告らを特許権者とする後記本件特許について無効審判
の請求をし,第2事件原告がこれに参加したものであるところ,特許庁により審判
請求は成り立たないとの審決がされたため,原告らが同審決の取消しを求めた事案
である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10642審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アイシング材)
被告ライオン株式会社 原告
X
|
特許法148条3項 特許法126条1項 民事訴訟法338条1項5号
|
審決 | 46回 | 特許権 | 22回 | 訂正審判 | 15回 | 無効 | 12回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
( ) 原告は,平成4年7月23日,発明の名称を「アイシング材」とする特1
許出願をし(優先権主張,同年4月28日 ,平成10年6月26日,特許)
第2795782号の特許権の設定登録を受けた(以下,この特許を「本件
特許」といい,その特許権を「本件特許権」という 。。)
( ) 本件特許について,特許異議の申立てがされ,原告は,平成11年8月2
6日,訂正請求をしたところ,特許庁は,同年9月1日,上記訂正を認めた
上 「特許第2795782号の請求項1ないし13に係る特許を維持す,
る 」との決定をし,これが同月16日に確定した。。
( ) 本件特許権については,平成12年3月22日, (以下「 」とい3 B B
う )に対し移転登録(以下「本件移転登録」という )がされた。原告が,。 。
この移転登録の抹消を求めて訴えを提起したところ(大阪地方裁判所平成1
2年(ワ)第11763号特許権登録抹消手続請求事件 ,平成14年3月4)
日,本件移転登録の抹消を命ずる判決が言い渡され,同月20日,確定した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成18年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10772審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社天木
|
意匠法3条1項3号 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品を「軒巴瓦」とする意匠(以下「本願意匠」とい
う。)につき,平成16年4月21日,意匠登録出願(意願2004-121
44号)をした。この出願について,同年8月6日付けの拒絶理由通知があり,
原告は,同月24日付けの意見書を提出したが,同月25日付けの拒絶査定を
受けたため,同年9月28日,これに対する不服審判請求をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10467審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (包装)
被告オスカーメイヤーインコーポレーテッド 原告
Xアンドカンパニー
|
特許法167条 特許法36条4項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 以下に摘示する証拠及び弁論の全趣旨によれば,本件の前提となる事実は次
のとおりであると認められる。
(1) 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「包装」とし,昭和40年8月13日に出願され,
昭和51年5月14日に設定登録がされた特許第813512号の特許(以
下「被告特許」という。)の特許権者であったが,同特許権は,昭和60年
8月13日に存続期間が満了している(甲第1ないし第3号証)。
原告は,平成16年1月13日付けで被告特許についての特許無効審判請
求をし(以下「先の審判請求」という。),特許庁はこれを無効2004-
35015号事件として審理し,その結果,同年7月2日,「本件審判の請
求は,成り立たない。」との審決(以下「先の審決」という。)をし,これ
- -2
に対する審決取消訴訟が提起されることなく,先の審決は確定し,確定審決
の登録がされた(甲第1,第2及び第4号証)。
原告は,平成16年10月9日,再び被告特許についての特許無効審判請
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10556審決取消訴訟請求棄却
審決取消 (拡散反射率及び透過度の測定のための積分球並びにその他同種類のもの)
被告特許庁長官中嶋誠 原告ラブスフェアー,インコーポレイテッド
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願人が拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年4月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10384審決取消訴訟
審決取消請求承継参加 (電気掃除機用ごみ収納袋とし昭和62年5月1日に意匠出願として出願された意願昭62-17549)
被告株式会社イトウ
|
特許法29条2項 特許法36条3項 特許法123条1項2号
|
|
|
[概要] 本判決においては,書証等を引用する場合を含め,公用文の用字用語例に従って表記を変えた部
分がある。
▶判決の詳細
|
著作権
平成18年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成15(ワ)29709一部認容
損害賠償
|
著作権法36条 著作権法36条1項 民法724条 著作権法20条2項4号
|
許諾 | 240回 | 侵害 | 234回 | 損害賠償 | 93回 | 実施 | 27回 |
|
|
[概要] 1 本件事案
, ,本件は 小学生用国語教科書に掲載された著作物の著作権者である原告らが
上記著作物を掲載した国語テストを製作販売した被告らに対し,同国語テスト
を製作販売する行為は,原告らの上記著作物に対する複製権及び著作者人格権
(同一性保持権,氏名表示権)を侵害すると主張して,被告らに対し,それぞ
れ,主位的に,複製権及び著作者人格権(同一性保持権,氏名表示権)侵害を
理由とする不法行為に基づく損害賠償を求め,同請求権が時効消滅した場合に
, , ,は 予備的に 法律上の原因なくして使用料相当額の支払を免れたと主張して
不当利得の返還を求める事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成18年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10679審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告特許庁長官 原告松下電工株式会社
|
意匠法3条1項 意匠法2条1項 意匠法3条2項 意匠法6条3項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が意匠登録出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これに
対し不服の審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,原
告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成18年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成16(ワ)25297請求棄却
営業行為差止請求事件
被告ソフトバンク株式会社
日本テレコム株式会社 原告平成電電株式会社
|
不正競争防止法2条1項7号 民事訴訟法61条 不正競争防止法2条1項8号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,いわゆる回線交換方式による直収電話サービスに関する営
業秘密を被告ソフトバンク株式会社ほか2社に開示したところ,同被告ほか2
社が,同営業秘密を被告日本テレコム株式会社に不正に開示し,同被告がその
営業秘密を不正に利用して原告と同様の電話サービスを提供しているとして,
被告ソフトバンク株式会社に対しては,当該営業秘密の開示の差止めを,被告
日本テレコム株式会社に対しては,原告の営業秘密を不正に使用した電話サー
ビスの販売差止めをそれぞれ求めている事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成18年3月30日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成16(ワ)1671一部認容
不正競争行為差止等
被告清川株式会社 原告ゴールドフラッグ株式会社
|
不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項2号 特許法100条1項 不正競争防止法5条3項2号
|
|
|
[概要] 本件は、原告が、ブラジャーを輸入、販売している被告に対し、(1)原告
が輸入、販売しているブラジャーの形態は新規のものであり、かつ、被告が輸
入、販売しているブラジャーの形態は、原告が輸入、販売しているブラジャー
の形態を模倣したものであるから、被告による当該ブラジャーの輸入、販売は、
不正競争防止法2条1項3号所定の不正競争行為であり、また、(2)原告が
輸入、販売しているブラジャーの形態は、原告の商品表示として著名ないし周
知であり、かつ、被告が輸入、販売しているブラジャーの形態は、原告が輸入、
販売しているブラジャーの形態と類似し、これと混同させるおそれがあるから、
被告による当該ブラジャーの輸入、販売は、同法2条1項2号又は1号の不正
競争行為であると主張して、①同法2条1項2号又は1号及び同法3条に基づ
いて、被告による当該ブラジャーの輸入、販売の差止め及び廃棄を求めるとと
もに、②主位的に同法2条1項3号、予備的に同法2条1項2号又は1号及び
同法4条に基づいて、損害賠償を請求した事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)10109控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社スタビロ 被控訴人JFEソルデック株式会社
|
特許法29条2項 特許法101条3号 特許法101条4号 特許法102条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,後記本件特許権の間接侵害に基づく後
記被控訴人装置の製造又は販売行為の差止め,並びに本件特許権の間接侵害及
び独占的通常実施権の間接侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠償及び遅
延損害金の支払を求めたのに対して,被控訴人が,構成要件の非充足及び進歩
性欠如の無効事由等を主張して争った事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10509審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (地中埋設用ブロックの接合方法及びこれに用いる接着剤塗布用ノズル)
被告特許庁長官 原告
X
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成13年8月7日,発明の名称を「地中埋設用ブロックの接合方
法及びこれに用いる接着剤塗布用ノズル」とする特許出願(特願2001-2
75752号,以下「本願」という )をしたが,特許庁は,平成16年6月。
25日,本願について拒絶査定をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10481審決取消訴訟
審決取消請求承継参加事件 (超音波振動力利用珊瑚セラミックの機能生理活性負イオン空気発生装置)
被告特許庁長官中嶋誠
|
特許法17条の2 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
参加人は,発明の名称を「超音波振動力利用珊瑚セラミックの機能生理活性
負イオン空気発生装置」とする発明につき,平成11年2月2日に特許を出願
(特願平11-60580号。以下「本願」という。)した。本願について,
平成14年3月20日付けで拒絶理由通知がされ,参加人が同年5月13日付
けで手続補正をしたが,「平成14年5月13日付けでした手続補正は,特許
法第17条の2第3項に規定する要件を満たしていない。」旨を理由として,
同年6月13日付けで最後の拒絶理由通知がされ,これに対し,参加人が同年
7月10日付けで手続補正(以下「本件補正」という。)をしたが,本件補正
によっても拒絶の理由が依然として解消されていないとして,最後の拒絶理由
通知書で示した拒絶の理由により平成15年4月10日付けの拒絶査定がされ
た。参加人は,この拒絶査定を不服として,同年5月15日,審判請求をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10415審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デジタル音声/映像挿入システム)
被告特許庁長官 原告アビッドテクノロジー
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成5年4月7日(パリ条約による優先権主張1992年4月10
日,アメリカ合衆国)を国際出願日とし,発明の名称を「デジタル音声/映像
挿入システム」とする特許出願(特願平5-518434号,以下「本願」と
いう )をしたが,特許庁は,平成15年8月7日,本願について拒絶査定を。
した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10275審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車載用ナビゲータ装置)
被告アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 原告株式会社東芝
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「車載用ナビゲータ装置」とする特許第185192
6号の特許(昭和59年10月17日出願,平成6年6月21日設定登録。以
下「本件特許」という )の特許権者である。。
原告は,平成15年3月25日,本件特許の願書に添付された明細書及び図
面の訂正をする訂正審判の請求をした(訂正2003―39056号)ところ,
特許庁は,同年8月6日 「特許第1851926号に係る明細書及び図面を,
本件審判請求書に添付された訂正明細書及び図面のとおり訂正することを認め
る 」との審決をし,その謄本は,そのころ,原告に送達された。。
被告は,平成16年9月27日,本件特許について無効審判を請求した(無
効2004-80167号)ところ,特許庁は,平成17年2月18日 「特,
許第1851926号に係る発明についての特許を無効とする 」との審決。
(以下「本件審決」という )をし,その謄本は,同年3月2日,原告に送達。
された。
2 特許請求の範囲
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事 (安定器回路用MOSゲート駆動装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告インターナショナル・レクチ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成7年3月3日に発明の名称を「安定器回路用MOSゲート駆動
装置」とする特許出願(特願平7-44438号,優先権主張1994年〔平
成6年〕3月4日・米国)をしたが,平成13年7月27日付けで拒絶査定を
受けたので,同年11月5日,拒絶査定に対する不服の審判を請求し,同年1
2月5日付けで特許請求の範囲について手続補正(以下「本件手続補正」とい
う。)をした。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成18年3月30日 最高裁判所 第一小法廷
▶概要
|
平成17(受)364
建築物撤去等請求事件
|
民法709条
|
|
|
[判示事項] 1 良好な景観の恵沢を享受する利益は法律上保護されるか
2 良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるために必要な条件
3 直線状に延びた公道の街路樹と周囲の建物とが高さにおいて連続性を有し調和がとれた良好な景観を呈している地域において地上14階建ての建物を建築することが良好な景観の恵沢を享受する利益を違法に侵害する行為に当たるとはいえないとされた事例 [概要] 1 良好な景観に近接する地域内に居住する者が有するその景観の恵沢を享受する利益は,法律上保護に値するものと解するのが相当である。
2 ある行為が良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるためには,少なくとも,その侵害行為が,刑罰法規や行政法規の規制に違反するものであったり,公序良俗違反や権利の濫用に該当するものであるなど,侵害行為の態様や程度の面において社会的に容認された行為としての相当性を欠くことが求められる。
3 南北約1.2kmにわたり直線状に延びた「大学通り」と称される幅員の広い公道に沿って,約750mの範囲で街路樹と周囲の建物とが高さにおいて連続性を有し,調和がとれた良好な景観を呈している地域の南端にあって,建築基準法(平成14年法律第85号による改正前のもの)68条の2に基づく条例により建築物の高さが20m以下に制限されている地区内に地上14階建て(最高地点の高さ43.65m)の建物を建築する場合において,(1)上記建物は,同条例施行時には既に根切り工事をしている段階にあって,同法3条2項に規定する「現に建築の工事中の建築物」に当たり,上記条例による高さ制限の規制が及ばないこと,(2)その外観に周囲の景観の調和を乱すような点があるとは認め難いこと,(3)その他,その建築が,当時の刑罰法規や行政法規の規制に違反したり,公序良俗違反や権利の濫用に該当するなどの事情はうかがわれないことなど判示の事情の下では,上記建物の建築は,行為の態様その他の面において社会的に容認された行為としての相当性を欠くものではなく,上記の良好な景観に近接する地域内に居住する者が有するその景観の恵沢を享受する利益を違法に侵害する行為に当たるとはいえない。
▶判決の詳細
|
商標権
平成18年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成16(ワ)19650一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社マルタ 原告株式会社グリーンメイト
|
商標法38条2項 商標法4条1項7号 商標法4条1項11号 商標法4条1項19号
|
|
|
[概要] 本件は,被服(運動用特殊衣服を除く)等につき原告商標権を有する原告が,運動
用特殊衣服につき原告商標に類似する被告商標を有する被告に対し,被告製品の製
造,販売等の差止め及び廃棄並びに損害賠償及び遅延損害金の支払を求めたのに対
し,被告が,被告製品は運動用特殊衣服であり,被服(運動用特殊衣服を除く)には
当たらない,原告商標権には商標法4条1項7号(公序良俗)又は19号(不正の目
的)違反の無効理由が存在する等と主張して争った事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)1104請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告旭硝子エンジニアリング株式会社 原告シーケーディー株式会社
宇部興産株式会社
ら
|
特許法100条1項
|
実施 | 85回 | 特許権 | 12回 | 無効 | 12回 | 無効審判 | 4回 |
|
|
[概要] 本件は,除湿装置についての特許権を共有している原告らが,被告に対し,
別紙物件目録記載の各製品(以下,各製品を総称して「被告製品」といい,各
個別の製品について,同目録の番号に従い 「被告製品1 「被告製品2」など, 」,
という )を製造,販売する被告の行為が,原告らの有する特許権を侵害すると。
して,特許法100条1項に基づく被告製品の製造,販売の差止め,同条2項
に基づく同製品の廃棄,民法703条に基づく不当利得金2916万6666
円の返還及びこれに対する本訴状送達の日の翌日である平成17年2月3日か
ら支払済みに至るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成15(ワ)23943請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告昭和シェル石油株式会社
日興産業株式会社
エヌ・エスルブリカンツ株式会社 原告出光興産株式会社
|
特許法36条 特許法29条2項 特許法102条1項 民法719条1項
|
|
|
[概要] 本件は,塑性加工用潤滑油剤についての特許権を有する原告が,被告らが製
造し,販売する別紙物件目録記載の各物件(以下「被告各製品」という )が。
上記特許権に係る発明の技術的範囲に属するとして,被告らに対し,特許法1
00条1項に基づき,被告各製品の製造及び販売の差止めを求め,同条2項に
基づき 被告各製品の廃棄を求めるとともに 被告昭和シェル石油株式会社 以, , (
下「被告昭和シェル」という )及び被告日興産業株式会社(以下「被告日興。
産業」という )が,上記特許権の出願公告の日(平成7年8月23日)から。
平成11年1月31日までの間,共同して被告各製品を製造販売していたとし
て,被告昭和シェル及び被告日興産業に対し,民法703条に基づき,実施料
相当額の不当利得の返還を求め,被告らが,同年2月1日から平成12年10
月31日までの間,共同して被告各製品を製造販売していたとして,被告らに
対し,同条に基づき,実施料相当額の不当利得の返還を求め,被告らが,同年
11月1日から平成16年8月31日までの間,共同して被告各製品を製造販
売していたとして,被告らに対し,同法709条に基づき,特許権侵害による
損害(遅延損害金を含む )の賠償を,それぞれ求めた事案である。。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10430審決取消訴訟請求棄却
審決取消
被告特許庁長官中嶋誠 原告富士写真フィルム株式会社
|
特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が 「ネットワークフォトサービスシステム」の特許出願をして拒,
絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,発明の容易想到性(特許
法29条2項)を理由に,審判請求は成り立たないとの審決がされたため,同審決
の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成18年3月29日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)10094一部認容
請負代金
被告)株式会社プラスマークス被控訴人(
)有限会社ティーエムピープラス 控訴人(原告)有限会社トライアル 被控訴人(被告)株式会社プラスマークス
(被告)有限会社ティーエムピープラス
ら
|
著作権法12条1項 民法709条 著作権法114条の5 著作権法2条1項1号
|
|
|
[概要] 1 本件は,インターネット上のホームページで商品の広告販売を行う会社である
株式会社ラフィーネ(以下「ラフィーネ」という )から営業権の譲渡を受けた控。
訴人が,ラフィーネの著作物である写真及び文章を被控訴人らが無断で利用したこ
, ( )とにより著作権侵害が生じ 同侵害により発生した損害賠償請求権 民法709条
を控訴人がラフィーネから譲り受けたなどと主張して,被控訴人らに対し,損害賠
償及び遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ネ)10117控訴棄却
特許権譲渡代金
控訴人X 被控訴人ファイザー株式会社
|
特許法35条3項
|
|
|
[概要] - -2
本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人に対し,職務発明につい
て特許を受ける権利を被控訴人に承継させたことにつき,特許法35条3項の規定
に基づき,相当の対価の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成18年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10449請求棄却
特許取消決定取消
被告特許庁長官 原告花王株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告の有する後記特許につき,第三者からの特許異議の申立てに
基づき,特許庁が,原告からの訂正請求を認めた上で,特許の一部を維持し
残部を取り消す決定をしたことから,原告が上記取消部分の取消しを求めた
事案である。
▶判決の詳細
|