権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10483審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (弾球遊技機)
被告特許庁長官 原告タイヨーエレック株式会社
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特許法29条2項
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審決 | 52回 | 刊行物 | 38回 | 訂正審判 | 1回 | 特許権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成11年11月5日,発明の名称を「弾球遊技機」とする発
明につき特許出願(優先権主張 平成10年11月9日,平成11年7月
27日。以下「本件出願」という。)をし,平成15年8月15日,特許
第3461310号として特許権の設定登録(設定登録時の請求項の数
4。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた。
本件特許について特許異議の申立てがされたため,特許庁は,これを異
議2003−73358号事件として審理し,その係属中の平成17年8
月2日,原告は,特許請求の範囲の減縮等を目的として本件特許に係る明
細書について訂正を求める訂正請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10048審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (可塑性食品の移送装置)
被告梶原工業株式会社 原告株式会社荒井鉄工所
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特許法123条1項6号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「可塑性食品の移送装置」とする特許第350404
3号の特許(平成7年11月22日出願,平成15年12月19日設定登録。
以下 この特許を 本件特許 といい その出願を 本件出願 という の特, 「 」 , 「 」 。)
許権者である。本件出願の出願人は,被告であり,その願書には,発明者とし
, ( 「 」 。) 。て 被告の代表取締役であるY 以下 Y という の氏名が記載されている
原告は 平成16年10月6日 本件特許について無効審判の請求をした 無, , (
効2004−80175号事件 以下 別件審判 という が 平成17年6。 「 」 。) ,
月3日,別件審判を取り下げるとともに,改めて本件特許について無効審判の
請求をした(無効2005−80175号事件。以下「本件審判」という 。。)
特許庁は 審理の結果 平成17年12月27日 本件審判の請求は 成り立, , ,「 ,
たない 」との審決(以下「審決」という )をした。。 。
2 特許請求の範囲
( , 「 」 。本件特許に係る明細書 以下 この明細書及び図面を 本件明細書 という
甲10)の特許請求の範囲の請求項1ないし3の各記載は,次のとおりである
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10612審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管渠の布設方法)
被告Y1
ら
Y2
ら 原告安藤建設株式会社同石橋武征
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「管渠の布設方法」とする特許第2879021
号(平成8年9月27日出願,平成11年1月22日設定登録。以下「本件
特許」という。)の特許の特許権者である。
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特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10408審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管渠の布設方法)
被告特許庁長官肥塚雅博
補助参加人Z1
補助参加人Z2葛西泰二
補助参加人ら 原告安藤建設株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「管渠の布設方法」とする特許第2879021
号(平成8年9月27日出願,平成11年1月22日設定登録。以下「本件
特許」という。)の特許の特許権者である。
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特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レンズ及びその製造方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告三井化学株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 125回 | 審決 | 26回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「レンズ及びその製造方法」とする発明につき,平成
11年12月10日に特許出願 平成11年特許願第351772号 以下 本( 。 「
願」という )をした。。
原告は,本願につき平成14年8月13日付け手続補正書(甲5の2)によ
り明細書の補正をした(同補正後の請求項の数は6である )が,同年10月。
16日付けで拒絶査定を受けたので,同年11月21日,これに対する不服の
審判を請求するとともに,平成17年9月15日付け手続補正書(甲5の3)
( , 「 」 。)。による明細書の補正をした 以下 同補正後の明細書を 本願明細書 という
特許庁は,上記審判請求を不服2002−22487号事件として審理した
結果,平成18年1月18日 「本件審判の請求は,成り立たない 」との審決, 。
をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10018請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (弾球遊技機)
被告特許庁長官 原告タイヨーエレック株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成11年11月5日,発明の名称を「弾球遊技機」とする発明
につき特許出願(優先権主張 平成10年11月9日,平成11年7月27
日。以下「本件出願」という。)をし,平成15年8月15日,特許第34
61310号として特許権の設定登録(設定登録時の請求項の数4。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた。
本件特許について特許異議の申立てがされたため,特許庁は,これを異議
2003−73358号事件として審理し,その係属中の平成17年8月2
日,原告は,特許請求の範囲の減縮等を目的として本件特許に係る明細書に
ついて訂正(以下「本件訂正」という。)を求める訂正請求をした。
▶判決の詳細
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その他
平成19年7月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)11546一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社ケル・システム 原告有限会社日本システム設計
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不正競争防止法2条1項14号 著作権法15条2項 著作権法2条1項11号 著作権法20条2項3号
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許諾 | 70回 | 侵害 | 27回 | 損害賠償 | 20回 | ライセンス | 15回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①主位的に,グラブ浚渫施工管理システムに関
するプログラムを作成した者から,そのプログラムの著作権を譲り受けたとして,
同プログラムの著作権に基づき著作権法112条1項により,予備的に,上記プ
ログラム作成者・被告間の上記プログラムの複製販売の許諾契約に基づき,プロ
グラムの複製,販売の差止めを求め,②主位的に,上記プログラム作成者から債
権譲渡された上記プログラムの著作権侵害による損害賠償を求め,予備的に,上
記複製販売許諾契約に基づき,上記プログラム作成者から債権譲渡された上記プ
ログラムの複製,販売の許諾料の支払を求め,③別のソフトについて,原告・被
告間のソフトの開発ないし改造等の請負契約に基づき,未払代金の支払を求めた
事案である。
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特許権
平成19年7月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)7073請求棄却
職務発明の対価金請求事件
被告ホシデン株式会社 原告P1
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実用新案法11条3項 実用新案法3条2項
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実施 | 122回 | 無効 | 42回 | 特許権 | 36回 | 実用新案権 | 32回 |
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[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告が,その在職中にした職務考案及び職務
発明につき,実用新案法11条3項及び特許法35条3項(平成16年法律第
79号による改正前のもの。以下同じ )に基づいて,実用新案登録及び特許。
を受ける権利を使用者である被告に承継したことに対する相当な対価の未払分
の一部である2億円及びこれに対する平成18年7月26日(本件訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を請求した事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年7月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)1623請求棄却
実用新案権確認反訴請求事件
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民法250条
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[概要] 本件は,反訴原告が,反訴被告に対し,反訴原告と反訴被告は,別紙目録記
( 「 」 , 「 」,載の実用新案権 以下 本件実用新案権 といい その考案を 本件実用新案
その登録を「本件実用新案登録」という )について,本件実用新案の登録出。
願は反訴原告及び反訴被告共同で行い,本件実用新案権は各持分2分の1で反
訴原告及び反訴被告の共有とする旨の合意があったにもかかわらず,反訴被告
は,反訴原告の知らぬ間に単独で出願し,単独名義で登録したと主張して,反
訴原告の共有持分を2分の1とする共有持分権移転登録手続をすることを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)10223請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告松下電器産業株式会社 原告三星電子株式会社
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特許法79条 特許法29条1項2号
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[概要] 本件は,プラズマエッチング設備におけるエンドポイントの検出装置に関す
る後記の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許 ,後記」
請求項1の特許発明を「本件特許発明」という )を有する原告が,被告が別。
紙イ号物件目録記載のプラズマエッチング装置(以下「イ号物件」という )。
を使用する行為は,本件特許権を侵害すると主張して,被告に対し,イ号物件
の使用の差止め,イ号物件の廃棄,及び,損害賠償を求めている事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年7月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)4490一部認容
謝罪広告等請求事件
被告株式会社TOPLASERJAPAN 原告株式会社UnitJAPAN
X
ら
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不正競争防止法2条1項14号 民法709条 民法723条 不正競争防止法4条
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侵害 | 15回 | ライセンス | 5回 | 許諾 | 3回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 本件は,中国法人の日本語版ウェブサイトのウェブページに,原告らが同法
人の代理店であるかのような表示がなされ,さらに同ページに原告会社が開設
するウェブサイトにリンクを設定された原告らが,上記中国法人及び被告によ
る上記行為は原告らの名誉及び信用を毀損する共同不法行為を構成するととも
に,原告会社との関係では不正競争防止法2条1項14号所定の不正競争行為
に該当し,原告Xとの関係では氏名権侵害の不法行為も構成すると主張して,
原告会社は民法709条の不法行為又は不正競争防止法4条に基づき,原告X
は民法709条の不法行為に基づき損害賠償(訴状送達の日の翌日から支払済
みまでの民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )を請求し,併せ。
て民法723条又は不正競争防止法14条に基づき被告ウェブサイトのトップ
ぺージへの謝罪広告の掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)28323請求棄却
損害賠償等請求事件
被告金秀バイオ株式会社 原告株式会社自然健康館
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商標法32条1項 商標法26条1項2号 商標法3条1項3号
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[概要] 本件は,被告がモズク加工食品に付している標章が原告の商標権を侵害して
いるとして,原告が被告に対し,被告の標章の使用差止め及び損害賠償を求め
た事案である。被告は,( )原告の商標と被告の標章が類似しないこと,( )被1 2
, 。告の標章につき先使用権が成立することを主張して 原告の請求を争っている
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10440審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ねじ穴有効深さ測定方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社東京精密
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特許法29条2項
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審決 | 24回 | 刊行物 | 10回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本判決においては,「ねじ」と「ネジ」の表記について,本願発明の表記に従い,書証等を
引用する場合を含め,「ねじ」で統一した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10395審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ボルト)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社メイドー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成13年4月27日,発明の名称を「ボルト」とする発明について特
許出願(特願2001―131499号,以下「本件出願」という。)をしたが,
平成15年6月6日に拒絶査定を受けたので,同年7月17日,拒絶査定不服審判
の請求をした(不服2003−13726号事件として係属)。特許庁は,平成1
8年7月12日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,同年8月
2日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10407審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (化学的機械的研磨用の多層の止め輪を有するキャ1リア・ヘッド)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アプライドマテリアルズ
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特許法126条3項
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刊行物 | 169回 | 審決 | 74回 | 実施 | 32回 | 特許権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,発明の名称を「化学的機械的研磨用の多層の止め輪を有するキャ1
リア・ヘッド」とする特許第3431599号(平成11年5月7日出願〔以下
「本件出願」という。〕,優先権主張1998年〔平成10年〕6月3日・米国,
平成15年5月23日設定登録〔以下「本件特許」という。〕)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10721請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (化学的機械的研磨用の多層の止め輪を有するキャ1リア・ヘッド)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アプライドマテリアルズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,発明の名称を「化学的機械的研磨用の多層の止め輪を有するキャ1
リア・ヘッド」とする特許第3431599号(平成11年5月7日出願,優先権
主張1998年〔平成10年〕6月3日・米国,平成15年5月23日設定登録
〔以下「本件特許」という。〕)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電流駆動型発光装置)
被告特許庁長官肥塚雅博大場義則 原告セイコーエプソン株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成10年2月17日,発明の名称を「電流駆動型発光装置」とする発
明について特許出願(特願平10−531359号,優先権主張・平成9年2月1
7日,同年3月19日,以下,これらを併せて「本件優先日」という。)をしたが,
平成16年3月1日付けで拒絶査定を受けたので,同年4月8日,拒絶査定不服審
判を請求し(不服2004−7124号事件として係属),同年5月7日付け手続
補正書(甲2の8)により特許請求の範囲等について補正(以下「本件補正」とい
う。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年7月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)7324請求棄却
損害賠償請求事件
被告B 原告A
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民法709条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,小説を執筆し,その原稿を新聞社に送付した原告が,上記送付後
に同新聞社発行の新聞に連載された小説の表現の多くが,原告の上記小説の
表現と同一であり,上記新聞に連載された小説を執筆したことは,原告の上
記小説の該当部分についての著作権(複製権)の侵害に当たるとして,上記
連載小説の執筆者である被告に対して,民法709条に基づき,著作権侵害
の不法行為による2000万円の損害賠償を請求している事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10022控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,①主位的請求原因として,控訴人が制作した人形作品(以下「本
件各人形」という。)を被写体として撮影した写真等が編集・掲載された「D
REAM JOURNEY The Art of Leather Dolls X 夢の旅 Xの世界」と題する
書籍(以下「本件写真集」という。ただし,控訴人の当審における表記に従
って,「本件作品集」という場合がある。)は,控訴人が創作したものであ
るから,著作権は専ら控訴人に帰属する(被控訴人に帰属しない)にもかか
わらず,被控訴人がその著作権者であるとして出版社から,本件写真集の制
作に関して金銭を受け取った行為は,本件写真集に係る控訴人の著作権を侵
害する不法行為を構成する,②予備的請求原因として,仮に,本件写真集は
控訴人が創作したものでなく,控訴人に著作権が帰属しないとされた場合に
は,本件各人形の制作者である控訴人の許諾を受けることなく,本件写真集
を制作・出版させた被控訴人の行為は,本件各人形について有する控訴人の
著作権を侵害する不法行為を構成するなどと主張して,控訴人が被控訴人に
対し,不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10309審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電界制御型液晶セル)
被告日本サムスン株式会社 原告コサアアレル・トッ
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特許法36条4項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,昭和60年5月17日,発明の名称を「電界制御型液晶セル」と
する発明につき特許出願(優先権主張・1984年5月18日,フランス。
特願昭60−104104号。以下「本件出願」という。)をし,平成8年
3月19日,特許第2029146号として特許権の設定登録(以下,この
特許を「本件特許」という。)を受けた。
その後,原告は,平成16年10月6日,本件特許に係る明細書の特許請
求の範囲の訂正を求める訂正審判請求をし,特許庁は,同請求を訂正200
4−39227号事件として審理した結果,同年12月20日,上記訂正を
認める旨の審決(以下「訂正審決」という。)をした。訂正審決は平成17
年1月5日確定した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10247審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シリカ系被膜形成用組成物,シリカ系被膜及びその形成方法,並びにシリカ系被膜を備える電子部品)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告日立化成工業株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年3月13日に出願した特願2003−68544号(以
下,この出願を「原出願」といい,その願書に最初に添付した明細書及び図面
を 原出願当初明細書等 という の一部を分割して 平成16年10月19「 」 。) ,
日に,発明の名称を「シリカ系被膜形成用組成物,シリカ系被膜及びその形成
方法,並びにシリカ系被膜を備える電子部品」とする新たな特許出願(特願2
004−304676号 以下 本願 という をした その後 原告は 平, 「 」 。) 。 , ,
成17年1月31日付けで本願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正( 。)
する手続補正をした(以下,この補正後の本願に係る明細書及び図面を「本願
」 。) , ( 「 」 。)明細書 という が 同年3月28日付けで拒絶査定 以下 原査定 という
。 , , , ,を受けた そこで 原告は 平成17年5月6日 拒絶査定不服審判を請求し
上記審判請求は不服2005−8462号事件 以下 本件審判 という と( 「 」 。)
して特許庁に係属した 特許庁は 審理の結果 平成18年4月10日 本件。 , , ,「
, 。」 ( , 「 」 。) ,審判の請求は 成り立たない との審決 以下 単に 審決 という をし
同年4月25日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10099審決取消訴訟
審決取消請求事件
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特許法134条の3 特許法181条2項 特許法134条の2 特許法178条3項
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審決 | 48回 | 無効 | 35回 | 無効審判 | 20回 | 訂正審判 | 8回 |
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[概要] 1 当裁判所は,当事者の意見を聴いた上,本件特許に係る各発明の関連性,本
件訂正の内容,本件審決が判断した無効理由の内容,訂正審判における訂正内
容,その他本件に関する諸事情を検討した結果,本件特許の新請求項1,3,
4,7ないし10,14,17,18及び20に係る発明についての特許を無
効にすることについて,特許無効審判においてさらに審理させることが相当で
あると考える。
したがって,事件を審判官に差し戻すため,特許法181条2項の規定によ
, 「 , , , ,り 本件審決中 特許第3650796号の請求項1 3 4 7ないし10
14 17 18および20に係る発明についての特許を無効とする との部, , 。」
分を取り消すこととする。
2 本決定により差し戻された事件について,今後行われる審判における審理に
, 「 。」 ,資するため 本件審決中 訂正を認める との部分の確定効の範囲等に関し
以下のとおり補足して述べる(以下では,審決の結論の一部を「審決部分」と
いうことがある 。。)
(1) 訂正を認めた審決と形式的確定等について
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10539審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告下関唐戸魚市場株式会社
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[概要] 本件は,被告が特許権者である後記特許に対し,原告が特許無効審判請求を
したところ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,原告がその取消しを
求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10049審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告チェチェ・コンセプト・リミテッド 原告株式会社馬里奈
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商標法50条
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[概要] 本件は,原告が有する後記商標登録について,被告が不使用を理由とする商
標登録取消しの審判を請求したところ,特許庁がこれを認める審決をしたの
で,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10311審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (長期徐放型マイクロカプセル)
被告特許庁長官 原告武田薬品工業株式会社
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特許法68条の2 特許法67条の3 特許法67条2項 特許法69条3項
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[概要] 本件は,平成3年1月31日に出願し平成9年5月23日に設定登録を受け
た特許第2653255号(発明の名称を「長期徐放型マイクロカプセル」と
する医薬品特許)について,原告が特許権の存続期間の延長登録出願をしたと
ころ,特許庁から拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をした
が,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その取消しを求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10519等審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
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不正競争防止法1条1項2号 商標法4条1項11号 不正競争防止法2条1項13号
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[概要] 1 原告は,昭和49年7月に京都市において設立された会社で,当初は「株式
会社王将チェーン」と称していたが,その後「株式会社餃子の王将チェーン」
と商号変更し,次いで平成2年12月からは「株式会社王将フードサービス」
という商号となっている。社会一般には「京都王将」と称されることが多い。
被告は,昭和52年8月に大阪市において設立された会社で,旧商号を「大
阪王将食品株式会社」又は「株式会社大阪王将」と称し,平成14年からは現
在の「イートアンド株式会社」という商号となっている。社会一般には「大阪
王将」と称されることが多い。
2 ところで,原告(京都王将)は,下記のとおりの内容を有するA商標とB商
標とを有している。
( ) A商標1
指定商品
第30類「ぎょうざ,サンド
, , ,イッチ しゅうまい すし
たこ焼・・・ 以下略 」〈 〉
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社本家かまどや
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特許法104条の3
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無効 | 58回 | 審決 | 56回 | 無効審判 | 17回 | 商標権 | 14回 |
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[概要] 本件は,原告が後記商標登録出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,こ
, ,れを不服として審判請求をしたが 特許庁が請求不成立の審決をしたことから
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10487審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アイカ工業株式会社 原告コニシ株式会社
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特許法181条2項
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実施 | 149回 | 審決 | 51回 | 無効 | 11回 | 無効審判 | 4回 |
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[概要] 原告は後記特許の特許権者であるところ,被告から平成17年3月1日付け
で特許請求項1∼5につき無効審判請求がなされたので,特許庁がこれを審理
した上,平成18年3月7日付けでこれを無効とする審決(第1次審決)をし
たことから,原告がその取消しを求める訴訟(第1次訴訟)を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10488審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (駆動回路)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「駆動回路」とする発明につき,平成14年10月2
4日,特許出願をし(以下「本願」という。請求項の数は10項である。),
平成17年1月17日付け手続補正書により補正を行ったが,同年2月7日付
けの拒絶査定を受けたため,同年3月17日,審判請求を行った。
特許庁は,この審判請求を不服2005−4644号事件として審理し,そ
の結果,平成18年9月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,同月26日,審決の謄本が原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成17年1月17日付け手続補正書による補正後の本願の請求項1は,次
のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10062審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (建物)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ミサワホーム株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 80回 | 審決 | 64回 | 訂正審判 | 2回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「建物」とする特許第2912797号(平成5年8
月26日出願,平成11年4月9日設定登録。以下「本件特許」という。)の
特許の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10264審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流体イオン化装置)
被告株式会社スーパーマックスUSA 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許を無効とした審決の取消しを求める事案であり,原告は無効とされ
た特許の特許権者,被告は無効審判の請求人である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10339審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ロールスクリーン)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社ニチベイ
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消しを求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10173審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告スマートテクノロジーズインコーポレイテッド
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特許法29条2項
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[概要] 本判決においては,書証等を引用する場合を含め,公用文の用字用語例等に従って表記を変えた
部分があり,「位置合わせ」との用語は「位置あわせ」に統一して表記した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10766審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社星野産商
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1(1)の特許出願(以下「本件特許出願」という )につい。
てされた拒絶査定に対して,同1(2)のとおり不服審判請求等をしたところ,特許
庁は上記審判請求は成り立たないとしたため,原告が,その取消しを求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年7月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)3772一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社アルページユ 原告株式会社イーダム
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法4条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,別紙物件目録1ないし4記載の衣服が,原告
の製造・販売した衣服の形態を模倣した衣服に当たり,被告がこれを製造又は
輸入して販売したことは,不正競争防止法2条1項3号所定の不正競争行為に
該当するとして,上記目録記載の衣服の製造,販売,販売のための展示又は輸
入の差止め,同衣服の廃棄,損害賠償及び謝罪広告を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月13日 新潟地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)65一部認容
損害賠償
被告欧和国際貿易有限会社
Y
両名 原告株式会社中屋
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条1項 商標法4条1項10号 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,原告が,後記1ないし4の請求原因を主張して,被告欧和国際貿易
有限会社(以下「被告会社」という )に対し,商標法36条(商標権 ,不。 )
正競争防止法3条に基づき,別紙登録商標目録記載の商標及び別紙標章目録記
載1,2の標章の使用等の差止め及び版下の放棄を求めるとともに,商標法,
不正競争防止法及び不法行為に基づき,被告らに対し,連帯して,損害金15
57万6112円のうち金887万5000円及びこれに対する商標権侵害行
為,不正競争行為及び不法行為の日の後である平成17年11月12日から支
払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。なお,
原告は,被告会社に対し,商法(平成18年法律第87号による改正前の商法
20条,21条,その改正後の商法12条)に基づき 「中屋」の商号(別紙,
標章目録記載2の標章と同一)の使用の差止めを求めているが,被告会社が自
己の営業上の名称(商号)として「中屋」を使用した事実を主張していないの
で,商法に基づく請求は主張自体失当である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社クレモナ 原告株式会社アコルデ
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特許法34条4項 特許法6条 商標法46条1項3号
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審決 | 36回 | 商標権 | 35回 | 無効 | 33回 | 無効審判 | 25回 |
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[概要] 本件は,被告が有する後記商標登録について,原告が商標法46条1項3号
(その商標登録がその商標登録出願により生じた権利を承継しない者の商標登
録出願に対してされたとき)に基づき無効審判請求をしたところ,特許庁が請
求不成立の審決をしたので,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10013
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法43条の2
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[概要] 本件は,原告が有する後記商標登録につき,第三者から商標法43条の2に
基づき登録異議の申立てがなされ,特許庁が指定役務の一部について商標登録
の取消決定をしたことから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10251審決取消訴訟
審決取消請求事件 (加工板及び製品板の製造方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告太平電子工業有限会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10482審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告バイエルクロップサイエンス株式会社 原告エンシステックス・インコーポレイテッド
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[概要] 本件は,被告の有する下記1(1) の特許(以下「本件特許」といい,本件特許に
係る発明を「本件発明」という )について,同1(2)のとおり,原告が無効審判請。
求をしたところ,特許庁は,被告がした訂正請求に係る訂正を認めた上,上記審判
, , 。請求は成り立たないとの審決をしたため 原告が その取消しを求める事案である
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10381審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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特許法159条2項 特許法49条2号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,その出願に係る特許についての拒絶査定に対する不服審判請求
を成り立たないとした審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10258審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農作業機の折り畳み方法及び農作業機)
被告株式会社ササキコーポレーション 原告小橋工業株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「農作業機の折り畳み方法及び農作業機」とする特許第3
699460号の発明(平成9年4月25日に出願した発明の一部につき,平成1
5年9月18日分割出願をし〔以下「本件特許」という。〕,平成17年7月15
日設定登録を受けた。)の特許権者である(甲15)。
被告は,同年8月29日,本件特許を無効とすることについて審判の請求をした
(無効2005−80257号事件として係属)。原告は,同年11月11日,本
件出願の願書に添付した明細書の請求項1,3及び発明の詳細な説明等について訂
正請求(以下「本件訂正請求」という。)をした(甲18)。特許庁は,本件無効
審判請求について審理した結果,平成18年4月21日,「訂正を認める。特許第
3699460号の請求項1∼3に係る発明についての特許を無効とする。」との
審決をし,同年5月2日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農作業機の折り畳み方法)
被告株式会社ササキコーポレーション 原告小橋工業株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「農作業機の折り畳み方法」とする特許第3514604
号発明(平成9年4月25日特許出願〔以下「本件出願」という。〕,平成16年
1月23日設定登録。)の特許権者である(甲12)。
被告は,平成17年6月7日,上記特許を無効とすることについて審判の請求を
した(無効2005−80178号事件として係属)。原告は,平成17年8月2
9日,本件出願の願書に添付した明細書の請求項1及び発明の詳細な説明等につい
て訂正請求をした(甲15)。特許庁は,本件無効審判請求について審理した結果,
平成18年1月17日,「訂正を認める。特許第3514604号の請求項1,2
に係る発明についての特許を無効とする。」との審決をし,同月26日,その謄本
を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10445審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (半導体装置及びその製造方)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 43回 | 審決 | 16回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成8年12月19日,発明の名称を「半導体装置及びその製造方
」 ( ,法並びに半導体装置用絶縁基板 とする特許出願 特願平8−354427号
以下 本願 という をした その後 原告は 平成15年6月3日付けで本「 」 。) 。 , ,
願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正する手続補正をした この補( 。) (
, 「 」 。) ,正により 発明の名称は 半導体装置及びその製造方法 となった ところ
平成16年6月1日付けで拒絶理由通知を受けたので,更に同年8月6日付け
で特許請求の範囲を補正する手続補正をした(以下,この補正後の本願に係る
明細書及び図面を「本願明細書」という。甲2,3,4)が,同年9月3日付
けで拒絶査定を受けた。そこで,原告は,平成16年10月14日,拒絶査定
不服審判を請求し,上記審判請求は不服2004−21293号事件として特
許庁に係属した 特許庁は 審理の結果 平成18年8月22日 本件審判の。 , , ,「
請求は,成り立たない 」との審決(以下「審決」という )をし,同年9月5。 。
日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10165
特許取消決定取消請求事件 (多重音声通信やデータ通信を単一又は複数チャンネルにより同時に行うための無線ディジタル加入者電話システム)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告インターデイジタルテクノロジー
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特許法29条2項
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[概要] 1 手続の経緯
原告は,昭和61年2月26日(優先権主張1985年3月20日,米国)
に出願した特願昭61−39331号 以下 原出願 という の一部を分割( 「 」 。)
して,平成9年7月11日に新たな特許出願とした特願平9−236592号
の一部を更に分割して,平成11年2月5日に,発明の名称を「多重音声通信
やデータ通信を単一又は複数チャンネルにより同時に行うための無線ディジタ
ル加入者電話システム」とする新たな特許出願(特願平11−65355号)
とした特許第3186733号の特許(平成13年5月11日設定登録。以下
「本件特許」という。発明の数は7である )の特許権者である。。
本件特許の特許請求の範囲第1項ないし第7項に係る各発明(以下,項番に
対応してそれぞれ 「本件第1発明」などという )についての特許に対し,特, 。
許異議の申立てがあり,異議2002−70069号事件として特許庁に係属
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10485審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告松下電器産業株式会社 原告日本サムスン株式会社
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特許法126条
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審決 | 50回 | 無効 | 20回 | 分割 | 16回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 被告は,後記特許の特許権者であるが,原告において上記特許の請求項1
(訂正前)について無効審判請求をしたところ,特許庁が平成17年11月2
8日付けでこれを無効とする旨の審決(第1次審決)をしたことから,被告が
当庁に第1次審決の取消しを求める訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年7月5日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)253控訴棄却
意匠権侵害差止等請求控訴事件
被告)前田工繊株式会社 控訴人(1審原告)山忠商事株式会社 被控訴人(1審被告)前田工繊株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,後記2(1)の意匠権を有する控訴人が,被控訴人が製造販売するブ
ロックマットの意匠は同意匠権に係る登録意匠に類似するとして,同意匠権に
基づき,被控訴人に対して,同ブロックマットの製造販売の差止めを求めると
ともに,同意匠権侵害による不法行為に基づく損害賠償(訴状送達の日の翌日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む。)を請求
した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(行ウ)56請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国 原告イミュネックス・コーポレーション
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特許法112条の2 特許法112条1項 特許法107条1項 特許法112条の3
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特許権 | 85回 | 拒絶査定不服審判 | 4回 | ライセンス | 2回 | 商標権 | 2回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が後記特許権の第5年分の特許料納付期
限の追納期限の経過後に,第5年分の追納手続を行ったのに対し,特許庁長官
が前記納付書について手続却下処分を行ったことについて,前記追納期限の徒
過につき原告の責めに帰することができない理由があるとして,前記却下処分
の取消を求めた事案である。被告は,原告の責めに帰することができない理由
が認められないので,前記却下処分は適法であると主張して,これを争ってい
る。
( , 。)1 前提となる事実 当事者間に争いがないか 後掲各証拠によって認められる
( ) 当事者1
原告は,アメリカ合衆国に本拠を有する法人である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10271審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タキキニン受容体拮抗薬2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロ)フェニル−4−(3−(5−オキソ−1H,4H−1,2,4−トリアゾロ)メチルモルホリンの多形結晶)
被告特許庁長官中嶋誠 原告メルクエンドカムパニー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成10年7月1日,発明の名称を「タキキニン受容体拮抗薬2−
(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキ
シ)−3−(S)−(4−フルオロ)フェニル−4−(3−(5−オキソ−1H,
4H−1,2,4−トリアゾロ)メチルモルホリンの多形結晶」とする発明につい
て,特許出願(特願平11−507368号。優先権主張1997〔平成9〕年7
月2日・米国,1998〔平成10〕年1月7日・イギリス。以下,これらの優先
日を併せて「本件優先日」という。)したが,平成14年12月24日付けで拒絶
査定を受けたので,平成15年3月20日,拒絶査定不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年7月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10615審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告フェリック株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 116回 | 審決 | 59回 | 訂正審判 | 9回 | 実施 | 9回 |
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[概要] 本件は,後記本件特許の特許権者である原告が,訂正審判の請求をしたところ,
請求は成り立たないとの審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年7月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10470請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ライフフーズ今川忠 原告株式会社フジオフードシステム平山忠
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,飲食店の経営等を業とする原告が,
①a 主位的に,
原告の営業表示として著名であり又は周知性を取得している「ごはんや ま
いどおおきに ○○食堂 (○○の部分には店舗の所在地名が入る )の文字か」 。
ら成る表示(以下「原告表示」という )と類似する「めしや食堂」の文字か。
ら成る表示(以下「被告表示」という )を使用する被告の行為は,不正競争。
防止法2条1項2号又は1号の不正競争に当たると主張して,同法3条に基づ
き,被告に対し,被告表示中の「食堂」の表示及び被告表示が記載された看板
並びにこれらと類似する表示及び看板の使用の差止め及び廃棄等を求め,
b 予備的に,
原告表示を使用した原告が経営する店舗(以下「原告店舗」という )の外。
観(以下「原告店舗外観」という )は全体として原告の営業表示として著名。
であり又は周知性を取得しているところ,被告表示を使用した被告が経営する
店舗(以下「被告店舗」という )の外観(以下「被告店舗外観」という )に。 。
原告店舗外観と類似する外観を使用する被告の行為は,不正競争防止法2条1
▶判決の詳細
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