権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成23年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)11017等一部認容
不正競争防止法に基づく差止め等請求事件
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法4条 不正競争防止法3条1項 民事訴訟法29条
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実施 | 24回 | 侵害 | 20回 | 差止 | 16回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 以下,原告中野書写検,被告社団法人中野書写検及び被告Aを併せて「原告
ら」といい,被告琴河原,被告B及び被告社団法人書写書道振興会を併せて「被
告ら」という。
本件は,書写書道に関する検定試験等の事業を行う原告中野書写検が,権利
能力なき社団である「日本書写能力検定委員会」(以下「旧書写検」という。
)と同一の団体であり,その営業表示(商品等表示)である「日本書写能力検
定委員会」及びその略称「書写検」が周知性を有するところ,被告琴河原が,
「日本書写能力検定委員会」に酷似する「日本書写書道検定委員会」(以下「書
写書道検」という。)を設置し,書写書道検が旧書写検そのもの又はその正当
な承継団体であるかのように誤信させて著しい混同を生じさせているから,不
正競争防止法2条1項1号に該当するなどと主張し,①被告琴河原に対し,不
正競争防止法3条1項に基づく差止請求として,書写書道の検定試験等の一切
の事業において,「書写検」及び「日本書写書道検定委員会」の表示の使用禁
止(請求1(1)),②被告琴河原及び被告Bに対し,被告琴河原につき不正競
争防止法3条1項又は不法行為,被告Bにつき不法行為に基づく差止請求とし
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)40331請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告カヤバ工業株式会社井上裕史 原告株式会社データ・テック平井佑希
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法104条の3 民事訴訟法157条1項
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無効 | 82回 | 無効審判 | 25回 | 実施 | 18回 | 審決 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,「移動体の操作傾向解析方法,運行管理システム及びその構成
装置,記録媒体」に関する発明について後記2(2)の特許権(以下「本件特
許権」といい,その特許請求の範囲【請求項9】記載の発明を「本件発明1」,
【請求項15】記載の発明を「本件発明2」という。また,本件発明1,2を
総称して「本件発明」といい,本件発明に係る特許を「本件特許」という。)
を有する原告が,被告の製造,販売する別紙被告製品目録記載の製品(以
下,同目録記載1~3のドライブレコーダーを「被告機器」〔個別に特定
する際は目録の番号を付す。以下同じ。〕,同4及び5の解析ツール(ソ
フトウェア)を「被告解析ツール」,被告解析ツールを記録した記録媒体
(CD-ROM)を「被告記録媒体」といい,被告機器及び被告記録媒体
を併せて「被告製品」という。)が本件発明の技術的範囲に属するとして,
被告に対し,
(1) 特許法100条1項に基づき,被告製品の生産,譲渡等の差止め(第
1の1の請求),
(2) 同条2項に基づき,被告製品の廃棄(第1の2の請求)及び同製品を
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (インク容器のインク量を指定する方法および装置)
被告特許庁長官 原告ヒューレット・パッカード・カンパニー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「インク容器のインク量を指定する方法および装置」とす
る発明について,平成11年3月8日に特許出願(特願平11-60367号。以
下「本願」という。パリ条約による優先権主張1998年3月9日,米国。請求項
の数1)をし,平成21年6月2日付けで拒絶査定を受けた。これに対し,原告は,
平成21年9月3日付けで,拒絶査定に対する審判の請求(不服2009-162
84号)をするとともに,明細書の特許請求の範囲について補正(請求項の数13。
以下「本件補正」という。)をした。
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加熱・冷却装置)
被告特許庁長官 原告関西化学機械製作株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「加熱・冷却装置」とする発明について,平成16年6月
30日に特許出願(特願2004-193210号。以下「本願」という。)をし,
平成21年7月24日付けで拒絶査定を受けた。これに対し,原告は,平成21年
10月28日付けで,拒絶査定に対する不服審判の請求(不服2009-2075
6号)をするとともに,特許請求の範囲について補正(以下「本件補正」という。)
をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (2つのフィラメントにより焦点が静電制御されるX線管)
被告特許庁長官 原告兼
フィリップスメディカルシステムズコーニンクレッカフィリップス
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告とフィリップス メディカル システムズ (クリーヴランド) インコー
ポレイテッド(以下「メディカル」という。)は,名称を「2つのフィラメントによ
り焦点が静電制御されるX線管」とする発明につき,平成14年(2002年)2
月20日に国際出願し(パリ条約による優先権主張 平成13年(2001年)3
月9日,米国。以下「本願」という。),平成19年7月19日付けで拒絶理由通知
がされたため(甲5),同年10月18日,手続補正書を提出して特許請求の範囲の
補正を行ったが(甲7),平成20年5月28日付けで拒絶査定がされた(甲8)。
原告及びメディカルは,同年8月29日,拒絶査定不服審判(不服2008-22
187号事件)を請求し(甲9),同日,手続補正書により特許請求の範囲を補正し
た(甲10。以下「本件補正」という。)。特許庁は,平成22年9月6日付けで,
「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をなし,審決書の謄本は同月21日
に原告及びメディカルに送達された。
原告とメディカルは,平成23年1月19日,当庁において審決取消訴訟を提起
したが,その後,メディカルは本願に係る特許を受ける権利を原告に譲渡し,原告
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商標権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10096審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告コーヒアレント・インク 原告キヤノン株式会社
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商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,第9類「電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品」を指定商
品とする,「GENESIS」の欧文字を横書きしてなる登録第1689805号
の2商標(以下「本件商標」という)の商標権者である。
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意匠権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10159審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年7月8日,別紙第1記載の意匠(以下「本願意匠」という。)
について,意匠に係る物品を「コンタクトレンズ」として意匠登録出願(意願20
09-015557(甲55),以下「本願」という。)をしたが,平成22年4
月21日,拒絶査定を受け(甲56),これに対し,同年8月4日,不服の審判(不
服2010-17433号事件)を請求した。特許庁は,平成23年3月28日,
「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,
その謄本は,同年4月11日,原告代理人に送達された。
2 審決の内容
(1) 別紙審決書写しのとおりである。要するに,本願意匠は,平成17年5月3
0日発行の大韓民国意匠商標公報(CD-ROM番号:2005-27)に記載さ
れたコンタクトレンズの意匠(別紙第2のとおり,以下「引用意匠」という。)と
類似するから,意匠法3条1項3号に掲げる意匠に該当し,意匠登録を受けること
ができない,と判断した。
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商標権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10205審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告茨城県信用組合
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成21年12月14日,別紙商標目録記載(1)の構成のとおり,「けん
しんスマートカードローン」の文字を横書きしてなる商標(以下「本願商標」とい
う。)について,指定役務を同目録記載(2)のとおりとして,商標登録出願(商願2
009―94362号)したが,平成22年7月13日付けで拒絶査定を受け,同
年9月27日,同査定に対する不服の審判(不服2010-21579号事件)を
請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告シャープ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年3月7日に出願した特許出願(特願2003-61124号)
の一部について,平成16年3月22日に,新たな特許出願(特願2004-83
650号。以下「本願」という。)として出願したが,平成22年4月26日付け
で拒絶査定を受け,同年8月5日,これに対する不服の審判(不服2010-17
603号事件)を請求すると同時に手続補正書(甲9)を提出し,同年9月21日,
拒絶理由通知を受け,同年11月29日付けで手続補正書(甲5)を提出した。特
許庁は,平成23年1月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「審決」という。)をし,その謄本は同年2月8日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成22年11月29日付け補正後の本願の特許請求の範囲における請求項1の
記載は次のとおりである(甲5。以下,この発明を「本願発明」という。)。
「本体部と蓋体部を連結部により折畳み可能に連結して機器本体と成し,本体部
の折畳み内面側に数字等の入力キー部を,本体部の折畳み外面側にカメラを設け,
開いた状態でも折り畳んだ状態でも撮影可能な,開いた状態では縦長に持って使用
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10004控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (車載ナビゲーション装置)
被告)株式会社ナビタイムジャパン 控訴人(第1審原告)パイオニア株式会社 被控訴人(第1審被告)株式会社ナビタイムジャパン
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特許法29条2項 特許法100条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 以下,略語は,当裁判所も原判決と同一のものを用いる。また,別紙被告装置説
明書及び別紙各特許公報は,原判決のものを引用する。
本件は,発明の名称を「車載ナビゲーション装置」とする特許発明に係る特許権
(2件)を有する原告が被告に対し,被告の提供するナビゲーションサービスに係
る装置等は,当該各特許発明の構成要件を充足し,被告がユーザに当該サービスを
使用させ,又は当該サービスに供する装置を生産することによって原告の各特許発
明を実施して当該各特許権を侵害し,かつ,当該サービスに供する携帯端末用のプ
ログラムを譲渡等する行為は当該各特許権の間接侵害に該当する等と主張して,①
上記使用による特許発明の実施(特許権侵害)を理由とする別紙物件目録記載1の
ナビゲーション装置に含まれるサーバーの使用の差止め(特許法100条1項)及
び別紙物件目録記載3のプログラムの廃棄(同条2項),②上記生産による特許発
明の実施(特許権侵害)又は前記間接侵害を理由とする別紙物件目録記載2の携帯
端末用プログラムの譲渡等及び譲渡等の申出等の差止め(同条1項)をそれぞれ求
めるとともに,③上記ナビゲーションサービスの使用による侵害に基づくロイヤリ
ティ相当額の損害賠償金4億3200万円(民法709条,特許法102条3項)
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10018審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (うっ血性心不全の治療へのカルバゾール化合物の利用)
被告特許庁長官 原告第一三共株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続
原告は,発明の名称を「うっ血性心不全の治療へのカルバゾール化合物の利用」
とする特許(第3546058号。請求項の数10。以下「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)16905一部認容
損害賠償請求事件
被告A1 原告一般社団法人日本音楽著作権協会
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民法709条 著作権法2条1項15号 著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,著作権等管理事業者である原告が,原告が著作権を管理する音楽著
作物のデータをレンタルサーバのハードディスクに蔵置し,携帯電話を使用し
てインターネットを利用する不特定多数の者の求めに応じて上記データをダ
ウンロードさせた被告の行為が上記音楽著作物の複製権及び公衆送信権の侵
害に当たる旨主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)17393一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社ワールドピクチャー 原告株式会社宣弘社
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著作権法114条3項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,テレビ映画の企画,製作及び販売並びに映像著作物の版権管理及び
利用開発等を業とする原告が,CD・DVDの製造販売等を業とする被告にお
いて,故意又は過失により,原告から許諾を得ることなく,原告が著作権を有
するテレビ映画作品「月光仮面」及び「快傑ハリマオ」をDVDに複製すると
ともに頒布することで原告の複製権及び頒布権を侵害したとして,被告に対し,
著作権法112条1項に基づきDVD商品の複製及び頒布の差止めを求めると
ともに,著作権侵害の不法行為に基づく損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)39014請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告A同管財人 原告株式会社HDT
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特許法101条1号 特許法101条2号 特許法100条1項
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[概要] 本件は,移動体通信端末の特許権を有する原告が,更生会社である株式会社
ウィルコム(以下,更生手続の前後を通じて「更生会社」という。)の管財人
である被告らに対し,更生会社による別紙被告製品目録記載(1)ないし(4)の各
移動体通信端末(以下,「被告製品(1)」などといい,これらの端末を総称し
て「被告製品」という。)の販売によって,上記特許権が侵害されたと主張し
て,被告らに対し,特許法100条1項に基づく被告製品の譲渡の差止めと,
不法行為に基づく被告製品の販売による損害賠償として1億円(1億0500
万円の一部請求)の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)1832請求棄却
損害賠償請求事件
被告A同管財人 原告株式会社HDT
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特許法101条1号 特許法101条2号
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[概要] 本件は,移動体通信端末の特許権を有する原告が,株式会社ウィルコムに対
し,同社による移動体通信端末の販売によって,上記特許権が侵害されたとし
て損害賠償請求訴訟を提起し,その後,同社につき更生手続の開始決定がされ
たことから,原告が上記更生手続において上記損害賠償請求権を更生債権とし
て届け出たところ,更生会社である株式会社ウィルコムの管財人である被告ら
が上記債権を全額認めない旨の認否をしたため,原告が株式会社ウィルコムの
訴訟承継人である被告らに対し,上記損害賠償請求権の確定を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)22642
発信者情報開示請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 原告株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
エイベックス・エンタテインメント株式会社
株式会社エピックレコードジャパン
株式会社EMIミュージック・ジャパン
株式会社ポニーキャニオン
株式会社エスエムイーレコーズ
ユニバーサルミュージック合同会社
株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
ら
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著作権法96条の2 著作権法2条1項9号 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,インターネット接続プロバイダ
事業を行っている被告に対し,原告らが送信可能化権(著作権法96条の2)
を有するレコードが氏名不詳者によって原告らに無断で複製され,被告のイン
ターネット回線を経由して自動的に送信し得る状態に置かれたことにより,原
告らの送信可能化権が侵害されたと主張して,被告に対し,特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者に係る発信
者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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平成23年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)28962一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社飛鳥新社 原告A1
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著作権法20条2項4号 著作権法20条1項 著作権法19条1項 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)を
発行及び頒布した被告に対し,本件書籍の本文中に掲載された別紙1記載の各
画像(以下,同目録記載の上段の画像を「被告画像1」,下段の画像を「被告
画像2」という。)及び本件書籍の表紙カバーに掲載された別紙2記載の画
像(以下「被告画像3」といい,被告画像1ないし3を併せて「被告各画像」
という。)は,原告が「マンモス」の標本のX線CTデータ等を基に3次元コ
ンピュータグラフィックス(以下「3DCG」という。)により作成した著作
物である別紙3記載の各画像(以下,同別紙記載の「1」の画像を「本件画像
1」,同別紙記載の「2」の画像を「本件画像2」といい,これらを併せて「本
件各画像」という。)を原告に無断で一部改変して複製したものであり,かつ,
本件書籍の表紙カバーに原告の氏名が表示されていないから,被告による本件
書籍の発行及び頒布は,原告が本件各画像について有する著作権(複製権,譲
渡権)及び著作者人格権(同一性保持権,氏名表示権)の侵害に当たる旨主張
して,著作権法112条1項に基づき,本件書籍から被告各画像を削除しない
限り本件書籍の発行又は頒布の差止めを,同条2項に基づき,本件書籍からの
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10032審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (送受信線切替器)
被告パナソニック電工株式会社速見禎祥 原告アライドテレシス株式会社上田有美
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特許法36条5項1号
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[概要] 本件は,原告からの無効審判請求について請求不成立とした審決の取消訴訟であ
る。争点は,請求項1に係る本件発明の進歩性(容易想到性)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリー株式会社井上周一 原告株式会社フジ医療器重冨貴光
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特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,被告の特許権について原告からの無効審判請求を成り立たないとした審
決の取消訴訟である。争点は,進歩性(容易想到性)の有無及び明確性要件違反の
有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田村正明 原告X
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商標法4条1項15号
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[概要] 1 原告は,本願商標について商標登録出願をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これを不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたこ
とから,その取消しを求めた。争点は,本願商標が引用商標1~3に係る役務との
関係で商標法4条1項15号に該当するかどうかである。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高断熱・高気密住宅における深夜電力利用蓄熱式床下暖房システム)
被告Y 原告エナーテック株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,被告の請求に基づいてされた原告の特許を無効とする審決の取消訴訟で
あり,主たる争点は,公知文献であると主張された文献が本件出願前に頒布された
かどうか及び容易推考性の存否である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成23年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10033控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)ソニー株式会社 控訴人(一審原告)承鎂源數位科技股份有限公司 被控訴人(一審被告)ソニー株式会社
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民法709条
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侵害 | 29回 | 損害賠償 | 12回 | 進歩性 | 6回 | 新規性 | 6回 |
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[概要] 1 本件は,台湾法人で一審原告である控訴人が,日本法人で一審被告である被
控訴人に対し,被控訴人が平成18年12月1日から同19年11月30日ま
での間に小型USBフラッシュメモリを台湾の会社に製造委託してこれを日本
に輸入して販売したことに関し,
①上記小型USBフラッシュメモリは控訴人が製造する商品の形態を模倣
したものであって,被控訴人による上記輸入・販売は不正競争防止法(以
下「不競法」という。)2条1項3号の不正競争行為に該当する,
②上記小型USBフラッシュメモリは被控訴人が控訴人から示された営業
秘密を不正に使用して製造されたものであって,不競法2条1項7号の不
正競争行為に該当する,
③被控訴人による上記小型USBフラッシュメモリの製造は,台湾の著作権
法上,控訴人の著作物である小型USBフラッシュメモリの設計図の著作
権(翻案権)を侵害する,
④被控訴人による上記小型USBフラッシュメモリの製造・販売は,控訴人
の技術情報を使用して行われたものであって,民法709条の不法行為に
▶判決の詳細
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著作権
平成23年11月28日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10044控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
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著作権法2条1号
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[概要] 本件は,被控訴人が作詩・作曲した楽曲「羅針盤」(本件楽曲)を,控訴人
が,平成21年3月17日に被控訴人に無断で東京東高円寺のライブハウスで
開催されたコンサートにおいて演奏歌唱したことを理由に,被控訴人(一審原
告)が控訴人(一審被告)に対し,不法行為による損害賠償金130万円と遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)24818請求棄却
特許権差止等請求事件 (ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵)
被告新生デジタル株式会社戸張正子 原告美和ロック株式会社保田眞紀子
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特許法134条の2 特許法101条1号 特許法101条2号 特許法36条6項2号
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無効 | 47回 | 侵害 | 13回 | 特許権 | 13回 | 無効審判 | 13回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵」とする後
記2(2)の特許の特許権者である原告が,被告が製造,販売する別紙1「被告製
品目録」記載のブランクキー(以下「被告製品」という。判決注:ブランクキ
ーとは,鍵コード溝形成の加工を行い合鍵を作成する前の,未加工の鍵材であ
る。)が後記2(2)の本件特許発明の実施品である鍵の生産にのみ用いられるも
のであり(特許法101条1号),又は上記鍵の生産に用いる物であって本件
特許発明による課題の解決に不可欠なものである(同条2号)と主張して,被
告に対し,被告製品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法
行為(特許権侵害)による損害賠償請求(民法709条,特許法102条3項)
として,148万5000円及びこれに対する平成22年7月7日(訴状送達
の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
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著作権
平成23年11月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)20132等確認
著作権に基づく差止権不存在確認等請求事件
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著作権法65条3項 著作権法65条2項 著作権法32条 著作権法32条1項
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[概要] 原告竹井機器は,亡P5(以下「P5」という。)との間で,平成12年1月
1日に別紙1商品目録記載1ないし4の各検査用紙(以下,順に「本件検査用
紙1」ないし「本件検査用紙4」といい,併せて「本件各検査用紙」という。)
について,別紙2の著作物出版販売契約書に係る著作物出版契約(以下「本件
出版契約」という。)を締結して本件各検査用紙を出版,販売していたところ,
同契約で定められた当初の利用期間が満了したことから,原告竹井機器及び本
件各検査用紙の著作権の相続人ら間で,同契約の存続を巡って紛争が生じた。
本件のうち甲事件は,主位的に,原告竹井機器,原告P1及び同P2(以下「原
告ら」という。)らと被告P3との間で,本件出版契約が存在していることの確
認を求め,予備的に,原告竹井機器が,被告P3との間で,被告P3が,P5
から相続した著作権の持分権に基づき,原告竹井機器がする本件出版契約に基
づく出版,販売行為に対する差止請求権を有しないことの確認を求め,原告P
1及び同P2が,被告P3に対し,著作権法65条3項に基づき,本件出版契
約の更新に合意することを求める事案である。
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特許権
平成23年11月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10079審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (法面の加工方法および法面の加工機械)
被告特許庁長官山口由木 原告X原田活也
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特許法126条5項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に係る特許請
求の範囲の請求項1,4及び5を下記2のとおりとする訂正審判の請求について,
特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理
由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消
しを求める事案である。
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特許権
平成23年11月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10047審決取消訴訟
審決取消請求事件 (低鉄損一方向性電磁鋼板)
被告新日本製鐵株式会社富田和夫 原告JFEスチール株式会社塚中哲雄
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特許法36条4項1号 特許法29条1項3号
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[概要] 原告は,被告の有する本件特許について無効審判請求をしたが,請求不成立の審
決を受けた。本件はその取消訴訟であり,争点は,新規性の有無,進歩性の有無及
び実施可能要件違反の有無である。
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特許権
平成23年11月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10036控訴棄却
補償金請求控訴事件 (部分メツキ方法及び装置)
被告)沖電気工業株式会社安國忠彦 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)沖電気工業株式会社安國忠彦
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[概要] 1 被告(被控訴人)の元従業員である原告(控訴人)は,名称を「部分メツキ
方法及び装置」とする本件発明1(昭和56年9月30日特許権設定登録,特許第
1067112号,平成7年9月10日存続期間満了,本件特許権1)及び名称を
「ICモジュールの製造方法」とする本件発明2(平成8年3月13日特許権設定
登録,特許第2503053号,平成20年3月13日権利消滅,本件特許権2)
の発明者であるが(職務発明),本件発明1,2に係る特許を受ける権利を被告に承
継させた。原告は,その対価の一部合計6000万円及びこれに対する遅延損害金
の支払を求めた。
原審は,本件発明1の実績補償(相当対価)については平成2年被告規程2が適
用されるところ,同規程では権利満了までの5年ごとに実績補償金を支給するもの
としているから(12条1項),かかる5年ごとに区分された期間が経過した時点か
らこの期間に対応する対価請求権を行使することができるのであって,遅くとも最
終期間の終期の翌日である平成8年9月30日から対価請求権の消滅時効の時効期
間が進行し,平成18年9月30日の経過により消滅時効が完成したと判断した。
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特許権
平成23年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (集合住宅)
被告特許庁長官山口由木 原告トマト建設株式会社久保山隆
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[概要] 本件訴訟は,特許出願拒絶査定を不服とする審判請求を成り立たないとした審決
の取消訴訟である。争点は,進歩性(容易想到性)の有無である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成23年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10129審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社オプトデザイン 原告株式会社新陽社
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意匠法3条1項1号 意匠法4条1項
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[概要] 1 本件は,意匠登録第1378188号(意匠に係る物品「照明器具用反射板」,
登録日平成21年12月18日)につき,原告が無効審判請求をしたところ,
特許庁が請求不成立の審決をしたことから,これに不服の原告がその取消しを
求めた事案である。
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特許権
平成23年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10097審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官寺澤忠司 原告X
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特許法36条6項2号 特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,明確性要件違反の有無と補正要件
違反の有無である。
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平成23年11月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)46862
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社タテワキモータース
P 原告カーコンビニ倶楽部株式会社
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商標法38条3項
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商標権 | 45回 | 侵害 | 18回 | 損害賠償 | 16回 | 許諾 | 4回 |
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の各商標権(以下「本件各商標権」という。)
を有し,「カーコンビニ倶楽部」の名称で車両の軽鈑金・塗装等のフランチャ
イズ事業を展開する株式会社であって,東京都江東区<以下略>所在のカーコ
ンビニ倶楽部株式会社(以下「旧カーコンビニ倶楽部」という。)からその権
利義務を承継した原告が,①被告株式会社タテワキモータース(以下「被告会
社」という。)は,旧カーコンビニ倶楽部との間で,平成14年4月20日,
別紙店舗目録記載2の店舗(以下「被告店舗2」という。)のためにカーコン
ビニ倶楽部加入契約を締結し,被告P(以下「被告P」という。)は上記加入
契約に基づく被告会社の債務を連帯保証したが,被告会社が上記加入契約に基
づくセンターフィーの一部を支払わないと主張して,被告会社については上記
加入契約に基づき,被告Pについては上記連帯保証契約履行請求権に基づき,
被告らに対し,連帯して,未払センターフィー(合計418万9500円)の
支払(附帯請求として約定支払日の後である平成20年11月16日から支払
済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金)を求めるとともに,②
被告会社が,別紙店舗目録記載1の店舗(以下「被告店舗1」といい,被告店
▶判決の詳細
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平成23年11月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)131請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告ジロー株式会社 原告A
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意匠法37条1項 意匠法39条2項 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,意匠に係る物品を「目違い修正用治具」とする後記2(1)の意匠権(以
下「本件意匠権」といい,その登録意匠を「本件登録意匠」という。)の意匠
権者である原告が,別紙イ号物件目録記載の製品(以下「被告製品」といい,
その意匠を「被告意匠」という。)の製造,譲渡,貸渡し等をする被告の行為
が原告の本件意匠権の侵害に当たる旨主張して,被告に対し,意匠法37条1
項及び2項に基づき,被告製品の製造,譲渡,貸渡し等の差止め及び廃棄を求
めるとともに,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加工工具)
被告司工機株式会社鈴木智子 原告カトウ工機株式会社丸山亮
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特許法123条1項6号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,
下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成23年11月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)24860一部認容
損害賠償請求事件
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不正競争防止法2条1項14号 民法715条1項 不正競争防止法2条1項 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,投資用マンションの販売等を業とする原告株式会社エフ・ジェー・
ネクスト(以下「原告ネクスト」という。)とその完全子会社で投資用マンシ
ョンの管理・賃貸等を業とする原告株式会社エフ・ジェー・コミュニティ(以
下「原告コミュニティ」という。)が,原告ネクストの営業社員であった被告
A及び同Bにおいて,原告らからは不正の手段により,秘密保持義務を負った
原告らの元社員からは悪意重過失により,原告らの営業秘密である顧客情報を
取得し,被告Aが原告ネクストを退職した後に設立した投資用マンションの賃
貸管理等を業とする被告株式会社レントレックス(以下「被告レントレックス」
という。)で,上記顧客情報を使用して原告らの顧客に連絡し,原告ネクスト
が債務超過で倒産する可能性が高く,原告コミュニティも連鎖倒産するなどと,
競争関係にある原告らの営業上の信用を害する虚偽の事実を告知するととも
に,図利加害目的で賃貸管理の委託先を原告コミュニティから被告レントレッ
クスに変更するよう勧誘して賃貸管理委託契約を締結したとして,営業秘密の
不正取得・使用や信用毀損の不正競争行為,又は,秘密保持義務や競業避止義
務を定めた誓約書違反若しくは就業規則違反の債務不履行等に基づき,被告ら
▶判決の詳細
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平成23年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)5063請求棄却
特許権移転登録手続請求事件 (含水物質の乾燥装置)
被告株式会社転生 原告株式会社マルミ
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[概要] 本件は,本件特許権に係る特許を受ける権利(以下「本件特許を受ける権利」
という。)を有していた原告が,原告から株式会社日清(以下「日清」という。),
日清から被告に出願人名義が変更された結果,本件特許権の権利者として登録
された被告に対し,原告から被告に至る出願人名義変更の原因とされた譲渡は
いずれも通謀虚偽表示により無効であるから,被告が本件特許権を有すること
は法律上の原因に基づかず,また,これにより原告は損失を受けたと主張して,
不当利得に基づき本件特許権の移転登録を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10088審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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民事訴訟法140条
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)30094請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告積水化学工業株式会社栗宇一樹 原告ナトコ株式会社岡崎士朗
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特許法104条の3 特許法29条1項3号 特許法102条1項 特許法29条2項
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刊行物 | 100回 | 無効 | 19回 | 実施 | 14回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,液晶用スペーサー及び液晶用スペーサーの製造方法に関する後記2,
(2)の特許の特許権者である原告が,被告が製造,販売等する別紙被告製品目録
記載の製品(以下「被告製品」という。)が上記特許権を侵害すると主張して,
被告に対し,被告製品の輸入,生産等の差止め,被告製品の廃棄を求めるとと
もに,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権(民法709条,特許法1
02条1項)に基づき,損害賠償金5000万円(一部請求)及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日である平成21年9月11日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年11月1日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱風循環炉)
被告日本ファーネス株式会社
トヨタ自動車株式会社佐藤和彦 原告X木村俊之
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特許法29条2項
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[概要] 原告は,被告らの有する本件特許について無効審判請求をしたが,請求不成立の
審決を受けた。本件はその取消訴訟であり,争点は容易推考性の存否である。
▶判決の詳細
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