権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成24年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)1305請求棄却
損害賠償請求事件 (インターネット電話用アダプタ)
被告ソフトバンクBB株式会社 原告株式会社インターリンク
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法70条2項 特許法36条4項1号
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実施 | 26回 | 特許権 | 17回 | 無効 | 17回 | 進歩性 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「インターネット電話用アダプタ」とする発明についての特
許権を有する原告が,被告が譲渡,貸与等している別紙物件目録記載のインタ
ーネット電話用アダプタが同特許権の技術的範囲に属すると主張して,被告に
対し,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償金の一部請求として,1億円及
びこれに対する平成23年1月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)3572請求棄却
損害賠償請求事件 (サーバ,利用者装置,プログラム,及び,指標処理方法)
被告株会ソーコピーエタイメト 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法102条3項 特許法101条1号
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無効 | 101回 | 実施 | 48回 | 特許権 | 32回 | 進歩性 | 31回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「サーバ,利用者装置,プログラム,及び,指標処
理方法」とする特許第4612747号(以下,この特許を「本件特許1」,
この特許権を「本件特許権1」という。)及び発明の名称を「サーバ,利用
者装置,プログラム,及び,指標処理方法」とする特許第4644735号(以
下,この特許を「本件特許2」,この特許権を「本件特許権2」という。ま
た,本件特許1と本件特許2を併せて「本件各特許」,本件特許権1と本件
特許権2を併せて「本件各特許権」という。)の特許権者である原告が,被
告による別紙物件目録1記載の装置(以下「イ号装置」という。),同目録
2記載の製品(以下「ロ号製品」という。),同目録3記載の製品(以下「ハ
号製品」という。)及び同目録4記載のプログラム(以下「ニ号プログラム」
という。)の使用,製造及び販売が本件各特許権の侵害又は間接侵害(特許
法101条1号,2号)に当たる旨主張して,被告に対し,特許権侵害の不
法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)15034請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社光商事 原告Y
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民法709条 民法703条
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[概要] 本件は,プログラムの著作物の著作権を有すると主張する原告が,被告に対し,
主位的には複製権侵害及びプログラム著作物の著作権侵害とみなされる行為に基
づき,予備的には一般不法行為に基づき,原告が被った損害1120万円の一部
請求として280万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成21年7月
19日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)40006請求棄却
損害賠償請求事件
被告ユニ・チャーム株式会社山口健司 原告大王製紙株式会社
ダイオーペーパーコンバーティング
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特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,使い捨て紙おむつに関する特許権を有する原告らが,被告の製造,
販売する紙おむつについて,原告らの特許権に係る特許発明の技術的範囲に属
するとして,被告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,それぞれ
の損害7億7000万円のうちの1億円及びこれに対する不法行為の後の日で
ある平成22年10月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)12777請求棄却
損害賠償請求事件
被告ユニ・チャーム株式会社山口健司 原告大王製紙株式会社
ダイオーペーパーコンバーティング
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無効 | 14回 | 特許権 | 12回 | 無効審判 | 5回 | 刊行物 | 3回 |
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[概要] 本件は,紙おむつに関する特許権を有する原告らが,被告の製造,販売する
紙おむつについて,原告らの特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとし
て,被告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,それぞれの損害7
億4350万円のうちの1億円及びこれに対する不法行為の後の日である平成
22年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)9836請求棄却
民事訴訟 商標権
被告ユニチカトレーディング 原告明杏産業株式会社
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,原糸の加工及び販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)6621請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ボークス 原告株式会社オビツ製作所
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 著作権法10条1項4号 不正競争防止法19条1項5号
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[概要] 本件は,別紙原告商品目録1ないし4記載の各商品(以下「原告各商品」と
いい,それぞれを「原告商品1」,「原告商品2」,「原告商品3」,「原告
商品4」という。)を製造及び販売する原告が,別紙被告商品目録1及び2記
載の各商品(以下「被告各商品」といい,それぞれを「被告商品1」,「被告
商品2」という。)を製造及び販売する被告に対し,①原告各商品に共通する
形態は,原告の周知又は著名な「商品等表示」であり,被告各商品の形態は上
記形態と類似するから,被告による被告各商品の製造及び販売は,不正競争防
止法2条1項1号又は2号の不正競争行為に該当する,②被告各商品は,原
告商品4の形態を模倣した商品であるから,被告による被告各商品の販売
は,同項3号の不正競争行為に該当する,③原告各商品は,美術の著作物(著
作権法10条1項4号)に該当するところ,被告による被告各商品の製造は,
原告各商品について原告が有する著作権(複製権(同法21条)又は翻案権(同
法27条))の侵害行為に当たる,④被告による被告各商品の製造,販売等の
一連の行為は,原告の法的保護に値する営業上の利益を侵害する一般不法行為
を構成する旨主張して,被告に対し,不正競争防止法3条1項(同法2条1項
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10188審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ザグッドウェアコーポレイション, 原告サクラインターナショナル株式会社インコーポレイテッド
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商標法51条1項 商標法51条 商標法3条1項3号 商標法74条1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告は,下記商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ザグッドウェアコーポレイション, 原告サクラインターナショナル株式会社インコーポレイテッド
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商標法53条 商標法74条1号 商標法53条1項 商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告は,下記商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10119審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (車両用液量指示計器)
被告株式会社デンソー 原告カルソニックカンセイ株式会社
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「車両用液量指示計器」とする特許(第3036110号。
以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10425審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (表示スクリーンをもつ電子装置)
被告特許庁長官 原告アップルインコーポレイテッド
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
発明の名称を「表示スクリーンをもつ電子装置」とする発明について,平成11
年3月19日(パリ条約優先権主張:1998年(平成10年)3月20日フラン
ス共和国)を出願日とする特許出願(以下「本件出願」という。)がされ,本件出願
について,平成21年8月3日付けで拒絶査定がされた。これに対し,同年12月
11日,上記査定に対し拒絶査定不服審判(不服2009-24610号事件)が
請求され,同日付けで手続補正書が提出された。
特許庁は,平成23年8月10日,「平成21年12月11日付け手続補正(以下
「本件補正」という。)を却下する。」との決定(以下「本件決定」という。)をした
上,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)を
し,その謄本は同月22日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
(1) 本件補正後の特許請求の範囲の請求項1は次のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10023一部認容
製造販売禁止等請求控訴事件
控訴人シノバ・ソシエテ・アノニム 被控訴人株式会社スギノマシン
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民事訴訟法92条1項 特許法36条5項2号 特許法100条1項 特許法104条の3
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[概要] 1 原判決で用いられた略語は,本判決でもそのまま用いる。原判決を引用した
部分において,「原告」は「控訴人」に,「被告」は「被控訴人」に読み替える。ま
た,本判決の「物件目録」,「本件明細書の図面」,「乙A1の図面」は,原判決添付
のものと同一である。本判決の別紙1は原判決の別紙3と同一である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告フランツ株式会社
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商標法3条1項3号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,標準文字による「壷プリン」の文字からなる商標(以下「本願商標」と
いう。)について,指定商品を第30類「プリン」として,平成22年3月26日,
商標登録出願をしたが(甲39),同年12月15日,拒絶査定がされた(甲4
3)。原告は,平成23年2月18日,拒絶査定不服審判を請求し(不服2011
-3674号事件)(甲44,45),平成24年3月22日,「本件審判の請求
は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)がされ,その謄本は,同
年4月3日,原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写に記載のとおりであり,その概要は,以下のとおり
である。すなわち,
「壷プリン」の文字に接する需要者は,「壷を容器とするプリン」を容易に想起
するとみるのが相当であり,本願商標をその指定商品中「壷を容器とするプリン」
に使用したときは,単に商品の品質(包装の形状)を表示したものと認識,理解さ
れ,本願商標は商標法3条1項3号に該当する。また,本願商標を「壷を容器とす
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10415審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ハンダ合金,ハンダボール及びハンダバンプを有する電子部材)
被告新日鉄マテリアルズ株式会社 原告X
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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実施 | 121回 | 審決 | 35回 | 新規性 | 11回 | 進歩性 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
被告は,発明の名称を「ハンダ合金,ハンダボール及びハンダバンプを有する電
子部材」とする特許第4152596号(平成13年2月9日出願,平成20年7
月11日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。被告は,特許査
定に至る過程で,平成19年11月28日付けで提出した手続補正書(甲17)に
よる手続補正(以下「本件補正」という。)及び平成20年3月5日付けで提出した
手続補正書(甲16)による手続補正をし,特許請求の範囲の記載を含む記載を補
正している。
原告は,平成23年5月2日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求め
て審判の請求(無効2011-800074号事件)をした。特許庁は,同年11
月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)
をし,その謄本は同月19日原告に送達された。
2 特許請求の範囲の記載
(1) 本件特許の明細書(以下「本件明細書」という。)の特許請求の範囲の記載
は次のとおりである。下線部分は,本件特許の願書に最初に添付した明細書(以下
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10048控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人セクシップスエクイップメントセンターブレーメン 被控訴人大洋製器工業株式会社
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[概要] 原審で用いられた略語は当審でもそのまま用いる。原判決を引用する部分では,
「原告」とあるのは「控訴人」と,「被告」とあるのは「被控訴人」と読み替えるも
のとする。
事案の概要は,原判決の「事実及び理由」中の「第2 事案の概要」(原判決2頁
17行目から7頁10行目まで)に記載のとおりであるから,これを引用する。た
だし,原判決7頁2行目の「これに対する民法所定の」を「これに対する同日から
支払済みまで民法所定の」と改める。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10143請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社デルタ
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,標準文字の「ECO MINI」からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)について,指定商品を第12類「自動車並びにその部品および付属品」とし
て商標登録(出願日 平成20年7月28日,登録審決日 平成22年11月19
日,登録日 平成23年1月7日。登録第5380691号。以下「本件商標登
録」という。)を受けた商標権者である(甲1)。
ドイツ連邦共和国の法人であるバイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエン
ゲゼルシャフト(以下「BMW」という。)が,平成23年4月6日,本件商標登
録につき登録異議(2011-900117号事件)を申し立て(甲49),特許
庁は,平成24年3月15日,本件商標登録を取り消すとの決定(以下,単に「決
定」という。)をし,その異議決定謄本は,同月26日,原告に送達された。
2 決定の理由
決定の理由は,別紙異議決定書写に記載のとおりであり,その要旨は,以下のと
おりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10446請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官
補助参加人ステッヒティングべーデーオー 原告ビーディーオーユニバンクインコーポレイテッド
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商標法4条1項11号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
原告は,別紙商標目録記載1の登録第5310533号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10447請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官
補助参加人ステッヒティングべーデーオー 原告ビーディーオーユニバンクインコーポレイテッド
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商標法4条1項11号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
原告は,別紙商標目録記載1の登録第5310534号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電動リニアアクチュエータ)
被告特許庁長官 原告ケーエスエス株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
被告は,発明の名称を「電動リニアアクチュエータ」とする発明について,平成
15年10月9日に特許出願(以下「本願」という。)したが,拒絶査定を受け,不
服審判請求(不服2010-18301号事件)をした。これに対し,特許庁は,
平成24年2月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審
決」という。)をし,その謄本は,同月28日,原告に送達された。
2 本願の内容
本願の特許請求の範囲の請求項1の記載(以下,この発明を「本願発明」という。)
は,次のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10007審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザーによって材料を加工する装置)
被告シノバ・ソシエテ・アノニム 原告株式会社スギノマシン
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条5項2号 特許法134条の3
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
(1) 被告は,発明の名称を「レーザーによって材料を加工する装置」とする,平
成6年5月30日の優先権(ドイツ国)を主張して平成7年5月22日にされた国
際特許出願(PCT/1B1995/000390 日本における出願番号は特願
平8-500602号,公表公報は特表平10-500903号)に係る特許(設
定登録平成17年5月27日,特許番号第3680864号,請求項の数17。以
下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (半導体用電解銅メッキ浴及び電解銅メッキ方法)
被告特許庁長官 原告株式会社CHIRACOL
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「半導体用電解銅メッキ浴及び電解銅メッキ方法」とする
発明について,平成22年12月14日に特許出願(特願2010-277822,
パリ条約による優先権主張日2010年11月18日,(TW)台湾。以下「本
願」という。甲1)をしたが,平成23年5月11日付けで拒絶理由通知を受け
(甲2),同月31日に意見書(甲3)及び手続補正書(甲4)を提出したが,同
年6月10日付けで再度拒絶理由通知を受け(甲5),同月28日に再度意見書
(甲6)及び手続補正書(甲7)を提出したが,同年8月16日付けで拒絶査定を
受けた(甲8)。
原告は,平成23年9月29日,不服審判(不服2011-21031号事件)
の請求(甲9)をするとともに,手続補正書(甲10)を提出し,特許請求の範囲
及び明細書について補正をした(以下「本件補正」という。)。
特許庁は,平成24年1月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,その謄本は,同年2月6日に原告に送達された。
2 本件補正後の特許請求の範囲の請求項1の記載(甲10)
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10408審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (基板搬送用ロボット)
被告特許庁長官 原告平田機工株式会社
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特許法29条2項 特許法17条の2
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刊行物 | 65回 | 審決 | 54回 | 実施 | 16回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「基板搬送用ロボット」とする発明について,平成12年
11月30日に特許出願をした(特願2000-364348。以下「本件出願」
という。)。
本件出願について,平成21年6月16日付けで拒絶の理由が通知され,原告は,
その指定期間内の同年9月11日に意見書と共に明細書について手続補正書を提出
したが,平成22年3月30日付けで拒絶をすべき旨の査定がされた。原告は,平
成22年7月26日,上記査定に対し拒絶査定不服審判(不服2010-1673
1号事件)を請求するとともに,明細書について手続補正書を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10211審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (データストリームフィルタリング装置及び方法)
被告特許庁長官 原告ノーテル・ネットワークス・
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成13年(2001年)5月14日出願の米国特許出願第29094
8号及び平成14年(2002年)3月27日出願の米国特許出願第107876
号に基づく優先権を主張して,同年5月13日,発明の名称を「データストリーム
フィルタリング装置及び方法」とする発明について国際出願をし,平成15年11
月13日,日本国への国内移行手続を行った。これにより,同国際出願は,特願2
002-590581号として適法に係属した(以下「本願」という。)
原告は,平成19年10月18日付けの拒絶理由通知に対し,平成20年1月2
3日付けで意見書及び手続補正書を提出したが,同年7月10日付けで拒絶査定を
受けた。
原告は,平成20年10月20日に拒絶査定不服審判を請求し(不服2008-
26819号),同年11月18日付けで手続補正書を提出して特許請求の範囲を
補正し,平成22年4月12日付けの審尋に対し,同年8月13日付けの回答書を
提出し,同年9月29日付けの拒絶理由通知に対し,平成23年1月5日付けで意
見書及び手続補正書を提出したが,特許庁は,平成23年2月24日付けで「本件
▶判決の詳細
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意匠権
平成24年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10105等審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官遠藤行久 原告株式会社松風出山匡
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[概要] 本件訴訟は,意匠登録出願拒絶査定を不服とする審判請求を成り立たないとした
審決の取消訴訟である。争点は,意匠の類否である。なお,平成24年(行ケ)第
10108号事件の本願意匠D(意願2008-016914号)は同第1010
5号事件の本願意匠A(意願2008-016902号)の,同第10109号事
件の本願意匠E(意願2008-016915号)は同第10106号事件の本願
意匠B(意願2008-016903号)の,同第10110号事件の本願意匠F
(意願2008-016918号)は同第10107号事件の本願意匠C(意願2
008-016906号)のそれぞれ部分意匠であり,また本願意匠A,B,D,
Eは上顎前歯の人工歯の,本願意匠C,Fは下顎前歯の人工歯に係る意匠である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10171審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (低コヒーレンス干渉計を用いて組織を識別するためのシステムおよび方法)
被告特許庁長官岡田孝博 原告ザジェネラルホスピタル
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は,容易推考性の存
否である。
▶判決の詳細
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その他
平成24年11月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)33931一部認容
発明対価等請求事件 (柔軟性複合材料及びその製造方法)
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特許法2条1項 特許法28条
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[概要] 本件は,原告が,炭素繊維強化炭素複合材料用の柔軟性中間材となるプリフ
ォームドヤーンとその製造方法に関する発明について,(1) 主位的に,富士ス
タンダードリサーチ株式会社(以下「富士スタンダードリサーチ」という。)
との間で,同社が相当の対価を原告に支払う旨合意して,その特許を受ける権
利を同社に譲渡したとして,同社を吸収合併した被告富士石油販売株式会社(以
下「被告富士石油販売」という。)に対し,上記合意に基づき,相当の対価で
ある13億9929万3226円のうち1億円及びこれに対する弁済期の後の
日である訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求め,予備的に,同社及び被告富士石油販売が法律上の原
因なくその特許を受ける権利により利益を受けたとして,同被告に対し,不当
利得による返還請求権に基づき,ロイヤリティー相当額の利得1805万55
68円及びこれに対する利得の日の後の日である訴状送達の日の翌日から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による利息の支払を求めるとともに,(2) 原
告が上記発明をしたにもかかわらず,被告株式会社アクロス(以下「被告アク
ロス」という。)並びにその代表取締役である被告B及び被告C(被告アクロ
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10355審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 本件は,原告が,前記第1記載の審決(以下「本件審決」という。)の取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯型コンピュータ装置)
被告特許庁長官大野克人 原告コーニンクレッカフィリップス
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特許法159条2項 特許法29条2項
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審決 | 40回 | 拒絶査定不服審判 | 4回 | 進歩性 | 3回 | 実施 | 2回 |
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のと
おり)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10258審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社三陽物産西尾美良 原告株式会社モンテローザ淺枝謙太
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商標法4条1項7号 商標法4条1項16号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,後記1の本件商標に対する後記2のとおりの手続において,被
告の商標登録を無効にすることを求める原告の審判請求について,特許庁が同請求
は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3の
とおり)には,後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10257審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社三井商事西尾美良 原告株式会社モンテローザ淺枝謙太
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商標法4条1項7号 商標法4条1項16号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,後記1の本件商標に対する後記2のとおりの手続において,被
告の商標登録を無効にすることを求める原告の審判請求について,特許庁が同請求
は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3の
とおり)には,後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める
事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成24年11月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(行コ)10006控訴棄却
出願取下げを削除する手続補正書却下の処分に対する処分取消請求,既納手数料返還請求書却下の処分に対する処分取消請求控訴事件
被告)国
指定代理人大西勝佐藤一行 控訴人(原告)キューリス,インコーポレーテッド
(原告)ジェネンテック,インコーポレーテッド滝田清暉 被控訴人(被告)国
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特許法195条10項 特許法195条9項
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[概要] 1 控訴人らは,自らの特許出願(特願2007-540083号)について,
平成21年9月24日に出願取下書を提出したが,特許法195条10項所定の6
月が経過した後の平成22年3月30日に至って審査請求手数料に係る既納手数料
返還請求書を提出した。控訴人らは,同年7月6日,出願取下書の全文を削除する
旨の手続補正書を提出した。特許庁長官は,同年8月23日付けで,前者の既納手
数料返還請求書に係る手続を却下する処分をし,同年11月29日付けで,後者の
手続補正書に係る手続を却下する処分をした。本件訴訟は,これら処分の取消訴訟
であり,原判決は請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10088審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告青山ケンネルインターナショナル株式会社 原告青山ケンネル株式会社清永敬文
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商標法50条
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[概要] 本件は,被告の請求に基づき原告の商標登録を取り消した審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10070審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,「kanken」の欧文字を横書きに表して
なる商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平成22年3月
31日,特許庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-890028号
事件)を請求した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第4587850号の
登録を無効とする。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,黄色(縁取りは黒色)の正方形を左側に,
黒色の正方形を右側に配置して,全体を横長の矩形とし,上記黄色の正方形内に黒
色で「漢」の文字を,上記黒色の正方形内に白色で「検」の文字を表してなる商標
(以下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平成22年3月31日,
特許庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-890027号事件)を
請求した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第4587849号の登録を無
効とする。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10068審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,「漢検」の文字を横書きに表してなる商標(以
下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平成22年3月31日,特許
庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-890026号事件)を請求
した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第4587848号の登録を無効と
する。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 民法34条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,白色(縁取りは黒色)の正方形を左側に,
黒色の正方形を右側に配置して,全体を横長の矩形とし,上記白色の正方形内に黒
色で「漢」の文字を,上記黒色の正方形内に白色で「検」の文字を表してなる部分
と,「漢字資料館」の文字を横書きに表してなる部分とからなる商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である。被告は,平成22年3月31日,特許庁に対し,
本件商標登録の無効審判(無効2010-890025号事件)を請求した。特許
庁は,平成24年1月19日,「登録第4557751号の登録を無効とする。」と
の審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から被告に
対し本件商標の使用差止請求が行われた平成23年3月17日,同条項に該当する
ものとなったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,と
いうものである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10066審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,「漢検」,「漢字検定」の文字を上下二段に横
書きに表してなる商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平
成22年3月31日,特許庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-8
90024号事件)を請求した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第421
9721号の登録を無効とする。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送
達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 民法34条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,「漢検」の文字を縦書きに表してなる商標(以
下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平成22年3月31日,特許
庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-890023号事件)を請求
した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第3102731号の登録を無効と
する。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達された。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告財団法人日本漢字能力検定協会 原告株式会社オーク
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商標法4条1項7号 商標法46条1項5号 商標法4条1項6号 民法34条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙商標目録記載のとおり,「日本漢字能力検定協会」の文字を横書きに
表してなる商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。被告は,平成22
年3月31日,特許庁に対し,本件商標登録の無効審判(無効2010-8900
22号事件)を請求した。特許庁は,平成24年1月19日,「登録第307419
0号の登録を無効とする。」との審決をし,その謄本は同月26日に原告に送達され
た。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。要するに,本件商標は,商標法
4条1項7号に違反して設定登録されたものとは認められないが,原告から審判請
求時の商標権者であるA,B及びC(以下,3名を併せて「Aら」ということがあ
る。)に対し,移転登録がされた平成21年11月16日,同条項に該当するものと
なったものであり,同法46条1項5号により無効とすべきものである,というも
のである。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)8218請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告兼株式会社バッファローコクヨサプライ訴訟承継人 原告エレコム株式会社
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特許法29条の2 特許法134条の2 特許法127条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,コンピュータ及びコンピュータ周辺機器の開発,製造,販売及び
輸出入等を業とする会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10006審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スクレーパ濾過システム)
被告信和エンジニアリング株式会社 原告株式会社荒井鉄工所
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特許法134条の2 特許法123条1項2号
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[概要] 特許庁は,原告の有する後記本件特許について,被告から無効審判請求を受け,
本件特許を無効とする旨の審決をした。本件は,原告がその取消しを求めた訴訟で
あり,争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10024控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社荒井鉄工所 被控訴人信和エンジニアリング株式会社
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特許法70条2項 特許法102条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 本件は,一審原告である控訴人が,一審被告である被控訴人に対し,被控訴
人が製造販売している被控訴人各製品(被告各製品)は本件特許権に係る特許発明
(発明の名称「スクレーパ濾過システム」)の技術的範囲に属すると主張して,被
控訴人に対し,民法709条及び特許法102条2項に基づく損害賠償1億275
0万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成22年9月4日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10255審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (可動人形用胴体)
被告株式会社オビツ製作所 原告株式会社ボークス
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「可動人形用胴体」とする特許第3926821号(請求
項の数は2。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10326審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社ニッセンホールディングス 原告アディダスアーゲーマーケティングべーヴェー
アディダスインターナショナル
ら
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,下記商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10080控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法134条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 本判決の略称は,以下に掲記するほか,原判決に倣う。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10431審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (液晶用スペーサーおよび液晶用スペーサーの製造方法)
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特許法134条の2
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告の後記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,
後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10073審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (液晶表示装置)
被告三洋電機株式会社日野英一郎 原告シャープ株式会社安國忠彦
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告の後記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,
後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10242審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告森永製菓株式会社松田治躬 原告有限会社青華堂丸山亮
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,被告による登録商標無効審判請求に基づき,原告が商標権者である
本件商標を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,本件商標が商品の品質を普
通に用いられる方法で表示する標章のみからなるかどうか(商標法3条1項3号。
以下,商標法を「法」という。),使用により識別性を獲得したか(同条2項)で
ある。
2 特許庁における手続の経緯
原告は,本件商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10159審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機の回転リールユニット)
被告Y 原告株式会社ユニバーサルエンターテインメント瀧本十良三
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特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,原告の特許を無効とする審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無,
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10189審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遮煙エレベータ装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法159条1項
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[概要] 1 当事者間において争いのない事実等
原告は,発明の名称を「遮煙エレベータ装置」とする発明について,平成17年
3月25日に特許出願(特願2005-89864号。以下「本願」という。)を
したが,平成23年4月14日付けで拒絶査定を受けた。これに対し,原告は,平
成23年5月26日,上記拒絶査定に対する不服審判請求(不服2011-110
95号)をするとともに,特許請求の範囲について補正をした(以下「本件補正」
という。)。特許庁は,平成24年4月10日,本件補正を却下するとともに,「本
件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同月28日に原告に送
達された(乙1)。
2 特許請求の範囲の記載
(1) 本件補正前の特許請求の範囲の記載は,以下のとおりである(以下,本件補
正前の請求項1に係る発明を「本願発明」という。)。
「【請求項1】
エレベータ扉前の空気を流動除去することによりエレベータ内に煙が入らないよ
うにしたことを特徴とする防炎エレベータ装置。」
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学的フィルター)
被告Y 原告DOWAホールディングス株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法36条4項 特許法123条1項2号
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[概要] 特許庁は,原告の有する後記本件特許について,被告から無効審判請求を受け,
本件特許の請求項の一部を無効とする審決をした。本件は,原告がその取消しを求
めた訴訟であり,争点は,特許法29条の2違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10004審決取消訴訟
審決取消請求事件 (シュープレス用ベルト)
被告イチカワ株式会社 原告ヤマウチ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 特許庁は,原告の有する後記本件特許(請求項の数5)の請求項1,2に係る発
明についての特許について,被告から無効審判の請求を受け,請求項1に係る発明
(以下「本件発明1」という。)についての特許を無効とし,請求項2に係る発明
についての審判請求は成り立たないとの審決をした。本件は,原告が同審決のうち,
本件発明1についての特許を無効とした部分の取消しを求めた訴訟であり,争点は,
進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)10341請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告サンワサプライ株式会社 原告有限会社ケイ・ワイ・ティ
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法29条の2 特許法36条4項1号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,事務用木製机,会議用テーブル,木製書棚,間仕切,いす,ソファー,
プラスチック並びに革製トレイ,シュレッダーの輸出入及び国内販売等を目
的とする会社である。
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不正競争
平成24年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12270請求棄却
損害賠償等請求事件
被告P1
P2
株式会社IXA 原告有限会社下野装飾
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不正競争防止法2条1項7号 民法90条 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,大阪市 を本店所在地とする会社であり,装飾雑貨,販売
促進用物品の販売などの事業を行っている。
被告 P1 (以下「被告P1」という。)は,平成15年5月に原告
へ入社して,以後,営業を担当しており,平成19年から平成23年3月
20日に退職するまでは,営業課長の地位にあった(甲6)。
被告 P2(以下「被告P2」という。)は,平成18年3月に原告へ
入社し,以後,平成23年3月31日に退職するまで,営業を担当した
(甲6)。
被告株式会社IXA(以下「被告会社」という。)は,平成23年5月
2日に設立された大阪市 を本店所在地とする会社であり,装飾雑
貨,販売促進用物品の販売などの事業を行っている。被告会社の設立以来,
被告P2はその代表取締役であり,また,被告P1も被告会社で勤務して
いる。
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特許権
平成24年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)5742一部認容
損害賠償等請求事件 (爪の変形を直す矯正具)
被告バン産商株式会社 原告株式会社リフレプロジャパン
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不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,リラクゼイションサロンの経営,整髪剤,洗髪剤,洗顔クリー
ム等美容用品,理容用品の販売等を目的とする株式会社である。
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意匠権
平成24年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)3361
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社美友
ami株式会社
両名
両名 原告株式会社ニチエイ
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意匠法39条3項 不正競争防止法2条1項3号 民法719条1項 意匠法24条2項
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[概要] 1 本件は,後記本件各意匠権を有し,かつ,別紙原告商品目録1,2記載の
各立体フェイスマスク(以下,順に「原告商品1」,「原告商品2」といい,
総称して「原告各商品」という。)を製造販売する原告が,別紙被告商品目
録記載の立体フェイスマスク(以下「被告商品」という。)の輸入販売等を
する被告ら各自に対し,被告らには,民法719条1項前段又は同条2項の
関係があるとして,以下の請求をした事案である(なお,同一内容の請求に
ついては選択的併合の関係にある。)。
(1) 意匠権侵害を理由とする請求
ア 意匠法37条1項,2項に基づく被告商品の輸入販売等の差止め・廃
棄請求
イ 意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金1381万2500円及
びこれに対する不法行為の後の日である平成24年4月30日から支
払済みまで年5分の割合による遅延損害金の請求
(2) 不正競争防止法2条1項3号の不正競争該当を理由とする請求
ア 同法3条1,2項に基づく被告商品の輸入販売等の差止め・廃棄請求
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10235審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体)
被告株式会社半導体エネルギー研究所吉本智史 原告ザトラスティーズオブ
ザユニバーシティオブ
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特許法123条1項4号
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[概要] 本件は,原告らが,後記1のとおりの手続において,原告らの後記2の本件発明
に係る特許に対する被告の特許無効審判の請求について,特許庁が特許を無効とし
た別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記
4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10222審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告株式会社アドバンス
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商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,後記1の商標登録出願に対する後記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした別紙
審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のと
おりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10234審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体)
被告株式会社半導体エネルギー研究所吉本智史 原告ザトラスティーズオブ
ザユニバーシティオブ
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特許法123条1項4号
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[概要] 本件は,原告らが,後記1のとおりの手続において,原告らの後記2の本件発明
に係る特許に対する被告の特許無効審判の請求について,特許庁が特許を無効とし
た別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,後記
4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)15033
保証金返還等請求事件
被告株式会社日本量子波動科学研究所 原告株式会社ニュー・テクノロジー
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[概要] 本件は,原告が,①被告との間で,被告の製造する油化還元装置その他に
つき,原告が販売代理店を務める内容の総販売代理契約(以下「本件販売代
理契約」という。)を締結し,契約金2億円を被告に支払ったが,本件販売
代理契約は,被告の責めに帰すべき事由によって解除に至ったとして,被告
に対し,本件販売代理契約の解除に基づき,契約金2億円及び催告期限後で
ある平成23年12月21日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合に
よる遅延損害金の支払を求めるとともに,②被告との間で,被告が中華人民
共和国(以下「中国」という。)所在の公的機関や企業等を相手に実施する
廃プラスチック類,廃油類資源化装置並びに原油精製装置に関する製造・販
売等の事業について,業務提携基本契約(以下「本件業務提携契約」とい
う。)を締結し,保証金として2億5000万円を被告に預託したが,①と
同様の事情による解除又は契約期間満了により,本件業務提携契約は終了し
たとして,被告に対し,本件業務提携契約の終了に基づき,保証金2億50
00万円及び催告期限後であり,契約期間満了日の翌日である平成23年1
2月21日から支払済みまで,商事法定利率年6分の割合による遅延損害金
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)24479一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告株式会社親和製作所 原告フルタ電機株式会社
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特許法102条2項 特許法101条1号 民法724条 特許法70条2項
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侵害 | 60回 | 特許権 | 28回 | 実施 | 18回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置」
とする発明についての特許権(特許第3966527号)を有する原告が,被
告の製造・販売等している別紙物件目録1及び2記載の各製品が上記発明の技
術的範囲に属し,また,別紙物件目録3ないし5記載の各製品が,上記別紙物
件目録1及び2記載の各製品の「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)
に当たり(主位的主張),あるいはそれら自体が上記発明の技術的範囲に属す
る(予備的主張)と主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基
づき,上記各製品の製造・販売等の差止め及び廃棄を請求するとともに,特許
権侵害の不法行為に基づく損害賠償金の一部として,3億9000万円及びう
ち2000万円に対する不法行為の後の日(警告書送達日の翌日)である平成
22年6月8日から,うち3億7000万円に対する不法行為の後の日(平成
23年11月9日付け訴え変更申立書送達日の翌日)である平成23年11月
16日から,各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年11月1日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)6980請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告大昭和精機株式会社 原告日新産業株式会社
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特許法101条2号 特許法101条1号 特許法102条2項 特許法104条の3
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無効 | 20回 | 侵害 | 19回 | 特許権 | 14回 | 間接侵害 | 14回 |
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告及び被告は,それぞれ工作機械周辺機器の開発,製造及び販売など
を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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