権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和1年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)31544一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (屈折率測定方法及びその装置)
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特許法36条6項1号 特許法102条2項 特許法44条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」とい
う。)を輸入,販売等することにより原告の有する特許権を侵害していると主張10
して,被告に対し,特許法100条1項に基づく被告製品の輸入,使用,譲渡,
貸渡し並びに譲渡及び貸渡しの申出の差止め並びに同条2項に基づく被告製品
の廃棄を求めるとともに,民法709条及び特許法102条2項に基づく損害賠
償金627万2000円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌
日)である平成29年9月22日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ15
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10040控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法)
控訴人バロークスプロプライアタ 被控訴人モンデ酒造株式会社
大和製罐株式会社
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特許法36条6項1号 特許法101条4号 特許法36条4項1号
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無効 | 26回 | 実施 | 14回 | 特許権 | 11回 | 無効審判 | 7回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方
法」とする発明についての特許(特許第3668240号。請求項の数15。
以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」
という。)の特許権者である控訴人が,被告各方法が缶入りワインという「物」
を生産する方法の発明である本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明
(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被告各アルミ缶が被告各
方法の使用にのみ用いる物に該当し,被控訴人モンデ酒造による被告各方法を
使用した被告各製品の製造及び被控訴人モンデ酒造らによる被告各製品の販売
が本件特許権の侵害(直接侵害)に当たり,被控訴人大和製罐による被告各ア
ルミ缶の製造及び販売が本件特許権の間接侵害(特許法101条4号)に当た
る旨主張して,被控訴人モンデ酒造に対し,被告各方法の使用の差止めを,被
控訴人モンデ酒造らに対し,被告各製品の販売の差止め及び廃棄を,被控訴人
大和製罐に対し,被告各アルミ缶の製造等の差止め及び廃棄を求めるとともに,
被控訴人らに対し,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償5億7000
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10002一部認容
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人住友ベークライト株式会社柴野相雄 被控訴人日本コヴィディエン株式会社河村光
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙3原告商品目録記載の商品(携帯用ディスポーザブル低圧持続
吸引器のうち排液ボトル及び吸引ボトルで構成されているもの。以下「原告商
品」という。)を販売する控訴人が,別紙1被告商品目録記載の商品(携帯用
ディスポーザブル低圧持続吸引器のうち排液ボトル及び吸引ボトルで構成され
ているもの。以下「被告商品」という。)を販売する被控訴人に対し,控訴人
の商品等表示として需要者の間に広く認識されている原告商品の形態と類似す
る形態を有する被告商品の販売は,原告商品と混同を生じさせる行為であるか
ら,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正競争に当
たる旨主張して,同法3条1項及び2項に基づいて,被告商品の譲渡等の差止
め及び廃棄を求める事案である。
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特許権
令和1年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法)
被告大和製罐株式会社鮫島正洋 原告バロークスプロプライアタ
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする
方法」とする発明について,平成14年6月5日(優先日平成13年9月2
8日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国オーストラリア)を国
際出願日とする特許出願(特願2003-532366号。以下「本件出願」
という。)をし,平成17年4月15日,特許権の設定登録(特許第366
8240号。請求項の数15。以下,この特許を「本件特許」という。甲1
29,163)を受けた。
(2) 被告は,平成28年4月6日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2016-800043号事件)をした。
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特許権
令和1年8月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3277一部認容
損害賠償請求事件
被告日本知財開発株式会社
株式会社ジンム
P2
P4
P5
P6
P7
P8
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特許法98条1項
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特許権 | 90回 | 侵害 | 19回 | 損害賠償 | 14回 | 実施 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告らが一体となって原告に対し地盤工法やナ
ビゲーションシステムに関する特許権の共有持分を購入すれば近日中に大幅に価値15
が上がる等と嘘を言って勧誘し,特許権持分の購入代金名下に不法に多額の金員を
支払わせたとして,共同不法行為ないし会社法429条1項に基づく損害賠償請求
として,9032万円及びこれに対する平成29年3月8日(最後の不法行為の日)
から支払済みまでの遅延損害金の連帯支払を請求する事案である。
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意匠権
令和1年8月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)8272請求棄却
損害賠償等請求事件
被告時代健康研究株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 意匠法3条1項1号 意匠法3条2項 意匠法37条1項
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意匠権 | 38回 | 無効 | 31回 | 無効審判 | 14回 | 侵害 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が別紙被告商品目録表示のそうめん流し器「素麺物
語」(以下「被告商品」という。)を販売等した行為に関し,以下の各請求をする
事案である。5
(1) 意匠権に関する請求(主位的請求)
原告は,被告商品の意匠(以下「被告意匠」という。)は別紙意匠権目録記載の
原告の意匠権(以下「本件意匠権」という。)に係る意匠(以下「本件登録意匠」
という。)に類似するものであり,被告の上記行為は本件意匠権を侵害するとして,
被告に対し,以下の各請求をする。10
ア 意匠法37条1項に基づく被告商品の販売等の差止請求(前記第1の1)
イ 同条2項に基づく被告商品の廃棄請求(同2)
ウ 本件意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金636万0810円及びこれ
に対する不法行為後の日である平成29年9月20日(訴状送達の日の翌日。以下
同じ。)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払請求15
(同3)
(2) 不正競争防止法に関する請求
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10023控訴棄却
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人ナップエンタープライズ株式会社中川雅之 被控訴人株式会社エス・オー・ダブリュー大塚智倫
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特許法1条 不正競争防止法2条1項15号
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[概要] 1 本件は,イヤホンに装着するイヤーパッドを控訴人(1審被告)から購入し
た上でイヤホンの製造,販売等を行っている被控訴人(1審原告)が,控訴人におい
て,被控訴人による前記イヤホンの製造,販売等は控訴人の保有する本件特許権1
及び本件意匠権(本件知的財産権)並びに本件特許権2を侵害するものである旨を,
その開設するウェブサイト上に記事として掲載し,また,被控訴人の取引先に告知
したこと(本件行為)は,不正競争防止法2条1項15号(平成30年法律第33号
による改正後の2条1項21号)に定める不正競争行為に該当すると主張して,控
訴人に対し,同法3条1項による差止請求権に基づき,本件行為の差止めを求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10164審決取消訴訟
審決取消請求事件 (酸味のマスキング方法)
被告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社小林幸夫 原告盐城捷康三氯蔗糖制造有限公司
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成9年2月12日,発明の名称を「酸味のマスキング方法」とする
特許の出願をし,平成19年2月16日に特許権の設定登録を受けた(特許第39
16281号。請求項の数は2である。以下「本件特許」という。甲33)。
⑵ 原告は,平成26年7月9日,本件特許について無効審判の請求をし,特許
庁は,上記請求を無効2014-800118号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2554
特許権侵害差止等請求事件
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特許法104条の3 特許法17条の2 特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,交差連結具に関する特許権を有する原告が,被告に対し,被告の製造・
販売する製品が原告の特許権を侵害したと主張し,特許法100条に基づき,被告
製品の製造,販売等の差止め及び被告製品の廃棄を求め,並びに,損害賠償(特許
法102条2項,民法709条)として2364万円及びうち1300万円につい25
ては不法行為の後の日である訴状送達の日(平成30年3月31日)の翌日から,
うち1064万円については本件訴え変更の申立書送達の日(平成31年3月22
日)の翌日から支払済みまでの遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (三次元リアルタイムMR画像誘導下手術システム)
被告特許庁長官高見重雄 原告国立大学法人滋賀医科大学
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年9月16日,発明の名称を「三次元リアルタイムMR
画像誘導下手術システム」とする発明について,特許出願(特願2011-
203232号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10092請求棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社カンバス 被控訴人兼控訴人株式会社フェイス
兼控訴人Y
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[概要] 1 本件は,一審原告が,(1)一審被告Yが,一審原告の営業秘密である,「SS
TG1」との名称の字幕制作ソフトウェア(以下「原告ソフトウェア」という。)を
構成するプログラムのソースコード(以下「本件ソースコード」という。原判決別
紙物件目録2-1)を,正当な権限なく一審原告から持ち出して一審被告フェイス
に開示し,又は開発担当者として保有していた本件ソースコードを不正の利益を得
る目的で一審被告フェイスに開示したこと,(2)一審被告フェイスが,本件ソースコ
ードの前記(1)の不正取得又は不正開示を知りながら字幕制作ソフトウェアである
原判決別紙物件目録1記載のソフトウェア(名称は「Babel」。以下「被告ソフ
トウェア」という。)の制作に当たって本件ソースコードを取得又は使用したことは,
不競法2条1項4号,5号,7号及び8号に規定する不正競争行為のいずれかに該
当することを理由として,一審被告らに対し,不競法3条1項及び2項に基づき,
①被告ソフトウェアの生産・使用等の差止め,②被告ソフトウェアのプログラムを
収納した記憶媒体の廃棄,③本件ソースコードの使用の差止め,④本件ソースコー
ドの全部又は一部を記録した記憶媒体の廃棄,⑤原告ソフトウェアに含まれるファ
イル「Template.mdb」を利用して原告ソフトウェアとの互換性を確保
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10128審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (多色ペンライト)
被告ターンオン有限会社飯田和彦 原告株式会社ルイファン・ジャパン栁澤俊貴
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「多色ペンライト」とする発明に係る特許権(特許第56
08827号。以下「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本件特許」
という。)の特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(引用発明の認定,一致点及び相違点の認定及び相違点に係る判断の当否)
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
被告株式会社神戸製鋼所松井保仁 原告株式会社前川製作所金子明
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特許法153条2項 特許法29条1項3号
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刊行物 | 25回 | 新規性 | 25回 | 審決 | 22回 | 進歩性 | 16回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,新規
性,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10016控訴棄却
競業差止請求控訴事件
控訴人株式会社リリ-ラッシュ 被控訴人Y大場規安
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不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 1 本件は,東京都国分寺市内でまつげエクステサロンを営む控訴人が,元従業
員である被控訴人が,控訴人を退職後に同市内のまつげエクステサロンで就労
したことは,被控訴人と控訴人の間の競業禁止の合意に反し,また,控訴人の
営業秘密に当たる控訴人の顧客2名の施術履歴を取得したことは不正競争行為
(不正競争防止法2条1項4号,5号又は8号)に当たるとして,被控訴人に
対し,主位的には上記合意,予備的には不正競争防止法に基づき,退職後2年
間の同市内におけるアイリスト業務への従事の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10026控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社幻戯書房
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民事訴訟法179条 民事訴訟法2条 著作権法115条 著作権法12条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,編集著作物である原判決別紙書籍目録記載の書籍(本
件書籍)の編集著作者であるところ,被控訴人による本件書籍の複製及び販
売は,控訴人の有する編集著作物に係る編集著作権(複製権及び譲渡権)及
び著作者人格権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人
に対し,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償金215
万2000円(印税相当額の損害15万2000円及び慰謝料200万円の
合計額)及びこれに対する不法行為の日である平成24年12月9日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるととも
に,著作権法115条に基づき,編集著作者としての名誉及び声望の回復措
置として謝罪広告等の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法4条1項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年5月23日,以下の商標登録出願をした(商願201
7-69467号。以下「本願商標」という。甲20)。
商標の構成:別紙のとおり
指定商品:第14類「貴金属製置物,キーホルダー,身飾品(「カフスボタ
ン」を除く。),ペンダント,バングル,指輪,ブローチ,ネッ
クレス,チェーン(宝飾品),ブレスレット,ピアス,貴金属製
のベルト飾り,カフスボタン,身飾品用留め金具,時計,宝飾
品用チャーム」
第18類「かばん金具,がま口口金,蹄鉄,かばん類,袋物,
財布,カード入れ,かばん用ベルト,携帯用化粧道具入れ,傘,
ステッキ,つえ,つえ金具,つえの柄,革ひも」
第25類「男性用・女性用及び子供用の被服,カフス,ガータ
ー,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物」
⑵ 原告は,平成30年2月26日付けの拒絶査定(甲23)を受けたため,
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10029控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人朋和産業株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,被控訴人から食品の包装フィルムのデザインを受託していた控訴人
が,被控訴人の営業上の信用を害する虚偽の事実を被控訴人の取引先に告知し
たとして,被控訴人が,控訴人に対し,主位的に不正競争防止法(不競法)4
条,予備的に民法709条に基づき,損害賠償金550万円(慰謝料500万
円及び弁護士費用相当損害金50万円の合計)及びこれに対する不法行為の日
である平成30年3月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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