権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10010
損害賠償等請求控訴事件
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著作権法20条1項 著作権法20条2項4号 著作権法19条3項 著作権法19条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(以下,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律を「プロバイダ責任制限法」といい,特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者
情報を定める省令(平成14年総務省令第57号)を「発信者情報省令」とい
い,令和2年総務省令第82号による改正後の発信者情報省令を「新発信者情
報省令」という。)
本件は,被控訴人が,①控訴人が運営するインターネット上の短文投稿サイ
ト「ツイッター」において,被控訴人の著作物である原判決別紙写真目録記載
の各写真(本件写真1ないし3)が,(a)氏名不詳者により無断でアカウントの
プロフィール画像又は投稿の一部として用いられ,その後当該アカウントに係
るウェブページに表示されたことにより著作権(自動公衆送信権)が侵害され,
(b)氏名不詳者による投稿に伴って当該アカウントに係るウェブページに丸く
トリミングされて表示されたことにより著作者人格権(同一性保持権)が侵害
されたと主張して,控訴人に対し,プロバイダ責任制限法4条1項に基づき,
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告三菱電機株式会社 被告株式会社ジェイテクト
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特許法134条の2 特許法126条6項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成12年3月31日,「プログラマブル・コントローラにおけ
る異常発生時にラダー回路を表示する装置」の発明について特許を出願し,
平成17年7月22日,特許第3700528号(請求項の数は1。以下
「本件特許」という。)として設定登録を受けた。
⑵ 被告は,平成28年7月29日,本件特許の訂正審判を請求し,同年10
月18日,同請求を認める旨の審決を受けた(以下「前件訂正」という。)。
⑶ 原告は,平成30年11月22日,本件特許につき無効審判(無効201
8-800131号)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10092審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告NISSHA株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称「マイクロニードルパッチとその梱包体」について,
平成30年2月28日(優先権主張 平成29年5月30日 日本国)を国
際出願日とする特許出願をしたが,平成30年11月9日付けで拒絶査定を
受けたので,平成31年1月31日,不服審判(不服2019-1287
号)を請求するとともに,特許請求の範囲等を補正した。
▶判決の詳細
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その他
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10048控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件,同附帯控訴事件
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特許法35条3項
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実施 | 25回 | 職務発明 | 5回 | ライセンス | 5回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,在職中に,被控訴人の業務
範囲に属し,かつ,控訴人の職務に属する競争ゲームに関する発明をし(こ5
の発明について,控訴人は,①被控訴人の特許となっているもの(競争ゲー
ムのベット制御方法に関するもの)については共同発明者4人のうちの1人
として発明し,②被控訴人の特許となっていないもの(競争ゲームに関する
ノウハウ。以下「本件ノウハウ」という。)については単独で発明したと主張
する。),その特許を受ける権利(①については4分の1の持分,②について10
は全部)を被控訴人に承継させたと主張して,被控訴人に対し,特許法35
条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)に基づき,
①については885万0466円,②については36億0643万4391
円の一部である3114万9534円の合計4000万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である平成30年12月11日から支払済みまで民法15
(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)7374
発信者情報開示請求事件
原告X 被告有限会社ケイ・コーポレーション
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[概要] 本件は,イラストレーターである原告が,コンテンツプロバイダである被告に
対し,被告の管理するウェブサイトに掲載された別紙宣伝画像目録記載の宣伝画20
像(以下「本件画像」という。)が,別紙著作物目録記載のイラスト(以下「本
件著作物」という。)に係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人
格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害するものであり,発信者の情報の開示
を受ける必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)25
4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月27日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10063控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (LED電灯装置)
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特許法29条1項2号 特許法126条1項 特許法126条7項 特許法126条5項
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に
同じ。)
本件は,発明の名称を「LED電灯装置」とする各特許(特許第53178
48号(以下「本件特許1」という。)及び特許第5677520号(以下「本
件特許2」という。))に係る特許権者である控訴人が,被控訴人の製造販売5
等に係るLED電球は,その特許発明の技術的範囲に属すると主張して,不法
行為による損害賠償請求権に基づき,被控訴人に対し,1100万円(上記各
特許権につき,それぞれ特許法102条3項により算定した損害額の合計1億
5887万円の一部である1000万円と弁護士・弁理士費用相当額100万
円の合計額)及びこれに対する平成29年11月20日(訴状送達日の翌日)10
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10008審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ベッドにおける取付品支持位置可変機構)
原告株式会社プラッツ 被告パラマウントベッド株式会社
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特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月27日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10001控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (挿入式クラスプ)
被控訴人有限会社宝石のエンジェル
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特許法50条 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「挿入式クラスプ」とする本件特許の特許権者であ
る控訴人が,被控訴人が製造・販売する被告製品が控訴人の本件特許権に係る本
件発明の技術的範囲に属すると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項
及び2項に基づき,被告製品の製造・販売の差止め並びに被告製品及びその製造
用金型の廃棄を求めるとともに,不法行為による損害賠償請求権として,1億3
▶判決の詳細
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令和3年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)7469請求棄却
原告株式会社パイインターナショナル 被告株式会社永岡書店
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著作権法14条 著作権法27条 著作権法112条1項 著作権法59条
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[概要] 本件は,原告が,被告が出版している被告書籍の別紙2「被告書籍カバーデザ25
イン」記載のカバーデザイン(以下「被告カバーデザイン」という。)は,原告
が出版する別紙3「本件書籍目録」記載の書籍(以下「本件書籍」という。)の
共有著作権及び著作者人格権を侵害すると主張して,被告に対し,著作権法1
▶判決の詳細
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令和3年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21597請求棄却
(遠隔監視方法および監視制御サーバ)
原告日本ネットワークサービス株式会社 被告KYB株式会社
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[概要] 本件は,発明の名称を「遠隔監視方法および監視制御サーバ」とする発明に
ついて特許を受け,当該特許発明についての特許権を有する原告が,被告に対25
し, 被告が販売している遠隔監視カメラシステムは,特許請求の範囲に記載
された構成の各要件を文言上充足する,又は,特許請求の範囲に記載された構
成と均等なものであると主張して,特許権侵害を理由とする不法行為に基づく
損害金5000万円及びその遅延損害金の支払,又は,特許発明の実施許諾料
相当額を不当に利得したことを理由とする不当利得返還請求権に基づく不当利
得金5000万円及びその遅延損害金の支払を求め5
の間の業務提携契約に違反して,上記特許権を利用した遠隔監視カメラシステ
ムの販売等を行った旨を主張して,債務不履行に基づく損害賠償請求として,
損害金5000万円及びその遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10109審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
原告株式会社フジ医療器 被告ファミリーイナダ株式会社
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法17条の3 特許法70条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成14年4月19日にした特許出願(特願2002-1181
91号)の一部を分割した特許出願(特願2007-163906号)の一
部を分割した特許出願(特願2008-61992号)の一部を分割した特
許出願(特願2009-275966号)の一部を更に分割して,平成24
年3月19日,発明の名称を「マッサージ機」とする発明について,新たな
特許出願(特願2012-61490号。以下「本件出願」という。)をし
た(甲1,59)。
被告は,同月21日付けで特許請求の範囲及び明細書について手続補正
(以下「本件補正」という。甲2)をした後,同年4月27日付けで特許請
求の範囲及び明細書について手続補正(以下「第2次補正」という。甲6)
をし,同年6月8日,特許権の設定登録(特許第5009445号。請求項
の数6。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲1,59)。
⑵ 原告は,平成30年4月18日,本件特許について特許無効審判を請求し
た。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年5月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10057却下
商標登録維持決定取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
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民事訴訟法140条 商標法43条の3
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ YETI COFFEE合同会社は,平成31年4月3日,別紙の構成か
らなる商標(以下「本件商標」という。)について,「コーヒー,コーヒー飲
料,コーヒー豆,焙煎したコーヒー豆」を始めとする第30類,第35類及
び第43類に属する商品及び役務を指定商品及び指定役務として,商標登録
出願をし,令和2年3月2日,商標権の設定登録(登録第6231404号)
を受けた。
⑵ 原告は,本件商標の指定商品及び指定役務中,第30類「コーヒー,コー
ヒー飲料,コーヒー豆,焙煎したコーヒー豆」に係る商標登録について,登
録異議の申立て(以下「本件登録異議の申立て」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19351請求棄却
損害賠償等請求事件
原告X 被告Y1
株式会社現代書館
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著作権法32条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 本件は,ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Twitter」(以下「ツイッ
ター」という。)に原告が投稿した別紙「原告ツイート」記載のツイート(以下
「本件ツイート」という。)について,被告Yが,その全文を複製した上で,こ
れを批判する文章を執筆し,被告会社が別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書
籍」という。)に同文章を掲載して出版した行為が,原告の著作権(複製権又は
翻案権),著作者人格権(同一性保持権)及び名誉感情を侵害すると主張し,原5
告が,被告らに対し,民法719条,709条,著作権法114条3項に基づく
損害賠償として220万3300円及びこれに対する不法行為の日(出版日)で
ある令和元年11月12日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号によ
る改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,著作
権法112条1項に基づく本件書籍の複製及び頒布の差止め並びに同条2項に10
基づく本件書籍の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)23033
商標権侵害差止等請求事件
原告エジプシャンマジックスキンクリームリミテッドライアビリティカンパニー 被告蒼基株式会社
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商標法38条2項 商標法2条3項8号 民法709条 民法467条1項
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商標権 | 52回 | 侵害 | 42回 | 差止 | 15回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,別紙4商標権目録記載1及び2の各商標権を有する原告が,被告
に対し,被告が別紙1被告標章目録記載の各標章を使用する行為は上記各商
標権を侵害すると主張して,商標法36条1項及び2項に基づき,その使用5
の差止め及び削除等を求めるとともに(前記第1の1の請求),主位的請求
として,民法709条に基づき,上記侵害行為により平成18年8月11日
から令和元年8月27日までの間に原告に生じた損害(逸失利益及び弁護士
費用)の一部である2000万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日であ
る令和元年9月20日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号によ10
る改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求め(前記第1の2(1)の請求),その予備的請求として,民法709条に
基づき,上記侵害行為により平成18年8月11日から令和元年8月27日
までの間に原告に生じた損害(逸失利益及び弁護士費用)の一部である11
00万円及びこれに対する令和元年9月20日から支払済みまで民法所定の15
年5分の割合による遅延損害金の支払を求め(前記第1の2(2)の請求),さ
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)28734
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A写真事務所 被告エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社
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侵害 | 13回 | 損害賠償 | 5回 | 許諾 | 4回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対し,被告の電気通信設備を
用いてウェブページに別紙3写真画像目録記載1ないし4の各画像(以下,同
目録記載1の画像を「本件写真画像1」といい,その余の画像も同様の例によ20
る。また,本件写真画像1ないし4を「本件各写真画像」という。)を複製した
ものがそれぞれ掲載されたことによって,本件各写真画像に係る原告の著作権
(複製権,公衆送信権及び送信可能化権)が侵害されたことが明らかであると
して,その投稿を行った者(以下「本件投稿者」という。)に対する損害賠償請
求権の行使のため,被告が保有する別紙1発信者情報目録記載1及び2の各情25
報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると
して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件
発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)2956請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (硬貨の製造方法)
原告株式会社ジェイ・エム・シー
P1 被告株式会社トーケン
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民法709条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「硬貨の製造方法」とする特許(以下「本件特許」と
いう。また,本件特許に係る特許請求の範囲請求項1記載の発明を「本件発明1」,5
同2記載の発明を「本件発明2」といい,これらを併せて「本件各発明」という。)
に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を共有する原告らが,別紙物件目録
記載の製品(以下「被告製品」という。)の製造に当たり被告が使用する別紙方法
目録1記載の方法(以下「被告方法1」という。)は本件各発明の技術的範囲に属
し,被告による被告方法1の使用及び同使用による被告製品の製造並びに製造した10
被告製品の販売及び販売の申出は本件特許権を侵害する行為であるとして,被告に
対し,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10102等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (読取装置及び情報提供システム)
原告株式会社アスタリスク
株式会社ファーストリテイリング 被告株式会社アスタリスク
株式会社ファーストリテイリング
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特許法131条の2 特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する訂正後の請求項1,2及び4に係る発明につ
いての成立,訂正後の請求項3に係る発明についての不成立の審決に対し,原告が,
訂正後の請求項1,2及び4に係る発明に係る部分の取消しを求め(第1事件),被
告が,訂正後の請求項3に係る発明に係る部分の取消しを求めた(第2事件)審決
取消訴訟であり,参加人は,第1事件及び第2事件に承継参加した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)21900認容
特許権侵害差止等請求事件 (空調服の空気排出口調整機構,空調服の服本体及び空調服)
原告株式会社セフト研究所 被告ビッグボーン商事株式会社
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民法709条
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実施 | 80回 | 特許権 | 21回 | 侵害 | 19回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「空調服の空気排出口調整機構,空調服の服本体及び
空調服」とする特許第6158675号の特許(以下「本件特許」という。)10
に係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,被告
に対し,別紙1被告製品目録記載の各製品(以下「被告製品1」,「被告製品
2」などといい,これらを総称して「被告各製品」という。)が本件特許の特
許請求の範囲の請求項3記載の発明(以下「本件発明1」という。)及び請求
項9記載の発明(以下「本件発明2」といい,本件発明1と併せて「本件各発15
明」という。)の各技術的範囲に属し,被告による被告各製品の製造等が本件
各発明の実施に当たると主張して,特許法(以下「法」という。)100条1,
2項に基づき,被告各製品の製造,譲渡,輸出,輸入及び譲渡の申出の差止め
並びに廃棄を求め,民法709条に基づき,損害金合計3億3000万円(法
▶判決の詳細
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商標権
令和3年5月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告日清食品ホールディングス株式会社 被告エーケーエム株式会社
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商標法2条3項2号 商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの商標登録第5659903号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲2,19)。
商 標 野菜コロ(標準文字)
登録出願日 平成25年10月10日
設定登録日 平成26年3月28日
指 定 商 品 第28類「スキーワックス,遊園地用機械器具,愛玩動物用
おもちゃ,おもちゃ,人形,囲碁用具,将棋用具,歌がるた,
さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,
チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,トラ
ンプ,花札,マージャン用具,遊戯用器具,ビリヤード用具,
運動用具,釣り具,昆虫採集用具」
第30類「野菜を材料として用いた茶,野菜を材料として用
いた菓子,野菜を材料として用いたパン,野菜を材料として
用いたサンドイッチ,野菜を材料として用いた中華まんじゅ
▶判決の詳細
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商標権
令和3年5月19日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10062控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社ブライト
Y
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,商標権者である控訴人ハリス及び控訴人ハリスから当該商標につい
て独占的通常使用権の設定を受けた控訴人アイインザスカイが,被控訴人ブラ
イトによる原判決別紙本件標章目録記載1ないし9の標章(本判決においては,
総称して「被告各標章」という。)が付された男性用下着の輸入,販売,所持
及び被告各標章を付した広告掲載の各行為が控訴人らの商標権ないし独占的通
常使用権を侵害すると主張して,被控訴人ブライトに対し,商標法36条1項
及び2項に基づき被告各標章を付した原判決別紙商品目録記載の商品の譲渡,
引渡し,輸入の停止及び被告各標章を付した広告掲載の停止並びに当該商品の
廃棄を求めるとともに,被控訴人ブライト及び被控訴人Yに対し,民法709
条,民法719条1項及び商標法38条2項に基づき損害賠償金及び遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10120審決取消訴訟
審決取消請求事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
原告株式会社前川製作所 被告株式会社神戸製鋼所
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特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「油冷式スクリュ圧縮機」とする発明に係る特許(特
許第3766725号,平成8年10月25日出願,平成18年2月3日設定
登録,請求項の数2,以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月19日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10019請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
被控訴人株式会社神戸製鋼所
株式会社前川製作所
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特許法102条3項 特許法102条2項 民事訴訟法2条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「油冷式スクリュ圧縮機」とする特許(本件特許)の
特許権(本件特許権)を有していた一審原告が,一審被告の製造,販売に係る
原判決別紙被告製品目録記載1及び2の各製品は本件特許の特許請求の範囲請
求項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属するとして,一審被告に対し,
本件特許権侵害の不法行為(予備的に,一審原告の営業上の利益を侵害する不
法行為)に基づき,損害賠償金126億2356万2116円及びうち原判決
別紙「請求金額一覧表」の「損害賠償金」欄記載の各金員に対する不法行為後
の日である同別紙の「遅延損害金起算日」欄記載の各日から各支払済みまで民
法(平成29年法律第44号による改正前。以下,同じ。)所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和3年5月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)36506一部認容
損害賠償請求事件 (コンピュータシステムおよびプログラム)
原告株式会社フューチャーアイ 被告LINE株式会社
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特許法102条3項 特許法123条1項2号 特許法36条6項1号 特許法36条6項
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実施 | 100回 | 無効 | 30回 | 侵害 | 21回 | 損害賠償 | 21回 |
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[概要] 1 原告は,発明の名称を「コンピュータシステムおよびプログラム」とする特許5
権(特許第6206897号(以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本
件特許」という。)の特許権者である原告代表者から専用実施権の許諾を受けて
いるところ,本件は,原告が,訴訟承継前被告(以下,特に断らない限り,訴訟
承継前後の被告を区別せず,いずれも「被告」という。)が別紙被告物件目録記
載1のコンピュータシステムを使用し,同記載2のアプリケーションソフトの生10
産,譲渡及び譲渡の申出をすることにより,原告の有する専用実施権を侵害した
と主張して,被告に対し,民法709条,特許法102条3項に基づく損害賠償
の一部として3億円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年11
月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44号
による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。15
なお,原告は,本件及びこれと併合審理されていた当裁判所平成29年(ワ)
第20126号事件において,上記特許以外の特許権(特許第6089190号
〔以下「本件特許1」という。〕,同第5527751号〔以下「本件特許2」
という。〕,同第6186668号,同第6142406号,同第622102
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特許権
令和3年5月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2675請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (吹矢の矢)
原告株式会社ダイセイコー 被告株式会社トラストクルー
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「吹矢の矢」とする特許権(特許第4910074号。
以下,「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」といい,その特許出願の願
書に添付された明細書及び図面を「本件明細書」という。)の特許権者である原告
が,被告が製造,販売等する別紙被告製品目録記載の各製品(以下,これらを「被15
告製品」と総称し,個別の商品を表記する場合には同目録の符号に従い「被告製
品1」などという。)は本件特許の請求項2の技術的範囲に属するものであると
主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品の譲渡
等の差止め及び被告製品並びにその製造に供する金型等の廃棄を求めるととも
に,民法709条に基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案であ20
る。
2 前提事実(争いがない事実については証拠番号を付さない。以下同じ。)
原告は,昭和53年7月4日に設立され,スポーツ用具の製造,販売等をそ
の目的とする株式会社である。
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特許権
令和3年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (免疫原性組成物を安定化させ,沈殿を阻害する新規製剤)
原告メルク・シャープ・アンド・ドーム・コーポレーション 被告ワイス・エルエルシー
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「免疫原性組成物を安定化させ,沈殿を阻害する新
規製剤」とする特許第6192115号(以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
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著作権
令和3年5月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10065控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
被控訴人X
片柳学園
一般財団法人中東協力センター
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著作権法114条1項 著作権法65条 著作権法114条3項 著作権法114条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,被控訴人らは,控訴人作成の「サ
ウジアラビア電子機器・家電製品研修所向け教務管理システムに係るプログ
ラム」(以下「本件プログラム」という。)に係る控訴人の著作権(複製権,
公衆送信権,貸与権及び翻案権)及び著作者人格権(公表権,氏名表示権及15
び同一性保持権)を侵害し,これによって利益を受けたと主張して,不当利
得返還請求権に基づき,連帯して,不当利得金及びこれに対する請求日の翌
日である平成25年9月12日から支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。20
(2) 原審において,控訴人は,上記不当利得金につき,一部請求として,著作
権侵害による損失として304万7800円のうち300万円及び著作者人
格権侵害による損失として270万0200円のうち200万円(合計50
0万円)を請求した。
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル)
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法134条 特許法128条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,発明の名称を「通信ネットワークシステムにおけるコント
ロールチャネル」とする発明について,平成20年5月6日(優先日平成1
9年5月7日,優先権主張国欧州特許庁)を国際出願日とする特許出願(特5
願2010-506918号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年
9月7日,特許権の設定登録(特許第5081296号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。10
(3) 被告は,平成29年2月3日,本件特許について特許無効審判(無効20
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法126条5項 特許法123条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,平成20年5月6日に出願(特願2010-506918
号。優先日平成19年5月7日。優先権主張国欧州特許庁)した発明の一部
を分割して,「通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル」と5
する発明について,平成24年8月31日を国際出願日とする特許出願(特
願2012-192230号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年
9月6日,特許権の設定登録(特許第5355765号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登10
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8708請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告P1 被告石橋産業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 特許法70条1項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,被包型側溝に関する特許権を有していた原告が,被告に対し,被告が別
添各被告製品目録記載の側溝本体及び側溝蓋を製造・販売等することは,原告の特
許権を侵害するものであったこと,及び不正競争防止法2条1項1号所定の混同惹
起行為にあたることを主張して,①不正競争防止法3条に基づく製造等の差止め及5
び型枠の廃棄並びに謝罪広告の掲載,②特許法102条2項又は不正競争防止法4
条に基づく損害賠償として7897万5000円及びこれに対する本訴状送達の日
(平成30年12月12日)の翌日から支払済みまで年5%の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5059請求棄却
損害賠償等請求
原告P1 被告三菱電機株式会社
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特許法35条3項 特許法123条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が,被告の有する特許権に係る特許発明に関し,原告が被告在
職中にその発明者の1人として発明したものであるにもかかわらず,被告が当該発
明に係る特許を受ける権利の承継を原告から受けないまま,原告を発明者として記20
載せずに出願(以下「本件出願」という。)したため,職務発明について被告に特
許を受ける権利を取得させたことにより原告が受けるべき利益に相当する額の損害
及び発明者名誉権侵害による精神的損害を被ったとして,被告に対し,不法行為に
基づき,1000万円の損害賠償(一部請求)及びこれに対する不法行為の日(本
件出願の日)である平成24年3月9日から支払済みまで民法(平成29年法律第25
44号による改正前のもの)所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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