権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成29年2月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2720請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告ニチモウ株式会社
株式会社ニチモウワンマン
A
西部機販愛知有限会社
ら 原告フルタ電機株式会社
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特許法36条4項
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損害賠償 | 31回 | 無効 | 21回 | 特許権 | 15回 | 侵害 | 12回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り
防止装置」とする特許第3966527号(以下「本件特許」という。)に
係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,別紙目録1記
載の生海苔異物除去機(以下「本件装置」という。)が上記特許発明の技術
的範囲に属し,別紙物件目録2記載の回転円板(以下「本件回転円板」とい
う。)が本件装置の「生産にのみ用いる物」(特許法〔以下「法」とい
う。〕101条1号)であると主張して,次の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年2月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (3-(置換ジヒドロイソインドール-2-イル)-2,6-ピペリジンジオン多結晶体及び薬用組成物)
被告特許庁長官井上雅博 原告ナンジンキャベンディッシュテクノロジーカンパニー,
X谷義一
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特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告らは,平成22年11月2日(優先権主張:平成21年11月2日,中
国),発明の名称を「3-(置換ジヒドロイソインドール-2-イル)-2,6-ピ
ペリジンジオン多結晶体及び薬用組成物」とする国際出願(PCT/CN2010
/001751。甲8)をし,国内移行の手続をとった(特願2012-53558
9号。甲7)。
⑵ 原告らは,平成26年4月4日付けで拒絶査定(甲13。以下「本件拒絶査
定」という。)を受け,同年8月6日,これに対する不服の審判を請求するとともに
(甲14),同日付け手続補正書(甲15)により特許請求の範囲及び明細書を補正
した(以下「本件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,上記審判請求を不服2014-15527号事件として審理し,
平成27年12月28日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,平成
28年1月12日,その謄本が原告らに送達された。なお,出訴期間として90日
が附加された。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4461請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告株式会社外為オンライン 原告株式会社マネースクウェアHD
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法36条4項1号 特許法44条2項
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[概要] 1 本件は,特許第5525082号の特許権(請求項の数10。以下「本件特
許権1」又は「本件特許1」といい,特許請求の範囲請求項1の発明を「本件
発明1」という。),特許第5650776号の特許権(請求項の数7。以下
「本件特許権2」又は「本件特許2」といい,特許請求の範囲請求項1の発明
を「本件発明2」という。)及び特許第5826909号の特許権(請求項の
数7。以下「本件特許権3」又は「本件特許3」といい,特許請求の範囲請求
項1の発明を「本件発明3」という。)を有する原告が,①被告の提供する別
紙被告サービス目録記載1のサービス(以下「被告サービス1」という。)は
本件発明1の技術的範囲に属する,②被告の提供する同目録記載2のサービス
(以下「被告サービス2」という。)に使用されているサーバは本件発明2及
び3の各技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法100条1項に
基づき,被告サービス1の差止め及び被告サービス2に使用されているサーバ
の使用の差止めを求めた事案である。
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特許権
平成29年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)18593請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法)
被告株式会社ブイ・テクノロジー 原告ウシオ電機株式会社
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特許法102条1項 特許法102条3項 民法709条 特許法134条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法」
とする特許第5344105号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を
「本件特許」という。)を有する原告が,別紙物件目録記載の光配向用偏光光照射
装置(以下「被告製品」という。なお,その基本的な構成は,別紙被告製品説明書
記載のとおりである。)の製造,販売及び販売のための展示その他の販売の申出
(以下,これらの行為をまとめて「製造販売等」ということがある。)をしている
被告に対し,被告製品は,本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下「本件
特許請求の範囲」又は単に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1な
いし4(以下,単に「請求項1」などということがある。)記載の各発明(以下,
請求項の番号に応じて「本件発明1」などといい,これらをまとめて「本件各発
明」という。また,本件特許のうち本件各発明にかかるものを「本件発明1につ
いての特許」などということがある。)の技術的範囲に属するから,被告が被告製
品を製造販売等することは本件特許権を侵害する行為であると主張して,特許法1
00条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止め,並びに同条2項に基づく被告
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特許権
平成29年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シュレッダー補助器)
被告特許庁長官 原告X
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特許法46条の2 特許法29条の2 特許法29条1項3号 特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「シュレッダー補助器」とする発明について,平成
18年8月24日に出願した実願2006-8029号に係る実用新案登録
第3143556号(平成20年7月9日登録。以下「本件実用新案登録」
という。)に基づき,平成20年10月10日に特許出願(特願2008-
285917号。以下「本願」という。本願の特許請求の範囲における請求
項の数は1である。)をしたが,平成23年11月22日付けで拒絶理由通
知を受けたため,平成24年1月27日付け手続補正書(これに係る補正を
「本件補正1」という。)を提出し,さらに,同年10月26日付けで拒絶
理由通知(最後)を受けたため,平成25年1月4日付け手続補正書(これ
に係る補正を「本件補正2」という。)を提出した。
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特許権
平成29年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管状格子パターンを有するゴルフボール)
被告キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ 原告X
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成12年11月16日に国際出願(PCT/US2000/
031777号,優先権主張:平成11年11月18日 アメリカ合衆
国)され,平成19年3月2日に設定登録された,発明の名称を「管状格
子パターンを有するゴルフボール」とする特許第3924467号(以下
「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は10である。)の特許権
者である。
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特許権
平成29年2月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10068審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空気入りタイヤ)
被告特許庁長官和田雄二 原告株式会社ブリヂストン
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
(1) 原告は,平成22年9月27日,発明の名称を「空気入りタイヤ」とする
特許出願(特願2010-215766号。甲3)をしたが,平成26年9月12
日付けで拒絶査定を受けた(甲7)。
(2) 原告は,平成26年12月24日,これに対する不服の審判を請求した(甲
8)。
(3) 特許庁は,これを,不服2014-26370号事件として審理し,平成
28年2月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月16日,その謄本が原告に送
達された。
(4) 原告は,平成28年3月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年2月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10001等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
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特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 甲事件・乙事件・丙事件被告(以下「被告」という。)は,平成24年6月
27日(優先権主張:平成12年6月30日,同年9月27日,平成13年4月1
8日,米国),発明の名称を「新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法」とする特
許出願をし,平成26年2月7日,設定の登録を受けた(特許第5469706号。
請求項の数17。甲156。以下,この特許を「本件特許」という。)。本件特許は,
平成13年6月15日に出願した特願2002-506715号の分割出願である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年2月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10249等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
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特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 甲事件・乙事件・丙事件被告(以下「被告」という。)は,平成13年6月
15日(優先権主張:平成12年6月30日,同年9月27日,平成13年4月1
8日,米国),発明の名称を「新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法」とする特
許出願をし,平成24年10月5日,設定の登録を受けた(特許第5102928
号。請求項の数7。甲138。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 甲事件原告は,平成26年3月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1
から7に係る各発明について特許無効審判を請求した(甲139)。
⑶ 特許庁は,これを,無効2014-800039号事件として審理し,乙事
件原告及び丙事件原告外1名が審判に参加した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10201審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (容器詰飲料)
被告花王株式会社 原告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法36条
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実施 | 155回 | 無効 | 60回 | 審決 | 56回 | 進歩性 | 38回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する一部無効・一部不成立審決のうち一部不成立
部分の取消訴訟である。争点は,①訂正要件(新規事項追加,目的要件,特許請求
の範囲の実質的変更)判断の誤りの有無,②記載要件(実施可能要件,サポート要
件,明確性要件)判断の誤りの有無,③進歩性判断(相違点5,8,9,10,1
2,14の容易想到性の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)11185請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告田中電子工業株式会社高橋元弘 原告新日鉄住金マテリアルズ株式会社
日鉄住金マイクロメタル株式会社島田まどか
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特許法100条1項 特許法70条2項 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,原告らが被告に対し,被告による被告製品の製造等が原告らの特許
権を侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき被告製品の製造等の差
止めを,同条2項に基づき被告製品の廃棄を,民法709条及び特許法102
条2項に基づき損害賠償金5億5000万円(一部請求)及びこれに対する不
法行為の後である平成27年5月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)37954請求棄却
承継参加申立事件 (デジタル格納部を備えた電子番組ガイド)
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特許法17条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「デジタル格納部を備えた電子番組ガイド」とする特
許権を有する原告が,液晶テレビの販売等をする脱退被告の地位を承継した参
加人に対し,これらの行為が上記特許権を侵害する旨主張して,特許法100
条1項に基づき,同液晶テレビ製品の製造等の差止め,同条2項に基づき,同
液晶テレビ製品の廃棄をそれぞれ求めるとともに,不法行為による損害賠償請
求として,同法102条3項に基づいて計算した損害賠償金6億5880万円
及びこれに対する上記不法行為(特許権侵害)の開始日とされる平成26年4
月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)20319請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗難防止装置)
被告アイアンドティテック株式会社 原告株式会社S-Cube
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特許法29条2項 特許法134条の2 特許法123条1項2号 特許法101条1号
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無効 | 51回 | 審決 | 16回 | 進歩性 | 14回 | 特許権 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及
び盗難防止装置」とする発明(請求項の数9。以下,特許請求の範囲請求項1
ないし4の発明をそれぞれ「本件発明1」ないし「本件発明4」,請求項7の
発明を「本件発明6」といい,併せて「本件各発明」という。)についての特
許権を有する原告が,被告の製造,販売,貸与する別紙被告製品目録記載1-
1ないし4の盗難防止タグ及び盗難防止タグ用リモコン(以下,それぞれ「被
告製品1-1」ないし「被告製品4」という。また,このうち被告製品1-1
と1-2を併せて「被告製品1」という。)のうち被告製品1及び2は本件発
明1ないし3の技術的範囲に,被告製品3及び4は本件発明4及び6の技術的
範囲にそれぞれ属すると主張して,民法709条及び特許法102条2項に基
づき,被告製品1ないし4の販売に係る損害合計6242万2510円及びこ
れに対する不法行為の後の日(訴状送達の日)である平成26年9月11日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29159請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告ナガセ医藥品株式会社石津真二
補助参加人日本ケミファ株式会社堀籠佳典 原告デビオファーム・インター
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法126条5項 特許法104条の3
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進歩性 | 26回 | 新規性 | 18回 | 無効 | 17回 | 実施 | 11回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10020等一部認容
特許権移転登録手続請求控訴,同附帯控訴事件
被告)大林精工株式会社 控訴人兼被
兼附帯
(一審原告)カンパニーリミテッド
兼附帯被
(一審被告)(以下「一審被告Y」という。) 被控訴人(一審被告)大林精工株式会社
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民事訴訟法157条1項 民法174条 民法733条 民事訴訟法248条
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特許権 | 206回 | 損害賠償 | 41回 | 無効 | 32回 | ライセンス | 26回 |
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[概要] 1 本件は,別紙特許目録1ないし3記載の各特許権(以下,まとめて「本件各
特許権」といい,各目録に記載された特許権をまとめて示すときは,目録の番
号を用いて「本件特許権1」,「本件特許権2」などといい,各目録に記載さ
れた特許権を個別的に示すときは,目録の番号と目録記載の番号を用いて「本
件特許権1-1」,「本件特許権2-1」などということとする。)に関し,
一審原告が,①一審原告と一審被告大林精工との間では,一審被告大林精工が
一審原告に対して本件特許権1及び同3に対応する特許出願に係る特許権又は
特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)
を無償で譲渡する旨の契約が,また,②一審原告と一審被告Yとの間では,一
審被告Yが一審原告に対して本件特許権2に対応する特許出願に係る特許を受
ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1ないし3を併せて「本件各
権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が,それぞれ締結されたと主張し
て,上記①②の各契約に基づき,一審被告大林精工に対しては本件特許権1及
び同3につき,一審被告Yに対しては同2につき,それぞれ特許権の移転登録
手続を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10230審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管)
被告Y 原告X
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特許法123条1項6号
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[概要] 1 前提事実(争いのない事実又は後掲の証拠等により容易に認められる事実)
⑴ 当事者等
ア 日本インテグレーテッドワークス株式会社(以下「日本インテグレーテ
ッド」という。)は,原告,被告及びA(以下「A」という。)の3名(以
下「原告ら3名」という。)が発起人となり,工業用機械及び内燃機関の
機能維持用品の製造,販売等を目的として,平成19年1月23日に設立
され,その後,平成25年7月22日に解散した株式会社である(甲4
4,45)。
イ 原告は,日本インテグレーテッドの設立以来,同社の取締役を務め,同
社の解散以降は,その監査役を務めている者である(甲45)。
原告は,平成20年12月31日まで,総合化学会社であるデュポン株
式会社に勤務していた(甲37,46)。
ウ 被告は,日本インテグレーテッドの設立から解散に至るまで,同社の代
表取締役を務めていた者である(甲45)。
被告は,日本インテグレーテッドの設立以前,ヤマハ発動機株式会社に
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(行ウ)374一部認容
行政訴訟 特許権
被告国 原告A
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特許法121条 民事訴訟法107条1項 特許法51条 特許法36条
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差止 | 10回 | 侵害 | 7回 | 無効 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 1 原告の主張する請求原因は必ずしも判然としないところがあるものの,これ
を善解するに,本件は,原告が,①本件の処分行政庁(以下「本件処分行政庁」
という。)に対して特許出願をしたのに,その特許査定がないなどとして,特
許査定をするよう求め(請求の趣旨第1項),②上記出願において早期審査に
関する事情説明書を提出したのに,その特許査定又は拒絶査定がないなどとし
て,特許査定又は拒絶査定をしていない不作為の違法確認を求め(同第2項),
③付審判請求(刑事訴訟法262条1項)に係る特別抗告棄却決定に対して異
議申立てをしたのに,最高裁判所の裁判官会議において立件しないと判断され,
もって原告の裁判を受ける権利が侵害されたなどとして,国家賠償法1条1項
に基づき,慰謝料20万円及びこれに対する上記異議申立ての日の翌日である
平成28年8月3日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求め(同第3項),④拒絶理由通知は法定の送達書類に該当せず,
特許庁長官がこれを発送することも違法であるのに,特許庁長官は上記出願に
係る拒絶理由通知書等を送達したなどとして,同送達の無効確認を求め(同第
4項),⑤本件処分行政庁において所定の期限前に拒絶査定をする蓋然性があ
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (薄膜処理におけるパルスモードスキームのための高周波電力供給システム中の複数電源のフィードバック制御およびコヒーレンス性)
被告特許庁長官酒井朋広 原告エムケーエスインストル
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年2月14日,発明の名称を「薄膜処理におけるパルスモ
ードスキームのための高周波電力供給システム中の複数電源のフィードバック制御
およびコヒーレンス性」とする発明について特許出願(特願2013-26401
号。優先日:平成24年2月23日,優先権主張国:米国。請求項の数40。以下
「本願」という。)をしたが,平成26年8月26日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成26年12月26日,上記拒絶査定について不服審判を請求し,
特許庁は,上記審判請求を不服2014-26709号として審理を行った。
(3) 特許庁は,平成27年11月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本
は,同年12月15日,原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加さ
れた。
(4) 原告は,平成28年4月13日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (繊維ベールおよびその製造方法)
被告セラニーズアセテート, 原告株式会社ダイセル中尾優
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特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①明確性要件(特許法36条6項2号)の充足の有無,②サポート要件(同条6項
1号)及び実施可能要件(同条4項1号)の各充足の有無,③進歩性(同法29条
2項)判断の是非及び④分割要件違反(新規事項追加)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4376請求棄却
売買代金請求事件 (凝集剤及びその製造方法)
被告P2
P3 原告P1
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民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が被告P2(以下「被告P2」という。)に対し,同被告との間で,
平成25年5月12日付けで締結された発明の名称を「凝集剤及びその製造方法」
とする特許第4003832号の特許権(以下「本件特許権」という。)について
なされた契約(以下「本件契約」という。)が売買契約であることを前提に,同契約
に基づく,その弁済期既到来分の売買代金合計3100万円(平成25年5月31
日が弁済期分の2100万円,平成26年2月末日が弁済期分の1000万円の合
計3100万円)及び各弁済期の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求め,また被告P3(以下「被告P3」という。)に対し,
同被告が本件契約に基づき被告P2が負う債務を連帯保証した旨主張して,連帯保
証契約に基づき,被告P2に対すると同額の保証債務の履行を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆圧延鋼板,特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法)
被告訴訟引受人アルセロールミタル 原告JFEスチール株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 脱退被告(特許権の設定登録時の商号は「ユジノール」)は,平成13
年4月6日,発明の名称を「極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆
圧延鋼板,特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法」
とする発明について,特許出願(特願2001-109121号,優先日:
平成12年4月7日,優先権主張国:フランス共和国。以下「本件出願」と
いう。)をし,平成17年4月1日,特許第3663145号として特許権
の設定登録(請求項の数8)を受けた(以下,この特許を「本件特許」,こ
の特許権を「本件特許権」という。甲1,68)。
(2) 原告は,平成25年9月27日,本件特許の特許請求の範囲請求項1な
いし8に記載された発明に係る特許について,無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タンパク質からなる疣と新生物を溶解して除去できる薬物及びその用途)
被告特許庁長官 原告X1
ら
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,発明の名称を「タンパク質からなる疣と新生物を溶解して除去で
きる薬物及びその用途」とする発明について,2010年(平成22年)6月
7日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2009年8月24日(以下「本
願優先日」という。) (CN)中華人民共和国)を国際出願日とする出願を
した。しかし,平成26年2月4日付けで拒絶査定がされたことから,原告ら
は,同年6月12日,特許庁に対し,拒絶査定不服審判(不服2014-11
151号)を請求するとともに手続補正書(以下「本件補正書」という。また,
これによる特許請求の範囲の補正を「本件補正」という。)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10046控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
控訴人デビオファーム・インター 被控訴人東和薬品株式会社
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特許法67条2項 特許法68条の2
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[概要] 1 本件は,特許第3547755号(本件特許)の特許権者である控訴人(以
下「一審原告」という。)が,被控訴人(以下「一審被告」という。)の製造
販売に係る別紙被控訴人製品目録記載の各製剤(以下,同目録記載の番号に従
い,「一審被告製品1」などといい,まとめて「一審被告各製品」という。)
は,本件特許の願書に添付した明細書(本件明細書)の特許請求の範囲の請求
項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属し,かつ,存続期間の延長登録
を受けた本件特許権の効力は,一審被告による一審被告各製品の生産,譲渡及
び譲渡の申出(生産等)に及ぶ旨主張して,一審被告に対し,一審被告各製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (透明不燃性シート及びその製造方法)
控訴人日東紡績株式会社 被控訴人ユニチカ株式会社
株式会社ライフアートプランテック
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民法709条 特許法29条2項 特許法126条1項 特許法123条1項8号
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[概要] 本件は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする特許第51
42002号の特許権(以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本
件特許1」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書1」という。)及び発
明の名称を「透明不燃性シートからなる防煙垂壁」とする特許第5142055号
の特許権(以下「本件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本件特許2」と
いい,その願書に添付した明細書を「本件明細書2」という。また,本件特許権1
と本件特許権2を併せて「本件各特許権」といい,本件特許1と本件特許2を併せ
て「本件各特許」といい,本件明細書1と本件明細書2を併せて「本件各明細書」
という。)の特許権者である控訴人が,被控訴人LAPが製造する原判決別紙物件目
録記載1の防煙垂壁(以下「本件防煙垂壁」という。)は,本件特許1の特許請求の
範囲の請求項1ないし3に係る各発明(以下「本件発明1-1」ないし「本件発明
1-3」という。)又は本件特許2の特許請求の範囲の請求項1ないし4に係る各発
明(以下「本件発明2-1」ないし「本件発明2-4」という。また,本件発明1
-1ないし1-3と本件発明2-1ないし2-4を併せて「本件各発明」という。)
の技術的範囲に属し,被控訴人ユニチカが製造して被控訴人LAPに販売する原判
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10234審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (透明不燃性シート及びその製造方法)
被告ユニチカ株式会社 原告日東紡績株式会社
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特許法134条の2 特許法1条 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする発明に係る
特許第5142002号(平成16年5月11日特許出願,平成24年11月30
日設定の登録。以下,この特許を「本件特許」という。甲150)の特許権者であ
る。
被告は,平成26年3月10日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求
めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014-800037号事件
として審理をした。原告は,その審理の過程で,平成27年5月18日,本件特許
の特許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし,
さらに,同年8月6日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続補正をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10233審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (透明不燃性シートからなる防煙垂壁)
被告ユニチカ株式会社 原告日東紡績株式会社
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特許法134条の2 特許法1条 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,平成22年11月24日,発明の名称を「透明不燃性シートからなる防
煙垂壁」とする特許出願(2010-260764号。出願日を平成16年5月1
1日とする特許出願(特願2004-141248号)の分割出願)をし,平成2
4年11月30日,設定の登録(特許第5142055号。請求項の数は4)を受
けた(以下,この特許を「本件特許」という。甲150)。
被告は,平成26年2月5日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求め
て審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014-800024号事件と
して審理をし,その審理の過程で,原告は,平成27年3月30日,本件特許の特
許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし(甲
169の1),さらに,同年7月16日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続
補正をした(甲173の2)。
特許庁は,同年10月1日,「請求のとおり訂正を認める。特許第5142055
号の請求項1ないし7に係る発明についての特許を無効とする。審判費用は,被請
求人の負担とする。」との審決をし,その謄本を,同年10月8日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10005審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (眼科用清涼組成物)
被告ロート製薬株式会社 原告X
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 容易に認定できる事実である。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10163審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光ダイオード)
被告日亜化学工業株式会社 原告億光電子工業股份有限公司
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特許法127条 特許法126条3項 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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実施 | 118回 | 審決 | 72回 | 分割 | 16回 | 特許権 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
(1) 被告は,平成21年3月18日,名称を「発光ダイオード」とする発明につ
いて原出願日を平成9年7月29日としてした特許出願(特願平10-50869
3号。国内優先権主張日:平成8年7月29日,同年9月17日,同月18日,同
年12月27日及び平成9年3月31日。以下「最初の原出願」という。)について
分割出願(特願2009-65948号。以下「本件出願」という。)をし,平成2
2年6月18日,設定の登録(特許第4530094号)を受けた(甲48。請求
項の数4。以下,この特許を「本件特許」という。)。
本件特許の設定登録までに至る手続の経緯の詳細は次のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (物品の表面装飾構造及びその加工方法)
被告株式会社浜野メッキ
Y木村俊之 原告X山内伸
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特許法167条 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成21年7月28日,発明の名称を「物品の表面装飾構造及び
その加工方法」とする発明について特許出願(特願2009-174851号。基
礎とした実用新案の原出願日平成20年5月1日)をし,平成22年2月26日,
特許権の設定登録(特許第4465408号。以下「本件特許」という。)がされ
た。
(2) 原告は,平成27年3月30日,本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし
8に係る特許について無効審判を請求し,特許庁はこれを無効2015-8000
92号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月17日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10071控訴棄却
債務不履行損害賠償請求控訴事件 (血栓除去用部材とそれを使用した血栓除去用カテーテル)
控訴人X 被控訴人Y1
Y2
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人Y1(以下「被控訴人Y1」という。)に,発
明の名称を「血栓除去用部材とそれを使用した血栓除去用カテーテル」とする発明
について米国特許出願(本件出願)の手続を依頼したにもかかわらず,被控訴人Y
1は,クレーム補正に関する審査官からの電話連絡に対し,その定められた期限で
ある平成19年2月23日までに,補正の書面を提出すべき義務又は口頭でクレー
ム補正に応諾する旨の連絡をすべき義務を怠ったとして,被控訴人Y1及びその履
行補助者であった被控訴人Y2に対し,連帯して,不法行為に基づく損害賠償金5
50万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月17日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10092控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (コーナークッション)
控訴人アラオ株式会社 被控訴人株式会社ケーマックス
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特許法100条1項
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[概要] 1 訴訟の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
⑴ 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による原判決別紙物件目録記
載の製品(被告製品)の販売が,発明の名称を「コーナークッション」とする控訴人
の本件特許権を侵害するとして,①特許法100条1項,2項に基づき,被告製品
の生産,譲渡,輸入及び譲渡の申出の差止め並びに廃棄を求めるとともに,②不法
行為(民法709条)に基づき,被告製品の販売開始時(平成24年5月2日)から
訴え提起時(平成27年6月29日)までの損害賠償金1000万円及び遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ着火装置)
被告特許庁長官伊藤元人 原告兼
引受参加人浜松ホトニクス株式会社
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特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,手続補正における独立特許要件(進歩性)判断の是非である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10040審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (安全な認証型距離測定法)
被告特許庁長官高木進 原告コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ笛田秀仙
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特許法29条2項 特許法159条2項
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実施 | 31回 | 審決 | 29回 | ライセンス | 8回 | 進歩性 | 5回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①手続違背の有無,②進歩性の有無(一致点の認定の誤り,相違
点についての判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10026審決取消訴訟
審決取消請求事件 (グラウト注入方法及び装置)
被告有限会社シモダ技術研究所眞榮城繁樹 原告強化土エンジニヤリング株式会社
強化土株式会社久門保子
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を一部不成立とした審決の不成立部分に対する取消訴
訟である。争点は,進歩性判断(相違点における判断)の是非である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高効率プロペラ/スクリュー/ブレード)
被告特許庁長官藤井昇 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法29条2項 特許法29条1項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,新規性の有無(引用発明の認定誤り及び新規性判断の誤りの有無)
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10023審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (インテリジェント・パワー・マネジメントを提供するための方法および装置)
被告特許庁長官山澤宏 原告キングライトホールディングス
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特許法159条2項
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審決 | 52回 | 実施 | 34回 | 進歩性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①手続違背の有無,②進歩性判断(引用発明の認定,相違点の判
断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10239審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船舶)
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特許法101条2号 特許法126条6項 特許法36条4項 特許法101条1号
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審決 | 55回 | 侵害 | 22回 | 間接侵害 | 17回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①訂
正要件判断(目的要件,新規事項追加,実質的変更)の誤りの有無,②進歩性判断
(相違点2及び5の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10198審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (介助機)
被告特許庁長官 原告X
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特許法171条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「介助機」とする発明について,平成9年8月2
0日に出願をし(平成9年特許願第260785号。以下「本願」とい
う。),平成17年3月15日付けで拒絶査定されたことから,同年4月2
0日に拒絶査定不服審判の請求(不服2005-9621号)をした。これ
に対し,特許庁は,平成19年11月12日,「本件審判の請求は,成り立
たない」との審決(以下「原審決」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12412請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤)
被告武田テバファーマ株式会社
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特許法125条の2 特許法67条の3 特許法67条2項 特許法68条の2
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実施 | 43回 | 無効 | 38回 | 特許権 | 37回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤」とす
る特許権を有する原告が,別紙被告製品目録記載の製品(以下,順に「被告製
品1」ないし「被告製品3」といい,これらを「被告製品」と総称する。)を
製造等する被告に対し,これらの行為が上記特許権を侵害する旨主張して,特
許法100条1項に基づき,被告製品の生産,譲渡又は譲渡の申出の差止めを,
同条2項に基づき被告製品の廃棄を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9758請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (作業車)
被告小野谷機工株式会社 原告東洋精器工業株式会社
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特許法100条1項 特許法102条1項 特許法29条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,発明の名称を「作業車」とする後記の特許に係る権利を有する原告が,
被告の製造,販売した作業車が当該発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に
対し,特許法100条1項及び2項に基づき,同作業車の製造,販売及び販売の申
出の差止め及びその占有する同作業車の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不法
行為による損害賠償請求として,同法102条1項に基づき算定した平成22年か
ら平成27年8月31日までに原告が受けた損害額1億0827万1971円及び
これに対する不法行為日である平成24年9月1日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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