権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10010控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社株式会社) 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
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特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲ
ット」とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別紙被告
製品目録記載の製品(被告製品)は,本件特許の特許請求の範囲請求項2,5,6
及び8の発明(本件各発明。ただし,訂正後にあっては,請求項2,5及び6の発
明(本件各訂正発明))の技術的範囲に属し,被控訴人による被告製品の製造及び
販売等の行為は,控訴人の本件特許権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,不
法行為に基づく損害賠償金の一部である30万円及びこれに対する不法行為の後の
日である平成26年1月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。なお,控訴人は,損害賠償金の額は,主位的
に特許法102条2項による推定額55万円であると主張し,予備的に同条3項に
よる推定額14万3130円であると主張している。
原審は,被告製品は本件各発明の技術的範囲に属するものではなく,また,本件
特許は特許無効審判により無効にされるべきものであるとして,控訴人の請求を棄
却したため,控訴人が,原判決を不服として,本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10261審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
被告田中貴金属工業株式会社鈴木修 原告JX金属株式会社株式会社)
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年3月8日(優先権主張:平成21年3月27日,日本
国),発明の名称を「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット」と
する発明について特許出願をし,平成23年1月28日,設定の登録(特許第46
73448号)を受けた(請求項の数8。以下,この特許を「本件特許」という。
甲15)。
被告は,平成26年9月18日,本件特許の請求項1ないし8に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2014-800158号事件として係属した
(甲16)。
原告は,平成27年8月3日,本件特許に係る特許請求の範囲を訂正する旨
の訂正請求をした(以下,この訂正を「本件訂正」という。甲25)。
特許庁は,平成27年11月24日,本件訂正の請求を認めず,「特許第4
673448号の請求項1ないし8に係る発明についての特許を無効とする。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同年12月2日,原告に送達された(甲28)。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)15029請求棄却
特許権侵害行為差止請求事件 (雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および雨水浸透構造体)
被告株式会社サンリツ 原告株式会社ホウショウEG
有限会社モグラ研究所
スピーダーレンタル株式会社
株式会社ノアテック
有限会社向陽中川英俊
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および雨
水浸透構造体」とする特許権(以下「本件特許権1」という。),「雨水浸透
坑掘削装置」とする特許権(以下「本件特許権2」という。)及び「連結装置
およびこれを使用した雨水浸透坑掘削装置」とする特許権(以下「本件特許権
3」という。)を有する原告らが,被告に対し,被告による被告装置及び被告
方法の使用が本件特許権1~3の侵害に当たると主張して,特許法100条1
項に基づく被告装置及び被告方法の使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28698請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告沢井製薬株式会社藤野睦子 原告デビオファーム・インター
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特許法100条1項 特許法36条4項1号 特許法104条の3
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28467請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告武田テバファーマ株式会社林いづみ 原告デビオファーム・インター
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特許法100条1項 特許法104条の3
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進歩性 | 21回 | 新規性 | 14回 | 無効 | 10回 | 特許権 | 9回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
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特許権
平成28年12月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (座席管理システム)
被告特許庁長官 原告X
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特許法126条6項 特許法70条1項 特許法70条2項 特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「座席管理システム」とする特許発明(特許399513
3号。平成19年8月10日設定登録。以下,この特許を「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9891請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (不織布及び不織布製造方法)
被告株式会社広栄社
A
株式会社日本歯科工業社 原告株式会社大文字
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特許法17条の2 特許法100条1項 特許法70条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「不織布及び不織布製造方法」とする特許権(第36
74907号)の権利者である原告が,被告A(以下「被告A」という。)の
商品である圧縮メラミン系樹脂発泡体(以下「被告A商品」という。)を用い
て被告株式会社広栄社(以下「被告広栄社」という。)が別紙被告製品目録記
載の各製品(以下,同目録記載の各製品をその冒頭の数字に従って,それぞれ
「被告製品1」ないし「被告製品4」といい,これらを総称して「被告各製品」
という。)を製造・販売し,被告株式会社日本歯科工業社(以下「被告日本歯
科」といい,被告A,被告広栄社及び被告日本歯科を併せて「被告ら」という。)
も被告各製品の一部を販売しているところ,被告A商品及び被告各製品の製造
方法並びに被告各製品が,上記特許権に係る発明の技術範囲に属すると主張し
て,被告らに対し,特許法100条1項・2項に基づき,被告各製品の生産・
販売等の禁止,上記特許権に係る発明である別紙方法目録記載の方法の使用の
差止及び被告各製品の廃棄を求め,あわせて,民法709条及び特許法102
条2項に基づき,連帯して,損害賠償金6545万円及びこれに対する訴状送
達の日の翌日(被告広栄社については平成27年5月1日,被告Aについては
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特許権
平成28年12月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)10230請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (レーダー装置及び類似装置)
被告日本無線株式会社 原告古野電気株式会社
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特許法102条3項 特許法29条の2 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「レーダー装置及び類似装置」とする特許権を有する原告
が,被告が製造販売するなどした商品が当該発明の技術的範囲に属すると主張して,
被告に対し,当該特許権に基づいて,当該商品の製造販売等の差止め及び廃棄を求
めるとともに,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求として,被告が得た利益
の額に相当する損害金126億円又は当該特許の実施料相当額9億4500万円と
弁護士費用相当額9000万円とを合計した金員の一部として3億円及びこれに対
する不法行為後であり,訴状送達の日の翌日である平成27年10月25日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10060一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人X棟近健太 被控訴人株式会社トータルライフプラ
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民法709条 民法491条1項
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実施 | 36回 | 許諾 | 22回 | 損害賠償 | 13回 | 特許権 | 11回 |
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[概要] 1 訴訟の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
⑴ 本件は,被控訴人が,控訴人が理事長を務める医療法人等との間において,
韓国における皮膚再生医療技術の独占的実施に関する業務委託等基本契約を締結し
たところ,同契約に掲げられた医療技術につき,韓国で特許取得の手続が採られて
おらず,したがって,上記医療法人は,上記独占的実施を許諾する権限を有してい
なかったにもかかわらず,控訴人は,これらの情報を提供することなく被控訴人を
して上記契約を締結させ,対価の一部5250万円を支払わせたと主張して,控訴
人に対し,①主位的に,控訴人が契約締結に先立って上記情報を提供すべき義務を
怠ったことにつき,不法行為が成立するとして,民法709条に基づき,損害賠償
金5250万円及びこれに対する上記支払を行った日である平成20年4月28日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,②予備
的に,控訴人は,理事長として違法な業務執行を是正すべき義務を悪意又は重過失
により怠ったとして,一般社団法人及び一般財団法人に関する法律117条1項,
198条の趣旨に基づき,損害賠償金5250万円及びこれに対する訴状送達の日
の翌日よりも後である平成26年11月10日から支払済みまで民法所定の年5分
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (畦塗り機)
被告小橋工業株式会社高見憲 原告松山株式会社弓削田博
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特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法126条6項
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実施 | 135回 | 分割 | 134回 | 審決 | 24回 | 拒絶査定不服審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成13年9月3日,発明の名称を「畦塗り機」とする発明につい
て特許出願(特願2001-265939号。甲18)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)25149
特許権侵害差止請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告渡邊機開工業株式会社 原告フルタ電機株式会社
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特許法101条1号
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[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置」
とする発明(請求項の数5。以下,その請求項1,3及び4記載の各発明をそ
れぞれ「本件発明1」,「本件発明3」及び「本件発明4」といい,これらを
併せて「本件各発明」という。)についての特許権を有する原告が,被告は別
紙物件目録1及び2記載の生海苔異物除去機(以下,同目録1記載の除去機を
「本件装置(LS型)」,同目録2記載の除去機を「本件新装置」という。)
を製造・販売するところ,本件装置(LS型)は本件各発明の,本件新装置は
本件発明3の技術的範囲にそれぞれ属し,また本件新装置の部品である別紙物
件目録3記載の回転円板(以下「本件回転円板」という。)は本件新装置の
「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)に当たると主張して,被告に
対し,特許法100条1項及び2項に基づき,本件装置(LS型),本件新装
置及び本件回転円板の生産,譲渡等の差止め(請求の趣旨第1項ないし3項)
及びその廃棄(請求の趣旨第4項)を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
控訴人日本化薬株式会社 被控訴人デビオファーム・インターナショ
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特許法134条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法70条2項
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実施 | 100回 | 特許権 | 19回 | 新規性 | 11回 | 進歩性 | 9回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10255審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ケーシングの打設方法)
被告株式会社高知丸高北本友彦 原告株式会社横山基礎工事弓削田博
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成12年5月29日,発明の名称を「ケーシングの打設方法」と
する発明について特許出願をし,平成17年8月12日,設定の登録(特許第37
08795号)を受けた(請求項の数8。甲33。以下,この特許を「本件特許」
という。)。
(2) 被告は,平成25年12月17日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2013-800232号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (掘削土飛散防止装置)
被告株式会社横山基礎工事弓削田博 原告株式会社高知丸高北本友彦
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特許法131条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成16年5月12日,発明の名称を「掘削土飛散防止装置」とす
る発明について特許出願をし,平成22年7月23日,設定の登録(特許第455
3629号)を受けた(請求項の数6。甲12。以下,この特許を「本件特許」と
いう。)。
(2) 原告は,平成25年12月17日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2013-800233号事件として係属した(甲13)。
(3) 被告は,平成27年6月15日,請求項2ないし4を削除することを含む,
本件特許に係る特許請求の範囲を訂正する旨の訂正請求をした(訂正後の請求項の
数3。甲19。以下「本件訂正」という。なお,この訂正請求は,同年10月20
日付け手続補正書により補正された(甲23)。)。
(4) 特許庁は,平成27年12月8日,「特許第4553629号の明細書を訂
正請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを認める。本件審判の請求
は成り立たない。請求項2ないし4についての本件審判請求を却下する。」との別
紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29158請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告共和クリティケア株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
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特許法123条1項2号 特許法36条6項2号 特許法70条2項 特許法36条6項1号
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実施 | 108回 | 無効 | 32回 | 進歩性 | 23回 | 新規性 | 16回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被告の製造・
輸入・販売等する別紙被告製品目録記載の各製品が,上記特許の特許請求の範
囲請求項1記載にかかる発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,
上記各製品の製造等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)19661請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (電解コンデンサ用タブ端子)
被告株式会社アプトデイト 原告湖北工業株式会社
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特許法104条の3 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
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実施 | 73回 | 無効 | 73回 | 特許権 | 42回 | 無効審判 | 20回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「電解コンデンサ用タブ端子」とする特許第4452
917号の特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を「本件特許1」とい
う。また,本件特許1の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書1」
という。)及び発明の名称を「タブ端子の製造方法およびその方法により得られる
タブ端子」とする特許第4732181号の特許権(以下「本件特許権2」といい,
その特許を「本件特許2」という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び
図面を併せて「本件明細書2」という。)の特許権者である原告が,別紙1被告製
品目録(1)記載の電解コンデンサ用タブ端子(以下「被告製品」という。)は,本件
特許1の願書に添付した特許請求の範囲の請求項1記載の発明(以下「本件発明1
-1」という。),同2記載の発明(以下「本件発明1-2」という。),本件特
許2の願書に添付した特許請求の範囲の請求項10記載の発明(以下「本件発明2
-10」という。)及び同11記載の発明(以下「本件発明2-11」という。)
の各技術的範囲に属するから,被告が被告製品を製造し,譲渡し,輸出し,又は譲
渡若しくは輸出の申出をする行為は,本件特許権1及び同2を侵害する行為である
と主張して,①特許法100条1項に基づき,被告に対し,被告製品の製造,譲渡,
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10150審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (炭酸飲料)
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成14年2月27日,発明の名称を「炭酸飲料」とする特許出
願をし(特願2002-567084号。優先日:平成13年2月27日,
優先権主張国:日本国),平成21年6月19日,特許第4324761号
(請求項の数9。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受
けた(甲30)。
(2) 原告は,平成25年10月2日付けで,特許庁に対し,本件特許の特許請
求の範囲請求項1~9に記載された発明についての特許を無効にすることを
求めて審判の請求をした(甲34)。特許庁は,この審判を無効2013-
800191号として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29001請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告マイラン製薬株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法100条1項 特許法36条4項
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実施 | 47回 | 無効 | 37回 | 進歩性 | 23回 | 新規性 | 15回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする発明についての特許権を有する原告が,被告による別紙被告
製品目録1ないし3記載の各製剤(以下「被告製品」と総称する。)の生産等が
上記特許権を侵害していると主張して,被告に対し,特許法100条1項及び
2項に基づき,被告製品の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28699等請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
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特許法36条4項1号 特許法70条1項 特許法36条6項1号 特許法70条2項
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実施 | 128回 | 無効 | 33回 | 進歩性 | 12回 | 新規性 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被告らがそれ
ぞれ製造・輸入・販売等する別紙被告第一三共製品目録,被告富士フイルム製
品目録及び被告ニプロ製品目録記載の各製剤が,上記特許の特許請求の範囲請
求項1及び請求項2記載にかかる発明の技術的範囲に属すると主張して,被告
らに対し,上記各製品の製造等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年12月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12415請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤)
被告ホスピーラ・ジャパン株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
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特許法68条の2 特許法67条2項 特許法36条4項 特許法29条2項
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実施 | 136回 | 特許権 | 52回 | 無効 | 32回 | 侵害 | 19回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤」とす
る特許(第3547755号)及び「オキサリプラチン溶液組成物ならびにそ
の製造方法及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被
告が販売等する別紙被告製品目録記載の各製品が,上記各特許の特許請求の範
囲請求項1記載にかかる各発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,
上記各製品の販売等の差止及び廃棄を求める事案である。なお,オキサリプラ
ティヌムとオキサリプラチンは同一の化学物質である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (潤滑油組成物)
被告特許庁長官冨士良宏 原告JXエネルギー株式会社城戸博兒
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特許法36条6項1号 特許法159条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年12月3日,発明の名称を「潤滑油組成物」とする特許
出願をしたが(特願2008-309013号。優先日:平成19年12月5日。
請求項数5。以下「本願」という。甲1),平成26年4月25日付けで拒絶査定
を受けた(甲3)。
(2) 原告は,平成26年8月6日,これに対する不服の審判を請求したところ
(甲4),特許庁は,これを不服2014-15502号事件として審理し,平成
27年6月3日付けで拒絶理由を通知した(以下「本件拒絶理由通知」という。甲
6)。
(3) 原告は,平成27年8月10日,特許請求の範囲を補正したものの(以下
「本件補正」という。請求項数5。甲7),特許庁は,平成28年1月15日,
「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下
「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月2日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成28年3月1日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (潤滑油組成物及びその製造方法)
被告特許庁長官冨士良宏 原告JXエネルギー株式会社城戸博兒
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特許法36条6項1号 特許法159条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年10月7日,発明の名称を「潤滑油組成物及びその製造
方法」とする特許出願をしたが(特願2008-261066号。請求項数6。以
下「本願」という。甲1),平成26年4月30日付けで拒絶査定を受けた(甲
2)。
(2) 原告は,平成26年8月6日,これに対する不服の審判を請求したところ
(甲3),特許庁は,これを不服2014-15499号事件として審理し,平成
27年6月3日付けで拒絶理由を通知した(以下「本件拒絶理由通知」という。甲
5)。
(3) 原告は,平成27年7月24日,特許請求の範囲を補正したものの(以下
「本件補正」という。請求項数6。甲6),特許庁は,同年12月28日,「本件
審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件
審決」という。)をし,その謄本は,平成28年1月12日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成28年2月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10042審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (潤滑油組成物)
被告特許庁長官冨士良宏 原告JXエネルギー株式会社城戸博兒
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特許法36条6項1号 特許法159条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年10月7日,発明の名称を「潤滑油組成物」とする特許
出願をしたが(特願2008-261071号。請求項数4。以下「本願」という。
甲1),平成26年4月25日付けで拒絶査定を受けた(甲2)。
(2) 原告は,平成26年8月4日,これに対する不服の審判を請求したところ
(甲3),特許庁は,これを不服2014-15296号事件として審理し,平成
27年5月26日付けで拒絶理由を通知した(以下「本件拒絶理由通知」という。
甲4)。
(3) 原告は,平成27年7月30日,特許請求の範囲を補正したものの(以下
「本件補正」という。請求項数5。甲5),特許庁は,同年12月28日,「本件
審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件
審決」という。)をし,その謄本は,平成28年1月12日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成28年2月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スクリューポイント)
被告田井精機株式会社 原告日東精工株式会社富永夕子
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成9年3月31日,発明の名称を「スクリューポイント」とする
発明について特許出願(特願平9-98288号)をし,平成14年11月1日,
特許権の設定登録(特許第3365722号。以下「本件特許」という。)がされ
た。
(2) 被告は,平成27年1月21日,本件特許の特許請求の範囲の請求項1及び
同2に係る発明の特許について無効審判を請求し,特許庁はこれを無効2015-
800018号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10080控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (スクリューポイント)
控訴人日東精工株式会社富永夕子 被控訴人株式会社G.Eプランニング
田井精機株式会社
Y1
Y2
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特許法100条1項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「スクリューポイント」とする特許第3365722
号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,①被控訴人G.E及び被控訴人
田井精機に対し,同被控訴人らの製造又は販売する原判決別紙イ号物件目録記載の
製品(イ号物件)は本件特許権の特許発明の技術的範囲に属すると主張して,特許
法100条1項に基づき,同製品の製造,販売等の差止め,同条2項に基づき,同
製品の廃棄を求めるほか,本件特許権侵害の不法行為に基づき損害賠償を求めると
ともに,②被控訴人株式会社G.Eの代表取締役である被控訴人Y1に対しては,
取締役の任務懈怠につき重過失があると主張して会社法429条1項又は民法70
9条に基づき,被控訴人Y2に対しては,被控訴人株式会社G.Eの事実上の代表
者として任務懈怠につき重過失があると主張して会社法429条1項の類推又は民
法709条に基づき,それぞれ損害賠償を求めた事案である(被控訴人らに対する
損害賠償請求は,被控訴人ら4名の共同不法行為として連帯請求の関係にある。)。
原判決は,本件特許は進歩性欠如の無効理由を有し,訂正によっても無効理由は
解消されないとして,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10117審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (筋力トレーニング方法)
被告株式会社ベストライフ友村明弘 原告株式会社サーナ
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特許法36条5項2号 特許法32条 特許法29条1項1号 特許法68条
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[概要] 本件は,無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,①進歩性
判断の是非,②公序良俗・公衆衛生違反(特許法32条)の有無及び③特許請求の
範囲の記載要件違反(平成6年法律第116号による改正前の特許法36条5項2
号。以下「旧特許法36条5項2号」という。)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ブルニアンリンク作成デバイスおよびキット)
被告Y伊藤正和 原告株式会社ハナヤマ塩月秀平
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特許法44条1項 特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①分
割要件違反に伴う新規性判断の誤りの有無,②補正要件の判断の誤りの有無,③訂
正要件の判断の誤りの有無,④サポート要件の判断の誤りの有無,⑤実施可能要件
の判断の誤りの有無,⑥進歩性判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10035審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ブルニアンリンク作成デバイスおよびキット)
被告Y伊藤正和 原告株式会社ハナヤマ塩月秀平
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①訂
正要件の判断の誤りの有無,②サポート要件の判断の誤りの有無,③実施可能要件
の判断の誤りの有無,④進歩性判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10241審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする,PTH含有骨粗鬆症治療/予防剤)
被告特許庁長官關政立 原告旭化成ファーマ株式会社細田芳弘
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,新規性・進歩性の有無(引用発明の認定,相違点及び効果に係る
判断)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10027控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件 (電子ショッピングモールシステム)
控訴人エムエフピーマネジメント
X 被控訴人楽天株式会社
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特許法69条2項2号 特許法29条2項 特許法79条 特許法29条1項2号
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実施 | 29回 | 進歩性 | 26回 | 新規性 | 25回 | 無効 | 19回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (同期化された水及びその製造並びに使用)
被告特許庁長官 原告アクロマ,タナイタス,アクチボラグ
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項
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[概要] 容易に認定できる事実である。)
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)22060一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社ヨコオ酒迎明洋 原告原田工業株式会社阿部実佑季
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特許法102条3項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法79条
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による被告製品の生産等が原告の特許権を
侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき被告製品の生産等の差止め
を,同条2項に基づき被告製品及びその製造装置の廃棄を,民法709条及び
特許法102条3項に基づき損害賠償金769万3073円及びうち303万
1903円に対する不法行為の後の日である平成27年8月18日(訴状送達
の日の翌日)から,うち466万1170円に対する平成28年7月8日(訴
えの変更申立書の送達の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (MIMO送信のためのデータストリームの個々のインターリーブ)
被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「MIMO送信のためのデータストリームの個々のイ
ンターリーブ」とする発明について,2005年(平成17年)12月13日
(パリ条約による優先権主張2004年(平成16年)12月13日 米国,
2005年(平成17年)10月5日 米国)を国際出願日とする出願である
特願2007-545079号の一部を,平成24年10月10日,新たな特
許出願として出願したが(特願2012-224647号。以下「本願」とい
う。),平成26年5月9日付けで拒絶査定がされた。
そこで,原告は,同年9月16日,特許庁に対し,拒絶査定に対する審判請
求をした(不服2014-18453号)。これに対し,特許庁は,平成27
年9月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(なお,出訴期
間として90日を付加している。以下「本件審決」という。)をした。その謄
本は,同月17日,原告に送達された。
原告は,平成28年1月15日,本件訴えを提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10206審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エアバッグ用基布)
被告旭化成せんい株式会社訴訟承継人 原告東洋紡株式会社中西淳
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特許法134条の2 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,平成23年8月23日(優先権主張:平成22年8月23日,日
本),発明の名称を「エアバッグ用基布」とする特許出願(特願2011-553
636号)をし,平成24年10月5日,設定の登録を受けた(特許第51008
95号。請求項の数7。甲72)。以下,この特許を「本件特許」という。
⑵ 原告は,平成26年1月24日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から7
に係る発明について特許無効審判を請求し(甲81),特許庁は,これを,無効2
014-800017号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10079審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (タイヤ)
被告特許庁長官氏原康宏 原告株式会社ブリヂストン塚中哲雄
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年4月16日,発明の名称を「タイヤ」とする発明につい
て特許出願(特願2013-85881号)をし,平成26年1月29日付けで拒
絶理由通知を受けたことから,同年4月3日付け手続補正書により特許請求の範囲
を補正したが,同年7月14日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成26年10月22日,上記拒絶査定について不服審判を請求す
るとともに(甲21),同日付け手続補正書(甲22)により特許請求の範囲を補
正した。特許庁は,上記審判請求を不服2014-21362号として審理を行っ
た。
(3) 原告は,平成27年10月26日付けで拒絶理由通知(甲26)を受けたこ
とから,同年12月22日付けで手続補正書(甲20)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ベンゾチオフェン類を含有する医薬製剤)
被告沢井製薬株式会社 原告イーライ・リリー・
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特許法29条2項 特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する無効審決の取消訴訟である。争点は,進歩性
判断(引用発明の認定,相違点の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)34732請求棄却
特許権 (農作業機の整地装置)
被告小橋工業株式会社 原告松山株式会社
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特許法123条1項2号 特許法70条2項 特許法70条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「農作業機の整地装置」とする特許第3009807
号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,
本件特許の願書に添付した明細書〔特許請求の範囲を含み,無効審判事件(無効2
013-800213)の平成26年9月29日付け審決(確定済み)により訂正
されたもの。別紙2全文訂正明細書参照〕及び図面〔別紙1特許公報参照〕を併せ
て「本件明細書」という。)の特許権者であった原告が,別紙3被告製品目録記載
の各製品(以下,同目録記載の番号に対応して「被告製品①」などといい,被告製
品①ないし同㉑を総称して「被告各製品」という。)は,いずれも本件明細書の特
許請求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1記
載の発明(以下「本件発明」という。また,本件特許のうち本件発明に係るものを
「本件発明についての特許」ということがある。)の技術的範囲に属するから,被
告による被告各製品の製造販売は,本件特許権を侵害する行為であると主張して,
①特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権(対象期間は,平成24年7月1日
から平成25年5月28日までである。)に基づき,被告に対し,損害賠償金4億
7839万3219円のうち2億円及びこれに対する不法行為後の日である平成2
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7307一部認容
実施料等請求事件
被告松田技研工業株式会社 原告株式会鴻池組
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特許法101条4号 民法570条 特許法38条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,特許実施許諾契約に基づく平成21年6月から平成
25年12月分までの未払実施料が,別紙販売額・実施料一覧表記載のとおりの合
計1955万3025円であると主張して,同契約に基づき同額及びこれに対する
支払期限の後である平成26年5月1日から支払済みまで商事法定利率年6%の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年3月24日,発明の名称を「ロール苗搭載樋付田植機
と内部導光ロール苗。」とする特許出願をしたが(特願2011-8773
5号。以下「本願」という。甲9),平成26年9月30日付けで拒絶査定
を受けた(甲13)。
(2) 原告は,平成26年12月31日付けで拒絶査定に対する不服の審判を請
求するとともに(甲14),同日付け手続補正書(甲15)により特許請求
の範囲を補正した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)5869請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (水中構造物の洗掘防止材と洗掘防止工法)
被告前田工繊株式会社 原告キョーワ株式会社
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特許法29条1項1号 特許法29条の2 特許法29条1項2号 特許法102条2項
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実施 | 38回 | 無効 | 18回 | 特許権 | 14回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「水中構造物の洗掘防止材と洗掘防止工法」とする特許権
を有する原告が,被告による別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」とい
う。)の製造販売行為が上記特許権に対する間接侵害(特許法101条1号)に当た
ると主張して,被告に対し,同法100条1項に基づき被告製品の製造販売等の差
止め,同条2項に基づき被告製品の廃棄を求めるとともに,特許権侵害による不当
利得返還請求及び不法行為に基づく損害賠償請求として,合計6935万円(平成
21年3月21日から平成24年6月14日までに発生した損失額1235万円及
び平成24年6月15日から平成27年6月15日までに発生した損害額5700
万円の合計)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成27年6月20日か
ら支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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