| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10195審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (改良された耳ユニットと呼ばれる装置)
被告特許庁長官酒井朋広 原告フリービット・
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特許法17条の2
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| 審決 | 15回 | | 優先権 | 2回 | | 拒絶査定不服審判 | 2回 | | 実施 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30447一部認容
不当利得返還等請求事件
被告A 原告中央精機株式会社
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民法703条
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[概要] 1 本件は,株式会社である原告が,かつて原告の従業員の地位にあった被告に
対し,①被告が,原告の営業秘密である別紙1営業秘密目録記載の各電子データ
(以下,併せて「本件データ」という。)を持ち出した行為は,営業秘密の不正
取得行為(不正競争防止法〔以下「不競法」という。〕2条1項4号)に当たる
と主張して,不競法3条1項に基づき,本件データの使用(本件データのうち,別
紙2電子データ一覧表A記載の各電子データについては,第三者に使用させる態様
を含む。)の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,本件データ及びこれら
が印刷された図面の廃棄を求め,併せて,②被告による上記持出し行為は,原告の
就業規則上,懲戒解雇事由に該当するものであるから,原告が被告に対して支払っ
た退職金支給額603万2526円については,被告が法律上の原因なく利得し,
このために原告に損失を及ぼしたものであると主張して,不当利得返還請求権(民
法703条)に基づき,603万2526円及びこれに対する請求後の日である平
成25年2月23日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)9920請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ワークの加工装置)
被告森川産業株式会社 原告株式会社モトロニクス
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特許法100条1項 特許法36条4項 特許法29条1項2号 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,名称を「ワークの加工装置」とする発明についての特許権(特許第
4343391号)を有する原告が,被告に対し,①被告が製造,販売又は販
売の申出をしているプリント基板加工装置(X線基準穴明け機)である別紙被
告製品目録記載の被告製品1ないし5(以下「被告製品1」ないし「被告製品
5」といい,併せて「被告各製品」という。)が上記特許権(請求項1)の技
術的範囲に属すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき被告各製
品の製造,使用,譲渡,貸渡し,輸出,貸渡し・販売の申出の差止め及び廃棄
を求めるとともに,不法行為に基づく損害賠償請求として3630万円(弁護
士費用330万円を含む。)及びこれに対する不法行為の後の日である平成2
6年5月20日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による
遅延損害金の支払を求め,②原告が被告に対して開示した指示書・注文書等に
記載された原告の取引先名,住所,担当者名,販売した機械の型名・仕様等の
情報が原告の営業秘密に当たり,これを被告が競業目的で使用することが不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項7号の不正競争に該当し,被
告各製品の販売によって原告の営業上の利益が侵害されたと主張して,不競法
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30799請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (強磁性材スパッタリングターゲット)
被告田中貴金属工業株式会社 原告JX金属株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項
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| 実施 | 21回 | | 損害賠償 | 17回 | | 特許権 | 13回 | | 審決 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨及び手続の経緯
(1) 本件は,発明の名称を「強磁性材スパッタリングターゲット」とする特許第
4673453号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。)を有する原告が,被告が製造してセミコン・ライト株式会社(以下
「セミコンライト社」という。)に販売した別紙被告製品目録記載1の製品(以
下「被告製品1」という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発
明(以下「本件特許発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して,被告に
対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償金(第一次的に特許法102条2項に
よる損害額55万円の内金として30万円,第二次的に同条3項に基づく損害額1
4万3130円)及びこれに対する平成26年12月3日(同年11月28日付け
訴え変更申立書(2)の送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水中切断用アブレシブ切断装置)
被告株式会社スギノマシン 原告コーポレイション
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条1項1号 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成9年3月19日に出願され(以下,この出願日を「本件出願
日」という。),平成13年12月21日に設定登録された,発明の名称を
「水中切断用アブレシブ切断装置」とする特許第3261672号(以下「本
件特許」といい,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件
特許明細書等」という。設定登録時の請求項の数は3である。)の特許権者
である(甲50,75)。
(2) 原告は,平成23年7月22日,特許庁に対し,本件特許を全部無効にす
ることを求めて審判の請求(無効2011-800131号事件)をした(甲
51,75)。これに対して,被告は,平成23年10月11日付けで訂正
請求をしたが,特許庁は,平成24年2月7日付けで上記訂正に係る請求項
に係る発明について無効理由通知をしたため,被告は,同年3月12日付け
で,本件特許の明細書を同日付けの訂正請求書に添付した訂正明細書のとお
り訂正することを求める旨の訂正請求(本件特許の請求項1及び2並びに明
細書の発明の詳細な説明の記載中の段落【0009】,【0015】及び【0
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デジタル放送受信装置およびそのプログラム)
被告一般財団法人NHKエンジニアリングシステム
日本放送協会
ら 原告X
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告らは,発明の名称を「デジタル放送受信装置およびそのプログラム」とする
特許第5113954号(平成24年8月23日出願〔優先権主張日平成24年6
月11日(以下「本件優先日」という。〕,平成24年10月19日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8755請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (飲料用容器)
被告株式会社ドウシシャ川端さとみ 原告株式会社上海調林
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特許法102条3項 特許法102条2項 特許法100条1項 特許法104条の3
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| 特許権 | 11回 | | 進歩性 | 10回 | | 刊行物 | 6回 | | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「飲料用容器」とする特許権を有する原告が,被告に
対し,被告による被告製品1及び2の譲渡等が特許権侵害に当たると主張して,
①特許法100条1項及び2項に基づく被告製品1及び2の譲渡等の差止め及
び廃棄,②民法709条,特許法102条2項(主位的)又は3項(予備的)に
基づく損害賠償金9900万円(内金請求)及びこれに対する不法行為の後の
日(訴状送達の日の翌日)である平成27年4月11日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10033審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (5α-レダクターゼ阻害剤によるアンドロゲン脱毛症の治療方法)
被告マイラン製薬株式会社飯塚卓也
テバファーマスーティカル 原告メルク・シャープ・アンド・
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ メルク エンド カンパニー インコーポレーテッドは,平成6年10月1
1日(優先権主張:平成5年10月15日,平成6年3月17日,米国。以下,平
成5年10月15日を「本件優先日」という。),発明の名称を「5α-レダクター
ゼ阻害剤によるアンドロゲン脱毛症の治療方法」とする特許出願(特願平7-51
1986号)をし,平成12年4月21日,設定の登録を受けた(特許第3058
351号。請求項の数20。甲41)。以下,この特許を「本件特許」という。
原告は,平成25年4月1日,同社から,本件特許権を一般承継により譲り受け
た。
⑵ 被告マイラン製薬株式会社(以下「被告マイラン」という。)は,平成25
年10月4日,本件特許について特許無効審判を請求した(甲53)。
⑶ 特許庁は,これを,無効2013-800194号事件として審理し,被告
テバ ファーマスーティカル インダストリーズ リミティド(以下「被告テバ」
という。)が審判に参加した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14871請求棄却
損害賠償請求事件 (画像補正データ生成システム,画像データ生成方法及び画像補正回路)
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特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「画像補正データ生成システム,画像データ生成方法
及び画像補正回路」とする特許第4681033号(出願日:平成20年9月4日
〔優先日:同年7月31日〕,登録日:平成23年2月10日)の特許権(以下
「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本件特許1」といい,その願
書に添付した明細書を「本件明細書1」という。)並びに発明の名称を「画質調整
装置及び画像補正データ生成プログラム」とする特許第5362753号(出願
日:平成23年2月2日〔原出願日:平成20年9月4日,優先日:同年7月31
日〕,登録日:平成25年9月13日)の特許権(以下「本件特許権2」といい,
同特許権に係る特許を「本件特許2」といい,その願書に添付した明細書を「本
件明細書2」という。また,本件特許権1と本件特許権2を併せて「本件各特許
権」といい,本件特許1と本件特許2を併せて「本件各特許」といい,本件明細
書1と本件明細書2を併せて「本件各明細書」という。)を有する原告が,被告は
平成23年6月頃から別紙被告物件目録記載の物件(以下「本件対象物件」とい
う。)の製造,販売,輸出及び販売の申出をしており,本件対象物件は①本件特許
1の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明1-1」という。)及
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10126控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (地盤強化工法)
控訴人株式会社ジンム 被控訴人相模原市
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「地盤強化工法」とする特許(特許番号第37937
77号。以下「本件特許」という。)について専用実施権(以下「本件専用実
施権」という。)を有するとする控訴人が,本件特許の特許請求の範囲の請求
項 1 に係る発明(以下「本件特許発明」という。)は,物の発明であるところ,
被控訴人は,控訴人の許諾を得ないまま,相模原市営上九沢団地(以下「本件
市営団地」という。)の敷地に,本件特許発明の技術的範囲に属する免震人工
地盤(以下「本件免震人工地盤」という。)を使用して(厳密には,賃貸用建
物敷地用地盤として使用して),控訴人の本件専用実施権を侵害し,控訴人に
本件特許発明の実施料相当額の損害を被らせ,又は,法律上の原因なく控訴人
の損失の下に本件特許発明の実施料相当額の利得を得たと主張して,不法行為
による損害賠償請求権又は不当利得返還請求権に基づき,平成22年10月1
4日(本件専用実施権の設定登録の申請受付日)から平成27年5月27日
(本件訴訟提起日)までの間に控訴人が被った損害又は被控訴人が得た利得2
805万円の一部請求として,1000万円及びこれに対する訴状送達の日の
翌日である平成27年6月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)9977請求棄却
損害賠償請求事件
被告ダイニチ工業株式会社 原告シャープ株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法102条3項 特許法102条2項
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| 無効 | 42回 | | 実施 | 37回 | | 特許権 | 24回 | | 無効審判 | 21回 |
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[概要] 本件は,後記本件特許権1ないし3を有する原告が,後記被告製品1,2のハイ
ブリッド式加湿器を製造販売していた被告に対し,被告製品1を製造販売する行為
が原告の有する本件特許権1ないし3を侵害し,被告製品2を製造販売する行為が
本件特許権2及び3を侵害する旨主張して,損害賠償として合計3億円(被告製品
1についての損害額2億8800万円の内金1億6500万円,被告製品2につい
ての損害額3億4000万円の内金1億2500万円,弁護士費用及び弁理士費用
相当の損害額2000万円の内金1000万円の合計額)及びこれに対する不法行
為の日の後である平成26年10月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タイヤ)
被告特許庁長官出口昌哉 原告株式会社ブリヂストン平澤賢一
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成22年4月30日(優先権主張:平成21年4月30日,日本),
発明の名称を「タイヤ」とする特許出願(特願2011-511476号。以下「本
願」という。甲3)をしたが,平成26年3月5日付けで拒絶査定を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年5月12日,これに対する不服の審判を請求す
るとともに(甲5),同日付け手続補正書(甲4)により特許請求の範囲を補正した
(以下「本件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,上記審判請求を不服2014-8720号事件として審理を行い,
平成27年4月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写
し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年5月12日,その謄本が原
告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年6月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (歯科用コンピュータ・トモグラフィ撮像)
被告特許庁長官 原告プランメカオイ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成18年3月13日,発明の名称を「歯科用コンピュータ・トモ
グラフィ撮像」とする特許出願をしたが(特願2008-501344号。優先日
:平成17年3月14日,優先権主張国:フィンランド。請求項数19。以下「本
願」という。甲4),平成25年1月25日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成25年5月29日,これに対する不服の審判を請求した。特許
庁は,これを不服2013-9876号事件として審理し,原告は,平成26年1
2月5日,特許請求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。請求項数12。
甲10)。
特許庁は,平成27年1月6日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同年1月20日,原告に送達された。
原告は,平成27年5月20日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置,面光源装置,表示装置及び光束制御部材)
被告株式会社エンプラス安國忠彦 原告ソウルセミコンダクター
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,新規
性の有無(甲1発明の認定誤り)及び進歩性の有無(一致点及び相違点の認定誤り
並びに容易想到性判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10125控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
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特許法100条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10140審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エンジン及び回転体発電装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法2条1項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認められる事実)
原告は,発明の名称を「エンジン及び回転体発電装置」とする発明について,平
成25年10月1日を出願日とする特許出願(特願2013-246713号。以
下「本願」という。)をしたが,平成26年9月5日付けで拒絶査定を受けたため,
同年10月16日付けで,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ナルメフェン及びそれの類似体を使用する疾患の処置)
被告特許庁長官 原告タイワンジェファーマシュティカ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法38条の4 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない)
ジェンケン バイオサイエンスィズ,インコーポレイテッドは,発明の名称を
「ナルメフェン及びそれの類似体を使用する疾患の処置」とする発明について,2
005年(平成17年)9月6日を国際出願日とする特許出願(特願2007-5
31272号〔以下「本願」という。〕,優先権主張日2004年(平成16年)
9月8日,米国〔米国特許出願10/936431号〕)をしたが,平成24年6
月14日付けで拒絶査定を受けたため,同年10月19日付けで,これに対する不
服の審判を請求し,同日付け手続補正書(甲10)により,特許請求の範囲等の補
正(以下「本件補正」という。)をした。原告は,その後,ジェンケン バイオサ
イエンスィズ,インコーポレイテッドから,本願に係る特許を受ける権利の譲渡を
受け,平成26年9月25日,特許庁に対して出願人名義変更届を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10094審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ロータリ作業機のシールドカバー)
被告松山株式会社 原告小橋工業株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年10月15日,発明の名称を「ロータリ作業機のシー
ルドカバー」とする発明について特許出願(特願2008-266269号。以下
「本件出願」という。同年3月26日にした特許出願(特願2008-81313
号)の分割出願)をし,平成26年1月17日,設定の登録(特許第545484
5号)を受けた(請求項の数2。甲7。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 被告は,平成26年5月2日,本件特許について特許無効審判を請求し,
無効2014-800071号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10080等認容
特許権侵害行為差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件 (スピネル型マンガン酸リチウムの製造方法)
控訴人兼附帯被
(以下「
」という。) 被控訴人兼附帯控訴人(以下「
」という。)
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特許法134条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法36条4項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「スピネル型マンガン酸リチウムの製造方法」とする特許
(特許番号第4274630号。以下「本件特許」という。)の特許権者である被
控訴人が,控訴人によるスピネル型マンガン酸リチウムの製造方法(以下「控訴人
方法」という。)は本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件
発明1」という。)の技術的範囲に属し,同発明に係る特許権を侵害するとして,
控訴人に対し,①別紙控訴人方法目録1記載のスピネル型マンガン酸リチウムの製
造方法(以下「控訴人方法1」という。)の使用の差止め,②控訴人方法1により
生産された別紙物件目録1記載のスピネル型マンガン酸リチウム(以下「控訴人製
品1」という。)の使用等の差止め及び廃棄,並びに③実施料相当額の損害賠償の
一部請求として,1億8000万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成24年11月3日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10054審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告メルク・シャープ・アンド・ドーム・ 原告東和薬品株式会社神谷惠理子
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特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性判断の当否(顕著な効果についての判断誤りの有無)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12414請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告東和薬品株式会社 原告デビオファーム・インター
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特許法67条2項 特許法104条の3 特許法68条の2 特許法167条
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| 実施 | 55回 | | 特許権 | 55回 | | 無効 | 27回 | | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,特許第3547755号(以下「本件特許」といい,これに係る特
許権を「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,被告の製造販売に
係る別紙被告製品目録記載の各製剤(以下,それぞれ,同別紙の番号に従い,
「被告製品1」などといい,これらをまとめて「被告各製品」という。)は,
本件特許の願書に添付した明細書(以下「本件明細書」という。なお,本件特
許は平成15年6月30日以前にされた出願に係るので,その明細書は特許請
求の範囲を含む〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,平成15
年政令第214号〕。)の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発
明」という。なお,特許が特許無効審判により無効とされるべきものと認めら
れるか否かは,請求項ごとに判断されるべきことに鑑み,以下,本件特許のう
ち本件発明に係るものを「本件発明についての特許」という。)の技術的範囲
に属し,かつ,存続期間の延長登録を受けた本件特許権の効力は,被告による
被告各製品の生産,譲渡及び譲渡の申出(以下「生産等」ということがある。)
に及ぶ旨主張して,被告に対し,被告各製品の生産等の差止め及び廃棄を求め
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)29520請求棄却
不当利得返還請求事件 (統合情報通信システム)
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
補助参加人ネットワンシステムズ株式会社
補助参加人富士通株式会社
補助参加人シスコシステムズ合同会社
補助参加人日本アルカテル・ルーセント株式会社 原告一般財団法人流通システム開発センター
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特許法104条の3
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| 特許権 | 31回 | | 無効 | 28回 | | 実施 | 15回 | | 新規性 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「統合情報通信システム」とする特許第326145
9号に係る特許権(以下「本件特許権1」といい,同特許を「本件特許1」とい
う。また,本件特許1の願書に添付した明細書〔特許請求の範囲を含む。〕及び
図面を併せて「本件明細書1」〔甲1の1参照〕という。),発明の名称を「統
合情報通信システム」とする特許第3789088号に係る特許権(以下「本件
特許権2」といい,同特許を「本件特許2」という。また,本件特許2の願書に
添付した明細書〔特許請求の範囲を含む。〕及び図面を併せて「本件明細書2」
〔甲2の1参照〕という。),発明の名称を「IP通信網を用いたIP通信シス
テム」とする特許第5256431号に係る特許権(以下「本件特許権3」とい
い,同特許を「本件特許3」という。また,本件特許3の願書に添付した明細書,
特許請求の範囲及び図面を併せて「本件明細書3」〔甲3の1参照〕という。)
及び発明の名称を「通信システム」とする特許第5501406号に係る特許権
(以下「本件特許権4」といい,同特許を「本件特許4」という。また,本件特
許4〔甲20参照〕の願書に添付した明細書,特許請求の範囲及び図面を併せて
「本件明細書4」という。)を有する原告が,別紙サービス目録記載の各サービ
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10098控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (エミュレーションシステム用の統合デバッグ機能を備えた再構成可能な集積回路)
控訴人メンター・グラフィクス・ 被控訴人日本イヴ株式会社
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特許法100条1項 特許法101条1号 特許法29条1項
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[概要] 1 控訴人は,発明の名称を「エミュレーションシステム用の統合デバッグ機能
を備えた再構成可能な集積回路」とする特許第3588324号(本件特許)の特
許権者であるところ,本件は,控訴人が,原判決別紙物件目録記載の物件(被告各
製品)は,本件発明1,3ないし7(本件各発明)の技術的範囲に属し,被控訴人
による被告各製品の輸入及び販売等の行為は,控訴人が有する本件特許権を侵害し
ていると主張して,被控訴人に対し,①特許法100条1項に基づき,被告各製品
の使用,譲渡,輸入,貸渡し及び譲渡若しくは貸渡しの申出の差止め,②同条2項
に基づき,その占有する被告各製品の廃棄,③民法709条に基づき,損害賠償と
して3億3000万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成22年12
月28日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)14006一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (電気コネクタ組立体)
被告日本圧着端子製造株式会社 原告ヒロセ電機株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,発明の名称を「電気コネクタ組立体」とする特許権2件を有する原
告が,被告によるLEHコネクタの製造・販売行為が上記特許権2件を侵害す
る旨主張して,被告に対し,特許法100条による差止請求権に基づき,上記
製品の製造・販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,特許権侵害(不法行
為)による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金4875万円(上記特許権2
件の登録日である平成25年9月13日から平成27年8月31日までの間に
発生した損害額)及びうち1800万円(平成26年5月13日までの損害
額)に対する不法行為後である平成26年6月27日(訴状送達日)から,う
ち3075万円(同年5月14日以降の損害額)に対する不法行為後である平
成27年9月1日から,それぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)13006請求棄却
職務発明補償金請求事件
被告太陽生命保険株式会社 原告A
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民法491条1項 民法491条 特許法70条1項 特許法29条2項
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| 実施 | 34回 | | 職務発明 | 17回 | | ライセンス | 11回 | | 特許権 | 6回 |
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[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に在籍中にした職務発明につい
て特許を受ける権利を被告に承継させたと主張して,被告に対し,平成16年
法律第79号による改正前の特許法35条(以下「旧35条」という。)3項
に基づく相当の対価請求として,48億3302万1134円の一部である5
000万円及びこれに対する平成27年5月15日(本件訴えの提起の日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (書画カメラ)
被告セイコーエプソン株式会社江頭あがさ 原告株式会社エルモ社高瀬彌平
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(甲1発明の認定誤りの有無)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10155審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タイヤの接地特性の測定方法及び測定装置)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告株式会社ブリヂストン塚中哲雄
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特許法50条 特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否及び手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10107控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (多接点端子を有する電気コネクタ)
控訴人ヒロセ電機株式会社高石秀樹 被控訴人イリソ電子工業株式会社高橋元弘
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特許法100条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)1690
特許権侵害差止等請求事件 (建築用パネル)
被告三楽ルーフシステム株式会社 原告日鉄住金鋼板株式会社
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法104条の3 特許法101条2号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「建築用パネル」とする特許第2898893号に係
る特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を「本件特許1」という。ま
た,その願書に添付した明細書及び図面〔別紙特許第2898893号公報(甲
2)参照〕を併せて「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「壁パネルの
下端部の支持構造」とする特許第3455669号に係る特許権(以下「本件特
許権2」といい,その特許を「本件特許2」という。また,その願書に添付した
明細書〔訂正審判事件(訂正2014-390173)の平成26年12月18
日付け審決(平成27年1月6日確定)により訂正されたもの。別紙訂正明細書
(甲37の1の別紙)参照〕及び図面〔別紙特許第3455669号公報(甲
4)参照〕を併せて「本件明細書2」という。なお,本件特許1及び同2はいず
れも平成15年6月30日以前にされた出願に係るものであるから,本件特許1及
び同2に係る明細書は,いずれも特許請求の範囲を含むものである〔平成14年法
律第24号附則1条2号,3条1項,平成15年政令第214号〕。)を有する原
告が,別紙被告製品目録記載の各製品(以下,同目録記載の番号〔請求の減縮が
あったため番号が連続していない。〕に従い「被告製品1-1」などといい,被
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10029控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件
控訴人(被告)アイピーコムゲゼルシャフトミットコンパニーコマンディートゲゼルシャフト 被控訴人(原告)株式会社NTTドコモ小林英了
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特許法105条1項 特許法105条2項 特許法105条の4 特許法105条
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[概要] 1 本件は,「FOMA」という名称のW-CDMA方式を使った第3世代携帯電
話通信サービス(原告サービス)を提供する被控訴人(原告)が,本件特許権(特
許第4696179号。平成23年3月4日設定登録)を有する控訴人(被告)に
対し,ランダムアクセスチャネル(RACH)へのアクセス制御に関する原告サー
ビスの通信網の作動方法(原告方法)又は通信システム(原告システム。原告方法
と併せて「原告方法等」という。)を使用して上記サービスを提供した行為等は,本
件特許権を侵害するものではないと主張して,不法行為に基づく損害賠償債務及び
不当利得返還債務の不存在確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10014控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
控訴人DKSHジャパン株式会社
岩城製薬株式会社
高田製薬株式会社
株式会社ポーラファルマ 被控訴人中外製薬株式会社
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特許法36条4項 特許法100条1項 特許法36条5項 特許法67条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体
およびその製造方法」とする特許権(特許番号第3310301号。以下「本件特
許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の共有者の1人であ
る被控訴人が,控訴人DKSHの輸入販売に係る原判決別紙物件目録1記載のマキ
サカルシトール原薬(以下「控訴人製品1」という。)並びに控訴人岩城製薬,控
訴人高田製薬及び控訴人ポーラファルマの各販売に係る同目録2記載(1)ないし(3)
の各マキサカルシトール製剤(以下,それぞれ「控訴人製品2(1)」などといい,
これらを併せて「控訴人製品2」という。また,控訴人製品1と併せて「控訴人製
品」という。)の製造方法である別紙方法目録記載の方法(以下「控訴人方法」と
いう。なお,控訴人製品1は,原判決別紙物件目録1において,控訴人方法で製造
されたものと特定されており,控訴人製品2は,同目録2において,控訴人方法で
製造されたマキサカルシトールの製剤と特定されている。)は,本件特許に係る明
細書(特許権設定登録時のもの。以下「本件明細書」という。なお,本件特許は平
成15年6月30日以前にされた出願に係るものであるから,本件明細書は,特許
請求の範囲を含むものである〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
被告中外製薬株式会社ンビアユニバーシティイン
ザトラスティーズオブコロザシティオブニューヨーク 原告DKSHジャパン株式会社
岩城製薬株式会社
高田製薬株式会社
株式会社ポーラファルマ
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特許法29条2項 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
被告らは,発明の名称を「ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体お
よびその製造方法」とする特許第3310301号(平成9年9月3日出願〔優先
権主張日平成8年9月3日〕,平成14年5月24日設定登録。以下「本件特許」
という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10113審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (単位製剤)
被告イコス・コーポレイション 原告東和薬品株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「単位製剤」とする特許第4975214号(請求
項の数13。平成12年4月26日出願,平成24年4月20日設定登録,
優先日 平成11年4月30日(以下「本件優先日」という。),優先権主
張国 米国(US)。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲4
3,61)。
(2) 原告は,平成25年12月27日,本件特許の請求項全部を無効にするこ
とを求めて特許無効審判を請求した(甲44,61)。
特許庁は,上記請求を無効2013-800243号事件として審理を行
い,平成27年4月27日,「本件審判の請求は,成り立たない。審判費用
は,請求人の負担とする。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,
その謄本は,同年5月11日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成27年6月9日(受付日),本件審決の取消しを求める本件
訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10087審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (立体映像信号生成回路及び立体映像表示装置)
被告トミタテクノロジー・ 原告任天堂株式会社
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告代表者は,平成14年11月28日,発明の名称を「立体映像信号生
成回路及び立体映像表示装置」とする発明について特許出願(特願2002
-345155号)をし,平成19年6月29日,特許第3978392号
(請求項の数15。以下「本件特許」といい,その特許権を「本件特許権」
という。)として特許権の設定登録を受けた(甲15,21)。平成25年
10月1日,被告に対し,本件特許権につき,特定承継による本権の移転が
された(甲21)。
(2) 原告は,平成26年6月11日,本件特許の請求項1,3,8及び11に
係る発明について特許無効審判を請求した(甲11,21)。
特許庁は,上記請求を無効2014-800097号事件として審理を行
い,平成27年3月31日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年4月10日,原告
に送達された。
(3) 原告は,平成27年5月11日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (立体網状構造体,立体網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置)
被告株式会社エアウィーヴ 原告株式会社シーエンジ
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成24年10月24日,発明の名称を「立体網状構造体,立体
網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置」とする発明について特許
出願(特願2012-234690号。出願日を平成13年3月16日とす
る特許出願(特願2001-76171号)(以下「原出願」という。)の
分割出願(特願2001-348871)の分割出願(特願2010-26
0658)の分割出願。)をし,平成25年8月16日,特許第53404
70号(請求項の数3。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登
録を受けた(甲20,36)。
(2) 被告は,平成26年1月16日,本件特許に対し特許無効審判を請求した
(甲21,36)。原告は,同年10月17日付けで,請求項1ないし3に
つき訂正請求(以下「本件訂正」という。)をした(甲31)。
特許庁は,上記請求につき無効2014-800010号事件として審理
を行い,平成27年3月31日,「訂正請求書に添付された明細書,特許請
求の範囲又は図面のとおり訂正を認める。特許第5340470号の請求項
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10127審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
被告株式会社アマダホールディン 原告三菱電機株式会社前田将貴
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特許法29条2項 特許法134条の3 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 原告は,平成7年5月24日,発明の名称を「レーザ加工装置」とする特許
出願をし,平成12年12月8日,設定の登録を受けた(特許第3138613号。
請求項の数7。甲29)。以下,この特許を「本件特許」という。
⑵ 被告は,平成22年9月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1に係る
発明について特許無効審判を請求し,原告は,同手続において訂正請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10165審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (5角柱体状の首筋周りストレッチ枕)
被告特許庁長官長屋陽二郎 原告X
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特許法29条2項
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| 審決 | 16回 | | 拒絶査定不服審判 | 2回 | | 刊行物 | 1回 | | 進歩性 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求の不成立審決に対する取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)9945一部認容
特許権者確認等請求事件
被告P2 原告P1
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特許法74条
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[概要] 1 請求原因
(1) 原告は,平成19年5月頃,特許第5025534号の特許(以下「本件
特許」という。)に係る発明(以下「本件発明」という。)を発明し,その特許を受
ける権利を取得した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)27570請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件
被告株式会社トモキスペシャルパーツ 原告株式会社ビートソニック
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特許法102条1項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による別紙物件目録記載の各車両用ルー
フアンテナ(以下「被告製品」と総称する。)の製造,販売等が原告の特許
権の侵害に当たる旨主張して,民法709条,特許法102条1項に基づく
損害賠償金1億円(一部請求)及びこれに対する特許権侵害行為の後の日で
ある平成27年10月10日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)20422請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (接触端子)
被告アップルインコーポレイテッ
AppleJapan合同
アップルインコーポレイテッド
A金子晋輔 原告株式会社島野製作所鮫島正洋
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,発明の名称を「接触端子」とする特許権を有しており,被
告らによる被告製品の輸入及び譲渡が上記特許権を侵害する共同不法行為に当
たると主張して,被告らに対し,①特許法100条1項に基づき被告製品の使
用,譲渡等の差止めを,②民法709条,特許法102条3項に基づき損害賠
償金6億6888万0740円及びこれに対する不法行為の後の日である訴状
送達の日の翌日(被告アップルにつき平成26年10月16日,被告アップル
ジャパンにつき同年8月30日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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