| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10066審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (再構成可能命令セル・アレイ)
被告特許庁長官戸島弘詩 原告クアルコムインコーポレイテッド松川直樹
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特許法50条 特許法159条2項 特許法157条2項4号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (照明装置)
被告シャープ株式会社 原告X
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特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成19年7月2日,発明の名称を「照明装置」とする発明につい
て特許出願(特願2007-174629号)をし,平成24年5月18日,設定
の登録(特許第4996998号)を受けた(請求項の数3。以下,この特許を
「本件特許」という。甲5)。
(2) 原告は,平成26年5月30日,本件特許の請求項1に係る発明について特
許無効審判を請求し,無効2014-800089号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10202審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (フルオレン誘導体の結晶多形体およびその製造方法)
被告田岡化学工業株式会社田上洋平 原告大阪ガスケミカル株式会社畑郁夫
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特許法36条6項1号 特許法29条1項1号 特許法29条 特許法2条3項1号
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| 実施 | 348回 | | 審決 | 89回 | | 無効 | 14回 | | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は,特許に対する無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点
は,①サポート要件違反(特許法36条6項1号)についての判断の当否,②実施
可能要件違反(同法36条4項1号)についての判断の当否,③進歩性(同法29
条2項)判断の当否,並びに,④新規性(同法29条1項,公然実施及び公知の有
無)判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (洋式便器)
被告特許庁長官 原告X
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特許法159条2項 特許法163条2項 特許法29条2項 特許法164条
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| 審決 | 51回 | | 実施 | 11回 | | 新規性 | 8回 | | 拒絶査定不服審判 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「洋式便器」とする発明について,平成20年8月
8日,特許出願(特願2008-205432号。請求項の数2。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水位警報制御装置)
被告特許庁長官 原告日本無線株式会社
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特許法17条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「水位警報制御装置」とする発明について,平成21年1
0月22日を出願日とする特許出願(特願2009-243596号。以下「本件
出願」という。)をし,平成25年8月23日付手続補正書(甲3)により特許請
求の範囲等の補正(以下「本件補正1」という。)をしたが,平成26年2月20
日付で拒絶査定を受けたため,平成26年6月9日付で,これに対する不服の審判
を請求し,同日付手続補正書(甲4)により特許請求の範囲等の補正(以下「本件
補正2」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (棒状ライト)
被告株式会社ルミカ 原告株式会社ルイファン・ジャパン
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特許法29条1項2号 特許法30条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実)
原告は,発明の名称を「棒状ライト」とする特許5324681号(平成24年
5月29日出願,平成25年7月26日設定登録。以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10020審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非球面レンズを有する拡大ルーペ)
被告特許庁長官 原告フォルストガルテンインターナショナルホールディングゲーエムベーハー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
スイス メディカル テヒノロギー ゲーエムベーハーは,発明の名称を「非
球面レンズを有する拡大ルーペ」とする発明につき,2008年(平成20年)2
月26日(パリ条約による優先権主張・外国庁受理2007年〔平成19年〕3月
15日,米国。以下「本願優先日」という。)を国際出願日とする特許出願(甲6。
特願2009-553033号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25282請求棄却
損害賠償等請求事件
被告楽天株式会社 原告エムエフピーマネジメントリ
X
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特許法102条3項 特許法104条の3 特許法29条1項2号
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[概要] 本件は,原告らが被告に対し,被告による別紙物件・方法目録記載1の管理
装置(以下「被告装置」という。)の管理運営及び同2の管理方法(以下「被
告方法」という。また,これと被告装置を併せて「被告装置・方法」とい
う。)の使用が原告らの特許権の侵害に当たる旨主張して,民法709条,特
許法102条3項又は民法703条に基づき被告装置の管理運営及び被告方法
の使用による損害賠償ないし不当利得としてそれぞれ5億円(一部請求)及び
これに対する特許権侵害行為の後の日である平成26年10月10日(訴状送
達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の各
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)34145請求棄却
損害賠償請求事件 (Web-POS方式)
被告アスクル株式会社上村哲史 原告AdaZERO株式会社篠原芳宏
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許権を有する原告が,
被告に対し,被告による電子商取引(Eコマース)サイトの制御方法の使用が
特許権侵害に当たると主張して,民法709条及び特許法102条3項に基づ
き,損害賠償金4億円(内金請求)及びこれに対する不法行為の後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年1月8日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (細胞培養物において増殖されたインフルエンザウイルスから調製された非ビリオン抗原を含むアジュバントワクチン)
被告特許庁長官内藤伸一 原告ノバルティスヴァクシンズアンド
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特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否(顕著な作用効果の有無)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)8174請求棄却
特許権移転登録手続請求事件
被告大林精工株式会社
A 原告エルジーディスプレイカンパニーリミテッド
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民法733条 民事訴訟法118条1号
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| 特許権 | 108回 | | 無効 | 27回 | | ライセンス | 17回 | | 職務発明 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,別紙特許目録1記載の各特許権(以下,同目録記載の番号を枝番号
として「本件特許権1-1」などといい,本件特許権1-1ないし同1-5を併せ
て「本件特許権1」という。),別紙特許目録2記載の各特許権(以下,同目録記
載の番号を枝番号として「本件特許権2-1」などといい,本件特許権2-1ない
し同2-5を併せて「本件特許権2」という。)及び別紙特許目録3記載の各特許
権(以下,同目録記載の番号を枝番号として「本件特許権3-1」などといい,本
件特許権3-1ないし同3-7を併せて「本件特許権3」という。また,本件特許
権1,同2及び同3を併せて「本件各特許権」という。)に関し,原告が,原告と
被告大林精工株式会社(以下「被告大林精工」という。)との間に,被告大林精工
が原告に対して本件特許権1及び本件特許権3に対応する特許出願に係る特許権又
は特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)
を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主張し,また,原告と被告A(以下「被
告A」という。)との間に,被告Aが原告に対して本件特許権2に対応する特許出
願に係る特許を受ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1,同2及び同
3を併せて「本件各権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10112控訴棄却
違約金請求本訴,違約金請求反訴控訴事件
控訴人日本アルコール産業株式会社 被控訴人株式会社CDMコンサルティング
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| 実施 | 111回 | | 特許権 | 34回 | | 許諾 | 19回 | | ライセンス | 14回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3357請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告田中貴金属工業株式会社 原告JX日鉱日石金属株式会社
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法102条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は,別紙被告製品目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)の製造・販売等を行うことにより,原告が有する
特許権(特許第4673448号。以下,「本件特許権」といい,その発明
に係る特許を「本件特許」という。)の請求項2,同5,同6,同8の各発
明(以下,それぞれ「本件発明2」,「本件発明5」等といい,これらを併
せて「本件各発明」という。),及び訂正後の請求項2,5及び6の発明
(以下,それぞれ「本件訂正発明2」,「本件訂正発明5」等といい,併せ
て「本件各訂正発明」といい,本件各発明と併せて「本件各発明等」とい
う。)の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法102条2項
による損害額55万円の内金請求として30万円(予備的主張として同条3
項に基づく請求。その場合の損害額は14万3130円及びこれに対する平
成26年1月29日(平成26年1月20日付け訴え変更申立書(2)の送
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)371確認
債務不存在確認請求事件
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条の2
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| 無効 | 40回 | | 特許権 | 25回 | | 進歩性 | 19回 | | 侵害 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許権」といい,
本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を保有する被告に対し,原告によ
る別紙物件目録記載の各製品(以下「原告製品」と総称する。)の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示
を含む。)(以下,併せて「生産・譲渡等」という。)は,本件特許権の侵害を構
成しない旨主張して,被告が原告に本件特許権の侵害を理由とする不法行為(その
性質上,本件特許権の設定の登録がされた平成18年10月20日から口頭弁論終
結日までの期間が対象とされていると解するのが相当である。ただし,被告が本件
特許権を単独で保有することとなった平成25年3月26日より前の期間について
は,本件特許権についての被告持分の侵害を理由とする不法行為の趣旨と解される。)
に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10807請求棄却
損害賠償請求事件 (通信サービス)
被告株式会社NTTドコモ 原告ユーペイドシステムズリミテッド
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「通信サービス」とする特許第3516339号の特許権
(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。)を有する原告
が,被告に対し,被告の提供に係る別紙1「被告サービス1及び被告設備1の構成
目録」に記載のサービス(「iモード」サービスにおける各種サービス。以下
「被告サービス1」という。)及び別紙2「被告サービス2及び被告設備2の構
成目録」に記載のサービス(「spモード」サービスにおける各種サービス。以
下「被告サービス2」という。)は,いずれも,本件特許に係る明細書(以下,
図面と併せて「本件明細書」という。なお,本件特許は平成15年6月30日以
前にされた出願に係るものであるから,本件特許に係る明細書は特許請求の範囲を
含むものである〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,平成15年政
令第214号〕。)の「特許請求の範囲」の【請求項1】に記載された発明(以
下「本件特許発明1」という。),同【請求項2】に記載された発明(以下「本
件特許発明2」という。)及び同【請求項3】に記載された発明(以下「本件特
許発明3」という。)の技術的範囲に属し,また,被告の使用に係る別紙1「被
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人株式会社陽進堂
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特許法29条1項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法70条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件目録1記載のピタバ
スタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を使用する行為,被控
訴人原薬を保存する行為及び被控訴人原薬を使用して製造された別紙製剤目録1な
いし3記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を
製造販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控
訴人に対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の使用,被控訴人原薬の
保存及び被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社
補助参加人興和株式会社 被控訴人ダイト株式会社
持田製薬株式会社
東和薬品株式会社
鶴原製薬株式会社
科研製薬株式会社
小林化工株式会社ファルマ株式会社
MeijiSeika
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特許法17条の2 特許法70条 特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人らが原判決別紙物件目録1記載のピタ
バスタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を製造販売及び使用
等する行為並びに被控訴人原薬を使用して製造された原判決別紙物件目録2ないし
7記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を製造
販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控訴人
らに対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の製造販売及び使用等並び
に被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10116審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社日野英一郎 原告日亜化学工業株式会社牧野知彦
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①新規性判断の是非及び②進歩性判断の是非である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
被告ザトラスティーズオブインザシティオブニューヨーク
中外製薬株式会社日野英一郎 原告セルビオス-ファーマエスアー山内真之
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条4項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①進
歩性の有無,②実施可能要件違反の有無,③サポート要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10069一部認容
売買代金請求控訴事件
控訴人ソフトバンク株式会社 被控訴人兼松株式会社
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民法412条3項 特許法101条1号
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| ライセンス | 291回 | | 特許権 | 88回 | | 侵害 | 83回 | | 実施 | 16回 |
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[概要] 略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12198請求棄却
損害賠償請求事件 (適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローディングを備えたOFDMA)
被告AppleJapan合同会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
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特許法101条5号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローデ
ィングを備えたOFDMA」とする特許権を有する原告が,携帯電話端末及び
タブレットの輸入及び販売をする被告に対し,これらの行為が上記特許権を侵
害する旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,一部請求として,
損害賠償金1億円,及びうち5000万円に対する不法行為後である平成26
年5月30日(訴状送達日の翌日)から,うち残金5000万円に対する不法
行為後である平成27年3月17日(訴え変更申立書送達日の翌日)から,そ
れぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)1140請求棄却
特許権侵害差止等請求 (後方押出方法および後方押出装置)
被告大阪精工株式会社 原告X
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「後方押出方法および後方押出装置」とする特許権を
有する原告が,被告が原告の特許発明を実施して自動車のシートベルト用プリ
テンショナーパイプ(「プリテンショナパイプ」ともいう。)の製品又は半製
品(以下,併せて「プリテンショナーパイプ」といい,「C9Tパイプ」とい
うこともある。また,被告が製造販売するプリテンショナーパイプの製品又は
半製品を「被告製品」という。)を製造販売していると主張して,被告に対し,
特許権に基づき,被告製品の製造等の差止め及び被告製品の製造装置の廃棄を
求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として,合計1
億6065万円及び各月に生じた損害につき,不法行為の後の日である各損害
発生月の翌月1日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成21年10月20日,発明の名称を「河川などに堆積した土砂の流
下を促進させる方法。」とする特許出願(特願2009-240990号。平成23
年5月6日出願公開(特開2011-89250号)。以下「本願」という。)をし,
平成25年5月31日付けで拒絶理由の通知を受けたため,同年7月24日付けで
意見書を提出するとともに,特許請求の範囲の変更を内容とする手続補正(以下「本
件補正」という。)をしたが,同年10月8日付けで拒絶査定を受けたため,同年1
2月24日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サイクロン集塵装置,電気掃除機)
被告シャープ株式会社 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成19年8月30日に出願した特許出願(特願2007-22
4569号)の分割出願である特許出願(特願2011-161491号)
の一部を分割して,発明の名称を「サイクロン集塵装置,電気掃除機」とす
る発明について,平成23年11月14日,新たな特許出願(特願2011
-248346号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年10月1
2日,特許第5108972号(請求項の数2。以下「本件特許」という。)
として特許権の設定登録を受けた。
(2) 原告は,平成26年5月30日,本件特許に対して無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10018審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マルチデバイスに対応したシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプログラム)
被告特許庁長官和田志郎 原告株式会社じぶん銀行草深充彦
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年10月29日,発明の名称を「マルチデバイスに対応し
たシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプロ
グラム」とする特許出願(特願2013-224753号。以下「本願」という。
甲9)をしたが,平成26年4月2日付けで拒絶査定(甲13)を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年5月29日,これに対する不服の審判を請求し
(甲14),特許庁は,上記審判請求を不服2014-10032号事件として審理
した。原告は,同年7月29日付けで拒絶理由通知(甲17)を受けたことから,
同年9月17日,手続補正書(甲19)により特許請求の範囲を補正した(以下「本
件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,平成26年12月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
平成27年1月8日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年1月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10245審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (計器パネルおよび計器パネル向けのボードユニット)
被告特許庁長官 原告スカニアシーブイアクチボラグ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年3月15日,発明の名称を「計器パネルおよび計器パネ
ル向けのボードユニット」とする特許出願をしたが(特願2012-500742
号。優先日:平成21年3月19日,優先権主張国:スウェーデン。請求項数7。
以下「本願」という。甲5),平成25年5月7日付けで拒絶査定を受けた(甲
8)。
(2) 原告は,平成25年9月9日,これに対する不服の審判を請求した(甲9)。
特許庁は,これを不服2013-17365号事件として審理し,平成26年6月
30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月15日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成26年11月11日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光伝送システム向けレート適応型前方誤り訂正)
被告特許庁長官 原告アルカテルールーセントユーエスエー
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特許法29条2項 特許法2条3項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①審理手続上の瑕疵の有無,及び,②進歩性判断の当否(引用発
明の認定,容易想到性の判断及び本願発明の効果の認定の当否)である。
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特許権
平成27年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)29478請求棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (ソルダペースト組成物及びリフローはんだ付方法)
被告千住金属工業株式会社鮫島正洋 原告株式会社タムラ製作所西村美香
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特許法102条3項 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ソルダペースト組成物及びリフローはんだ付方法」
とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告によるソルダペーストの製造
等が特許権侵害に当たると主張して,民法709条並びに特許法102条2項
及び3項に基づき,損害賠償金●(省略)●円及びこれに対する不法行為の後
の日(訴状送達の日の翌日)である平成26年11月15日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10124控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (シートカッター)
控訴人X 被控訴人Y
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特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「シートカッター」とする特許(特許第537441
9号。以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)
の特許権者である被控訴人が,原判決別紙物件目録記載の製品(以下「控訴人
製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本
件特許発明」という。)の技術的範囲に属し,控訴人による控訴人製品の製造,
譲渡等が本件特許権の侵害に当たると主張して,控訴人に対し,特許法100
条1項に基づく控訴人製品の製造,譲渡等の差止め,同条2項に基づく控訴人
製品及びその半製品の廃棄並びに本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠
償として105万0200円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成25年12月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10198審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シートカッター)
被告Y 原告X
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠等を摘示しない事実は,当事者間に争い
がない。)
(1) 被告は,平成22年2月15日,発明の名称を「シートカッター」とする
発明について特許出願(特願2010-47083号。以下「本件出願」と
いう。)をし,平成25年3月11日,本件出願の願書に添付した特許請求
の範囲を補正する手続補正(以下「本件補正」という。甲2)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)23926請求棄却
損害賠償 (記録再生装置及び再生システム)
被告ソニー株式会社 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法102条3項 特許法29条の2 特許法70条 特許法104条の3
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「記録再生装置及び再生システム」とする特許権(第
4795911号)を有する原告が,被告の製造・販売等する別紙被告製品目
録記載の各製品が,上記特許の請求項8及び11の発明の技術的範囲に属する
と主張して,被告に対し,民法709条及び特許法102条3項に基づく損害
金の一部として3000万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成2
6年6月21日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10042審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (可撓性骨複合材)
被告特許庁長官松浦新司 原告シンセス(ユー.エス.エイ.)藤田節
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成17年6月10日(優先権主張:平成16年6月10日,米国。
以下「本願優先日」という。),発明の名称を「可撓性骨複合材」とする特許出願
(特願2007-527764号。以下「本願」という。)をした(甲1)。
⑵ 原告は,平成23年8月31日付けで拒絶査定を受けたので,平成24年1
月4日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農産物の選別装置)
被告シブヤ精機株式会社 原告近江度量衡株式会社
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成10年10月23日,発明の名称を「農産物の選別装置」と
する発明について特許出願(特願平10-302617号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成17年7月22日,設定の登録(特許第3702110号)を受
けた(請求項の数6。甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年3月17日,本件特許の請求項1,2,3,5及び6
に係る発明について特許無効審判を請求し,無効2014-800040号事件と
して係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10257審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイクロ波照射による衣類のしわ除去)
被告特許庁長官 原告X
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特許法137条2項 特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法158条
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| 審決 | 111回 | | 実施 | 29回 | | 新規性 | 14回 | | 進歩性 | 8回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「マイクロ波照射による衣類のしわ除去」とする発明につ
いて,平成23年1月26日を国際特許出願日(国際特許出願番号:PCT/JP
2011/051452)とする特許出願(出願番号:特願2012-52793
3号。以下「本願」といい,上記出願日を「本願出願日」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社JKスクラロースジャパン 原告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法126条5項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求について特許を無効とした審決の取消訴訟である。争
点は,明確性要件判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10093審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (労働安全衛生マネージメントシステム,その方法及びプログラム)
被告株式会社コンピュータ・システム研究所 原告吉備システム株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年7月14日,発明の名称を「労働安全衛生マネージメ
ントシステム,その方法及びプログラム」とする発明について特許出願(特
願2005-205682号,優先日平成16年7月15日,優先権主張国
日本国。以下「本件出願」という。)をし,平成23年9月22日,特許第
4827120号(請求項の数19。以下「本件特許」という。)として特
許権の設定登録を受けた(甲20,30)。
(2) 原告は,平成26年6月18日,本件特許に対して特許無効審判を請求し
た(甲22)。
特許庁は,上記請求を無効2014-800105号事件として審理を行
い,平成27年4月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月16日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成27年5月14日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年11月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10102控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (労働安全衛生マネージメントシステム,その方法及びプログラム)
控訴人株式会社コンピュータ・システム研究所 被控訴人吉備システム株式会社
ケイ・エス・エス株式会社
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特許法29条2項 特許法102条2項 特許法104条の3 特許法101条1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「労働安全衛生マネージメントシステム,その方法及
びプログラム」とする特許権(特許番号第4827120号。以下「本件特許
権」といい,この特許を「本件特許」という。)の特許権者である控訴人が,
被控訴人らによる別紙被告製品目録1記載の製品(以下「被告製品1」という。)
及び別紙被告製品目録2ないし4記載の製品を組み合わせた製品(以下,同目
録記載の製品のそれぞれを「被告製品2」,「被告製品3」又は「積算プログ
ラム」,「被告製品4」又は「安全管理プログラム」といい,また,被告製品
1及び被告製品2ないし4を組み合わせた製品を総称して「被告製品」という。)
の譲渡等の行為が本件特許権の侵害又は間接侵害(特許法101条1号,2号,
4号,5号)に該当する旨主張して,被控訴人らに対し,同法100条1項及
び2項に基づき,被告製品の譲渡等の差止め及びその廃棄を,特許権侵害の不
法行為に基づく損害賠償3億9600万円の一部請求として1億円及び遅延
損害金の連帯支払を,同法106条に基づく信用回復措置として謝罪広告の掲
載をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年11月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10075控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (液晶表示装置)
控訴人大林精工株式会社 被控訴人AppleJapan合同会社
補助参加人エルジーディスプレイ(LGDisplay株式会社)
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特許法123条1項6号 特許法102条3項
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10848請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (透明不燃性シート及びその製造方法)
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特許法29条2項 特許法134条の2 特許法101条1号 特許法101条2号
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| 無効 | 74回 | | 特許権 | 25回 | | 進歩性 | 21回 | | 刊行物 | 20回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする特許第
5142002号の特許権(以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を
「本件特許1」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書1」とい
う。)及び発明の名称を「透明不燃性シートからなる防煙垂壁」とする特許第51
42055号の特許権(以下「本件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本
件特許2」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書2」という。ま
た,本件特許権1と本件特許権2を併せて「本件各特許権」といい,本件特許1
と本件特許2を併せて「本件各特許」といい,本件明細書1と本件明細書2を併
せて「本件各明細書」という。)を有する原告が,被告株式会社ライフアートプラ
ンテック(以下「被告LAP」という。)が製造する別紙物件目録記載1の防煙垂
壁(以下「本件防煙垂壁」という。)は,本件特許1の特許請求の範囲の請求項1
ないし3に係る各発明(以下「本件発明1-1」ないし「本件発明1-3」とい
う。)又は本件特許2の特許請求の範囲の請求項1ないし4に係る各発明(以下
「本件発明2-1」ないし「本件発明2-4」という。また,本件発明1-1な
いし1-3と本件発明2-1ないし2-4を併せて「本件各発明」という。)の
▶判決の詳細
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特許権
平成27年11月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10038控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社データ・テック平井佑希 被控訴人KYB株式会社
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特許法101条4号 特許法102条2項 特許法103条
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①控訴人の有する本件特許権(特許第35
92602号「移動体の運行管理方法,システム及びその構成装置」)に基づいて,
被控訴人機器(付属品を含む。)の製造,販売等が本件特許権の直接侵害に,被控
訴人運行管理方法(被控訴人機器等による運行状況の管理方法)に用いる被控訴人
ソフトウェアの製造,販売等が本件特許権の間接侵害(特許法101条4号・5号)
にそれぞれ当たるとして,[1]被控訴人製品(被控訴人機器及び被控訴人ソフトウェ
ア)の製造,販売等の差止め,[2]被控訴人製品とその製造のための金型の廃棄を求
めるとともに,②不当利得に基づいて,平成18年6月から平成23年3月までの
間に被控訴人が得た利得である4億5535万0200円の一部である5000万
円の返還と同利得金に対する受益後の日である平成26年4月22日(本件訴状送
達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による利息の支払を,③不
法行為に基づいて,平成23年4月から平成26年3月までの間に控訴人に生じた
損害である10億0995万3000円(特許法102条2項適用)と弁護士費用
▶判決の詳細
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