| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成27年7月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10223審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告フルタ電機株式会社 原告渡邊機開工業株式会社
|
特許法36条6項1号 特許法2条1項 特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り
防止装置」とする特許第3966527号(平成10年6月12日出願,平
成19年6月8日設定登録。請求項の数5。以下「本件特許」という。)の
特許権者である(甲18)。
被告は,平成22年1月18日,本件特許につき訂正審判を請求し(訂正
2010-390006号),同年3月9日,訂正を認める旨の審決が確定
した(請求項の数5。甲19)。
(2) 原告は,平成26年1月21日,特許庁に対し,本件特許の請求項1に係
る発明についての特許を無効にすることを求めて審判請求(無効2014-
800012号)をし,特許庁は,審理の上,平成26年9月3日,「本件
審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)を
し,その謄本は,同月11日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成26年10月3日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年7月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告フルタ電機株式会社 原告渡邊機開工業株式会社
|
特許法2条1項 特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り
防止装置」とする特許第3966527号(平成10年6月12日出願,平
成19年6月8日設定登録。請求項の数5。以下「本件特許」という。)の
特許権者である(甲18)。
被告は,平成22年1月18日,本件特許につき訂正審判を請求し(訂正
2010-390006号),同年3月9日,訂正を認める旨の審決が確定
した(請求項の数5。甲19)。
(2) 原告は,平成25年9月18日,特許庁に対し,本件特許の請求項3及び
4に係る発明についての特許を無効にすることを求めて審判請求(無効20
13-800173号)をし,特許庁は,審理の上,平成26年5月2日,
「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」とい
う。)をし,その謄本は,同月12日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成26年5月27日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年7月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10262
審判請求書却下決定取消請求事件 (有精卵の検査法および装置)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法29条1項1号
|
| 無効 | 149回 | | 無効審判 | 19回 | | 実施 | 17回 | | 審決 | 11回 |
|
|
|
[概要] 1 本件特許について
四国計測工業株式会社(以下「四国計測」という。)は,平成14年9月4日,発
明の名称を「有精卵の検査法および装置」とする発明について特許出願をし(特願
2002-259297号),同出願は,平成16年4月2日,出願公開され(甲5
の1。特開2004-101204号。以下,この出願公開公報を「本件公開公報」
という。),平成19年7月5日付けで特許請求の範囲の補正がされ,同年8月17
日,特許権の設定登録がされた(甲5の2。特許第3998184号。以下「本件
特許」といい,本件特許に係る請求項1ないし9の発明を併せて「本件特許発明」
という。)。
2 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成26年7月24日,本件特許発明についての特許を無効とするとの
審決を求める特許無効審判請求をし,特許庁は,これを無効2014-80012
6号事件として受理した。特許庁長官により指定された審判長は,平成26年9月
5日,原告に対し,同月4日付け手続補正指令書(甲6の2。以下,同指令書によ
る指令を「本件補正指令」という。)を発送した。原告は,同年10月1日付け手続
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年7月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10019控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求控訴事件 (データ処理システム)
控訴人X 被控訴人富士通株式会社
|
特許法102条3項
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「データ処理システム」とする特許権を有する控訴人
が,被控訴人の使用に係る原判決別紙1物件目録記載のクラウド・コンピューティ
ング・システム(以下「被控訴人商品」という。)が同特許権に係る発明の技術的範
囲に属すると主張して,被控訴人に対し,不法行為(特許権侵害)に基づく損害賠
償金1億1000万円(特許法102条3項による損害額の一部1億円と弁護士費
用・弁理士費用1000万円の合計)及びこれに対する不法行為の後の日である平
成25年6月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である(一部請求)。
原審は,被控訴人製品は同特許権に係る発明の構成要件A及び同Iを充足しない
として,控訴人の請求を棄却した。控訴人は,原判決を不服として,控訴を提起し
た。
2 前提事実,争点及び争点に関する当事者の主張
以下のとおり付加,訂正するほかは,原判決の「事実及び理由」欄の「第2 事
案の概要等」の「2 前提事実」,「3 争点」及び「4 争点に関する当事者の主
張」(原判決2頁8行目ないし15頁24行目)記載のとおりであるから,これを引
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年7月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10253
行政訴訟 特許権 (縦型輪状コンベヤ及びオーバーヘッドホイストを基にした半導体製造のためのマテリアルの自動化処理システム)
被告株式会社ダイフク三宅一郎 原告村田機械株式会社高石秀樹
|
|
|
|
|
[概要] 本件は,被告が請求した特許無効審判の成立審決に対する取消訴訟である。争点
は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年7月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (複数の補完的なフィードバックメカニズムを有する自動再送要求(ARQ)プロトコル)
被告特許庁長官 原告オプティスワイヤレステクノロジー,
|
特許法159条2項 特許法29条2項 特許法162条 特許法159条1項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)(以
下「エリクソン」という。)は,平成18年5月17日,発明の名称を「複
数の補完的なフィードバックメカニズムを有する自動再送要求(ARQ)プ
ロトコル」とする特許出願(請求項数47。特願2008-513431号。
パリ条約の例による優先権主張日:平成17年5月23日,優先権主張国:
米国。以下「本願」という。)をした(甲10,11,22,弁論の全趣
旨)。
(2) 特許庁は,平成23年9月6日付けで拒絶理由を通知し(甲12),エリ
クソンは,同年12月13日付け手続補正書により,本願の特許請求の範囲
及び明細書の補正をした(請求項数21。甲13)。
特許庁は,平成24年5月31日付けで拒絶理由を通知し(甲15),平
成25年1月9日付けで拒絶査定をしたため(甲17),エリクソンは,同
年5月15日,これに対する不服の審判を請求するとともに(甲18),同
日付け手続補正書により,本願の特許請求の範囲の補正をした(以下「本件
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10127控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (建設廃泥の処理方法)
控訴人株式会社ムラアーカム
X渡邊兼也 被控訴人太平産業株式会社林宗範
|
|
|
|
|
[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10236審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (車両用指針装置)
被告カルソニックカンセイ株式会社廣瀬文雄 原告株式会社デンソー中村広希
|
特許法29条2項 特許法134条の2
|
|
|
|
[概要] 本件は,被告の特許無効審判請求により原告の特許を無効とした審決の取消訴訟
である。争点は,訂正に関しての新規事項の追加の有無及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月30日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10025控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (繰り出し容器)
控訴人X 被控訴人株式会社コスメロール
|
特許法79条 特許法102条3項
|
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「繰り出し容器」とする特許権(特許第435690
1号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。)の特許
権者である控訴人が,被控訴人が製造,販売する口紅の容器が本件特許に係る
発明の技術的範囲に属し,被控訴人による口紅の製造,販売が本件特許権の侵
害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づく
損害賠償として実施料相当額(特許法102条3項)3000万円及び弁護士
費用300万円の合計3300万円のうち,500万円及び不法行為の後であ
り,訴状送達の日の翌日である平成26年2月4日から支払ずみまで年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10241審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (建物のモルタル塗り外壁通気層形成部材及びその製造方法並びに建物のモルタル塗り外壁通気層形成工法)
被告兼脱退
訴訟引受人富士川建材工業株式会社
兼脱退
訴訟引受人株式会社ニチラス 原告株式会社ニッケンビルド
日鐵住金建材株式会社
|
特許法29条の2 特許法29条1項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告兼脱退被告訴訟引受人ら(以下「被告ら」という。)及び脱退被告は,
平成24年3月6日,発明の名称を「建物のモルタル塗り外壁通気層形成部
材及びその製造方法並びに建物のモルタル塗り外壁通気層形成工法」とする
発明につき,特許出願(特願2012-48723号。以下「本件出願」と
いう。)をし(甲3),平成25年1月18日,設定登録(特許第51778
26号)を受けた(請求項の数6。甲2。以下,この「特許」を「本件特許」
といい,この特許権を「本件特許権」という。)。
⑵ 原告らは,平成26年2月3日付けで本件特許の特許請求の範囲の請求項
1(以下「訂正前請求項1」という。)に記載された発明に係る特許につい
て特許無効審判を請求した(甲15)。
⑶ 特許庁は,上記請求を無効2014-800021号事件として審理を行
った。
被告ら及び脱退被告は,同年3月28日付けで訂正前請求項1及び本件出
願の願書に添付した明細書についての訂正(以下「本件訂正」という。)を
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)23732請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (妻面を有する折り畳み自在な屋根構造体)
被告株式会社さくらコーポレーション 原告株式会社ニューテックジャパン
|
特許法131条の2 特許法100条1項 特許法102条3項 特許法126条5項
|
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「妻面を有する折り畳み自在な屋根構造体」とする特許
(特許第4576395号。以下「本件特許」という。)についての特許権(以
下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告に対し,被告の製造,販売及
び販売の申出(以下「販売等」という。)に係る別紙「物件目録」記載の各製品
(型式番号により材質が異なるが,構造は同一であるため,以下,両者を併せて
「被告製品」という。)が,本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし3に係
る各発明(以下,請求項の番号に従い,「本件特許発明1」などといい,これら
を併せて「本件各特許発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して,特許
法100条1項及び2項に基づき,被告製品の販売等の差止め及び廃棄を求める
とともに,不法行為(特許権侵害)に基づく損害賠償金4620万円及びこれに
対する平成26年11月15日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法
所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10186審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エラストマー糸を含有する弾性生地の丸編)
被告特許庁長官紀本孝 原告インヴィスタテクノロジーズエスアエルエル
|
特許法29条2項
|
| 実施 | 64回 | | 審決 | 14回 | | 進歩性 | 3回 | | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (立体網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置)
被告株式会社シーエンジ 原告株式会社エアウィーヴ
|
特許法36条6項1号
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁による手続の概要(争いがない。)
被告は,平成24年2月3日,発明の名称を「立体網状構造体製造方法及び立体
網状構造体製造装置」とする特許出願(特願2012-22551号。出願日を平
成13年3月16日とする特許出願(特願2001-76171号)の分割出願。)
をし,平成25年5月17日,設定の登録(特許第5270014号。請求項の数
は2。)を受けた(以下,この特許を「本件特許」といい,明細書及び図面を併せて
「本件明細書」という。甲20,21)。
原告は,平成25年11月1日,特許庁に対し,本件特許の請求項1及び2に記
載された発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10206審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (袋入り抗菌剤)
被告新光株式会社 原告和氣技術研究所株式会社
|
特許法38条 特許法123条1項2号
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,平成23年9月8日に出願され,平成25年1月11日に設定登録され
た,発明の名称を「袋入り抗菌剤」とする特許第5172002号(請求項の数8。
以下「本件特許」という。)の特許権者として登録された者である。本件特許は,原
告の代表者であるA₁(出願時の名前はA₂。以下「A」という。)を発明者として,
Aの単独名義で出願され,設定登録後の同年5月22日受付で原告(登録時の商号
は株式会社WAK)に移転登録された。
被告は,平成25年5月1日,特許庁に対し,本件特許の全ての請求項について
無効にすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2013-
800078号事件として審理をした上で,平成26年7月31日,「特許第517
2002号の請求項1ないし8に係る発明についての特許を無効とする。」との審決
をし,その謄本を,同年8月7日,原告に送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10230審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (プロジェクションナットの供給方法とその装置)
被告セキ工業株式会社 原告X
|
特許法29条2項 特許法29条1項2号
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか弁論の全趣旨により
容易に認められる事実。)
原告は,平成8年12月28日に出願され(特願平8-359913
号),平成14年5月24日に設定登録された,発明の名称を「プロジェク
ションナットの供給方法とその装置」とする特許第3309245号(以下
「本件特許」という。請求項の数は4である。)の特許権者である(なお,
原告は,平成24年8月1日付けで訂正審判請求(訂正2012-3900
99号)をし(以下「本件訂正」という。),同月28日付けで訂正認容審決
がなされた。)。
被告は,平成25年8月1日,特許庁に対し,本件特許の請求項全部を無
効にすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効201
3-800145号事件として審理をした結果,平成26年9月9日,「特許
第3309245号の請求項1ないし4に係る発明についての特許を無効と
する。」との審決をし,その謄本を,同月19日,原告に送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (画面操作用治具および画面の操作方法)
被告特許庁長官 原告X1
X2
|
特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告らは,発明の名称を「画面操作用治具および画面の操作方法」とする発
明について,平成24年8月2日に特許出願(特願2012-172380号
(国内優先権主張 平成24年4月17日)。以下「本願」という。)をした
が,平成25年3月11日付けで拒絶査定を受けたので,同年6月11日,こ
れに対する不服の審判を請求するとともに,手続補正書を提出した(これに係
る手続補正を,以下「本件補正」という。なお,本件補正後の本願の特許請求
の範囲における請求項の数は3である。)。
特許庁は,この審判を,不服2013-10844号事件として審理した結
果,平成26年8月12日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
をし,同月22日,審決の謄本を原告らに送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10218審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (互換性プローブインサートを有するプローブカードアセンブリ)
被告特許庁長官森竜介 原告フォームファクター,インコーポレイテッド佐藤睦
|
特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10151審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分散入力・分散出力型ワイヤレス通信システム及び方法)
被告特許庁長官 原告リアデンリミテッドライアビリティカンパニー
|
特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成17年8月1日を出願日,発明の名称を「分散入力・分散出
力型ワイヤレス通信システム及び方法」とする特許出願(請求項数20。特
願2005-223345号。パリ条約の例による優先権主張日:平成16
年7月30日,優先権主張国:アメリカ合衆国。以下「本願」という。)の
出願人である(甲9,10)。
(2) 特許庁は,平成23年5月16日付けで拒絶査定をしたため,原告は,同
年9月26日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10011控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (マンホール用のインバート)
被告補助参加人株式会社土田工建
補助参加人株式会社平本組 控訴人兼被
X
兼被
金沢市
|
特許法103条 特許法100条1項 特許法2条3項1号
|
|
|
|
[概要] なお,呼称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10104控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (窒化物半導体素子)
被告)三洋電機株式会社鷹見雅和 控訴人(原告)日亜化学工業株式会社牧野知彦 被控訴人(被告)三洋電機株式会社鷹見雅和
|
特許法70条 特許法17条の2 特許法100条1項
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「窒化物半導体素子」とする特許権を有する原告が,
被告による被告製品の生産,譲渡等が上記特許権の侵害に当たる旨主張して,特許
法100条1項及び2項に基づき,被告製品の生産,譲渡等の差止め及び廃棄を求
めるとともに,特許権侵害に基づく損害賠償金1億円(一部請求。売上高58億円,
実施料率3%)及びこれに対する平成23年10月28日(訴状送達日の翌日)か
ら民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10212審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電気通信システムにおける方法および構成)
被告特許庁長官X 原告テレフオンアクチーボラゲット
|
特許法29条2項
|
| 刊行物 | 98回 | | 審決 | 69回 | | 実施 | 12回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「電気通信システムにおける方法および構成」と
する発明について,2008年(平成20年)5月20日(優先権主張日2
007年(平成19年)9月17日,米国)を国際出願日とする特許出願(
特願2010-524820号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10081審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (生物工学的組織構築物およびそれを生成および使用する方法)
被告特許庁長官 原告オルガノジェネシスインク.
|
特許法159条2項 特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成11年11月19日,発明の名称を「生物工学的組織構築
物およびそれを生成および使用する方法」とする発明について国際特許出
願(PCT/US99/27505。パリ条約による優先権主張;平成1
0年11月19日(以下「本願優先権主張日」という。),優先権主張国:
米国。パリ条約による優先権主張:平成11年6月24日,優先権主張国
:米国。請求項の数30。以下「本願」という。)をし,平成13年5月2
1日に日本国国内段階への移行手続を行ったところ(特願2000-58
2537。甲9),平成21年11月18日付けで拒絶査定を受けたことか
ら,平成22年3月23日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(行コ)10004等却下
行政処分取消義務付け等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
(以下「
」という。) 被控訴人兼附帯控訴人(以下「
」という。)インコーポレイテッド
兼附帯控訴人(以下「
」という。)トオブケミカルテクノロジー
|
特許法184条の2 特許法195条の4 特許法17条の2 民法95条
|
| 無効 | 65回 | | 実施 | 14回 | | 進歩性 | 12回 | | 特許権 | 10回 |
|
|
|
[概要] 1 被控訴人らは,共同出願に係る特願2007-542886号の審査におい
て,誤って真意と異なる内容を記載した手続補正書(以下,これに係る補正を
「本件補正」という。)を提出した。担当審査官は,本件補正を前提として特
許査定(以下「本件特許査定」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10242審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (シュレッダ-補助器)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法17条の2
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,発明の名称を「シュレッダ-補助器」とする発明について,平成1
8年8月24日に出願した実願2006-8029号に係る実用新案登録第3
143556号(平成20年7月9日登録)に基づき,平成20年10月10
日に特許出願(特願2008-285917号。以下「本願」という。本願の
特許請求の範囲における請求項の数は1である。)をしたが,平成23年11
月22日付けで拒絶理由通知を受けたため,平成24年1月27日付け手続補
正書(これに係る補正を「本件補正1」という。)を提出し,さらに,同年1
0月26日付けで拒絶理由通知〈最後〉を受けたため,平成25年1月4日付
け手続補正書(これに係る補正を「本件補正2」という。)を提出した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10225審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (熱間圧延用複合ロール及びその製造方法)
被告株式会社フジコー髙山大地 原告日鉄住金ロールズ株式会社倉地保幸
|
特許法30条1項 特許法134条の2 特許法36条4項1号
|
|
|
|
[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①進歩性判断(相違点の判断)の是非及び②実施可能要件の充足の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月5日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
|
【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム 最高裁判例】 平成24(受)1204
特許権侵害差止請求事件
|
特許法36条6項2号 特許法1条 特許法134条の2 特許法36条5項2号
|
| 無効 | 18回 | | 新規性 | 15回 | | 侵害 | 12回 | | 特許権 | 10回 |
|
|
|
[概要] 1 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームにおける特許発明の技術的範囲の確定
2 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームと明確性要件
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年6月5日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
|
【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム 最高裁判例】 平成24(受)2658
特許権侵害差止請求事件
|
特許法36条6項2号 特許法1条 特許法70条 特許法2条3項3号
|
| 無効 | 29回 | | 新規性 | 15回 | | 侵害 | 12回 | | 特許権 | 10回 |
|
|
|
[概要] 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームにおける発明の要旨の認定
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月28日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成24(ワ)6435一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社大原鉄工所 原告大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー
|
特許法102条1項 特許法102条2項 特許法29条2項 特許法102条
|
| 侵害 | 25回 | | 実施 | 22回 | | 進歩性 | 19回 | | 特許権 | 14回 |
|
|
|
[概要] 本件は,後記特許権の特許権者である原告が,被告の製造販売する別紙被告製品目
録記載1,2の破袋機(以下「被告製品1」「被告製品2」と称し,総称して「被告
製品」という。)が原告の特許権を侵害するものであると主張して,特許法100条
1項,2項に基づき,被告製品の製造販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法
行為(民法709条,719条2項)に基づき,原告の被った損害の賠償及び不法行
為の後日である平成26年10月23日から支払済みまでの遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10112控訴棄却
特許専用実施権侵害行為差止等請求控訴事件 (パチンコ台取付装置)
控訴人有限会社ホール・ワークス 被控訴人株式会社スリーストン
|
特許法100条1項
|
|
|
|
[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,発明の名称を「パチンコ台取付装置」とする特許権(特許
番号第4910154号。以下,この「特許」を「本件特許」といい,
この特許権を「本件特許権」という。)の専用実施権を有する控訴人が,
被控訴人による被告製品の製造,販売は上記専用実施権を侵害する旨
主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,
被告製品の製造,販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法70
9条,特許法102条1項に基づき,上記専用実施権侵害による損害
の賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成25年12
月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10053却下
追加判決請求事件
被告国 原告株式会社イー・ピー・ルーム
|
民事訴訟法140条 民事訴訟法258条1項
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,当庁平成20年(ネ)第10067号事件(以下「前訴」
という。)について当庁が平成20年11月26日にした判決(本件訴状の別紙1。
以下「本件判決」という。)には裁判の脱漏があると主張して,本件訴状の「請求の
趣旨」第1項記載の追加判決を求めるものである。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10030控訴棄却
追加判決請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
|
|
|
|
|
[概要] 当裁判所も,本件訴えは,民事訴訟の形式で前訴(東京地裁平成26年(ワ)第
16717号事件)の追加判決を求めるものであって不適法であり,かつ,その不
備を補正することができないものであるから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下し
た原判決の判断は正当なものとして是認できると判断する。その理由は原判決の第
2記載のとおりであるから,これを引用する。(なお,本件訴えが,東京地裁平成2
6年(ワ)第16717号事件の追加判決,平成25年(ワ)第29155号事件
及び平成26年(行ウ)第98号事件の判決の取消しを求めるものと解した場合で
あっても,本件訴えは,不適法であり,かつ,その不備を補正することができない
ものであるから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下した原判決の判断は正当なもの
として是認できると判断する。なぜなら,民事訴訟法及び行政事件訴訟法は,判決
の脱漏があった場合は,当該事件の係属している裁判所に追加判決の申立てをする
こと,また,法律により判決に関与することができない裁判官が判決に関与した場
合は,当該判決に対する上訴により是正をすることを予定しており,新たに国を被
告とする民事訴訟を提起するという形式により追加判決及び判決の取消しを求める
ことは,不適法というべきだからである。)
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10135控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人クオード株式会社 被控訴人株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
|
民法709条
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,「内容証明を行う通信システムおよび内容証明サイト装置」との名
称の発明について特許権(特許第3796528号。以下「本件特許権」とい
い,本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有する控訴人が,被控
訴人は,顧客に対し,「CECTRUST」と称する電子契約サービス(以下
「CECサービス」という。)において,内容証明の一環として原本性証明を
行っているが,当該原本性証明に用いられる装置は,本件特許の特許請求の範
囲請求項8記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,上
記装置の使用は本件特許権を侵害する行為である旨主張して,被控訴人に対し,
民法709条に基づき,不法行為による損害賠償請求(一部請求)として,過
去3年間に得られたであろう逸失利益2億1000万円のうち150万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日である平成26年6月25日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10058控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (通気口用フイルター部材)
控訴人カースル株式会社 被控訴人株式会社トライアルカンパニー
補助参加人三菱アルミニウム株式会社
補助参加人アルファミック株式会社
|
特許法100条1項
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人が販売等をする原判決別紙製品目録1ないし6
記載のイ号,ロ号,ハ号,ニ号,ホ号及びヘ号製品(後記本件製品)等は,控訴人
が特許権者である,発明の名称を「通気口用フイルター部材」という発明にかかる
特許権(平成8年10月8日出願,平成10年6月19日設定登録,特許番号第2
791553号。ただし,平成24年12月6日付けの訂正審決〔訂正2011-
390120号〕により訂正された後のもの)を侵害すると主張して,被控訴人に
対し,特許法100条1項,2項に基づき,これらの製品及びこれらの製品と同一
の構成を有するフィルター装置の製造等の差止め及び廃棄を求める事案である。被
控訴人補助参加人三菱アルミニウム株式会社は,上記各製品のうちイ号,ロ号,ハ
号及びヘ号製品の製造者であり,被控訴人補助参加人アルファミック株式会社は,
ニ号及びホ号製品の製造者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10055控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (通気口用フイルター部材)
控訴人カースル株式会社 被控訴人東洋アルミエコープロダクツ株式会社
|
特許法100条1項
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人が販売等をする原判決別紙製品目録1ないし3
記載の製品(JANコードにより特定されている後記被控訴人製品イ,ロ,ハ及び
これらと同一の構成を有するフィルター装置)が,控訴人が特許権者である,発明
の名称を「通気口用フイルター部材」という発明にかかる特許権(平成8年10月
8日出願,平成10年6月19日設定登録,特許番号第2791553号。ただし,
平成24年12月6日付けの訂正審決〔訂正2011-390120号〕により訂
正された後のもの)を侵害すると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項,
2項に基づき,上記各製品の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法行為(民法7
09条)に基づく損害賠償の一部として,9億円及びうち1億円に対しては当初の
不法行為の最終日の翌日である平成22年3月1日から,うち8億円に対しては平
成25年11月29日付け訴え変更申立書を原審裁判所に提出した日である平成2
5年11月30日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10150審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (オーバーヘッドホイスト搬送車)
被告特許庁長官 原告村田機械株式会社
|
特許法29条2項
|
| 刊行物 | 201回 | | 審決 | 65回 | | 実施 | 37回 | | 進歩性 | 1回 |
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「オーバーヘッドホイスト搬送車」とする発明について,
平成23年10月21日を出願日とする特許出願(特願2011-231707号。
ただし,2003年3月20日〔パリ条約による優先権主張外国庁受理2002年
6月19日,2002年10月11日米国〕を国際出願日として出願した特願20
04-515615号を原々出願として,平成23年5月23日に分割出願した特
願2011-115010号を原出願とする分割出願〔甲3〕。以下「本件出願」と
いう。)をしたが,平成25年1月10日付けで拒絶査定を受けたため,同年4月1
9日付けで,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10149審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (オーバーヘッドホイスト搬送車)
被告特許庁長官 原告村田機械株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「オーバーヘッドホイスト搬送車」とする発明について,
平成23年5月23日を出願日とする特許出願(特願2011-115010号。
ただし,2003年3月20日〔パリ条約による優先権主張外国庁受理2002年
6月19日,2002年10月11日米国〕を国際出願日として出願した特願20
04-515615号を原出願とする分割出願〔甲3〕。以下「本件出願」という。)
をしたが,平成25年1月10日付けで拒絶査定を受けたため,同年4月19日付
けで,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (風力装置の操作方法及び風力装置)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法29条2項
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
原告は,発明の名称を「風力装置の操作方法及び風力装置」とする発明に
つき,平成18年7月20日を出願日とする特許出願(特願2006-198
344号。平成13年3月31日(パリ条約による優先権主張外国庁受理20
00年5月11日(以下「本件優先日」という。),ドイツ国)を国際出願日と
する特願2001-582716号の一部を新たな特許出願としたもの。以下
「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10006控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ネット広告システム)
控訴人X 被控訴人株式会社オークファン
|
特許法101条1号
|
| 侵害 | 54回 | | 特許権 | 28回 | | 実施 | 13回 | | 間接侵害 | 6回 |
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「ネット広告システム」とする特許権(特許第517
7727号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。)
の特許権者である控訴人が,被控訴人がその運営する「aucfan.com
(オークファン)」の名称のインターネットオークション・ショッピングの価
格比較サイト(以下「被告サイト」という。)に係る原判決別紙物件目録記載
のシステム(以下「被告製品」といい,同目録の「3 構成の説明」記載のa
ないしgをそれぞれ「被告製品の構成a」などという。)を使用する行為は本
件特許権の侵害又は間接侵害(特許法101条1号,2号)に該当する旨主張
して,被控訴人に対し,特許法100条1項,2項に基づき,被告製品の生産,
使用等の差止め及び廃棄を求めるとともに,本件特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償として2240万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10165審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (赤血球の保存のための組成物及び方法)
被告特許庁長官 原告ユバシィオ・ンナィ
|
特許法29条2項
|
| 刊行物 | 78回 | | 実施 | 50回 | | 審決 | 33回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「赤血球の保存のための組成物及び方法」とする発
明について,2005年(平成17年)2月17日を国際出願日とする特許
出願(特願2007-556120号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成22(ワ)46241請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (エミュレーションシステム用の統合デバック機能を備えた再構成可能な集積回路)
被告日本イヴ株式会社 原告メンター・グラフィクス・コーポレーション
|
特許法29条2項 特許法101条1号 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は別紙物件目録記載の物件(エミュレ
ータ。以下,同目録記載1ないし6の番号に従って,「被告製品1」ないし
「被告製品6」といい,併せて「被告各製品」という。)の輸入及び販売等
を行うことにより,原告が有する後記2(2)記載の特許権の特許請求の範囲請
求項1,3ないし7の各発明に係る特許を侵害していると主張して,(1)特許
法100条1項に基づき,被告各製品の使用,譲渡,輸入,貸渡し及び譲渡
若しくは貸渡しの申出の差止め(請求の趣旨第1項),(2)同条2項に基づき,
その占有する被告各製品の廃棄(請求の趣旨第2項),(3)民法709条及び
特許法102条3項に基づき,損害賠償金として3億3000万円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成22年12月28日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払(請求の趣旨第3項)を
それぞれ求めた事案である。
▶判決の詳細
|