| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (香気成分の制御方法及び散逸防止方法)
被告特許庁長官 原告株式会社明治
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない)
原告は,発明の名称を「香気成分の制御方法及び散逸防止方法」とする発明につ
いて,平成19年4月10日を出願日(優先権主張 平成18年4月10日)とす
る特許出願(特願2007-102608号。以下「本願」という。)をしたが,平
成23年12月14日付けで拒絶査定を受けたため,平成24年3月19日付けで,
これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社津田
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告及び有限会社情報科学研究所は,発明の名称を「表面に放射性汚染物が付
着した野菜の洗浄方法及び洗浄装置。」とする発明につき,平成23年5月28日,
特許出願(特願2011-132663号。以下,「本願」という。)をしたが,平
成24年12月14日付けで拒絶査定を受けたため,平成25年3月18日付けで
拒絶査定に対する不服の審判(不服2013-5147号)を請求し,この審理の
過程で,平成26年2月10日,手続補正をした(以下「本件補正」という。)。
原告は,平成26年 4 月30日,有限会社情報科学研究所から,本願に係る特許
を受ける権利の同社の持ち分を譲り受け,同日,特許庁長官に名義変更届を提出し
て,これを承継した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10145審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ローソク)
被告ペガサス・キャンドル株式会社 原告X1
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特許法134条の2 特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(認定事実には証拠を付した。)
被告は,平成18年6月7日,発明の名称を「ローソク」とする特許出願をし,
平成23年5月13日付け手続補正書(甲15)により,特許請求の範囲及び明細
書についての補正(以下「本件補正1」という。)を行い,また,同年10月21日
付け手続補正書により,特許請求の範囲及び明細書についての補正(以下「本件補
正2」という。)を行い,平成24年4月13日,設定登録(特許第4968605
号。請求項の数は2)を受けた(甲10。以下「本件特許」という。)。
原告らは,平成24年11月29日,特許庁に対し,本件特許の全ての請求項に
ついて無効にすることを求めて審判の請求をしたところ,被告は,平成25年9月
20日付け訂正申立書(甲14)により,特許請求の範囲及び明細書についての訂
正請求(訂正事項は,特許請求の範囲について1,明細書について6の合計7。以
下,「訂正事項1」ないし「訂正事項7」といい,併せて「本件訂正」という。)を
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10118控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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特許法113条
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[概要] 1 本件は,放電焼結装置に係る発明について特許権の設定登録を受けた控訴人
が,特許庁がした同特許を取り消す旨の決定は違法であると主張して,被控訴人に
対し,国家賠償法1条1項に基づき,損害金200万円及びこれに対する訴状送達
の日の翌日である平成26年8月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(行コ)10009控訴棄却
行政事件訴訟法に基づく無効確認請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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民事訴訟法23条1項6号 特許法113条2号 民事訴訟法257条 特許法40条
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[概要] 1 本件は,放電焼結装置に係る発明について特許権の設定登録を受けた控訴人
が,特許庁がした同特許を取り消す旨の決定は違法であると主張して,同決定が無
効であることの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)23512請求棄却
差止請求事件
被告楽天株式会社 原告株式会社チャフローズ・コーポレーション
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙差止対象製品目録記載の各製品
(以下「被告製品」と総称する。)を販売するなどして原告の保有する特許権
を侵害している旨主張して,特許法100条1項に基づき上記販売等の差止め
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)19447確認
特許権侵害差止等請求権不存在確認等請求事件 (記録媒体)
被告特定非営利活動法人日本ビ 原告株式会社CFTEC鈴木理晶
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1号
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[概要] 本件は,原告が,発明の名称を「記録媒体」とする特許権(以下「本件特
許権」という。)の特許権者である被告に対し,(1) 別紙技術目録記載のコ
ピーガード済み光記録媒体の生産譲渡行為並びに上記光記録媒体を製造する
ための別紙物件目録記載1のコピーガード専用光記録媒体の販売行為及び同
2のコピーガード用マスター作成ソフトウェアの利用許諾行為が本件特許権
の侵害に当たらないと主張して,被告が原告に対し上記各行為の差止請求権
を有しないことの確認を,(2) 被告が第三者に対して原告が本件特許権を侵
害している旨を告知する行為が不正競争防止法2条1項14号に該当すると
主張して,同行為の差止めを求める訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)31440一部認容
特許権侵害差止請求事件
被告ZTEジャパン株式会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
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特許法101条2号 特許法36条6項3号 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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| 実施 | 22回 | | 進歩性 | 21回 | | 特許権 | 19回 | | 無効 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,「直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)セルラー・ネット
ワークの媒体アクセス制御」という名称の発明に関する特許権(特許第39
80478号。以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本件
特許1」という。)及び「適応クラスタ構成及び切替による多重キャリア通
信」という名称の発明に関する特許権(特許第4213466号。以下「本
件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本件特許2」という。)を有
する原告が,被告に対し,別紙物件目録記載1ないし4のLTE用基地局施
設(以下「被告基地局施設製品」という。)の輸入販売等は,①物の発明で
ある本件特許1の特許請求の範囲の請求項32の発明(以下「本件発明1-
32」という。)に係る本件特許権1の直接侵害であり,②ネットワークの
発明である本件特許1の特許請求の範囲の請求項1の発明(以下「本件発明
1-1」という。),方法の発明である,本件特許1の特許請求の範囲の請
求項7の発明(以下「本件発明1-7」といい,本件発明1-1,1-32
と併せて「本件発明1」という。),本件特許2の特許請求の範囲の請求項
1及び3の発明(以下,それぞれ「本件発明2-1」「本件発明2-3」と
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遮断弁)
被告パナソニック株式会社 原告沖マイクロ技研株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成11年12月28日,発明の名称を「遮断弁」とする特許出
願(特願平11-373873。以下「本件出願」という。)をし,平成2
2年7月16日,設定の登録(特許第4547751号)を受けた(請求項
数4。甲28。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成25年9月18日,本件特許の全てである請求項1ないし4
に係る発明についての特許無効審判を請求した(甲29)。
特許庁は,上記審判請求を無効2013-800177号事件として審理
を行い,平成26年6月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」旨の
審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月10日,原
告に送達された。
原告は,平成26年7月24日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)7416一部認容
原状回復請求事件
被告株式会社Y 原告合同会社X
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民法545条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告との間で締結した業務委託契約を履行不能等の理由
で解除したとして,原状回復請求権として,被告に支払った委託料及び保証
預金名目の金員1億5000万円のうち一部である3000万円の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10015控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件 (架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電受付サーバ)
控訴人(一審被告)株式会社コムスクエア高見憲 被控訴人(一審原告)ITホールディングス株式会社
(一審原告)TIS株式会社
(一審原告)株式会社インテック江口雄一郎
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特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,名称を「架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電
受付サーバ」とする発明に係る本件特許権(特許番号・第4077866号)を有
する控訴人から,原判決別紙製品目録記載のイ号製品又は同方法目録記載のイ号方
法の生産等又は使用が本件特許権を侵害すると主張された被控訴人らが,控訴人に
対し,控訴人の各被控訴人に対する本件特許権に基づくイ号製品又はイ号方法の生
産等又は使用についての差止請求権又は本件特許権侵害に基づく損害賠償請求権若
しくは不当利得返還請求権のいずれも有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10184審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電受付サーバ)
被告ITホールディングス株式会社
TIS株式会社
株式会社インテック江口雄一郎 原告株式会社コムスクエア高見憲
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審決に対する取消訴訟である。争点は,進歩性判断(相違点の
認定・判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)25935請求棄却
補償金請求事件
被告日本ゼオン株式会社 原告A
B
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特許法2条1項 特許法35条3項
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[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告らが,被告に対し,被告の保有又は出願
に係る別紙発明目録記載1ないし4の日本国特許又は日本国特許出願における
特許請求の範囲記載の各発明(以下,同目録記載の番号に対応して「本件発
明1」などという。ただし,複数の請求項があるものについて,そのうちの
一つの請求項に記載された発明のみをいうときは,当該請求項の番号に対応
して枝番を付ける。また,本件発明1ないし4を併せて「本件各発明」とい
うことがある。),及び,別紙外国特許発明目録記載の外国特許(原告らが
本件発明1及び3,本件発明2,又は本件発明4を基礎としたものである旨主
張する外国特許)の請求項に係る各発明に関し,原告Aは本件発明1ないし3
の共同発明者,本件発明4の単独発明者(少なくとも,共同発明者)であり,
原告Bは本件発明1ないし3の共同発明者であるとして,平成16年法律第7
9号による改正前の特許法35条3項及び4項(以下,同条について「特許
法」という場合,同改正前の特許法をいう。)並びに同条3項及び4項の類推
適用に基づき,原告Aについては本件各発明についての日本及び外国における
特許を受ける権利を被告が承継したことの相当の対価として算定した19億4
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)32555一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告渡邊機開工業株式会社 原告フルタ電機株式会社
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特許法2条3項1号 特許法102条3項 特許法79条 特許法101条1号
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| 実施 | 139回 | | 侵害 | 65回 | | 特許権 | 61回 | | 差止 | 24回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置」
とする発明についての特許権を有する原告が,被告の製造・販売・輸出等して
いる別紙物件目録1記載の生海苔異物除去機が上記発明の技術的範囲に属し,
その部品である別紙物件目録2及び3記載の各製品が上記生海苔異物除去機の
「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)に当たり,また,上記生海苔
異物除去機に対するメンテナンス行為も上記特許権の侵害行為に当たると主張
して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告の各製品の製
造・販売・輸出等の差止め及びその廃棄,並びにメンテナンス行為の差止めを
求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求又は無償実施に
基づく不当利得の返還請求として,損害賠償金又は利得金の一部である2億3
000万円及びうち3000万円に対する不法行為後の日であり,かつ催告(警
告書の到達)の翌日である平成25年9月12日から,うち2億円に対する不
法行為後の日であり,催告(平成26年10月17日付け訴え変更申立書の送
達)の翌日である平成26年10月21日から,各支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10204審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告株式会社バイオセレンタック 原告コスメディ製薬株式会社
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特許法134条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び
経皮吸収製剤保持用具」とする特許第4913030号(以下「本件特
許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10187審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (帯電微粒子水による不活性化方法及び不活性化装置)
被告パナソニック株式会社 原告東芝ライフスタイル株式会社
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特許法181条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,平成22年8月10日に出願(特願2010-179294号。
平成15年12月22日に出願された特願2003-425862号の分割
出願。優先日同年8月5日)(以下,この優先日を「本件優先日」という。)
され,平成23年12月9日に設定登録された,発明の名称を「帯電微粒子
水による不活性化方法及び不活性化装置」とする特許第4877410号
(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は6である。)の特許
権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月11日 東京地方裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10099控訴棄却
特許出願願書補正手続等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人新日鐵住金株式会社
Y
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特許法29条2項 民法709条 特許法2条1項 特許法17条1項
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[概要] 1 本件は,本件出願の願書に発明者の一人として記載されている控訴人が,本
件発明は控訴人の単独発明であると主張して,本件出願の出願人である被控訴人会
社に対し,主位的に本件出願の願書の補正手続を,予備的に本件発明が控訴人の単
独発明であることの確認を求めるとともに,本件出願の願書に発明者の一人として
記載されている被控訴人Yに対し,本件発明が控訴人の単独発明であることの確認
並びに発明者名誉権侵害の不法行為に基づく慰謝料150万円及びこれに対する不
法行為後の日である平成26年4月4日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10330審決取消訴訟
審決取消請求事件 (内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置)
被告住友重機械工業株式会社 原告ナブテスコ株式会社
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の概要(当事者間に争いがない。)
被告は,平成20年7月11日,発明の名称を「内歯揺動型内接噛合遊星歯車装
置」とする特許出願(特願2008-181532号。特願2003-90065
号の分割出願。甲12)をし,平成21年9月24日に,特許請求の範囲及び明細
書についての補正(甲8。以下「本件補正」という。なお,発明の名称を「揺動型
遊星歯車装置」に補正した。)を行い,平成24年1月6日,設定の登録(特許第4
897747号。請求項の数は2。)を受けた(以下,この特許を「本件特許」と
いう。)。
原告は,平成24年8月29日,特許庁に対し,本件特許の請求項1及び2に記
載された発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をしたところ,
被告は,平成25年8月1日,特許請求の範囲及び明細書についての訂正請求をし
た(甲30。以下「本件訂正」という。)。
特許庁は,上記請求を無効2012-800135号事件として審理をした結果,
平成25年10月30日,「請求のとおり訂正を認める。本件審判の請求は,成り立
たない。」との審決をし,その謄本を,同年11月8日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ミクロ顔料混合物)
被告特許庁長官山田靖 原告ベーアーエスエフシュバイツアーゲー田中洋子
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①補正却下の当否及び②進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10137審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (可逆的熱特性を有する複合繊維)
被告特許庁長官渡邊真 原告アウトラストテクノロジーズ,リミ
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特許法29条1項3号 特許法159条2項 特許法17条の2 特許法126条5項
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10069控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (ダクタイル鋳物用溶融鋳鉄の溶製設備)
被告)新東工業株式会社 控訴人(原告)日本鋳鉄管株式会社 被控訴人(被告)新東工業株式会社
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による鋳鉄の製造設備製品(被
控訴人製品)の販売が控訴人の特許権(本件特許権)の侵害に当たる旨主張して,
特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償(元金2667万円及びこれに対する附帯
請求として不法行為の後である平成24年10月23日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10016等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイクロ波利用のペプチド合成)
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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| 審決 | 104回 | | 無効 | 62回 | | 実施 | 47回 | | 進歩性 | 20回 |
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[概要] 本件は,原告が特許無効審判を請求したところ,特許庁が被告の請求する訂正を
認めた上で,同訂正後の特許発明の一部を無効とし,その余を審判不成立とする審
決をしたので,原告においては審判不成立部分の取消しを求めて(16号事件),特
許権者である被告においては無効部分の取消しを求めて(17号事件),それぞれ,
審決取消訴訟を提起した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10153審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
被告株式会社三共森田俊雄 原告日本電動式遊技機特許株式会社速見禎祥
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決に対する取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)65請求棄却
差止請求事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告KDDI株式会社 原告株式会社コアアプリ
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特許法100条1項 特許法102条3項 特許法104条の3
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[概要] 1 本件は,名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータ
システム」とする発明についての特許権(特許第4611388号。以下
「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有
する原告が,被告に対し,被告の販売に係るスマートフォン「REGZA Phone
IS04」(以下「被告製品」という。)にインストールされている「ホーム」
と呼ばれるソフトウェア(以下「本件ホームアプリ」という。)は本件特許
の特許請求の範囲の請求項1,3記載の各発明(以下,それぞれ「本件発明
1」,「本件発明3」という。)の技術的範囲に属し,本件ホームアプリが
インストールされた被告製品は本件特許の特許請求の範囲の請求項4,5記
載の各発明(以下,それぞれ「本件発明4」,「本件発明5」といい,本件
発明1,3,4,5を併せて「本件発明」という。)の技術的範囲に属する
と主張して(ただし,原告は,本件発明4,5のうち,本件特許の特許請求
の範囲の請求項1,3の記載を引用する各態様を専ら問題にしており,被告
製品が本件発明4,5のうち,本件特許の特許請求の範囲の請求項2の記載
を引用する態様の技術的範囲に属する旨の主張はしていない。),特許法1
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子カルテの指示文書作成装置)
被告特許庁長官金子幸一 原告X
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| 実施 | 69回 | | 審決 | 30回 | | 進歩性 | 5回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10115審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告特許庁長官 原告株式会社デンソーウェーブ
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法126条7項
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| 審決 | 102回 | | 刊行物 | 98回 | | 実施 | 20回 | | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「光学情報読取装置」とする特許第3823487
号(平成9年10月27日特許出願。平成18年7月7日設定登録。請求項
の数2。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲15)。
原告は,平成24年12月7日,本件特許に係る請求項1及び2並びに明
細書の記載について,特許請求の範囲の減縮及び明瞭でない記載の釈明を目
的とする訂正審判を請求した(以下「本件訂正」という。)。
特許庁は, 訂正2012-390156号事件として
審理し,平成25年1月17日付けで拒絶理由を通知し(甲11),原告は,
同年2月19日付け手続補正書により,本件訂正に係る請求項1及び明細書
の記載について補正をした(甲13)。
特許庁は,平成25年3月19日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月4日,その謄
本が原告に送達された。
原告は,平成25年4月25日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
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特許権
平成27年2月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6414一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告エイヴィエルジャパン株式会社 原告株式会社堀場製作所
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項 特許法2条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙物件目録記載の装置(以下「被
告装置」という。)を販売等したことが,原告の保有する特許権の侵害にあ
たるとして,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償の支払を求めた事案で
ある(なお,原告は,特許法100条1項及び2項に基づき,被告装置の輸
入,製造,販売等の差止め及び被告装置の廃棄も求めていたが,上記特許権
の存続期間終了により取り下げた。)。
2 前提事実(争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,平成24年5月21日に設立された,測定機器,医療用機械
器具及びこれらの応用装置,部品類の製造販売等を業とする株式会社で
ある。
イ 被告は,平成7年1月4日に設立された,測定機器,試験機器等の物
品及びこれらの部品の輸出入,製造並びに販売等を業とする株式会社で
あり,オーストリア国(8020グラーツ,ハンス-リスト-プラッツ,
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10025請求棄却
相応の対価請求控訴事件
控訴人兼被
X
兼被
トヨタ自動車株式会社
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| 実施 | 70回 | | 許諾 | 17回 | | 特許権 | 15回 | | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 1 請求の概要と原判決
本件は,原告が,原告と被告との間で,平成12年5月ころ,原告の構築した物
流システム(本件システム)に関する理論(X理論)を被告がコンピュータ上で物
流支援システムとして具現化することにつき原告が承認すること,及び被告の外部
防御のため,上記理論を原告が特許出願することに対し,被告が相応の対価を支払
うことを合意し(本件合意),さらに,平成19年2月2日,上記合意を再確認し
たにもかかわらず,被告が上記相応の対価を支払わないと主張して,主位的には,
本件合意に基づく請求として,予備的には,債務不履行に基づく損害賠償請求又は
不当利得返還請求として,5億円(本件合意に基づく請求及び債務不履行に基づく
損害賠償請求については,上記理論をコンピュータ上で具現化することを認めたこ
との対価18億6020万円の一部である3億円,特許出願の対価9億3010万
円の一部である1億円,原告が上記理論の研究.構築に要した実費5514万22
08円及び特許出願に要した実費・労務費5304万7880円の合計額である1
億0819万0088円の一部である1億円の合計額。不当利得返還請求について
は,上記理論をコンピュータ上で具現化することを認めたことの対価18億602
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10114控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ネット広告システム)
控訴人X 被控訴人株式会社スタートトゥデイ
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特許法101条1号 特許法104条の3 特許法101条2号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ネット広告システム」とする特許権(特許番号第5
177727号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。)
の特許権者である控訴人が,被控訴人がその運営する「ZOZOTOWN」,
「ZOZOVILLA」又は「ZOZOOUTLET」の名称のインターネッ
トショッピングサイト(以下,これらを併せて「被告ウェブサイト」という。)
に係るシステムを使用する行為は本件特許権の侵害又は間接侵害(特許法10
1条1号,2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の
不法行為に基づく損害賠償4億2680万円の一部請求として1億円及び遅延
損害金の支払を求めた事案である。
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特許権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10027審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (有機エレクトロルミネッセンス素子用発光材料,それを利用した有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクトロルミネッセンス素子用材料)
被告出光興産株式会社 原告保土谷化学工業株式会社
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特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか弁論の全趣旨により
容易に認められる事実。)
被告は,平成20年8月21日に出願され(特願2008-212714
号。平成16年12月13日を出願日(優先権主張:平成15年12月19
日,特願2003-423317号,日本国)とする特願2008-183
142号の一部を新たな特許出願としたもの。),平成23年11月18日に
設定登録された,発明の名称を「有機エレクトロルミネッセンス素子用発光
材料,それを利用した有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクト
ロルミネッセンス素子用材料」とする特許第4866885号(以下「本件
特許」という。請求項の数は14である。)の特許権者である。
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特許権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (検査体の接触のための装置及び方法)
被告特許庁長官 原告アプライドマテリアルズゲーエムベーハー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
原告は,発明の名称を「検査体の接触のための装置及び方法」とする発明
につき,平成15年11月14日を出願日とする特許出願(特願2004-5
52594号。パリ条約に基づく優先権主張 2002年11月18日(以下
「優先日」という。) ドイツ連邦共和国。以下「本願」という。)をした。
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特許権
平成27年2月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)7856請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (移動体の運行管理方法,システム及びその構成装置)
被告カヤバ工業株式会社井上裕史 原告株式会社データ・テック平井佑希
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特許法101条4号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「移動体の運行管理方法,システム及びその構成装置」
とする特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告による被
告機器の製造販売が本件特許権の侵害に,被告ソフトウェアの製造販売が特許
法101条4号及び5号所定の間接侵害に当たると主張して,① 同法100
条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止め,② 同条2項に基づく被告製
品及び金型の廃棄,③ 不当利得に基づく利得金の一部である5000万円及
びこれに対する平成26年4月22日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで
民法704条前段所定の利息の支払,④ 同法709条及び特許法102条2
項に基づく損害金の一部である5000万円並びにこれに対する不法行為の後
の日である同日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求めた事案である。
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特許権
平成27年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10159審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (健康食品)
被告特許庁長官森林克郎 原告有限会社大長企画
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特許法29条2項
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| 進歩性 | 20回 | | 審決 | 14回 | | 実施 | 4回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28089請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
被告A
石福ジュエリーパーツ株式会社 原告有限会社宝石のエンジェル
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特許法102条1項 特許法100条1項 特許法70条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権の特許権者
である原告が,被告A(以下「被告A」という。)の製造・販売し,被告石
福ジュエリーパーツ株式会社(以下「被告石福ジュエリー」という。)の販
売する別紙1「物件目録」記載の商品名の製品(以下「被告製品」という。
なお,被告Aの製造・販売に係る被告製品の製品番号,被告石福ジュエリーの
販売に係る被告製品の製品番号は,それぞれ,別紙2「被告製品の製品番号目
録(各被告が製造又は販売する製品番号の対応)」の「被告A製品番号」欄,
「被告石福ジュエリー製品番号」欄に記載のとおりであり,被告製品の製品番
号は必ずしも各被告で共通しない。)が同特許権に係る発明の技術的範囲に属
すると主張して,①特許法100条1項及び2項に基づき,被告Aに対しては,
被告製品の製造及び販売の差止め並びに同製品及びその金型の廃棄を,被告石
福ジュエリーに対しては,被告製品の販売の差止め及び廃棄を,それぞれ求め
るとともに,②被告らに対し,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償金(特
許法102条1項による損害額)2億1180万2595円(被告Aは1億6
254万1595円,被告石福ジュエリーは4926万1000円)及びこれ
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特許権
平成27年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10311審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ヒト疾患に対するモデル動物)
被告アンティキャンサー 原告大鵬薬品工業株式会社鮫島正洋
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特許法36条4項2号 特許法184条の4 特許法36条4項1号 特許法36条
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,①発明の完
成の有無,②実施可能要件違反の有無,③サポート要件違反の有無,④記載要件(平
成2年法律第30号による改正前の特許法36条4項2号)違反の有無,⑤新規性
判断又は進歩性判断の誤りの有無(発明の要旨認定の誤り,一致点・相違点の認定
の誤り,相違点の判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10086控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (プロジェクションナットの供給方法とその装置)
控訴人X
株式会社テクノアオヤマ 被控訴人セキ工業株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は, 発明の名称を「プロジェクションナットの供給方法とその装置」
とする特許権(特許番号第3309245号)を有する控訴人Xが,被控訴人
による原判決別紙「被告物件目録」記載の製品の製造販売等が上記特許権の侵
害に当たると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項に基づく上記製
品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,不当利得に基づき,被
控訴人が上記製品の製造販売により得た利得1680万円及びこれに対する請
求の後の日(訴状送達日の翌日)である平成24年10月17日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め, 控訴人株式
会社テクノアオヤマが,控訴人Xから上記特許権の独占的通常実施権の許諾を
受けたと主張して,被控訴人に対し,特許権侵害(均等侵害)の不法行為(民
法709条,特許法102条2項類推適用)に基づき,被控訴人が上記製品の
製造,販売をしたことによる損害金と弁護士費用の合計4750万円及びこれ
に対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である平成24年10月17
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (入金端末,入金端末の制御方法,及び入金端末のプログラム)
被告特許庁長官 原告楽天株式会社
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特許法17条の2 特許法195条の3 特許法162条 特許法164条
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| 審決 | 104回 | | 実施 | 12回 | | 拒絶査定不服審判 | 5回 | | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(以下の事実は,括弧内に証拠を記載したものを
除き,当事者間に争いがない。)
原告は,発明の名称を「入金端末,入金端末の制御方法,及び入金端末のプ
ログラム」とする発明について,平成19年12月21日に特許出願(以下
「本願」という。請求項の数は6。以下,本願の明細書を「本件明細書」とい
う。)をしたが,平成24年4月23日付けで拒絶理由通知を受け,同年6月
26日付けで手続補正をした(甲4)。原告は,同年9月21日付けで拒絶査
定を受け,同年12月28日,拒絶査定不服審判(不服2012-26122
号。以下「本件審判」という。)を請求するとともに,手続補正(甲5。以下
「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10100控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (放電焼結装置)
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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民事訴訟法23条1項6号 特許法113条
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,発明の名称を「放電焼結装置」とする本件特許(特許第2640694
号)について,平成13年7月4日付けで特許異議の申立て(平成15年法律第4
7号による削除前の特許法113条)に基づく取消決定がされたことについて,同
決定(本件取消決定)は平成14年法律第24号による改正前の特許法113条に
反する違法なものであるとして,特許権者であった控訴人が,被控訴人に対し,国
賠法1条1項に基づき,損害賠償金の一部として200万円及びこれに対する不法
行為後の日である平成26年7月15日から(原審では7月19日から)支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である(なお,
控訴状における控訴の趣旨第3項の「前1項200万円給付の原因である,国の公
権力の行使に当たる特許庁審判官審判長Aが,故意又は過失で特許法113条によ
り特許異議の申立てができない特許異議の申立てを審理して控訴人が有していた特
許を取消し,控訴人に損害を加えた旨裁判を求める。」との記載は,訴状及び控訴人
準備書面(1)の記載も参酌すれば,請求を特定・補充するために請求原因を併記し
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3343請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社陽進堂 原告日産化学工業株式会社
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特許法100条1項 特許法17条の2 特許法44条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,ピタバスタチンカルシウム塩の結晶及びその保存方法に関する2
件の特許権を有する原告が,被告による原薬及び製剤の使用・製造・販売等
が上記各特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項に基づきそ
の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)35757一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社サクラクレパス田上洋平 原告株式会社呉竹
保土谷化学工業株式会社鰺坂和浩
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特許法102条2項 特許法100条1項 特許法103条
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[概要] 本件は,原告らが,被告による別紙物件目録記載の各製品(墨液製品又は
墨液製品を含むセット製品。以下,これらのうち墨液製品を「被告製品」と
いう。)の製造販売等が原告らの特許権を侵害すると主張して,被告に対
し,特許法100条1項に基づく差止め並びに特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償金各7040万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成
25年1月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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