権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年2月24日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10050控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ25ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム)
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特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,発明の名称を「情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ25
ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム」とする特許番号第64
07464号の特許権(以下「本件特許権1」といい,本件特許権1に係る
特許を「本件特許1」という。また,本件特許1の願書に添付した明細書及
び図面を併せて「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「プログラム,
情報処理装置及び情報処理方法」とする特許番号第6309504号の特許
権(以下「本件特許権2」といい,本件特許権2に係る特許を「本件特許2」5
という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件
明細書2」という。なお,本件明細書2の図面は,本件明細書1の図面と同
一である。)を有する被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が日本国内の複数の
医療機関向けに生産,譲渡,貸渡しを行っている原判決別紙物件目録記載の
「医療看護支援ピクトグラムシステム」やそれを構成する情報処理装置等(以10
下,同目録記載のシステムやそれを構成する装置及びプログラムを総称して
「被告製品」ということがある。)は本件特許1の請求項1,2,7,8及び
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社LIFULL 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,「ホームズくん」の文字を横書きしてなる商標(以下「本願商標」
という。)を,商願2017-155806(平成29年11月27日登録出
願)からの分割出願として,令和元年5月15日に登録出願した(商願201
9-69010)。その指定商品及び指定役務(査定手続中の同年7月17日
付け手続補正書による補正後のもの)は,別紙審決書写しの別掲1のとおりで
ある。
原告は,拒絶査定を受けたので不服審判(不服2020-1579号)を請
求した。令和2年6月10日,別紙審決書写しのとおり請求不成立の審決がな
され,その謄本は同月26日に原告に送達された。
原告は,令和2年7月22日,本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社センチュリー 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成30年3月22日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願をしたが,令和元年9月4日付け25
で拒絶査定を受けたことから,同年12月4日,これに対する不服の審判を
請求した(不服2019-16373号)。
(2) 特許庁は,令和2年7月20日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
する審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月11日に
原告に送達された。
(3) 原告は,令和2年9月5日,本件審決の取消しを求めて,本件訴えを提起5
した。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24090
発信者情報開示請求事件
原告X 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法23条1項
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[概要] 1 本件は,漫画家である原告が,電気通信業(インターネット接続事業)を営
む被告に対し,氏名不詳者が,ビットトレント(BitTorrent)方式のP2Pソ
フトを利用し,原告の著作物である漫画「望まぬ不死の冒険者」(以下「本件
漫画」という。)をインターネット上からダウンロードして複製して自己の端
末に蔵置した上,被告の提供するインターネット接続サービスを通じて公衆送
信するなどし,原告の本件漫画に係る著作権(公衆送信権,送信可能化権)を
侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に
基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求めた事案である。
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特許権
令和3年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (旨み成分と栄養成分を保持した無洗米)
原告幸南食糧株式会社 被告東洋ライス株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法36条 特許法167条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「旨み成分と栄養成分を保持した無洗米」とする発
明について,平成17年3月28日,特許出願(特願2005-9315225
号。以下「本件出願」という。)をし,平成23年3月25日,その設定登
録(特許第4708059号。請求項の数3。)を受けた(甲20。以下,
この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成27年9月4日,本件特許の請求項1ないし3について特許
無効審判(無効2015-800173号,以下「別件無効審判」という。)
を請求し,被告は,平成28年11月21日付けで明細書及び特許請求の範5
囲を訂正する訂正請求(以下「本件訂正請求」という。)を行った(甲25)。
特許庁は,平成29年3月24日,「特許第4708059号の明細書及
び特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正明細書及び訂正特許請求の
範囲のとおり,訂正後の請求項1,〔2-3〕について訂正することを認め
る。特許第4708059号の請求項1に係る発明についての特許を無効と10
する。特許第4708059号の請求項2ないし3に係る発明についての審
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)3461一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告株式会社タカゾノ 被告日進医療器株式会社
株式会社セイエー
OHU株式会社
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法36条6項1号
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特許権 | 17回 | 侵害 | 14回 | 進歩性 | 12回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 本件は,薬剤分包用ロールペーパに関する特許権を有していた原告が,被告らに
対し,被告らが共同して分包紙ロールを製造,販売することは,原告の特許権に対10
する間接侵害(特許法101条1号)に当たるとして,共同不法行為による損害賠
償(特許法102条2項,民法709条,719条1項)として3899万319
9円及びこれに対する本件訴状送達の日(被告日進及び被告OHUについて平成3
0年5月7日,被告セイエーについて同月9日)の翌日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)227等請求棄却
商標権侵害差止請求事件
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商標法36条1項
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[概要] 本訴は,原告が,被告に対し,被告による被告標章の使用が原告の有する本
件商標権を侵害するなどと主張して,商標権による侵害停止,予防請求権(商
標法36条1項)に基づき,被告標章を美容液等(予備的に,別紙被告商品目
録記載の各商品(以下,番号に応じ「被告商品1」等といい,併せて「各被告25
商品」という。)を含む。)及びその包装に付すこと並びに被告標章を付した
美容液等(同前)を販売すること及び販売等のために展示することの差止めを
求めるとともに,侵害行為組成物廃棄等請求権(同条2項)に基づき,被告標
章を付した美容液等(同前)の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28994請求棄却
損害賠償等請求事件
原告FightSong株式会社 被告iGames株式会社
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著作権法114条2項 著作権法61条2項 著作権法27条 著作権法2条1項15号
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侵害 | 22回 | 損害賠償 | 9回 | 無効 | 8回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が,関連会社2社と共に,別紙原告ゲーム目録記載のゲーム(以
下「原告ゲーム」という。)に係る著作権(原告ゲームの構成,機能,画面配置5
等及びこれらの組合せ並びに原告ゲームのプログラムに係る複製権・翻案権・
公衆送信権。以下「本件著作権」という。)を共有しているところ,被告が別紙
被告ゲーム目録記載のゲーム(以下「被告ゲーム」という。)を制作・配信する
行為は,本件著作権を侵害しており,上記関連会社2社から,同社らの被告に
対する本件著作権侵害に基づく損害賠償請求権(以下,単に「本件債権」とい10
う。)の譲渡を受けたと主張して,被告に対し,本件著作権に基づき,被告ゲー
ムの複製及び公衆送信の差止め並びにこれを記録したコンピューター及びサ
ーバー内の記録媒体からの同記録の削除を求めるとともに,不法行為による損
害賠償請求権に基づき,損害金5760万円(①著作権法114条2項に基づ
く損害4800万円,②弁護士費用960万円)及びうち480万円に対する15
平成30年10月2日(訴状送達の日の翌日)から,うち5280万円に対す
る令和2年2月5日(訴えの変更申立書送達の日の翌日)から,各支払済みま
で平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
▶判決の詳細
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令和3年2月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)11721
(ジアルキルホスフィン酸塩)
原告クラリアント・プロドゥクテ・・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 被告ホステック株式会社
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特許法100条1項
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無効 | 47回 | 進歩性 | 22回 | 実施 | 21回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 原告は,発明の名称を「ジアルキルホスフィン酸塩」とする特許に係る特許
権者であるところ,別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)5
は,上記特許に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張している。
そして,本件は,原告が,被告に対し,被告による被告製品の製造・譲渡等
は,上記特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき,被告製
品の製造・譲渡等の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,被告製品及
びその半製品(被告製品の構造を具備しているが製品として完成するに至らな10
いもの。以下同じ。)の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10011審決取消訴訟
審決取消請求事件 (カテーテル組立体)
原告ベー・ブラウン・メルズンゲン・アクチエンゲゼルシャフト 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「カテーテル組立体」とする発明について,平成2
6年8月18日(優先日平成25年8月21日,同月29日及び同年10月
31日(以下「本願優先日」という。),優先権主張国英国及び中国)を国際
出願日とする特許出願(特願2015−563128号。甲26)の一部を分
割して,平成27年12月11日,新たに特許出願(特願2015−2420
55号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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実用新案権
令和3年2月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10038控訴棄却
実用新案権侵害差止等請求控訴事件 (ハーネス型安全帯の着用可能な空調服)
被控訴人株式会社サンエス
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特許法104条の3 実用新案法28条1号 特許法79条 実用新案法37条1項5号
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実施 | 72回 | 実用新案権 | 31回 | 無効 | 15回 | 侵害 | 14回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,考案の名称を「ハーネス型安全帯の着用可能な空調服」とする実用
新案登録(登録第3198778号。この実用新案登録を「本件実用新案登録」
といい,本件実用新案登録の登録実用新案を「本件登録実用新案」と,本件実
用新案登録に係る実用新案権を「本件実用新案権」という。)の実用新案権者で
ある被控訴人が,控訴人及び株式会社セフト研究所(以下「セフト社」という。)
による別紙物件目録記載1ないし6の各製品(以下「被告各製品」と総称し,
同目録記載の番号に対応させて,それぞれを「被告製品1」などという。)の製
造及び販売が本件実用新案権の侵害又は間接侵害(実用新案法28条1号)に
該当する旨主張して,控訴人に対し,同法27条1項及び2項に基づき,被告
各製品の製造,譲渡,輸出,輸入及び譲渡の申出の差止め及び廃棄を求めると
ともに,本件実用新案権侵害の共同不法行為に基づく損害賠償として,損害金
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)34531請求棄却
知財及び損害賠償請求事件
原告A 被告モダンロイヤル株式会社
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不正競争防止法2条1項3号 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,①被告が製造,販売する本件商品は,原告と
被告が共同開発したものであり,本件覚書に基づき,コミッションを受け取る
旨の合意があったとして,そのコミッションを受ける権利の確認と未払コミッ25
ションの一部120万円(平成31年4月分~令和元年12月20日分)及び
訴状送達の日の翌日(令和2年1月15日)から支払済みまで民法(平成29
年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め(請求の趣旨第2項及び第4項),②仮に,本件覚書が効力を有しないと
すれば,被告による本件商品の販売は,原告の著作権を侵害し,また,形態模
倣による不正競争行為に当たるとして,予備的に,著作権法112条1項,不5
正競争防止法3条1項に基づき,本件商品の製造,販売の差止めを求めるとと
もに(請求の趣旨第3項),③被告が,本件覚書に係る契約(以下「本件契約」
という。)の更新を拒絶し,また,本件商品の商品名を抜け駆け的に商標登録
したことが不法行為に当たるとして,その違法性を立証する労力及び時間に相
当する200万円の賠償及び訴状送達の日の翌日から支払済みまで前記改正前10
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である(請求
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月16日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10078控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (屋根煙突貫通部の施工方法及び屋根煙突貫通部の防水構造)
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特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に5
同じ。)
本件は,発明の名称を「屋根煙突貫通部の施工方法及び屋根煙突貫通部の防
水構造」とする発明についての特許(特許第5047754号。請求項の数6。)
に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人において,原判決別紙被告方法目
録記載の方法(被告方法)が本件特許の請求項1及び同2に係る発明(それぞ10
れ「本件発明1」,「本件発明2」)の,原判決別紙被告製品目録記載の製品
(被告製品)が本件特許の請求項4及び同5に係る発明(それぞれ「本件発明
3」,「本件発明4」)のそれぞれ技術的範囲に属し,被控訴人による被告方
法の使用及び被告製品の販売が本件特許権を侵害していると主張して,被控訴
人に対し,特許法100条1項に基づき,被告方法の使用及び被告製品の製造15
の差止めを求めるとともに,民法709条及び特許法102条2項に基づき,
損害賠償金4752万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の
翌日)である平成30年4月1日から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
▶判決の詳細
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意匠権
令和3年2月16日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10053控訴棄却
意匠権侵害行為差止請求控訴事件
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意匠法37条1項 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,意匠に係る物品を「自動精算機」とする意匠登録第1556717
号の意匠権(本件意匠権)を有する控訴人が,被控訴人に対し,原判決別紙被
告製品目録記載の券売機(被告製品)の販売等が本件意匠権を侵害するとして,10
意匠法37条1項に基づき被告製品の販売等の差止めを,同条2項に基づき被
告製品の廃棄を,民法709条に基づき損害賠償金1億0400万円(弁護士
費用等400万円を含む。)の内金1100万円(代理人費用等100万円を
含む。)及びこれに対する遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月10日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10074控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (無線通信サービス提供システム及び無線通信サービス提供方法)
被控訴人CinarraSystemsJapan株式会社
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特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法70条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 控訴人サービス」,「被告システム」は「被控訴人システム」,「被告方法」
は「被控訴人方法」とする。)
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)34858一部認容
プログラム著作権確認請求事件
原告A
B 被告日本電子計算株式会社
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著作権法27条
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[概要] 1 本件は,原告らが,被告に対し,別紙1プログラム目録記載1ないし3の各
プログラム(以下,同目録記載1のプログラムを「本件プログラム1」といい,
同目録記載2及び3の各プログラムも同様の例による。また,本件プログラム
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハマサキ・ホールディング 被告株式会社喜代村
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号 商標法3条1項
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1
の1・2)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,平成30年1月31日に本件商標についての商標登録無効審判請求(無
効2018-890007号)をしたところ,特許庁は,令和2年8月13日,「登
録第5607230号の登録を無効とする。」との審決(以下「本件審決」という。)
をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
(1) 引用商標の周知著名性について
平成24年及び平成27年においては,国内のすし店における売上高及びシェア
において,被告が経営するすし店「すしざんまい」(以下「被告すし店」という。)
の占める割合は,相当程度あったものと推認できるが,本件商標の登録出願時にお
ける,被告すし店による売上高及びシェアを客観的に確認できる証拠は提出されて
いない。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高度なイメージング特性を有する顕微鏡イメージング装置)
原告ザボードオブトラスティーズオブザレランドス 被告特許庁長官
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特許法30条2項 特許法30条4項 特許法30条1項 特許法157条2項4号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)3789一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社北の達人コーポレーション 被告株式会社はぐくみプラス
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①被告は,被告商品の品質について誤認させ
るような表示をして(不正競争防止法2条1項20号),原告の営業上の利益
を侵害した等と主張して,侵害行為停止・予防請求権(同法3条1項)に基づ25
き,被告商品の広告,取引に用いる書類及び通信等に本件表示をする行為の差
止めを求めるとともに,侵害行為組成物廃棄等請求権(同条2項)に基づき,
被告商品の広告,取引に用いる書類及び通信等における本件表示の抹消,並び
に,被告が既に配布した本件各文書のうち本件表示部分の回収を求め,②また,
被告は,競争関係にある原告の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知するな
どして(同法2条1項21号),原告の営業上の利益を侵害した等と主張して,5
侵害行為停止・予防請求権(同法3条1項)に基づき,本件虚偽事実の告知し
又は流布する行為の差止めを求めるとともに,侵害行為組成物廃棄等請求権
(同条2項)に基づき,被告が既に配布した本件各文書のうち本件虚偽事実部
分の回収を求め,③被告による上記の品質誤認表示行為及び信用棄損行為につ
いて,不法行為による損害賠償請求権(同法4条,民法709条)に基づき,10
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10051控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ウイルス及び治療法におけるそれらの使用)
被控訴人アムジェン株式会社
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特許法69条1項 特許法271条 特許法100条1項 特許法100条2項
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特許権 | 214回 | 実施 | 56回 | 侵害 | 30回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ウイルス及び治療法におけるそれらの使用」とする
本件特許に係る特許権者である控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件記載のウイル
ス(T-VEC)を用いた本件治験を日本で業として実施していることが,本件発明の実
施に当たり,本件特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき,同
ウイルスの使用の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,同ウイルスの廃棄
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10001
特許取消決定取消請求事件 ((メタ)アクリル酸エステル共重合体)
原告リケンテクノス株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,名称を「(メタ)アクリル酸エステル共重合体」とする発明につ
いて,平成29年1月11日,特許出願(特願2017-2700号。以下5
「本件出願」という。)をし,平成30年10月19日,設定登録を受けた(特
許第6419863号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
なお,本件出願は,原告が平成24年2月28日にした特許出願(特願2
012-42174号)の一部について,平成27年9月25日に新たな特
許出願がされ(特願2015-187678号),さらに,同出願の一部につ10
いて,新たな特許出願がされたものである。(甲1)
(2) 本件特許のうち請求項1について,平成31年4月19日,特許異議の申
立てがされた(異議2019-700313号)。(甲2)
(3) 特許庁は,令和元年11月28日,「特許第6419863号の請求項1
に係る特許を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その15
決定書の謄本は,同年12月10日,原告に送達された。
(4) 原告は,令和2年1月8日,本件決定の取消しを求めて本件訴えを提起し
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月8日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19976
発信者情報開示請求事件
原告AB 被告株式会社NTTぷらら
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著作権法14条
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対し,「C」と題する漫画作品
(2巻まで刊行されており,以下,同作品の1巻及び2巻の全体を「本件著作
物」という。)を複製して作成された画像データ(以下「本件共有画像」とい
う。)が,被告の電気通信設備を経由して,P2P方式のファイル共有ソフトウ20
ェアであるBitTorrentのネットワーク上に送信(アップロード)さ
れて送信可能化された上,同ネットワークを介して自動公衆送信されたこと
(以下,この一連の行為を「本件共有行為」と総称する。)によって,本件著作
物に係る原告の著作権(送信可能化権及び自動公衆送信権)が侵害されたこと
が明らかであるとした上で,本件共有行為を行ったBitTorrentのユ25
ーザー(以下「本件共有者」という。)に対する損害賠償請求権の行使のため,
被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があるとして,特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイ
ダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を求める事
案である。5
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月5日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13703請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法)
原告X 被告JFEスチール株式会社
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特許法102条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法」とする
発明に係る特許権(特許第5606596号)を有する原告が,被告の製造,
販売等する製鋼スラグ炭酸固化体ブロックの製造方法が上記発明の技術的範囲
に属すると主張して,被告に対し,不法行為に基づき,特許法102条3項に20
よる損害賠償金5000万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材)
原告イワツキ株式会社 被告株式会社瑞光
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特許法41条2項 特許法41条1項 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成23年5月31日に出願した国際特許出願(特願2012-
518387号。優先日平成22年6月1日,優先権主張国日本,優先権主5
張番号:特願2010-126338号)の一部を分割して,平成24年1
0月24日,発明の名称を「創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材」と
する発明について新たな特許出願(特願2012-234412号。以下「本
件出願」という。)をし,平成25年12月13日,特許権の設定登録(特許
第5433762号。請求項の数19。以下,この特許を「本件特許」とい10
う。)を受けた(甲12,34)。
(2) 原告は,平成29年6月30日,本件特許について特許無効審判(無効2
017-800084号)を請求した(甲25)。
被告は,平成29年11月6日付けで,請求項9ないし19を一群の請求
項として訂正する訂正請求(甲27)をした後,平成30年6月29日付け15
の審決の予告(甲28)を受けたため,同年9月4日付けで,請求項1ない
し19を一群の請求項として訂正する訂正請求(甲30。以下「本件訂正」
▶判決の詳細
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特許権
令和3年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理装置)
原告ソフトバンクロボティクス株式会社 被告株式会社パッセルインテグレーション
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1) 被告は,平成16年8月13日,発明の名称を「情報管理方法,情報管理
プログラム,及び情報管理装置」とする発明について特許出願(特願200
4-235768号〔以下「本件特許出願」という。〕,優先日・平成16
年7月28日。甲18)をし,平成17年12月22日,特許権の設定登録
(特許第3754438号。請求項の数15。)を受けた(以下,この特許
を「本件特許」という。甲29)。5
(2) 原告は,平成30年8月20日,本件特許の請求項1及び14について特
許無効審判を請求した(甲29)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800104号事件として審理を行
い,令和元年6月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」,との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月4日,原告に10
送達された。
⑶ 原告は,令和元年8月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10020控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
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民法719条1項 著作権法16条 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 事案の概要25
(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に同じ。)
本件は,控訴人が,氏名不詳者によりインターネット上のウェブサイトに投
稿された本件投稿動画は,控訴人が著作権を有する「控訴人動画」(原判決に
おける「原告動画」)と同一であり,同氏名不詳者の本件投稿行為は,控訴人
動画に係る控訴人の公衆送信権又は送信可能化権を侵害するものであることが
明らかであると主張して,本件投稿行為に係る経由プロバイダであると主張す5
る被控訴人に対し,法4条1項に基づき,本件投稿動画が投稿されたウェブサ
イトに,投稿者と同じユーザIDで最後にログインした者(最終ログイン者。
なお,このログインを「最終ログイン」という。)に関する本件各発信者情報
の開示を求めた事案である。
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商標権
令和3年2月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10091審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告株式会社ベガスベガス 被告株式会社ダイハチ
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商標法2条3項 商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの登録第5334030号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲2,3)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成21年8月18日
設定登録日 平成22年7月2日
指 定 役 務 第41類「セミナーの企画・運営又は開催,運動施設の提供,
娯楽施設の提供,映画・演芸・演劇・音楽又は教育研修のため
の施設の提供,遊戯用器具の貸与」
⑵ア 被告は,平成28年3月9日,本件商標の指定役務中「娯楽施設の提供」
に係る商標登録について,商標法50条1項所定の商標登録取消審判(以
下「本件審判」という。)を請求し,同月23日,その登録がされた(甲3)。
特許庁は,本件審判の請求を取消2016-300169号事件として
審理し,平成29年5月9日,本件審判の請求は,成り立たない旨の審決
(以下「第1次審決」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)1233一部認容
特許権侵害損害賠償請求事件 (コンクリート造基礎の支持構造)
原告大成建設株式会社 被告株式会社大林組
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法105条の3 民事訴訟法157条1項
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実施 | 149回 | 無効 | 54回 | 無効審判 | 40回 | 許諾 | 27回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「コンクリート造基礎の支持構造」とする特許第38
87248号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特
許権」という。)の特許権者である原告が,被告に対し,被告が建設した別紙15
「被告構造物目録」記載の各構造物(以下,同目録の番号欄の番号に対応させ
て「被告構造物1」などといい,併せて「被告各構造物」という。)における基
礎の支持構造は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発明(以下「本
件発明」という。)の技術的範囲に属するものであり,当該基礎の支持構造を構
築することが本件発明の実施に当たると主張して,本件特許権侵害の不法行為10
に基づき,損害金合計1億5000万円(特許法102条2項,3項又は10
5条の3によって算定される損害金)及びこれに対する不法行為後の日である
平成30年1月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。15
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠(以下,書証番号は特
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19441請求棄却
損害賠償請求事件 (ガスコンロ装置)
原告株式会社旭テクノス 被告株式会社ニチネン
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特許法134条の2 特許法102条3項 特許法102条
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[概要] 本件は,原告が,被告による別紙被告製品目録記載1から3の各製品(以下,
番号に応じて「被告製品1」等といい,併せて「各被告製品」という。)の製
造,販売,販売の申出は,原告の有する特許第2908792号の特許権(以5
下「本件特許権」という。)を侵害し,原告は損害を被ったと主張して,不法
行為による損害賠償請求権に基づき,9637万3591円及びこれに対する
不法行為より後の日である平成30年7月7日(訴状送達の日の翌日)から支
払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。10
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38078等一部認容
業務委託料請求事件
原告株式会社浪漫堂
株式会社ウェルネスフロンティア 被告株式会社浪漫堂
株式会社ウェルネスフロンティア
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著作権法114条3項 著作権法27条 著作権法112条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
本訴
本訴は,原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱硬化性コーティングを有する物品及びコーティング方法)
原告ナイロックエルエルシー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 37回 | 審決 | 18回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は,請求項1及び12に係る特許発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (滋賀新聞)
原告株式会社京都新聞ホールディングス 被告Y
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条 商標法1条
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対してこれを認めた
審決の取消訴訟である。争点は,以下の1に係る商標(以下,「本件商標」という。)
の使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社江本商店 被告縣屋酒造株式会社
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商標法50条1項 商標法2条3項8号 商標法50条 商標法2条3項1号
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標の不使用(商標法50条1項)が認められるか否かである。
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10030控訴棄却
名称使用差止請求控訴事件
被控訴人Y
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商標法32条1項
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[概要] 本件は,長唄囃子の普及等の事業活動を行う被控訴人が,「望月」の名称は望月流
宗家家元であり「十二代目望月太左衛門」の芸名を有する被控訴人の営業表示とし
て周知であり,控訴人らにおいて長唄囃子の事業活動に被控訴人の上記営業表示と
同一の「望月」の名称を使用する行為は他人の周知な営業表示と同一の営業表示を
使用するものとして不正競争防止法(以下,「法」という。)2条1項1号の不正競
争に該当する旨主張して,控訴人らに対し,法3条1項に基づき,長唄囃子におけ
る芸名として「望月」なる名称を称し,同名称を表札,看板,印刷物に表示するな
どして使用することの差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20083
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20960
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24110
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロ
バイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵
害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請
求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)24336
商標権移転登録手続請求事件
原告株式会社ラブラーク
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告は被告から別紙商標権目録記載の商標権
(以下「本件商標権」という。)を買ったと主張して,売買契約に基づき,本20
件商標権の移転の登録手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2597等一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告A
B 被告A
B
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著作権法114条1項 著作権法114条2項 著作権法112条2項
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[概要] 1 事案の概要
第1事件は,別紙文書目録記載1の「開運推命おみくじ」(1から100の番
号が付された100種類のおみくじからなるものである。以下,上記の開運推
命おみくじを「本件文書1」と総称し,個別のおみくじをいう場合には「本件
文書1の1番」などと表記する。以下同じ。)の著作者及び著作権者であると主
張する原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。5
ア ①被告が本件文書1を複製,販売した行為についての複製権及び譲渡権侵
害,②被告が本件文書1の字句や体裁等の一部について変更をした別紙文書
目録記載2の「開運推命おみくじ」(以下「本件文書2」と総称する。)及び
別紙文書目録記載3の「開運推命おみくじ」(以下「本件文書3」と総称す
る。)を複製販売する行為についての複製権又は翻案権及び譲渡権侵害をそ10
れぞれ理由とする本件文書1ないし3の複製,翻案,譲渡の差止め
イ 被告が本件文書1の20番,86番を原告の意に反して改変して本件文書
2の20番及び本件文書3の20番,86番を作成した行為についての同一
性保持権侵害を理由とする本件文書1の改変の差止め
▶判決の詳細
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特許権
令和3年1月25日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件 (携帯電話,Rバッジ,受信装置)
被控訴人シャープ株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「携帯電話,Rバッジ,受信装置」とする特許第47
89092号(本件特許)に係る本件特許権を有する控訴人が,原判決別紙物
件目録記載の各スマートフォン(被告製品)は,本件特許の特許請求の範囲の
請求項1に係る発明の技術的範囲に属し,被控訴人は被告製品を製造・販売等
することにより本件特許権を侵害したとして,民法709条に基づき,損害額
の一部である1億円及びこれに対する不法行為の日以後(最後の出荷日の後の
日)である平成30年1月1日から支払済みまで民法(平成29年法律第44
号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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