権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
民事訴訟
平成29年10月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)41326等請求却下
債務不存在確認請求本訴事件,特許権侵害差止等請求反訴事件 (卵凍結保存用具および筒状部材保持器具)
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特許法101条1号 特許法100条1項 民事訴訟法62条
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特許権 | 31回 | 侵害 | 21回 | 差止 | 10回 | 間接侵害 | 7回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,発明の名称を「卵凍結保存用具および筒状部材保持器具」とす
る特許第4373025号の特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を
「本件特許1」という。また,本件特許1の願書に添付した明細書及び図面を併せ20
て「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「卵凍結保存用具」とする特許第
4324181号の特許権(以下「本件特許権2」といい,その特許を「本件特許
2」という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明
細書2」という。)をそれぞれ有する被告に対し,原告の別紙原告製品目録記載1
ないし5の各製品(以下,これらをまとめて「原告製品」という。)のうち,別紙25
原告製品説明書(原告)記載の構成を有する各製品の生産,譲渡,貸渡し,輸出若
しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示を含
む。)は,いずれも被告の本件特許権1及び同2(以下,これらを併せて「本件各
特許権」という。)の侵害を構成しないと主張して,被告が原告の上記各行為(以
下,これらをまとめて「譲渡・輸出入等」という。)について本件各特許権に基づ
く差止請求権を有していないことの確認を求める(本訴請求)のに対し,被告が,5
▶判決の詳細
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著作権
平成29年10月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10061控訴棄却
著作者人格権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社X建築研究所平林健吾 被控訴人株式会社竹中工務店
株式会社彰国社
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著作権法112条1項 著作権法10条1項5号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は,建築設計等を目的とする株式会社である控訴人(一審原告)が,
原判決別紙物件目録記載の建物(本件建物)について,自らがその共同著作
者(主位的主張)又は本件建物を二次的著作物とする原著作物(控訴人設計
資料〔甲7,7の2〕及び控訴人模型〔甲8〕に基づく控訴人代表者の提案
内容)の著作者(予備的主張)であるにもかかわらず,①被控訴人竹中工務
店が,本件建物の著作者を同被控訴人のみであると表示してデザイン賞に応
募し,同表示に基づいて賞を受賞したこと(本件各受賞)や,②被控訴人竹
中工務店の上記表示を受けて,被控訴人彰国社が,そのように表示された書
籍(本件書籍)を発行,販売してこれを継続していることが,それぞれ,控
訴人の有する著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して,被控訴人
らに対し,次の各請求を行う事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10216審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (脂質含有組成物およびその使用方法)
被告特許庁長官 原告アーシャニュートリションサイエ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成21年4月20日,発明の名称を「脂質含有組成物およびそ
の使用方法」とする特許出願(特願2011-506377号。パリ条約に基
づく優先権主張:平成20年4月21日・アメリカ合衆国,平成20年6月2
5日・アメリカ合衆国,平成20年11月5日・アメリカ合衆国。請求項の数
41。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10209審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ルミネセンス検出方法)
被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 68回 | 実施 | 48回 | 優先権 | 8回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 事実である。)
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年10月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8271請求棄却
職務意匠に基づく対価等請求事件
被告タカラ産業株式会社
株式会社エフシーデザイン 原告P1
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意匠法15条3項 民事訴訟法61条 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,被告タカラ産業株式会社(以下「被告タカラ産業」という。)の元従業員で
あり,被告タカラ産業において登録意匠の実施品として製品化された別紙意匠公報15
ないし4記載の意匠(以下,併せて「本件意匠」といい,個別に,順に「本件意匠1
ないし4」という。)の主たる創作者である旨主張する原告が,被告タカラ産業及び同
社からの依頼に基づきデザイン案を作成した被告株式会社エフシーデザイン(以下
「被告エフシーデザイン」という。)に対し,下記請求をした事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10274審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (フッ素置換オレフィンを含有する組成物)
被告特許庁長官
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実施 | 107回 | 刊行物 | 79回 | 審決 | 45回 | 訂正審判 | 9回 |
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[概要] 又は裁判所に顕著な事実である。)
▶判決の詳細
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著作権
平成29年10月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)165請求却下
行政訴訟 著作権
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[概要] 本件各訴えは,いずれも行政事件訴訟法3条6項1号の義務付けの訴えとして提
起されているところ,同号の義務付けの訴えは,「行政庁が一定の処分をすべきで
あるにかかわらずこれがされないとき」に,「行政庁がその処分又は裁決をすべき
旨を命ずることを求める訴訟」であるから,義務付けを求める行政庁の行為に処分
性が認められることを当然の前提とするものと解される。
本件について見ると,法務大臣において,法務省,文化庁,公正取引委員会5
及びJASRACに対する包括許諾契約に基づく徴収方法の是正処置命令を発
する法令上の根拠規定は認められず,また,法務省において,公正取引委員会
及びJASRAC対する包括許諾契約に基づく徴収方法の排除,除去,著作権
法改正の是正処置命令を発する法令上の根拠規定も認められないから,原告の
主張するこれらの是正処置命令は,いずれも行政処分ということができず,処10
分性を欠くものであり,本件各訴えは不適法である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年10月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10042控訴棄却
損害賠償請求控訴事件(本訴),著作権侵害差止等請求控訴事件(反訴)
被告兼反訴原告) 控訴人兼被
(1審本訴原告兼反訴被告) 被控訴人兼控訴人(1審本訴被告兼反訴原告)
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著作権法112条1項 著作権法12条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1
棄却したので,1審原告と1審被告の双方が控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10074等請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (窒化ガリウム系化合物半導体発光素子)
控訴人・被
・附帯被
日亜化学工業株式会社
・被
E&EJapan株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項
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特許権 | 28回 | 侵害 | 24回 | 損害賠償 | 16回 | 無効 | 9回 |
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[概要] 1 事案の要旨
一審原告は,発明の名称を「窒化ガリウム系化合物半導体発光素子」とする特許
第3972943号に係る特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を「本
件特許1」という。また,その願書に添付した明細書〔訂正審判事件(訂正201
4-390187)の平成27年1月21日付け審決(同月29日確定)により訂
正されたもの。原判決別紙2(訂正明細書)参照〕及び図面〔原判決別紙4(特許
第3972943号公報)参照〕を併せて「本件明細書1」という。)及び発明の名
称を「窒化物半導体素子」とする特許第3786114号に係る特許権(以下「本
件特許権2」といい,その特許を「本件特許2」という。また,その願書に添付し
た明細書〔訂正審判事件(訂正2015-390089)の平成27年9月24日
付け審決(同年10月2日確定)により訂正されたもの。原判決別紙5(訂正明細
書)参照〕及び図面〔原判決別紙7(特許第3786114号公報)参照〕を併せ
て「本件明細書2」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10183審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (負極,二次電池)
被告ソニー株式会社杉浦拓真 原告X1
X2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成18年3月16日,発明の名称を「負極,二次電池」とする特
許出願をし,平成25年4月19日,設定の登録(特許第5245201号)を受
けた(請求項の数2。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告らは,平成27年3月16日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2015-800062号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月3日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10022控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗難防止装置)
控訴人マイティキューブ株式会社 被控訴人アイアンドティテック株式会社清原直己
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[概要] 1 事案の概要(略称は,原判決に従う。)
本件は,名称を「盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗
難防止装置」とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別
紙被告製品目録記載1-1,1-2及び2の盗難防止タグ(被告製品1及び2)は,
本件発明1から3までの技術的範囲に,同目録記載3及び4の盗難防止タグ用リモ
コン(被告製品3及び4)は,本件発明4及び6の技術的範囲に属するから,被控
訴人が被告製品1から4までを製造・販売する行為は,本件特許権を侵害する行為
であり,被告製品1及び2のプログラムを作成した行為は,本件特許権を侵害する
行為とみなされると主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金62
42万2510円及びこれに対する不法行為の後の日である平成26年9月11日
(訴状送達の日)から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年10月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10265審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗難防止装置)
被告アイアンドティテック株式会社清原直己 原告マイティキューブ株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 株式会社クボタは,平成8年3月21日,発明の名称を「盗難防止タグ,指
示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗難防止装置」とする特許出願をし,平
成12年8月18日,設定の登録(特許第3099107号)を受けた(甲7。請
求項の数9。以下,この特許を「本件特許」という。)。原告は,その後,同社か
ら,本件特許に係る権利を譲り受けた。
⑵ 被告は,平成27年1月19日,本件特許のうち請求項1ないし4,6及び
7に係る部分について特許無効審判請求をし,無効2015-800016号事件
として係属した。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年10月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)21232
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社
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著作権法18条1項 著作権法23条1項 著作権法10条1項1号 著作権法19条1項
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[概要] 1 本件は,別紙3著作物目録記載の文書(以下「本件文書」という。)の著作
権者であると主張する原告が,被告の提供するインターネット接続サービスを経由25
してインターネット上の掲示板「2ちゃんねる」(以下「本件掲示板」という。)
に投稿された別紙2投稿記事目録記載の各投稿記事(以下「本件各記事」という。)
により,原告の著作者人格権(公表権,氏名表示権)及び著作権(送信可能化権)
が侵害されたことは明らかであると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に
基づき,被告に対し,本件各記事に係る別紙1発信者情報目録記載の情報(以下「本5
件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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平成29年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)30872
特許権侵害差止請求事件 (医薬)
被告東和薬品株式会社
は,本件2mg錠剤のサンプル薬(ロット番号:PTVD-203)及び本
は,先使用権の成立を基礎付ける事実として,本件出願日(平成24年8月
は,上記サンプル薬の水分含量がそれぞれ本件2mg錠剤の実生産品(ロッ
の説明に係る値を前提とするならば,PTVD-201は,本件発明2の構成 原告及び被告は,いずれも医薬品の製造,販売等を業とする株式会社である。
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特許法79条 特許法100条1項 特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨25
本件は,発明の名称を「医薬」とする特許第5190159号の特許権(以下「本
件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付
した明細書を「本件明細書」という。)を有する原告が,別紙物件目録記載の名称
(販売名)の医薬品(錠剤とその包装からなる。以下「被告製品」という。)は,
本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下「本件特許請求の範囲」という。)
の請求項2記載の発明(以下「本件発明2」といい,本件特許のうち同発明に係る5
ものを「本件発明2についての特許」という。)の技術的範囲に属するから,被告
が被告製品を製造し,販売し,販売の申出をすることは,本件特許権を侵害する行
為であると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品の製造,
販売及び販売の申出の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,被告製品の廃
棄を求める事案である(なお,原告は,請求原因として,被告製品が本件特許請求10
の範囲の請求項1記載の発明〔以下「本件発明1」という。〕の技術的範囲に属す
ることも主張していたが,平成29年3月24日の第9回弁論準備手続期日におい
て,「請求項1に基づく請求は撤回する」旨述べ,被告は,同期日において,これ
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)39582請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告島津エス・ディー株式会社 原告ユニパルス株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,原告が,原告の販売する別紙原告商品表示目録(但し,同目録中「約
10°」とは「10°±1°」を意味する。)記載の形態的特徴を有する重量
検品ピッキングカート(以下「原告商品」という。)の形態が原告の商品等表示
として需要者の間に広く認識される状態に至っていたところ,被告が販売を開
始した別紙被告商品目録記載の重量検品ピッキングカート(支柱等が赤色のも
のに限らない。以下「被告商品」という。)の形態は原告商品の形態と類似し,
これと混同を生じさせるから,被告による被告商品の販売が,不正競争防止法
2条1項1号の不正競争行為に当たる旨主張して,被告に対し,同法3条1項
及び2項に基づき,被告商品の譲渡等の差止め及び被告商品の廃棄を求める(前
記第1の1,2)と共に,同法4条に基づき,損害賠償金3億0400万円の
一部である4400万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記第1の3)
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)14131請求棄却
特許権侵害行為差止請求事件 (医薬組成物)
被告中外製薬株式会社
マルホ株式会社
ら 原告レオファーマアクティーゼルスカブ
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法123条1項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「医薬組成物」とする特許権を有する原告が,被告らに
おいて被告物件を製造及び販売しようとしているところ,これらの行為は上記特
許権を侵害するものであると主張して,被告らに対し,①特許法100条1項に
基づき,被告物件の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若し
くは貸渡しの申出の差止めを,②同条2項に基づき,被告物件の廃棄を,それぞ10
れ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (介助機)
被告特許庁長官谿花正由輝 原告X
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特許法171条2項 特許法171条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実,弁論の全趣旨により認め
られる事実及び当裁判所に顕著な事実)
(1) 原告は,発明の名称を「介助機」とする発明について,平成9年8月2
0日に出願をし,平成17年3月15日付けで拒絶査定をされたことから,同年4
月20日に拒絶査定不服審判の請求(不服2005-9621号)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10005審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電流循環装置)
被告特許庁長官池渕立 原告X
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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実施 | 24回 | 審決 | 14回 | 特許権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,特許法36条6項1号要件(サポート要件)並びに同条4項1号
要件(実施可能要件及び委任省令要件)の判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年9月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10057等一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人・被
・附帯
・附帯被
株式会社MANGARAK
・附帯被
株式會社小池書院
・附帯被
Y₂ 被控訴人・附帯控訴人Y₃
株式会社小池一夫作品普及会
Y₄
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民法651条1項 著作権法27条 著作権法114条2項 民法108条
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許諾 | 317回 | 侵害 | 85回 | 損害賠償 | 62回 | 無効 | 19回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,漫画原作者である一審被告Y₁から著作物の独占的利用権の設定を受け
たと主張する一審原告(旧商号:平成19年6月5日まで「ウクソンジャパン株式
会社」,平成21年1月29日まで「小池一夫劇画村塾株式会社」,同年3月30日
まで「劇画村塾株式会社」。同日以降現商号。甲1,25)による次の各請求,す
なわち,①一審被告小池書院及び一審被告Y₁に対し,不法行為(独占的利用権の
侵害)に基づく損害賠償を求める請求,②一審被告小池書院及び一審被告Y₃に対
し,不法行為(独占的利用権の侵害)に基づく損害賠償を求める請求,③主位的に,
一審被告Y₁,一審被告Y₃,一審被告普及会及び一審被告Y₄に対し,不法行為
(独占的利用権の侵害)に基づく損害賠償を求めるとともに,予備的に,一審被告
Y₄に対し,取締役の任務懈怠責任に基づく損害賠償を求める請求,④一審被告Y
₁,一審被告Y₃及び一審被告普及会に対し,不法行為(独占的利用権の侵害)に基
づく損害賠償を求める請求,⑤一審被告Y₁に対し,主位的に債務不履行,予備的
に取締役の任務懈怠責任に基づく損害賠償を求める請求,⑥一審被告Y₁に対し,
主位的に貸金の返還,予備的に不当利得の返還を求める請求,⑦一審被告Y₁に対
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10048審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告神栄ホームクリエイト株式会社
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特許法150条5項 意匠法3条1項3号 意匠法24条2項
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[概要] 本件は,意匠登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
類似性(意匠法3条1項3号)についての判断の是非である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10051控訴棄却
ドメイン名使用差止請求権不存在確認請求控訴事件
控訴人株式会社クロエ大野聖二 被控訴人ウィンリゾーツホールディングス,エルエルシー紋谷崇俊
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不正競争防止法2条1項13号
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[概要] 1 控訴人は,ドメイン名「WYNN.CO.JP」(以下「本件ドメイン名」という。)を
登録し,「Wynn」の名称でクラブ(以下「控訴人店舗」という。)を経営する株式会
社である。他方,被控訴人は,「Wynn」の名称でアメリカ合衆国のラスベガス及びマ
カオにおいてホテル,カジノ等の高級リゾート施設に係る事業を行う Wynn Resorts
Limited(以下「ウィンリゾート社」という。)の子会社である。ウィンリゾート社
を中心とするグループ企業(以下「被控訴人 Wynn グループ」という。)は,「Wynn」
の名称を,自らの業務に係る商品又は役務の表示として用いている(以下「Wynn ブ
ランド」という。)。控訴人店舗の看板等には,Wynn ブランドと類似した「Wynn」の
マークが付されている。
被控訴人は,平成28年1月26日頃,日本知的財産仲裁センターに対し,本件
ドメイン名を被控訴人に移転することを命ずる裁定を求めて,紛争処理の申立てを
行った。これに対し,日本知的財産仲裁センター紛争処理パネルは,同年3月25
日付けで,控訴人は本件ドメイン名について権利又は正当な利益を有しておらず,
本件ドメイン名が不正の目的で登録等されているとして,本件ドメイン名を被控訴
人に移転することを命ずる裁定をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10266審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告エンゼルプレイングカード株式会社藤森裕司
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法3条1項4号 商標法3項
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,①商標法3条1項3号該当性及び②同条2項該当性である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10237審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年3月23日,発明の名称を「河川の上流部及び中流
部における護岸の方法。」とする特許出願(特願2010-65438号。
請求項の数1。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10056控訴棄却
売買代金請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y1
Y2
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民法95条
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10047控訴棄却
特許法違反請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y川戸万葉
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[概要] 1 本件は,弁理士である被控訴人に対して特許出願に関する出願書類作成及び
手続の代理を委任した控訴人が,被控訴人が控訴人の求める内容を出願書類に
記載せず,上記特許出願に関する拒絶理由通知に対して控訴人の意向に応じた
補正を行わないなど,特許法及び応答ないし補正義務に違反した,詐欺を行っ
た,ねつ造ないし文書管理義務違反を行ったなどと主張して,被控訴人に対し,
①不法行為又は債務不履行に基づき損害賠償金400万円の支払(第1請求),
②上記拒絶理由通知に対する反論が難しいという被控訴人の見解についての特
許庁公認の内容証明の提出(第2請求),③上記出願書類において控訴人の発
明の内容を記載した文章ないし図面の場所の特定(第3請求)をそれぞれ求め
る事案である。
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特許権
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10009審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ズボン)
被告特許庁長官長馬望 原告X
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特許法29条2項
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刊行物 | 301回 | 審決 | 112回 | 実施 | 6回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「ズボン」とする発明につき,平成27年5月16日
に特許出願(特願2015-112654号。以下「本願」という。)をし,
平成28年1月29日付けで手続補正(以下「本件補正」という。)を行った
が,同年4月7日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成28年5月6日,拒絶査定不服審判請求(不服2016-76
03号)をしたが,特許庁は,同年12月1日,「本件審判の請求は,成り立
たない。」との審決をし,その謄本は同月21日に原告に送達された。
原告は,平成29年1月13日,審決の取消しを求めて本件訴えを提起した。
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不正競争
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所 さいたま地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10032控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,保証債務履行請求控訴事件
控訴人有限会社横瀬
有限会社田舎っぺ石下雅樹 被控訴人Y1
Y2
Y3
Y4岡田晃知
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 控訴人有限会社横瀬(以下「控訴人横瀬」という。)は,埼玉県内で「田舎っ
ぺ」という名称を使用してうどん店を経営する有限会社であり,被控訴人Y1(以下
「被控訴人Y1」という。)及び被控訴人Y4(以下「被控訴人Y4」という。)は,い
ずれも控訴人横瀬の元従業員であり,現在では,被控訴人Y1は,埼玉県内において
「めんこや」という名称のうどん店を経営し,被控訴人Y4は,埼玉県内において
「名代 四方吉うどん」という名称のうどん店を経営している。
本件は,控訴人横瀬が,控訴人横瀬の「田舎っぺ」という名称のうどん店に係る
営業方法全体(以下「本件営業方法」という。)が不正競争防止法2条1項1号にい
う「商品等表示」に該当するとして,被控訴人Y1の上記うどん店及び被控訴人Y4
の上記うどん店の営業方法が本件営業方法と類似すると主張し,被控訴人Y1に対
し,主位的には不正競争防止法4条に基づく損害賠償として,予備的には不法行為
に基づく損害賠償,不当利得に基づく利得金の返還ないしは債務不履行に基づく損
害賠償を選択的請求として,損害金又は利得金の一部である2000万円及びこれ
に対する平成26年4月13日(被控訴人Y1に対する訴状送達の日の翌日)から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め(1審甲事件),
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商標権
平成29年9月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)32055請求棄却
専用使用権侵害差止等請求事件
被告株式会社ロイヤル
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不正競争防止法2条1項1号 商標法25条 商標法38条2項 商標法2条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」という。)につき専
用使用権(以下「本件専用使用権」という。)を有する原告が,被告による別紙被
告標章目録記載の標章(以下「被告標章」という。)が付された「スイマーバ」と
いう商品名の乳幼児用首浮き輪(以下,同商品を「本件商品」といい,被告が輸入,5
販売する本件商品を「被告商品」という。)の輸入,販売その他の前記第1の1記
載の行為が本件専用使用権を侵害し,また,原告の商品等表示として需要者の間に
広く認識されているものと同一の商品等表示を使用したものであって不正競争防止
法2条1項1号の不正競争に該当すると主張して,被告に対し,商標法36条1項,
2項又は不正競争防止法3条1項,2項に基づき,上記各行為の差止め及び被告標10
章を付した乳幼児用首浮き輪の廃棄を求めるとともに,民法709条又は不正競争
防止法4条に基づき(対象期間は,平成26年12月1日から平成27年3月3日
まで及び同年5月19日から同年10月31日までである。),被告が被告商品を
販売したことによる損害賠償として,2010万円(商標法38条2項又は不正競
争防止法5条2項により算定される損害額)及びこれに対する不法行為後の日であ15
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (配線ボックス)
被告未来工業株式会社小林徳夫 原告日動電工株式会社木村俊之
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成25年11月5日,発明の名称を「配線ボックス」とする発明に
ついて特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成27年1月16日,設定の
登録を受けた(特許第5681264号。請求項の数1。甲1。以下,この特許を
「本件特許」という。)。
本件出願は,平成16年6月16日にした特許出願(特願2004-17882
8号。以下「第1出願」という。),平成20年6月30日,第1出願の一部について
した特許出願(特願2008-170268号。以下「第2出願」という。),平成2
2年4月23日,第2出願の一部についてした特許出願(特願2010-9990
3号。以下「第3出願」という。),平成24年4月9日,第3出願の一部についてし
た特許出願(特願2012-88589号。以下「第4出願」という。)を経て,第
4出願の一部について新たにした分割出願(特願2013-229458号)であ
る。
原告は,平成27年11月12日,本件特許に対する無効審判を請求し,特
許庁は,これを無効2015-800209号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (3Dテレビ)
被告特許庁長官清水正一 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10264審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告住友重機械工業株式会社
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[概要] められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10050審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (航空機等用安全安心リチウム電池システム)
被告特許庁長官平田信勝 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法29条2項
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実施 | 21回 | 審決 | 15回 | 分割 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10236審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (旨み成分と栄養成分を保持した精白米または無洗米の製造装置)
被告東洋ライス株式会社 原告幸南食糧株式会社高田一
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特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,明確
性要件の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年9月21日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)245控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社絨毯ギャラリー 被控訴人有限会社オリエンタルアート
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商標法1条 商標法37条1号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,後記2(2)の商標権の商標権者である控訴人が,原判決別紙被告標
章目録記載1の標章を付したじゅうたん等の敷物をイランから輸入し,日本国
内において販売している被控訴人に対し,商標権侵害を理由に下記の請求をし
ている事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)24175請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社豊大
補助参加人株式会社ハイジェンテック 原告株式会社光未来
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特許法100条1項 特許法39条3項 特許法102条2項 特許法104条の3
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実施 | 16回 | 侵害 | 12回 | 特許権 | 10回 | 実用新案権 | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による被告製品の輸入等が原告の特許権を
侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき被告製品の輸入等の差止め
を,同条2項に基づき被告製品及びその半製品の廃棄を,民法709条及び特
許法102条2項に基づき損害賠償金3980万円及びこれに対する不法行
為の後である平成28年8月5日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10001審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (鋼管ポールおよびその設置方法)
被告特許庁長官小野忠悦 原告ヨシモトポール株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年6月5日,発明の名称を「鋼管ポールおよびその設置方
法」とする特許出願(特願2014-116674号)をし,平成27年7月16
日,その特許請求の範囲等を補正した(甲5,11。以下,この補正を「本件補正」
という。)。
⑵ 原告は,平成27年8月20日,本件補正を却下され,本願について拒絶査
定を受けた(甲12,13)。
⑶ 原告は,平成27年11月25日,これらに対する不服の審判を請求した(甲
14)。
⑷ 特許庁は,これを不服2015-20893号事件として審理し,平成28
年11月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年12月6日,その謄本が原告
に送達された。
⑸ 原告は,平成29年1月4日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10048控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件
控訴人X日本原子力研究開発機構 被控訴人国立研究開発法人
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特許法35条3項
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[概要] 1 本件は,被控訴人の前身である日本原子力研究所(原研)の職員であった控
訴人が,原研の権利義務を包括承継した被控訴人に対し,①控訴人がその在職中に
行った職務発明につき,平成16年法律第79号による改正前の特許法35条3項
に基づく相当な対価として1億円の支払を求めるとともに,②原研が上記職務発明
に係る原判決別紙特許権目録記載の各特許権(本件各特許権)を控訴人の意思に反
して放棄したこと等が不法行為に当たると主張して,(ⅰ)損害賠償金100万円の
支払,(ⅱ)本件各特許権を維持された状態に戻す手続及び(ⅲ)謝罪を求めた事案で
ある。
2 原判決は,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年9月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10230審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社コマリヨー齋藤貴広 原告ミュニックソシエダリミターダ河部康弘
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商標法50条 商標法50条2項 商標法5条2項5号 商標法27条
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に基づいて商標登録を取り消した審決の取消訴訟
である。争点は,登録商標の使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年9月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10049審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官中束としえ 原告一般財団法人日本助産評価機構目黒豪
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商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年9月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)16829一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (防蟻用組成物)
被告アーテック工房株式会社岡田雄一郎 原告株式会社エコパウダー大野浩之
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特許法102条2項 特許法134条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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実施 | 56回 | 進歩性 | 22回 | 特許権 | 20回 | 無効 | 20回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「防蟻用組成物」とする特許権を有する原告が,被告
に対し,別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)の生産等
が特許権侵害に当たると主張して,①特許法100条1項及び2項に基づく被
告製品の生産等の差止め及び廃棄,②民法709条及び特許法102条2項に
基づく損害賠償金1億2918万4341円及びこれに対する不法行為の後の
日(訴状送達の日の翌日)である平成27年6月30日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,③民法703条に基づく不当利
得金1110万4731円及びこれに対する履行の請求を受けた後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年6月30日から支払済みまで同割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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