権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10146審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (パチンコ機)
被告特許庁長官 原告株式会社平和
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年12月27日にした特許出願(特願2011-285
629号)の一部を分割し,平成28年2月24日,発明の名称を「パチン
コ機」とする発明について特許出願(特願2016-33001号。以下「本
願」という。甲3)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成31(ネ)10009控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (薬剤分包用ロールペーパ)
控訴人日進医療器株式会社
株式会社セイエー
OHU株式会社
ら
ら補佐人弁理士石川大輔 被控訴人株式会社湯山製作所
|
特許法101条1号 民事訴訟法2条 特許法104条の3 特許法17条の2
|
無効 | 171回 | 無効審判 | 44回 | 進歩性 | 40回 | 審決 | 33回 |
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「薬剤分包用ロールペーパ」とする発明についての特
許(特許第4194737号。以下「本件特許」という。)の特許権(以下「本
件特許権」という。)を有していた被控訴人が,控訴人らによる原判決別紙「被
告製品目録」記載の製品(以下「被告製品」という。)の製造,販売が本件特
許権の間接侵害(特許法101条1号)等に当たる旨主張して,本件特許権侵
害の不法行為に基づく損害賠償として999万6781円及びこれに対する不
法行為の後である訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成31(ネ)10004控訴棄却
販売差止め及び損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社ユメロン黒川被控訴人(一審
)Y小野淳也 控訴人(一審原告)株式会社ジェイ・エス竹内瑞穂 被控訴人(一審被告)株式会社ユメロン黒川
(一審被告)Y小野淳也
|
不正競争防止法2条1項1号 意匠法37条1項 意匠法24条2項
|
|
|
[概要] 本件は,控訴人が,①被控訴人株式会社ユメロン黒川(以下「被控訴人会社」と
いう。)による原判決別紙「イ号物件目録」記載の商品(アイマスク。イ号物件)
の製造,販売等は,自らが有する登録意匠第1276735号(本件登録意匠)に
係る意匠権(本件意匠権)の侵害に当たる旨,②控訴人が販売する原判決別紙「原
告商品・表示目録」記載の商品(レッグウォーマー等。本件原告商品)の形態の特
徴は控訴人の商品等表示として周知,著名になっていたところ,被控訴人会社によ
るこれに類似する原判決別紙「被告会社商品目録」記載の商品(アーム&レッグウ
ォーマー等。本件被告商品)の製造,販売等は,不正競争防止法2条1項1号及び
2号所定の不正競争行為に当たる旨,③被控訴人Y(以下「被控訴人Y」という。)
は被控訴人会社による上記各行為につき取締役の第三者に対する責任(会社法42
9条1項)を負う旨を主張して,被控訴人会社に対し,①意匠法37条1項及び2
項に基づき,イ号物件の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を,意匠法41条の準用す
る特許法106条に基づき,原判決別紙「謝罪広告目録」記載1の謝罪広告を同記
載2の条件で掲載することを求め,②不正競争防止法3条1項及び2項に基づき,
本件被告商品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を,不正競争防止法14条に基づき,
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10134審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告JNC株式会社深井俊至 原告メルクパテントゲゼルシクテルハフツング
|
特許法164条の2 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 本件は,被告が請求した特許無効審判の無効成立審決に対する取消訴訟である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(ネ)10087控訴棄却
債務不履行に伴う契約解除により返金請求と,その契約不履行と相当因果関係にある損害の賠償請求控訴事件
被告)プロパテント株式会社 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)プロパテント株式会社
|
民法559条 民法637条
|
|
|
[概要] 1 本件の原審は,電子ファイル構造等に係る本件特許(特許第5926470
号)の特許権者である控訴人が,本件特許発明の米国出願をするに当たり,被控訴
人に本件特許の願書に添付した明細書等の英語翻訳を依頼したところ,被控訴人の
作成した翻訳に誤訳・改ざん等があったと主張して,主位的に,①被控訴人の債務
不履行による契約解除に基づく契約代金返還請求及び損害賠償請求並びに被控訴人
の代表者であるA(以下「A」という,)の取締役としての第三者に対する責任(会
社法429条1項)に基づく損害賠償請求として,被控訴人及びAに対し,645
万3200円及びこれに対する平成29年8月22日(最初の訴状訂正申立書の作
成日付)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を,
また,②被控訴人及びAの不法行為に基づく損害賠償請求として,被控訴人及びA
に対し,上記と同額の連帯支払を,さらに,予備的に,③被控訴人の請負契約に係
る担保責任による契約解除に基づく契約代金返還請求及び損害賠償請求として,被
控訴人に対し,645万3200円及びこれに対する平成29年8月22日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10045審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子)
被告中外製薬株式会社星埜正和 原告アレクシオンファーマシューテ
|
特許法36条4項1号 特許法1条
|
実施 | 111回 | 無効 | 37回 | 審決 | 21回 | 優先権 | 16回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子」とす
る発明に係る特許権(特許第5824095号。平成21年4月10日(優
先権主張 平成20年4月11日,平成20年9月26日,平成21年3月
19日)を出願日とする特願2010-507273号の一部を平成23年
8月4日に新たな特許出願とした特願2011-171225号の一部を平
成23年12月8日に新たな特許出願とした特願2011-268497号
の一部を平成24年7月19日に新たな特許出願とした特願2012-16
0692号の一部を新たな特許出願とした(以下,同出願日を「本件出願日」
という。)もの。設定登録日 平成27年10月16日。請求項の数6。以
下,「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)
の特許権者である(甲19)。
(2) 原告は,平成28年12月19日,本件特許につき特許庁に無効審判請求
をし,特許庁は上記請求を無効2016-800138号事件として審理し
た。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10044審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子)
被告中外製薬株式会社星埜正和 原告アレクシオンファーマシューテ
|
特許法36条4項1号 特許法1条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子」とす
る発明に係る特許権(特許第5503698号。平成21年4月10日(優
先権主張 平成20年4月11日,平成20年9月26日,平成21年3月
19日)を出願日とする特願2010-507273号の一部を平成23年
8月4日に新たな特許出願とした特願2011-171225号の一部を平
成23年12月8日に新たな特許出願とした特願2011-268497号
の一部を平成24年7月19日に新たな特許出願とした(以下,同出願日を
「本件出願日」という。)もの。設定登録日 平成26年3月20日。請求
項の数6。以下,「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」
という。)の特許権者である(甲16)。
(2) 原告は,平成28年12月19日,本件特許につき特許庁に無効審判請求
をし,特許庁は上記請求を無効2016-800137号事件として審理し
た。被告は,平成29年3月24日付けで訂正請求をした(以下「本件訂正」
という。)。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10043審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子)
被告中外製薬株式会社星埜正和 原告アレクシオンファーマシューテ
|
特許法36条4項1号 特許法1条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「複数分子の抗原に繰り返し結合する抗原結合分子」とす
る発明に係る特許権(特許第4954326号。出願日 平成21年4月1
0日(優先権主張 平成20年4月11日,平成20年9月26日,平成2
1年3月19日)(以下,出願日を「本件出願日」という。),設定登録日
平成24年3月23日。請求項の数6。以下,「本件特許権」といい,同特
許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲16)。
(2) 原告は,平成28年12月19日,本件特許につき特許庁に無効審判請求
をし,特許庁は上記請求を無効2016-800136号事件として審理し
た。
(3) 特許庁は,平成29年11月22日,審判請求は成り立たない旨の審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月30日,原告に送達され
た。出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成30年3月29日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月26日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成31(ネ)10001等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴,同附帯控訴事件 (美容器)
控訴人兼附帯被
株式会社ファイブスター 被控訴人兼附帯控訴人株式会社MTG
|
特許法102条1項 特許法167条 特許法29条2項 特許法100条1項
|
無効 | 61回 | 無効審判 | 23回 | 進歩性 | 21回 | 審決 | 21回 |
|
|
[概要] 1 本件は,名称を「美容器」とする各発明に係る各特許権(特許第5791
844号及び特許第5791845号。本件特許1及び2)を有する被控訴
人が,控訴人が業として販売等する原判決別紙被告製品目録記載の製品(被
告製品)は,本件発明1及び2の技術的範囲に属するとして,控訴人に対し,
特許法100条1項に基づく同製品の製造・販売等の差止め,同条2項に基
づく半製品及び金型等の廃棄,並びに,平成27年8月14日から平成28
年7月末日までの不法行為に基づく損害賠償として,民法709条により,
●●●●●●●●●円及びうち●●●●円に対する不法行為の日以後である
本訴状送達日の翌日(平成28年5月15日)から,うち●●●●●●●●
●円に対する不法行為の日以後である訴えの変更申立書送達日の翌日(平成
29年10月17日)から,それぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)15518請求棄却
損害賠償請求事件 (会話処理装置および方法,並びに記録媒体)
被告IPsoftJapan
|
特許法101条1号 特許法100条1項 特許法112条3項
|
新規性 | 64回 | 実施 | 50回 | 無効 | 35回 | 進歩性 | 31回 |
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,原告の有する特許権に係る特許発明の技術的範囲に属する別5
紙1記載の製品(以下「本件製品」という。)を被告が製造販売等する行為が同
特許権の直接侵害又は間接侵害に当たるなどと主張して,被告に対し,特許法1
00条1項に基づく本件製品の製造,譲渡等の差止めと,民法709条,特許法
102条3項に基づく損害賠償として4500万円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年5月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで10
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和1年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成31(ワ)1955
発信者情報開示請求事件
|
著作権法32条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業を営む被告に対して,被告の電気通信設備を
経由してされたインターネット上のウェブサイトへの写真の掲載によって,当該写
真についての原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかで25
あり,別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)が,
その侵害に係る発信者情報であって,上記の掲載をした者(以下「本件投稿者」と
いう。)に対する損害賠償請求を行うために被告の保有する発信者情報の開示が必要
であるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開
示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,本件発信者情報の開示
を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の証拠(以下,書証番号は
特記しない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
(1) 被告は,電気通信事業を営み,インターネット接続サービス等を提供する株
式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月20日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)9201一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (シリコーン・ベースの界面活性剤を含むアルコール10含有量の高い発泡性組成物)
|
特許法102条3項 特許法36条6項2号 特許法100条1項 特許法36条4項1号
|
実施 | 128回 | 特許権 | 19回 | 侵害 | 14回 | 進歩性 | 11回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「シリコーン・ベースの界面活性剤を含むアルコール10
含有量の高い発泡性組成物」とする発明に係る特許権(特許第5891575号。
以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有する原
告が,被告サラヤ株式会社(以下「被告サラヤ」という。)が製造し,同被告及び
被告東京サラヤ株式会社(以下「被告東京サラヤ」という。)が販売する速乾性手
指消毒剤である別紙物件目録記載1及び2の各製品(以下,同記載1の各製品を15
「被告製品1」と,同記載2の各製品を「被告製品2」とそれぞれ総称し,また,
これらを併せて「被告各製品」という。)がいずれも,本件特許の請求項1,5及
び6に係る各発明(以下,請求項の番号に従って「本件発明1」のようにいい,ま
た,これらを併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属するとして,被告
らに対し,以下の各請求をする事案である。20
(1) 差止請求
ア 被告らに対する請求
本件特許権に基づく被告各製品の販売等の差止請求(特許法100条1項)
イ 被告サラヤに対する請求
▶判決の詳細
|
商標権
令和1年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アストンマーチンラゴン 原告ブレイントレーディング株式
|
商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
|
|
|
[概要] 本件は,商標法50条により商標登録を取り消した審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和1年6月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成31(ワ)2629
発信者情報開示請求事件
原告日本コロムビア株式会社
株式会社バンダイナムコアーツ
キングレコード株式会社
ら
|
著作権法102条 著作権法96条の2
|
|
|
[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,自らの製作に係るレコードについ
て送信可能化権を有するところ,氏名不詳者において,当該レコードに収録され
た楽曲を無断で複製してコンピュータ内の記録媒体に記録・蔵置し,インターネ10
ット接続プロバイダ事業を行っている被告の提供するインターネット接続サー
ビスを経由して自動的に送信し得る状態にして,原告らの送信可能化権を侵害し
たことが明らかであると主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者に係る発信者情報の開示を求め15
る事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プログラム及びサーバ)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告株式会社バンダイナムコエン
|
特許法29条2項
|
実施 | 64回 | 審決 | 19回 | 分割 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和1年6月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成31(ワ)7965
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケ―ションズ株式会社渡邉峻
は,一般利用者に対してインターネット接続プロバイダ事業等を行っ
は,このような特定電気通信の用に電気通信設備を供していたのであ
は,本件発信者情報を保有している。 原告は,実演家Mr.Childrenが歌唱する楽曲「Printin
は,本件レコードの送信可能化権を侵害した本件発信者に対して,損
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,実演家Mr.Childrenが歌唱する楽曲を録音したレコード
の送信可能化権を有すると主張する原告が,経由プロバイダである被告に対し,
氏名不詳者が上記レコードを圧縮して複製したファイルをコンピュータ内の記
録媒体に記録して蔵置し,被告の提供するインターネット接続サービスを経由
して自動公衆送信し得る状態にした行為により,上記送信可能化権を侵害され5
たことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情
報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
その他
令和1年6月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(行ウ)424請求棄却
行政訴訟 その他
被告国
指定代理人和氣礎 原告セヴァーン・トレント・ウォーター・リミテッド
ヨークシャー・ウォーター・サーヴィシーズ・リミテッド
エヌセーセー・デンマーク・アクティーゼルスカブ
ヘイデール・コンポジット・ソリューションズ・リミテッド
ら補佐人弁理士中村充利
|
特許法112条の2 特許法112条1項 特許法108条2項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,特許第4637825号の特許権(以下「本件特許権」といい,その20
特許を「本件特許」という。)の特許権者であった原告らが,特許法112条1項
規定の特許料追納期間中に第4年分の特許料及び割増特許料(以下,特許料及び
割増特許料を「特許料等」と総称する。)を納付しなかったため同条4項により消
滅したものとみなされた本件特許権について,同法112条の2第1項に基づき
第4年分の特許料等を納付する旨の特許料納付書(以下「本件納付書」という。)25
及び回復理由書を提出したところ,特許庁長官が本件納付書による納付手続を却
下した(以下「本件却下処分」という。)ため,上記の追納期間の徒過には同項所
定の「正当な理由」があるから本件却下処分は違法であると主張して本件却下処
分の取消しを求めるとともに,本件却下処分に対する異議申立てを棄却する旨の
決定(以下「本件決定」という。)の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
令和1年6月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)31572一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社三宅デザイン事務所
株式会社イッセイミヤケ
|
不正競争防止法5条1項 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項1号 著作権法114条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告らが,三角形のピースを敷き詰めるように配置することなどから
なる鞄の形態は,原告イッセイミヤケの著名又は周知の商品等表示であり,被告
による上記形態と同一又は類似の商品の販売は不正競争防止法2条1項1号又25
は2号所定の不正競争行為に該当するとともに,同形態には著作物性が認められ
るから,被告による上記販売行為は原告らの著作権(複製権又は翻案権)を侵害
するなどと主張して,被告に対し,①原告イッセイミヤケが,不正競争防止法3
条1項,2項又は著作権法112条1項,2項に基づき,原告デザイン事務所が
著作権法112条1項,2項に基づき,それぞれ上記商品の製造・販売等の差止
め及び商品の廃棄を,②原告イッセイミヤケが,不正競争防止法4条,5条1項5
又は民法709条,著作権法114条1項に基づき損害の一部である1億100
0万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年10月4日(訴状送達
日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,
③原告デザイン事務所が,主位的に不正競争防止法4条又は民法709条(著作
権侵害)に基づき,予備的に民法709条(一般不法行為)に基づき損害の一部10
である7199万5000円及びこれに対する上記②と同一の遅延損害金の支
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)43269
特許権侵害差止等請求事件 (抗ウイルス性衛生マスク)
被告株式会社徳光
株式会社マルゼン
ら 原告株式会社ジムウェイ
|
特許法100条1項 特許法102条2項 民法709条 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「抗ウイルス性衛生マスク」とする特許権を有する原告15
が,被告らに対し,被告らが製造,販売等する別紙被告製品目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)が,原告の特許権を侵害していると主張して,特許法
100条1項に基づき被告製品の製造等の差止め,同条2項に基づき被告製品及
びその半製品の廃棄,民法709条及び特許法102条2項に基づき,被告徳光
につき損害賠償金11万6270円,被告マルゼンにつき損害賠償金33万5020
38円及びこれらに対する不法行為の後の日である平成31年3月26日から
支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(行コ)10006控訴棄却
異議申し立て棄却処分取消請求控訴事件
控訴人X 被控訴人国
|
特許法112条の2
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,特許料等の不納付により消滅したものとみなされた本件
特許権について本件納付書を提出したにもかかわらず,特許庁長官から本件却下処
分を受けたことを不服として,本件異議申立てをしたが,これを棄却する旨の本件
決定を受けたため,控訴人が,本件却下処分及び本件決定の各取消しを求めるとと
もに,慰謝料の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
令和1年6月13日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成29(ワ)12720
不正競争行為差止等請求事件
|
不正競争防止法2条1項1号 民法709条 不正競争防止法19条1項5号 不正競争防止法2条1項
|
|
|
[概要] 原告は,被告が,原告が製造・販売する別紙原告商品目録1ないし15記載の食
品・調味料用瓶(以下,それぞれ「原告商品1」等といい,合わせて「原告商品」
という。)と形態が酷似する別紙被告商品目録1ないし15記載の食品・調味料用
瓶(以下,それぞれ「被告商品1」等といい,合わせて「被告商品」という。)を
製造・販売するところ,主位的に,被告の上記行為は,不正競争防止法2条1項15
号の不正競争行為に当たるとして,同法3条,4条に基づき,製造・販売の差止め
及び廃棄等,並びに損害賠償及びこれに対する訴状送達の日(平成30年1月12
日)の翌日から支払済みまでの遅延損害金の支払を求め,予備的に,被告の上記行
為は民法709条の不法行為に当たるとして,上記同額の損害賠償及び遅延損害金
の支払を求めた。10
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成30(行ケ)10125審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (β-アミロイドの対外的減少のための新規組成物及びその製造方法)
被告特許庁長官村上騎見高 原告アミレックスファーマシュイテッド
|
特許法69条 特許法29条2項 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月12日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(ワ)28391請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告コーアイセイ株式会社
日本ケミファ株式会社
日本ジェネリック株式会社
コーアバイオテックベイ株式会社堀籠佳典
ら
|
特許法105条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,被告らが別紙物件目録記載の各製剤(以下,それぞれを符号
に従い「本件製剤1」のようにいい,併せて「本件各製剤」という。)を製造・
販売等する行為が原告の特許権を侵害すると主張して,被告らに対し,特許法125
00条1項に基づく本件各製剤の生産,使用,譲渡若しくは貸渡し,輸出若しく
は輸入,譲渡若しくは貸渡しの申出又は譲渡若しくは貸渡しのための展示の差止
めと,同条2項に基づく本件各製剤の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月7日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成30(ネ)10063控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
控訴人ネオケミア株式会社
株式会社コスメプロ
株式会社アイリカ
株式会社キアラマキアート
ウインセンス株式会社
株式会社コスメボーゼ
クリアノワール株式会社 被控訴人株式会社メディオン・リサーチ
|
特許法102条2項 特許法102条3項 特許法101条1号 民法709条
|
実施 | 91回 | 侵害 | 71回 | 特許権 | 57回 | 損害賠償 | 9回 |
|
|
[概要] 1 本件は,名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明に係る2件の特
許権(特許第4659980号及び特許第4912492号。本件特許権1及び
本件特許権2)を有する被控訴人が,①控訴人らが製造,販売する原判決別紙
「被告製品目録」記載の炭酸パック化粧料(被告各製品)は上記各特許権に係る
発明(本件各発明)の技術的範囲に属し,それらの製造,販売が上記各特許権の
直接侵害行為に該当するとともに,②控訴人ネオケミアが被告各製品の一部に使
用する顆粒剤を製造,販売した行為は上記各特許権の間接侵害行為(特許法10
1条1号又は2号)に該当するなどとして,控訴人らに対し,同法100条1項
及び2項に基づく被告各製品及び顆粒剤の製造,販売等の差止め及び廃棄並びに,
別紙「請求一覧」のとおり,特許登録日から各項記載の日までの期間の不法行為
に基づく損害賠償金及びこれに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和1年6月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(ネ)10088控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (マグネット歯車及びその製造方法,これを用いた流量計)
控訴人タカハタプレシジョン株式会社 被控訴人株式会社Toshin
笛吹精工株式会社
ら
|
特許法29条1項1号 特許法100条1項 特許法29条1項2号 特許法104条の3
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「マグネット歯車及びその製造方法,これを用いた流
量計」とする特許(特許第5554433号。請求項の数5。以下,この特許
を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の
特許権者である控訴人が,原判決別紙被告ら物件目録1記載のマグネット歯車
(以下「被告マグネット歯車」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求
項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被告らに
よる被告マグネット歯車及び同歯車を使用した同目録2記載の流量計用指針ユ
ニット(以下「被告ユニット」といい,また,被告マグネット歯車と被告ユニ
ットを併せて「被告製品」という。)の製造,販売が本件特許権の侵害に当た
る旨主張して,被控訴人らに対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被
告製品の製造,販売等の差止め及び被告製品,半製品等の廃棄を求めるととも
に,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として5830万円及びこれ
に対する平成29年6月9日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事
▶判決の詳細
|
著作権
令和1年6月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成30(ネ)10052控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社マルイチ産商被控訴人(一審
)株式会社テクニカルパートナー被控訴人(一審
)Y1被控訴人(一審
)Y2 控訴人(一審原告)株式会社マルスジャパン町田麻美 被控訴人(一審被告)株式会社マルイチ産商
(一審被告)株式会社テクニカルパートナー
(一審被告)Y1
(一審被告)Y2
|
著作権法113条2項 著作権法47条の3 民法715条1項 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠及び弁論の全趣旨により認められる事実)は,以下のとおり
補正するほかは,原判決の「事実及び理由」欄の「第2 事案の概要」2に記載の
とおりであるから,これを引用する。
(1) 原判決4頁25行目から26行目「原告が被告マルイチ産商に対して」を
「被控訴人マルイチ産商が,控訴人に対して」と改める。
(2) 原判決5頁2行目「(原告を甲とし,被告を乙とする。)」を「(被控訴人マ
ルイチ産商を甲とし,控訴人を乙とする。)」と改める。
(3) 原判決8頁8行目「を締結した」を「が成立した」と改める。
(4) 原判決8頁21行目から22行目「ただし,」から23行目「また,」まで
を削除する。
(5) 原判決8頁24行目「この点にも争いがある。」を「この点については争い
がある。」と改める。
(6) 原判決8頁25行目から9頁4行目までを削除する。
(7) 原判決9頁5行目「(5)」を「(4)」と,10行目「(6)」を「(5)」とそれ
ぞれ改める。
▶判決の詳細
|
本サービスは判決文を自動処理して掲載しています。完全な正当性を保証するものではありません。判決の詳細は裁判所公表の判決文を必ずご確認ください(各事件のページにリンクがあります)。