| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10102控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社カンバス朝吹英太 被控訴人株式会社フェイス
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著作権法27条 民事訴訟法232条 著作権法114条1項 民事訴訟法232条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人が製造,販売する「Babel」とい
う名称の字幕制作用ソフトウェア(被控訴人プログラム)が,控訴人が製造,販売
する「SST G1」という名称の字幕制作用ソフトウェア(控訴人プログラム)の複
製又は翻案であるとして,①著作権(複製権,翻案権又は譲渡権)に基づき,被控
訴人プログラムの複製等の差止め及び被控訴人プログラムの廃棄を求めるとともに,
②不法行為に基づき,平成25年2月1日から同年8月9日までの損害賠償金48
44万1393円(著作権法114条1項適用,平成26年3月5日付けで請求拡
張)及びこれに対する不法行為後である訴状送達日の翌日(平成25年7月20日)
から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年3月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7540
発信者情報開示請求
被告さくらインターネット株式会社 原告共和ゴム株式会社
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不正競争防止法2条1項12号 著作権法32条 著作権法32条1項 不正競争防止法2条9項
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[概要] 本件は,インターネット上のウェブサイトに使用されるドメイン名あるいは
ウェブページの掲載記事の流通によって権利を侵害されたとする原告が,不正
競争防止法2条1項12号の不正競争又は著作権侵害を理由とする損害賠償請
求権等の行使のために,問題とするウェブページで特定されるウェブサイトが
開設されたレンタルサーバーを保有,管理する被告に対し,特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基
づき,発信者情報(氏名又は名称,住所)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年3月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)37302一部認容
民事訴訟 著作権
被告A 原告創価学会
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著作権法114条3項 著作権法15条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作者で
あると主張する原告が,別紙投稿記事目録記載1ないし29の各記事(以下,
同目録の番号に従って「被告記事1」などといい,各記事を併せて「被告各記
事」という。)をインターネット上の電子掲示板に投稿した被告に対し,本件
各記事に掲載された写真は,原告が本件写真について有する著作権(複製権,
翻案権,公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)を侵害するものであ
るとして,不法行為に基づく損害賠償として350万円及びこれに対する平成
28年1月22日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28071等一部認容
著作権侵害行為差止等請求事件(本訴事件),損害賠償請求反訴事件(反訴事件)
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民法545条1項 著作権法112条1項 著作権法112条2項 民法415条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本訴請求は,イラストレーターである原告が,被告との間で締結したとする
別紙イラスト目録各記載のイラスト(いずれも被告の依頼により原告が制作したも
の。以下,同目録の番号に従い「本件イラスト1」などといい,本件イラスト1
ないし同15の2を併せて「本件各イラスト」という。)の各著作権(以下「本
件各著作権」という。)及び被告の依頼により原告が色紙に直接書いて被告に渡
したイラスト(以下「特典色紙イラスト」といい,本件各イラストと併せて「本
件イラスト」という。)の著作権(以下「本件各著作権」と併せて「本件著作
権」という。)を原告が被告に有償で譲渡することなどを内容とする契約(以下
「本件著作権譲渡契約」という。)を被告の債務不履行(本件著作権の譲渡の対
価の不払)により解除した上で,被告に対し,①本件各著作権に基づく差止請求権
(著作権法112条1項)を主張して,本件各イラストの複製,公衆送信,展示,
譲渡及び翻案(以下「複製等」という。)の差止めを求め,②本件各著作権に基
づく廃棄等請求権(同条2項)を主張して,インターネット上のウェブサイト「夢
萌.com」ホームページ(URL:http:// 以下省略)(被告の管理に係るウェブ
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25479請求棄却
害賠償等請求事件
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民法641条 民法656条
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[概要] 1 本件は,原告が,株式会社である被告に対し,季刊誌『マダムトモコ』(以
下「本件雑誌」という。)の編集,デザイン,レイアウト等に関する請負契約ない
し継続的取引契約(以下「本件契約」という。)を平成26年2月21日に一方的
に解除された旨主張して,民法641条などに基づく損害賠償請求として,270
万7635円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である同年10月17日から支
払済みまでの商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに掲記の証拠及び弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実。なお,書証番号は,特記しない限り枝番の記載を省略
する。また,原告本人尋問の結果及び被告代表者尋問の結果については,本人調書
別紙速記録中,当該供述が記載された該当頁を付記する。)
(1) 当事者及び本件雑誌
ア 原告は,「Aⅰデザイン事務所」という屋号で,雑誌やポスターのデザイン
等の業務を営んでいた者である(甲24,弁論の全趣旨)。
イ 被告は,婦人服の企画,製造,販売等を業とする株式会社であり,本件雑誌
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)21900請求棄却
収益金配分請求事件
被告株式会社グラニ 原告A
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著作権法29条1項 著作権法2条3項 著作権法15条1項 著作権法2条1項10号
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[概要] 本件は,「神獄のヴァルハラゲート」との名称のソーシャルアプリケーショ
ンゲーム(以下「本件ゲーム」という。)の開発に関与した原告が,本件ゲー
ムをインターネット上で配信する被告に対し,①主位的に,原告は本件ゲーム
の共同著作者の1人であって,同ゲームの著作権を共有するから,同ゲームか
ら発生した収益の少なくとも6割に相当する金員の支払を受ける権利がある旨,
②予備的に,仮に原告が本件ゲームの共同著作者の1人でないとしても,原被
告間において報酬に関する合意があり,仮に同合意がないとしても,原告には
商法512条に基づき報酬を受ける権利がある旨主張して,著作権に基づく収
益金配分請求権(主位的請求)ないし報酬合意等による報酬請求権(予備的請
求)に基づき,本件ゲームの配信開始から平成25年7月末日までに被告が本
件ゲームにより得た利益の6割相当額とされる1億1294万1261円及び
これに対する訴状送達日の翌日である平成25年9月20日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合(主位的請求)又は商事法定利率年6分の割合(予備
的請求)による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10062一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人株式会社日本教文社
兼附帯被
生長の家 被控訴人兼附帯控訴人公益財団法人生長の家社会事業団
兼附帯控訴人株式会社光明思想社
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民法544条1項 著作権法114条3項 著作権法61条 著作権法114条1項
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| 許諾 | 93回 | | 侵害 | 25回 | | 差止 | 14回 | | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,(1)被控訴人事業団が,言語の著作物である「生命の實相」(本件著
作物1)及び「聖経 甘露の法雨」(本件著作物2)につき,著作権を有するとこ
ろ,控訴人教文社による原判決別紙書籍目録1記載の書籍(以下「控訴人書籍」と
いう。)の出版及び控訴人生長の家による同目録2記載の経本(以下「控訴人経本」
という。)の出版は,上記各著作物に係る被控訴人事業団の著作権(複製権,譲渡
権)を侵害する旨主張して,①控訴人教文社に対し,本件著作物1の著作権に基づ
き,控訴人書籍の複製,頒布又は販売の申出の差止め及び廃棄,②控訴人教文社に
対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,50万円(弁護士費用相当額)及
びこれに対する不法行為の後の日である平成25年11月23日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払,③控訴人生長の家
に対し,本件著作物2の著作権に基づき,控訴人経本の複製又は頒布の差止め,④
控訴人生長の家に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,50万円(弁護
士費用相当額)及びこれに対する不法行為の後の日である平成25年11月25日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め,(2)被控訴人光明思想社が,本件著作物1及び2につき,出版権を有するとこ
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10115控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
株式会社メディアジャパン 被控訴人兼附帯控訴人有限会社アートステーション
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著作権法114条2項 著作権法112条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,被控訴人が,控訴人及び附帯被控訴人は,原判決別紙被告商品目録
記載の各DVD商品(以下「控訴人商品」という。)を輸入,複製及び頒布し,被控
訴人の著作権(複製権及び譲渡権)を侵害していると主張して,控訴人及び附帯被
控訴人に対し,著作権法112条1項に基づき,控訴人商品の輸入,複製及び頒布
の差止めを求めるとともに,民法709条に基づき,連帯して,前記著作権侵害に
係る著作権法114条2項による損害賠償金405万円及びこれに対する訴状送達
の日の翌日である平成26年3月14日から支払済みまで年5分の割合による遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)22603一部認容
損害賠償請求事件
被告日鉄住金物産マテックス株式 原告株式会社ジャパンコーラー角田政芳
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著作権法114条2項 著作権法114条の5
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[概要] 本件は,別紙カタログ目録記載1のカタログ(以下「原告カタログ」とい
う。)の著作権者である原告が,同目録記載3のカタログ(以下「被告カタロ
グ」という。)を被告が作成,配布した行為が原告の著作権(編集著作物であ
る原告カタログ全体並びにこれに掲載された文章及び図表に係る複製権又は翻
案権及び譲渡権)並びに著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)の侵害
に当たると主張して,被告に対し,民法709条及び著作権法114条2項,
3項に基づき,損害賠償金の一部である1000万円及びこれに対する不法行
為の後である平成25年11月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10086控訴棄却
文書返還請求控訴事件
控訴人X 被控訴人新日鉄住金ソリューションズ株式会社
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特許法35条3項 特許法2条1項 著作権法15条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人に対し,①本件各文
書に係る著作権,著作者人格権及び付帯する全ての知的財産法に定められた権利を
有することの確認,②所有権に基づく本件各文書の返還を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21233
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社 原告A
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著作権法32条1項 著作権法27条 著作権法20条2項4号 著作権法113条6項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,「風水」に関するコンサルタント及び執筆活動を行っている者
である。(甲1)
被告は,電気通信事業を営む株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10022控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社幻戯書房
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著作権法112条1項 著作権法12条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)
は編集著作物であり,控訴人がその編集著作者であるところ,被控訴人による本件
書籍の複製及び販売は,控訴人の有する編集著作物に係る著作権(複製権,譲渡権)
及び著作者人格権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人に対
し,①著作権法112条1項に基づき,本件書籍の複製及び販売の差止め,②同条
2項に基づき,本件書籍の廃棄及びその版下データの消去,③著作権及び著作者人
格権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害金238万円(印税相当
額の損害38万円及び慰謝料200万円の合計額)及びこれに対する不法行為の後
の日である平成25年9月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,④同法115条に基
づき,編集著作者としての名誉及び声望の回復措置として謝罪広告等の掲載を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10106控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社エービープロモーション 被控訴人Y
株式会社オフィス・ミカワ
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[概要] 1 本件は,芸能プロダクションである控訴人が,①芸能人である被控訴人Y₁
と専属的所属契約を締結していたところ,被控訴人Y₁が同契約を一方的に破棄し
て独立し,被控訴人会社も被控訴人Y₁と共同して上記独立を敢行したとして,被
控訴人らに対し,債務不履行に基づく損害賠償金(移籍金相当額)1億3554万
8125円及びこれに対する請求の日の翌日である平成25年4月24日から支払
済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の連帯支払,②被控訴人らが
上記独立に当たり控訴人の所有する本件衣装及び本件譜面を無断で持ち出して控訴
人の所有権を侵害したとして,被控訴人らに対し,不法行為に基づく損害賠償金
(各製作費相当額)合計5170万1928円及びこれに対する不法行為の後の日
である平成24年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の連帯支払,③控訴人は本件衣装の著作権者であり,上記無断持出し等の後も
被控訴人Y₁は芸能活動を継続しており被控訴人らによる著作権侵害のおそれが生
じているとして,被控訴人らに対し,著作権に基づく侵害予防請求として,本件衣
装の複製,展示,譲渡,貸与及び変形の差止め,④控訴人は本件譜面に係る音楽の
著作権者であり,上記無断持出し等の後も被控訴人Y₁は芸能活動を継続しており
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9469一部認容
損害賠償請求事件
被告B 原告有限会社スーパーグラフィック
A
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著作権法115条 著作権法113条6項
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[概要] 1 本件は,原告らが,被告に対し,原告Aが創作し,原告会社が著作権を有す
る著作物(DVD)について,被告が無断で複製・販売して,原告会社の著作
権(複製権,頒布権)を侵害し,また,原告Aの名誉・声望を害する方法で利
用したことを理由に著作者人格権を侵害したとみなされると主張して,不法行
為に基づく損害賠償金(原告会社につき103万0448円,原告Aにつき6
0万円)及びこれらに対する不法行為の後の日である平成27年4月16日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め,併せて,原告Aが被告に対し,著作権法115条に基づき,謝罪広告の
掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)15005請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社復刊ドットコム大井法子 原告A島川知子
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著作権法112条
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[概要] 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」と総称す
る。)の著作者であると主張する原告が,被告に対し,被告による本件書籍の
複製等が本件イラストに係る原告の著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名
表示権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき本件書籍の複製の
差止め及び廃棄等を,同法114条3項,民法709条に基づき損害賠償金7
37万円及びこれに対する不法行為の後(訴状送達日の翌日)である平成27
年6月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10038一部認容
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社ブロードリーフ訴訟承継人(以下「1審原告」という。) 被控訴人兼控訴人株式会社アゼスタ
兼控訴人Y1
兼控訴人Y2
兼控訴人Y3
兼控訴人Y4
兼控訴人Y5
兼控訴人Y6
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著作権法114条1項 著作権法27条 著作権法114条 著作権法124条
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[概要] 略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21642
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権を
有すると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)により,被
告の提供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上のウェブサ
イト「NAVERまとめ」(以下「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)と共に掲載された別紙掲載写真
目録記載の写真(以下「本件掲載写真」という。)は,本件写真を複製したもので
あって,本件投稿者が本件掲載写真を本件サイトに掲載した行為により原告の有す
る著作権が侵害されたことは明らかであるとして,本件投稿者に対する損害賠償請
求権の行使のために本件記事に係る別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を受ける必要があると主張し,特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下,単に「法」と
いう。)4条1項に基づき,経由プロバイダである被告に対し,本件発信者情報の
開示を求める事案である。被告は,本件投稿者の上記行為により,原告の著作権(公
衆送信権)が侵害されたことが明らかとはいえないなどとして争っている。
2 前提事実(証拠等を付記しない事実は,当事者間に争いがない。)
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6058請求棄却
民事訴訟 著作権
被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
株式会社小学館 原告A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法2条1項11号 著作権法19条2項
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[概要] 1 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)
の著作権を有すると主張する原告が,①被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機
構(以下「被告JAXA」という。)が本件イラストのサイズを変更して展示用パ
ネルを制作し,展示した行為,②被告JAXAが本件イラストを被告JAXAのウ
ェブサイトに掲載した行為,③被告JAXAが本件イラストを複写したポジフィル
ムを被告株式会社小学館(以下「被告小学館」という。)に交付し,被告小学館が,
同ポジフィルムを用いて本件イラストの掲載された別紙書籍目録記載1の書籍(以
下「本件書籍1」という。)及び同目録記載2の書籍(以下「被告書籍2」といい,
被告書籍1と被告書籍2を併せて「被告各書籍」という。)を制作,出版及び頒布
した行為が,それぞれ,原告の著作権(上記①及び③の各行為について複製権,譲
渡権又は翻案権,上記②の行為について公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示
権及び同一性保持権)を侵害すると主張して(なお,原告は,上記③の行為は,被
告らの共同不法行為に当たると主張している。),(1) 著作権法112条1項に基
づき,被告らに対して本件イラストの複製又は翻案の差止めを求め(上記第1の1),
被告JAXAに対して本件イラストのウェブサイトへのアップロードの差止めを求
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14747
損害賠償請求事件
被告株式会社コワフュール・ド・パリ・ジャポン 原告株式会社オールビユーテイ社
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著作権法114条3項 著作権法10条1項8号
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[概要] 本件は,別紙原告写真目録記載1ないし12の各写真(以下,それぞれ「原
告写真1」ないし「原告写真12」といい,併せて「原告各写真」という。)
につき,これらを撮影したカメラマンから譲渡を受けて著作権を有するとする
原告が,被告の出版する雑誌「SNIP STYLE No.348」(以下
「被告雑誌」という。甲7)にこれを複製して掲載した行為は著作権(複製権)
侵害に当たると主張し,写真掲載許諾料相当額18万円(1万5000円×1
2枚)及び弁護士費用3万6000円の合計21万6000円が原告の損害で
あるとして,著作権法114条3項,民法709条に基づき,同額及びこれに
対する平成26年10月1日(被告雑誌の出版の日)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4090一部認容
著作権侵害に基づく損害賠償等請求事件
被告株式会社東京フォト委員会
Aⅱ 原告Aⅰ
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民法709条 著作権法114条3項 著作権法21条 民法715条
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[概要] 1 本件は,写真家である原告が,被告株式会社東京フォト委員会(以下「被告
会社」という。)ないしその代表取締役である被告Aⅱ(以下「被告Aⅱ」という。)
が原告の撮影した別紙写真目録記載の各写真(以下「本件各写真」という。)を被
告会社のウェブサイト等に無断で掲載し,原告の同写真著作物に係る複製権及び公
衆送信権並びに著作者人格権(公表権及び氏名表示権)を侵害したとして,被告会
社に対しては民法709条又は会社法350条若しくは民法715条に基づき,被
告Aⅱに対しては会社法429条1項又は民法709条に基づき,損害賠償金23
1万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(被告Aⅱについては平成27年3月
1日,被告会社については同月11日)から各支払済みまでの民法所定年5分の割
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)22400請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社語学春秋社 原告A
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著作権法114条2項 著作権法112条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙書籍目録記載2の書籍(以下「原告書籍」という。)の著者である
原告が,被告が発行し販売する別紙書籍目録記載1の書籍(以下「被告書籍」とい
う。)に掲載されている複数の英単語の語呂合わせ(特定の英単語の発音に類似し
た日本語と同英単語の日本語訳とを組み合わせて意味のある語句又は文章としたも
の)は,原告が執筆した原告書籍に掲載されている複数の英単語の語呂合わせをい
ずれも複製又は翻案したものであり,被告が被告書籍を発行し,販売することは,
原告が有する上記原告書籍に掲載されている各語呂合わせの著作権(複製権,翻案
権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害すると主張して,被告
に対し,著作権法112条1項,2項に基づき,被告書籍の複製及び譲渡の差止め
(前記第1の1)並びに被告書籍の廃棄を求めるとともに(前記第1の2),被告
による被告書籍の平成25年7月16日から平成26年8月28日(本件訴訟の提
起日)までの販売につき,不法行為による損害賠償金129万円(著作権である複
製権又は翻案権の侵害につき著作権法114条2項により算定されるべき損害〔な
お,原告は,訴状において「一部損害額」であるとしている。〕39万円又は同条
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)18859
発信者情報開示請求事件
被告ソフトバンク株式会社 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権を
有すると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が被告の提
供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上の電子掲示板「Y
ahoo!知恵袋」(以下「本件掲示板」という。)に投稿した別紙投稿記事目録
記載の記事(以下「本件記事」という。)中に掲載されている別紙掲載写真目録記
載の写真(以下「本件掲載写真」という。)は,本件写真を複製又は翻案したもの
であるから,本件記事を投稿した行為により原告が有する本件写真の著作権(本件
写真の二次的著作物の利用に関する権利を含む。以下,同じ。)が侵害されたこと
は明らかであり,本件投稿者に対する損害賠償請求権の行使のために本件記事に係
る別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受
ける必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下,単に「法」という。)4条1項に基づき,経
由プロバイダである被告に対し,本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)10310請求棄却
証書真否確認等請求事件
被告エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社
エイベックス・デジタル株式会社
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社
4名 原告株式会社サウンド・フューチャー
A
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民法709条
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,原告会社とエイベックス・エンタテイン
メント株式会社(被告ADの旧商号。以下「AEI」という。)との間の20
12年(平成24年)12月1日付け著作物譲渡契約書(以下「本件契約書」
という。同契約書写しは別添のとおり。)は,被告らの従業員等によって偽造
されたものであるなどと主張して,本件契約書の成立の不真正の確認を求める
とともに,被告らの従業員による本件契約書の偽造という不法行為に関する使
用者責任を主張して,民法709条,715条1項本文,723条に基づき,
原告会社に対する損害賠償金80万9000円及びこれに対する遅延損害金の
連帯支払並びに当該不法行為により棄損された原告らの名誉を回復するための
措置としての謝罪広告を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月26日 大阪地方裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10094控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社ワードシステム田上洋平 控訴人(原告)株式会社ソフィア美馬拓也 被控訴人(被告)株式会社ワードシステム田上洋平
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著作権法112条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人が著作権を有する業務管理のプ
ログラム等(本件プログラム等)につき,被控訴人が無断でインストールして使用
するなどして,控訴人の著作権を侵害したと主張し,著作権法112条により,プ
ログラム等の使用,複製,翻案,公衆送信又は送信可能化の差止め並びにプログラ
ム等及びその複製物の廃棄を求めるとともに,著作権侵害の不法行為による損害賠
償請求権(民法709条)に基づき,損害賠償(逸失利益9947万2448円及
び弁護士費用994万7244円の合計額1億0941万9692円並びにこれら
に対する最終の不法行為の日(本件プログラム等が最後にバージョンアップされた
日)である平成21年8月10日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金)の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)25251請求棄却
著作権侵害損害賠償請求
被告株式会社Dazzy
株式会社ロエンリヴェルスタジオ 原告A
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著作権法20条2項4号 著作権法19条3項
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[概要] 1 本件は,写真家である原告が,自ら撮影した別紙原告写真目録記載の各写真
について,①被告Dazzyに対し,同目録記載6の写真をトリミング加工し
てオフィシャルサイトに掲載している行為が原告の有する著作権(複製権,公
衆送信権)を侵害し,同トリミング加工及び同写真を宣伝文句等とともに一つ
のウェブページとしたことが原告の有する同一性保持権を,原告の氏名の不表
示が原告の有する氏名表示権をそれぞれ侵害し,また,上記各写真のデータを
被告ロエンに引渡すために複製したことが複製権侵害に当たると主張して,別
紙被告Dazzy写真目録記載の写真の公衆送信の差止め並びに損害賠償金6
00万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成25年10月31日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求め,②被告ロエンに対し,原告の許諾を得ることなく,別紙
原告写真目録記載の各写真をトリミング加工して,原告の氏名を表示せずに雑
誌に掲載し,同雑誌を発行,販売した行為が原告の有する著作権(複製権,譲
渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害すると主張して,
損害賠償金1060万円及びこれに対する平成25年10月31日(訴状送達
▶判決の詳細
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著作権
平成27年11月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10049控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社エスプリライン 被控訴人エス株式会社
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不正競争防止法3条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えのほかは,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10116控訴棄却
著作権に基づく差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人アイ・ティ・エル株式会社
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著作権法15条2項 著作権法2条1項10号 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による別紙目録記載の製品(以
下「被控訴人製品」という場合がある。)の販売が,控訴人が被控訴人との間
で平成18年4月1日に締結した業務委託契約(以下「本件業務委託契約」と
いう。)に基づいて作成した著作物である「標準テンプレートおよび文書化モ
デルサンプル」と題する書面(以下「本件書面」という。)及び本件書面を基
に制作された著作物である「テンプレート」(以下「本件テンプレート」とい
う。)の著作権侵害行為に当たるなどとして,著作権法112条1項に基づい
て,被控訴人製品の販売等の差止めを求めるとともに,①主位的に,上記著作
権侵害の不法行為に基づく損害賠償4500万円(平成18年から平成24年
までの損害額),予備的に,本件業務委託契約に基づく未払ロイヤリティ36
45万2578円(平成20年4月から平成24年1月までの分),②控訴人
が被控訴人との間で平成18年7月1日に締結した販売インセンティブ基本契
約(以下「本件インセンティブ契約」という。)に基づく未払インセンティブ
2641万0399円(平成19年3月分48万1000円,同年4月から平
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10041控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X
株式会社ケイ・アソシエイツ 被控訴人Y
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著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法12条2項 民法724条
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| 許諾 | 39回 | | 侵害 | 20回 | | 分割 | 14回 | | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 本件は,「板画家」の亡A(以下「亡A」という。)が制作した著作物であ
る原判決別紙記載の作品24点(原判決の別紙に記載されたもののうち「一
月」ないし「十二月」の部分を除いたもの。以下,これらを併せて「本件作品」と
いう。)についての著作権(以下「本件著作権」という。)の共有著作権者で
ある被控訴人が,控訴人X(以下「控訴人X」という。)及び控訴人株式会社
ケイ・アソシエイツ(以下「控訴人会社」という。)が被控訴人に無断で本件
作品の複製を他人に許諾し,その複製をさせた行為が被控訴人の共有著作権(
複製権)の侵害に当たるなどと主張して,控訴人らに対し,民法719条1項,著
作権法117条に基づき,損害賠償として1260万円及びこれに対する不法
行為の日である平成14年8月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10064請求棄却
著作権確認等請求控訴・附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人Y1
兼附帯控訴人Y2
学校法人常翔学園
一般社団法人情報処理学会
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著作権法112条1項 民法715条 著作権法19条 著作権法12条1項
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[概要] なお,呼称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)13270
民事訴訟 著作権
被告株式会社コスミック出版 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
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著作権法114条2項
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[概要] 1 原告らは,請求原因として,次のとおり述べた。
(1) 原告らの著作権
原告らは,別紙原告ら著作物目録記載の各アニメーション作品につき,
日本語台詞原稿(以下「本件台詞原稿」という。)及び日本語字幕(以下
「本件日本語字幕」という。)の著作権を持分各2分の1の割合で共有し
ている。
(2) 被告による著作権侵害
被告は,原告らに無断で,本件台詞原稿に係る音声及び本件日本語字幕
をそのままアニメーション動画とともに別紙被告商品目録記載の各DVD
商品(以下「被告商品」という。)に収録(複製)し,販売しているほか,
複製されたものを輸入している。
(3) 原告らの損害額
被告は,被告商品を合計46万0605枚販売しており,そのDVD1
枚当たりの利益額は56円であるから,被告の著作権侵害行為により原告
らの被った損害の額は,著作権法114条2項により,それぞれ1289
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月1日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10082控訴棄却
著作権ライセンス契約確認等請求控訴事件
控訴人株式会社ブールソフトウェア 被控訴人トラムシステム株式会社
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10089一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告B 原告A
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法28条 民法93条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,(1) ①被告の製作に係る別紙物件目録記載
の映画(以下「本件映画」という。)は,原告の執筆に係る「性犯罪被害にあう
ということ」及び「性犯罪被害とたたかうということ」と題する各書籍(以下,
それぞれ,「本件著作物1」,「本件著作物2」といい,両者を併せて「本件各
著作物」という。)の複製物又は二次的著作物(翻案物)であると主張して,本
件各著作物について原告が有する著作権(複製権〔著作権法21条〕,翻案権
〔同法27条〕)及び本件各著作物の二次的著作物について原告が有する著作権
(複製権,上映権,公衆送信権〔自動公衆送信の場合にあっては,送信可能化権を
含む。〕及び頒布権〔同法28条,21条,22条の2,23条,26条〕),並
びに本件各著作物について原告が有する著作者人格権(同一性保持権〔同法20
条〕)に基づき,本件映画の上映,複製,公衆送信及び送信可能化並びに本件映
画の複製物の頒布(以下,これらを併せて「本件映画の上映等」という。)の差
止め(同法112条1項)を求めるとともに,本件映画のマスターテープ又はマ
スターデータ及びこれらの複製物(以下,これらを併せて「本件映画のマスター
テープ等」という。)の廃棄(同条2項)を求め,②本件映画は,原告の人格権
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)1074請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告大阪市
財団法人大阪市都市工学情報センター 原告株式会社仮説創造研究所
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民法613条 著作権法114条3項 著作権法32条 著作権法112条1項
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| 許諾 | 191回 | | 侵害 | 30回 | | 損害賠償 | 15回 | | 実施 | 4回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙1及び2のピクトグラム(以下「本件ピクトグラム」とい
う。)及び別紙5の地図デザイン(以下「本件地図デザイン」という。)の
著作権者であると主張する原告が,各被告に対し,次のとおりの請求をして
いる事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)731請求棄却
民事訴訟 著作権
被告明治図書出版株式会社 原告P1
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[概要] 本件は,著作権の保護対象ではない別紙1本件錦絵目録記載の絵画(以下ま
とめて「本件錦絵」といい,個別に「本件錦絵1ないし4」という。)を所有
する原告が,原告の許諾を得ず本件錦絵を被写体とする写真を利用してその発
行する教材に掲載したほか,その際,被写体である本件錦絵が原告所有である
ことを表示しなかった被告に対し,以下の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5080一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告P2
P3 原告P1
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著作権法30条の2 著作権法115条 著作権法112条1項 著作権法114条3項
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[概要] 本件は,原告が,①被告P2に対して,原告が作成した別紙原告イラスト目録
記載のイラスト(以下「原告イラスト」という。)を無断で改変して別紙被告イラ
スト目録1記載のイラスト(以下「被告イラスト1」という。)を作成し,被告イ
ラスト1をインターネット上にアップロードして原告の著作権(複製権又は翻案
権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害したと
主張し,不法行為に基づく損害賠償請求として合計20万円(附帯請求として訴
状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)
の支払を求め,②被告P2及び被告P3(以下「被告ら」という。)に対して,被
告イラスト1を基に別紙被告イラスト目録2ないし17記載のイラスト(以下,
それぞれのイラストを「被告イラスト2」,「被告イラスト3」などといい,被告
イラスト1ないし17を総称して「被告各イラスト」という。)を作成し,被告イ
ラスト2ないし17をガイドブック等として印刷して譲渡し,若しくはウェブペ
ージ上にアップロードするなどして,原告の著作権(被告らにつき複製権又は翻
案権,被告P3につき譲渡権及び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,
同一性保持権)を侵害したと主張し,連帯して,不法行為に基づく損害賠償請求
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10009控訴棄却
書籍出版差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社育鵬社
株式会社扶桑社
Y1
Y2奈良輝久
Y3
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著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,①被控訴人らにおいて共同して制作して
出版した被控訴人書籍中の個別の記述が,控訴人において制作した控訴人書籍中の
個別の記述に係る著作権(複製権及び翻案権)及び著作者人格権(同一性保持権及
び氏名表示権)を侵害するとして,[1]著作権法112条1項及び2項に基づき,<1>
被控訴人らに対して被控訴人書籍1(市販本)の出版等の差止めを,<2>被控訴人書
籍1の発行者である被控訴人育鵬社及び被控訴人扶桑社に対して被控訴人書籍1の
廃棄をそれぞれ求めるとともに,[2]著作権及び著作者人格権侵害に係る共同不法行
為に基づき,被控訴人らに対し,著作権侵害に係る損害賠償金5131万5750
円,著作者人格権侵害に係る慰謝料300万円及び弁護士費用600万円の合計6
031万5750円とこれに対する被控訴人書籍2(教科書)の教科書検定の合格
日である平成23年3月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求め,さらに,予備的に,②一般不法行為に基づき,慰謝料30
0万円と上記①[2]と同旨の遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)32465一部認容
著作権侵害差止等請求
被告株式会社コスミック出版 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
ら補助参加人株式会社ピーエスジー
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著作権法112条1項 著作権法114条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告アートステーションは,映像ソフトの企画,製作,販売及び輸出入等
を業とする有限会社であり,原告コスモ・コーディネートは,マルチメディ
アソフトの企画,製作及び投資管理等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)4972一部認容
著作権侵害差止等
被告A
株式会社メディアジャパン 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
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著作権法112条1項 著作権法114条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告アートステーションは,映像ソフトの企画,製作,販売及び輸出入等
を業とする有限会社であり,原告コスモ・コーディネートは,マルチメディ
アソフトの企画,製作及び投資管理等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3539一部認容
著作権侵害差止等請求
被告A
株式会社メディアジャパン 原告有限会社アートステーション
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著作権法112条1項 著作権法114条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,映像ソフトの企画,制作,販売及び輸出入等を業とする有限会社
である。
▶判決の詳細
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