権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10058控訴棄却
未払著作権料請求控訴事件
控訴人P2
P3
P4
ら 被控訴人株式会社なうデータ研究所
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[概要] 以下,控訴人(原審原告)を「控訴人」と,被控訴人(原審被告)を「被控訴
人」といい,原判決における「原告」を「控訴人」と,「被告」を「被控訴人」と
する(本判決において,原則として,原判決で用いられた略語を使用する。)。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)13598一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告乙 原告甲
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著作権法112条 著作権法115条 著作権法27条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,映画プロデューサー,映画監督等として活動
している被告に対し,被告の製作・監督に係る短編映画「帰省」(以下「本件
映画」という。)について,原告の許諾なく,原告の短編漫画である「彼女の
告白」(以下「本件漫画」という。)を映画化し,映画祭において上映したな
どと主張して,①著作権(二次的著作物に係る上映権)侵害のおそれを理由と
する著作権法112条に基づく差止・廃棄請求として,本件映画の上映禁止,
本件映画が記録された映画フィルム及び電磁的記録媒体の廃棄,②著作権(翻
案権)及び著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)侵害を理由とする不法
行為に基づく損害賠償請求として,118万8000円(許諾料相当額8万円,
慰謝料100万円及び弁護士費用10万8000円の合計額。また,附帯請求
として訴状送達の日の翌日である平成25年6月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金を含む。)の支払,③著作者人格権(氏名
表示権・同一性保持権)侵害を理由とする同法115条に基づく名誉回復等の
措置請求として,被告の運営するウェブページ等において,別紙謝罪文目録記
載の文章の掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8691確認
著作権確認等請求事件
被告有限会社東京サウンドシティ企画 原告OことP
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著作権法2条1項6号 民法87条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①原告の歌唱を録音したCDについてのレ
コード製作者の権利を有することの確認,②レコード製作者の権利又は所有権
に基づき,マスターCDの引渡し,③原告が立て替えた伴奏代金20万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日である平成24年7月14日から支払済みま
で年5分の割合による遅延損害金の支払,を求めた事案である。
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著作権
平成25年11月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9900請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会ジタルリッシサー 原告X
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げていない事実は当事者間に争いがない。なお,書証
の枝番号は特に記載しない限り省略する。)
(1) 当事者
原告は,「X1」の名称を使用して,発明関連書籍の著作を行っている(以
下,X1が名宛人になっているものについても,原告を指すものとして扱う。)。
被告は,デジタルコンテンツデータに基づく書籍等の製造・販売等を業とす
る株式会社である。
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著作権
平成25年11月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)37319一部認容
民事訴訟 著作権
被告財団法人世界聖典普及協会 原告公益財団法人生長の家社会事業団
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著作権法112条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 被告によるカセットテープの複製,頒布
について,主位的に,著作権使用契約に基づき,昭和61年8月から平成23
年10月までの印税合計2098万8000円及び各印税に対する支払時期
の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,予
備的に,原告の著作物の著作権を侵害するとして,著作権法112条に基づき,
カセットテープの頒布の差止及びその廃棄並びに不法行為による損害賠償請
求権に基づき,平成23年10月までに受けた損害2250万円,弁護士費用
相当損害金200万円合計2450万円及びこれに対する訴状送達の日の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,又は,
被告が法律上の原因なく利得し,そのために原告に損失を及ぼしたとして,不
当利得返還請求権に基づき,平成23年10月までの被告の利得2250万円
及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求め,(2) 被告によるコンパクト・ディスク
の販売について, 表示が著作権使用契約により定められたものと異なるとし
て,同契約に基づき,その表示(訴状別紙「表示」に「1986」とあるのは,そ
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著作権
平成25年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33533一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法30条1項 著作権法112条1項 著作権法21条 著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,別紙作品目録1ないし7記載の作品(以下「本件各作品」とい
う。)を創作した小説家,漫画家及び漫画原作者である原告らが,被告ユー
プランニング,被告タイムズ,被告ビー・トゥ・システムズ及び被告ジャカ
レ(以下,上記被告4社を併せて「被告会社ら」という。)において,個人
ないし法人である第三者から注文を受けて書籍をスキャナーで読み取り,電
子ファイル化する事業を行っている行為は,本件各作品について,原告らが
それぞれ有する著作権(複製権)を侵害するおそれがあるとして,著作権法
21条,同法112条1項に基づき侵害の予防請求として,その差止め(請
求の趣旨第1ないし第4項)と,被告会社らそれぞれの代表者である被告Y
1,被告Y2,被告Y3,被告Y4(以下,上記被告4名を併せて「被告代
表者ら」といい,被告会社らを併せた全被告を「被告ら」という。)は,そ
れぞれが代表する被告会社らと各共同して,上記著作権侵害をするおそれが
ある状況を作出する著作権法上違法な行為を行っており,著作権法21条,
民法709条,同法719条1項前段に基づき,原告ら各自に,被告代表者
らが各代表する被告会社らとそれぞれ連帯して,弁護士費用相当額として原
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10046控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社キャッチスター 被控訴人日本放送協会
株式会社NHKエンタープライズ
株式会社エヌエイチケイプロモーション
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らが韓国のテレビドラマの展覧会を開催して小
道具や衣装,ドラマセット等を展示し,関連グッズを販売して,控訴人の上記
小道具等の著作権(展示権及び複製権)を侵害したと主張して,被控訴人らに
対し,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案である。原審が控訴人の請
求をいずれも棄却したのに対し,控訴人が上記の裁判を求めて控訴しているも
のである。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10053控訴棄却
プログラム開発委託料等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人公益社団法人全日本ダンス協会連合会
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著作権法15条2項 著作権法2条1項1号 著作権法17条1項 民法704条
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[概要] 以下,控訴人(原審原告)を「原告」と,被控訴人(原審被告)を「被告」とい
い,原審において用いられた略語は,当審においてもそのまま用いる。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15970
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告株式会社シナノ企画
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法2条3項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物の著作者であり,著作者人格権を有
する原告が,被告が提供するインターネット接続サービスを経由して,動画
投稿サイト(以下「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿動画目録
記載の各動画につき,同各動画は原告の著作者人格権(同一性保持権,氏名
表示権)を侵害するものであり,その損害賠償請求権行使のため必要である
として,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別
紙発信者情報目録記載の各発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15969
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告創価学会
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法2条3項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物につき著作権を有する原告が,被告
が提供するインターネット接続サービスを経由して,動画投稿サイト(以下
「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿動画目録記載の各動画につ
き,同各動画は原告の著作権(公衆送信権,送信可能化権)を侵害するもの
であり,その損害賠償請求権行使のため必要であるとして,被告に対し,特
定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の
各発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15365
発信者情報開示請求事件
被告GMOインターネット株式会社 原告創価学会甲斐伸明
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者により被告の提供するインターネット接続サー
ビスを経由してインターネット上のウェブサイトに掲載された動画(以下「本
件動画」という。)が原告の著作権を侵害していると主張して,被告に対し,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律4条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)10382請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社プリンスコレクション
甲 原告有限会社ら・むりーず
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著作権法112条 著作権法112条1項 著作権法114条2項
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[概要] 以下,別紙侵害商品目録記載1~5記載の商品について,個別に又はグルー
プで特定する場合は同目録の符号に従って「被告商品1(1)」「被告商品1」
などといい,総称して「被告商品」という。また,別紙著作物目録記載1~5
の著作物について,個別に又はグループで特定する場合は同目録の符号に従っ
て「原告作品1(1)」「原告作品1」などといい,総称して「原告作品」とい
う。なお,被告商品1に描かれたネコを「シャロン」,被告商品3に描かれた
クマを「サビーヌ」,被告商品4ないし5に描かれたクマを「ノワール」とい
う場合がある。
本件は,原告が,原告作品について,デザイナーとして原告に勤務している
Aが職務上作成したものであると主張した上で,被告甲が提供したデザインに
基づいて被告会社が製造・販売した被告商品について,原告作品を複製・翻案
したものである旨主張して,①被告会社に対し,㋐著作権(複製権,翻案権,
譲渡権)侵害を理由とする著作権法112条1項に基づく差止請求として,被
告商品の製造・販売の禁止,㋑同様に同条2項に基づく廃棄請求として,被告
会社が占有する被告商品の廃棄を求めるとともに,②被告らに対し,㋐著作権
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)16442確認
著作権確認等請求事件
被告株式会社MANGARAK 原告ラッキー17フィルムズ・
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不正競争防止法2条1項14号 著作権法27条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 別紙著作物目録記載の著作物(以下「本
件原作」という。)について,平成24年1月16日から平成26年4月19
日までの間,その翻案権の一部である実写映画化権(以下「本件実写映画化権」
という。)を取得したと主張して,原告が,当該期間,本件実写映画化権を有
することの確認を求めるとともに,(2) 被告が,本件原作の独占的利用権が
被告に帰属する旨並びに本件原作を基に実写映画及びこれに派生した実写テ
レビドラマシリーズを製作する原告の行為が被告の独占的利用権を侵害する
旨を告知したことが不正競争防止法2条1項14号所定の不正競争行為に当
たると主張して,同法3条1項に基づく告知,流布の差止めを求めた事案であ
る。
なお,本件においては,原告が外国法人であることなどから準拠法が問題に
なるものであるが,我が国で創作された著作物に係る利用権の帰属に関する事
案であり,我が国の法令が適用されるべきことに当事者間に明らかに争いがな
いので,これによることとする。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10027一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(第1審被告)X
(第1審被告)株式会社集英社 被控訴人(第1審原告)Y
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著作権法27条 著作権法2条1項15号 著作権法112条 著作権法28条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人Xが著述し,控訴人集英社が発行する原判決別
紙書籍目録記載の書籍(以下「控訴人書籍」という。)に被控訴人の著述した
書籍の複製又は翻案に当たる部分があり,その複製及び頒布によって被控訴人
の著作権及び著作者人格権が侵害されたとして,控訴人らに対し,著作権法1
12条に基づき,控訴人書籍の複製,頒布の差止め及び廃棄を求めるとともに,
民法709条及び719条に基づき,著作権侵害による著作権利用料相当損害
金として168万円,著作権侵害及び著作者人格権侵害による慰謝料として各
150万円,弁護士費用として50万円の合計518万円及びこれに対する不
法行為後の日である平成23年10月19日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33525一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法112条1項 著作権法30条1項 著作権法2条1項15号 著作権法21条
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[概要] 本件は,小説家・漫画家・漫画原作者である原告らが,法人被告らは,電子
ファイル化の依頼があった書籍について,権利者の許諾を受けることなく,ス
キャナーで書籍を読み取って電子ファイルを作成し(以下,このようなスキャ
ナーを使用して書籍を電子ファイル化する行為を「スキャン」あるいは「スキ
ャニング」という場合がある。),その電子ファイルを依頼者に納品している
から(以下,このようなサービスの依頼者を「利用者」という場合がある。),
注文を受けた書籍には,原告らが著作権を有する別紙作品目録1~7記載の作
品(以下,併せて「原告作品」という。)が多数含まれている蓋然性が高く,
今後注文を受ける書籍にも含まれている蓋然性が高いとして,原告らの著作権
(複製権)が侵害されるおそれがあるなどと主張し,①著作権法112条1項
に基づく差止請求として,法人被告らそれぞれに対し,第三者から委託を受け
て原告作品が印刷された書籍を電子的方法により複製することの禁止を求める
とともに,②不法行為に基づく損害賠償として,㋐被告サンドリームらに対し,
弁護士費用相当額として原告1名につき21万円(附帯請求として訴状送達の
日の翌日〔被告サンドリームにつき平成24年12月2日,被告Y1につき同
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)34126等却下
損害賠償,同中間確認各請求事件
被告ソフトウェア部品株式会社 原告株式会社アクセスネット
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民事訴訟法142条
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[概要] 本件は,原告が,被告との間のパートナー契約において,被告から提供され
たソフトウェア中のプログラムにつき,著作権上の瑕疵があるとして,被告に
対し,債務不履行に基づき,損害金206万5000円及びこれに対する催告
の後の日である平成23年3月15日から支払済みまで商事法定利率年6分の
割合による遅延損害金の支払を求め,これに対し,被告が,中間確認の訴えと
して,上記プログラムが他のプログラムの著作権を侵害しないことの確認を求
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6801等請求棄却
損害賠償等請求事件
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著作権法112条1項 著作権法21条
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ライセンス | 146回 | 許諾 | 24回 | 侵害 | 12回 | 差止 | 6回 |
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[概要] 本訴は,原告が,①POS情報(販売時点情報)開示システム(プログラ
ム)である「宝箱システム」(以下,「宝箱システム」といい,これに係るサ
ービスを「宝箱サービス」という。)の著作権を有し,その後継システムであ
る「トレジャーデータ」(以下「トレジャーデータ」という。)を共同開発し
て著作権を準共有しているなどとした上で,被告らは,原告の著作権行使を不
可能にし,また,原告が継続契約関係に基づく独占的な営業上の利益を保有し,
契約の更新を拒絶する正当な理由がないにもかかわらず,不当な意図に基づき
契約の更新を拒絶したなどと主張して,不法行為に基づく損害賠償5億441
3万9378円の一部請求として,被告ら各自に対し,4億9163万128
3円の支払を求め(以下「不法行為請求①」という。),②被告組合は,宝箱
システムの著作権を有していないにもかかわらず,ライセンス料を支払わせた
などと主張して,不法行為に基づく損害賠償請求(選択的に不当利得に基づく
利得金返還請求)として,被告組合に対し,1億0919万6750円(附帯
請求としてライセンス料の各支払日から支払済みまで商事法定利率年6分の割
合による遅延損害金)の支払を求める(以下,選択的併合である不当利得に基
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)36678一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社コミクス 原告株式会社ショーケース・ティー
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著作権法112条 著作権法28条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 被告による資料の作成,頒布等が原告の
著作物の著作権及び著作者人格権を侵害すると主張して,著作権法112条に
基づき,上記資料の複製,頒布等の差止め及びその廃棄等を求め,(2) 上記
著作権等の侵害とともに,被告による資料の作成,頒布等が原告に対する不法
行為を構成すると主張して,民法709条に基づき,損害金1680万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10039控訴棄却
出版差止等請求控訴事件
被告)Y鍛治利秀 控訴人(原告)X堀籠佳典 被控訴人(被告)Y鍛治利秀
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著作権法113条6項 民法709条 著作権法20条 著作権法112条1項
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[概要] 1 「A Man of Light」(「光の人」)は,控訴人の修士課程卒業制作作品であ
る(本件映画)。「いのちを語る」と題する原判決別紙書籍目録記載の書籍(被告
書籍)は,被控訴人がその著者の一人である。控訴人は,本件映画中の20:00
(20分)から21:05(21分5秒)までの原判決別紙1記載の本件インタビ
ュー部分に関する被告書籍の原判決別紙2の記述(被告記述部分)が,控訴人の著
作権(翻案権)又は著作者人格権(同一性保持権)を侵害すると主張して,被控訴
人に対し,①著作権法112条1項に基づく被告書籍の印刷などの差止めを求める
とともに,②著作権侵害,著作者人格権侵害に基づき,損害賠償110万円及び遅
延損害金の支払を求め,合わせて③著作権法115条に基づく名誉回復等の措置と
しての謝罪広告を求めた。原判決は,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)9561却下
損害賠償等請求事件
被告B
C 原告A
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著作権法112条 民事訴訟法115条
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[概要] 1 原告の請求内容は必ずしも判然としないが,本件は,原告が,「麦の会」の
事務局代表である被告B及び「麦の会」の「獄外運営委員代表」であるとする
被告Cに対し,「麦の会」の名称や規約等の改変が原告の著作権を侵害すると
主張して,被告らに対し,各10万円の支払を求めるとともに,著作権法11
2条に基づき「麦の会」の活動の差止めを求めるものと解される。
2 原告の主張
別紙訴状と題する書面のとおり
3 被告らの主張
別紙答弁書のとおり
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ヨ)20003
工作物設置続行禁止仮処分申立事件
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著作権法20条2項2号 著作権法20条1項 著作権法2条1項1号 著作権法15条
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[概要] 本件は,債権者が,大阪市北区に所在する複合施設である「新梅田シティ」内の
庭園を設計した著作者であると主張して,著作者人格権(同一性保持権)に基づき,
同庭園内に「希望の壁」と称する工作物を設置しようとする債務者に対し,その設
置工事の続行の禁止を求める仮の地位を定める仮処分を申し立てた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)26137請求棄却
著作権及び出版権侵害差止請求事件
被告エコ・パワー株式会社
福島県 原告特定非営利活動法人風の谷委員会
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著作権法19条 著作権法80条1項
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[概要] 1 前提となる事実(争いがないか,記載の証拠又は弁論の全趣旨により容易に
認められる。)
(1) 原告は,災害救援活動,環境の保全を図る活動等を目的とする特定非営
利活動法人であり,本件訴訟提起時には法人格なき社団であったが,本件訴
訟係属中に法人格を取得した。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月29日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)12控訴棄却
著作権に基づく差止請求権不存在確認等請求,著作権侵害差止等請求控訴事件
被告) 控訴人(一審甲事件被告兼乙事件原告)A
(一審乙事件原告)B 被控訴人(一審甲事件原告兼乙事件被告)
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著作権法65条3項
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[概要] 1 被控訴人は,亡Cとの間で,平成12年1月1日に原判決別紙1商品目録記
載1ないし4の各検査用紙(以下「本件各検査用紙」という。)について,原判
決別紙2の著作物出版販売契約書に係る著作物出版契約(以下「本件出版契約」
という。)を締結して本件各検査用紙を出版,販売していたところ,同契約で定
められた当初の利用期間が満了したことから,被控訴人及び本件各検査用紙の
著作権の相続人ら間で,同契約の存続を巡って紛争が生じた。
2 本件甲事件は,被控訴人,一審甲事件原告D(以下「一審原告D」という。)
及び同E(以下「一審原告E」という。)が,主位的には,一審甲事件原告らと
控訴人Aとの間で,本件出版契約が存在していることの確認を求め,予備的に,
被控訴人が,控訴人Aとの間で,控訴人Aが,Cから相続した著作権の持分
権に基づき,被控訴人がする本件出版契約に基づく出版,販売行為に対する差
止請求権を有しないことの確認を求め,一審原告D及び同Eが,控訴人Aに
対し,著作権法65条3項に基づき,本件出版契約の更新に合意することを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)32409等一部認容
損害賠償本訴,著作権確認等反訴請求事件
被告・反訴原告株式会社ポニーキャニオン 原告・反訴被告A1
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著作権法112条2項 著作権法112条 著作権法114条3項
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[概要] 本件は,本訴において,原告が,被告に対し,被告がその販売するDVD商
品等に原告に無断で原告の撮影した風景の映像動画を複製して頒布したとし
て,著作権法112条に基づき,DVD商品等からの映像の削除を求めるとと
もに,不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害金225万円及びこれに
対する平成24年3月21日(不法行為の日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求め,反訴において,被告が,原告に対
し,原告が契約の条項に違反したことを理由に,原告との間の製作委嘱契約を
解除したとして,上記契約に基づき,原告の撮影した山野草の映像動画につい
て,被告が著作権を有することの確認,これらを収録した映像素材(原版)の
引渡し並びに原告に対する既払金合計153万6465円及びこれに対する
同年6月12日(解除の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)785一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社デアゴス
補助参加人株式会社スタジオタック 原告A
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 特許法102条2項 著作権法19条3項
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[概要] 本件は,職業写真家である原告が,出版社である被告に対し,別紙写真目録
1記載の写真(写真番号QP3K4517。以下「本件写真」という。)の著
作権が原告に帰属するのに,被告は,原告の承諾なく,別紙被告書籍目録記載
の書籍(以下「本件書籍」という。)に本件写真を掲載し,原告の著作権(複
製権,公衆送信権)及び著作者人格権(公表権,氏名表示権,同一性保持権)
を侵害したなどと主張して,①不法行為に基づく損害賠償請求として790万
円(附帯請求として本件書籍の発行日である平成22年9月21日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払,②著作権法112
条1項に基づく差止請求として,<ア>本件写真の複製,公衆送信又は改変の禁
止,<イ>本件写真を複製した本件書籍の出版,販売又は頒布の禁止,③同法2
項に基づく廃棄請求として,<ア>被告の運営するウェブサイト内のウェブペー
ジからの本件写真の削除,<イ>本件書籍の廃棄を求めた事案である。
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著作権
平成25年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)16694請求棄却
損害賠償請求事件
被告日本放送協会
株式会社ワグ 原告有限会社マックスアヴェール
A
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著作権法23条1項 著作権法2条1項4号 民法715条1項 著作権法92条1項
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[概要] 本件は,原告らが,被告日本放送協会(以下「被告NHK」という。)は,
被告株式会社ワグ(以下「被告ワグ」という。)従業員を介して,原告らの開
催したファッションショーの映像の提供を受け,上記映像の一部である別紙映
像目録記載の映像(以下「本件映像部分」という。)をそのテレビ番組におい
て放送し,これにより,原告有限会社マックスアヴェール(以下「原告会社」
という。)の著作権(公衆送信権)及び著作隣接権(放送権)並びに原告A
(以下「原告A」という。)の著作者及び実演家としての人格権(氏名表示
権)を侵害したと主張し,被告らに対し,著作権,著作隣接権,著作者人格権
及び実演家人格権侵害の共同不法行為責任(被告ワグについては使用者責任)
に基づく損害賠償として,原告会社につき943万4790円,原告Aにつき
110万円(附帯請求として,これらに対する平成21年6月12日から各支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の連帯支払を求める事
案である。
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著作権
平成25年7月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)12214請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社テレビ朝日
株式会社IMAGICA 原告株式会社視覚デザイン研究所
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民法703条1項 著作権法2条1項1号
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許諾 | 82回 | 侵害 | 10回 | ライセンス | 7回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 本件は,フォントベンダーである原告が,テレビ放送等で使用することを目
的としたディスプレイフォントを製作し,番組等に使用するには個別の番組ご
との使用許諾及び使用料の支払が必要である旨を示してこれを販売していたと
ころ,原告が使用を許諾した事実がないのに,前記フォントを画面上のテロッ
プに使用した番組が多数制作,放送,配給され,さらにその内容を収録したD
VDが販売されたとして,番組の制作,放送,配給及びDVDの販売を行った
被告テレビ朝日並びに番組の編集を行った被告IMAGICAに対し,被告らは,故
意又は過失により,フォントという原告の財産権上の利益又はライセンスビジ
ネス上の利益を侵害したものであり,あるいは原告の損失において,法律上の
原因に基づかずにフォントの使用利益を取得したものであると主張して,主位
的には不法行為に基づき,予備的に不当利得の返還として,原告の定めた使用
料相当額の金員(主位的請求には弁護士費用が加算される。)の支払を求めた
事案である。
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著作権
平成25年7月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)25843請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告B
有限会社シーエムシー・リサーチ
株式会社シーエムシー出版 原告A
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著作権法115条 著作権法112条 著作権法21条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告らが共謀して被告書籍を作成・販売し,
インターネット上に掲載している行為が,別紙書籍目録記載1の書籍(以下
「本件書籍」という。)に掲載された14個の表(別紙対照表の左側に記載さ
れたもの(ただし,ピンク色及び緑色の着色はされていない。)。以下「本件書
籍の各表」と総称する。)についての原告の著作権(複製権,譲渡権及び公衆
送信権)及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害していると
主張して,①著作権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告らに
対し,84万円及びこれに対する不法行為の後である平成24年10月18日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を,②
著作者人格権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告Bに対し1
00万円,被告リサーチに対し100万円,被告出版に対し50万円及びこれ
らに対する平成24年10月18日から支払済みまで年5分の割合による遅延
損害金の支払を,③著作権法112条1項に基づき,被告らに対し,被告書籍
の複製,譲渡あるいは公衆送信の差止めを,④同条2項に基づき,被告らに対
し,被告書籍の廃棄及びその電子データを記憶した媒体の廃棄を,⑤同法11
▶判決の詳細
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著作権
平成25年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)24571一部認容
損害賠償等請求事件
被告B 原告A
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,被告に対し,①被告が原告の描いた似顔絵
を無断で画像投稿サイトに投稿したことは,原告の著作権を侵害し,かつ,
その名誉又は声望を害する方法で著作物を利用する行為として原告の著作者
人格権を侵害するものであり,また,②被告がその削除を求めた原告からあ
たかも殺害予告を受けたかのような記事をツイッターのサイトに投稿したこ
とは,原告に対する名誉毀損に該当するものであると主張して,不法行為に
基づき400万円の損害賠償及びこれに対する不法行為日以降の日である平
成24年9月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年7月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)10890請求棄却
損害賠償請求事件
被告岡山県(以下「
機構」という。)
国際貢献大学校運営機構
新見市 原告リーブラ株式会社
P
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著作権法32条1項 著作権法48条2項 著作権法32条2項 著作権法20条2項4号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告ら
原告P1は,イラストレーターである(甲14)。
原告リーブラは,「写真撮影及び写真の貸し出しと販売」等を目的とする
会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年7月2日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10100控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)有限会社光商事 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)有限会社光商事
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[概要] 1 控訴人は,プログラムの著作物の著作権を有すると主張して,被控訴人に対
し,主位的には複製権侵害及びプログラム著作物の著作権侵害とみなされる行為に
基づき,予備的には一般不法行為に基づき,控訴人が被った損害1120万円の一
部請求として280万円及び遅延損害金の支払を求めたが,原判決は請求を棄却し
た。
控訴人は,元金を10万円の限度で控訴した。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)13494一部認容
著作者人格権等侵害行為差止等請求事件
被告Y1
Y2 原告X
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著作権法32条1項 著作権法18条1項 著作権法2条1項1号 著作権法3条1項
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[概要] 本件は,別紙原告文書目録記載1ないし3の文書(以下,それぞれ「原告文
書1」などといい,併せて「原告各文書」という。)の著作者及び著作権者で
あると主張する原告が,(1)被告Y1は,別紙ウェブサイト目録記載1のウェ
ブサイト(以下,「被告ブログ1」という。)上の別紙掲載記事目録記載1及
び2の記事(以下,それぞれ「被告記事1」「被告記事2」という。)におい
て原告文書1を掲載し,また,別紙掲載記事目録記載4及び5の記事(以下,
それぞれ「被告記事4」,「被告記事5」という。)において,原告文書3の
pdfファイルを掲載した別紙URL目録記載1ないし3のURL(以下,こ
れらを併せて「本件各URL」という。)を掲載し,(2)被告Y2は,別紙ウ
ェブサイト目録記載2のウェブサイト(以下,「被告ブログ2」といい,被告
ブログ1と併せて「被告各ブログ」という。)上の別紙掲載記事目録記載3の
記事(以下「被告記事3」という。)において原告文書1及び2を掲載し,ま
た,別紙掲載記事目録記載6の記事(以下「被告記事6」といい,被告記事1
ないし6を併せて「被告各記事」という。)において原告文書3を掲載してお
り,これらにより,原告の著作権(公衆送信権〔送信可能化を含む。〕)及び
▶判決の詳細
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著作権
平成25年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10013控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社竹書房
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著作権法114条3項
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[概要] 本判決の略称は,以下に掲記するほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年6月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)15245請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社ソシオコーポレーション 原告P1
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[概要] 原告は,被告において,原告が著作者である動画を,自社の運営する「ロ
ケットニュース24」と称するウェブサイト(以下「本件ウェブサイト」と
いう。)に無断で掲載し,これに原告を誹謗中傷する別紙記事記載の記事
(以下「本件記事」という。)を掲載し,さらに本件記事下部のコメント欄
に,読者をして原告を誹謗中傷する別紙コメント欄記載の書き込み(以下
「本件コメント欄記載」という。)をさせ,これを削除しなかったことが,
原告の名誉を毀損するとともに,原告の著作権(公衆送信権)及び著作者人
格権(公表権,氏名表示権)を侵害するものであるとして,被告に対し,名
誉権に基づき,本件ウェブサイトに掲載された本件記事及び本件コメント欄
記載の削除を求めると共に,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づ
く名誉回復措置として別紙謝罪文1記載の謝罪文を,名誉毀損の不法行為に
基づく名誉回復措置として別紙謝罪文2記載の謝罪文を,本件ウェブサイト
に掲載するよう求めている。
また,あわせて原告は,主位的に,著作権及び著作者人格権侵害の不法行
為に基づく損害賠償の一部として30万円及びこれに対する損害発生日であ
▶判決の詳細
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著作権
平成25年6月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9468請求棄却
著作物頒布広告掲載契約に基づく著作物頒布広告掲載料未払請求事件
被告株式会社シャトー勝沼 原告株式会社黄菱
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著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙目録記載の図柄(以下,それぞれ「図柄1」などという。)に
つき著作権を有すると主張する原告が,被告は,上記図柄を案内用看板に表示
して使用し,上記図柄に係る原告の著作権を侵害していると主張し,被告に対
し,著作権侵害の不法行為責任に基づく損害賠償として,200万円及びこれ
に対する平成24年3月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年5月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12939請求棄却
民事訴訟 著作権
被告株式会社なうデータ研究所 原告亡P1訴訟承継人
亡P1訴訟承継人
亡P1訴訟承継人
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[概要] P1と被告は,DSPと称するプログラムについてソフトウェア使用許諾契
約(以下「本件使用許諾契約」という。)を締結し,被告は,DSPの使用又
は複製,販売に対し使用許諾料を支払う旨を約していたところ,P1は,被告
が株式会社アトリス(以下「アトリス」という。)のコンピュータにDSPを
インストールし,その使用を許諾したとして,本件使用許諾契約に基づく使用
許諾料の支払を求める本件訴訟を提起したが,P1が死亡したため,P1の相
続人である原告らは,P1の地位を承継し,各自の法定相続分に応じ,被告に
対し,本件使用許諾契約に基づく使用許諾料の支払を求めた。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年5月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)1918
損害賠償請求事件
被告A 原告ズッファエルエルシー
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著作権法114条3項 著作権法2条1項9号 著作権法6条3号
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侵害 | 13回 | ライセンス | 5回 | 損害賠償 | 3回 | 許諾 | 2回 |
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[概要] 本件は,総合格闘技競技である「Ultimate Fighting C
hampionship」(以下「UFC」という。)の大会及び試合を撮
影・編集した映像作品である別紙一覧表「作品名」欄記載の作品(以下「本件
各作品」という。)の著作権を有する原告が,被告は,本件各作品をウェブサ
イト「ニコニコ動画」にアップロードし,原告の公衆送信権を侵害したと主張
し,上記著作権侵害の不法行為により原告が被った損害(ライセンス料相当額
の逸失利益〔著作権法114条3項〕合計4681万9740円,信用毀損に
よる無形損害1000万円及び弁護士費用600万円)のうち,別紙一覧表1
1番の作品(以下「作品11番」という。)の掲載による逸失利益395万1
600円,同26番の作品(以下「作品26番」という。)の掲載による逸失
利益419万9700円及び同68番の作品(以下「作品68番」という。)
の掲載による逸失利益205万1100円の一部である184万8700円
(合計1000万円)並びにこれらに対する訴状送達日の翌日である平成25
年2月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年4月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10076一部認容
出版差止等請求控訴事件
控訴人株式会社南江堂藤原宏髙 被控訴人株式会社じほう平津慎副
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著作権法114条2項 著作権法21条 著作権法12条1項 著作権法28条
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[概要] 略称は,審級による読替えをするほか,原判決に従う。また,書証については,
特に断らない限り,枝番のあるものは枝番を含む。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年4月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9969請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社クラフテリオ 原告株式会社大和科学教材研究所
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著作権法2条1項15号 不正競争防止法2条1項3号 著作権法10条1項6号 著作権法2条1号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,「小,中学校文部省学習指導要領に準拠せる理科教材,工作機械の
研究並びに製造販売」等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)31759請求棄却
損害賠償請求事件
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著作権法45条1項 著作権法77条 民法709条 不正競争防止法2条1項13号
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侵害 | 21回 | 許諾 | 6回 | 損害賠償 | 5回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告らが韓国のテレビドラマの展覧会を開催して小道具や
衣装,ドラマセット等を展示し,関連グッズを販売して,原告の上記小道具等
の著作権(展示権及び複製権)を侵害したと主張して,被告らに対し,民法7
09条,719条に基づく損害賠償金2億4918万1942円の一部である
1億円及びこれに対する不法行為の日である平成19年8月21日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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