| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成26年4月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10080控訴棄却
損害賠償本訴,著作権確認等反訴請求控訴事件,同附帯控訴事件
被告・反訴原告)(以下「被控訴人」という。) 控訴人・附帯被
(原告・反訴被告)(以下「
」という。) 被控訴人・附帯控訴人(被告・反訴原告)(以下「
」という。)
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原審請求の要旨
本件は,原審における本訴として,控訴人が被控訴人に対し,①被控訴人が販売
する後記「本件作品」中の後記「本件風景映像動画」部分が控訴人の著作権(複製
権)を侵害するとして,不法行為に基づいて,損害賠償金225万円及び附帯金の
支払と,②本件風景映像動画の著作権(複製権)に基づいて,本件作品から本件風
景映像動画を削除(廃棄)することを求め,同反訴として,被控訴人が,控訴人に
対し,③控訴人が販売する後記「本件映像動画1」及び「本件映像動画2」は録音
録画物製作委託契約である後記「本件契約」に基づき被控訴人が著作権を取得した
として,著作権に基づいて,本件映像動画1及び本件映像動画2の著作権確認と,
④本件契約に基づいて,本件映像動画1及び本件映像動画2の映像素材の引渡しと,
⑤本件契約の解除に基づいて,既払金153万6465円の返還及び附帯金の支払
とを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年4月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10115控訴棄却
著作権確認等請求控訴事件
控訴人有限会社東京サウンドシティ企画 被控訴人Y
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[概要] 1 本件は,ジャズ歌手である被控訴人が,レコード製作等を業とする会社であ
る控訴人に対し,①被控訴人の歌唱を録音したCDについて被控訴人がレコー
ド製作者の権利を有することの確認,②レコード製作者の権利又は所有権に基
づくマスターCDの引渡し,③被控訴人が立替払した伴奏代金として20万円
及びこれに対する遅延損害金の支払,を求める事案である。
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著作権
平成26年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)8040請求棄却
著作権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社カトージ 原告ピーター・オプス
ストッケ・エイエス
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著作権法112条 著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法6条3号
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[概要] 本件は,原告らが,被告に対し,被告の製造・販売する被告製品の形態が
「TRIPP TRAPP」(トリップ・トラップ)という製品名の原告ら
の製造等に係る椅子(別紙1「原告製品目録」記載のもの。以下「原告製品」
という。)の形態に酷似しており,被告の行為が,原告製品のデザインに係
る原告オプスヴィック社の著作権(複製権若しくは翻案権)及び原告ストッ
ケ社の著作権の独占的利用権を侵害するとともに,原告らの周知又は著名な
商品等表示と類似する商品等表示を使用した商品の販売等をする不正競争行
為に当たり,そうでないとしても原告らの信用等を毀損する一般不法行為に
当たると主張して,①著作権法112条,不正競争防止法(以下「不競法」
という。)3条に基づく被告製品の製造・販売等の差止め及び破棄,②著作
権法114条2項,3項,不競法4条,5条2項,3項1号,民法709条
に基づく損害賠償及びこれに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害
金(その起算日は不法行為日以降の日である平成25年6月20日)の支払,
③不競法14条に基づく謝罪広告の掲載をそれぞれ求めた事案である。
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著作権
平成26年3月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10094控訴棄却
著作権確認等請求控訴事件
控訴人株式会社MANGARAK 被控訴人ラッキー17フィルムズ・
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民法1636条 著作権法27条 不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,(1) 原判決別紙著作物目録記載の著作
物(以下「本件原作」という。)について,平成24年1月16日から平成2
6年4月19日までの間,その翻案権の一部である実写映画化権(以下「本件
実写映画化権」という。)を取得したと主張して,被控訴人が,当該期間,本
件実写映画化権を有することの確認を求めるとともに,(2) 控訴人が,本件原
作の独占的利用権が控訴人に帰属する旨並びに本件原作を基に実写映画及びこ
れに派生した実写テレビドラマシリーズを製作する被控訴人の行為が控訴人の
独占的利用権を侵害する旨を告知したことが不正競争防止法2条1項14号所
定の不正競争行為に当たると主張して,同法3条1項に基づく告知,流布の差
止めを求めた事案である。
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著作権
平成26年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5210請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告インターナショナル・システ 原告株式会社ビーエスエス
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著作権法10条1項9号 著作権法112条1項 著作権法10条3項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,「BSS-PACK」という統合業務管理パッケージの
ソフトウェア製品(以下「BSS-PACK製品」という。)に含まれる別
紙原告営業秘密プログラム目録記載1(1)~(7)の7本のプログラム(以下
「原告各プログラム」という。)の著作者人格権を有するところ,被告が,
BSS-PACK製品について,同目録記載1(2)のプログラム(以下「原告
プログラム(2)」という。)のソースコードの記述を変更し,ISS-PAC
Kという名称を付し,原告名を表示せずに販売し,原告の著作者人格権(同
一性保持権及び氏名表示権)を侵害したとして,著作権法112条1項及び
2項に基づき,① BSS-PACK製品につき,著作者名を「株式会社ビ
ーエスエス」と表示すること,② BSS-PACK製品に,BSS-PA
CK以外の名称を使用しないこと,③ 原告プログラム(2)の記述を一切変更
してはならないこと,④ 同プログラムを被告が変更して譲渡等している場
合にはその記述を元に戻し,これを媒体に書き出して被告の責任において全
譲渡先に再配付すること,また,⑤ 同法115条に基づき謝罪文を掲載す
ることを求めるとともに,⑥ 著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠
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著作権
平成26年3月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)26251
民事訴訟 著作権
被告ソフトバンクBB株式会社 原告株式会社シナノ企画
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著作権法19条 著作権法20条 著作権法19条3項 著作権法20条1項
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[概要] 1 前提となる事実(証拠等を付した以外の事実は争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,創価学会に関連する映像作品や一般映画の企画・製作・興行を
業とする株式会社である(弁論の全趣旨)。
イ 被告は,電気通信事業を営む株式会社である。
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著作権
平成26年3月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)16019一部認容
民事訴訟 著作権
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著作権法114条1項 著作権法112条2項 著作権法112条1項 著作権法2条1項10号
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[概要] 本件は,原告に吸収合併される前の訴外株式会社ブロードリーフ(以下「旧
原告会社」という。なお,原告は,旧原告会社を平成22年1月1日に吸収合
併するとともに商号を旧原告会社と同名に変更したものである。)が,訴外翼
システム株式会社(以下「翼システム」という。)から営業譲渡に伴い著作権
等の譲渡を受けた,別紙原告物件目録記載のデータベース部分(以下「原告C
DDB」という。なお,「CDDB」はCDで提供されるマスターテーブルに
よるデータベースの趣旨である。)を含む旅行業者向けシステム「旅行業シス
テムSP」(旧製品名「スーパーフロントマン 旅行業システム」。以下,こ
の旧製品名のものも併せて「原告システム」という。)につき,その開発,営
業等を担当していた旧原告会社の社員であった被告Y2,被告Y3,被告Y4,
被告Y5,被告Y6らが,旧原告会社を退職した後,被告Y1らと共に被告ア
ゼスタを設立し,あるいは同社に入社して,別紙被告物件目録記載1ないし2
2の各検索及び行程作成業務用データベース(以下,これらデータベースを総
称して「被告CDDB」という。)を含む旅行業者向けシステム「旅 nesPro」
(以下「被告システム」という。)を制作し,顧客らに販売するに当たり,被
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著作権
平成26年3月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10008控訴棄却
著作権侵害差止請求権不存在確認等請求控訴事件
控訴人日本テクノ・ラボ株式会社 被控訴人新高和ソフトウェア株式会社
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不正競争防止法2条1項7号 著作権法2条1項10号 著作権法21条 著作権法112条1項
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[概要] 本判決の略称は,「本件ソフトウェアのプログラム」を「本件プログラム」と,
「原告ソフトウェアのプログラム」を「被控訴人プログラム」と各改め,以下に掲
記するほかは,原判決に従う。
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著作権
平成26年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9450一部認容
著作物頒布広告掲載契約に基づく著作物頒布広告掲載撤去損害賠償請求事件
被告株式会社シャトー勝沼甲光俊一 原告株式会社黄菱
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告との間の広告掲載契約において,被告に
債務の不履行があったとして,これによる損害金1005万6200円及びこ
れに対する支払を催告した日である平成24年3月15日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年2月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10070控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)有限会社シーエムシー・リサーチ被控訴人(
)株式会社シーエムシー出版今井亮被控訴人(
)Y1 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)有限会社シーエムシー・リサーチ
(被告)株式会社シーエムシー出版今井亮
(被告)Y1
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著作権法112条1項
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[概要] 1 控訴人は,被控訴人らに対し,被控訴人らが共謀して被控訴人書籍を作成・
販売し,インターネット上に掲載している行為が,原判決別紙書籍目録記載1の書
籍(以下「本件書籍」という。)に掲載された14個の表(原判決別紙対照表の左
側に記載されたもの(ただし,ピンク色及び緑色の着色はされていない。)。以下
「本件書籍の各表」と総称する。)についての控訴人の著作権(複製権,譲渡権及
び公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害している
と主張して,①著作権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,被控訴人ら
に対し,84万円及びこれに対する不法行為の後である平成24年10月18日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を,②著作者
人格権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,被控訴人Y1に対し100
万円,被控訴人リサーチに対し100万円,被控訴人出版に対し50万円及びこれ
らに対する平成24年10月18日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害
金の支払を,③著作権法112条1項に基づき,被控訴人らに対し,被控訴人書籍
の複製,譲渡あるいは公衆送信の差止めを,④同条2項に基づき,被控訴人らに対
し,被控訴人書籍の廃棄及びその電子データを記憶した媒体の廃棄を,⑤同法11
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著作権
平成26年2月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)4710請求棄却
著作物利用権確認請求事件
被告公益財団法人生長の家社会事業団
補助参加人株式会社光明思想社 原告株式会社日本教文社
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著作権法63条 民法144条 著作権法79条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,出版使用許諾契約に基づく著作物利用権の確
認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年1月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)18124
発信者情報開示請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 原告A
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著作権法32条1項 著作権法10条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,インターネット上に開設されたウェブログ(ブログ)中に
投稿された別紙投稿記事目録記載のURL,タイトル及び内容の記事(以下
「本件記事」という。)により,原告の名誉感情及び著作権(複製権,公衆送
信権)が侵害されたことが明らかであって,本件記事の投稿者に対する損害賠
償請求権の行使のためには,上記投稿者に係る発信者情報の開示を受ける正当
な理由があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4
条1項に基づき,いわゆる経由プロバイダである被告に対し,別紙発信者情報
目録記載の発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年1月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10066控訴棄却
不正競争防止法,著作権侵害・損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社黄菱 被控訴人株式会社シャトー勝沼大西達也
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民法709条 不正競争防止法2条1項1号 著作権法6条
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年1月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)20542
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告Aⅰ
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著作権法27条 著作権法2条1項9号
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[概要] 1 請求原因
(1) 当事者
ア 原告は,別紙著作物目録記載の著作物((((以下以下以下以下,,,,同目録記載同目録記載同目録記載同目録記載1111,,,,2の2の2の2の著著著著
作物作物作物作物ををををそれぞれそれぞれそれぞれそれぞれ「「「「本件漫画本件漫画本件漫画本件漫画1111」」」」,,,,「「「「本件漫画本件漫画本件漫画本件漫画2222」」」」といいといいといいといい,,,,合合合合わせてわせてわせてわせて「「「「本本本本
件漫画件漫画件漫画件漫画」」」」というというというという。)。)。)。)の著作権者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)42457請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社エレクス
甲
乙
丙
4名 原告大一電機産業株式会社
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不正競争防止法3条 不正競争防止法4条 著作権法112条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告会社及び原告の従業員であった被告甲,被告乙及び被
告丙(以下,当該3名を併せて「被告元従業員ら」という。)に対し,パチン
コ・スロット用の呼出ランプ「デー太郎ランプシリーズ」(以下,併せて「原
告製品」という場合がある。)を開発・製造するための技術情報として,「デ
ー太郎ランプX(エックス)」を機能させるために作成されたソースプログラ
ム(以下「原告ソースプログラム」という。),「デー太郎ランプMZ(メガ
ゼータ)」の電気設計図面(パチンコ用及びスロット用入出力装置電気回路図,
代表灯中継器回路図を含む。以下「原告図面」という。)及び電子部品データ
ベース(以下「原告データベース」という。また,原告ソースプログラム,原
告図面及び原告データベースを併せて「原告技術情報」という。)を有してお
り,原告技術情報が営業秘密に当たると主張した上で,被告会社は,被告甲が
指示し,被告乙が原告ソースプログラムを,被告丙が原告図面及び原告データ
ベースを原告の承諾なく持ち出したことを知って,原告技術情報を取得したも
のであって,被告会社の製造・販売に係る別紙製品目録記載1(1)及び(2)の製
品(以下,併せて「被告製品」といい,個別に特定する場合には「イ号製品」
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10076一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人兼被
X 被控訴人兼控訴人株式会社デアゴス(以下「第1審被告」という。)
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著作権法112条1項 著作権法112条2項 著作権法18条2項1号 著作権法63条1項
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[概要] 1 本件は,職業写真家である第1審原告が,出版社である第1審被告に対し,
別紙写真目録1記載の写真(写真番号QP3K4517。以下「本件写真」と
いう。)の著作権が第1審原告に帰属するのに,第1審被告は,第1審原告の
承諾なく,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)に本件写真
を掲載し,第1審原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(公
表権,氏名表示権,同一性保持権)を侵害したなどと主張して,(1) 不法行為
に基づく損害賠償請求として790万円(附帯請求として本件書籍の発行日で
ある平成22年9月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金)の支払,(2) 著作権法112条1項に基づく差止請求として,ア
本件写真の複製,公衆送信又は改変の禁止,イ 本件写真を複製した本件書籍
の出版,販売又は頒布の禁止,(3) 同法2項に基づく廃棄請求として,ア 被
告の運営するウェブサイト内のウェブページからの本件写真の削除,イ 本件
書籍の廃棄を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)268一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社毎日オークション 原告グラフィックアート及び(以下「
協会」という。)
X1,X2,X3,X5,X6(以下「
X1」という。)
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著作権法47条の2 著作権法114条3項 著作権法47条 著作権法32条1項
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| 侵害 | 71回 | | 許諾 | 39回 | | 損害賠償 | 37回 | | 分割 | 26回 |
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[概要] 本件は,①フランス共和国法人である原告協会が,その会員(著作者又は著
作権承継者)から美術作品(以下「会員作品」という。)の著作権の移転を受
け,著作権者として著作権を管理し,②原告X1が,亡P(以下単に「P」と
いう。)の美術作品(以下「P作品」という。)の著作権について,フランス
民法1873条の6に基づく不分割共同財産の管理者であって,訴訟当事者と
して裁判上において,同財産を代表する権限を有すると主張した上で,原告ら
が,被告に対し,被告は,被告主催の「毎日オークション」という名称のオー
クション(以下「本件オークション」という。)のために被告が作成したオー
クション用のカタログ(以下「本件カタログ」という。)に,原告らの利用許
諾を得ることなく,会員作品及びP作品の写真を掲載しているから,原告らの
著作権(複製権)を侵害しているなどと主張して,不法行為に基づく損害賠償
請求(又は不当利得に基づく利得金返還請求)として,㋐原告協会につき1億
5564万1860円の一部請求として8650万円(附帯請求として最終の
侵害行為の日の後である平成22年12月4日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金)の支払,㋑原告X1につき1696万1560
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10057控訴棄却
著作物頒布広告掲載契約に基づく著作物頒布広告掲載料未払請求控訴事件
控訴人株式会社黄菱 被控訴人株式会社シャトー勝沼大西達也
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民法709条 著作権法6条
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[概要] 1 本件訴訟の経過
本件は,原判決別紙目録記載の図柄1~12(以下,それぞれ「図柄1」などと
いう。)につき著作権を有すると主張する控訴人が,被控訴人は,上記図柄を案内用
看板に表示して使用し,上記図柄に係る原告の著作権を侵害等していると主張し,
被控訴人に対し,著作権侵害等の不法行為責任に基づく損害賠償として,200万
円及びこれに対する不法行為日よりも後の日である平成24年3月23日から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。原
審が控訴人の請求を棄却したところ,控訴人が控訴した。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)24933等請求棄却
損害賠償等請求本訴事件 (一般社団法人心検)
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著作権法114条2項 著作権法10条1項1号 著作権法24条 著作権法2条1項19号
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[概要] 1 本訴事件
本件は,宗教法人である原告が,
(1) 別紙動産目録記載の祈願経文(以下,同目録記載(1)ないし(6)の標題毎
に,それぞれ「本件経文原本①」などといい,これらを併せて「本件経文
原本」という。)の所有権に基づき,被告Bにつき本件経文原本①ないし
③の,被告Aにつき本件経文原本④ないし⑥の各返還を求め,
(2) 本件祈願経文原本に記載された祈願経文であって,別紙動産目録記載
(1)ないし(6)の標題を有するもの(以下,同目録記載(1)ないし(6)の標題
毎に,それぞれ「本件経文①」などといい,これらを併せて「本件経文」
という。)の著作権(複製権,口述権)に基づき,①被告Bにつき本件経
文①ないし③の口述の差止め(著作権法112条1項)及び同経文の複製
物の廃棄(同条2項)を,②被告Aにつき本件経文④ないし⑥の複製及び
上記複製によって作成された物の頒布(同法113条1項2号)の差止め
(同法112条1項)並びに同経文の複製物の廃棄(同条2項)を各求め,
さらに,
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33631却下
著作権確認請求事件
被告中国塗料株式会社
中国塗料技研株式会社
大竹明新化学株式会社
ら 原告A
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著作権法15条2項 民法114条 民事訴訟法115条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らに対し,プログラムの著作物である船舶情報管理シ
ステムの著作権確認を求める訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年12月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10064控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人(第1審被告)X 被控訴人(第1審原告)Y
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[概要] 1 本件は,漫画家である被控訴人が,①控訴人の依頼に応じて描いた似顔絵を
控訴人が無断で画像投稿サイトに投稿して被控訴人の著作権(公衆送信権)を
侵害し,かつ,その名誉又は声望を害する方法で著作物を利用し被控訴人の著
作者人格権を侵害した,②控訴人が被控訴人からあたかも殺害予告を受けたか
のような記事をツイッターのサイトに投稿し,被控訴人の名誉を毀損した,と
主張して,控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償として400万円及びこ
れに対する不法行為後の日である平成24年9月29日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29184請求棄却
損害賠償等 (リーグ)
被告株式会社gloops 原告株式会社コナミデジタルエンタテインメント
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民法709条 著作権法2条1項15号 著作権法112条1項 不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 本件は,「プロ野球ドリームナイン」というタイトルのゲーム(以下「原告
ゲーム」という。)をソーシャルネットワーキングサービス上で提供・配信し
ている原告が,別紙ゲーム目録記載のゲーム(以下「被告ゲーム」という。)
を提供・配信している被告に対して,主位的に,被告が原告ゲームを複製ない
し翻案して,自動公衆送信することによって,原告の有する著作権(複製権,
翻案権,公衆送信権)を侵害している,また,原告ゲームの影像や構成は周知
又は著名な商品等表示若しくは形態であるところ,被告ゲームの影像や構成等
は,原告ゲームの影像や構成と同一又は類似しているから,不正競争防止法(以
下「不競法」という。)2条1項1号ないし3号の不正競争に該当すると主張
して,被告に対し,著作権法112条1項又は不競法3条の規定に基づき,被
告ゲームの配信(公衆送信,送信可能化)の差止めを求めるとともに,著作権
侵害による不法行為に基づく損害賠償請求,又は不競法4条に基づく損害賠償
請求として5595万1875円及びこれに対する平成23年9月21日(訴
状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払,並びに弁護士費用相当額として260万円及びこれに対する平成24
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著作権
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)18701請求棄却
損害賠償等請求事件
被告TAC株式会社
X
両名 原告ネットスクール株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法3条1項 著作権法112条1項 不正競争防止法2条4項
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[概要] 本件は,原告が,①被告らの背信的な引き抜き行為があったなどと主張して,
<ア>被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不法行為請求①」
という。)として,7137万4238円(附帯請求として訴状送達の日の翌
日である平成24年7月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金)の支払(請求1項のうちの一部),<イ>営業権に基づく差止請
求として,原告従業員及び原告と業務委託契約をしている第三者との接触等の
禁止(請求2項)を求めるとともに,②被告会社の簿記検定試験受験誌におい
て,原告発行の簿記検定試験受験誌が切り離し式暗記カードを付けていること
などを模倣しているから,原告の商品等表示と被告の商品等表示が同一又は類
似であり,原告の編集著作物の侵害であるなどと主張して,<ア>被告らに対し,
不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不法行為請求②」という。)として,
458万9500円(附帯請求として上記①<ア>と同様の遅延損害金)の支払
(請求1項のうちの一部)を求めるとともに,<イ>被告会社に対し,不正競争
防止法3条1項又は著作権法112条1項に基づく差止請求として,被告会社
発行の簿記検定試験受験誌に切り離し式の暗記カードを添付する等して出版,
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著作権
平成25年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)3677等一部認容
著作権侵害損害賠償等本訴,ブログ記事抹消等反訴請求事件
被告・反訴原告株式会社ジーオーティー
・反訴原告有限会社ジップス・ファ 原告・反訴被告F松本紘明
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著作権法115条
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[概要] 本件は,本訴において,原告・反訴被告(以下「原告」という。)が,被告・
反訴原告(以下「被告」という。)らが漫画を掲載した雑誌を編集,発行した
ことが原告の著作物の著作権及び著作者人格権を侵害すると主張して,被告ら
に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づく131万円の連帯支払,被告
株式会社ジーオーティー(以下「被告GOT」という。)に対し,著作権法1
15条に基づく謝罪広告の掲載をそれぞれ求め,反訴において,被告らが,原
告がブログに記事等を掲載したことが被告らの名誉,信用を毀損したと主張し
て,原告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づく各100万円及びこ
れに対する不法行為の後である反訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払並びに名誉権に基づく記事等の
削除を求める事案である。
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著作権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10058控訴棄却
未払著作権料請求控訴事件
控訴人P2
P3
P4
ら 被控訴人株式会社なうデータ研究所
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[概要] 以下,控訴人(原審原告)を「控訴人」と,被控訴人(原審被告)を「被控訴
人」といい,原判決における「原告」を「控訴人」と,「被告」を「被控訴人」と
する(本判決において,原則として,原判決で用いられた略語を使用する。)。
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著作権
平成25年11月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)13598一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告乙 原告甲
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著作権法112条 著作権法115条 著作権法27条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,映画プロデューサー,映画監督等として活動
している被告に対し,被告の製作・監督に係る短編映画「帰省」(以下「本件
映画」という。)について,原告の許諾なく,原告の短編漫画である「彼女の
告白」(以下「本件漫画」という。)を映画化し,映画祭において上映したな
どと主張して,①著作権(二次的著作物に係る上映権)侵害のおそれを理由と
する著作権法112条に基づく差止・廃棄請求として,本件映画の上映禁止,
本件映画が記録された映画フィルム及び電磁的記録媒体の廃棄,②著作権(翻
案権)及び著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)侵害を理由とする不法
行為に基づく損害賠償請求として,118万8000円(許諾料相当額8万円,
慰謝料100万円及び弁護士費用10万8000円の合計額。また,附帯請求
として訴状送達の日の翌日である平成25年6月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金を含む。)の支払,③著作者人格権(氏名
表示権・同一性保持権)侵害を理由とする同法115条に基づく名誉回復等の
措置請求として,被告の運営するウェブページ等において,別紙謝罪文目録記
載の文章の掲載を求めた事案である。
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著作権
平成25年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8691確認
著作権確認等請求事件
被告有限会社東京サウンドシティ企画 原告OことP
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著作権法2条1項6号 民法87条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①原告の歌唱を録音したCDについてのレ
コード製作者の権利を有することの確認,②レコード製作者の権利又は所有権
に基づき,マスターCDの引渡し,③原告が立て替えた伴奏代金20万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日である平成24年7月14日から支払済みま
で年5分の割合による遅延損害金の支払,を求めた事案である。
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著作権
平成25年11月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9900請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会ジタルリッシサー 原告X
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げていない事実は当事者間に争いがない。なお,書証
の枝番号は特に記載しない限り省略する。)
(1) 当事者
原告は,「X1」の名称を使用して,発明関連書籍の著作を行っている(以
下,X1が名宛人になっているものについても,原告を指すものとして扱う。)。
被告は,デジタルコンテンツデータに基づく書籍等の製造・販売等を業とす
る株式会社である。
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著作権
平成25年11月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)37319一部認容
民事訴訟 著作権
被告財団法人世界聖典普及協会 原告公益財団法人生長の家社会事業団
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著作権法112条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 被告によるカセットテープの複製,頒布
について,主位的に,著作権使用契約に基づき,昭和61年8月から平成23
年10月までの印税合計2098万8000円及び各印税に対する支払時期
の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,予
備的に,原告の著作物の著作権を侵害するとして,著作権法112条に基づき,
カセットテープの頒布の差止及びその廃棄並びに不法行為による損害賠償請
求権に基づき,平成23年10月までに受けた損害2250万円,弁護士費用
相当損害金200万円合計2450万円及びこれに対する訴状送達の日の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,又は,
被告が法律上の原因なく利得し,そのために原告に損失を及ぼしたとして,不
当利得返還請求権に基づき,平成23年10月までの被告の利得2250万円
及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求め,(2) 被告によるコンパクト・ディスク
の販売について, 表示が著作権使用契約により定められたものと異なるとし
て,同契約に基づき,その表示(訴状別紙「表示」に「1986」とあるのは,そ
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著作権
平成25年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33533一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法30条1項 著作権法112条1項 著作権法21条 著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,別紙作品目録1ないし7記載の作品(以下「本件各作品」とい
う。)を創作した小説家,漫画家及び漫画原作者である原告らが,被告ユー
プランニング,被告タイムズ,被告ビー・トゥ・システムズ及び被告ジャカ
レ(以下,上記被告4社を併せて「被告会社ら」という。)において,個人
ないし法人である第三者から注文を受けて書籍をスキャナーで読み取り,電
子ファイル化する事業を行っている行為は,本件各作品について,原告らが
それぞれ有する著作権(複製権)を侵害するおそれがあるとして,著作権法
21条,同法112条1項に基づき侵害の予防請求として,その差止め(請
求の趣旨第1ないし第4項)と,被告会社らそれぞれの代表者である被告Y
1,被告Y2,被告Y3,被告Y4(以下,上記被告4名を併せて「被告代
表者ら」といい,被告会社らを併せた全被告を「被告ら」という。)は,そ
れぞれが代表する被告会社らと各共同して,上記著作権侵害をするおそれが
ある状況を作出する著作権法上違法な行為を行っており,著作権法21条,
民法709条,同法719条1項前段に基づき,原告ら各自に,被告代表者
らが各代表する被告会社らとそれぞれ連帯して,弁護士費用相当額として原
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著作権
平成25年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10046控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社キャッチスター 被控訴人日本放送協会
株式会社NHKエンタープライズ
株式会社エヌエイチケイプロモーション
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らが韓国のテレビドラマの展覧会を開催して小
道具や衣装,ドラマセット等を展示し,関連グッズを販売して,控訴人の上記
小道具等の著作権(展示権及び複製権)を侵害したと主張して,被控訴人らに
対し,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案である。原審が控訴人の請
求をいずれも棄却したのに対し,控訴人が上記の裁判を求めて控訴しているも
のである。
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著作権
平成25年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10053控訴棄却
プログラム開発委託料等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人公益社団法人全日本ダンス協会連合会
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著作権法15条2項 著作権法2条1項1号 著作権法17条1項 民法704条
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[概要] 以下,控訴人(原審原告)を「原告」と,被控訴人(原審被告)を「被告」とい
い,原審において用いられた略語は,当審においてもそのまま用いる。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15970
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告株式会社シナノ企画
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法2条3項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物の著作者であり,著作者人格権を有
する原告が,被告が提供するインターネット接続サービスを経由して,動画
投稿サイト(以下「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿動画目録
記載の各動画につき,同各動画は原告の著作者人格権(同一性保持権,氏名
表示権)を侵害するものであり,その損害賠償請求権行使のため必要である
として,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別
紙発信者情報目録記載の各発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15969
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告創価学会
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法2条3項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物につき著作権を有する原告が,被告
が提供するインターネット接続サービスを経由して,動画投稿サイト(以下
「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿動画目録記載の各動画につ
き,同各動画は原告の著作権(公衆送信権,送信可能化権)を侵害するもの
であり,その損害賠償請求権行使のため必要であるとして,被告に対し,特
定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の
各発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15365
発信者情報開示請求事件
被告GMOインターネット株式会社 原告創価学会甲斐伸明
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者により被告の提供するインターネット接続サー
ビスを経由してインターネット上のウェブサイトに掲載された動画(以下「本
件動画」という。)が原告の著作権を侵害していると主張して,被告に対し,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律4条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)10382請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社プリンスコレクション
甲 原告有限会社ら・むりーず
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著作権法112条 著作権法112条1項 著作権法114条2項
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[概要] 以下,別紙侵害商品目録記載1~5記載の商品について,個別に又はグルー
プで特定する場合は同目録の符号に従って「被告商品1(1)」「被告商品1」
などといい,総称して「被告商品」という。また,別紙著作物目録記載1~5
の著作物について,個別に又はグループで特定する場合は同目録の符号に従っ
て「原告作品1(1)」「原告作品1」などといい,総称して「原告作品」とい
う。なお,被告商品1に描かれたネコを「シャロン」,被告商品3に描かれた
クマを「サビーヌ」,被告商品4ないし5に描かれたクマを「ノワール」とい
う場合がある。
本件は,原告が,原告作品について,デザイナーとして原告に勤務している
Aが職務上作成したものであると主張した上で,被告甲が提供したデザインに
基づいて被告会社が製造・販売した被告商品について,原告作品を複製・翻案
したものである旨主張して,①被告会社に対し,㋐著作権(複製権,翻案権,
譲渡権)侵害を理由とする著作権法112条1項に基づく差止請求として,被
告商品の製造・販売の禁止,㋑同様に同条2項に基づく廃棄請求として,被告
会社が占有する被告商品の廃棄を求めるとともに,②被告らに対し,㋐著作権
▶判決の詳細
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著作権
平成25年10月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)16442確認
著作権確認等請求事件
被告株式会社MANGARAK 原告ラッキー17フィルムズ・
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不正競争防止法2条1項14号 著作権法27条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 別紙著作物目録記載の著作物(以下「本
件原作」という。)について,平成24年1月16日から平成26年4月19
日までの間,その翻案権の一部である実写映画化権(以下「本件実写映画化権」
という。)を取得したと主張して,原告が,当該期間,本件実写映画化権を有
することの確認を求めるとともに,(2) 被告が,本件原作の独占的利用権が
被告に帰属する旨並びに本件原作を基に実写映画及びこれに派生した実写テ
レビドラマシリーズを製作する原告の行為が被告の独占的利用権を侵害する
旨を告知したことが不正競争防止法2条1項14号所定の不正競争行為に当
たると主張して,同法3条1項に基づく告知,流布の差止めを求めた事案であ
る。
なお,本件においては,原告が外国法人であることなどから準拠法が問題に
なるものであるが,我が国で創作された著作物に係る利用権の帰属に関する事
案であり,我が国の法令が適用されるべきことに当事者間に明らかに争いがな
いので,これによることとする。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10027一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(第1審被告)X
(第1審被告)株式会社集英社 被控訴人(第1審原告)Y
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著作権法27条 著作権法2条1項15号 著作権法112条 著作権法28条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人Xが著述し,控訴人集英社が発行する原判決別
紙書籍目録記載の書籍(以下「控訴人書籍」という。)に被控訴人の著述した
書籍の複製又は翻案に当たる部分があり,その複製及び頒布によって被控訴人
の著作権及び著作者人格権が侵害されたとして,控訴人らに対し,著作権法1
12条に基づき,控訴人書籍の複製,頒布の差止め及び廃棄を求めるとともに,
民法709条及び719条に基づき,著作権侵害による著作権利用料相当損害
金として168万円,著作権侵害及び著作者人格権侵害による慰謝料として各
150万円,弁護士費用として50万円の合計518万円及びこれに対する不
法行為後の日である平成23年10月19日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33525一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法112条1項 著作権法30条1項 著作権法2条1項15号 著作権法21条
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[概要] 本件は,小説家・漫画家・漫画原作者である原告らが,法人被告らは,電子
ファイル化の依頼があった書籍について,権利者の許諾を受けることなく,ス
キャナーで書籍を読み取って電子ファイルを作成し(以下,このようなスキャ
ナーを使用して書籍を電子ファイル化する行為を「スキャン」あるいは「スキ
ャニング」という場合がある。),その電子ファイルを依頼者に納品している
から(以下,このようなサービスの依頼者を「利用者」という場合がある。),
注文を受けた書籍には,原告らが著作権を有する別紙作品目録1~7記載の作
品(以下,併せて「原告作品」という。)が多数含まれている蓋然性が高く,
今後注文を受ける書籍にも含まれている蓋然性が高いとして,原告らの著作権
(複製権)が侵害されるおそれがあるなどと主張し,①著作権法112条1項
に基づく差止請求として,法人被告らそれぞれに対し,第三者から委託を受け
て原告作品が印刷された書籍を電子的方法により複製することの禁止を求める
とともに,②不法行為に基づく損害賠償として,㋐被告サンドリームらに対し,
弁護士費用相当額として原告1名につき21万円(附帯請求として訴状送達の
日の翌日〔被告サンドリームにつき平成24年12月2日,被告Y1につき同
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)34126等却下
損害賠償,同中間確認各請求事件
被告ソフトウェア部品株式会社 原告株式会社アクセスネット
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民事訴訟法142条
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[概要] 本件は,原告が,被告との間のパートナー契約において,被告から提供され
たソフトウェア中のプログラムにつき,著作権上の瑕疵があるとして,被告に
対し,債務不履行に基づき,損害金206万5000円及びこれに対する催告
の後の日である平成23年3月15日から支払済みまで商事法定利率年6分の
割合による遅延損害金の支払を求め,これに対し,被告が,中間確認の訴えと
して,上記プログラムが他のプログラムの著作権を侵害しないことの確認を求
める事案である。
▶判決の詳細
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