| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成20年10月8日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成20(ネ)1700控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)社団法人金融財政事情研究会被控訴人(1審
)株式会社きんざい人と総称して「被控訴人研究会ら」という。)被控訴人(1審
)E被控訴人(1審
)F被控訴人(1審
)G 控訴人(1審原告)B(以下「被
研究会」という。) 被控訴人(1審被告)社団法人金融財政事情研究会
(1審被告)株式会社きんざい人と総称して「
研究会ら」という。)
(1審被告)E
(1審被告)F
(1審被告)G
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,控訴人は,時効に関する法律実務書として,昭和63年から平成1
9年までの間に「時効の管理」との題号を含む書籍を出版しているところ,被
控訴人らが平成19年以降,「時効管理の実務」との題名の書籍を出版したた
め(被控訴人研究会が発行,被控訴人きんざいが販売,被控訴人編著作者らが
編著作),主位的に著作権・著作者人格権侵害を主張してその複製・頒布の差
止と損害賠償を,予備的に不正競争行為該当性を主張してその製造・販売の差
止と損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10031一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人国 被控訴人株式会社富士不動産鑑定事務所
Y1
Y2
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民法719条2項 民法703条 著作権法114条の5 民法719条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙著作権一覧表(以下「別紙一覧表」という。)1ない
し120記載の各土地宝典(以下,まとめて「本件土地宝典」という。)に
係る各著作権を譲り受けた被控訴人ら(1審原告ら。以下「原告ら」とい
う。また,被控訴人株式会社富士不動産鑑定事務所,被控訴人Y1,被控訴
人Y2を,以下,「原告株式会社富士不動産鑑定事務所」,「原告Y
1」,「原告Y2」とそれぞれいう。)が,控訴人(1審被告。以下「被
告」という。)に対し,遅くとも昭和55年から,不動産関係業者等をはじ
めとする不特定多数の第三者が,業務上の利用目的をもって,同一覧表記載
の各法務局(支局,出張所を含む。以下同じ。)に備え置かれた本件土地宝
典の貸出しを受けて,各法務局内に設置されたコインコピー機により無断複
製行為を繰り返していたことは,被告において本件土地宝典を各法務局に備
え置いて利用者に貸し出すとともに,各法務局内にコインコピー機を設置
し,当該コインコピー機を用いた利用者による無断複製行為を放置していた
ことによるものであり,この被告の行為は,被告自身による複製権侵害行為
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月17日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)2557控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)社団法人日本音楽著作権協会 控訴人(1審原告)A 被控訴人(1審被告)社団法人日本音楽著作権協会
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民法709条 著作権法22条 著作権法119条 著作権法38条1項
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[概要] 本件は,控訴人が,①被控訴人らは共謀して,著作権侵害行為の調査と称し
て,控訴人が経営するレストランに調査員を侵入させ,かつ,従業員を欺罔し
て,実際には無料で開催された演奏会が有料であったかのような領収証1枚を
詐取したと主張して,不法行為(民法709条,710条及び719条)に基
づき,連帯して550万円(慰謝料500万円及び弁護士費用50万円)の損
害賠償を求め,② 被控訴人C(以下「被控訴人C」という。)は,控訴人の顧
客が上記レストランにおいてライブを開催しようとしたのに対し,裁判所の決
定により上記レストランで被控訴人日本音楽著作権協会(以下「被控訴人協
会」という。)が管理する音楽著作物(以下「管理著作物」という。)の演奏
等ができない旨虚偽の説明をして,管理著作物の利用許可を求める申込みをす
べて拒否して,控訴人の信用を失墜させ,営業を妨害したと主張して,不法行
為(民法709条及び710条)に基づき,被控訴人協会に対しては使用者責
任(民法715条)に基づき,連帯して1100万円(慰謝料1000万円及
び弁護士費用100万円)の損害賠償を求めた事案である。なお,附帯請求は,
①②のいずれについても,訴状が各被控訴人に送達された日の翌日である平成
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月17日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)735控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)B 控訴人・被
(1審原告)社団法人日本音楽著作権協会 被控訴人・控訴人(1審被告)B
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著作権法38条1項 著作権法114条3項 著作権法112条2項 民法704条
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| 侵害 | 58回 | | 許諾 | 39回 | | 差止 | 26回 | | 損害賠償 | 24回 |
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[概要] 1審原告は,原判決別添楽曲リスト(平成4年8月1日発行のもの1冊及び
平成17年10月20日発行のもの1冊)記載の音楽著作物(以下「管理著作
物」という )の著作権を管理しているが,1審被告が,その経営する本件店。
舗において,歌手,楽器奏者及び客をして,歌唱と楽器演奏により管理著作物
を演奏させ,これを来店した不特定多数の客に聴かせて,1審原告の管理著作
物の著作権(演奏権)を侵害したと主張して,1審被告に対し,著作権(演奏
権)に基づき,本件店舗における管理著作物の使用(演奏)の差止め,その演
奏に利用される原判決別紙物件目録記載の楽器及び音響装置の本件店舗からの
撤去と,本件店舗への楽器及び音響装置の搬入の禁止を求めるとともに,主位
的に著作権(演奏権)侵害による不法行為に基づいて管理著作物の使用料相当
額及び弁護士費用の損害賠償(不法行為の後の日である原判決別紙遅延損害金
。)目録記載の各起算日以降の民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む
を,予備的に管理著作物の使用料相当額の不当利得の返還(不当利得の後の日
である原判決別紙遅延損害金目録記載の各起算日以降の悪意の受益者に対する
利息支払請求を含む )を求めた。。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10083控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人東宝株式会社
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著作権法6条 著作権法15条1項 著作権法16条 著作権法112条1項
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10082控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人角川映画株式会社
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著作権法6条 著作権法16条 著作権法15条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10040控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人住友石炭鉱業株式会社
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民法715条1項 著作権法121条 民法709条 民法724条
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人の被用者が控訴人作成に係る放電プラズマ焼結機の
設計図の著作権を侵害したなどと主張し,被控訴人に対し,民法715条1項本文
の規定に基づいて,控訴の趣旨1項記載の損害賠償金の支払を求める事案である
(以下,この請求を「新請求」という。)。
なお,控訴人は,原審においては,被控訴人が上記著作権を侵害したなどと主張
し,被控訴人に対し,民法709条の規定に基づいて,同額の損害賠償金の支払を
求めていたが(以下,この請求を「旧請求」という。),当審において,訴えを交
換的に変更したものである。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)11502請求棄却
著作権確認等請求事件
被告中国塗料株式会社 原告A
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著作権法15条2項 著作権法2条1項10号 著作権法15条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 原告の主張
(1) 原告は,昭和37年4月,被告に入社し,昭和45年2月には企画第2
課長,昭和47年に広島工場業務課課長兼務となり電算機導入に伴う製品コ
ード,原材料コードの開発,適正在庫管理システムのための常備品,準常備
品,特注品種別在庫・生産管理システムを導入し,製造コストの減少,営業
担当者別返品管理体制による返品率大幅減少を達成した。その間滋賀新工場
建設に従事し,昭和48年3月完成後に製造課長として生産に従事し,被告
の生産能力を倍増させ,被告は資本金を4億円から16億円に年2度の倍額
増資を果たした。原告は,新工場生産を軌道に乗せた昭和50年1月より資
材課長として,新原材料,代替原材料の積極的採用,コンピュータへの単価
設定即時入力方法の導入による月次収益計算のスピード化を達成した後,品
質管理課長(滋賀工場勤務 ,広島品質管理課長を経て,昭和60年,被告)
の子会社で商社の信友株式会社(以下「信友」という )に出向した。。
(2) 原告は,信友に出向する際,被告代表取締役のA(以下「A」とい
う )から船舶情報管理システムの開発・業務運営を行う旨の特命を受け,。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10009控訴棄却
発信者情報開示等請求控訴事件
被告」という。) 控訴人(以下「原告」という。)被
(以下「被告」という。) 被控訴人(以下「被告」という。)
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著作権法2条1項1号 著作権法112条2項 著作権法10条2項
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[概要] 原告は,刑事訴訟事件における証人尋問を傍聴した結果をまとめた別紙原告
傍聴記記載の傍聴記(以下「原告傍聴記」という。便宜上,後記の本件ブログ
記事1及び2に対応する部分を,「原告傍聴記1」,「原告傍聴記2」という
場合がある。)をインターネットを通じて公開した。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)11418請求棄却
著作権侵害差止等
被告乙
株式会社日本映像民俗社 原告甲
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[概要] 本件は,別紙映画目録記載の映画(以下「本件映画」という。)の製作に参
加した原告が,本件映画の製作に参加した被告乙(以下「被告乙」という。)
及び同人が代表取締役を務める被告株式会社日本映像民俗社(以下「被告映民
社」という。)に対して,同人らの間でした合意に基づき,①本件映画のプリ
ント,ネガ原版及びその素材(残ネガ,音素材,サウンドテープ及びスチール
写真を含む。以下同じ。)の使用の差止め,②本件映画のプリント,ネガ原版
及びその素材の一切を撮影の現場となった沖縄県の久高島(現在は同県南城市
所在,以下同じ。)の地域住民の自治組織である久高区(所在地が沖縄県南城
市知念字久高231番地2,区長・丙。以下,単に「久高区」という。)に交
付すること,及び③本件映画のプリント,ネガ原版などを使用して作成したD
VD原版及び製品を廃棄することを,それぞれ求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)19275請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社しまむら 原告株式会社ベストエバー
株式会社ベストエバージャパン
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不正競争防止法2条1項3号 著作権法2条1項1号 不正競争防止法19条1項5号 不正競争防止法5条1項
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[概要] 本件は,被告の販売した別紙被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」と
いう。)が,原告株式会社ベストエバー(以下「原告ベストエバー」とい
う。)が製造し,原告株式会社ベストエバージャパン(以下「原告ベストエバ
ージャパン」という。)が販売する別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告
商品」という。)の形態を模倣したものであり,不正競争防止法2条1項3号
に該当すると主張して,原告らが,被告に対し,不正競争行為に基づく損害賠
償及び謝罪広告を請求し,また,被告が,原告ベストエバーが著作権を有する
原告商品の形態を模倣した被告商品を原告らに無断で販売,譲渡する行為は,
原告ベストエバーの著作権及び原告商品の日本国内における販売等につき独占
的な権利を有している原告ベストエバージャパンの利用許諾権を侵害する不法
行為に当たると主張して,原告らが,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償
を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)16899請求棄却
損害賠償請求事件
被告キープ株式会社 原告株式会社ピーエスジー
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,幼児向けの教育用VHSビデオ・DVD商品を製造,販売する原告
が同様のDVD商品を販売する被告に対し,主位的に,被告の商品で使用する
博士をイメージした人物の絵柄が原告の商品で使用する博士をイメージした人
物の絵柄と類似し,その登場する著作物の著作権(複製権及び翻案権)を侵害
している旨主張して,民法709条に基づき,予備的に,被告の使用する上記
絵柄が周知の商品等表示である原告の上記絵柄と類似し,原告の商品と混同を
生じさせている旨主張して,不正競争防止法2条1項1号,4条に基づき,損
害賠償金3600万円及びこれに対する不法行為の後である平成18年8月1
9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10043控訴棄却
著作権使用料請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社文芸社
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[概要] 1 事案の概要
本件は,自己の著作物につき被告と出版契約を締結した控訴人(原審原告。
以下「原告」という )が,被控訴人(原審被告。以下「被告」という )に対。 。
し,同出版契約に基づき,初版第1刷1200部(平成12年5月1日発行)
を超えて発行された書籍について 支払調書控えの閲覧を請求するとともに 原, (
審における閲覧請求の対象は,平成17年度ないし平成19年度における原告
に対する著作権使用料支払に関する支払調書控えであったが,後記のとおり,
当審において,閲覧請求の対象は拡張された ,著作権使用料等を請求した前。)
訴(東京地方裁判所平成17年(ワ)第18674号著作権使用料請求事件)
の口頭弁論終結時(平成17年10月12日)より後に発行された書籍の著作権
使用料200万円の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)33577一部認容
販売差止等請求事件
被告株式会社アドバンサーブ
株式会社ケンソフト 原告京西クリエイト株式会社
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著作権法114条1項 著作権法15条1項 著作権法113条1項2号
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[概要] , ( 「 」 。)本件は 被告株式会社アドバンサーブ 以下 被告アドバンサーブ という
において,原告に無断で,原告が著作者である別紙原告教本目録記載の教本1
ないし8(以下「原告教本」という )を複製して別紙被告教本目録記載の教。
本1ないし8(以下「被告教本」という )を作成した上,これに被告アドバ。
ンサーブが著作者であるとの表示をして,被告株式会社ケンソフト(以下「被
告ケンソフト」という )に販売し,被告ケンソフトにおいて,同教本に自己。
の名称を付記して表示したものを販売し,原告の複製権及び氏名表示権を侵害
したとして,原告が,被告アドバンサーブに対し,著作権法112条1項に基
づく被告教本の複製及び販売の差止め並びに民法709条,710条に基づく
非財産的損害の賠償金100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である
平成19年12月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求め,被告ケンソフトに対し,著作権法113条1項2号,1
12条1項に基づく被告教本の販売の差止め並びに民法709条,710条に
基づく非財産的損害の賠償金100万円及びこれに対する前同様の遅延損害金
の支払を求め,被告両名に対し,民法709条,719条,著作権法114条
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10008控訴棄却
慰謝料請求控訴事件
控訴人X 被控訴人富士通株式会社
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著作権法12条 著作権法20条 著作権法20条1項
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による】
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)5765請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社永野商店 原告日本放送協会
日本テレビ放送網株式会社
株式会社東京放送
株式会社フジテレビジョン
株式会社テレビ朝日
株式会社テレビ東京
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著作権法2条1項9号 著作権法2条1項7号 著作権法38条2項 著作権法2条5項
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[概要] 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録記載1ないし7の各周波数で地上
波テレビジョン放送(以下,別紙放送目録記載1ないし7の放送を総称して
「本件放送」という。)を行っている原告らが,「まねきTV」という名称で,
被告と契約を締結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴する
ことができるようにするサービス(以下「本件サービス」という。)を提供し
ている被告に対し,被告の提供する本件サービスが,本件放送について原告ら
が放送事業者として有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)
を侵害し,また,別紙著作物目録記載1ないし7の各著作物(以下,別紙著作
物目録記載1ないし7の番組を総称して「本件番組」という。)について原告
らが著作権者として有する公衆送信権(著作権。著作権法23条1項)を侵害
している旨主張して,著作権法112条1項に基づき,本件放送の送信可能化
行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求めるとともに,民法709条,
著作権法114条2項に基づき,著作権及び著作隣接権の侵害による損害賠償
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)3174確認
著作権持分確認請求事件
被告日本心理テスト研究所株式会社
Y1辻本希世士 原告X1下田俊夫
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著作権法14条 著作権法12条1項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物(YG性格検査の別紙質問項目目録記載の
計120問の質問項目全体。以下「本件質問項目」という )の共同著作者から著。
作権の共有持分を相続により承継取得したと主張する原告が,共同著作者性を争う
被告らとの間で,本件質問項目について100分の9の著作権の共有持分を有する
ことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)31919請求棄却
損害賠償等請求事件
被告B
株式会社講談社
株式会社テレビ朝日 原告A
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著作権法114条2項 著作権法112条
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告書籍1及び2が,原告の著作権(複製権,
翻案権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき当該書籍の販売等の差
止め及び在庫品の廃棄,民法709条に基づき損害賠償金及び遅延損害金の支払,
並びに著作権法115条(同一性保持権侵害)に基づき謝罪広告を求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)14155請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告社団法人金融財政事情研究会
株式会社きんざい
Y1
Y2
Y3 原告X
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著作権法20条1項 不正競争防止法2条1項2号 商標法5条1項 民法252条
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[概要] 1 基礎となる事実(証拠によって認定した事実は末尾に証拠を掲げた。それ以
外は争いがない事実又は弁論の全趣旨により容易に認定できる事実である。)
(1) 原告書籍
原告は,時効に関する法律実務書として,昭和63年から平成19年まで
の間に,以下の書籍(以下「原告書籍」といい,それぞれの書籍は,例えば
A記載の書籍を「原告書籍A」のごとくいう。)を著作し,新日本法規出版
株式会社より出版した。(被告研究会らについては甲1ないし5)
A 「時効の管理−法律問答一三〇−」(昭和63年)
B 「続 時効の管理」(平成3年)
C 「時効の管理 増補改訂版 」(平成7年)〔 〕
D 「続 時効の管理 増補改訂版 」(平成13年)〔 〕
E 「新版 時効の管理」(平成19年)
(2) 被告書籍
被告研究会は,平成19年8月21日以降,別紙目録記載の書籍(以下
「被告書籍」という。)を発行している。被告きんざいは,被告研究会が発
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17279一部認容
著作権侵害差止等請求事件 (ロクラクアパート)
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著作権法114条2項 著作権法21条 著作権法114条3項 著作権法98条
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[概要] 本件は,原告ら(以下,原告らを総称する際には「原告ら」と,原告日本テ
レビ,原告 ,原告フジテレビ,原告テレビ朝日及び原告テレビ東京の5TBS
社を総称して「東京局各社」と,原告静岡第一テレビ,原告 ,原告テレビSBS
静岡及び原告あさひテレビを総称して「静岡局各社」という。)が,被告にお
いて,「ロクラクⅡビデオデッキレンタル」との名称で行っている事業は,ハ
ードディスクレコーダー「ロクラクⅡ」(以下「ロクラクⅡ」という。)2台
のうち1台を日本国内に設置して,受信するテレビ放送の放送波をその1台に
入力するとともに,これに対応するもう1台を利用者に貸与又は譲渡すること
により,当該利用者をして,日本国内で放送されるテレビ番組の複製を可能と
するサービス,すなわち,別紙サービス目録記載の内容のサービス(以下「本
件対象サービス」という。)であるとし,その事業を行う被告の行為は,原告
及び東京局各社が著作権を有する別紙著作物目録記載の番組(以下「本NHK
件番組」と総称する。)及び原告らが著作隣接権を有する別紙放送目録記載の
放送(以下「本件放送」と総称する。)に係る音又は影像を複製する行為に当
たるから,原告 及び東京局各社の本件番組についての著作権(複製権,NHK
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)1091等一部認容
損害賠償等請求事件
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不正競争防止法2条1項14号 民法709条 著作権法114条1項 不正競争防止法2条1項7号
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| 侵害 | 127回 | | 商標権 | 52回 | | 差止 | 21回 | | 損害賠償 | 12回 |
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[概要] 1 第1事件
が, に対し,以下のとおり主張し,(1) 不正競争防止法4条又RBC KCSら
は民法709条に基づく損害賠償(第1事件の訴状送達の日の翌日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )を求めるとともに,(2) 不。
正競争防止法14条に基づく信用回復の措置を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)26738請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社アドバンサーブ
株式会社ウチダ人材開発センタ 原告京西クリエイト株式会社
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著作権法114条1項 著作権法113条1項2号 民事訴訟法64条1項 著作権法15条1項
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| 侵害 | 82回 | | 損害賠償 | 15回 | | 実施 | 14回 | | 差止 | 13回 |
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[概要] 本件は,被告株式会社アドバンサーブ(以下「被告アドバンサーブ」とい
う。)が,原告に無断で,原告が著作者である「ネットワーク基礎」と題する
別紙原告教本目録記載の教本(以下「原告教本」という。)を複製し,著作権
者を被告アドバンサーブ,書名を「LAN・ネットワーク設計コース」とする
別紙被告教本目録記載の教本(以下「被告教本」という。)を作成したことに
ついて,原告が,被告アドバンサーブの上記行為は,原告の著作権(複製権)
及び著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)を侵害し,かつ,今後も侵害
するおそれがあると主張して,被告アドバンサーブに対し,侵害の停止又は予
防として,被告教本の複製,販売の差止めを請求するとともに,著作権侵害及
び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償を請求し,また,被告株式会
社ウチダ人材開発センタ(以下「被告ウチダ」という。)が被告教本を販売し
たことについて,原告が,被告ウチダの上記行為は,原告の著作権(複製権)
を侵害する行為によって作成された被告教本を情を知って頒布することにより
原告の著作権を侵害し(著作権法113条1項2号),かつ,今後も侵害する
おそれがあると主張して,被告ウチダに対し,侵害の停止又は予防として,被
▶判決の詳細
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著作権
平成20年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10704一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社ムサシノ広告社 原告株式会社サンヨーテクニカ
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民法715条
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[概要] 本件は,自社製品のパッケージ(包装)等にイラストを使用した行為が第三者の著
作権及び著作者人格権を侵害するとして同人に損害賠償金の支払等を余儀なくされ
た原告が,同イラストの使用に関与した広告代理店である被告に対し,主位的に債
務不履行,予備的に不法行為に基づき,上記支払額等の損害金及び民法所定の遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)913請求棄却
著作権使用料請求事件
被告株式会社文芸社 原告A
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[概要] 本件は,自己の著作物につき被告と出版契約を締結した原告が,被告に対し,同
出版契約に基づき,前訴(東京地方裁判所平成17年(ワ)第18674号著作権使
用料請求事件)の口頭弁論終結時(平成17年10月12日)以降の増刷に係る平成
17年度ないし平成19年度における原告に対する著作権使用料支払に関する支払
調書控えの閲覧及び著作権使用料の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年3月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10095一部認容
著作権譲渡登録抹消請求控訴事件
控訴人フォン・ダッチ・オリジナルズ・リミ 被控訴人Y
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著作権法77条 民法94条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,控訴人が,本件譲渡登録の登録名義人である被控訴人に対し,控訴
人が本件著作物に係る著作権 以下 本件著作権 という を有することの確( 「 」 。)
認を求めると共に,本件著作権に基づく妨害排除請求として,主位的に,本件
著作物について控訴人に対する真正な登録名義の回復を原因とする著作権譲渡
登録手続をすることを求め,予備的に,本件譲渡登録の抹消登録手続をするこ
とを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)1126一部認容
損害賠償請求事件
被告サンケイデザイン株式会社
B
株式会社白川書院
C
八坂神社 原告A
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民法709条 著作権法27条
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[概要] 1 事案について
本件は,原告が,下記2( )記載の被告らの各行為等は,次の各号に掲げる3
被告らの区分(括弧内の数字は原告の請求額である )に応じて,それぞれ別。
紙写真目録の写真の著作物(以下「本件写真」という )に係る原告の権利を。
侵害すると主張して,被告らに対し,民法709条及び719条に基づいて合
計300万円の損害賠償を請求した事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年2月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10073控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人ロイ・エクスポート・カンパニー・エスタブリッ
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[概要] 1 本件は,別紙映画目録記載1ないし9の各映画(以下,これらの各映画は,
その題名(日本名)で示し,総称するときは「本件9作品」という。)の著作権者
である被控訴人が,別紙商品目録( )記載1ないし9の各DVD商品(以下「本件1
DVD商品」という。)を複製,販売している控訴人らの行為,及び,同目録( )2
記載1ないし4の各DVD商品(以下「本件レンタルDVD商品」という。)を複
製,頒布している控訴人有限会社アートステーションの行為が被控訴人の複製権及
び頒布権を侵害していると主張して,本件DVD商品及び本件レンタルDVD商品
の複製及び頒布の差止めと本件DVD商品及び本件レンタルDVD商品の在庫品等
の廃棄,本件DVD商品の頒布等に係る損害賠償金9417万1000円及び遅延
損害金の支払を求め,一方,控訴人らが,本件9作品の著作権の存続期間の満了,
損害の不発生及び損害額の些少であることを主張している事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)29359一部認容
著作権確認等請求事件
被告株式会社テレマン・コミュニケーションズ 原告エンドレス株式会社
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著作権法2条1項1号 民事訴訟法61条
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[概要] 1 訴訟の概要
本件は,原告が,被告に対し,被告が原告に無断で,原告が開発したプログラム
を組み込んだ娯楽機器を第三者に利用許諾して対価を得たとして,同プログラム及
びこれにより画面表示されるイラストや文章等の著作権が原告に帰属することの確
認を求めるとともに,不当利得返還請求権に基づいて,悪意の不当利得金6000
万円の返還及びこれに対する受益の日の翌日である平成15年5月3日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による法定利息金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)15231一部認容
著作権侵害行為差止等請求事件
被告国 原告A
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[概要] 本件は,被告の機関である社会保険庁の職員が,ジャーナリストである原告の
著作物である雑誌記事を,社会保険庁LANシステム中の電子掲示板システムの
中にある新聞報道等掲示板にそのまま掲載し,原告の複製権又は公衆送信権を侵
害したとして,原告が,被告に対し,上記複製権又は公衆送信権侵害を選択的請
求原因として,同掲載記事の削除及び原告のすべての著作物についての掲載の予
防的差止め並びに損害賠償374万円(不法行為日の後である平成19年4月1
7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )の支。
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年2月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)15359一部認容
損害賠償等請求事件
被告B
株式会社汐文社 原告A
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著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法112条1項 著作権法115条
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[概要] 本件は,別紙書籍目録記載1の書籍(以下「本件書籍」という。)が原告と
被告Bとの共同著作物であるにもかかわらず,被告らが,本件書籍を複製ない
し翻案した同目録記載2の書籍(以下「被告書籍」という。)を原告に無断で
制作,発行したとして,原告が,①被告らに対し,共同不法行為に基づき,原
告の本件書籍に関する著作権(複製権,翻案権又は譲渡権)の侵害に基づく損
害賠償及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)の侵害に基づく慰謝
料を,②被告らに対し,著作権法115条に基づき,本件書籍に関する原告の
著作者人格権の侵害に伴う名誉回復措置として謝罪広告の掲載を,③被告らに
対し,著作権法112条1項に基づき,被告書籍の複製,頒布の差止めを,④
被告汐文社に対し,著作権法112条2項に基づき,被告書籍の廃棄を,それ
ぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年2月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10079控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X
株式会社マネジメント社 被控訴人Y
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人らが,被控訴人に対し,被控訴人が執筆した原判決別紙被告書籍
目録記載の書籍(被告書籍)が,控訴人らが著作権,出版権を有する書籍等を複製
又は翻案しているものであるとして,控訴人Xが著作権に基づき,控訴人株式会社
マネジメント社が出版権に基づき,被告書籍の販売等差止め及び廃棄,損害賠償並
びに謝罪広告の掲載を求めた事案であり,原判決が,被告書籍の一部について,控
訴人らが著作権等を有する書籍等の複製又は翻案があるなどとして,被告書籍の販
売等の差止め,侵害部分等の廃棄及び損害賠償請求の一部を認容し,謝罪広告の掲
載請求を棄却するなどしたところ,控訴人らが,原判決が認めた部分以外にも,被
告書籍中には,控訴人らが著作権等を有する書籍等の複製又は翻案があるなどと主
張して,控訴人らの敗訴部分の判断を争っている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)13803一部認容
損害賠償請求事件
被告乙 原告甲
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著作権法2条1項1号 著作権法27条 著作権法21条 著作権法114条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告が執筆して出版された書籍において,原告が創作した
12問のパズル(別紙パズル目録の原告パズルAないしL。以下,その符号に
従い「原告パズルA」などといい,総称して「原告各パズル」という )が複。
, ,製又は翻案されるとともに 氏名表示権及び同一性保持権が侵害されたとして
被告に対し,著作権侵害に基づく損害賠償金86万9539円(複製権侵害又
は翻案権侵害に基づく財産的損害46万9539円並びに氏名表示権侵害及び
同一性保持権侵害に基づく慰謝料40万円)及びこれに対する遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)16218一部認容
損害賠償請求事件
被告国 原告株式会社富士不動産鑑定事務所
A
B
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著作権法114条3項 著作権法38条4項 著作権法28条 民法724条
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[概要] 本件は,別紙著作権一覧表(以下「別紙一覧表」という )1ないし120。
記載の各土地宝典(以下,まとめて「本件土地宝典」という )に係る各著作。
権を譲り受けた原告らが,被告に対し,遅くとも昭和55年から,不動産関係
業者等をはじめとする不特定多数の第三者が,業務上の利用目的をもって,同
一覧表記載の各法務局(支局,出張所を含む。以下同じ )に備え置かれた本。
件土地宝典の貸出を受けて,各法務局内に設置されたコインコピー機により無
断複製行為を繰り返していたことは,被告において本件土地宝典を各法務局に
, ,備え置いて利用者に貸し出すとともに 各法務局内にコインコピー機を設置し
当該コインコピー機を用いた利用者による無断複製行為を放置していたことに
, , ,よるものであり この被告の行為は 被告自身による複製権侵害行為であるか
少なくとも不特定多数の第三者による本件土地宝典の複製権侵害行為を教唆な
いし幇助する行為であり,また,本件土地宝典の著作権の使用料相当額の支払
, ,を免れた不当利得にも当たると主張して 損害賠償及び不当利得の一部として
合計1億4599万9646円(原告株式会社富士不動産鑑定事務所に対し1
億1740万8049円,原告Aに対し2189万9947円,原告Bに対し
▶判決の詳細
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著作権
平成20年1月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)16775一部認容
著作権侵害差止請求事件
被告株式会社コスモ・コーディネート 原告松竹株式会社
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著作権法6条 著作権法54条1項 著作権法3条 著作権法16条
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[概要] 1 本件は 亡黒澤明 以下 黒澤 という が監督を務めた劇場用映画の著作, ( 「 」 。)
権を有すると主張する原告が,同映画を収録,複製したDVD商品を海外にお
いて製造させ,輸入・販売している被告に対して,被告の当該行為は原告の著
作権(複製権及び頒布権)を侵害するとして,著作権法112条に基づき,同
DVD商品の複製,輸入,頒布の差止め並びに同商品の在庫品及びその録画用
原版の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月18日 最高裁判所 第三小法廷 判決
▶概要
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平成19(受)1105
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法54条1項 著作権法9条 著作権法6条3号
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)6062請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社フジテレビジョン 原告朝鮮映画輸出入社
有限会社カナリオ企画
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民事訴訟法28条 著作権法6条3号 著作権法2条1項10号 民法12条2項
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[概要] 本件は,朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という。)の国民が著作
者である映画を,被告が,その放送に係るニュース番組で使用したことについ
て,原告朝鮮映画輸出入社(以下「原告輸出入社」という。)が,被告の上記
行為は,同映画の著作権者である原告輸出入社の著作権(公衆送信権)を侵害
し,かつ,今後も侵害するおそれがあると主張して,被告に対し,いずれも北
朝鮮の国民が著作者であり,原告輸出入社が著作権を有すると主張する上記映
画を含む別紙映画目録記載の各映画(以下「本件各映画著作物」という。)に
ついて,侵害の停止又は予防として放送の差止めを請求し,また,原告らが,
被告の上記行為は,原告輸出入社の著作権及び本件各映画著作物の日本国内に
おける使用等につき独占的な利用等の権利を有している原告有限会社カナリオ
企画(以下「原告カナリオ」という。)の利用許諾権を侵害する不法行為に当
たると主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償請求として,原告ら
各自(原告らの連帯債権)に550万円(無断使用による損害の内金500万
円及び弁護士費用50万円)及びこれに対する遅延損害金を支払うよう請求す
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)5640請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告日本テレビ放送網株式会社 原告朝鮮映画輸出入社
有限会社カナリオ企画
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民事訴訟法28条 著作権法6条3号 特許法32条 民法12条2項
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[概要] 本件は,朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という。)の国民が著作
者である映画を,被告が,その放送に係るニュース番組で使用したことについ
て,原告朝鮮映画輸出入社(以下「原告輸出入社」という。)が,被告の上記
行為は,同映画の著作権者である原告輸出入社の著作権(公衆送信権)を侵害
し,かつ,今後も侵害するおそれがあると主張して,被告に対し,いずれも北
朝鮮の国民が著作者であり,原告輸出入社が著作権を有すると主張する上記映
画を含む別紙映画目録記載の各映画(以下「本件各映画著作物」という。)に
ついて,侵害の停止又は予防として放送の差止めを請求し,また,原告らが,
被告の上記行為は,原告輸出入社の著作権及び本件各映画著作物の日本国内に
おける使用等につき独占的な利用等の権利を有している原告有限会社カナリオ
企画(以下「原告カナリオ」という。)の利用許諾権を侵害する不法行為に当
たると主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償請求として,原告ら
各自(原告らの連帯債権)に550万円(無断使用による損害の内金500万
円及び弁護士費用50万円)及びこれに対する遅延損害金を支払うよう請求す
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)22834請求棄却
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・
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[概要] 本件は,原告と被告間における訴訟である知財高裁平成19年(ネ)第1
0 015号事件の訴 訟(原審・東京 地裁平成18年( ワ)第2235 5号
〔本訴〕,同第26612号〔反訴〕事件。以下「知財高裁10015号事
件 訴訟」といい,同 事件の判決を「 知財高裁1001 5号事件判決」 とい
う。)において,同事件の被控訴人(被告)である本件訴訟の被告が,虚偽
の主張又は錯誤により誤った主張をしたため,裁判所を錯誤に陥らせ,知財
高裁10015号事件訴訟の控訴人(原告)である本件訴訟の原告の請求を
棄却する旨の判決をさせたとして,被告の知財高裁10015号事件訴訟に
おける上記行為は不法行為を構成すると主張して,不法行為に基づき,10
万円の損害金(及びこれに対する訴状送達の日の翌日から民法所定年5分の
割合による遅延損害金)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17959請求棄却
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・
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民事訴訟法142条 民法709条 著作権法114条
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[概要] 本件は,原告が,自ら作成した別紙図面目録記載の各図面(以下「本件図
面」と総称する。)を被告に交付したところ,被告が本件図面を毀棄したが,
被告の上記行為は,本件図面について原告が有する著作権を侵害する不法行
為を構成するとして,被告に対し,民法709条,著作権法114条に基づ
き,10万円の損害金(及びこれに対する訴状送達の日の翌日から民法所定
年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)7380請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社日本アドレス・システム
B
C
ら 原告A
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著作権法112条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙物件目録記載の百貨店向け筆耕用アプリケーションプログラム
(以下「本件プログラム」という。)を制作した原告が,被告会社との間で本
件プログラムの使用許諾契約を締結し,本件プログラムを被告会社のコンピュ
ータにインストールしていたところ,被告Bにおいて,本件プログラムを複製
し,被告らにおいて,上記契約の解約後も,同複製物を使用して筆耕作業を行
い,これによって,被告会社は,解約時の,本件プログラムの不使用及び消去
の各義務を負う旨の合意に違反し,被告B及び被告Cは,違法に複製された本
件プログラムの複製物を使用するなどして,原告の本件プログラムについての
著作権を侵害したとして,被告会社に対しては,解約時の合意に基づいて,被
告B及び被告Cに対しては,著作権法112条に基づいて,本件プログラムの
複製物の使用差止め等を請求するとともに,民法709条に基づき,被告会社
が受けた利益に相当する金員6603万円及び弁護士費用660万円が原告の
損害であるとして,被告らに対し,連帯して,それらの合計7263万円及び
これに対する本訴状送達の日の翌日である,平成19年4月15日から支払済
みに至るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案
▶判決の詳細
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