権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成21年2月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)2641一部認容
著作権確認等請求事件
被告JFEスチール株式会社
JFE物流株式会社 原告セプロ株式会社
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著作権法15条 民法173条1号 著作権法77条 著作権法15条2項
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[概要] 本件は,被告スチールが使用する「混銑車自動停留ブレーキ及び連結解放装
置」(以下「本件装置」という。)に別紙目録記載のプログラム(以下「本件プ
ログラム」という。)の複製物が組み込まれているところ,原告は,湯浅通信機
工業株式会社(以下「湯浅通信機」という。)からプログラムの著作権を譲渡さ
れるなどして本件プログラムの著作権を取得し,被告スチールが本件装置を使用
するに当たり,被告物流を代理人として被告スチールとの間で又は被告スチール
と直接,あるいは被告物流との間で,相当額の本件プログラムの使用料を支払う
旨の合意があった,仮に合意がなかったとしても,被告スチールは本件プログラ
ムの使用により不当に利得しているとして,原告が,被告らに対し,①本件プロ
グラムの著作権が原告に帰属することの確認,②本件プログラムの使用料支払契
約(被告らに対する主張)ないし不当利得(被告スチールに対する予備的主張)
に基づき,使用料ないし不当利得相当額の各15億円の支払(平成11年1月1
日から平成19年12月31日までの9年間分合計27億円のうちの一部請求。
遅延損害金は,被告スチールは,平成11年1月1日から平成16年12月31
日までの6年間分18億円のうち5億円につき平成17年4月12日から,うち
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著作権
平成21年2月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)12703請求棄却
著作権侵害差止等
被告大阪市夏住要一郎 原告X
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民法709条 著作権法114条3項 著作権法1条 著作権法10条1項6号
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[概要] 本件の主位的請求は 「交通ガイド革命(交通ガイド自由自在システム 」, )
と題する小冊子(甲1)及び「大阪市地下鉄デジタルインフォーメイションシ
ステム(計画案)1997 (甲5)という著作物を作成した原告が,被告の」
作成した大阪市営地下鉄路線案内図(甲7)は上記各著作物に依拠しこれを模
倣したものであって,原告の承諾なく,これを公表し,原告の氏名を著作者名
として表示することなく製造,配布,展示する行為は原告の著作権(複製権)
及び著作者人格権(公表権,氏名表示権)を侵害するとして,著作権法112
条に基づき上記各行為の差止めを求めるとともに,著作権及び著作者人格権侵
害の不法行為に基づき,平成16年7月から平成20年8月までのシステム実
施料相当額(著作権法114条3項)として金1000万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めるものである。
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著作権
平成21年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)21343請求棄却
損害賠償等請求事件
被告特定非営利活動法人
東洋建設株式会社
B
ら 原告A
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民法709条 民法715条1項 民法715条 著作権法115条
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載3の著作物(以下「原告著作物」という。)の
著作者である原告が,被告リサイクルソリューションのホームページ上で公開
された,同目録記載1の著作物うち,「第5章南仏雑感」の被告B作成に係る
「5−4 フランスの旅」と題する報告書(以下「被告著作物」という。)中
の,同目録記載2の部分(以下「本件部分」という。)が原告著作物の複製又
は翻案物に該当するから,被告Bにおいて被告著作物を作成し,被告リサイク
ルソリューションに対し寄稿をし,被告リサイクルソリューションにおいて,
これをウェブページ上で公開することは,原告の著作権(複製権,翻案権,譲
渡権,公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)の侵害に当たる,被告
Bは被告東洋建設の取締役として被告著作物を作成し,被告リサイクルソリュ
ーションに提出(寄稿)等したのであるから,被告東洋建設は被告Bの行為に
つき民法715条1項に基づき使用者責任を負う,被告B及び被告リサイクル
ソリューションには,著作権とは別の原告の法的に保護された権利ないし利益
を侵害した不法行為責任があり,また,訴訟提起前における被告らの対応が不
法行為に該当するので,被告東洋建設はこれら不法行為についても,民法71
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著作権
平成21年1月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10025等一部認容
著作権侵害差止請求,附帯控訴
控訴人・附帯被
株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人・附帯控訴人松竹株式会社
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著作権法6条 著作権法114条1項 著作権法114条3項 著作権法15条
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
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著作権
平成21年1月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10055等控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法114条2項 著作権法114条の5 著作権法114条3項 著作権法30条1項
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[概要] 被控訴人フジテレビを除くその余の被控訴人9名(以下「被控訴人9名」とい
う。)は,いずれも放送事業者,脱退被控訴人フジテレビは,放送事業者であった
者,被控訴人フジテレビは,脱退被控訴人フジテレビが本件附帯控訴を提起した後,
同脱退被控訴人の会社分割(新設分割)により設立され,そのグループ経営管理事
業を除く一切の事業に関する権利義務を承継した放送事業者である。他方,控訴人
は,デジタル情報家電製品の製造,販売等を目的とする株式会社である。
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著作権
平成20年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)4156一部認容
著作権侵害不存在確認等請求事件
被告B 原告A
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民法723条 著作権法1条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙歌詞目録記載の歌詞(以下「原告歌詞」という。)を創作した
原告が,被告が創作した別紙文章目録記載の文章(以下「被告表現」という。
また,被告表現のうち,第1文を「被告表現第1文」と,第2文を「被告表現
第2文」という。)について,被告が,別紙テレビ番組目録記載のテレビ番組
(同テレビ番組中の被告と原告との間の紛争を扱った部分を,以下「本件各テ
レビ番組」といい,個々のテレビ番組中の同部分を示すときは,同目録の番号
を末尾に付記して,「本件テレビ番組1」などと表記する。)において,原告
歌詞中にある別紙原告表現目録記載の歌詞部分(以下,「原告表現」といい,
原告表現のうち,第1文を「原告表現第1文」と,第2文を「原告表現第2
文」という。)が,被告表現を盗作したものである等と原告の名誉を毀損する
発言をしたと主張して,被告に対し,原告が原告歌詞の実演をコンピュータの
ハードディスクに蔵置する方法により原告歌詞の実演の原盤を完成させた行為
について,被告が被告表現についての複製権,翻案権及び同一性保持権に基づ
く損害賠償請求権を有していないことの確認,名誉毀損の不法行為に基づく損
害金(慰謝料2000万円と弁護士費用200万円の合計2200万円及びこ
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)24821請求棄却
業務委託料等請求事件
被告エピクロス株式会社 原告株式会社スタジオMC
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著作権法112条
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[概要] 本件は,原告と被告との間で締結された,回胴式遊技機(いわゆるパチス
ロ)の液晶画面表示用として「機動戦士ガンダム」の劇場版アニメーション映
画の一部の映像を3次元コンピュータグラフィクス(3DCG)によるシーン
データに加工するための開発委託基本契約及び各個別契約について,原告が被
告に対し,主位的に,上記各契約に基づき,納入したシーンデータに対応する
未払の対価の支払とともに,商法512条の報酬請求として,受託業務に該当
しない作業の対価の支払を求め,予備的(シーンデータの納入が契約上の引渡
しに当たらない場合)に,原告に契約上留保された二次的著作物の著作権及び
著作者人格権に基づき,納入したシーンデータの複製等の差止めと廃棄を求め
る事案である。
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著作権
平成20年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)18724請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社スタジオライン 原告株式会社ゼロシステム
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著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,別紙著作物目録記載のコンピュータゲームソフトウェ
ア(以下「本件ゲームソフト」という。)は,原告が著作権を有する「映画
の著作物」又は「画像,音楽,プログラム及び脚本を有機的に結合した複合
的著作物」に当たり,被告による別紙被告製品目録記載のコンピュータゲー
ムソフトウェア(以下「被告ゲームソフト」という。)の製作は,本件ゲー
ムソフトの翻案又は本件ゲームソフトの脚本(シナリオ)の翻案に当たる旨
主張して,被告に対し,本件ゲームソフト又はそのシナリオの著作権(翻案
権)侵害の不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10012控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)日本テレビ放送網株式会社 控訴人(1審原告)朝鮮映画輸出入社
(1審原告)有限会社カナリオ企画 被控訴人(1審被告)日本テレビ放送網株式会社
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著作権法6条3号 民法709条 民事訴訟法248条
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許諾 | 48回 | 侵害 | 15回 | 損害賠償 | 12回 | 差止 | 12回 |
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10011控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(1審原告)朝鮮映画輸出入社
(1審原告)有限会社カナリオ企画
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著作権法6条3号 民法709条 民事訴訟法248条
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許諾 | 46回 | 侵害 | 15回 | 損害賠償 | 12回 | 差止 | 12回 |
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。また,原判決引用部分における
被告の主張,行為等に関する記載は,個別に訂正するものを除き,被控訴人の主張,
行為等と読み替えるものとする。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10059控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人日本放送協会
日本テレビ放送網株式会社
株式会社東京放送
株式会社フジ・メディア・ホールディングス(旧商号・株式会
株式会社テレビ朝日
株式会社テレビ東京 被控訴人株式会社永野商店
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著作権法2条1項7号 著作権法2条1項9号 著作権法23条1項 著作権法2条1項
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[概要] 1 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録1∼7記載の各周波数で地上波テレ
ビジョン放送(以下,別紙放送目録1∼7記載の放送を総称して「本件放送」とい
う )を行っている控訴人らが 「まねきTV」という名称で,被控訴人と契約を締。 ,
結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴することができるように
するサービス(以下「本件サービス」という )を提供している被控訴人に対し,。
被控訴人の提供する本件サービスが,本件放送について控訴人らが放送事業者とし
て有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)を侵害し,また,別紙
著作物目録1∼7記載の各著作物(以下,別紙著作物目録1∼7記載の番組を総称
して「本件番組」という )について控訴人らが著作権者として有する公衆送信権。
(著作権。著作権法23条1項)を侵害している旨主張して,著作権法112条1
項に基づき,本件放送の送信可能化行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求
めるとともに,民法709条,著作権法114条2項に基づき,著作権及び著作隣
接権の侵害による損害賠償の支払いを求めた(不法行為後の日である平成19年3
月15日から支払い済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を附帯して請
求)事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)2106請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社イーエス・エンターテインメント
株式会社イーネット・フロンティア 原告株式会社GRANDCAFE
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著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,①原告と被告イーエスとの間で,原告の代表者が監督をし
た映画作品について,原告が被告イーエスに対してビデオグラム化権を譲渡す
る旨の売買契約を締結したにもかかわらず,被告イーエスが売買代金を支払わ
なかったなどと主張して,被告イーエスに対し,債務不履行に基づく損害賠償
を求め,②被告らにおいて,原告が著作権を有する映画作品について,DVD
の発売及び予約受付の広告を掲載したことが,原告の著作権(複製権・頒布
権)を侵害する共同不法行為に当たるなどと主張して,被告らに対し,不法行
為に基づき損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10058控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
株式会社講談社
株式会社テレビ朝日
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著作権法114条2項 著作権法115条
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[概要] (以下,略語は次のとおりとする。
控訴人(原審原告)を「原告」という。
被控訴人(原審被告)Yを「被告Y」という。
被控訴人(原審被告)株式会社講談社を「被告講談社」という。
被控訴人(原審被告)株式会社テレビ朝日を「被告テレビ朝日」という。
別紙①「原告書籍目録」記載の書籍を「原告書籍」という。
別紙②「被告書籍目録」記載1の書籍を「被告書籍1」という。
別紙②「被告書籍目録」記載2の書籍を「被告書籍2」という。
「 」 「 」 。)別紙④ 原告書籍と被告書籍1及び2との対比表 を 別紙対比表 という
原告は,原告書籍を著作した。被告Yは被告書籍1及び2を著作し,被告講
談社は,被告Yの許諾を受けて被告書籍1を発行し,被告テレビ朝日は,被告
Yの許諾を受けて被告書籍2を発行した。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)23435請求棄却
損害賠償等請求事件
被告MMテック株式会社
A
B
C
ら 原告中央化工機商事株式会社
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民法709条 民法644条
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[概要] 本件は,原告が,①被告A,被告B及び被告C(以下被告A,被告B及び被
告Cを併せて「被告Aら」という。)が,原告の取締役在任中に,取締役とし
て原告に対して負う競業避止義務の趣旨に反し,忠実義務及び善管注意義務に
違反する行為を行って原告に損害を与えたなどと主張して,被告Aらに対し,
平成17年法律第87号による改正前の商法(以下「旧商法」という。)26
6条1項又は民法709条に基づき損害賠償を求め,②被告Aらが,原告を退
職後,被告MMテック株式会社(以下「被告会社」という。)の営業活動とし
て行った行為は,自由競争の範囲を逸脱する違法な行為であり,この行為によ
り原告に損害を与えたなどと主張して,被告Aらに対し,民法709条に基づ
き損害賠償を求め,また,③被告会社は,被告Aらによる上記①及び②の行為
について共同不法行為責任を負うと主張して,民法719条に基づき損害賠償
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年10月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)25428請求棄却
損害賠償等請求事件
被告E
国立大学法人東京外国語大学 原告A
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著作権法117条1項 著作権法2条1項1号 著作権法27条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,被告らにおいて作成した「Meu Amigo Kanji 80
Kanjis」(以下「被告教材80」という。),「Meu Amigo
Kanji 160 Kanjis」(以下「被告教材160」という。)
及び「Meu Amigo Kanji 200 Kanjis」(以下「被
告教材200」といい,被告教材80,同160及び同200を総称して「被
告教材」という。)と題する外国人児童向け漢字教材並びに被告教材の試作品
である「Gosto Muito de Kanji かん字80」(以下
「被告教材試作品80」という。)及び「Gosto Muito de K
anji かん字160」(以下「被告教材試作品160」といい,被告教材
試作品80及び同160を総称して「被告教材試作品」という。)が,原告ら
及び被告Eが作成した「絵でわかる かんたんかんじ80」(以下「原告教材
80」という。),「絵でわかる かんたんかんじ160」(以下「原告教材
160」という。)及び「絵でわかる かんたんかんじ200」(以下「原告
教材200」といい,原告教材80,同160及び同200を総称して「原告
教材」という。)にそれぞれ改変を加えたものであり,被告らにおいて,被告
▶判決の詳細
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著作権
平成20年10月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)9613
実演家の権利侵害差止請求事件
被告有限会社イレブンサー 原告A
B
C
D
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著作権法91条1項
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[概要] 本件は,別紙レコード目録記載の各レコード(以下,同目録記載1のレコ
ー ドを「本件レコー ド1」と,同目 録記載2のレコー ドを「本件レコ ード
2」といいい,「本件レコード1」と「本件レコード2」を併せて「本件レ
コード」という。)に固定された演奏を行った原告らが,本件レコードを製
造,販売している被告に対して,被告の同行為は,原告らが本件レコードに
ついて有する実演家の権利としての録音権,譲渡権(著作権法91条1項,
同法95条の2第1項)を侵害するとして,これらの権利に基づき,本件レ
コードの製造,販売の差止めを求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年10月8日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成20(ネ)1700控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)社団法人金融財政事情研究会被控訴人(1審
)株式会社きんざい人と総称して「被控訴人研究会ら」という。)被控訴人(1審
)E被控訴人(1審
)F被控訴人(1審
)G 控訴人(1審原告)B(以下「被
研究会」という。) 被控訴人(1審被告)社団法人金融財政事情研究会
(1審被告)株式会社きんざい人と総称して「
研究会ら」という。)
(1審被告)E
(1審被告)F
(1審被告)G
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,控訴人は,時効に関する法律実務書として,昭和63年から平成1
9年までの間に「時効の管理」との題号を含む書籍を出版しているところ,被
控訴人らが平成19年以降,「時効管理の実務」との題名の書籍を出版したた
め(被控訴人研究会が発行,被控訴人きんざいが販売,被控訴人編著作者らが
編著作),主位的に著作権・著作者人格権侵害を主張してその複製・頒布の差
止と損害賠償を,予備的に不正競争行為該当性を主張してその製造・販売の差
止と損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10031一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人国 被控訴人株式会社富士不動産鑑定事務所
Y1
Y2
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民法719条2項 民法703条 著作権法114条の5 民法719条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙著作権一覧表(以下「別紙一覧表」という。)1ない
し120記載の各土地宝典(以下,まとめて「本件土地宝典」という。)に
係る各著作権を譲り受けた被控訴人ら(1審原告ら。以下「原告ら」とい
う。また,被控訴人株式会社富士不動産鑑定事務所,被控訴人Y1,被控訴
人Y2を,以下,「原告株式会社富士不動産鑑定事務所」,「原告Y
1」,「原告Y2」とそれぞれいう。)が,控訴人(1審被告。以下「被
告」という。)に対し,遅くとも昭和55年から,不動産関係業者等をはじ
めとする不特定多数の第三者が,業務上の利用目的をもって,同一覧表記載
の各法務局(支局,出張所を含む。以下同じ。)に備え置かれた本件土地宝
典の貸出しを受けて,各法務局内に設置されたコインコピー機により無断複
製行為を繰り返していたことは,被告において本件土地宝典を各法務局に備
え置いて利用者に貸し出すとともに,各法務局内にコインコピー機を設置
し,当該コインコピー機を用いた利用者による無断複製行為を放置していた
ことによるものであり,この被告の行為は,被告自身による複製権侵害行為
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月17日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)2557控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)社団法人日本音楽著作権協会 控訴人(1審原告)A 被控訴人(1審被告)社団法人日本音楽著作権協会
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民法709条 著作権法22条 著作権法119条 著作権法38条1項
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[概要] 本件は,控訴人が,①被控訴人らは共謀して,著作権侵害行為の調査と称し
て,控訴人が経営するレストランに調査員を侵入させ,かつ,従業員を欺罔し
て,実際には無料で開催された演奏会が有料であったかのような領収証1枚を
詐取したと主張して,不法行為(民法709条,710条及び719条)に基
づき,連帯して550万円(慰謝料500万円及び弁護士費用50万円)の損
害賠償を求め,② 被控訴人C(以下「被控訴人C」という。)は,控訴人の顧
客が上記レストランにおいてライブを開催しようとしたのに対し,裁判所の決
定により上記レストランで被控訴人日本音楽著作権協会(以下「被控訴人協
会」という。)が管理する音楽著作物(以下「管理著作物」という。)の演奏
等ができない旨虚偽の説明をして,管理著作物の利用許可を求める申込みをす
べて拒否して,控訴人の信用を失墜させ,営業を妨害したと主張して,不法行
為(民法709条及び710条)に基づき,被控訴人協会に対しては使用者責
任(民法715条)に基づき,連帯して1100万円(慰謝料1000万円及
び弁護士費用100万円)の損害賠償を求めた事案である。なお,附帯請求は,
①②のいずれについても,訴状が各被控訴人に送達された日の翌日である平成
▶判決の詳細
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著作権
平成20年9月17日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成19(ネ)735控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)B 控訴人・被
(1審原告)社団法人日本音楽著作権協会 被控訴人・控訴人(1審被告)B
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著作権法38条1項 著作権法114条3項 著作権法112条2項 民法704条
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侵害 | 58回 | 許諾 | 39回 | 差止 | 26回 | 損害賠償 | 24回 |
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[概要] 1審原告は,原判決別添楽曲リスト(平成4年8月1日発行のもの1冊及び
平成17年10月20日発行のもの1冊)記載の音楽著作物(以下「管理著作
物」という )の著作権を管理しているが,1審被告が,その経営する本件店。
舗において,歌手,楽器奏者及び客をして,歌唱と楽器演奏により管理著作物
を演奏させ,これを来店した不特定多数の客に聴かせて,1審原告の管理著作
物の著作権(演奏権)を侵害したと主張して,1審被告に対し,著作権(演奏
権)に基づき,本件店舗における管理著作物の使用(演奏)の差止め,その演
奏に利用される原判決別紙物件目録記載の楽器及び音響装置の本件店舗からの
撤去と,本件店舗への楽器及び音響装置の搬入の禁止を求めるとともに,主位
的に著作権(演奏権)侵害による不法行為に基づいて管理著作物の使用料相当
額及び弁護士費用の損害賠償(不法行為の後の日である原判決別紙遅延損害金
。)目録記載の各起算日以降の民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む
を,予備的に管理著作物の使用料相当額の不当利得の返還(不当利得の後の日
である原判決別紙遅延損害金目録記載の各起算日以降の悪意の受益者に対する
利息支払請求を含む )を求めた。。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10083控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人東宝株式会社
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著作権法6条 著作権法15条1項 著作権法16条 著作権法112条1項
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10082控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人角川映画株式会社
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著作権法6条 著作権法16条 著作権法15条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本判決においても原判決の略語表記を使用する。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10040控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人住友石炭鉱業株式会社
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民法715条1項 著作権法121条 民法709条 民法724条
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人の被用者が控訴人作成に係る放電プラズマ焼結機の
設計図の著作権を侵害したなどと主張し,被控訴人に対し,民法715条1項本文
の規定に基づいて,控訴の趣旨1項記載の損害賠償金の支払を求める事案である
(以下,この請求を「新請求」という。)。
なお,控訴人は,原審においては,被控訴人が上記著作権を侵害したなどと主張
し,被控訴人に対し,民法709条の規定に基づいて,同額の損害賠償金の支払を
求めていたが(以下,この請求を「旧請求」という。),当審において,訴えを交
換的に変更したものである。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)11502請求棄却
著作権確認等請求事件
被告中国塗料株式会社 原告A
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著作権法15条2項 著作権法2条1項10号 著作権法15条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 原告の主張
(1) 原告は,昭和37年4月,被告に入社し,昭和45年2月には企画第2
課長,昭和47年に広島工場業務課課長兼務となり電算機導入に伴う製品コ
ード,原材料コードの開発,適正在庫管理システムのための常備品,準常備
品,特注品種別在庫・生産管理システムを導入し,製造コストの減少,営業
担当者別返品管理体制による返品率大幅減少を達成した。その間滋賀新工場
建設に従事し,昭和48年3月完成後に製造課長として生産に従事し,被告
の生産能力を倍増させ,被告は資本金を4億円から16億円に年2度の倍額
増資を果たした。原告は,新工場生産を軌道に乗せた昭和50年1月より資
材課長として,新原材料,代替原材料の積極的採用,コンピュータへの単価
設定即時入力方法の導入による月次収益計算のスピード化を達成した後,品
質管理課長(滋賀工場勤務 ,広島品質管理課長を経て,昭和60年,被告)
の子会社で商社の信友株式会社(以下「信友」という )に出向した。。
(2) 原告は,信友に出向する際,被告代表取締役のA(以下「A」とい
う )から船舶情報管理システムの開発・業務運営を行う旨の特命を受け,。
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著作権
平成20年7月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10009控訴棄却
発信者情報開示等請求控訴事件
被告」という。) 控訴人(以下「原告」という。)被
(以下「被告」という。) 被控訴人(以下「被告」という。)
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著作権法2条1項1号 著作権法112条2項 著作権法10条2項
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[概要] 原告は,刑事訴訟事件における証人尋問を傍聴した結果をまとめた別紙原告
傍聴記記載の傍聴記(以下「原告傍聴記」という。便宜上,後記の本件ブログ
記事1及び2に対応する部分を,「原告傍聴記1」,「原告傍聴記2」という
場合がある。)をインターネットを通じて公開した。
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著作権
平成20年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)11418請求棄却
著作権侵害差止等
被告乙
株式会社日本映像民俗社 原告甲
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[概要] 本件は,別紙映画目録記載の映画(以下「本件映画」という。)の製作に参
加した原告が,本件映画の製作に参加した被告乙(以下「被告乙」という。)
及び同人が代表取締役を務める被告株式会社日本映像民俗社(以下「被告映民
社」という。)に対して,同人らの間でした合意に基づき,①本件映画のプリ
ント,ネガ原版及びその素材(残ネガ,音素材,サウンドテープ及びスチール
写真を含む。以下同じ。)の使用の差止め,②本件映画のプリント,ネガ原版
及びその素材の一切を撮影の現場となった沖縄県の久高島(現在は同県南城市
所在,以下同じ。)の地域住民の自治組織である久高区(所在地が沖縄県南城
市知念字久高231番地2,区長・丙。以下,単に「久高区」という。)に交
付すること,及び③本件映画のプリント,ネガ原版などを使用して作成したD
VD原版及び製品を廃棄することを,それぞれ求めている事案である。
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著作権
平成20年7月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)19275請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社しまむら 原告株式会社ベストエバー
株式会社ベストエバージャパン
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不正競争防止法2条1項3号 著作権法2条1項1号 不正競争防止法19条1項5号 不正競争防止法5条1項
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[概要] 本件は,被告の販売した別紙被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」と
いう。)が,原告株式会社ベストエバー(以下「原告ベストエバー」とい
う。)が製造し,原告株式会社ベストエバージャパン(以下「原告ベストエバ
ージャパン」という。)が販売する別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告
商品」という。)の形態を模倣したものであり,不正競争防止法2条1項3号
に該当すると主張して,原告らが,被告に対し,不正競争行為に基づく損害賠
償及び謝罪広告を請求し,また,被告が,原告ベストエバーが著作権を有する
原告商品の形態を模倣した被告商品を原告らに無断で販売,譲渡する行為は,
原告ベストエバーの著作権及び原告商品の日本国内における販売等につき独占
的な権利を有している原告ベストエバージャパンの利用許諾権を侵害する不法
行為に当たると主張して,原告らが,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償
を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年7月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)16899請求棄却
損害賠償請求事件
被告キープ株式会社 原告株式会社ピーエスジー
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,幼児向けの教育用VHSビデオ・DVD商品を製造,販売する原告
が同様のDVD商品を販売する被告に対し,主位的に,被告の商品で使用する
博士をイメージした人物の絵柄が原告の商品で使用する博士をイメージした人
物の絵柄と類似し,その登場する著作物の著作権(複製権及び翻案権)を侵害
している旨主張して,民法709条に基づき,予備的に,被告の使用する上記
絵柄が周知の商品等表示である原告の上記絵柄と類似し,原告の商品と混同を
生じさせている旨主張して,不正競争防止法2条1項1号,4条に基づき,損
害賠償金3600万円及びこれに対する不法行為の後である平成18年8月1
9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10043控訴棄却
著作権使用料請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社文芸社
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[概要] 1 事案の概要
本件は,自己の著作物につき被告と出版契約を締結した控訴人(原審原告。
以下「原告」という )が,被控訴人(原審被告。以下「被告」という )に対。 。
し,同出版契約に基づき,初版第1刷1200部(平成12年5月1日発行)
を超えて発行された書籍について 支払調書控えの閲覧を請求するとともに 原, (
審における閲覧請求の対象は,平成17年度ないし平成19年度における原告
に対する著作権使用料支払に関する支払調書控えであったが,後記のとおり,
当審において,閲覧請求の対象は拡張された ,著作権使用料等を請求した前。)
訴(東京地方裁判所平成17年(ワ)第18674号著作権使用料請求事件)
の口頭弁論終結時(平成17年10月12日)より後に発行された書籍の著作権
使用料200万円の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)33577一部認容
販売差止等請求事件
被告株式会社アドバンサーブ
株式会社ケンソフト 原告京西クリエイト株式会社
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著作権法114条1項 著作権法15条1項 著作権法113条1項2号
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[概要] , ( 「 」 。)本件は 被告株式会社アドバンサーブ 以下 被告アドバンサーブ という
において,原告に無断で,原告が著作者である別紙原告教本目録記載の教本1
ないし8(以下「原告教本」という )を複製して別紙被告教本目録記載の教。
本1ないし8(以下「被告教本」という )を作成した上,これに被告アドバ。
ンサーブが著作者であるとの表示をして,被告株式会社ケンソフト(以下「被
告ケンソフト」という )に販売し,被告ケンソフトにおいて,同教本に自己。
の名称を付記して表示したものを販売し,原告の複製権及び氏名表示権を侵害
したとして,原告が,被告アドバンサーブに対し,著作権法112条1項に基
づく被告教本の複製及び販売の差止め並びに民法709条,710条に基づく
非財産的損害の賠償金100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である
平成19年12月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求め,被告ケンソフトに対し,著作権法113条1項2号,1
12条1項に基づく被告教本の販売の差止め並びに民法709条,710条に
基づく非財産的損害の賠償金100万円及びこれに対する前同様の遅延損害金
の支払を求め,被告両名に対し,民法709条,719条,著作権法114条
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10008控訴棄却
慰謝料請求控訴事件
控訴人X 被控訴人富士通株式会社
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著作権法12条 著作権法20条 著作権法20条1項
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による】
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)5765請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社永野商店 原告日本放送協会
日本テレビ放送網株式会社
株式会社東京放送
株式会社フジテレビジョン
株式会社テレビ朝日
株式会社テレビ東京
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著作権法2条1項9号 著作権法2条1項7号 著作権法38条2項 著作権法2条5項
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[概要] 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録記載1ないし7の各周波数で地上
波テレビジョン放送(以下,別紙放送目録記載1ないし7の放送を総称して
「本件放送」という。)を行っている原告らが,「まねきTV」という名称で,
被告と契約を締結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴する
ことができるようにするサービス(以下「本件サービス」という。)を提供し
ている被告に対し,被告の提供する本件サービスが,本件放送について原告ら
が放送事業者として有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)
を侵害し,また,別紙著作物目録記載1ないし7の各著作物(以下,別紙著作
物目録記載1ないし7の番組を総称して「本件番組」という。)について原告
らが著作権者として有する公衆送信権(著作権。著作権法23条1項)を侵害
している旨主張して,著作権法112条1項に基づき,本件放送の送信可能化
行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求めるとともに,民法709条,
著作権法114条2項に基づき,著作権及び著作隣接権の侵害による損害賠償
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)3174確認
著作権持分確認請求事件
被告日本心理テスト研究所株式会社
Y1辻本希世士 原告X1下田俊夫
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著作権法14条 著作権法12条1項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物(YG性格検査の別紙質問項目目録記載の
計120問の質問項目全体。以下「本件質問項目」という )の共同著作者から著。
作権の共有持分を相続により承継取得したと主張する原告が,共同著作者性を争う
被告らとの間で,本件質問項目について100分の9の著作権の共有持分を有する
ことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)31919請求棄却
損害賠償等請求事件
被告B
株式会社講談社
株式会社テレビ朝日 原告A
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著作権法114条2項 著作権法112条
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告書籍1及び2が,原告の著作権(複製権,
翻案権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき当該書籍の販売等の差
止め及び在庫品の廃棄,民法709条に基づき損害賠償金及び遅延損害金の支払,
並びに著作権法115条(同一性保持権侵害)に基づき謝罪広告を求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)14155請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告社団法人金融財政事情研究会
株式会社きんざい
Y1
Y2
Y3 原告X
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著作権法20条1項 不正競争防止法2条1項2号 商標法5条1項 民法252条
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[概要] 1 基礎となる事実(証拠によって認定した事実は末尾に証拠を掲げた。それ以
外は争いがない事実又は弁論の全趣旨により容易に認定できる事実である。)
(1) 原告書籍
原告は,時効に関する法律実務書として,昭和63年から平成19年まで
の間に,以下の書籍(以下「原告書籍」といい,それぞれの書籍は,例えば
A記載の書籍を「原告書籍A」のごとくいう。)を著作し,新日本法規出版
株式会社より出版した。(被告研究会らについては甲1ないし5)
A 「時効の管理−法律問答一三〇−」(昭和63年)
B 「続 時効の管理」(平成3年)
C 「時効の管理 増補改訂版 」(平成7年)〔 〕
D 「続 時効の管理 増補改訂版 」(平成13年)〔 〕
E 「新版 時効の管理」(平成19年)
(2) 被告書籍
被告研究会は,平成19年8月21日以降,別紙目録記載の書籍(以下
「被告書籍」という。)を発行している。被告きんざいは,被告研究会が発
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17279一部認容
著作権侵害差止等請求事件 (ロクラクアパート)
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著作権法114条2項 著作権法21条 著作権法114条3項 著作権法98条
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[概要] 本件は,原告ら(以下,原告らを総称する際には「原告ら」と,原告日本テ
レビ,原告 ,原告フジテレビ,原告テレビ朝日及び原告テレビ東京の5TBS
社を総称して「東京局各社」と,原告静岡第一テレビ,原告 ,原告テレビSBS
静岡及び原告あさひテレビを総称して「静岡局各社」という。)が,被告にお
いて,「ロクラクⅡビデオデッキレンタル」との名称で行っている事業は,ハ
ードディスクレコーダー「ロクラクⅡ」(以下「ロクラクⅡ」という。)2台
のうち1台を日本国内に設置して,受信するテレビ放送の放送波をその1台に
入力するとともに,これに対応するもう1台を利用者に貸与又は譲渡すること
により,当該利用者をして,日本国内で放送されるテレビ番組の複製を可能と
するサービス,すなわち,別紙サービス目録記載の内容のサービス(以下「本
件対象サービス」という。)であるとし,その事業を行う被告の行為は,原告
及び東京局各社が著作権を有する別紙著作物目録記載の番組(以下「本NHK
件番組」と総称する。)及び原告らが著作隣接権を有する別紙放送目録記載の
放送(以下「本件放送」と総称する。)に係る音又は影像を複製する行為に当
たるから,原告 及び東京局各社の本件番組についての著作権(複製権,NHK
▶判決の詳細
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著作権
平成20年5月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)1091等一部認容
損害賠償等請求事件
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不正競争防止法2条1項14号 民法709条 著作権法114条1項 不正競争防止法2条1項7号
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侵害 | 127回 | 商標権 | 52回 | 差止 | 21回 | 損害賠償 | 12回 |
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[概要] 1 第1事件
が, に対し,以下のとおり主張し,(1) 不正競争防止法4条又RBC KCSら
は民法709条に基づく損害賠償(第1事件の訴状送達の日の翌日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )を求めるとともに,(2) 不。
正競争防止法14条に基づく信用回復の措置を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)26738請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社アドバンサーブ
株式会社ウチダ人材開発センタ 原告京西クリエイト株式会社
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著作権法114条1項 著作権法113条1項2号 民事訴訟法64条1項 著作権法15条1項
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侵害 | 82回 | 損害賠償 | 15回 | 実施 | 14回 | 差止 | 13回 |
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[概要] 本件は,被告株式会社アドバンサーブ(以下「被告アドバンサーブ」とい
う。)が,原告に無断で,原告が著作者である「ネットワーク基礎」と題する
別紙原告教本目録記載の教本(以下「原告教本」という。)を複製し,著作権
者を被告アドバンサーブ,書名を「LAN・ネットワーク設計コース」とする
別紙被告教本目録記載の教本(以下「被告教本」という。)を作成したことに
ついて,原告が,被告アドバンサーブの上記行為は,原告の著作権(複製権)
及び著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)を侵害し,かつ,今後も侵害
するおそれがあると主張して,被告アドバンサーブに対し,侵害の停止又は予
防として,被告教本の複製,販売の差止めを請求するとともに,著作権侵害及
び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償を請求し,また,被告株式会
社ウチダ人材開発センタ(以下「被告ウチダ」という。)が被告教本を販売し
たことについて,原告が,被告ウチダの上記行為は,原告の著作権(複製権)
を侵害する行為によって作成された被告教本を情を知って頒布することにより
原告の著作権を侵害し(著作権法113条1項2号),かつ,今後も侵害する
おそれがあると主張して,被告ウチダに対し,侵害の停止又は予防として,被
▶判決の詳細
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著作権
平成20年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10704一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社ムサシノ広告社 原告株式会社サンヨーテクニカ
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民法715条
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[概要] 本件は,自社製品のパッケージ(包装)等にイラストを使用した行為が第三者の著
作権及び著作者人格権を侵害するとして同人に損害賠償金の支払等を余儀なくされ
た原告が,同イラストの使用に関与した広告代理店である被告に対し,主位的に債
務不履行,予備的に不法行為に基づき,上記支払額等の損害金及び民法所定の遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)913請求棄却
著作権使用料請求事件
被告株式会社文芸社 原告A
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[概要] 本件は,自己の著作物につき被告と出版契約を締結した原告が,被告に対し,同
出版契約に基づき,前訴(東京地方裁判所平成17年(ワ)第18674号著作権使
用料請求事件)の口頭弁論終結時(平成17年10月12日)以降の増刷に係る平成
17年度ないし平成19年度における原告に対する著作権使用料支払に関する支払
調書控えの閲覧及び著作権使用料の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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