権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
実用新案権
平成24年2月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10072控訴棄却
特許料請求控訴事件 (電気炊飯器)
被告)三菱電機株式会社重入正希 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)三菱電機株式会社重入正希
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実用新案権 | 2回 | 損害賠償 | 2回 | 差止 | 2回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 控訴人は,名称を「電気炊飯器」とする本件考案(登録番号:実用新案登録第3
126350号)の実用新案権者であるところ,被控訴人に対し,その製造,販売
する原判決別紙1「被告製品目録」記載の電気炊飯器(被告製品)が本件考案の技
術的範囲に属するとして,被告製品の製造,販売の差止めを求めるとともに,不法
行為(実用新案権侵害)による損害賠償請求として,1億円及び遅延損害金の支払
を求めた。
原審は,被告製品は,本件考案の技術的範囲に属するものと認めることはできな
いとして,原告の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成23年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告A
B
C
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[概要] 1 本件原出願の経緯等
原告A(以下「原告A」という。)は,昭和59年9月5日,実用新案登録出願(実
願昭59-134611号。以下「本件原出願」という。)をした。本件原出願に係
る当初明細書の実用新案登録請求の範囲には,「電話機に差し込むことにより電話が
かけられるテレホンカードにおいて,このカード本体の一部に,カードの表裏の確
認並びに電話機に差し込む方向を指示するために切欠部,穴部或は押形部などから
なる表裏並びに差込方向の指示部を設けてなるテレホンカード。」と記載され,指示
部の構成として,切欠部を形成する図が第1図に,穴部を形成する図が第2図に,
押形部を形成する図が第3図に示されていた(甲A3)。
原告Aは,本件原出願について,平成2年8月8日付け拒絶理由通知(甲A6)
を受け,同年11月13日,「意見書に代える手続補正書」を提出した。上記手続補
正書において,実用新案登録請求の範囲の記載は,「電話機に差し込むことにより電
話がかけられるテレホンカードにおいて,このカード本体の一部に,カードの表裏
の確認並びに電話機に差し込む方向を指示するために押形部からなる差込方向の指
示部を設けてなるテレホンカード。」と補正されるとともに,切欠部を図示した第1
▶判決の詳細
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実用新案権
平成23年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)18564請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社リコー 原告X
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民法724条 民法147条 民事訴訟法338条1項5号
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侵害 | 24回 | 実用新案権 | 15回 | 実施 | 10回 | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,原告が被告に対し,被告は,従前の訴訟(東京地方裁判所平成13
年(ワ)第11935号,東京高等裁判所平成13年(ネ)第4275号,最高裁
判所平成14年(オ)第59号)の判決の成立過程において,原告の権利を害す
る意図のもとに,事実を秘匿した目録を提出し,虚偽の事実を主張するという
作為又は不作為によって,裁判所を欺罔する等の不正な行為を行い,その結
果,あり得べからざる内容の確定判決を取得し,かつ,損害賠償義務を免れた
ことによって,原告に損害を与えたと主張して,主位的には不法行為に基づく
損害賠償請求として,予備的には不当利得返還請求として,損害406億89
48万円の一部である199万4200円及びこれに対する不法行為後である
昭和56年6月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成23年3月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10064控訴棄却
著作権確認等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人中国塗料株式会社
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著作権法15条 著作権法15条2項 著作権法27条 著作権法112条
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[概要] 1 原判決別紙著作権目録記載の「船舶情報管理システム (本件システム)を」
開発作成し,その著作権を有すると主張する控訴人(原告)は,元の勤務先である
被控訴人(被告)が同システムを使用しているとして,被控訴人に対し,①本件シ
ステムについて,控訴人が著作権を有することの確認を求めるとともに,②控訴人
による開発寄与分の確認を求めた。
2 原判決は,本件システムはプログラムの著作物であるが,仮に同システムが
控訴人の著作に係るものと認めるとしても,著作権法15条2項の職務著作に該当
するとして,その著作権を有することの確認請求を棄却するとともに,本件システ
ムについての開発寄与分がどれほどの割合かの確認を求める請求については,訴え
の利益がないとして,その訴えを却下した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成23年2月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)2544請求棄却
実用新案権侵害差止等請求事件 (パンツ類のウエストサイズ調整補助具)
被告株式会社犬印本舗 原告柳瀬ワイチ株式会社
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実用新案法5条6項2号 実用新案法3条2項 実用新案法27条1項 実用新案法3条1項
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[概要] 本件は,考案の名称を「パンツ類のウエストサイズ調整補助具」とする後記
本件実用新案権を有する原告が,商品名を「RELAX ADJUSTER リ
ラックスアジャスター」とするパンツ類のウエストサイズ調整補助具(以下「被
告製品」という。)を輸入・販売等する被告の行為が本件実用新案権を侵害する
として,被告に対し,実用新案法27条1項に基づく被告製品の輸入・販売等
の差止めと,同条2項に基づく被告製品及びその半製品の廃棄をそれぞれ求め
るとともに,実用新案権侵害の不法行為に基づく損害賠償として112万94
40円及びこれに対する不法行為の後の日である平成22年2月25日(訴状
送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10389審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社高島屋
補助参加人郵便事業株式会社
補助参加人株式会社電通 原告株式会社壽
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実用新案法47条2項 実用新案法40条の2 実用新案法40条の3 実用新案法37条1項1号
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審決 | 118回 | 無効 | 65回 | 分割 | 59回 | 無効審判 | 42回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
( ) 原告の実用新案1
原告は,次の実用新案(以下「本件実用新案」という。登録時の請求項の
数は6であった。実用新案登録公報は,別添のとおりである )を有してい。
る。
実用新案登録番号 第2573636号
考案の名称 筆記具のクリップ取付装置
出願年月日 平成5年11月26日
登録年月日 平成10年3月20日
( ) 訂正,無効審判等の経緯2
ア 訂正審判(訂正2007−390006号)
原告は,平成19年1月19日,本件実用新案に係る明細書の実用新案
登録請求の範囲の請求項1,2及び5の訂正を求める訂正審判(訂正20
07−390006号)を請求した。特許庁は,平成19年3月20日,
訂正を認める審決をし,同審決は,同年3月30日,確定した(甲38。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成22年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)4196請求棄却
損害賠償請求事件
被告B
株式会社東京堂インターナショナル
ら 原告A
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実用新案権 | 25回 | 実施 | 5回 | 許諾 | 2回 | 損害賠償 | 1回 |
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[概要] 1 争いのない事実等(証拠の摘示のない事実は,争いのない事実又は弁論の
全趣旨により認められる事実である。)
(1)ア 原告は,下記の実用新案権(以下「本件実用新案権」という。)に係
る考案(以下「本件考案」という。)の考案者であり,原告の妻Cは,本
件実用新案権の実用新案権者であった(甲1,2,原告本人,弁論の全
趣旨)。
記
登録番号 第1801587号
考案の名称 空手用兼拳法用上衣
出願年月日 昭和58年7月21日
出願番号 実願昭58−113790号
登録日 平成元年12月25日
実用新案登録請求の範囲
「上衣本体の両脇上部と両袖付とを正面略八字形に裁断し,かつ上衣本
体の八字状裁断部下側から両脇にわたる部位と,袖付下部とに夫々略三
▶判決の詳細
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実用新案権
平成21年6月23日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成20(ネ)2977控訴棄却
損害賠償等
被告)アビリット株式会社 控訴人(1審原告)日本電動式遊技機特許株式会社 被控訴人(1審被告)アビリット株式会社
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民法422条 実用新案法41条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が控訴人及びその構成員たる5社に対し,被控訴人のパチ
スロ機に関する実用新案権を侵害したことを理由に,損害賠償請求訴訟を提起
したところ,当該実用新案権にかかる無効審決が確定したため,かかる損害賠
償請求訴訟の提起が不当訴訟であるとして,①被控訴人の控訴人に対する不法
行為及び債務不履行,②仮に被控訴人の控訴人に対する不法行為及び債務不履
行を構成しないとしても,民法422条等の類推適用があることなどを理由に,
控訴人が,構成員5社の応訴に要した費用として支払った各1000万円(合
計5000万円)及びこれらに対する不法行為の日である各提訴日から平成1
4年7月25日まで年5%の割合による遅延損害金(合計71万7805円),
控訴人自身の補助参加に要した費用1050万円,並びに,上記5000万円
及び1050万円に対する平成14年7月26日から支払済みまで年5%の割
合による遅延損害金の支払を求めて賠償請求した事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成21年3月19日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成17(ネ)1218控訴棄却
実用新案権侵害差止等請求控訴事件
控訴人川崎重工業株式会社 被控訴人株式会社安川電機
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特許法120条の4
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[概要] 本件は,「スポット溶接ロボット用制御装置」に係る実用新案権の共有権者
(持分2分の1)である控訴人が,被控訴人によるスポット溶接用ロボットシ
ステムの構成部分(本判決別紙イ号物件目録記載の物件。以下「イ号物件」と
いい,これを含むロボットシステムを「被控訴人システム」という。)の製造
販売が上記実用新案権の間接侵害(実用新案法〔以下,単に「法」という。〕
28条1,2号)に当たると主張して,被控訴人に対し,イ号物件の製造販売
の差止め等並びに不法行為に基づく損害賠償(主位的請求)又は不当利得の返
還(予備的請求)を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成21年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17762請求棄却
損害賠償請求事件 (筆記具のクリップ取付装置)
被告日本郵政公社訴訟承継人
補助参加人株式会社電通
補助参加人株式会社高島屋
補助参加人株式会社近鉄百貨店
補助参加人株式会社ニットー 原告株式会社壽
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民法709条 実用新案法40条の2 実用新案法3条2項 実用新案法29条1項
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分割 | 94回 | 無効 | 25回 | 実施 | 18回 | 実用新案権 | 13回 |
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[概要] 本件は,名称を「筆記具のクリップ取付装置」とする考案につき実用新案権
(実用新案登録第2573636号)を有する原告が,被告の前身である日本
郵政公社 以下 これと被告とを区別せず いずれも 被告 という におい( , , 「 」 。)
て無償で配布したボールペンが同考案の技術的範囲に属するとして,被告に対
し,民法709条に基づき,実用新案権侵害による損害賠償金2億円及びこれ
に対する不法行為の後の日である平成19年1月1日から支払済みまで民法所
定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成21年2月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)13852請求棄却
実用新案実施料
被告ニチリン化学工業株式会社 原告A
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民法703条 実用新案法11条3項
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[概要] 1 請求の原因
( ) 原告は,平成9年1月31日,被告に対し,ニチリン化学工業株式会社1
仕込一号機,二号機を登録第3053741号異方向検知式自動供紙機に特
許改善をした(実用新案登録出願日平成9年2月8日。この実用新案登録に
係る考案を以下「本件考案」という 。被告は,平成10年8月26日か。)
ら同20年8月25日までの間,被告の保有する仕込一号機,二号機により
本件考案を実施した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用針)
被告スミスメディカル・ジャパン株式会社 原告X
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実用新案法37条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「医療用針」とする考案につき,平成5年10月20
日に実用新案登録出願(実願平5−61428号)をし,平成11年5月14
日,実用新案権の設定登録を受けた(実用新案登録第2597672号。以下
「本件実用新案」という。請求項の数は2であった 。。)
被告は,平成19年5月31日,本件実用新案の請求項1及び2について無
効審判を請求し(無効2007−800107号 ,原告は,平成19年8月)
31日,実用新案登録明細書の訂正請求をした(以下,この訂正請求に係る訂
正を「本件訂正」という。本件訂正後の請求項の数も2である 。。)
特許庁は,平成20年3月18日 「訂正を認める。実用新案登録第259,
7672号の請求項1ないし2に係る考案についての実用新案登録を無効とす
る 」との審決(以下「審決」という )をした。。 。
2 実用新案登録請求の範囲
本件訂正後の実用新案登録請求の範囲は,次のとおりである(下線部は訂正
箇所を示す。以下,請求項1記載の考案を「本件考案1 ,請求項2記載の考」
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年10月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)1505請求棄却
損害賠償等請求事件
被告アビリット株式会社 原告日本電動式遊技機特許株式会社
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民法422条 民事訴訟法61条
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実施 | 75回 | 無効 | 37回 | 許諾 | 25回 | 実用新案権 | 24回 |
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない )。
(1) 当事者
被告は,回胴式遊技機(いわゆるパチスロ機)製造等を行う株式会社で
ある。
原告は,遊技機器に関する工業所有権及び著作権の取得,売買,実施権
の設定並びに許諾に関する事業等を目的とする株式会社である(記録上明
らかな事実 。)
(2) パテントプール
ア 契約内容
平成5年7月ころ,当時あったパチスロ機関係の特許会社3社を一元
化する旨の合意が締結され,原告が設立された(甲6∼8,甲9の1・
2 。)
その結果,原告は,被告を含むパチスロ機製造業者から,パチスロ機
に関する特許権,実用新案権についての再実施許諾権付きで通常実施権
の設定を受ける契約をそれぞれ締結し,被告を含むパチスロ機製造業者
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年9月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)1411請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社協進設計 原告株式会社岳将
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実用新案法37条1項2号 意匠法1条 実用新案法3条2項 実用新案法29条2項
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意匠権 | 19回 | 侵害 | 15回 | 実用新案権 | 15回 | 新規性 | 9回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,超音波精密加工機等の設計,製造販売等を業とする株式会社であ
る。
被告は,各種製造ライン装置などの設計,製造販売等を業とする株式会社
である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年7月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10029控訴棄却
実用新案権使用差止等請求控訴事件 (移動式足踏シャワー)
控訴人X 被控訴人プラテツク株式会社
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実用新案法41条 実用新案法3条2項
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無効 | 24回 | 審決 | 15回 | 無効審判 | 7回 | 実用新案権 | 6回 |
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[概要] 1 一審原告である控訴人は,名称を「移動式足踏シャワー」とする考案につい
て実用新案登録(登録第3050314号。平成9年2月4日出願,平成10
年4月22日登録。請求項の数4。以下「本件実用新案登録」という。)を有
していたところ,本件は,一審被告である被控訴人が商品名「どこでもシャワ
ー」とする商品(原判決にいう「被告製品」。以下「被控訴人商品」とい
う。)を販売していることに対し,控訴人が,上記商品は上記考案の技術的範
囲に属すると主張して,上記実用新案権に基づき上記商品の販売の差止めを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年7月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)6485請求棄却
実用新案権侵害差止等請求事件 (商品展示用ケース)
被告株式会社ジャストコーポレーション佐藤治隆 原告株式会社日新
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実用新案法3条2項 実用新案法29条2項 実用新案法3条の2 実用新案法5条5項1号
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無効 | 43回 | 実施 | 20回 | 実用新案権 | 16回 | 進歩性 | 15回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「商品展示用ケース」とする考案の実用新案権者である原
告が,被告の販売等している製品(被告製品)は上記考案の技術的範囲に属し,同
製品を販売する被告の行為は原告の上記実用新案権を侵害する旨主張して,被告に
対し,実用新案法27条に基づき,同製品の販売等の差止め及びその廃棄を求める
とともに,民法709条(実用新案法29条2項)に基づき,実用新案権侵害の不
法行為による損害賠償(訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金を含む )を請求している事案である。。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10067審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告プラテツク株式会社 原告X
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特許法178条3項
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[概要] 1 原告は,平成20年2月28日,当裁判所に「公訴書」と題する書面(別紙
1)を提出した。この書面は,訴状としての記載要件を満たしていなかったた
め,当裁判所の裁判長は,平成20年3月10日,補正命令を発した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10262審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ストレツチフイルムによるトレー包装体)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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特許法133条の2 特許法131条の2 実用新案法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「ストレツチフイルムによるトレー包装体」とする登
録実用新案第1839235号(昭和54年4月4日出願(前特許出願日援
用),平成2年11月4日登録。以下「本件実用新案」という。)の実用新案
権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使捨ておむつ)
被告大王製紙株式会社 原告王子製紙株式会社
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実用新案法37条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「使捨ておむつ」とする実用新案登録第251142
8号(平成2年7月11日出願,平成8年7月9日設定登録。以下「本件実用
新案登録」という。)の実用新案権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)29874請求棄却
実用新案権使用差止等請求事件
被告プラテツク株式会社 原告甲
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[概要] 1 原告の主張
( ) 原告は,次の実用新案登録(以下「本件実用新案登録」という。)の請1
求項1ないし4の考案(以下「本件各考案」という。)に係る実用新案権
(以下「本件各実用新案権」という。)を有している。
登 録 番 号 第3050314号
考案の名称 移動式足踏シャワー
出 願 日 平成9年2月4日
登 録 日 平成10年4月22日
( ) 被告は,商品名「どこでもシャワー」という商品(以下「被告商品」と2
いう。)を販売しているが,被告商品は,本件各考案の技術的範囲に属する。
被告は,本件実用新案登録について,無効審判において,無効審決がされ,
同審決は確定したことから,本件各実用新案権は遡及的に消滅した旨主張す
るが,特許庁の判定(判定2006−60005。以下「本件判定」とい
う。)では,上記の無効審決に関わらず,被告商品が本件各考案の技術的範
囲に属する旨の判定がされているから,被告の上記主張は理由がない。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年1月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10545審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (磁気テープ装置)
被告大宇電子ジャパン株式会社 原告船井電機株式会社
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実用新案法3条2項
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[概要] 本件は,実用新案登録を無効とする審決の取消しを求める事件であり,原告は無
効とされた実用新案登録の実用新案権者,被告は無効審判の請求人である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年1月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)12975請求棄却
実用新案権侵害差止等請求事件
被告大宇電子ジャパン株式会社 原告船井電機株式会社
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特許法104条の3 特許法29条の2 実用新案法39条1項1号 実用新案法37条1項3号
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刊行物 | 145回 | 無効 | 43回 | 進歩性 | 39回 | 分割 | 22回 |
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告製品が原告の有する実用新案権及び特許権を侵
害するとして,特許法100条及び実用新案法27条に基づく被告製品の輸入,販
売等の差止め及び廃棄,並びに不当利得返還請求権(民法703条)及び損害賠償請
求権(同法709条)に基づく金員の支払を求めたのに対し,被告が,構成要件の非
充足及び特許権等の無効を主張して争った事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10412審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (磁気テープ装置)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告船井電機株式会社
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実用新案法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「磁気テープ装置」とする登録第2530916号
(平成4年6月12日出願,平成9年1月10日設定登録。)実用新案の実用
新案権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年11月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)6536等一部認容
実用新案権侵害差止等請求事件
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実用新案法29条3項 実用新案法27条2項 実用新案法29条2項 民法709条
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侵害 | 81回 | 実用新案権 | 77回 | 実施 | 76回 | 差止 | 23回 |
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[概要] 1 本件は,次のような事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年10月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告花王株式会社 原告大王製紙株式会社
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[概要] 原告の有する下記1(1)の実用新案登録(以下「本件実用新案登録」という )に。
ついて,被告が無効審判請求をしたところ,特許庁は,原告の訂正請求に係る訂正
, ( 「 」 。) 。を認めた上 審判請求は成り立たないとの審決 以下 前審決 という をした
被告は審決取消訴訟を提起し(以下「前訴」といい,審決を引用する場合を除き,
前訴の判決を「前訴判決」という ,前訴判決は本件実用新案登録は無効とされる。)
べきであるとして審決を取り消した。本件は,特許庁が,前訴判決後の無効審判に
おいて,原告の訂正請求に係る訂正(以下「本件訂正」という )を認めた上,本。
( , 「 」 。) ,件実用新案登録を無効とする旨の審決 以下 単に 審決 という をしたため
原告がその取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年9月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人本田技研工業株式会社
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特許法70条1項 民法709条
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[概要] 1 本件は,実用新案登録番号第2581755号の実用新案権(出願日 平成
2年11月30日,登録日 平成10年7月17日,考案の名称「デファレン
シャルギヤ二段差伝達の無段変速機」)を有する控訴人(一審原告)が,被控
訴人(一審被告)において平成16年10月から製造販売する車両「レジェン
ド」に搭載された「SH-AWD」の増速機構が上記実用新案権に係る考案の
技術的範囲に属するとして,民法709条に基づき,損害賠償金180億円の
一部請求として100万円を請求したところ,被控訴人が上記増速機構は控訴
人考案の技術的範囲に属さないと主張して争っている事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年7月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)1623請求棄却
実用新案権確認反訴請求事件
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民法250条
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[概要] 本件は,反訴原告が,反訴被告に対し,反訴原告と反訴被告は,別紙目録記
( 「 」 , 「 」,載の実用新案権 以下 本件実用新案権 といい その考案を 本件実用新案
その登録を「本件実用新案登録」という )について,本件実用新案の登録出。
願は反訴原告及び反訴被告共同で行い,本件実用新案権は各持分2分の1で反
訴原告及び反訴被告の共有とする旨の合意があったにもかかわらず,反訴被告
は,反訴原告の知らぬ間に単独で出願し,単独名義で登録したと主張して,反
訴原告の共有持分を2分の1とする共有持分権移転登録手続をすることを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10379審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告大宇電子ジャパン株式会社 原告船井電機株式会社
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[概要] 本件は,原告が有する後記実用新案登録(請求項1)について,被告が無効
審判請求をしたところ,特許庁が上記実用新案登録を無効とする旨の審決をし
たことから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10428審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告翔佳億企業有限公司 原告レー・ラルイタナョルリテド
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実用新案法3条1項3号
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[概要] 本件は,原告が,現在は被告が名義人である後記実用新案登録(請求項の数
4)の無効審判請求をしたところ,特許庁が 「本件審判の請求は,成り立た,
ない 」旨の審決をしたことから,原告がその取消しを求めた事案である。。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10272審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社小野測器 原告株式会社堀場製作所
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
, 「 」( ) 原告は 考案の名称を シャシダイナモメータ上の自動車運転用ロボット1
とする実用新案登録第2602243号(平成5年7月21日実用新案登録
出願,平成11年10月29日設定登録 「本件実用新案登録」という )。 。
の実用新案権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10342審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告ダイワ精工株式会社 原告ヨネックス株式会社
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[概要] , 「 」 ( )本件は 被告の有する ゴルフクラブ用ヘッド に係る本件実用新案登録 後記
について,原告が無効審判請求をしたところ,特許庁は,同審判請求は成り立たな
いとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年4月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)19023請求棄却
損害賠償請求事件
被告本田技研工業株式会社 原告甲
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民法709条
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分割 | 27回 | 実用新案権 | 7回 | 損害賠償 | 3回 | 侵害 | 1回 |
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[概要] 本件は,「デファレンシャルギヤ二段差伝達の無段変速機」に関する実用新
案権を有する原告が,被告の製造,販売する車両に搭載された増速機構につい
て,上記実用新案権に係る考案の技術的範囲に属するとして,民法709条に
基づき,損害額180億円の一部として100万円を請求したのに対し,被告
が,被告の上記増速機構は上記考案の技術的範囲に属さないと主張して争って
いる事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)2811請求棄却
実用新案権侵害差止等請求事件
被告株式会社ハヤマ 原告株式会社中山鉄工所
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実用新案法27条1項 実用新案法29条2項 実用新案法28条2号 実用新案法28条1号
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[概要] 1 請求原因
(1) 原告の実用新案権
原告は,次の実用新案権(以下「本件実用新案権」という。)を有している。
実用新案登録番号 第2578908号
考案の名称 ジョークラッシャ
出願日 平成4年5月8日
登録日 平成10年5月29日
実用新案登録請求の範囲
別紙実用新案登録公報の【実用新案登録請求の範囲】【請求項1】
記載のとおり
(2) 構成要件の分説
【実用新案登録請求の範囲】【請求項1】は,次のとおり分説できる(以下,
この考案を「本件考案」という。)。
A フレームに軸支された偏心軸で揺動する動歯と,該動歯に対向して前記
フレームの内端面に着脱自在に固定された不動歯とを備えたジョークラッ
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10348審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使い捨てパンツの折り畳み構造)
被告特許庁長官 原告株式会社リブドゥコーポレーション
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特許法159条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年10月8日にした実用新案登録出願(実願平9−895
3号)を変更して,平成10年5月1日,発明の名称を「使い捨てパンツの
折り畳み構造」とする発明につき特許出願(特願平10−122446号。
以下「本願」という。)をし,平成17年7月22日,特許庁から拒絶査定
を受けた。
原告は,これを不服として審判請求をし,同年9月26日付け手続補正書
をもって本願に係る明細書について特許請求の範囲を補正(以下「本件補
正」という。)した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10093審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社安川電機 原告川崎重工業株式会社
トヨタ自動車株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年1月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10717請求棄却
損害賠償請求事件
被告B加古尊温
C 原告A株式会社
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民法709条
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[概要] 1 原告の請求原因
(1) 原告は,昭和52年春頃,得意先の要望により染色加工上でのプリント
服地の布目を真っ直ぐに仕上げる機械の開発を求められ,研究の結果,ハン
ドスクリーン捺染台用生地張り機(別紙目録記載1の実用新案出願に係るも
の)を完成させ,昭和53年10月頃から昭和54年にかけて関東地区染工
場に200台,関西地区染工場に200台の合計400台の納入を完了し,
充実した内容で成功したものである。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成18年12月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)1304一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
被告北勢工業株式会社土井博 原告株会ラセスプパィンロル
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意匠法39条2項 特許法68条
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許諾 | 51回 | 実施 | 40回 | 意匠権 | 30回 | ライセンス | 15回 |
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[概要] 本件は,後記意匠権及び実用新案権を有する原告が,被告の製造販売するマ
ンホール蓋受枠の意匠は上記意匠権に係る意匠に類似し,また同受枠は上記実
用新案権に係る考案の技術的範囲に属するから,その製造販売等は上記各権利
を侵害すると主張して,被告に対し,①上記意匠権及び実用新案権に基づき,
それらマンホール蓋受枠の製造販売等の差止め並びにそれらの半製品及び製造
用金型の廃棄を,②上記意匠権等侵害の不法行為に基づき,平成17年4月2
0日から平成18年1月31日までの間の原告の逸失利益568万8000円
及び弁護士費用相当額100万円(合計668万8000円)の損害賠償及び
これに対する平成18年2月1日(上記損害算定期間の終期の翌日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案であ
る。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成18年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車椅子)
被告株式会社松永製作所 原告X
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実用新案法39条1項 特許法181条5項 実用新案法37条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,考案の名称を「車椅子」とする実用新案登録第1998386号1
考案(平成2年6月28日登録出願,平成5年12月22日設定登録,以下,
その実用新案登録を「本件実用新案登録」といい,その出願を「本件出願」
という。)の実用新案権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成18年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ハタノヤ株式会社 原告X
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実用新案法3条1項2号 実用新案法47条2項 特許法181条2項
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審決 | 107回 | 実施 | 72回 | 無効 | 34回 | 無効審判 | 24回 |
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[概要] 原告は,後記実用新案登録を有していたところ,被告が無効審判請求をした
ので,特許庁は審理の上,平成16年1月28日に請求不成立の審決をした
が,当庁は,被告からの訴えに基づき,平成17年6月30日,審決取消しの
判決をし,確定した。そこで上記無効審判請求は,再び特許庁で審理され,特
許庁は,平成18年1月6日,上記実用新案登録を無効とする旨の審決をし
た。本件は,平成18年1月6日になされた上記審決に不服の原告が,その取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成18年10月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10856審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (二輪車の取り外し可能ハンドル)
被告久鼎金屬実業股(偏は「イ」,つくり 原告株式会社ジョイナス
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実用新案法3条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,考案の名称を「二輪車の取り外し可能ハンドル」とする実用新案登
録第3071713号の実用新案(平成12年3月14日出願,同年6月28
日設定登録。以下「本件実用新案」といい,その出願を「本件出願」という。
請求項の数は2である。)の実用新案権者である。
▶判決の詳細
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