権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
意匠権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10460審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社サンケイ技研
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意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成17年2月28日,別添審決謄本写しの別紙第1表示の意匠に
ついて,意匠に係る物品を「管継ぎ手」として意匠登録出願(意願2005−
5638号,以下,これを「本件出願」といい,その意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,同年9月6日に拒絶査定を受けたので,同月26日,拒絶査
定不服の審判請求をした。特許庁は,これを不服2005−18554号事件
として審理した結果,平成18年8月28日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をし,同年9月12日にその謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ネ)10087控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社平河工業社 被控訴人三菱製紙株式会社
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特許法29条2項 特許法101条3号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,多頁面付け方法の発明についての特許権を被控訴人と共有する控訴
人が,①被控訴人が多頁面付け方法を内包する製版印刷に関するパッケージソ
フトウェアである被控訴人製品を製造,販売する行為は,特許法101条3号
又は4号により,上記特許権の控訴人の共有持分10分の6を侵害するものと
みなされる,あるいは,②被控訴人において被控訴人製品の販売利益を不当利
得しているとして,被控訴人に対し,主位的に,損害賠償請求と不当利得返還
請求,予備的に,不当利得返還請求をした事案である。原判決が,被控訴人製
品に基づく多頁面付け方法は本件発明の技術的範囲に属しないとして,控訴人
の請求をいずれも棄却したため,控訴人が控訴し,原判決の上記判断を争って
いる。
2 争いのない事実及び争点
原判決「事実及び理由」欄の「第2 事案の概要」の「1 争いのない事
実」及び「2 争点」のとおりであるから,これを引用する。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発電機の発電稼働装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「発電機の発電稼働装置」とする発明につき,平成1
7年2月18日,特許出願(特願2005−78069号。以下「本願」とい
う。請求項の数は2である )をした。。
原告は,本願につき平成17年11月18日付けで拒絶査定を受けたので,
同年12月21日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10416審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告モトローラ・インコーポレイテッド
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特許法159条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,1997年(平成9年)12月31日(優先権主張:1997年2
月28日 米国 発明の名称を 2つの対置する側から視認可能なディスプレ, ), 「
イを有する電子装置」とする国際特許出願(特願平10−537627号,以
下 本願 という をした その後 原告は 平成14年1月16日付けで本「 」 。) 。 , ,
( 。) ,願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正する手続補正をしたところ
( , 「 」 。)平成16年3月2日付けで拒絶理由通知 以下 単に 拒絶理由通知 という
を受けたので,更に同年6月3日付けで特許請求の範囲を補正する手続補正を
( , 「 」 。)した 以下 この補正後の本願に係る明細書及び図面を 本願明細書 という
が 同年9月16日付けで拒絶査定 以下 原査定 という を受けた そこ, ( 「 」 。) 。
で,原告は,平成16年12月27日,拒絶査定不服審判を請求し,上記審判
請求は不服2004−26463号事件 以下 本件審判 という として特( 「 」 。)
許庁に係属した 特許庁は 審理の結果 平成18年5月8日 本件審判の請。 , , ,「
求は 成り立たない との審決 附加期間90日 をし 同年5月18日 そ, 。」 ( ) , ,
の謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10385審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (噛みしめ運動用具)
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「噛みしめ運動用具」とする発明につき,平成11年
11月4日,特許を出願(以下「本願発明」という。)し,平成15年5月1
9日付け手続補正書により明細書の補正をしたところ(以下,この補正後の明
細書を「本願明細書」という。),同年6月9日付けの拒絶査定を受けた。そ
こで,原告は,同年7月17日,これに対する不服の審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10322審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ドライバーズエイド)
被告株式会社小野測器 原告株式会社堀場製作所
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,発明の名称を「ドライバーズエイド」(「車両運転モード表示装置」の名称1
を,後記平成18年2月17日付け訂正請求書により訂正した。)とする特許第3243
432号(平成9年7月16日特許出願,平成13年10月19日設定登録。以下,「本
件特許」という。請求項の数は1である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10272審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社小野測器 原告株式会社堀場製作所
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
, 「 」( ) 原告は 考案の名称を シャシダイナモメータ上の自動車運転用ロボット1
とする実用新案登録第2602243号(平成5年7月21日実用新案登録
出願,平成11年10月29日設定登録 「本件実用新案登録」という )。 。
の実用新案権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10260審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (異物検出装置)
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社トプコン
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成6年11月15日,発明の名称を「異物検出装置」とする特許
出願 特願平6−280701号 以下 本願 という をした 原告は 平( , 「 」 。) 。 ,
成14年10月25日付けで本願に係る明細書 特許請求の範囲を含む 及び( 。)
図面を補正する手続補正をしたが,同年11月15日付けで拒絶査定を受け,
これに対して,同年12月25日,拒絶査定不服審判を請求した(不服200
2−24838号事件 その審理の過程で 原告は平成15年1月23日付け)。 ,
( 。) ,で本願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正する手続補正をしたが
特許庁は,平成17年9月5日,上記補正を却下する決定をした。その後,原
告は,平成17年9月21日付けで拒絶理由通知を受けて,同年11月25日
付けで本願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正する手続補正をした( 。)
, , ,が 同年12月20日付けで最後の拒絶理由通知を受け 平成18年3月6日
( 。) ( ,本願に係る明細書 特許請求の範囲を含む を補正する手続補正をした 以下
この補正を 本件補正 といい 本件補正後の本願に係る明細書及び図面を 本「 」 。 「
願明細書」という 。。)
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10857審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (工具保持具)
被告大昭和精機株式会社 原告エヌティーツール株式会社
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特許法181条5項 特許法29条2項
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審決 | 116回 | 無効 | 12回 | 無効審判 | 6回 | 刊行物 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「工具保持具」とする特許第3223219号(平成
5年9月24日特許出願,平成13年8月17日設定登録。以下「本件特許」
という。請求項の数は1である )の特許権者である(以下,設定登録時の願。
書に添付した明細書及び図面を「本件明細書」という 。。)
被告は,平成14年1月28日,本件特許の請求項1に係る発明(以下「本
件発明」という )についての特許を無効とすることを求める審判の請求をし。
た。
特許庁は,同請求を無効2002−35025号事件として審理し,平成1
5年6月5日に「本件審判の請求は,成り立たない 」との審決(以下 「第。 ,
1次審決」という )をした。これに対して,被告は,同審決の取消訴訟(平。
成15年(行ケ)311号)を東京高等裁判所に提起し,平成16年11月2
5日に同審決を取り消す旨の判決(乙2,以下 「前訴判決」という )がさ, 。
れ,平成17年4月8日,当該判決は確定した(前訴判決は,本件発明と特表
平3−500511公報(本訴における甲1−1)を主引用例として対比し,
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10799審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非PVC多層フィルム)
被告特許庁長官中嶋誠 原告フレゼニウスアクチェンゲゼルシャフト
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特許法131条の2 特許法126条1項 特許法36条6項2号 特許法36条4項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
本件特許( )1
原告は,名称を「非PVC多層フィルム」とする発明につき,平成8年
4月26日に特許出願(特願平8−107207号。優先権主張日199
5年4月26日,ドイツ連邦共和国。以下「本件特許」という )をし,平。
成13年2月2日に設定登録がされた特許第3155924号(甲9)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10244請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (非PVC多層フィルム)
被告特許庁長官中嶋誠 原告フレゼニウスアクチェンゲゼルシャフト
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特許法36条4項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件特許( )1
原告は,名称を「非PVC多層フィルム」とする発明につき,平成8年
4月26日に特許出願(特願平8−107207号。優先権主張日199
5年4月26日,ドイツ連邦共和国。以下「本件特許」という )をし,。)
平成13年2月2日に設定登録がなされた特許第3155924号の特許
権者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年5月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)24929一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社小学館 原告X
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著作権法2条5項 著作権法23条1項
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[概要] 本件は,フリーランスの写真家である原告が,被告からの依頼に基づき,被
告発行の雑誌のために,設定されたテーマに従って撮影した写真のポジフィル
ムを被告に交付していたところ,被告が,①当該ポジフィルムの写真の一部を
デジタルデータ化してサーバのハードディスクに蓄積保存したことにより,原
告の当該写真について有する著作権(主位的に送信可能化権,予備的に複製
権)を侵害し,②ポジフィルムの一部を紛失したことにより,原告の当該ポジ
フィルムについて有する所有権を侵害し,③被告のもとにある,原告撮影に係
る写真のポジフィルムの貸出しを希望した第三者に対し,使用料を要求したこ
とにより,借受けを断念させ,原告の当該ポジフィルムの貸出しによる許諾料
を得べき営業を妨害した,と主張して,①の損害として,主位的に著作権法2
3条1項及び民法709条,予備的に著作権法21条及び民法709条に基づ
き,送信可能化又は複製許諾料相当額の1387万円,②の損害として,民法
709条に基づき,ポジフィルム117枚(表紙写真4枚,その他113枚)
分の1815万円,③の損害として,民法709条に基づき,許諾料相当の逸
失利益4万円,④①ないし③の合計3206万円に対する,不法行為後である
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10383審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社豊栄商会 原告株式会社陽紀
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特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,被告の有する後記特許の請求項1,3,4及び6項について原告が
無効審判請求をしたところ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,無効
審判請求人である原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10480審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告石原産業株式会社
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商標法4条1項11号 特許法156条1項
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[概要] 本件は,原告が後記商標につき商標登録出願をしたところ,拒絶査定を受け
たので,これを不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をし
たことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10396審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告旭化成エポキシ株式会社
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特許法126条3項
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審決 | 61回 | 刊行物 | 49回 | 実施 | 36回 | 訂正審判 | 7回 |
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[概要] 原告は,後記特許の特許権者であるが,特許庁が第三者からの申立てに基づ
き特許取消決定をしたので原告がその取消訴訟を提起しているところ,原告に
おいて上記特許に関し訂正審判請求をしたのに,特許庁が請求不成立の審決を
したことから,原告が同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年5月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ネ)10068等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件
控訴人・附帯被
ディーエスエムニュートリゲー
・附帯被
DSMニュートリションジャ 被控訴人・附帯控訴人昭和電工株式会社
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 原判決中,附帯控訴人敗訴部分を取り消す。
2 附帯被控訴人らの請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は,第1,2審とも附帯被控訴人らの負担とする。
第2 事案の概要
(注:本判決においては,特に断らない限り,原判決の略語をそのまま用いる
こととする。)
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10022請求棄却
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告旭化成エポキシ株式会社
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[概要] 原告は,後記特許の特許権者であるところ,Aからの特許異議の申立てに基
, 。づき特許庁が特許取消決定をしたので 原告がその取消しを求めた事案である
なお,原告は,本件訴訟提起後に特許庁に対し本件特許につき訂正審判請求
をし,同請求は訂正2006−39056号事件として審理されたが,特許庁
が平成18年8月3日請求不成立の審決をしたため,原告がその審決の取消し
を求める訴訟を提起し(当庁平成18年(行ケ)第10396号事件)本件訴
訟と並行して審理が進められている。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)15981一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告B 原告A
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著作権法112条1項 民法709条 著作権法21条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告の執筆に係る別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書
籍」という )の,別紙対照表1「本件書籍(被告著作物 」欄記載の部分(以。 )
下,各表現部分を「被告表現」と,各表現部分を総称して「被告各表現」とい
。) , ( 「 」う は 原告の執筆に係る別紙著作物目録記載の著作物 以下 本件著作物
という の 別紙対照表1 本件著作物 欄記載の部分 以下 各表現部分を。) , 「 」 ( ,
原告表現 と 各表現部分を総称して 原告各表現 という を複製又は翻「 」 , 「 」 。)
案したものであり,被告には,同複製又は翻案について故意又は過失があるか
ら,被告は,本件著作物について原告が有する著作権(複製権,翻案権)及び
著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して,著作権法112条1項に
基づく頒布等の差止め,民法709条,著作権法19条,21条,27条に基
づく損害賠償金184万円(著作権侵害として金24万円,著作者人格権侵害
として100万円,上記各侵害行為と相当因果関係のある弁護士費用として6
0万円)及びこれに対する本件訴状送達の日の翌日である平成17年9月17
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払並びに著
作権法115条に基づく謝罪広告を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年5月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)8140一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告カメヤマ株式会社 原告株式会社日本香堂
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不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法6条の3
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[概要] 本件は,原告が,ローソク及び線香の製造販売において競争関係にある被告に対
し,被告の代表取締役や担当従業員らが流通業者向けの商品説明会で行った説明や
説明資料の配布が,不正競争防止法2条1項14号所定の営業上の信用を害する虚
偽の事実の告知に当たると主張して,同法3条1項に基づく差止め,4条に基づく
損害賠償及び7条に基づく信用回復の措置としての謝罪広告の掲載を求めた事案で
ある。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年5月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10166請求棄却
著作権侵害差止請求権不存在確認請求事件
被告社団法人日本音楽著作権協会 原告イメージシティ株式会社
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著作権法2条5項 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 前提となる事実(当事者間に争いのない事実の外,弁論の全趣旨及び後掲の
各証拠によって認定できる事実を含む。)
(1) 当事者
原告は,携帯電話向けストレージサービス等を業とする株式会社であり,
平成18年1月1日に商号が「株式会社コンピュータシティ」から現在のと
おりに変更された(弁論の全趣旨)。
被告は,著作権等管理事業法(平成12年法律第131号)に基づき著作
権等管理事業者登録簿に登録された音楽著作権等管理事業者であり,内国著
作物については管理委託契約により国内の多くの作詞者,作曲者,音楽出版
者等の著作権者から著作権ないしその支分権(演奏権,上映権,録音権等)
につき信託を受け,外国の著作物については我が国が締結した著作権条約に
加盟する諸外国の著作権仲介団体との相互管理契約によるなどしてこれを管
理し,国内の公衆送信事業者をはじめ,レコード,映画,出版,興行,社交
場等各種の分野における音楽の利用者に対して,音楽著作物の利用を許諾し,
その対価として利用者から使用料を徴収するとともに,これを内外国の著作
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年5月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)2682請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社アールエスイー
P1
P2
ら 原告阪神動力機械株式会社
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不正競争防止法2条1項7号 民法709条 不正競争防止法2条4項 不正競争防止法2条1項8号
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[概要] 1 本件は,原告の元従業員であった被告P2(以下「被告P2」という )及。
び同P1(以下「被告P1」という )が,原告を退職して被告株式会社アー。
ルエスイー(以下「被告会社」という )を設立し,原告と競業行為を行った。
ことについて,原告が被告らに対し,①被告P2及び被告P1は,原告から示
された原告の営業秘密を不正の利益を得る目的で被告会社に開示し(不正競争
防止法2条1項7号 被告会社はその営業秘密を用いて営業活動を行った 同), (
8号)として,不正競争防止法4条に基づき,②被告らは原告の技術上,営業
上の情報を利用して,原告に損害を与えながら被告らにおいて不正に利益を得
る目的で競業行為を行ったとして,民法709条に基づき,それぞれ連帯して
1億5415万2000円の損害賠償及びこれに対する遅延損害金の支払を請
求した事案である(不正競争防止法に基づく請求と民法に基づく請求とは選択
的併合の関係にある 。。)
2 前提事実(証拠の掲記がないものは争いがない)
(1) 当事者
ア 原告は,昭和25年11月13日に設立され,機械器具の製造販売,機
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X1
X2
X3
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告らが後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これ
を不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたので,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10443審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (おしめ替え補助具)
被告特許庁長官中嶋誠 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,名称を「おしめ替え補助具」とする発明につき特許出願をして
拒絶査定を受け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求は成り立たな
いとの審決がなされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)4請求棄却
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,被告が,原告作成に係る放電プラズマ焼結機の設計図及び部品図の
原本を毀棄した行為が,原告の所有権に対する侵害に当たり,不法行為が成立
すると主張して,原告が,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償請求として,
40万円及びこれに対する遅延損害金を支払うよう請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)27193請求棄却
損害賠償請求事件
被告サミー株式会社
原告アルゼ株式会社
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特許法29条1項 特許法36条6項1号 特許法39条2項 特許法29条2項
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[概要] 本件は 「遊技機」について特許権(特許番号第3069092号及び第3,
708056号)を有する原告が,被告が製造販売する別紙被告物件目録記載
のパチスロ機「北斗の拳 (以下「被告物件」という )が上記各特許権の特」 。
許発明の技術的範囲に属するとして,特許権侵害を理由とする損害賠償等を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10301審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社ラテン大和 原告ジェイ.マセドエス.エー
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[概要] 本件は,被告の有する後記商標登録について,原告が平成17年2月10日
付けでその無効審判請求をしたところ,特許庁が請求不成立の審決をしたこと
から,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10342審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告ダイワ精工株式会社 原告ヨネックス株式会社
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[概要] , 「 」 ( )本件は 被告の有する ゴルフクラブ用ヘッド に係る本件実用新案登録 後記
について,原告が無効審判請求をしたところ,特許庁は,同審判請求は成り立たな
いとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10209審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告シルトロニック・ジャパン株式会社 原告SUMCOTECHXIV株式会社
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特許法29条1項3号 特許法36条4項 特許法29条の2 特許法29条2項
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[概要] 本判決においては 公用文の用字用語例に従って表記を変えた部分があり 引用箇所を含め ウェ, , ,「
ハ 「ウエハ 「ウエーハ」は「ウエハ」に統一した。」 」
本件は,原告の有する「シリコンウエハの製造方法」に係る本件特許(後記)に
ついて,被告が無効審判請求をしたところ,特許庁は,当該特許は特許法29条1
項3号,29条2項及び29条の2に該当するので,これを無効とするとの審決を
したため,原告がその取消しを求めた事案である。
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商標権
平成19年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10520審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告東洋エンタープライズ株式会社 原告株式会社インディアンモトサイクルカンパニージャパン
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,原告が,後記本件商標の商標権者である被告を被請求人として,商標登
録無効審判の請求をしたところ,請求は成り立たないとの審決がされたため,同審
決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10357審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ソルベイソレクシスソチエタ(SolvaySolexisS.p.A)
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,原告に吸収合併されたアウシモント ソチエタ ペル アツィオーニ
(以下「アウシモント社」という )が,後記特許の出願をしたところ,拒絶。
査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をした。しかし特許庁から平
成18年3月22日付けで請求不成立の審決を受けたことから,アウシモント
社がその取消しを求めた事案である。なお,訴状提出後の平成18年9月28
日付けで,原告をアウシモント社から同社を吸収合併したソルベイ ソレクシ
ス社に変更する訴状訂正が行われた。
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商標権
平成19年5月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)4029一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社グローイングアップ 原告アシェットフィリパキプレスソシエテアノニム
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不正競争防止法3条 商標法26条1項1号
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[概要] 本件は 「 」等の商標につき商標権を有するとともに 「 」等の商標を, ,ELLE ELLE
周知又は著名商標として使用する原告が,「 」との被告標章を付したELLEGARDEN
被告商品を販売する被告に対し,①上記商標権,②不正競争防止法3条及び2条1
項1号又は③同法3条及び2条1項2号に基づき(ただし,被告標章( )について10
は,不正競争防止法3条及び2条1項1号又は2号のみに基づく。),①被告商品
への被告標章の使用等の差止め,並びに②被告商品からの被告標章の抹消及び③被
告ウェブサイトからの被告標章を付した被告商品の広告表示の削除を求めた事案で
ある。
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意匠権
平成19年5月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10492審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社ブリヂストン
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特許法157条2項4号 意匠法9条1項 意匠法2条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成16年12月14日,別添審決謄本写しの別紙第1表示の意匠
について,意匠に係る物品を「自動車用タイヤ」とし,物品の部分(実線で現
された部分)について意匠登録を受けようとする意匠登録出願(意願2004
−38210号,以下「本件出願」といい,その意匠を「本願意匠」とい
う。)をしたが,平成17年10月26日(発送日)付けで拒絶査定を受けた
ので,同年11月24日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10291審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求
被告特許庁長官中嶋誠 原告ロレアル
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成8年9月16日,「グラフトシリコーンポリマーおよびアミノ
シリコーンおよび/またはシリコーンガムまたは樹脂を含有する局所用組成
物」とする発明について特許出願(特願平9−514007号,以下「本件出
願」という。優先権主張1995年〔平成7年〕9月29日〔以下「本件優先
日」という。〕・フランス)したが,平成14年9月9日付けで拒絶査定を受
けたので,同年12月16日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10241審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (貝類中間育成篭)
被告森下株式会社
Y
ら 原告北海道ニチモウ株式会社
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特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,発明の名称を「貝類中間育成篭」とする特許第3222107号
の特許(平成10年7月16日出願,平成13年8月17日設定登録。請求項
の数は3である )の特許権者である。。
被告らは,平成16年12月17日,上記特許に係る明細書(特許請求の範
囲を含む の記載を訂正 以下 この訂正を 本件訂正 と 本件訂正後の特。) ( , 「 」 ,
許を「本件特許」と,本件特許に係る明細書及び図面を「本件明細書」と,そ
れぞれいう する審判を請求し 特許庁は この請求を訂正2004−392。) , ,
88号事件として審理した上,平成17年2月24日,本件訂正を認める旨の
審決をし,平成17年3月8日,上記審決は確定した。
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特許権
平成19年5月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成17(ネ)10119請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人兼被
(原審原告・原審反訴被告)
兼被
(原審被告・原審反訴原告)
兼被
(原審被告・原審反訴原告)
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不正競争防止法2条1項14号 特許法36条 特許法100条1項 特許法29条2項
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刊行物 | 46回 | 特許権 | 37回 | 差止 | 28回 | 無効 | 26回 |
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[概要] 原審原告の本訴請求は 「レンジフードのフィルタ装置」に関する特許権(以下,
「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本件特許」という )を有する。
原審原告が,原審被告らに対し,原審被告らが,原判決別紙物件目録1記載のレン
ジフードフィルタ(以下「本件差止対象製品」という )を製造販売して,本件特。
許権を侵害していると主張して(なお,原審原告は,原審被告カースル産業が製造
し,原審被告カースルが販売する原判決別紙物件目録2記載の製品(以下「被告製
品」という )が,本件特許権に係る特許請求の範囲の請求項1に記載された発明。
(以下「本件発明」という )の技術的範囲に属し,本件差止対象製品に該当する。
。), , , , ,と主張する 特許法100条1項 2項 民法709条 719条1項に基づき
①本件差止対象製品の製造販売及び販売のための宣伝広告の差止め,②本件差止対
象製品の廃棄,③原審原告に生じたとする損害額1億0400万円の内金1億円及
びこれに対する各原審被告に対する訴状送達日の翌日から支払い済みまで年5分の
割合による遅延損害金の連帯支払を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10278審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告株式会社アーランド
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特許法36条6項2号 特許法131条の2 特許法29条2項 特許法126条1項
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審決 | 115回 | 実施 | 23回 | 訂正審判 | 18回 | 無効 | 4回 |
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[概要] 本件は,後記本件発明の特許権者である原告が,訂正審判の請求をしたところ,
請求は成り立たないとの審決がされたため,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10678審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告カースル株式会社 原告株式会社アーランド
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特許法134条の2
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[概要] 本件は,後記本件発明の特許権者である原告が,被告の無効審判請求を受けた特
許庁により,本件特許を無効とする旨の審決がなされたため,同審決の取消しを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年5月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10420審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官中嶋誠 原告エコラボインク
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特許法36条4項 特許法36条6項 特許法36条6項2号
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審決 | 24回 | 実施 | 8回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,特許の拒絶査定不服審判請求について,審判請求不成立の審決
を受けたため,同審決の取消しを求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)8752等確認
送信可能化権確認本訴請求事件,反訴請求事件
原告3名
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著作権法92条の2
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[概要] 本件は,本件音源について実演をした原告らが,本件音源に関する実演家の送信
可能化権は原始的に原告らに帰属し,同権利はレコード会社である被告側との専属
実演家契約により被告側に承継されていない旨主張して,原告らが実演家の送信可
能化権を有することの確認を求めたのに対して,被告が,反訴として,同専属実演
家契約により,送信可能化権を含む実演家の著作隣接権は被告側に譲渡された旨主
張して,被告が実演家の送信可能化権を有することの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)13040請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告東京応化工業株式会社 原告ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・
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特許法36条4項 特許法29条2項 民法704条 特許法102条2項
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特許権 | 39回 | 無効 | 26回 | 実施 | 13回 | 優先権 | 11回 |
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[概要] 本件は,被告製品の製造,販売等が原告の特許権を侵害するとして,原告が,被
告に対し,当該特許権に基づく被告製品の製造,販売等の差止め,並びに訴え提起
の日から3年間については不法行為による損害金及び遅延損害金,それ以前につい
ては不当利得金及び利息の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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