権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成29年12月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10027一部認容
特許権侵害差止請求控訴事件
被告)株式会社外為オンライン伊藤雅浩 控訴人(一審原告)株式会社マネースクウェアHD訴訟承継人 被控訴人(一審被告)株式会社外為オンライン伊藤雅浩
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特許法100条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許第5525082号の特許権(本件特許権1),特許第56507
76号の特許権(本件特許権2)及び特許第5826909号の特許権(本件特許
権3)を有する控訴人が,①被控訴人の提供する被告サービス1は本件発明1の技
術的範囲に属する,②被控訴人の提供する被告サービス2に使用されているサーバ
は本件発明2及び3の各技術的範囲に属すると主張して,被控訴人に対し,特許法
100条1項に基づき,被告サービス1の差止め及び被告サービス2に使用されて
いるサーバの使用の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)1453請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (固体麹の製造方法)
被告株式会社フジワラテクノアート 原告カワタ工業株式会社
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法36条4項1号 特許法101条5号
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実施 | 33回 | 無効 | 28回 | 審決 | 13回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告による別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」とい
う。)の製造販売行為は原告が有している方法の特許に係る後記本件特許権の間接侵
害(特許法101条5号)に該当する行為であると主張して,被告に対し,同法10
0条1項に基づきその行為の差止めを求めるほか,特許権侵害の不法行為に基づく損5
害賠償として●(省略)●(弁護士費用相当損害金●(省略)●を含む。)及びこれに
対する不法行為の後の日である平成25年1月1日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6163一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (システム作動方法)
被告株式会社コーエーテクモゲームス
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特許法101条4号 特許法101条1号
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[概要] 本件は,①発明の名称を「システム作動方法」とする発明に係る特許権(特許第
3350773号。以下「本件特許権A」といい,これに係る特許を「本件特許A」5
という。)及び②発明の名称を「遊戯装置,およびその制御方法」とする発明に係
る特許権(特許第3295771号。以下「本件特許権B」といい,これに係る特
許を「本件特許B」というとともに,本件特許権Aと本件特許権Bを併せて「本件
各特許権」という。)を有する原告が,被告が業として,Ⅰ:別紙「イ号製品目録」
記載の各ゲームソフトの製造,販売等をしたことは,本件特許Aの請求項1及び210
に係る各発明(以下,それぞれ「本件発明A-1」,「本件発明A-2」といい,
両発明を併せて「本件各発明A」という。)を間接侵害(特許法101条4号)し,
侵害行為を惹起したことにつき不法行為が成立する,Ⅱ:別紙「ロ号製品目録」記
載の各ゲームソフトの製造,販売をしたことは,本件特許Bの請求項1及び8に係
る各発明(以下,それぞれ「本件発明B-1」,「本件発明B-8」といい,両発15
明を併せて「本件各発明B」というとともに,本件各発明Aと本件各発明Bを併せ
て「本件各発明」という。)を間接侵害(特許法101条1号,4号)するもので
あり,侵害行為を惹起したことにつき不法行為が成立するとして,被告に対し,不
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商標権
平成29年12月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)8424
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社キャロットカンパニー
は,下記の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商標権に係る商標を「本記
は,本件商標を,「anello」(アネロ)として展開する鞄のブラン
のanelloブランドの商品は全国的な人気商品であることからすると,i
の損害額の主張は争う。
は,売上明細を前提に「Tokka」という商品名のみ
は,商標法39条が準用する特許法105条の3の規定も適用して主張に係る
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商標法38条2項 特許法105条の3 商標法36条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,原告の有する商標権に係る商標と同一の標章を付したリュックサ
ック及びショルダーバッグを輸入し販売する被告に対し,商標権侵害を理由として,
商標法36条1項,37条1号に基づき,上記商品の販売及び販売のための展示の差
止め,同法36条2項に基づき,上記商品の廃棄を求めるとともに,損害賠償請求と
して,1000万円及びこれに対する平成28年9月6日(訴状送達の日の翌日)か10
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
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特許権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (制御された照明を用いた微小藻類の発酵)
被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法36条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「制御された照明を用いた微小藻類の発酵」とする発
明について,平成22年9月17日(パリ条約による優先権主張 外国庁受理
2009年9月18日 米国(US),2010年6月29日 米国(US))
に特許出願をした(特願2012-529939号。以下「本願」という。)。
これに対し,平成26年12月2日付けで拒絶理由が通知されたことから,原
告は,平成27年5月11日に手続補正書等を提出したが,同年6月19日付
けで拒絶査定がされた。
そこで,原告は,同年10月23日,特許庁に対し,拒絶査定不服審判を請
求するとともに,特許請求の範囲の変更を内容とする別紙手続補正書を提出し
た。これに対し,特許庁は,当該審判請求を不服2015-19180号事件
として審理をした上,平成28年10月3日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をした(出訴期間として90日を附加した。以下「本件審決」
という。)。その謄本は,同月18日,原告に送達された。
原告は,平成29年2月13日,本件訴えを提起した。
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特許権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (有機物質に由来する揮発性有機化合物の吸着)
被告特許庁長官新居田知生
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特許法29条2項
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審決 | 40回 | 進歩性 | 13回 | 実施 | 9回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,原告の特許拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決に対する取消
訴訟である。争点は,進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10267審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学的および電磁気学的効果補助層の制御手法)
被告特許庁長官近藤幸浩 原告X
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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審決 | 18回 | 実施 | 1回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,新規性及び進歩性判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アイジャパン株式会社 原告株式会社ジャパーナ
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商標法50条 商標法2条3項2号 商標法2条3項1号 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10069控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (負荷試験機)
控訴人株式会社辰巳菱機 被控訴人株式会社アステックス
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,その名称を「負荷試験機」とする発明に係る特許権(本件特許権。
その特許が「本件特許」である。)を有する控訴人が,原判決別紙物件目録
記載の負荷試験機(被告物件)は,本件特許の願書に添付した特許請求の範
囲の請求項1記載の発明(本件発明)の技術的範囲に属するから,被控訴人
による被告物件の製造,販売又は使用は本件特許権の侵害を構成すると主張
して,被控訴人に対し,以下の請求をしたものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)23843請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告有限会社白石海苔機械センター
A
B商会こと(以下「
B」という。)
株式会社共立機械商会
ら
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特許法102条2項 特許法79条 特許法100条1項 特許法101条1号
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実施 | 83回 | 特許権 | 56回 | 侵害 | 33回 | 損害賠償 | 20回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防
止装置」とする発明に係る特許権(特許番号第3966527号。以下「本件
特許権」又は「本件特許」といい,特許請求の範囲請求項1,3及び4記載の20
各発明をそれぞれ「本件発明1」,「本件発明3」及び「本件発明4」といい,
これらを併せて「本件各発明」という。)を有する原告が,別紙物件目録1及
び2記載の「生海苔異物除去機」(以下,併せて「被告装置」という。)は本
件各発明の技術的範囲に属し,また,被告装置の部品である別紙物件目録3記
載の「固定リング」(以下「本件固定リング」という。)及び同4記載の「板25
状部材」又は「ステンチップ」(以下「本件板状部材」という。)は本件各発
明の実施品に当たる被告装置の「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)
に当たるから,被告らが被告装置,本件固定リング及び本件板状部材(以下,
併せて「被告製品」という。)の譲渡,貸渡し又は譲渡若しくは貸渡しの申出
をする行為は本件特許権を侵害する行為であると主張して,被告らに対し,以
下のとおり請求する事案である。5
(1) 被告白石又はその代表者である被告Aに対し,特許法100条1項に基づ
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行コ)10002控訴棄却
処分取消請求控訴事件
控訴人ザボードオブトラスティーズドジュニアユニバーシティー 被控訴人国
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特許法18条の2 特許法184条の4 特許法184条の6 特許法184条の5
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[概要] 1 本件は,国際特許出願をした控訴人が,被控訴人に対し,条約規則82の3.
1による請求書につき,指定期間経過後に提出されたものであることを理由に特許
庁長官がした却下処分が違法であると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27352
発信者情報開示請求事件
被告エキサイト株式会社 原告株式会社コロプラ小西智志
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著作権法15条1項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接
続サービスを経由して,インターネット上のブログに原告が著作権を有するイ
ラスト画像を複製して作成したイラスト画像を含む記事を投稿した行為により,
原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたと主張して,特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下25
「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告が保有する発信者
情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告国立研究開発法人科学技術振興機構
HOYA株式会社鈴木佑一郎 原告株式会社半導体エネルギー研究所平井佑希
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特許法37条 特許法123条1項2号 特許法29条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,原告が請求した特許無効審判の不成立審決に対する取消訴訟である。争
点は,①訂正要件違反の有無,②実施可能要件(特許法36条4項1号)違反の有
無及び③サポート要件(特許法36条6項1号)違反の有無についての判断の当否
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年12月7日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)3103
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社エコリカ
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 以下で使用する略称は,原判決の例による。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年12月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10045等一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)(以下「被控訴人」という。) 控訴人・附帯被
(一審原告)・コーポレーション 被控訴人・附帯控訴人(一審被告)(以下「
」という。)
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民法709条
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,不競法4条(予備的に民法709条)に基
づく損害賠償として437万8500米国ドル及びうち270万0700米国ドル
に対する不法行為の後の日である平成26年1月1日から,うち167万7800
米国ドルに対する不法行為の後の日である平成28年2月16日から各支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。控訴人は,
「被控訴人が,バイオデントに対し,控訴人が製造しバイオデントが輸入・販売す
る原告製品について『被告の保有する特許権(第4444410号)の請求項1に
関連する』などと通知したこと(本件各告知)から,バイオデントが原告製品の輸
入・販売を中止せざるを得なくなり,控訴人に損害が生じたが,本件特許権は無効
であり,したがって,上記通知は虚偽の事実の告知に当たるから,上記被控訴人の
行為は不競法2条1項14号所定の不正競争行為に当たる。」と主張している。
原判決は,被控訴人のバイオデントに対する本件各告知は,虚偽の事実の告知に
当たり,本件特許権に基づく権利行使の範囲を逸脱する違法があり,被控訴人には,
バイオデントに対し本件各告知による虚偽の事実を告知したことについて,少なく
とも過失があるから,被控訴人による本件各告知は,不競法2条1項14号の不正
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)23087請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (抗ウイルス剤)
被告MSD株式会社乾裕介
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特許法104条の3 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法41条2項
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無効 | 32回 | 実施 | 30回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「抗ウイルス剤」とする発明についての特許権(請求項の数
3。以下「本件特許権」又は「本件特許」といい,特許請求の範囲請求項1な
いし3の発明をそれぞれ「本件発明1」ないし「本件発明3」という。)を有
する原告が,①被告が譲渡,輸入又は譲渡の申出を行っている別紙物件目録記
載の製品(以下「被告製品」という。)は本件発明1の技術的範囲に属する,10
②(①と選択的に)被告製品は原告による訂正後の本件特許(以下,訂正後の
特許請求の範囲請求項1ないし3の発明をそれぞれ「本件訂正発明1」ないし
「本件訂正発明3」という。)の本件訂正発明2及び3の技術的範囲に属する
と主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づく被告製品の譲渡,輸入
又は譲渡の申出の差止めを求めるとともに,同条2項に基づく被告製品の廃棄15
を求め,さらに,不法行為に基づく損害賠償請求権又は不当利得返還請求権に
基づき,実施料相当額16億円のうち1000万円及びこれに対する不法行為
の後の日(本訴状送達の日の翌日)である平成27年8月29日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年12月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10066控訴棄却
特許権侵害行為の差止等請求控訴事件 (骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置)
控訴人X乾裕介 被控訴人株式会社ホムズ技研青木晋治
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置」
とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別紙物件目録記
載の各製品(被告製品)は本件各発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法
100条1項及び2項に基づき,被告製品の製造,販売,譲渡,貸渡し,輸出及び
譲渡等の申出の差止め並びに被告製品の廃棄を,②不法行為による損害賠償請求権
に基づき,損害賠償金2億0178万6060円及びこれに対する不法行為の後の
日である平成27年5月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10078審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (命令スレッドを組み合わせた実行の管理システムおよび管理方法)
被告特許庁長官高木進 原告ブルエスアーエス今村光広
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特許法36条5項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,補正要件違反(新規事項の追加,目的外補正,独立特許要件違反)
の有無,進歩性の有無(相違点の判断)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10279審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (NK細胞活性化剤)
被告特許庁長官内藤伸一 原告株式会社明治矢後知美
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特許法30条4項 特許法41条2項 特許法30条1項 特許法41条
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優先権 | 190回 | 新規性 | 67回 | 分割 | 41回 | 刊行物 | 22回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)23604請求棄却
損害賠償請求事件
被告朋和産業株式会社廣瀬崇史
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著作権法114条3項 著作権法42条1項
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[概要] 1 事案の要旨25
本件は,①別紙原告デザイン目録記載1~26の商品包装デザイン(以下,
「原告デザイン」と総称し,個別のデザインを同目録記載の名称に付された番
号〔1~22〕に従い「原告デザイン1」などという。)を製作した原告が,
原告デザインを被告が改変して別紙被告デザイン目録記載1~25の商品包装
デザイン(以下,「被告デザイン」と総称し,個別のデザインを同目録記載の5
名称に付された番号〔1~22の2〕に従い「被告デザイン1」などという。)
を作成した行為及び食品メーカーに対して納入した行為が原告の著作権(複製
権,翻案権及び譲渡権)及び著作者人格権(同一性保持権)の侵害に当たる,
②別紙原告絵画目録記載1及び2の筆及びレモンの各絵画(以下,「原告絵画」
と総称し,同目録記載1の絵画を「原告筆絵画」,2の絵画を「原告レモン絵10
画」という。)を製作した原告が,本件訴訟手続において被告が当該絵画を複
製して作成した文書を証拠として提出した行為が原告の著作権(複製権)を侵
害すると主張して,被告に対し,民法709条,著作権法114条3項に基づ
き,損害賠償金1111万7277円(上記①につき1069万1217円,
▶判決の詳細
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著作権
平成29年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)21046
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ
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著作権法14条
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[概要] 本件は,原告が,別紙2著作物目録記載の著作物(以下「本件著作物」という。)
の著作権を有しており,被告の提供するインターネット接続サービスを経由して
インターネット上のウェブサイト「FC2動画」(以下「本件サイト」という。)
に別紙3動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)がアップロードされた
行為により原告の上記著作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,
上記行為についての損害賠償請求権等の行使のために,被告とのインターネット5
接続サービスに係る契約に基づき被告から上記アップロード行為に係るIPア
ドレスを割り当てられていた者(以下「本件契約者」という。)に関する別紙1発
信者情報目録記載の情報(以下「本件発信者情報」と総称する。)の開示を受ける
必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,被告に対し,10
本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)393請求棄却
損害賠償請求事件 (衣服の汚れ防止シート)
被告桐灰化学株式会社末吉剛
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特許法65条1項 特許法36条6項1号 特許法102条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「衣服の汚れ防止シート」とする特許発明について特
許出願をし,特許権を有する原告が,被告による別紙被告製品目録記載の製品
(以下「被告製品」という。)の製造及び販売を①上記特許出願に係る出願公
開及び被告に対する警告の後に行った,②特許登録後に行ったことが上記特許25
権を侵害すると主張して,被告に対し,①特許法65条1項に基づき補償金5
63万1080円,②民法709条,特許法102条2項に基づく損害賠償金
の一部2436万8920円及び上記各金員に対する①につき請求の日であり
②につき不法行為の日の後である平成29年2月6日(訴状送達の日)から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
2 前提事実
以下の事実は,当事者間に争いがないか,括弧内の証拠及び弁論の全趣旨に
よれば容易に認められる。
⑴ 当事者10
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月30日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)1579一部認容
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人兼被
ビジネスラリアート株式会社 被控訴人兼控訴人株式会社ロックオン
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商標法26条1項1号 商標法2条3項8号
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[概要] 1 事案の要旨
原審における本件は,原判決別紙「商標権目録」記載の商標権を有する一審
原告が,一審被告が別紙「標章目録」記載1ないし6の各標章をインターネッ
ト上のホームページ等の広告に使用する行為が上記商標権を侵害すると主張し
て,一審被告に対し,商標権に基づき,商品又はサービスを提供するに当たり,
広告に上記各標章を使用することの差止め及びホームページ等からの上記各標
章の抹消を求めた事案である。
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商標権
平成29年11月30日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)1578控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社ロックオン 被控訴人ビジネスラリアート株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙「商標権目録」記載の商標権を有する控訴人が,被控訴
人に対し,被控訴人が原判決別紙「被告標章目録」記載の標章をインターネッ
トホームページのサイトで使用する行為が,控訴人の商標権を侵害すると主張
して,商標権に基づき,被控訴人の役務に係るホームページ及び広告に同標章
を付することの差止めを求めている事案である。
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特許権
平成29年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)39690請求棄却
職務発明対価請求事件
被告新日鐵住金株式会社 原告A
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特許法35条 特許法29条2項 特許法29条1項
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実施 | 12回 | 職務発明 | 11回 | 進歩性 | 6回 | 新規性 | 6回 |
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[概要] 本件は,被告の子会社の従業員であった原告が,被告から指揮命令や資源提供25
を受けて職務発明を行い,同発明に係る特許を受ける権利を被告に承継したにも
かかわらず,被告から同承継に係る対価を受領していないとして,平成16年6
月4日法律第79号による改正後の特許法(以下「特許法」という。)35条に基
づき,被告に対し,同職務発明の相当対価「●(省略)●」のうち1億円(一部
請求)及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成28年12月13日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
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特許権
平成29年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10225
特許取消決定取消請求事件 (ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法およびポリアリーレンスルフィド樹脂組成物)
被告特許庁長官守安智 原告DIC株式会社
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特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法およびポ
リアリーレンスルフィド樹脂組成物」とする特許第5708898号(平成2
6年3月20日国際特許出願,優先日平成25年3月25日〔日本〕,平成2
7年3月13日設定登録,請求項の数7。以下「本件特許」という。)の特許
権者である。
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著作権
平成29年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29705請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告生長の家
A 原告株式会社光明思想社
両名
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民法709条 著作権法80条
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[概要] 1 本件は,①原告事業団が,別紙著作物目録記載の言語の著作物である「大調
和の神示」(「『七つの燈薹の點燈者』の神示」あるいは「『七つの灯台の点灯15
者』の神示」という題号のときもある。以下「本件著作物」という。)の著作
権を有するところ,別紙書籍目録記載1及び2記載の各書籍(以下,各書籍を
「本件書籍1」などといい,両者を併せて「本件各書籍」という。)の出版は,
本件著作物に係る原告事業団の著作権(複製権)を侵害する旨主張して,被告
らに対し,本件著作物の著作権に基づき,本件各書籍の複製,頒布又は販売の20
申出の差止め及び廃棄(世界聖典普及協会,日本教文社及び教化部の保管する
ものを含む。)を求め,不法行為による損害賠償請求権に基づき,160万円
及びこれに対する不法行為の後の日である訴状送達日の翌日(被告生長の家に
つき平成27年11月19日,被告Aにつき平成27年11月15日)から各
支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払,②原告光明思想社が,本25
件著作物につき,出版権を有するところ,被告らによる本件各書籍の出版は,
本件著作物に係る原告光明思想社の出版権を侵害する旨主張して,被告らに対
し,本件著作物の出版権に基づき,本件各書籍の複製の差止めを求め,不法行
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特許権
平成29年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10222審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (焼鈍分離剤用酸化マグネシウム及び方向性電磁鋼板)
被告協和化学工業株式会社 原告タテホ化学工業株式会社
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[概要] る。)
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特許権
平成29年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)253請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国
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[概要] 1 本件は,特許第4761196号に係る特許権(以下「本件特許権」という。)25
の特許権者であった原告が,特許法(以下,単に「法」という。)112条1項規
定の特許料追納期間中に特許料及び割増特許料(以下,併せて「特許料等」という。)
を納付しなかったため同条4項により消滅したものとみなされた本件特許権につい
て,法112条の2第1項の規定に基づき第4年分及び第5年分の各特許料等を納
付する旨の納付書(以下「本件納付書」という。)及び回復理由書を提出したが,
特許庁長官が本件納付書の提出手続を却下した(以下「本件却下処分」という。)5
ことから,原告には法112条の2第1項にいう「特許料を追納することができる
期間内に…特許料及び割増特許料を納付することができなかつたことについて正当
な理由」があり,本件却下処分には同条項の解釈適用を誤った違法があるとして,
その取消しを求めた事案である。
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著作権
平成29年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)35002請求棄却
損害賠償請求事件
被告A
株式会社オフィス亜都夢 原告株式会社ジンセイプロ
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著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,別紙1の写真(以下「本件宣材写真」という。)の著作権者である
と主張する原告が,ホテルセンチュリー静岡が頒布した別紙2のイベント広告用チ
ラシ(以下「本件チラシ」という。)に掲載された写真(以下「本件プロフィール
写真」という。)は,本件宣材写真の複製物であるから,ホテルセンチュリー静岡
ないしその委託先において本件チラシを作成し,頒布したことは,原告が有する本5
件宣材写真の著作権(複製権,譲渡権)の侵害に当たるところ,同著作権侵害行為
は,被告らがホテルセンチュリー静岡ないしその委託先をして行わせた共同不法行
為であると主張して,著作権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害
賠償金330万円及びこれに対する不法行為後の日である平成26年7月16日か
ら支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案であ10
る。
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容
易に認められる事実)
⑴ 当事者
原告は,演芸家並びに芸能タレントのマネジメント,養成,プロモート業務,芸15
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10071審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ピアス株式会社小川稚加美 原告ファルメコソシエテアノニム
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商標法50条1項 商標法2条3項8号 商標法2条3項
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[概要] 本件は,商標登録の不使用取消審判請求に基づいて商標登録を取り消した審決の
取消訴訟である。争点は,商標法50条1項該当性(登録商標の使用の有無)であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガス系消火設備用の消音機能を有する噴射ヘッド)
被告特許庁長官槙原進 原告株式会社コーアツ
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特許法29条2項
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審決 | 25回 | 実施 | 12回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)15889請求棄却
損害賠償等請求事件 (光配向用偏光光照射装置)
被告ウシオ電機株式会社
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特許法134条の2
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特許権 | 103回 | 侵害 | 78回 | 無効 | 26回 | 審決 | 19回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は,原告の国内外の取引先に「原告の製品が
被告の特許権を侵害している」旨の告知又は流布(以下「告知等」という。)をし
たと主張した上で,同告知等は,被告と競争関係にある原告の営業上の信用を害す5
る虚偽の事実の告知等であって,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条
1項15号所定の不正競争行為(以下,単に「不正競争行為」という。)に該当す
るとして,同法4条に基づき,損害賠償金24億7624万3546円及びこれに
対する平成29年5月26日(不法行為後である本件訴状送達の日)から支払済み
までの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,不競法110
4条に基づき,信用回復措置として,別紙取引先目録記載の各企業宛に別紙謝罪目
録記載の謝罪文を本判決確定の日から10日以内に送付することを求める事案であ
る。
2 前提事実(当事者間に争いがないか,掲記の証拠等により容易に認められる
事実)15
⑴ 原告
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10277審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置,面光源装置,表示装置及び光束制御部材)
被告株式会社エンプラス安國忠彦 原告ソウル半導体株式会社
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特許法29条1項3号 特許法36条5項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成16年9月27日,発明の名称を「発光装置,面光源装置,表示
装置及び光束制御部材」とする発明について特許出願をし,平成18年11月2日,
設定の登録を受けた(特許第3875247号。甲50。請求項の数11。以下,こ
の特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成27年6月19日,これに対する無効審判を請求し,無効20
15-800138号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10060控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造)
控訴人ハノンシステムズ・ジャパン株式会社尾崎英男 被控訴人株式会社豊田自動織機安國忠彦
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特許法134条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要(略称は,原判決に従う。)
本件は,名称を「ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造」とする発明に係る特
許権(本件特許権)を有する被控訴人が,控訴人の輸入・販売する被告各製品は本
件特許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法100条1項に基
づき,被告各製品の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入,又はその譲渡
若しくは貸渡しの申出の差止めを求めるとともに,②同条2項に基づき,被告各製
品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社ハーベイ・ボール・ 原告株式会社子供玩具研究所
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商標法4条1項11号 特許法131条の2 商標法4条1項19号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する一部無効・一部不成立審決のうち一部無
効部分の取消訴訟である。争点は,①手続違背(要旨変更の看過)の有無,②本件
商標と引用各商標の類否判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10038控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告)KDDI株式会社高石秀樹 控訴人(一審原告)株式会社コアアプリ 被控訴人(一審被告)KDDI株式会社高石秀樹
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コン
ピュータシステム」とする本件特許権を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴
人が販売するスマートフォン「PTL21」(被控訴人製品)にインストールされて
いるソフトウェア(本件ホームアプリ)及び被控訴人製品が本件特許権を侵害する
と主張して,民法709条に基づき,損害賠償金412万7760円(特許法10
2条3項により算定される損害額5億8968万円の一部である393万1200
円と弁理士費用19万6560円の合計額)及びこれに対する不法行為後の日(被
控訴人に対する通知書到達の日の翌日)である平成27年10月30日から支払済
みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10037控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告)KDDI株式会社高石秀樹被控訴人(一審
)LGElectronics 控訴人(一審原告)株式会社コアアプリ 被控訴人(一審被告)KDDI株式会社高石秀樹
(一審被告)LGElectronics
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コン
ピュータシステム」とする本件特許権を有する控訴人が,被控訴人らに対し,被控
訴人LGが輸入し,被控訴人KDDIが販売するスマートフォン「LGL21」(被
控訴人製品)にインストールされているソフトウェア(本件ホームアプリ)及び被
控訴人製品が本件特許権を侵害すると主張して,民法709条に基づき,損害賠償
金508万0320円(特許法102条3項により算定される損害額9億6768
万円の一部である483万8400円と弁理士費用24万1920円の合計額)及
びこれに対する不法行為後の日(被控訴人KDDIに対する通知書到達の日の翌日)
である平成27年10月30日から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年11月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)12671
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社スーパーツール
の行為
は,平成25年頃以降,
商品を台湾から輸入し,単品又は「プロ用デラッ
は,原告主張特徴ⅠないしⅢを個別に取り出して,技術的機能にのみ由来
の挙げた他社製の工具箱は原告商品の形態と異なっており,把手が可倒式では
商品の販売が不正競争行為に該当するという原告の主張には理由がない。
はその後
商品を1万3340円に値上げして販売を継続しており,平成2
商品の利益率は20パーセントを下らないと考えられるから,
は,
商
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不正競争防止法2条1項1号 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告商品」という。)を製造販売する
原告が,同商品の形態が周知の商品等表示であることを前提に,被告による別紙被告
商品目録記載の商品(以下「被告商品」という。)の販売行為等が不正競争防止法2条
1項1号の不正競争行為に当たると主張して,被告に対し,不正競争防止法3条1項
に基づき被告商品の譲渡等の差止め,同条2項に基づき被告商品の廃棄を求めるとと5
もに,同法4条に基づき,不法行為に基づく損害賠償及びこれに対する不法行為後の
日である平成29年1月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官大森健司 原告株式会社もりもと小林基子
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商標法3条1項4号 商標法3条2項
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取
消訴訟である。争点は,商標法3条1項4号該当性の有無及び同条2項該当性
の有無である。
▶判決の詳細
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