権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年1月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)4815一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
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特許法102条2項 特許法101条2号 特許法70条1項 民法709条
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侵害 | 104回 | 特許権 | 73回 | 実施 | 41回 | 損害賠償 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「油冷式スクリュ圧縮機」とする発明に係る特許権20
(以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有して
いた原告が,被告の製造,販売に係る別紙被告製品目録記載1及び2の各製品は本
件特許の特許請求の範囲請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術
的範囲に属するとして,上記各製品の製造,販売行為につき,被告に対し,本件特
許権侵害の不法行為(予備的に,原告の営業上の利益を侵害する不法行為)に基づ25
き,損害賠償金126億2356万2116円及びうち別紙「請求金額一覧表」の
「損害賠償金」欄記載の各金員に対する不法行為後の日である同別紙の「遅延損害
金起算日」欄記載の各日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和2年1月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)24290請求棄却
損害賠償及び特許権使用の実施料の支払い請求事件 (水栓エルボ挟み込み連結固定具及び25取り付け足)
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特許法112条4項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,原告・被告の共有特許に係る実施品を被告が製
造・販売したとして,原被告間の共同出願契約に基づき,平成9年7月1日から
平成29年6月30日までの間の実施料額の一部である100万円の支払を求20
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6334一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (非水系毛髪化粧料および毛髪処理方法)
被告株式会社ナプラ
株式会社ビー・エス・ピー
ら
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項
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侵害 | 32回 | 特許権 | 20回 | 損害賠償 | 12回 | 差止 | 9回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「非水系毛髪化粧料および毛髪処理方法」とする特許権を
有する原告が,別紙「被告製品目録」記載1及び2の毛髪化粧料(以下「被告製品」
といい,同目録記載1のものを「被告製品1」と,同目録記載2のものを「被告製20
品2」という。)を製造販売等した被告らに対し,特許法100条1項及び2項に
基づき,被告製品の製造販売等の差止め及び被告製品の廃棄を請求するとともに,
不法行為に基づき,主位的には特許法102条2項に基づく損害及び弁護士費用相
当額の,予備的には同条3項に基づく損害及び弁護士費用相当額の賠償及びこれに
対する不法行為の最終日である平成31年4月2日から支払済みまで民法所定の年25
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和2年1月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加齢性疾患及び身体機能低下の予防用組成物及び予防用栄養組成物)
被告特許庁長官光本美奈子 原告株式会社山田養蜂場本社清水義憲
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実施 | 35回 | 審決 | 21回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
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特許権
令和2年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スクラブ石けんの製造方法)
被告株式会社長寿乃里
株式会社イング山上祥吾
両名 原告日本生化学株式会社佐藤史肇
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告らは,平成19年1月31日,発明の名称を「スクラブ石けんの製造方
法」とする発明について特許出願をし,平成22年3月12日,設定の登録を受け
た(特許第4473278号。甲33。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成30年1月26日,本件特許に対する特許無効審判を請求し,
無効2018-800006号事件として係属した。
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特許権
令和1年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10174審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (紙製包装容器の製造法及び紙製包装容器)
被告テトララバルホールディングス 原告エスアイジーテクノロジーアーゲー高石秀樹
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特許法126条6項 特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「紙製包装容器の製造法及び紙製包装容器」とする
発明について,平成13年7月30日(優先日2000年(平成12年)7月
31日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日と
する特許出願(特願2002-516167号。以下「本件出願」という。)
をし,平成23年9月30日,特許権の設定登録(特許第4831592号。
請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲24,
50)。
(2) 原告は,平成29年2月8日,本件特許の特許請求の範囲の請求項2及び
3に係る発明についての特許を無効とすることを求める特許無効審判(無効
2017-800020号事件)を請求した(甲37)。
被告は,同年5月30日付けで,請求項2及び3を一群の請求項として訂
正する訂正請求(甲39)をした後,同年11月2日付けの審決の予告(甲2
5)を受けたため,平成30年2月13日付けで,請求項2及び3を一群の請
求項として訂正する訂正請求(以下「本件訂正」という。甲48)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10006等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気道流路および肺疾患の処置のためのモメタゾンフロエートの使用)
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特許法148条3項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 第2事件原告は,名称を「気道流路および肺疾患の処置のためのモメタゾ
ンフロエートの使用」とする発明に係る特許権(特許第3480736号。
平成7年1月26日出願。優先日平成6年1月27日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国。平成15年10月10日設定登録。請求項
の数3。以下,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者で
ある(甲A44)。
(2) 被告は,平成27年8月24日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2015-800166号事件として審理した。第1事件原告
は,特許法148条3項に基づき同審判に参加した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10027審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (椅子式マッサージ機)
被告株式会社フジ医療器辻本良知 原告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太
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特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「椅子式マッサージ機」とする発明に係る特許権(特許第
5162718号。平成24年7月23日出願(以下「本件出願日」という。),
平成24年12月21日設定登録。請求項の数2。以下,同特許権に係る特
許を「本件特許」という。)の特許権者である。本件特許に係る出願は,特
願2006-220454号(平成18年8月11日出願。以下「本件遡及
出願日」という。)の分割出願である特願2011-185543号(平成
23年8月29日出願。以下「原出願」という。)について,更に分割出願
されたものであり,平成24年7月23日付けで特許請求の範囲及び明細書
について手続補正がされた(以下「本件補正」という。)。(甲7,8,1
6,17)
(2) 原告は,平成30年1月29日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2018-800007号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)39914
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (携帯電話,Rバッジ,受信装置)
被告シャープ株式会社名越秀夫
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民法709条 特許法102条3項 特許法126条1項
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[概要] 1 本件は,その発明の名称を「携帯電話,Rバッジ,受信装置」とする特許第25
4789092号(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特
許権」という。)を有する原告が,別紙物件目録記載の各スマートフォン(以
下「被告製品」という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発
明(後記2(3)イによる訂正後のもの。以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属し,被告は被告製品を製造・販売等することにより本件特許権を侵害
したとして,民法709条に基づき,損害額の一部である1億円及びこれに対5
する最後の出荷日の後の日である平成30年1月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光照射装置)
被告シーシーエス株式会社 原告株式会社レイマック
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特許法126条6項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成20年7月30日,発明の名称を「光照射装置」とする発明
について特許出願(特願2008-197040号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成21年8月28日,特許権の設定登録(特許第43664
31号。請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。甲17の2)
を受けた。
被告は,平成29年12月25日,本件特許の特許請求の範囲の請求項1
及び3を変更し,請求項2を削除する訂正を求める審判請求(訂正2017
-390157号)をし,平成30年3月20日付けで訂正を認める審決が
され,同審決は,同月29日に確定した。さらに,被告は,同月15日,本
件特許の特許請求の範囲の訂正(以下「本件訂正」という。)を求める審判
請求(訂正2018-390056号。甲15)をし,同年6月15日付け
で訂正を認める審決(甲16)がされ,同審決は,同月25日に確定した(甲
25)。
⑵ 原告は,平成30年4月26日,本件特許について特許無効審判を請求(無
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10052控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)IPsoftJapan株式会社忠津充 控訴人(一審原告)X江間布実子 被控訴人(一審被告)IPsoftJapan株式会社忠津充
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特許法100条1項 特許法70条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人の有する本件各特許権に係る特許発明の技術的範
囲に属する原判決別紙1記載の製品(本件製品)を被控訴人が製造販売等する行為
が本件各特許権の直接侵害又は間接侵害に当たるなどと主張して,被控訴人に対し,
特許法100条1項に基づく本件製品の製造,譲渡等の差止めと,民法709条,特
許法102条3項に基づく損害賠償として4500万円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年5月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10053審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二重瞼形成用テープまたは糸及びその製造方法)
被告株式会社アーツブレインズ兼松由理子 原告株式会社フィートジャパン弓削田博
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特許法145条1項 特許法29条1項2号 特許法123条2項 特許法135条
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無効 | 158回 | 特許権 | 102回 | 無効審判 | 91回 | 審決 | 45回 |
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[概要] 1 前提事実
(1) Aは,平成13年5月29日,発明の名称を「二重瞼形成用テープまた
は糸及びその製造方法」とする発明について,特許出願(特願2001-
160951号,優先日平成12年10月3日(以下「本件優先日」とい
う。),優先権主張国日本。以下「本件出願」という。)をし,平成14
年2月8日,特許権の設定登録(特許第3277180号。請求項の数1
1。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本
件特許権」という。)を受けた(甲41,44)。
その後,被告は,Aから本件特許権を譲り受け,平成29年1月11日を
受付日とする本件特許権の移転登録を受けた(甲41)。
(2)ア 被告と原告,株式会社センティリオン(以下「センティリオン」とい
う。)及びBは,平成29年8月21日,同日付け和解契約書(以下「本
件契約書」という。甲17(審判乙3))をもって,和解契約(以下「本
件和解契約」という。)を締結した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10053控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社アイエスティー服部倫子 被控訴人ハリマ化成株式会社播摩洋平
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民法130条 民法715条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,特許権の専用実施権等に係る設定契約(本件契約)の相手
方である被控訴人に対し,①主位的に,同契約において一時金として約定された実
施料の請求権に基づき,4500万円及びこれに対する平成28年6月21日(約
定の契約成立から60日が経過した後)から支払済みまで商事法定利率年6分の割
合による遅延損害金の支払を求め,②予備的に,被控訴人は本件契約の効力の発生
に係る停止条件を成就させる意思がないのに,本件契約を締結して,控訴人の有す
るノウハウ等を詐取した旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,4
500万円及びこれに対する同月20日(不法行為の後)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告ハネウェル・インタ―ナショナル・インク乾裕介 原告株式会社デンソーウェーブ
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特許法36条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「光学情報読取装置」とする特許(特許第382348
7号。請求項の数2。平成9年10月27日出願,平成18年7月7日設定登録。甲
80。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)34728請求棄却
特許権に基づく損害賠償請求事件 (分割起点形成方法及び分割起点形成装置)
原告株式会社東京精密
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特許法101条2号
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[概要] 原告は,分割起点形成方法及び分割起点形成装置の特許に係る特許権者であ
るところ,SDレーザソー(別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製
品」という。)が搭載された,ウェーハに所定の条件でレーザ光を照射するため
の装置),研削装置を含めたSDBGプロセス(「SDBG」とは,「Stealth
Dicing Before Grinding」の略。)を実行するために必要な全ての装置(ただし,15
エキスパンド装置を除く。)からなるシステム(以下「SDBGプロセス実行シ
ステムB」という。)は,上記特許に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張
している。
そして,本件は,原告が,被告に対し,被告各製品の製造販売等は,特許法
101条2号による間接侵害に該当するから,上記特許権を侵害するとみなさ20
れる旨主張して,上記特許権に基づき,被告各製品の製造,譲渡等の差止めを
求めるとともに,上記侵害行為を組成したものであるとして,被告各製品の廃
棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7532一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (光照射装置)
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特許法102条2項 特許法126条6項 特許法102条3項 特許法126条
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実施 | 146回 | 特許権 | 126回 | 侵害 | 61回 | 損害賠償 | 21回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「光照射装置」とする発明に係る特許権(以下「本件
特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有する原告が,被告
の製造,販売に係る別紙被告製品目録記載1~7の各製品(以下,個別には番号に10
従って「被告製品1」などといい,また,これらを併せて「被告各製品」という。)
が,後記2(2)の再訂正後の本件特許の請求項1に係る発明(以下「本件再訂正発
明」という。)の技術的範囲に属するとして,上記各行為につき,被告に対し,以
下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(行ウ)157等請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国
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特許法112条の2 特許法112条の3 特許法18条の2 特許法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は,保有していた特許4763758号の特許権(以下「本件特許権1」と
いう。),特許第4889443号の特許権(以下「本件特許権2」という。)及び特
許第4942437号の特許権(以下「本件特許権3」といい,本件特許権1及び
本件特許権2と併せて「本件各特許権」という。)の各第4年分の特許料について特
許法112条1項により追納できる期間を徒過し,同法112条の2による特許権25
の回復を求めて,特許庁長官に対し,同条1項に基づいて本件各特許権の第4年分
及び第5年分の特許料及び割増特許料を納付する旨の各納付書(以下「本件各納付
書」という。)を提出したものの,特許庁長官により本件各納付書に係る手続をそれ
ぞれ却下する処分(以下「本件各処分」という。)を受けた原告が,本件各処分は,
同条第1項所定の「正当な理由」の解釈適用を誤ってされた違法なものであるとし
て,被告に対し,本件各処分の取消しを求める事案である。5
被告は,本案前の主張として,本件各処分を取り消しても本件各特許権が存続し
た状態で回復する可能性はなく,原告は回復すべき法律上の利益を有しないため,
本件各処分の取消しを求める訴えはいずれも訴訟要件(訴えの利益)を欠く不適法
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流体圧シリンダ及びクランプ装置)
被告株式会社コスメック井上裕史 原告パスカルエンジニアリング株式会社
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特許法36条6項1号 特許法123条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月11日,発明の名称を「流体圧シリンダ及びクラ
ンプ装置」とする特許出願(特願2016-78545号。以下「本件出願」
といい,本件出願に係る願書に最初に添付されていた明細書〔甲1-1〕及
び図面〔甲1-3〕を「本件当初明細書」,本件当初明細書及び特許請求の
範囲〔甲1-2〕を「本件当初明細書等」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10049審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置)
被告グーグルエルエルシー 原告X
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特許法123条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及びプロント・ワールドワイド・リミテッドは,平成14年5月13
日(優先日平成13年5月15日,優先権主張国台湾 優先日平成13年9
月25日,優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2002
-590620号)の一部を分割して,発明の名称を「実時間対話型コンテ
ンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法
及び装置」とする発明について特許出願(特願2008-266432号。
以下「本件出願」という。)をし,平成24年7月6日,特許権の設定登録
(特許第5033756号。請求項の数7。以下,この特許を「本件特許」
という。甲3,26)を受けた。
⑵ 被告は,平成29年5月16日,本件特許について特許無効審判を請求(無
効2017-800069号事件)した(甲4)。
特許庁は,平成31年1月17日,「特許第5033756号の請求項1
-7に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「本件審決」
という。)をし,その謄本は,同月25日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アクセスポートおよびその識別方法)
被告ビー・ブラウンエースクラッ
ビー・ブラウンメディカル黒田佑輝
ら 原告シー・アール・バード・イン
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特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成24年7月12日,発明の名称を「アクセスポートおよびその
識別方法」とする発明について特許出願(平成18年3月6日を国際出願日,平成
17年3月4日を優先権主張日とする特願2007-558331号の分割出願。)
をし,平成28年10月7日,設定の登録を受けた(特許第6018822号。甲
1。請求項の数6。以下「本件特許」という。)。
(2) 被告らは,平成29年5月22日,これに対する無効審判を請求し,無効2
017-800070号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10154審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (地上,地下と地面)
被告特許庁長官 原告有限会社久美川鉄工所
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 原告は,平成29年12月18日,発明の名称を「地上,地下と地面」とする
特許出願をし,平成30年9月11日付けで拒絶査定を受けた。
2 原告は,平成30年11月15日,拒絶査定不服審判を請求し,不服201
8-15212号事件として係属した。
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特許権
令和1年11月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10046
特許権侵害行為差止請求控訴事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10110等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (セレコキシブ組成物)
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特許法148条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「セレコキシブ組成物」とする発明について,平成
11年11月30日(優先日平成10年11月30日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願200
0-584884号。以下「本件出願」という。)をし,平成16年6月1
1日,特許権の設定登録(特許第3563036号。請求項の数19。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲イ48,74)。
(2)ア 原告東和薬品は,平成28年9月30日,本件特許について特許無効審
判(無効2016-800112号事件。以下「本件無効審判」という。)
を請求した(甲イ49)。
イ 原告日本ケミファは,本件無効審判について,平成29年8月3日付け
で特許法148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請を
し,同年9月5日付けで参加許可の決定を受けた。
原告ヘキサルは,本件無効審判について,同年9月25日付けで特許法
148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請をし,同年
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8302
損害賠償請求事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告シャープ株式会社
の行為
製品に係る,本件各発明の構成要件充足性(争点1)
製品には「マウス」は同梱されておらず,
の上記主張は,争う。本件発明と,乙7発明とは,相違するものであ
の上記主張は,争う。乙8システムを,乙7発明に適用することには
製品の販売価格は7万6000円であり,販売台数は20万台を超え
製品の構成 原告株式会社コアアプリ
は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コン
が被告から受けるべき金銭の額であり,
は同額の損害を被った。原
の上記主張は,争う。
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項
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[概要] 原告は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
ュータシステム」とする特許に係る特許権者であるところ,被告のスマートフ
ォン「SHV32」(以下,これにインストールされているソフトウェア(以下25
「本件ホームアプリ」という。)も含めて「被告製品」という。)は,上記特許
に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張している。
そして,本件は,原告が,被告に対し,被告製品の製造販売は,上記特許権
を侵害すると主張して,民法709条,特許法102条3項に基づき,不法行
為による損害賠償金9億1200万円のうち456万円及びこれに対する不法
行為の後である平成28年8月11日(被告に対する通知書到達の日の翌日)5
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による金員の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10149審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷却空洞が改善されたピストン)
被告特許庁長官鈴木充 原告テネコ・インコーポレイテッド
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法162条 特許法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ フェデラル-モーグル コーポレイション(平成29年3月24日に「フェ
デラル-モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」に名称変更し,平成
30年10月1日付けで原告と合併した。以下,合併の前後を通じて「原告」とい
う。)は,平成25年2月8日,発明の名称を「冷却空洞が改善されたピストン」と
する特許出願をした(特願2014-556707号。甲3。請求項数6。優先権主
張:平成24年2月10日,アメリカ合衆国)。原告は,平成29年1月27日付け
で拒絶理由通知(甲4。以下「本件拒絶理由通知」といい,その通知書を「本件拒絶
理由通知書」という。)を受けたので,同年4月21日付け手続補正書により特許請
求の範囲を補正した(甲6。以下「4月21日付け補正」という。請求項数5。)。
原告は,平成29年5月25日付けで拒絶査定(甲7。以下「本件拒絶査定」とい
い,その拒絶査定書を「本件拒絶査定書」という。)を受けたので,同年9月26日,
これに対する不服の審判を請求するとともに(甲8),同日付けで手続補正書を提出
した(甲9。以下「本件補正」という。請求項数5。)。
(2) 特許庁は,これを不服2017-14219号事件として審理し,平成30
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電解コンデンサ用タブ端子)
被告株式会社アプトデイト 原告湖北工業株式会社高田泰彦
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特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,名称を「電解コンデンサ用タブ端子」とする発明に係る特許権(特
許第4452917号。平成15年12月25日出願,平成14年12月2
7日優先権主張,平成22年2月12日設定登録。請求項の数16。以下,
同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲24)。
(2) 被告は,平成28年9月16日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2016-800109号事件として審理した。原告は,平成
30年4月10日付けで訂正請求(以下「本件訂正」という。)をした(甲
26)。
(3) 特許庁は,上記(2)記載の訂正請求をいずれも認められないとして,平成
30年12月26日,「特許第4452917号の請求項1ないし13に係
る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「審決」という。)
をし,その謄本は,平成31年1月9日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成31年2月7日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ランタン化合物を含む医薬組成物)
被告コーアイセイ株式会社 原告バイエル薬品株式会社
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特許法153条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲各証拠及び弁論の全趣旨から認められる
事実)
⑴ 原告は,名称を「ランタン化合物を含む医薬組成物」とする発明に係る特
許権(特許第6093829号。出願日 平成27年10月2日,設定登録
日 平成29年2月17日。請求項の数27。以下,「本件特許権」とい
い,本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲
1)。
⑵ 被告は,平成29年8月4日,本件特許につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は,上記請求を無効2017-800104号事件として審理し
た。
⑶ 原告は,平成29年10月30日,特許請求の範囲の請求項1から27ま
でにつきその範囲の減縮等を内容とする訂正請求を行った後,平成30年8
月3日,かかる訂正後の特許請求の範囲の請求項1から27までの一部を削
除し,また,独立形式に改めるなどして,請求項の数を63とすることを内
容とする訂正請求を行った(甲49,61。以下,平成30年8月3日の訂
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)11147請求棄却
損害賠償請求事件 (流体吐出管構造体)
被告株式会社塩
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特許法2条1項 特許法29条2項 特許法102条2項 特許法36条4項1号
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無効 | 23回 | 進歩性 | 20回 | 新規性 | 12回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「流体吐出管構造体」とする発明に係る特許権(以下
「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有する原告が,
被告が製造,販売する加工液改良装置ないし加工液せん断装置は本件特許の請求項
1及び3に係る各発明(以下,請求項の番号に従って「本件発明1」のようにいう。
また,これらを併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属するとして,当
該行為につき,被告に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金745
25万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年12月10日(訴状送
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太 原告株式会社フジ医療器辻本良知
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成14年6月3日にした特許出願(特願2002-16189
6号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2008-21138号)
の一部を更に分割して,平成23年7月19日,発明の名称を「マッサージ
機」とする発明について,新たに特許出願(特願2011-157490号。
以下「本件出願」という。)をし,平成25年3月1日,特許権の設定登録
(特許第5209091号。請求項の数4。以下,この特許を「本件特許」
という。)を受けた(甲1,23)。
(2) 原告は,平成25年5月24日,本件特許について特許無効審判(無効2
013-800091号事件。以下「前件無効審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)7788
職務発明対価請求事件
被告コルコート株式会社佐藤水暁
規則には,以下の規定が置かれている(甲3)。
の行為
は,令和元年5月15日の本訴第1回口頭弁論期日において,本件対
新製品が本件発明の実施品であるか(争点1)
新製品は,本件発明を実施するものである。
は,
旧製品が触媒として要求される性能を充たさず,本格販売に至
規則10条に褒賞金の支払時期について定めはなく,褒賞金の支払請求
規則10条が,前記のとおり,「職務発明に基づく発明の実施または 原告は,昭和53年4月に被告に入社し,本件特許の出願当時,被告に在
は,平成30年10月26日,被告に対し,本件対価請求権の支払を
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民法166条1項 特許法35条3項
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[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告が,被告が有していた特許第19971
41号の特許(以下「本件特許」という。)に関し,原告は本件特許に係る「球20
形で粒度分布の狭いマグネシウムアルコラートの合成方法」という名称の発明
(本件特許の願書に添付した明細書の特許請求の範囲の請求項1記載の発明。
以下「本件発明」という。)の発明者であり,特許を受ける権利を被告に承継
させたとして,被告に対し,特許法35条3項(平成16年法律第79号によ
る改正前のもの。以下同じ。)の規定による相当の対価の支払請求権(以下「本25
件対価請求権」という。)に基づき,806万4000円のうち300万円及
びこれに対する本件対価請求権の支払を請求した日の後である平成31年4
月12日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10023審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (脚立式作業台)
被告ジー・オー・ピー株式会社弓削田博 原告アルインコ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「脚立式作業台」とする発明に係る特許権(特許第625
4847号。以下「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本件特許」と
いう。)の特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,本件特
許の訂正後の請求項1及び2に係る発明の進歩性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10034控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理装置)
控訴人株式会社パッセルインテグレーション加藤伸樹 被控訴人ソフトバンクロボティクス株式会社和田祐造
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特許法102条3項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理
装置」とする特許(特許第3754438号。請求項の数15。以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有していた控
訴人が,被控訴人においてウェブサイト上で提供している別紙プログラム目録
記載のプログラム(以下「被告プログラム」という。)が本件特許の特許請求
の範囲の請求項14に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に
属し,被控訴人による被告プログラムのウェブサイト上での提供等が本件特許
権の侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為に
基づく損害賠償として3億4915万5000円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年10月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガスセンサ)
被告株式会社デンソー 原告日本特殊陶業株式会社
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特許法36条6項2号 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成25年9月25日,発明の名称を「ガスセンサ」とする発明につ
いて特許出願(優先権主張:平成24年11月20日,日本国)をし,平成27年6
月26日,設定の登録を受けた(特許第5765394号。甲1。請求項の数5。以
下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年3月15日,これに対する無効審判を請求し(甲19),
無効2017-800037号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10014控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
控訴人サノフィ株式会社東崎賢治 被控訴人アムジエン・インコーポレーテッド山口裕司
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特許法100条1項 特許法1条 民法1条3項 特許法100条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシ
ン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする2件の特許権を有する
被控訴人が,控訴人に対し,控訴人による被告製品及び被告モノクローナル抗体の
生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出が,本件各特許権を侵害する旨主張して,上記各
行為の差止め並びに被告製品及び被告モノクローナル抗体の廃棄を求める事案であ
る。
原判決は,被告モノクローナル抗体及び被告製品は,本件発明1及び2,本件訂
正発明1及び2の技術的範囲にそれぞれ属し,控訴人の主張する無効理由はいずれ
も理由がないなどとして,控訴人に対し,被告製品及び被告モノクローナル抗体の
生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出の差止め並びに被告製品の廃棄を命じ,被控訴人
のその余の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)10759一部認容
特許権に基づく製造販売禁止等請求事件
被告日本生化学株式会社
株式会社ブレーンコスモス
株式会社ビーシーリンク 原告株式会社イング
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特許法102条1項 特許法70条2項 民法724条 特許法36条6項1号
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特許権 | 36回 | 侵害 | 25回 | 実施 | 22回 | 損害賠償 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,特許第4473278号(発明の名称:スクラブ石けんの製造方法)
及び特許第4740373号(発明の名称:スクラブ石けん)の各特許権を共10
有する原告らが,被告日本生化学,被告ブレーンコスモス及び被告ビーシーリ
ンクに対し,被告日本生化学が製造,販売等し,被告ブレーンコスモス及び被
告ビーシーリンクが販売及び販売の申出をしている別紙被告製品目録記載の
製品の製造方法及び同製品は原告らの各特許権の技術的範囲に含まれ,被告日
本生化学,被告ブレーンコスモス及び被告ビーシーリンクらの上記各行為は特15
許権侵害の共同不法行為に当たると主張し,特許法100条1項及び2項に基
づき,被告製品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,同法10
2条1項に基づき,連帯して,原告長寿乃里につき損害賠償金5億3751万
3690円のうち4億6025万4930円,原告イングにつき損害賠償金4
億7390万3360円のうち4億2365万6910円及びこれらに対す20
る不法行為の後である被告日本生化学につき平成28年5月18日から,被告
ブレーンコスモス及び被告ビーシーリンクにつき同月19日(いずれも訴状送
達の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2067等一部認容
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求事件 (回転歯ブラシの製造方法及び製造装置)
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不正競争防止法2条1項21号 不正競争防止法3条 不正競争防止法4条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「回転歯ブラシの製造方法及び製造装置」とする発明
に係る特許権(特許第3981290号。以下「被告特許権」といい,これに係る
特許を「被告特許」という。)を有する被告P1及び被告特許権の専用実施権者で
ある被告会社が,後記(1)の書面送付行為をしたことに関し,被告らに対し,後記(2)20
の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7123請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (無線通信サービス提供システム及び無線通信サービス提供方法)
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特許法70条1項 特許法101条1号 特許法36条5項 特許法102条3項
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実施 | 17回 | 侵害 | 13回 | 特許権 | 12回 | 間接侵害 | 4回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「無線通信サービス提供システム及び無線通信サービ
ス提供方法」とする特許権を有する原告が,別紙「被告サービス目録」記載のイン25
ターネット上の広告配信サービス(以下「被告サービス」という。)を提供してい
る被告に対し,被告が特許発明の生産又は使用行為をし,又は間接侵害行為(特許
法101条1号,2号)をしたなどとして,同法100条1項に基づき,別紙「被
告サービス目録」記載の広告配信サービスの提供の差止めを請求するとともに,特
許権侵害の不法行為に基づき,損害の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日であ
る平成30年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金5
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10178請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (ゲームプログラム,ゲーム処理方法および情報処理装置)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告グリー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年9月27日に出願した特許出願(特願2013-20
1791号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2014-8628
4号)の一部を更に分割して出願した特許出願(特願2015-10739
号)を分割して,平成27年9月30日,発明の名称を「ゲームプログラム,
ゲーム処理方法および情報処理装置」とする発明について,新たに特許出願
(特願2015-192696号。以下「本件出願」という。)をし,平成
29年3月3日,設定登録(特許第6100339号。請求項の数21。以
下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲21,37)。
(2) 本件特許の請求項1ないし3,6ないし9,12ないし21について,平
成29年9月20日,Aから特許異議の申立て(異議2017-70089
1号事件)がされた(甲22)。
原告は,同年12月13日付けの取消理由通知(甲26)を受けたため,
平成30年2月19日付けで訂正請求(甲27)をした後,さらに,同年6
月28日付けの取消理由通知(決定の予告)(甲31)を受けたため,同年
▶判決の詳細
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