| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成30年7月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ICU鎮静のためのデクスメデトミジンの用途)
被告オリオンコーポレーション
ホスピーラインコーポレーテッド
ら 原告日新製薬株式会社
日本ケミファ株式会社
ら
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特許法39条1項 特許法123条1項5号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,発明の名称を「ICU鎮静のためのデクスメデトミジンの用途」
とする発明について,平成11年3月31日(優先日平成10年4月1日・
同年12月4日,優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(以下「本
件出願」という。)をし,平成22年10月15日,特許権の設定登録を受
けた(特許第4606581号。請求項の数12。以下,この特許を「本件
特許」という。甲67)。
(2) 原告らは,平成28年3月2日,本件特許について特許無効審判を請求し
た。
特許庁は,上記請求を無効2016-800031号事件として審理を行
い,平成29年4月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月21日,原告らに
送達された。
(3) 原告らは,平成29年5月19日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を
提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年7月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5273却下
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求事件
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| 特許権 | 104回 | | ライセンス | 80回 | | 侵害 | 47回 | | 実施 | 31回 |
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,原告製品の生産,譲渡,貸渡し,輸入
又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示を含20
む。)につき,被告らが,原告らに対し,被告クアルコム インコーポレイテ
ッド(以下「被告クアルコム」という。)が保有する特許権の侵害に基づく
損害賠償請求権及び上記特許権に基づく実施料請求権を有しないことの確認
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10195審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管体の屈曲部保護カバー)
被告有限会社フォーラム 原告旭産業株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,明確
性要件違反の有無及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年7月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)13005
不当利得返還請求事件 (リング式多段岩盤変動測定装置)
被告株式会社マコメ研究所平井佑希
は,磁気センサー,磁気スケール,磁気カードリーダー等,磁気応用
の行為
は,イ号物件と岩盤との間にはセメントが充填された隙間があり,イ
は,イ号物件の磁気変位センサーはボーリング孔の内面に配置したも
がイ号物件を製造した当時の特許権者はYであり,原告はYから不当利
は,原告から依頼を受けて,平成18年6月2日,原告に対し「デ
及びHは,平成18年6月頃,F観測井向け模擬試験を行った。
及びHは,平成18年9月27日から同年10月3日にかけて,
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特許法102条3項 特許法36条6項2号 民法703条
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[概要] 1 本件は,名称を「リング式多段岩盤変動測定装置」とする特許権(請求項の
数8。以下「本件特許権」又は「本件特許」といい,特許請求の範囲における20
請求項1の発明を「本件発明」という。)を有する原告が,被告が平成19年
に製造,販売したデジタル式2連地殻活動総合観測装置は,本件発明の技術的
範囲に属するところ,被告は実施料を支払うことなく上記装置を販売したこと
により,法律上の原因なく実施料相当額の利得を得たと主張して,被告に対し,
民法703条に基づく不当利得金1800万円及び民法704条前段所定の25
法定利息702万円の合計2502万円のうち100万円及びこれに対する
催告の後である平成28年10月21日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年7月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ウェーハレベルパッケージングにおけるフォトレジストストリッピングと残渣除去のための組成物及び方法)
被告富士フイルム株式会社 原告イー.ケー.シー.テクノロジー.
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。なお,本判決においては,「テトラメチルアン
モニウムヒドロキシド」を「TMAH」と,「コリンヒドロキシド」を「COH」と,
「ヒドロキシルアミン」を「HA」と,「ヒドロキシルアミン塩」を「HA塩」と,
「ヒドロキシルアミンサルフェート」を「HAS」とそれぞれ表記することがある。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年7月3日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10007控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (固体麹の製造方法)
控訴人カワタ工業株式会社河原秀樹 被控訴人株式会社フジワラテクノアート安井友章
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特許法29条2項 特許法104条の3 特許法101条5号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「固体麹の製造方法」とする特許第4801443号
の特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別紙被告製品目録記載の製品(被
告製品)を製造販売する被控訴人に対し,被告製品の製造販売行為は本件特許権の
間接侵害(特許法101条5号)に該当すると主張して,同法100条1項に基づ
きその行為の差止めを求めるとともに,不法行為に基づく損害賠償請求として●●
●●●●及びこれに対する平成25年1月1日(不法行為後の日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4292一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告ネオケミア株式会社
株式会社コスメプロ
株式会社アイリカ
株式会社キアラマキアート
リズム株式会社
株式会社アンプリー
合同会社SHIN
ウインセンス株式会社
株式会社コスメボーゼ
クリアノワール株式会社上記10名を「
コスメプロら」という。) 原告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法102条3項 特許法101条4号
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| 実施 | 160回 | | 進歩性 | 66回 | | 侵害 | 65回 | | 特許権 | 62回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記の各特許権を有する原告が,①被告ら又は第三者が製造,販売する
別紙「被告製品目録」記載の炭酸パック(以下「被告各製品」といい,各製品を同5
目録の番号に従い「被告製品1」などという。)が当該各特許権に係る発明の技術
的範囲に属し,それらの製造,販売が当該各特許権の一部の請求項に係る直接侵害
行為に該当するとともに,②被告各製品を製造,販売した行為が当該各特許権の一
部の請求項に係る間接侵害行為(特許法101条1号又は2号及び4号又は5号)
に該当し,③また被告ネオケミアがその一部の製品に使用する顆粒剤を製造,販売10
した行為が当該各特許権の一部の請求項の間接侵害行為(同条1号又は2号)に該
当するとして,被告らに対し,特許法100条1項に基づき,被告製品1,3ない
し5,8,9,11,13ないし15,17及び18の製造,販売等の差止めを,
同条2項に基づき,同製品等の廃棄を,特許権侵害の不法行為に基づき,主位的に
特許法102条2項,予備的に同条3項による損害の賠償及びこれに対する最終の15
不法行為の日又はその後の日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を請求した事案である。なお,原告は,損害賠償請求について主位的
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)28060確認
特許権侵害による損害賠償債務不存在確認等請求事件 (樹脂フィルムの連続製造方法及び装置及び設備)
被告株式会社カネカ 原告株式会社ヒラノテクシード青海利之
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| 損害賠償 | 29回 | | 特許権 | 24回 | | 実施 | 20回 | | 侵害 | 18回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「樹脂フィルムの連続製造方法及び装置及び設備」と
する別紙3特許権目録記載の各特許権(以下,「本件各特許権」といい,この
うち同目録記載2の特許権を「本件米国特許権」という。)を有していた被告
から独占的通常実施権の許諾を受けて,別紙1機械装置目録記載の各機械装置
(以下「本件各機械装置」という。)を製造し原告補助参加人に販売した原告20
が,被告に対し,①原告が原告補助参加人に本件各機械装置を製造販売し,原
告補助参加人が本件各機械装置を使用して別紙2製品目録記載の各製品(以下
「本件各製品」という。)を製造販売したことにつき,被告が原告及び原告補
助参加人に対して本件各特許権の侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠償
請求権(以下「本件損害賠償請求権」という。)を有しないことの確認を求め25
る(以下「本件不存在確認請求」という。)とともに,②原告が上記通常実施
権の許諾時から現在に至るまで原告補助参加人に対して本件各機械装置を使用
させることができる地位にあったことの確認を求める(以下「本件地位確認請
求」という。)事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)14142請求棄却
損害賠償等請求事件 (入力制御方法,コンピュータ,および,プログラム)
被告AppleJapan合同会社 原告株式会社JUICEDESIGN田口洋介
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特許法29条1項3号 特許法65条1項 特許法102条3項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,発明の名称を「入力制御方法,コンピュータ,および,プログラム」
とする特許権を有する原告が,被告によるスマートフォン製品の輸入・販売が原
告の上記特許権を侵害すると主張して,被告に対し,民法709条,特許法105
2条3項に基づく損害賠償金498億4168万3808円の一部である540
0万円,特許法65条1項に基づく補償金63億7162万3600円の一部で
ある5400万円,及び弁護士費用相当額2160万円の合計1億2960万円
及びこれに対する平成29年5月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。10
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10178審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (経口投与用組成物のマーキング方法)
被告エーザイ・アール・アンド・ 原告トライスターテクノロジーズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「経口投与用組成物のマーキング方法」とする発明
について,平成18年5月24日(優先日平成17年5月26日)を国際出願
日とする特許出願(特願2007-517849号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成25年8月16日,特許権の設定登録を受けた(特許番号第
5339723号。請求項の数22。以下,この特許を「本件特許」という。
甲16)。
(2) 原告は,平成28年10月31日,本件特許について特許無効審判を請求
した(甲17)。
特許庁は,上記請求を無効2016-800126号事件として審理を行
い,平成29年5月23日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年6月2日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成29年9月27日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10151審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (第FVIII因子ポリマー結合体)
被告特許庁長官關政立 原告バクスアルタゲーエムベーハーイテッド
バクスアルタインコーポレ
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特許法43条5項 特許法184条の3 特許法43条
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| 優先権 | 155回 | | 実施 | 42回 | | 審決 | 13回 | | 新規性 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,平成21年7月29日,米国において平成20年8月1日にされ
た特許出願(以下「本件基礎出願」という。)に基づく優先権を主張する申立てを
伴い,発明の名称を「第FVIII因子ポリマー結合体」とする国際出願(PCT
/US2009/052103)をし,その後,国内移行の手続をとった(特願2
011-521284。以下「本願」という。)。
(2) 原告らは,平成27年1月28日付けで拒絶査定を受け,同年6月1日,こ
れに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10001一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
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民法709条
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| 特許権 | 36回 | | 侵害 | 30回 | | 損害賠償 | 26回 | | 差止 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装
置」とする発明に係る特許権(「本件特許権」又は「本件特許」)を有する
1審原告が,① 原判決別紙物件目録1記載の生海苔異物除去機(本件装置
(WK型))及び同目録2記載の生海苔異物除去機(被告装置(LS型))
が本件各発明の技術的範囲に属すること,② 同目録3記載の固定リング
(本件固定リング)及び同目録4記載の板状部材又はステンチップ(本件板
状部材)は被告装置(被告装置(WK型)と被告装置(LS型)を併せたも
の)の「生産にのみ用いる物」(特許法(以下「法」という。)101条1
号)に当たることを主張して,1審被告らに対し,以下の各請求をした事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10029控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法)
控訴人ウシオ電機株式会社相良由里子 被控訴人株式会社ブイ・テクノロジー鈴木一徳
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特許法104条の3 特許法100条1項 特許法102条1項 特許法126条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方
法」とする特許第5344105号の特許権(本件特許権)を有する控訴人が,
原判決別紙物件目録記載の光配向用偏光光照射装置(被告製品。なお,その基
本的な構成は,原判決別紙被告製品説明書(平成29年2月10日付け更正決
定による更正後のもの。以下同じ。)記載のとおりである。)の製造,販売及
び販売のための展示その他の販売の申出(製造販売等)をしている被控訴人に
対し,被控訴人が被告製品を製造販売等することは本件特許権を侵害する行為
であると主張して,特許法100条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止
め,及び同条2項に基づく被告製品の廃棄を求めるとともに,本件特許権侵害
の不法行為(対象期間・ 行為は,平成26年1月1日以降,本件訴訟の提起の
日である平成27年7月3日までの被告製品の販売。)による損害賠償として
10億7600万円(特許法102条1項により算定される損害額。なお,予
備的に同条3項により算定される損害額である2億1980万円)及びこれに
対する不法行為の日以後である同月23日から支払済みまでの民法所定年5分
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10096控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (携帯端末サービスシステム)
控訴人X田中大介 被控訴人株式会社サイバーエージェント池村聡
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民法703条
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[概要] 1 本件は,その名称を「携帯端末サービスシステム」とする特許第45470
77号の特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別紙被告システム目録記
載1及び2の各システム(被告システム)を作成,使用している被控訴人に対し,
被告システムが本件特許の請求項1記載の発明(本件発明)の技術的範囲に属し,
被控訴人の上記行為は本件特許権を侵害すると主張して,民法703条に基づく不
当利得の返還として,実施料相当額40億円の一部である10万円及びこれに対す
る平成28年11月15日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10250審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法)
被告株式会社ブイ・テクノロジー鈴木一徳 原告ウシオ電機株式会社相良由里子
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10153審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱間プレス用めっき鋼板)
被告新日鐵住金株式会社橋口尚幸 原告JFEスチール株式会社前田将貴
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特許法167条 特許法29条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 出願経過等
ア 住友金属工業株式会社(以下「住友金属工業」という。)は,平成13
年8月31日,発明の名称を「熱間プレス用めっき鋼板」とする発明につ
いて特許出願(特願2001-264591号)をし,平成16年8月6
日,特許権の設定登録(特許第3582504号)を受けた(請求項数7。
甲10の1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
イ 被告は,平成24年10月1日,住友金属工業を吸収合併し,上記特許
権を承継取得した(弁論の全趣旨)。
(2) 別件の無効審判請求事件の経過等
ア 原告は,平成25年11月8日,本件特許の請求項1ないし7に係る発
明について特許無効審判を請求し,無効2013-800214号事件と
して特許庁に係属した(以下「先行事件」という。)。
イ 被告は,平成26年2月7日,本件特許に係る明細書及び特許請求の範
囲を訂正明細書記載のとおり訂正する旨の訂正請求をした(甲10の2,
▶判決の詳細
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特許権
平成30年6月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10004控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
控訴人X 被控訴人新日鐵住金株式会社緒方彰人
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特許法35条
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①主位的に,職務発明規程により職務発明
である●●●●●●●●●●●●●●●●に関する発明(本件発明)について被控
訴人に特許を受ける権利を取得させたとして,特許法35条(平成27年法律第5
5号による改正前のもの。以下同じ。)に基づく相当の対価●●●●●●●●●の
一部である1億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成28年12月1
3日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めると
ともに,②予備的に,黙示の合意により,本件発明について被控訴人に特許を受け
る権利を譲渡したとして,同合意に基づく相当の対価の一部として,上記①と同額
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)41720請求棄却
損害賠償請求事件 (地震到来予知システム)
被告国
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特許法102条3項 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,発明の名称を「地震到来予知システム」とする特許権を有する原告が,
被告の組織の一部である気象庁において行う緊急地震速報が原告の上記特許権
を侵害していると主張して,被告に対し,民法709条,特許法102条3項に
基づき,損害賠償金2億7000万円の一部請求として1000万円及びこれに
対する訴状送達日の翌日である平成29年1月14日から支払済みまで民法所5
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めると共に,特許法106条に基
づき,信用回復措置として謝罪広告の新聞掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表面硬化処理装置及び表面硬化処理方法)
被告オリエンタルエンヂニアリング 原告パーカー熱処理工業株式会社佐竹勝一
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成21年7月21日,発明の名称を「表面硬化処理装置及び表面
硬化処理方法」とする発明について特許出願をし,平成26年10月10日,特許
権の設定登録を受けた(特許番号第5629436号。請求項の数4。以下「本件
特許」という。甲20)。
(2) 原告は,平成28年5月11日,本件特許のうち請求項2ないし4について
無効審判を請求し(甲21),特許庁は,上記審判請求を無効2016-8000
55号事件として審理を行った。
(3) 被告は,平成28年7月22日付けで,本件特許について訂正を請求した
(以下「本件訂正」という。甲23)。
(4) 特許庁は,平成29年4月13日,本件訂正を認めた上,「本件審判の請求
は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」とい
う。)をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
(5) 原告は,平成29年5月12日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10167請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (積層フィルム)
被告特許庁長官井上茂夫 原告帝人株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法17条の2 特許法134条2項
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを認めて特許を取り消した決定に対する取消訴訟であ
る。
争点は,特許法29条の2違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10197審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (処理可能な高熱中性子吸収Fe基合金)
被告特許庁長官板谷一弘 原告シーアールエスホールディングス
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特許法12条 特許法121条2項 特許法121条1項 特許法121条
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を却下した審決の取消訴訟であ
る。争点は,特許出願手続において代理人の追加選任がされた場合におけるそれ以
前から選任されていた代理人に対する拒絶査定の謄本の送達の効力である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)1190一部認容
職務発明対価請求事件
被告ソニー株式会社富岡英次 原告X小林英了
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特許法101条4号 特許法101条5号 特許法101条1号 特許法101条2号
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| 実施 | 389回 | | 侵害 | 54回 | | 間接侵害 | 52回 | | 分割 | 48回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,職務発明について特許
を受ける権利を被告に承継させたことにつき,平成16年法律第79号による10
改正前の特許法(以下「旧法」という。)35条3項の規定に基づき,相当の
対価の未払分296億6976万3400円の一部である5億円及びこれに対
する請求の日(訴状送達の日)の翌日である平成27年1月29日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10033等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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特許法65条1項 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,その名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする特許
権(本件特許権)を有する被控訴人らが,控訴人の製造,譲渡する改修引戸
装置である被告各装置は本件特許権の特許請求の範囲請求項4に係る発明の
技術的範囲に属すると主張して,控訴人に対し,①被告各装置の製造・譲渡
の差止め等を求めるとともに,②被控訴人ら各自に対し,出願公開中の補償
金として5152万1946円,不法行為に基づく損害賠償金として特許法
102条2項に基づき4億1678万0500円,弁護士・弁理士費用とし
て4167万8000円の合計5億0998万0446円及びうち5152
万1946円に対する平成23年10月8日(本件特許登録日の翌日)から,
うち4億5845万8500円に対する平成26年4月8日(訴状送達の日
の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10081審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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| 実施 | 146回 | | 審決 | 134回 | | 無効 | 32回 | | 進歩性 | 15回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする発
明に係る特許の特許権者である(特許第4839108号。請求項の数6。以
下「本件特許」という。)。その出願から設定登録に至る手続の経緯は,以下
のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする発
明に係る特許の特許権者である(特許第4839108号。請求項の数6。以
下「本件特許」という。)。その出願から設定登録に至る手続の経緯は,以下
のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10129
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官山崎勝司 原告築野食品工業株式会社勝又政徳
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特許法36条6項1号 特許法120条の5
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年3月5日(優先権主張:同年2月4日),「米糖化物
並びに米油及び/又はイノシトールを含有する食品」と題する発明につき特
許出願(特願2015-43376号。以下「本件出願」という。)をし,
特許査定を受けて,平成27年10月2日,特許第5813262号として
特許権の設定登録がされた(以下「本件特許」という。)。
(2) 平成28年5月13日,本件特許につき特許異議の申立てがあり,特許庁
は,これを異議2016-700420号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7906請求棄却
承継参加申立事件
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特許法74条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,脱退被告の地位を承継した参加人に対し,参加人が登録名義を有15
する別紙特許目録記載1ないし3の特許権(以下「本件特許権1」などといい,併せ
て「本件各特許権」という。また,同特許権に係る特許をそれぞれ「本件特許1」な
どといい,併せて「本件各特許」という。)が,いわゆる冒認出願に対して設定登録さ
れたものであると主張して,特許法74条1項に基づき,同特許権について移転登録
手続をすることを求める事案である。20
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨により
容易に認められる事実。なお,枝番の記載は特記しない限り省略する。)
⑴ 当事者
ア 原告は,コンピュータシステムの企画・開発・販売及び保守に関する業務等を
目的とする株式会社である。25
イ 脱退被告は,総合的なコンピュータシステムを利用した情報ネットワークのコ
ンサルティング等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官河原正 原告スリーエムイノベイティブプロ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,「導光フィルム」なる名称の発明について,平成23年4月11日
を国際出願日とする特許出願(特願2013-504971号。パリ条約によ
る優先権主張:平成22年4月12日,米国。以下「本願」という。)をし,
平成27年7月3日付けで特許請求の範囲の補正(以下「本件補正」という。)
を行ったが,同年12月24日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成28年5月6日,拒絶査定不服審判を請求し,特許庁は,これ
を不服2016-6672号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10100控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置)
被告)サムスン電子ジャパン株式会社被控訴人(一審
)グーグル合同会社エル・エル・シー 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)サムスン電子ジャパン株式会社
(一審被告)グーグル合同会社エル・エル・シー
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク
及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置」とする本件特許権を有す
る控訴人が,被控訴人らによる被告製品の製造販売等は本件特許権を侵害するもの
であり,被控訴人らは本件特許権の実施料相当額を不当に利得したと主張して,不
当利得返還請求権に基づき,本件特許権の実施料相当額(被告製品の各発売日から
1か月間の販売に対するもの)のうち提訴時の控訴人の持分(2分の1)に対応す
る額として,被控訴人サムスンに対しては4575万6886円,被控訴人グーグ
ルに対しては36万9763円及びこれらに対する各訴状送達の日の翌日である平
成28年12月17日から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月21日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10102控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ウォーターサーバー用ボトル)
控訴人阪神化成工業株式会社松本響子 被控訴人株式会社ケイ・エフ・ジー荒牧浩昭
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ウォーターサーバー用ボトル」とする発明に係る特
許権(本件特許権)を共有する控訴人が,原判決別紙物件目録記載の製品(被告容
器)は本件各発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法100条1項及び2
項に基づき,被告容器の製造,販売等の差止め及び被告容器等の廃棄を,②不法行
為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金2640万円及びこれに対する不法
行為の後の日である平成28年8月11日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月16日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10088控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (美容器)
被告)株式会社ファイブスター西村啓 控訴人(一審原告)株式会社MTG 被控訴人(一審被告)株式会社ファイブスター西村啓
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法123条1項8号
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[概要] かは,原判決に従う。書証の掲記は,枝番号を全て含むときは,枝番号の記載を省
略する。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10096審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
被告JX金属株式会社 原告田中貴金属工業株式会社鈴木修
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特許法134条の2 特許法126条6項
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行コ)10004控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)国
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,特許第4761196号の特許権(本件特許権)の特許権者であ
った控訴人が,特許法(以下,単に「法」という。)112条1項所定の特許料追
納期間中に特許料及び割増特許料(特許料等)を納付しなかったため同条4項によ
り消滅したものとみなされた本件特許権について,法112条の2第1項の規定に
基づき第4年分及び第5年分の各特許料等を納付する旨の納付書(本件納付書)及
び回復理由書を提出したが,特許庁長官が平成28年9月9日付けで本件納付書の
提出手続を却下した(本件却下処分)ことから,控訴人には法112条の2第1項
にいう「特許料を追納することができる期間内に・・・特許料及び割増特許料を納
付することができなかったことについて正当な理由」があり,本件却下処分には同
条項の解釈適用を誤った違法があるとして,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10099控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件 (ネットワークリアルタイムオークション方法)
控訴人X 被控訴人株式会社オークネット布村浩之
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特許法35条 特許法35条3項 特許法35条4項
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[概要] 1 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人の保有する,発明の
名称を「ネットワークリアルタイムオークション方法」とする特許第399712
9号の特許(本件特許)に関し,控訴人は本件特許に係る発明の発明者であり,同
発明に係る特許を受ける権利を被控訴人に承継させたとして,被控訴人に対し,平
成16年法律第79号による改正前の特許法35条3項の規定による相当の対価の
支払請求権(本件対価請求権)に基づき,相当の対価9000万円のうち1500
万円及びこれに対する弁済期の後の日である平成28年4月10日(訴状送達日の
翌日)から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (建築板)
被告大日本塗料株式会社牧野知彦 原告セーレン株式会社黒木義樹
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成21年8月26日,発明の名称を「建築板」とする特許出願を
し,平成27年3月27日,設定の登録(特許第5717955号)を受けた(請
求項の数3。甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成28年2月3日,本件特許に係る発明について特許無効審判請
求をし,無効2016-800014号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (乾麺およびその製造方法)
被告東洋水産株式会社 原告日清食品ホールディングス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成23年7月1日,発明の名称を「乾麺およびその製造方法」とす
る発明について特許出願(優先権主張:平成22年7月1日,日本国)をし,平成2
4年12月14日,設定の登録を受けた(特許第5153964号。甲45。請求項
の数10。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年12月26日,これに対する無効審判を請求し,無効2
015-800005号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10202審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (平底幅広浚渫用グラブバケット)
被告株式会社光栄鉄工所原悠介 原告ミノツ鉄工株式会社林裕悟
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 本件特許
被告は,東洋建設株式会社(以下「東洋建設」という。)及びタチバナ工業株式
会社(以下「タチバナ工業」という。)と共に,平成16年5月24日,発明の名
称を「平底幅広浚渫用グラブバケット」とする特許出願をし,平成18年11月2
4日,設定の登録を受けた(特許第3884028号。請求項の数4。甲37。以
下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 第1次審決
ア 原告は,平成22年12月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1に係
る発明について特許無効審判を請求し(甲38),無効2010-800231号
事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分子のアレイから複製又は派生物を作製するための装置及び方法とその応用)
被告特許庁長官中島庸子 原告アルベルト-ルートヴィヒス-
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特許法29条2項
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| 実施 | 22回 | | 審決 | 19回 | | 優先権 | 1回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年3月5日,発明の名称を「分子のアレイから複製又は派
生物を作製するための装置及び方法とその応用」とする特許出願(特願201
1-552467号。パリ条約による優先権主張:平成21年3月6日 ドイ
ツ。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10095控訴棄却
債務不存在確認本訴請求,特許権侵害差止等反訴請求控訴事件 (卵凍結保存用具および筒状部材保持器具)
被告) 控訴人(1審本訴被告・反訴原告)株式会社北里コーポレーション 被控訴人(1審本訴原告・反訴被告)
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特許法100条1項 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は,次の本訴請求及び反訴請求からなる事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5274却下
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求事件
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民事訴訟法3条の3 民事訴訟法3条の9 民事訴訟法3条の6 民事訴訟法3条
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| 特許権 | 122回 | | ライセンス | 79回 | | 侵害 | 49回 | | 実施 | 32回 |
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,原告らによる原告製品の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための20
展示を含む。)につき,被告クアルコム インコーポレイテッド(以下「被告
クアルコム」という。)が保有する特許権の侵害に基づく損害賠償請求権及び
上記特許権に基づく実施料請求権を被告らが有しないことの確認を求める事案
である。
▶判決の詳細
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