| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成24年10月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10008控訴棄却
各損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社カーニバル 被控訴人株式会社アドック
Y
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著作権法29条1項 著作権法16条 著作権法2条3項
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[概要] 1 事案の概要
以下,控訴人(原審原告)を「原告」と,被控訴人(原審被告)株式会社アドッ
クを「被告アドック」と,被控訴人(原審被告)Yを「被告Y」といい,原審にお
いて用いられた略語は,当審においてもそのまま用いる。
(1) 原告は,原審において,以下の請求をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年10月10日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10053控訴棄却
訂正公告掲載請求控訴事件
被告)株式会社アスキー・メディアワークス平井佑希 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)株式会社アスキー・メディアワークス平井佑希
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[概要] 控訴人は,被控訴人に対し,被控訴人が週刊アスキーに掲載した記事が控訴人の
著作権及び著作者人格権を侵害し,かつ,控訴人の名誉を毀損するものであるとし
て,訂正公告の掲載及び情報の開示を求めたが,原判決は請求を棄却した。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)14347請求棄却
著作権侵害停止等請求事件
被告P 原告株式会社東京リーガルマインド
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民法90条 民法891条 民法94条2項 民法891条1号
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[概要] 本件は,原告が,
(1) 別紙2被告書籍目録記載の書籍(以下「被告書籍」という。)のうち,
別紙3対比表の黄色マーカーで特定した部分(以下「被告書籍マーカー部
分」という。)は,別紙1原告書籍目録記載1ないし3の書籍(以下,それ
ぞれ「原告書籍1」などといい,これらを併せて「原告書籍」という。)
中,別紙3対比表の黄色マーカーで特定した部分(以下「原告書籍マーカー
部分」という。)の複製に当たるものであるから,被告が,被告書籍を販
売,頒布する行為は,原告の複製権(著作権法21条)及び譲渡権(同法2
6条の2)を侵害し,かつ,被告が,その管理するインターネットサイト上
で被告書籍マーカー部分を表示・配信する行為は,原告の複製権(同法21
条),自動公衆送信権及び送信可能化権(同法23条)を侵害するものであ
ると主張して,著作権法112条1項に基づき,被告書籍の販売・頒布及び
上記サイト上における被告書籍マーカー部分の複製,自動公衆送信又は送信
可能化の差止めを求めるとともに,②侵害の停止又は予防に必要な措置(同
条2項)として,被告書籍から,被告書籍マーカー部分を削除するよう求
▶判決の詳細
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著作権
平成24年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)9722一部認容
損害賠償等請求事件
被告A 原告宗教法人幸福の科学
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著作権法41条 著作権法32条1項 著作権法29条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,宗教法人である原告が,その代表役員の配偶者である被告に対し,
別紙著作物目録記載の各動画映像(以下,同目録記載の番号順に「本件霊言
1」「本件霊言2」といい,これらを併せて「本件各霊言」という。また,本
件各霊言を収録したDVDを「本件DVD」という場合がある。)について,
原告の著作権(複製権,頒布権)が侵害された旨主張して,①著作権法112
条1項に基づく差止請求として,本件DVD,その活字起こし文書及びワープ
ロソフトデータファイルの複製又は頒布の禁止,②不法行為に基づく損害賠償
請求として1028万3500円の一部である1000万円(附帯請求として
訴状送達の日の翌日である平成23年4月30日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年9月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)36664等一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法114条3項 著作権法113条6項 著作権法21条 著作権法114条2項
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| 侵害 | 152回 | | 許諾 | 72回 | | 差止 | 27回 | | 損害賠償 | 12回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙目録(1)の1-1ないし5-2及び6記載の各イラスト(以
下「被告各イラスト」と総称し,それぞれのイラストを「被告イラスト1-
1」,「被告イラスト1-2」などという。)の原画(ただし,モノクロのも
の)のイラストの著作者である第1事件・第2事件原告(以下「原告」という。)
が,①第1事件被告(以下「被告寿屋」という。)及び第2事件被告(以下「被
告紙パック」という。)が被告寿屋の餃子・焼売の商品の箱として被告イラス
ト1-1ないし5-2が付された紙製のカートン(以下「本件各カートン」と
総称し,それぞれのカートンを「本件カートン1-1」,「本件カートン1-
2」などという。)を共同して製造し,本件各カートンを使用した餃子・焼売
の商品を共同して販売する行為は,上記原画のイラストについて原告が保有す
る著作権(複製権,譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権)の侵害行為に当
たる,②被告寿屋が自己のウェブサイト上に被告イラスト1-1の画像を掲載
する行為は,上記原画のイラストについて原告が保有する著作権(公衆送信権)
の侵害行為に当たる,③被告寿屋が被告イラスト6が付されたポリエチレン製
▶判決の詳細
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著作権
平成24年9月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10039控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人エス・ティ・アイ株式会社 被控訴人エヌ・ティ・ティ・(以下「
NTTコム」という。)
アイエヌエス・(以下「
INSソリューション」という。)
株式会社ジー・ピー・ネット
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著作権法63条 著作権法112条1項 著作権法63条1項 著作権法114条2項
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[概要] 1 前提となる事実(証拠を掲記したものを除き,当事者間に争いがない。)
控訴人は,平成16年5月28日に設立された,通信機器の開発,製造及び
販売を主たる業務とする株式会社である(甲33,39,72)。
被控訴人NTTコムは,電気通信事業等を営む株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10022等一部認容
損害賠償請求,謝罪広告掲載等反訴請求控訴,同附帯控訴事件
被告・反訴原告)被控訴人兼附帯控訴人(本訴
・反訴原告) 控訴人兼附帯被
(本訴原告・反訴被告) 被控訴人兼附帯控訴人(本訴被告・反訴原告)
兼附帯控訴人(本訴被告・反訴原告)
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著作権法113条1項2号 著作権法114条1項
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[概要] 1 原告は,次の原告書籍につき編集著作物の著作権を有すると主張し,韓国の
高麗書林名義で出版された次の韓国書籍について,原告に無断で原告書籍の一部を
掲載したものであり,被告らが韓国の高麗書林と共謀して同書籍を製作・販売した
ことにより著作権(複製権,翻案権,譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同
一性保持権)が侵害されたなどと主張して,被告会社と,韓国書籍が出版された当
時の被告会社の代表取締役であった被告 Y に対し,著作権侵害の不法行為に基
づく損害賠償ないし不当利得返還を請求する(本訴事件)。
原告書籍:題号を「米国・国立公文書館所蔵 北朝鮮の極秘文書(1945 年 8 月~1951 年 6
月)」とし,原告を編者及び著者とする全3巻(上・中・下巻)の書籍
韓国書籍:題号を「美國・國立公文書館所蔵 北韓解放直後極秘資料(1945 年 8 月~1951 年
6 月)」とする全6巻の書籍
これに対し,被告らは,原告の執筆した日刊・大阪日日新聞の記事や,原告が朝
鮮史研究会の会場において来場者に配布したビラ等に,被告らが原告書籍を無断で
盗用し,著作権侵害の海賊版(韓国書籍)を製作・販売したかのような内容が記載
されていることによって,名誉及び信用を毀損されたと主張して,謝罪広告の掲載
▶判決の詳細
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著作権
平成24年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)29705請求棄却
出版差止等請求事件
被告株式会社じほう 原告株式会社南江堂
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法12条1項 著作権法28条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙書籍目録1記載の書籍(以下「原告書籍」という。)を発行し
た原告が,同目録2記載の書籍(以下「被告書籍」という。)を発行した被告
に対し,被告書籍の薬剤便覧部分は,素材を薬剤又は薬剤情報とする原告書籍
の編集著作物を複製又は翻案したものであり,被告が被告書籍を印刷及び販売
する行為は上記編集著作物について原告が保有する著作権(複製権及び譲渡権
(いずれも著作権法28条に基づくものを含む。以下同じ。))の共有持分の
侵害に当たる旨主張し,著作権侵害の不法行為に基づく損害賠償及び遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年8月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10027請求棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人兼被
グリー株式会社 被控訴人兼控訴人株式会社ディー・エヌ・エーエヌ・エー」という。)
兼控訴人株式会社ORSOという。)
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法114条2項 著作権法28条 不正競争防止法5条3項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,第1審原告が,第1審被告らに対し,
(1) 第1審被告らが共同で製作し公衆に送信している携帯電話機用インターネ
ット・ゲーム「釣りゲータウン2」(以下「被告作品」という。)を製作し公衆に
送信する行為は,第1審原告が製作し公衆に送信している携帯電話機用インターネ
ット・ゲーム「釣り★スタ」(以下「原告作品」という。)に係る第1審原告の著
作権(翻案権,著作権法28条による公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持
権)を侵害すると主張し,①著作権法112条に基づき,原判決別紙対象目録記載
の被告作品に係るゲームの影像の複製及び公衆送信の差止め,ウェブサイトからの
上記影像の抹消及び記録媒体からの上記影像に係る記録の抹消,②民法709条,
719条に基づき,損害賠償金の支払,③著作権法115条に基づき,謝罪広告の
掲載を求め,
(2) 第1審被告らが,原判決別紙影像目録1及び2記載の影像(以下「被告影像
1」「被告影像2」という。)を第1審被告らのウェブページに掲載する行為は,
不正競争防止法2条1項1号の「混同惹起行為」に当たると主張して,①同法3条
▶判決の詳細
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著作権
平成24年7月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)35541
許諾料返還請求事件
被告株式会社PTS 原告株式会社平和
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| 許諾 | 26回 | | 侵害 | 11回 | | ライセンス | 6回 | | 損害賠償 | 4回 |
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[概要] 本件は,パチンコ遊技機等の開発,製造,販売に利用するための漫画・劇画
(以下「プロパティ」という。)のライセンス契約4件を被告と締結した原告
が,被告に対し,被告はライセンス対象のプロパティの利用を原告に許諾する
全ての権原を有する旨保証しながら,これを有していなかったため,(1) う
ち3件のライセンス契約については,これを催告の上解除したと主張して,解
除に基づく原状回復として,支払済みの許諾料合計1億5200万円及びこれ
に対する返還期限の翌日である平成22年6月12日から支払済みまで商事法
定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求め,(2) その余のライセン
ス契約1件については,原告が別途プロパティの利用許諾料の支出を余儀なく
されて同額の損害を被ったと主張して,債務不履行に基づく損害賠償として,
1400万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成23年11月1
0日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。被告は,被告の有する漫画「桃太郎侍」の独占的商品化権侵
害に係る損害賠償請求権を自働債権とする相殺の抗弁を主張して,原告の請求
を争っている。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年7月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)44305一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社ポニーキャニオン 原告株式会社CRABTE
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民法545条1項 著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法16条
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[概要] 1 本件は,別紙物件目録記載1ないし4のDVD商品(以下,パッケージを含
めたDVD商品全体を「本件商品1」のようにいい,本件商品1ないし4を合
わせて「本件商品」という。)の映像(本件商品のDVDに固定された一連の
映像であり,音声・音楽・字幕を含む。以下「本件映像」という。)の著作権
を有すると主張する原告が,被告に対し,著作権法112条1項に基づき,本
件商品の販売,頒布の差止めを求めるとともに,民法709条,著作権法11
4条2項又は3項に基づき,損害617万5000円及び弁護士費用61万7
500円の合計679万2500円並びにこれに対する不法行為の後の日であ
る平成23年6月27日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年7月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)13060請求棄却
損害賠償請求事件
被告P2 原告P1
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著作権法27条 著作権法32条1項 著作権法21条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①被告が執筆した「江戸のニューメディア 浮
世絵 情報と広告と遊び」と題する単行本(以下「本件単行本」という。)の記
述,②被告が執筆した「大江戸浮世絵暮らし」と題する文庫本(以下「本件文
庫本」という。)の記述,及び③被告が出演した「NHKウィークエンドセミナ
ー 江戸のニューメディア 浮世絵意外史」と題するテレビ番組(全4回。以
下,放送順に「本件番組1」ないし「本件番組4」という。)での発言について,
いずれも原告の著作権(複製権又は翻案権)を侵害し,又は一般不法行為が成
立すると主張して,損害賠償金1000万円及びこれに対する不法行為の後の
日である平成23年11月3日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)28388請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社第一興商
株式会社エクシング 原告
1
ら
ら訴訟復代理人弁護士大場規安
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著作権法114条3項 著作権法21条 著作権法6条3号
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| 侵害 | 40回 | | 損害賠償 | 29回 | | 分割 | 15回 | | 許諾 | 12回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙目録1の「曲名」欄記載の各楽曲(以下「本件各楽曲」と総称
する。)を作詞又は作曲した原告らが,被告らが,本件各楽曲のデータを作成
し,これを被告らの製造に係る業務用通信カラオケ装置の端末機に搭載された
ハードディスクに記録し,又は上記端末機を通信カラオケリース業者等に対し
て出荷した後に発表された本件各楽曲(新譜)のデータを被告らの管理するセ
ンターサーバに記録し,上記端末機にダウンロードさせた行為が,本件各楽曲
について原告らが有する複製権(著作権法21条)又は公衆送信権(同法23
条1項)を侵害する旨主張して,被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償及
び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年5月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10013控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社コスモ・コーディネート 被控訴人東宝株式会社辻居幸一
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著作権法114条3項 著作権法113条1項3号 民事訴訟法325条3項
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[概要] 1 本件は,被控訴人(以下「1審原告」という。)が,控訴人(以下「1
審被告」という。)に対し,1審被告が原判決別紙被告商品目録記載の各商品
(以下「本件商品」という。)を輸入し,頒布する行為について,別紙映画目
録記載の各映画(以下,順に「本件映画1」などといい,本件映画1ないし3
を「本件各映画」という。)の著作権を侵害すると主張して,①著作権法11
2条に基づき,本件商品の製造,輸入及び頒布の差止め並びに本件商品及びそ
の原版の廃棄を求めるとともに,②民法709条,著作権法114条3項に基
づき,損害賠償金1350万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成20年5月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年4月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)12933請求棄却
著作権侵害差止請求事件
被告(宗教法人) 原告P1安井金比羅宮
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著作権法45条1項 著作権法20条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間で争いがない。)
(1)当事者
原告は,石を用いた絵画や彫刻を製作することを業とする者で,別紙1の
碑(以下「本件碑」という。)の著作者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10089控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社飛鳥新社大井法子 被控訴人Y金澤淳
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著作権法19条3項 著作権法20条1項 著作権法112条1項 著作権法20条2項4号
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[概要] 籍」と改めるほかは,原判決の略称に従う。)
▶判決の詳細
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著作権
平成24年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10004控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)ニッケ商事株式会社森嶋裕子 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)ニッケ商事株式会社森嶋裕子
Y
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著作権法115条
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[概要] 1 控訴人は,原判決別紙原告作品目録記載1及び2の原告編み物,同目録記載
3及び4の原告編み図の制作者である。被控訴人Yは被控訴人会社に原判決別紙被
告作品目録記載1の被告編み物及び同目録記載2の被告編み図を納入し,被控訴人
会社は被告編み物を下請業者に製作させて展示,販売し,被告編み物を写真撮影し
て雑誌等に掲載して使用し,かつ,被告編み図を複製して顧客や販売店等に頒布す
るなどした。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)8228一部認容
出版差止等請求事件
被告株式会社石井式国語教育研究会 原告A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
A8
A9
A10
A11
A12
A13
A14
ら
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著作権法112条1項 著作権法114条3項
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[概要] 原告らは,いずれも画家であり,被告が平成17年に発行した別紙第1書籍
目録記載の書籍(以下「本件第1書籍」という。)の挿絵に用いられている別
紙第1著作物目録記載の絵画(以下「本件第1原画」という。),及び,被告
が平成20年に発行した別紙第2書籍目録記載の書籍(以下「本件第2書籍」
といい,本件第1書籍と併せて「本件書籍」という。)の挿絵に用いられてい
る別紙第2著作物目録記載の絵画(以下「本件第2原画」といい,本件第1原
画と併せて「本件原画」という。)の著作者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)30222請求棄却
損害賠償等請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニ
アイエヌエス・ソリューショ
株式会社ジー・ピー・ネット志摩美聡 原告エス・ティ・アイ株式会社小倉秀夫
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著作権法113条2項 著作権法26条の2 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らの構築するクレジットカード決済システム(DSL
回線対応クレジットカード決済システム)の製品評価,機能評価のために一時
的に使用させる目的で,被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会
社(以下「被告NTTコム」という。)が運営するデータセンター内のサーバ
(ターミナルゲートウェイ〈T-GW〉サーバ)用コンピュータ(以下「本件
サーバ」という。)2台にプログラム(サーバとクレジットカードの決済端末
の認証を行い,TCP/IPプロトコル対応の決済端末からDSL回線経由で
送られてきた暗号化された電文を復号化し,既存のレガシーシステムが電文を
受け付けられるようにソケット変換して,決済認証用のホストコンピュータに
送信するアプリケーションソフト。以下「本件プログラム」という。)をイン
ストールしたにもかかわらず,被告NTTコムが被告株式会社ジー・ピー・ネ
ット(以下「被告GPネット」という。)に本件プログラムがインストールさ
れた本件サーバ2台を無許諾で譲渡し(被告アイエヌエス・ソリューション株
式会社〈以下「被告INSソリューション」という。〉は,これを知りながら
原告に告知せず,当該譲渡を幇助した。),被告らにおいて上記目的が終了し
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)34705一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社オスカ
株式会社オスカ企画
B 原告A
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著作権法114条3項 著作権法19条3項 著作権法2条1項19号
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[概要] 本件は,世界各地の蒸気機関車(SL)を撮影したビデオ映像の著作者及
び著作権者である原告が,上記ビデオ映像が被告らによってテレビ放送用の
番組に編集され,テレビ局に販売されてテレビで放映されたことにより,同
ビデオ映像に係る原告の著作権(複製権,頒布権及び公衆送信権)及び著作
者人格権(同一性保持権,氏名表示権及び公表権)が侵害されたと主張して,
被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償金の内金として,各自2000万
円及びこれに対する不法行為の後である平成22年10月12日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10062控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社良品計画 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社良品計画
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著作権法19条
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[概要] 以下,略語については,原判決と同一のものを用いる。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年2月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10063控訴棄却
プログラム著作権使用料等請求控訴事件
控訴人株式会社RNI 被控訴人BAHATI株式会社
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民法404条 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,本件プログラムの著作権を侵害された
として,①著作権法112条1項に基づき,本件プログラムの複製物の譲渡及び公
衆送信の差止めを求めるとともに,②不法行為に基づき,70万円の損害賠償及び
これに対する最初の不法行為の後である平成22年5月28日から支払済みまで本
件契約所定の年14.5%の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)9300請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社角川書店
補助参加人株式会社アルタミラピクチャーズ 原告A
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著作権法16条 民法709条 著作権法10条1項3号 著作権法114条3項
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[概要] 本件は,映画「Shall we ダンス?」のダンスシーンで用いられた
ダンスの振り付けを創作したと主張する原告が,被告による上記映画のビデオ
グラムの販売・貸与,テレビでの放映等の二次利用によって,原告の有する上
記ダンスの振り付けに係る著作権(複製権,上映権,公衆送信権及び頒布権)
が侵害されたと主張して,被告に対し,主位的に民法709条に基づく損害賠
償を請求し,予備的に民法703条に基づく不当利得の返還を請求する事案で
ある。
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著作権
平成24年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29828請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社A運輸 原告朝日工建株式会社
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民事訴訟法114条1項 著作権法10条1項5号
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[概要] 本件は,建築の設計,請負工事及び工事監理等を業とする原告が,被告から
店舗付きマンションの設計,建築工事及び監理を請け負い,設計図書や完成予
想パースを完成させた上で,これらを被告に引き渡して着工したところ,被告
が設計・監理の報酬を支払わないため,原告が請負契約を解除したにもかかわ
らず,被告が設計図書や完成予想パースを複製するなどして使い続けるととも
に,各種検査申請書に原告の氏名・印影を使い,原告の著作権,著作者人格権,
所有権及び名誉権が侵害されたとして,被告に対し,不法行為に基づき,損害
賠償を求める事案である。
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著作権
平成24年2月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人兼被
中视传媒股份有限公司 被控訴人兼控訴人株式会社小学館
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民法704条
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[概要] 1 事案の概要
原審の経緯は,以下のとおりである。
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著作権
平成24年2月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)34012一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社ディー・エヌ・エー
株式会社ORSO
ら 原告グリー株式会社
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著作権法114条2項 民事訴訟法248条 民法709条 著作権法112条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,(1) 被告らが共同で製作し公衆に送信して
いる携帯電話機用インターネット・ゲームソフト「釣りゲータウン2」(以下
「被告作品」という。)は,原告が製作し公衆に送信している携帯電話機用イ
ンターネット・ゲームソフト「釣り★スタ」(以下「原告作品」という。)と,
魚を引き寄せる動作を行う画面の影像及びその変化の態様や,ユーザーがゲー
ムを行う際に必ずたどる画面(主要画面)の選択及び配列並びに各主要画面で
の素材の選択及び配列の点等において類似するので,被告作品を製作してこれ
を公衆送信する行為は,原告の原告作品に係る著作権(翻案権,公衆送信権)
及び著作者人格権(同一性保持権)を侵害する,(2) 被告らが,別紙影像目録
1及び2記載の影像を被告らのウェブページに掲載し,被告作品の自他を識別
する商品等表示として用いる行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号の「混同惹起行為」に当たる,(3) 被告らが,原告に無断で原告
作品に依拠して被告作品を製作し,これを配信した行為は,原告作品の価値に
ただ乗り(フリー・ライド)するものであり,原告の法的保護に値する利益を
違法に侵害する(民法709条,719条1項),と主張して,①著作権及び
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著作権
平成24年2月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10053等却下
損害賠償等反訴請求控訴事件
控訴人兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人エクスプローラーズ
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本判決の略称は,「反訴原告」「反訴被告」を,それぞれ「控訴人」「被控訴
人」と読み替えるほかは,原判決に倣う。
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著作権
平成24年2月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)18463一部認容
著作権確認等請求事件
被告株式会社オーク
P1
ら 原告財団法人
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著作権法15条1項 著作権法14条 不正競争防止法2条1項14号 著作権法65条1項
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがないか,掲記の証拠により容易に認められる。)
(1) 当事者
ア 原告
原告は,日本漢字能力検定の実施等を業とする,平成4年6月16日
に平成16年法律第147号による改正前の民法34条に基づき設立さ
れた財団法人であり,現在は一般社団法人及び一般財団法人に関する法
律に基づく特例財団法人となっている。
イ 被告ら
被告オークは,昭和46年1月20日に設立された,教材の開発,制
作,出版及び販売等を目的とする株式会社である。
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著作権
平成24年2月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10024一部認容
損害賠償請求控訴事件
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著作権法114条3項 著作権法65条1項 民事訴訟法157条1項 民法478条
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| 侵害 | 97回 | | 損害賠償 | 90回 | | 許諾 | 7回 | | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 本件は,平成14年4月15日に設立され同年6月28日に文化庁長官から
著作権等管理事業者の登録を受けた一審原告が,日本において通信カラオケ業
を営む一審被告に対し,原著作権者(以下「原権利者」という。)である韓国
内の作詞家・作曲家・音楽出版社等が権利を有する音楽著作物に関し,韓国法
人である「株式会社ザ・ミュージックアジア」(日本語訳)・「The Music Asia」
(英語訳)(以下「TMA社」という。ただし,平成18年10月4日に解散
決議がなされ,平成19年3月28日に清算結了登記済み)を通じ又は原権利
者から直接に,著作権の信託譲渡を受けた等として,平成14年6月28日か
ら平成16年7月31日までの著作権(複製権,公衆送信権)侵害に基づく損
害賠償金又は不当利得金9億7578万6000円及びこれに対する平成16
年9月9日(訴状送達の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
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著作権
平成24年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)20337等一部認容
損害賠償請求事件
被告(反訴原告。以下「
」という。)
(反訴原告。以下「
」という。)
C
ら 原告(反訴被告。以下「
」という。)
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著作権法113条1項2号 著作権法114条1項 民法44条1項 民法703条
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[概要] 本訴事件は,後記原告書籍について著作権を有すると主張する原告が,
後記韓国書籍は原告に無断で原告書籍の一部を掲載したものであり,同書
籍を製作し販売した被告高麗書林は,原告書籍に係る原告の著作権(複製
権,翻案権,譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を
侵害したなどと主張して,被告高麗書林,上記韓国書籍が出版された当時
の同社の代表取締役であった被告B,及び被告Bの子で上記出版の当時か
ら現在まで同社の代表取締役である被告Cに対し,不法行為に基づく損害
賠償等として,3687万2000円(著作権侵害の損害として3187
万2000円,著作者人格権侵害の損害として500万円)及びこれに対
する不法行為の日(上記韓国書籍が出版された日)である平成10年6月
21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を連帯
して支払うよう求める事案である。
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著作権
平成24年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10041等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人(附帯被
)株式会社YKSC
(附帯被
)株式会社ワイケイズコーポレーション
(附帯被
)X1
(附帯被
)X2 被控訴人(附帯控訴人)株式会社シーエスエス技術開発
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著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
当事者の表記については,控訴人(附帯被控訴人,原審被告)株式会社YKSC
を「被告YKSC社」,同株式会社ワイケイズコーポレーションを「被告ワイケイズ
社」,同X1を「被告X1」,同X2を「被告X2」,被控訴人(附帯控訴人,原審原
告)を「原告」という。また,原審において用いられた略語を,当審においてもそ
のまま用いる。
原審の事案は,以下のとおりである。すなわち,「おまかせ君プロVer.2.5」
という名称の測量業務用の原告ソフトを製造し,これを使用して測量業務等を行っ
ている原告が,被告ソフトを製造し,これを使用して測量業務等を行っている被告
YKSC社,同社の関連会社である被告ワイケイズ社,被告YKSC社の代表取締
役である被告X1,及び原告の元従業員で,被告YKSC社の従業員である被告X
2に対し,被告プログラムは原告プログラムを複製又は翻案したものであり,共同
して被告ソフトを製造し,これを複製,使用,譲渡する被告らの行為は,原告の原
告プログラムに対する著作権(複製権又は翻案権)を侵害すると主張して,①被告
YKSC社及び被告ワイケイズ社に対して,著作権法112条1項に基づいて被告
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10052一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人(1審被告)株式会社本の泉社
(1審被告)X 被控訴人(1審原告)Y
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著作権法20条2項4号
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[概要] 1 事案の概要及び当事者の主張
(1) 原審の事案の概要
当事者の表記については,被控訴人を原告,控訴人Xを被告X,控訴人株式会社
本の泉社を被告本の泉社という。
原審の経緯は,以下のとおりである。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10028等控訴棄却
損害賠償等,著作権侵害差止等,出版権確認等請求控訴事件
被告) 控訴人(原審第2事件原告)生長の家
(原審第2事件原告)X
・附帯被
(原審第1事件被告・原審第3事件原告) 被控訴人・附帯控訴人(原審第1事件原告・原審第2及び第
(原審第2及び第3事件被告)
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著作権法112条1項 民法723条 著作権法60条
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[概要] 別紙第1書籍目録記載の書籍を本件①の各書籍,別紙第2書籍目録記載の書籍を
本件②の各書籍,別紙第1書籍目録記載の書籍を本件③の各書籍という。略語につ
いては,当裁判所も原判決と同一のものを用いる。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10011等控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法21条 著作権法98条 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 事案の概要
第1審,差戻前の第2審,上告審,差戻後の当審の経緯は,以下のとおりである。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10009請求棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法99条の2 著作権法112条
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[概要] 1 はじめに
(1) 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録記載の各周波数で地上波テレビジ
ョン放送(以下,別紙放送目録記載の各放送を総称して,「本件放送」ということ
がある。)を行っている原告らが,「まねきTV」という名称で,被告と契約を締
結した者(以下「利用者」という。)がインターネット回線を通じてテレビ番組を
視聴することができるようにするサービス(以下「本件サービス」という。)を提
供している被告に対し,本件サービスが,本件放送について原告らが放送事業者と
して有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)を侵害し,また,別
紙放送番組目録記載の各放送番組(以下,これらを総称して,「本件番組」という
ことがある。)について原告らが著作権者として有する公衆送信権(著作権。著作
権法23条1項)を侵害している旨主張して,著作権法112条1項に基づき,本
件放送の送信可能化行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求めるとともに,
民法709条,著作権法114条2項(当審において同条3項に基づく請求原因を
追加主張)に基づき,著作権及び著作隣接権の侵害による損害賠償金並びにこれに
対する訴状送達の日の翌日である平成19年3月15日から支払済みまで年5分の
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月25日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10024請求棄却
著作権確認等請求控訴事件 (車両の連結並びに解放方法及び装置)
控訴人兼被
セプロ株式会社 被控訴人兼控訴人JFEスチール株式会社
兼控訴人JFE物流株式会社
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民法173条1号 著作権法28条 著作権法2条1項10号 民法713条1号
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[概要] 1 本件は,1審原告において,1審被告スチールが使用している「混銑車自動
停留ブレーキ及び連結解放装置」(以下「本件装置」という。)に組み込まれた別
紙プログラム目録記載のプログラム(以下「本件プログラム」という。)の複製物
について,1審原告が湯浅通信機工業株式会社(以下「湯浅通信機」という。)か
ら当該プログラムの著作権を譲渡されるなどして本件プログラムの著作権を取得し
たところ,1審被告スチールが本件装置を使用するに当たり,1審被告らとの間で,
相当額の本件プログラムの使用料を支払う旨の合意があった,仮に合意がなかった
としても,1審被告スチールは本件プログラムの使用により不当に利得していると
して,これを争う1審被告らに対し,①本件プログラムの著作権が1審原告に帰属
することの確認,②本件プログラムの使用料支払契約(1審被告らに対する主位的
請求及び1審被告スチールに対する予備的請求1)ないし不当利得(1審被告スチ
ールに対する予備的請求2)に基づき,連帯して,使用料ないし不当利得相当額1
5億円の支払(平成11年1月1日から平成16年12月31日まで6年間分合計
18億円のうちの10億円及び平成17年1月1日から平成20年12月31日ま
での4年間分合計12億円のうちの5億円の一部請求。なお,遅延損害金は,1審
▶判決の詳細
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著作権
平成24年1月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)3102等請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
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民法641条 著作権法64条1項 著作権法10条1項4号 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,販売促進に関する情報・資料の収集・企画及び販売,店頭広告
等の企画,設計,施工等を業務とする会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)39994請求棄却
損害賠償等請求事件
被告ニッケ商事株式会社
Q 原告P
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著作権法112条 著作権法115条 著作権法114条3項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙原告作品目録記載1及び2の編み物(以下,それぞれ「原告編み
物1」,「原告編み物2」といい,両者を併せて「原告編み物」という。)及び
同目録記載3及び4の編み図(以下,それぞれ「原告編み図1」,「原告編み図
2」といい,両者を併せて「原告編み図」という。また,原告編み物と原告編み
図を併せて「原告作品」という。)の制作者である原告が,被告Q(以下「被告
Q」という。)が被告ニッケ商事株式会社(以下「被告会社」という。)に別紙
被告作品目録記載1の編み物(以下,被告Qが納入した編み物及びその複製品を
総称して「被告編み物」という。)及び同目録記載2の編み図(以下「被告編み
図」といい,被告編み物と併せて「被告作品」という。)を納入し,被告会社が
被告編み物を下請業者に製作させて展示,販売し,被告編み物を写真撮影して雑
誌等に掲載して使用し,かつ,被告編み図を多数複製して顧客や販売店等に頒布
するなどしたことに関し,被告作品は原告編み物又は原告編み図を複製,翻案し
たものであり,被告会社撮影に係る別紙被告作品目録記載3の写真(以下「被告
編み物写真」という。)は原告編み物又は原告編み図を翻案したものであり,被
告作品の展示は展示権を侵害するなどと主張し,被告らに対し,被告作品及び被
▶判決の詳細
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著作権
平成23年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10038控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社TBSテレビ 控訴人(第1審原告)X 被控訴人(第1審被告)株式会社TBSテレビ
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著作権法115条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
略語については,原判決と同一のものを用いる。また,別紙1(本件折り図),
別紙2(被告折り図)及び別紙3(対比表)については,原判決のものを引用する。
折り紙作家である原告は被告に対し,被告の制作に係るテレビドラマ「ぼくの
妹」の番組ホームページ(「http://www.tbs.co.jp/bokunoimouto/news.html」。
本件ホームページ)に被告折り図(原判決の別紙2記載の「吹きゴマ」の折り図。
説明文を含む。)を掲載した被告の行為について,主位的に,被告折り図は,「1
枚のかみでおる おりがみ おって遊ぶ -アクションおりがみ-」と題する原告
書籍に掲載された本件折り図(原判決の別紙1記載の「へんしんふきごま」の折り
図。説明文を含む。)を複製又は翻案したものであり,被告による被告折り図の作
成及び本件ホームページへの掲載行為は,原告の著作物である本件折り図について
原告の有する著作権(複製権ないし翻案権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名
表示権,同一性保持権)の侵害に当たる旨主張し,著作権侵害及び著作権人格権侵
害の不法行為による損害賠償として285万円及び遅延損害金の支払と著作権法1
15条に基づき被告の運営するホームページに別紙謝罪文目録1記載の謝罪文の掲
▶判決の詳細
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著作権
平成23年12月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)36616一部認容
損害賠償請求事件
被告エイアイユーインシユアランス 原告株式会社福祉施設共済会
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民法709条 著作権法114条3項 著作権法15条1項 著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,損害保険の代理店業等を営む原告が,損害保険会社である被告に対
し,被告が,原告と被告間の損害保険代理店契約が解除された後に,原告の著
作物である別紙1の「平成22年1月1日付け火災保険改定のお知らせ」と題
する説明書面(「本件説明書面」という。)を複製し,これを含む別紙2の案
内資料(以下「被告案内資料」という。)を原告の顧客である社会福祉法人に
送付し,被告との火災保険契約の締結を勧誘した行為は,原告の本件説明書面
についての著作権(複製権)の侵害,上記解除に伴い原告と被告間で締結され
た秘密保持契約違反の債務不履行,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項13号の不正競争行為及び一般不法行為に該当するとして,民法70
9条,415条及び不競法4条に基づく損害賠償と遅延損害金の支払を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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