権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
令和2年12月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告エバラ食品工業株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成27年5月20日,次のとおり,位置商標に係る商標登録出
願を行った(商願2015-47397号)(以下「本願」という。)。
【商標登録を受けようとする商標】
【商標の詳細な説明】
商標登録を受けようとする商標は,標章を付する位置が特定された位置商
標であり,商品を封入した容器の胴部中央よりやや上から首部にかけて配さ
れた立体的形状からなる。前記立体的形状は容器周縁に連続して配された縦
長の菱形形状であり,各々の菱形形状は中央に向かって窪んでいる。なお破
線部分は商品容器の一例を示したものであり,商標登録を受けようとする商
標を構成する要素ではない。
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第30類 調味料
⑵ 特許庁は,平成29年4月10日付けで拒絶査定をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10136審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (パロノセトロン液状医薬製剤)
原告ヘルシンヘルスケアソシエテアノニム 被告ニプロ株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「パロノセトロン液状医薬製剤」とする発明につい
て,平成16年1月30日(優先日:平成15年1月30日(以下「本件優
先日」という。),優先権主張国:米国)を国際出願日とする特許出願(特
願2006-501686号。以下「原出願」という。)の一部を分割して,
平成23年7月28日に新たな出願(特願2011-165212号。以下
「本件出願」という。)をし,平成26年5月30日,特許権の設定登録
(甲48,特許第5551658号。請求項の数18。以下,この特許を
「本件特許」という。)を受けた。
⑵ 被告は,平成28年10月27日,請求項1~17について特許無効審判
を請求した(無効2016-800125号事件)。原告は,平成29年1
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特許権
令和2年12月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (炎症性疾患および自己免疫疾患の処置の組成物および方法)
原告エフ.ホフマンーラロシュアクチェンゲゼルシャフト 被告アムジェンインコーポレイテッド
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特許法29条の2 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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実施 | 135回 | 優先権 | 66回 | 無効 | 54回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,後記1
に係る特許の請求項1~17の記載要件違反(実施可能要件違反,サポ-ト要件違
反),新規性及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年12月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)39933等請求棄却
損害賠償等請求事件
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著作権法63条1項 著作権法119条 著作権法114条3項
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[概要] 本訴事件は,音楽著作権に関する著作権等管理事業者である原告が,カラ10
オケ愛好家等を主たる読者とする歌謡情報誌「月刊 歌の手帖」(以下「本件
雑誌」という。)を発行・販売していた被告は,過去20年以上にわたって,
本件雑誌に原告が著作権を管理する音楽著作物(以下「管理著作物」という。)
を掲載するための利用許諾申請をした際,本件雑誌の複製部数を過少に申告
し,原告から受けた利用許諾の範囲を大幅に超える部数の本件雑誌を無断で15
発行・販売し,管理著作物の著作権(複製権)(以下「本件著作権」という。)
を侵害したと主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償として,管
理著作物の使用料相当損害金の一部である9071万5884円,これに対す
る平成30年12月26日までの遅延損害金4464万4160円及び弁護
士費用相当損害金907万1588円の合計額である1億4443万16320
2円並びにうち9978万7472円(上記使用料相当損害金及び弁護士費用
相当損害金の合計額)に対する同月27日から支払済みまで民法(平成29年
法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
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商標権
令和2年12月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社プロタイムズ・ジャパン 被告キユーピー株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1)ア Aは,大正11年4月1日,別紙1記載の構成からなる商標(以下「本
件商標」という。)について,指定商品を第41類「醤油,ソース,ケツ
ヤツプ,酢類一切」として,商標登録出願(以下「本件出願」という。)
をし,同年10月27日,本件商標の商標登録(登録番号147269号)
を受けた(以下,この商標登録に係る商標権を「本件商標権」という。甲
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著作権
令和2年12月9日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)12113
発信者情報開示請求事件
原告創価学会 被告株式会社TOKAIコミュニケーションズ
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著作権法32条1項 著作権法21条
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[概要] 1 本件は,原告が,別紙投稿記事目録記載のIPアドレス(以下「本件IPア
ドレス」という。)を利用している被告に対し,氏名不詳者(以下「本件発信
者」という。)が,ツイッター上に写真を含む投稿(以下「本件投稿」とい
う。)をし,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)に対する
原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであるとして,特定電気
通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以
下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の各情報(以
下「本件情報」という。)の開示を求める事案である。
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特許権
令和2年12月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)31214
民事訴訟 特許権 (塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びその製造方法)
原告旭化成株式会社 被告株式会社シーズワン
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
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実施 | 112回 | 無効 | 54回 | 進歩性 | 35回 | 新規性 | 30回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びその製造
方法」とする特許に係る特許権を有する原告が,被告は,上記特許に係る発明
の技術的範囲に属する別紙物件目録記載の各ラップフィルム製品について,輸
入,販売又は販売の申出をしており,これらの行為は,上記特許権を侵害する5
と主張して,上記特許権に基づき,上記各製品の輸入,販売又は販売の申出の
差止め及び上記各製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10117
特許取消決定取消請求事件
原告三菱重工機械システム株式会社 被告特許庁長官
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実施 | 64回 | 刊行物 | 46回 | 進歩性 | 20回 | 新規性 | 20回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,特許第6093811号発明「機械式駐車装置,機械式駐車装置
の制御方法,及び機械式駐車装置の安全確認機能を設ける方法」(以下「本
件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21183一部認容
損害賠償請求事件
被告マイクロソフトコーポレーション
日本マイクロソフト株式会社
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商標法38条1項 特許法105条の3 商標法38条2項 特許法102条2項
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侵害 | 21回 | 損害賠償 | 16回 | 商標権 | 12回 | 特許権 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告マイクロソフトコーポレーション(以下「被告米国法5
人」という。)が,被告日本マイクロソフト株式会社(以下「被告日本法人」
という。)と共謀しその協力を得て,不当に過大な被保全債権に基づき原告の
預金債権の仮差押命令の申立てをしたことから,原告はその払戻しを妨げられ
るなどの損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,
被告らに対し,連帯して,693万6846円及びこれに対する不法行為より10
後の日である平成29年8月11日から支払済みまで民法(ただし,平成29
年法律第44号による改正前のもの。以下,法定利率につき同じ。)所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年12月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5462請求棄却
損害賠償等請求事件
原告BSTONE株式会社 被告株式会社ALEFS
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[概要] 1 本件は,別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告商品」という。)を製造
販売している原告が,別紙被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」という。)
は原告商品の形態を模倣したものであり,被告によるその販売等の行為は不正競争
(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号)に該当するとして,
被告に対し,不競法3条に基づく被告商品の販売等の差止並びに同法4条に基づく
損害賠償金2000万円及びこれに対する不正競争後である平成30年1月19日
から支払済みまで民法(ただし,平成29年法律第44号による改正前のもの)所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社タキソウ 被告Y
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条に基づいて商標登録を取り消した審決の取消訴訟であり,
争点は原告による商標使用の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10055控訴棄却
特許法第1条の違反,及び,特許権侵害,慰謝料等被害請求控訴事件
被控訴人日本製鉄株式会社
日鉄テクノロジー株式会社
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特許法79条 特許法125条 特許法102条1項 特許法29条1項2号
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[概要] 1(1) 本件は,被控訴人日本製鉄(以下,被控訴人日本製鉄について,旧商号
時についても特に区別せず,単に「被控訴人日本製鉄」ということがある。)の子
会社であって,後に被控訴人日鉄テクノロジーに吸収合併されたテクノリサーチ社
にかつて勤務していた控訴人が,①船舶の傾斜測定装置として被控訴人日本製鉄の
使用・販売する装置(被告装置)は,控訴人の保有する本件特許に係る発明の技術
的範囲に属するものであり,被控訴人日本製鉄による被告装置の使用及び販売は本
件特許権を侵害し,テクノリサーチ社は被控訴人日本製鉄による本件特許権の侵害
行為の原因となる行為をした,②被控訴人日本製鉄及びテクノリサーチ社は,控訴
人のテクノリサーチ社在勤中にした別件発明につき,別件訴訟1で控訴人の職務を
偽って主張するなどして裁判所に職務発明であるとの誤った判断をさせ,その後,
適切な内容での特許出願をせず拒絶査定を意図的に確定させるなどした上,さらに,
被控訴人らにおいて,異議に理由がないことを知りながら本件特許に対して特許異
議の申立てをするなどの一連の不法行為をし,③被控訴人日鉄テクノロジーはテク
ノリサーチ社を吸収合併したことによりテクノリサーチ社の権利義務を承継したと
主張して,被控訴人らに対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,①につい
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10096審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10097審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10098審決取消訴訟
審決取消請求事件 (⽌痒剤)
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特許法148条1項 特許法179条
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無効 | 16回 | 審決 | 15回 | 特許権 | 10回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,特許権の存続期間の延長登録を無効とする審決に対する取消訴訟で
ある。
2 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「⽌痒剤」とする発明に係る特許(特許第3531
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月1日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10039控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (アンテナ装置)
被控訴人株式会社ヨコオ
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特許法36条6項1号 特許法123条1項4号 特許法104条の3 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「アンテナ装置」とする特許(特許第5237617
号,請求項の数11。以下「本件特許」という。)の特許権者である控訴人が,
被控訴人が製造又は輸入し,販売又は販売の申出をしている原判決別紙被告製
品目録記載の製品(以下「被控訴人製品」という。)は,後記3⑴の訂正認容
審決及び無効審判請求不成立審決により訂正が認められた後の本件特許の請求
項1(以下,後記3⑴の訂正認容審決及び無効審判請求不成立審決により訂正
が認められた後の本件特許の請求項1を,単に「請求項1」という。)記載の
発明の技術的範囲に属し,その生産,譲渡又は譲渡の申出は,請求項1に係る
特許の特許権を侵害すると主張し,被控訴人製品の生産,譲渡又は譲渡の申出
の差止め(特許法100条1項),被控訴人製品の廃棄(特許法100条2項),
損害賠償4000万円(民法709条,特許法102条3項)及びこれに対す
る不法行為の後である平成30年3月2日(訴状送達日の翌日)から支払済ま
で民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年12月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)28541
損害賠償請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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意匠権
令和2年11月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)26166一部認容
意匠権侵害差止損害賠償請求事件
原告株式会社アールシーコア 被告マキタホーム株式会社
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意匠法39条2項 意匠法2条1項 意匠法37条1項 意匠法3条2項
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侵害 | 52回 | 意匠権 | 41回 | 差止 | 14回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を「組立家屋」とする意匠登録第1571668号
の意匠権(以下「本件意匠権」という。)を有する原告が,被告に対し,被告
による別紙被告製品目録1記載の建物(以下「被告製品1」という。)の製造,
販売,販売の申出及び販売のための展示(以下,これらの行為を併せて「製造,
販売等」という。)が本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法37条1項及10
び2項に基づき,被告製品1の製造,販売等の差止め及び除去を求めるととも
に,原告が販売する別紙原告製品目録記載1ないし3の建物(以下,それぞれ
「原告製品1」などといい,これらを併せて「原告製品」という。)の備える
形態が原告の商品等表示として需要者の間に広く認識されているとした上で,
被告が別紙被告製品目録2記載の建物(以下「被告製品2」という。)を製造,15
販売等する行為は,原告の上記商品等表示と同一又は類似する商品等表示を使
用するものであり,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号
の不正競争に該当すると主張して,不競法3条1項及び2項に基づき,被告製
品2の製造,販売等の差止め及び除去を求め,さらに,意匠権侵害の不法行為
による損害賠償請求権又は不競法4条による損害賠償請求権に基づき,意匠法20
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10049一部認容
損害賠償請求控訴事件 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
被控訴人株式会社ツインズ
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特許法102条2項 特許法73条2項 特許法102条3項 特許法73条1項
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特許権 | 264回 | 侵害 | 95回 | 実施 | 90回 | 損害賠償 | 70回 |
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[概要] 1(1) 本件は,控訴人が,被控訴人には次のアからウの債務不履行又は不法行為
があると主張して(アとイは選択的な主張),被控訴人に対し,債務不履行又は不法
行為による損害賠償請求権に基づき,損害額の合計2億2000万円(ア又はイに
ついて1億円,ウについて1億円,弁護士費用相当額として2000万円)及びこ
れに対する催告の後の日又は不法行為の後の日である平成28年6月16日から支
払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10081控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被控訴人シャープ株式会社
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特許法104条の3 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
ュータシステム」とする特許(特許第4611388号。以下,この特許を「本
件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権
者である控訴人が,被控訴人によるスマートフォン「AQUOS SERIE
SHV32」(以下「被告製品」という。)の製造及び販売が本件特許権の
侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償の一部請求として456万円及びこれに対する平成28年8月11
日(不法行為の後)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年11月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10027控訴棄却
コンピュータプログラムの著作権にかかる損害賠償請求等請求控訴事件
被控訴人システムギア株式会社
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[概要] 本件は,中央情報システム株式会社(以下「中央情報システム」という。)
の従業員であった控訴人が,中央情報システムを吸収合併した被控訴人に対し,
①中央情報システムが,控訴人が作成した著作物である別紙プログラム目録記
載のプログラム(以下「本件プログラム」)を無断で複製して第三者に売却し
た行為が控訴人の著作権(複製権,譲渡権)の侵害に当たる旨主張して,不法
行為に基づく損害賠償として,1800万円の支払を求めるとともに,本件プ
ログラムの著作権が控訴人に帰属することについての確認を求め,②控訴人が
他の従業員等からパワーハラスメント(以下「パワハラ」という。)やセクシ
ャルハラスメント(以下「セクハラ」という。)を受けたが,中央情報システ
ムがこれを放置したことにより,統合失調症を発症し,入院治療や通院治療を
余儀なくされたなどと主張して,債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償と
して,1850万円(慰謝料1800万円及び医療費・交通費50万円)の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10057控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求控訴事件 (タンパク質を抽出する混合液)
被控訴人株式会社ディーエイチシー
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特許法70条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「タンパク質を抽出する混合液」とする特許(特許第
5388259号。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特
許権を「本件特許権」という。)の特許権者である控訴人が,被控訴人による
別紙被告製品目録記載のクレンジングオイル(以下「被告製品」という。)の
製造及び販売は本件特許権の侵害に当たる旨主張して,本件特許権侵害の不法
行為に基づく損害賠償の一部請求として,1000万円及びこれに対する平成
29年12月20日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下,単に「民法」という。)
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)29883一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
原告有限会社宝石のエンジェル
X1 被告Y1
石福ジュエリーパーツ株式会社
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特許法126条6項 特許法100条1項 特許法37条 特許法70条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権(特許第40
44598号。以下「本件特許権」という。)を有する原告会社及び原告会社か20
らその専用実施権の設定を受けた原告X1が,被告Y1が製造,販売し,被告石
福ジュエリーが販売する別紙1物件目録記載の商品名の製品(以下「被告製品」
という。)が,本件特許権に係る特記発明の技術的範囲に属するなどと主張して,
(1) 被告Y1に対しては,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品の製造,
販売及び販売の申出の差止め,並びに被告製品,半製品及び製造設備の廃棄を求25
めるとともに,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として,原告会社に
つき平成28年11月8日から令和元年7月7日までの間の損害額1億271
9万0400円,原告X1につき同月8日から同年11月7日までの間の損害額
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月18日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10028控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件(本訴),損害賠償請求控訴事件(反訴)
被控訴人株式会社サンワード商会
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不正競争防止法2条1項20号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件の本訴事件は,控訴人と OEM 販売契約(本件 OEM 契約)及びそれに基づ
く本件売買契約を締結していた被控訴人が,控訴人に対し,本件売買契約の解除に
伴う原状回復請求権に基づき,支払済み代金の返還及びこれに対する代金受領後の
日である平成30年4月17日から支払済みまで平成29年法律第44号による改
正前の民法所定の年5分の割合による民法545条2項所定の利息の支払を請求し
たところ,控訴人が,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求権及び本件
OEM 契約の債務不履行に基づく損害賠償請求権を自働債権とする相殺の意思表示を
した事案であり,本件の反訴事件は,控訴人が,被控訴人による本件特許権侵害の
不法行為,不正競争防止法2条1項1号,4号,20号及び21号(なお,後二者
の行為時の該当法条は,平成30年法律第33号による改正前の14号及び15号
である。)の不正競争,本件 OEM 契約違反行為を主張して,被控訴人に対し,本件特
許権侵害の不法行為,不正競争防止法4条又は本件 OEM 契約の債務不履行の損害賠
償請求権に基づき,7700万円(逸失利益7000万円[予備的に1400万円]
及び弁護士費用相当額700万円)の損害賠償及びこれに対する不法行為又は不正
競争の後の日であり,請求した日(反訴状送達日)の翌日である平成30年12月
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10018審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (切断起点領域形成方法及び加工対象物切断方法)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩性につ
いての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10025控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (発光装置と表示装置)
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特許法102条3項 特許法70条2項 特許法100条1項
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実施 | 117回 | ライセンス | 54回 | 侵害 | 36回 | 特許権 | 29回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 一審原告は,発明の名称を「発光装置と表示装置」とする本件特許権1(特
許第5177317号),発明の名称を「発光装置,樹脂パッケージ,樹脂成形体
並びにこれらの製造方法」とする本件特許権2(特許第6056934号)及び発
明の名称を「発光装置,樹脂パッケージ,樹脂成形体並びにこれらの製造方法」と
する本件特許権3(特許第5825390号)の特許権者である。
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不正競争
令和2年11月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)10672等請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社リリーラッシュ 被告A
B
C
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[概要] 1 事案の概要
本件は,まつげエクステ専門店を営む法人である原告の元従業員であった被告
Aが,原告と同一市内にあるまつげエクステサロンで勤務を開始した後に原告の5
顧客情報を不正に取得,使用等した行為が不正競争防止法(以下「不競法」とい
う。)2条1項4号所定の不正競争行為に該当し,上記サロンの経営者である被
告B及び被告Cが,不正に取得,使用等されたことを知りながら,又は重過失に
よりそれを知らないで上記顧客情報を使用,開示等した行為が不競法2条1項5
号所定の不正競争行為に該当するなどと主張して,原告が,被告らに対して不競10
法4条に基づき損害賠償金及び遅延損害金の支払を求めるとともに,被告B及び
被告Cに対して不競法3条1項及び2項に基づき別紙顧客情報目録記載の情報
(以下「原告主張顧客情報」という。)の使用の差止め及び廃棄を求める事案であ
る。
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容15
易に認められる事実)
原告は,まつげエクステ専門店を営む法人であり,リリーラッシュ国分寺南
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その他
令和2年11月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26712請求棄却
不当利得返還等請求事件
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告がインターネットウェブサイト上に開設20
した被告経営に係る店舗のホームページに虚偽の事実を掲載したことにより,
原告は信用を毀損されて損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請
求権に基づき,500万円及びこれに対する不法行為より後の日である令和元
年9月1日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。25
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著作権
令和2年11月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)10689
発信者情報開示請求事件
原告日本コロムビア株式会社
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法96条の2 著作権法102条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,レコード製作会社である原告らが,インターネット接続プロバイダ
事業を営む被告に対して,被告の用いる電気通信設備を経由したファイル交換5
ソフトウェアの使用によって,原告らがレコード製作者の権利を有するレコー
ドについての送信可能化権(著作権法96条の2)が侵害されたことが明らか
であり,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要で
あるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の
開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,別紙発信者情10
報目録記載1ないし4の各情報(以下,併せて「本件各発信者情報」という。)
の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36168
不当利得返還等請求事件
原告A 被告一般財団法人中東協力センター
学校法人片柳学園
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著作権法47条の3 著作権法20条2項3号 著作権法15条2項 著作権法38条4項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らに対し,被告らが,原告作成の別紙原告プログラム
目録記載のプログラム(以下「本件プログラム」という。)に係る原告の著作
権(複製権,公衆送信権,貸与権及び翻案権)及び著作者人格権(公表権,氏
名表示権及び同一性保持権)を侵害し,これによって利益を受けたと主張して,5
不当利得返還請求権に基づき,連帯して,利得金合計574万8000円のう
ち500万円及びこれに対する請求日の翌日である平成25年9月12日から
支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10153審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ショーツ等の衣料)
原告トラタニ株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年6月22日に出願した特許出願(特願2011-13
8776号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2015-1461
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年11月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)29036一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社ドクターシーラボ 被告ツーウェイワールド株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告は,訴訟承継前の原告及び原告(以下,
訴訟承継前の原告も含めて「原告」という。)の商品等表示として需要者の間
に広く認識されている毛穴ケア用の化粧水の外箱及び容器と類似するデザイ
ン,形状等の外箱及び容器を使用し,同種の商品を譲渡等することにより,原
告商品と混同を生じさせたところ,被告の同行為は不正競争防止法(以下「不10
競法」という。)2条1項1号所定の不正競争行為に該当すると主張して,不
競法3条1項及び2項に基づき,商品等表示の使用,同商品等表示を使用した
商品の譲渡及び譲渡のための展示の差止め並びに同商品の廃棄を求めるととも
に,不競法4条に基づき,損害賠償金710万3946円及びこれに対する訴
状送達の日の翌日である平成30年9月14日から支払済みまで民法(平成215
9年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による金員の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年11月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3499
発信者情報開示請求事件
原告株式会社北の達人コーポレーション 被告エックスサーバー株式会社
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不正競争防止法2条1項21号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)により別紙ウェブ25
ページ目録記載のウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に掲載され
た別紙記載目録記載1ないし6の記載(以下,同目録の番号に合わせて「本件記載
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10132審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハナヤマ 被告Y
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審決 | 56回 | 無効 | 36回 | 優先権 | 21回 | 新規性 | 17回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称「ブルニアンリンク作成デバイスおよびキット」に
係る特許第5575340号(以下「本件特許」という。)の特許権者であ
る。
(2) 本件特許に係る出願(特願2014-14615号。以下「本件出願」
という。)は,2011年6月23日(パリ条約による優先権主張外国庁受
理2010年11月5日,米国)を国際出願日とする特願2013-537
663号(以下「原出願」という。)の一部を分割して平成26年1月29
日に新たな出願としたものであった。
パリ条約による優先権主張の基礎となった米国仮出願「61/410,3
99」(以下「本件米国仮出願」という。)は,2010年11月5日にな
された。被告は,2011年6月23日,本件米国仮出願に基づくPCT出
願(PCT/US2011/041553)を行い,これを国内移行させて
原出願をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年11月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告Y
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲4,
5)。
登 録 番 号 第6012612号
登録出願日 平成29年9月1日
設定登録日 平成30年1月19日
登 録 商 標 別紙1のとおり
商品及び役務の区分 第21類
指 定 商 品 大阪市天満地域産の切り子硝子で作ったグラス
(2) 原告は,平成30年12月19日,本件商標の無効審判請求をし,特許庁
は,これを無効2018-890094号事件として審理し,令和2年3月
31日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同
年4月13日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和2年5月8日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年11月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10024審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置,樹脂パッケージ,樹脂成形体並びにこれらの製造方法)
原告東芝映像ソリューション株式会社 被告日亜化学工業株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判事件の審決のうち審判の請求が成り立たないとする部分の
取消訴訟である。争点は,サポート要件違反についての認定判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年11月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10034控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件 (ビジネスサポート協同組合)
被控訴人協同組合ビジネスサポート
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,中小企業等協同組合法に基づき設立され,名称を「ビジネスサポー
ト協同組合」とする事業協同組合である控訴人が,同法に基づき設立され,名称を
「協同組合ビジネスサポート」とする被控訴人に対し,被控訴人が「協同組合ビジ
ネスサポート」との名称及びその略称又は通称である「ビジネスサポート」という
表示を使用することが,不正競争防止法2条1項1号の不正競争に当たると主張し
て,①同法3条1項に基づき,同名称及び同表示の使用の差止めを,②同条2項に
基づき,被控訴人の法人登記のうち名称部分の抹消登記手続を,③同法4条に基づ
き,損害賠償金597万4000円及びこれに対する被控訴人の設立日である平成
28年8月1日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年11月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10055審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
原告X 被告一般財団法人古田織部美術館
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する審決中の不成立部分の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年10月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)35218請求棄却
不正競争行為差止請求事件
原告株式会社ソケッツ 被告株式会社シンクパワー
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不正競争防止法2条1項21号 不正競争防止法2条1項
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[概要] 本件は,スマートフォンで再生する楽曲用の同期歌詞データを提供する事業
を行っている原告が,同業者で競争関係にある被告に対し,被告代表者が,原
告が上記データを自動的に生成するシステム(以下「本件システム」とい25
う。)を完成させていないとの虚偽の事実を告知し,又は流布する不正競争行
為(不正競争防止法2条1項21号)を行い,原告の営業上の利益を侵害する
おそれがあると主張して,同法3条1項に基づき,上記不正競争行為の差止め
を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年10月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21592請求棄却
商標権等に基づく差止等請求事件
原告オカモト株式会社 被告株式会社サックス
ジャパンメディカル株式会社
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商標法3条1項5号 商標法36条1項 商標法26条1項2号 特許法104条の3
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[概要] 原告は,別紙原告商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,そ
の登録商標を「原告商標」という。)を有し,包装(外箱)に別紙原告商品表示
目録1又は2記載の各商品表示(以下,それぞれ「原告商品表示1」,「原告商
品表示2」といい,これらを併せて「原告各商品表示」という。)を付した各コ
ンドーム商品(以下,これらを併せて「原告商品」という。)を販売しており,20
他方,被告らにおいて,原告商標の指定商品と同一の商品(コンドーム)に関
し輸入,譲渡等をしている(被告サックスが輸入して被告ジャパンメディカル
に卸し,被告ジャパンメディカルがこれを第三者に卸している。)ところ,被告
らが,その商品の包装(外箱及び個別アルミ包装)において,原告商標に類似
する別紙被告標章目録記載1-1,1-2,2の各標章(以下,それぞれ「被25
告標章1-1」,「被告標章1-2」(以下,これらを併せて「被告標章1」とい
う。),「被告標章2」といい,これらを併せて「被告各標章」という。)及び原
告商品の商品表示に類似する別紙「被告商品の外箱正面」記載の商品表示(以
下「被告商品表示」という。)を使用している旨主張する(以下,被告らの輸入,
譲渡等に係る被告各標章及び被告商品表示が付されたコンドーム商品を「被告
▶判決の詳細
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