権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10241審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする,PTH含有骨粗鬆症治療/予防剤)
被告特許庁長官關政立 原告旭化成ファーマ株式会社細田芳弘
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,新規性・進歩性の有無(引用発明の認定,相違点及び効果に係る
判断)である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年11月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6363等請求棄却
使用権料請求事件使用権料返還請求事件
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民法620条 民法543条 民事訴訟法64条
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許諾 | 70回 | 分割 | 9回 | 損害賠償 | 3回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 1 請求の要旨
第1事件は,原告が被告に対し,原告が使用権あるいは著作権を有する地図デー
タについて,被告との間の有償使用許諾契約に基づき,使用権料1億5500万円
(税抜き)の残金5940万円(5500万円とその消費税)及びこれに対する支
払期日の翌日である平成27年5月14日から支払済みまで同契約で定める年1
5%による遅延損害金の支払を請求した事案である。これに対し,被告は,同契約
による使用権料について支払済みの1億800万円(1億円とその消費税)を超え
る額の合意はなく,また,同契約は原告が地図データを提供しなかった債務不履行
に基づき解除されたと主張して争っている。
第2事件は,被告が原告に対し,上記使用許諾契約の解除に基づく原状回復請求
権として,支払済み使用権料1億円の返還及びこれに対する同金員受領の日である
平成26年6月12日から支払済みまで商事法定利率年6%の割合による利息の支
払を請求した事案である。これに対し,原告は,上記解除の有効性を争うとともに,
仮に上記解除が有効であるとしても原告は被告に対して使用権料の支払請求権を有
する等と主張して争っている。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年11月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6363等請求棄却
使用権料請求事件使用権料返還請求事件
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民法620条 民法543条 民事訴訟法64条
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許諾 | 70回 | 分割 | 9回 | 損害賠償 | 3回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 1 請求の要旨
第1事件は,原告が被告に対し,原告が使用権あるいは著作権を有する地図デー
タについて,被告との間の有償使用許諾契約に基づき,使用権料1億5500万円
(税抜き)の残金5940万円(5500万円とその消費税)及びこれに対する支
払期日の翌日である平成27年5月14日から支払済みまで同契約で定める年1
5%による遅延損害金の支払を請求した事案である。これに対し,被告は,同契約
による使用権料について支払済みの1億800万円(1億円とその消費税)を超え
る額の合意はなく,また,同契約は原告が地図データを提供しなかった債務不履行
に基づき解除されたと主張して争っている。
第2事件は,被告が原告に対し,上記使用許諾契約の解除に基づく原状回復請求
権として,支払済み使用権料1億円の返還及びこれに対する同金員受領の日である
平成26年6月12日から支払済みまで商事法定利率年6%の割合による利息の支
払を請求した事案である。これに対し,原告は,上記解除の有効性を争うとともに,
仮に上記解除が有効であるとしても原告は被告に対して使用権料の支払請求権を有
する等と主張して争っている。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10027控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件 (電子ショッピングモールシステム)
控訴人エムエフピーマネジメント
X 被控訴人楽天株式会社
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特許法69条2項2号 特許法29条2項 特許法79条 特許法29条1項2号
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実施 | 29回 | 進歩性 | 26回 | 新規性 | 25回 | 無効 | 19回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (同期化された水及びその製造並びに使用)
被告特許庁長官 原告アクロマ,タナイタス,アクチボラグ
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項
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[概要] 容易に認定できる事実である。)
▶判決の詳細
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商標権
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)16340請求棄却
商標権侵害差止等反訴請求事件
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商標法3条1項6号 商標法4条1項7号 商標法36条1項
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[概要] 本件は,反訴原告らが,反訴被告標章1ないし3は反訴原告Aの有する商
標権に係る登録商標と類似し,反訴被告標章4及び5は反訴原告会社の有す
る商標権に係る登録商標と類似しているところ,反訴被告において,業とし
て反訴被告各標章を,(1)空手の教授に関する広告,空手の興業の企画・運
営又は開催に使用する行為,(2)空手の教授を行うに際して空手衣に使用す
る行為,及び(3)反訴被告の道場の建物における看板,建物ドア又は表示板
に使用する行為が,反訴原告らの上記各商標権を侵害する旨主張して,①反
訴原告Aが,反訴被告に対し,商標法36条1項に基づき,反訴被告標章1
ないし3の各使用の差止めを,②反訴原告会社が,反訴被告に対し,同項に
基づき,反訴被告標章4及び5の各使用の差止めを,それぞれ求める事案
である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29586請求棄却
商標権等に基づく差止等請求事件
被告株式会社ジュピターインター 原告ティーダブリュージーティイーリミテッド
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不正競争防止法2条1項1号 商標法38条2項
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)につき商
標権を有する原告が,被告による被告標章を付した被告商品の輸入販売が上記
商標権を侵害し,原告の商品等表示として周知又は著名な原告商標と同一の商
品等表示を使用したものであって不正競争防止法2条1項1号又は2号の不正
競争に該当すると主張して,①商標法36条1項,2項又は不正競争防止法3
条1項,2項に基づき(主位的に商標法,予備的に不正競争防止法に基づく。
以下同じ。)被告商品の輸入販売の差止め及び廃棄,②商標法39条,特許法
106条又は不正競争防止法14条に基づき謝罪広告の掲載,③民法709条,
商標法38条2項又は不正競争防止法4条,5条2項に基づき損害賠償金99
85万6680円及びこれに対する不法行為の日の後(訴状送達の日の翌日)
である平成27年11月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)36973請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告一般社団法人全国遺体保全協会 原告一般社団法人日本遺体衛生保全協会原田伸
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不正競争防止法2条1項1号 商標法36条2項 商標法38条2項 商標法37条1号
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[概要] 本件は,別紙商標目録記載の登録商標(以下「原告商標」という。)の商標
権者であり,「一般社団法人日本遺体衛生保全協会」との名称(以下「原告名
称」という。)で活動する原告が,被告に対し,被告による「一般社団法人全
国遺体保全協会」との名称(以下「被告名称」という。)及び別紙標章目録記
載1~3の各標章(以下,それぞれを「被告標章1」などといい,これらを
「被告各標章」と総称する。)の使用が原告の商標権を侵害し,不正競争防止
法2条1項1号所定の不正競争に該当すると主張して,①商標法36条1項又
は不正競争防止法3条1項に基づき(選択的請求。以下同じ。),被告名称及
び被告各標章の使用の差止めを,②商標法36条2項又は不正競争防止法3条
2項に基づき,被告の法人登記のうち名称部分の抹消登記手続,被告各標章を
付したパンフレットの廃棄等を,③民法709条,商標権38条2項又は不正
競争防止法4条,5条2項に基づき,損害賠償金521万円及びこれに対する
不法行為の後である平成28年1月9日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める訴訟である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)23364等一部認容
損害賠償請求事件
被告(反訴原告)株式会社ブリッツ 原告(反訴被告)株式会社日本電機サービス
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不正競争防止法2条1項15号 民法415条 民法90条
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[概要] 本件本訴は,被告との間で機器の継続的売買契約を締結していた原告が,被
告に対し,①被告には契約で定められた金額で原告に機器を販売する義務及
び所定の期間内に機器を提供する義務の違反があると主張して,債務不履行
(民法415条)に基づき損害賠償金7624万円及びこれに対する訴状送
達の日の翌日である平成26年9月18日から支払済みまで商事法定利率年
6分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,②被告は原告の取引
先に対して虚偽の事実を告知し,原告の営業を妨害する不正競争(不正競争
防止法2条1項15号)を行ったと主張して,民法709条に基づき損害賠
償金1350万円及びこれに対する不法行為の後の日である同日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)22060一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社ヨコオ酒迎明洋 原告原田工業株式会社阿部実佑季
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特許法102条3項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法79条
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による被告製品の生産等が原告の特許権を
侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき被告製品の生産等の差止め
を,同条2項に基づき被告製品及びその製造装置の廃棄を,民法709条及び
特許法102条3項に基づき損害賠償金769万3073円及びうち303万
1903円に対する不法行為の後の日である平成27年8月18日(訴状送達
の日の翌日)から,うち466万1170円に対する平成28年7月8日(訴
えの変更申立書の送達の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (MIMO送信のためのデータストリームの個々のインターリーブ)
被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「MIMO送信のためのデータストリームの個々のイ
ンターリーブ」とする発明について,2005年(平成17年)12月13日
(パリ条約による優先権主張2004年(平成16年)12月13日 米国,
2005年(平成17年)10月5日 米国)を国際出願日とする出願である
特願2007-545079号の一部を,平成24年10月10日,新たな特
許出願として出願したが(特願2012-224647号。以下「本願」とい
う。),平成26年5月9日付けで拒絶査定がされた。
そこで,原告は,同年9月16日,特許庁に対し,拒絶査定に対する審判請
求をした(不服2014-18453号)。これに対し,特許庁は,平成27
年9月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(なお,出訴期
間として90日を付加している。以下「本件審決」という。)をした。その謄
本は,同月17日,原告に送達された。
原告は,平成28年1月15日,本件訴えを提起した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成28年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10138審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ニチベイ 原告立川ブラインド工業株式会社
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品を「ブラインド用スラット」とする意匠登録第14
92562号(登録出願日 平成25年5月1日,登録日 平成26年2月1
4日)の意匠権者である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年11月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)11642一部認容
貸金請求事件
被告P2
東風情報技研株式会社 原告P1
C&Fシステック株式会社
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法4条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,①原告P1が,被告P2に対し,消費貸借契約に基づく貸金返還請求権
として,元金合計1750万円及びこれに対する平成25年11月28日(訴状送
達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5%の割合の遅延損害金の支払を求め,
②原告C&Fシステック株式会社(以下「原告会社」という。)が,被告東風情報
技研株式会社(以下「被告会社」という。)に対し,消費貸借契約に基づく貸金返
還請求権として,元金840万円及びこれに対する平成25年11月21日(訴状
送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5%の割合の遅延損害金の支払を求
めている事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年11月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6203請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社医学出版
P1
P2 原告株式会社メディカ出版
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民事訴訟法61条
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[概要] 循環器疾患に係る医療に従事する看護師を主な購読者とする雑誌(以下「原告雑
誌」という。)を出版していた原告は,同雑誌の題号に類似する題号を用い,市場
で競合する雑誌(以下「被告雑誌」という。)を出版する被告株式会社医学出版
(以下「被告会社」という。)に対し,上記出版行為が不正競争防止法(以下「不
競法」という。)2条1項1号の不正競争に当たると主張して,被告雑誌の出版行
為の差止め及び損害賠償を求める訴訟を提起し,原告の請求を認容する内容の判決
が控訴審において確定していた(大阪高等裁判所平成24年(ネ)第2044号,
同年(ネ)第2655号不正競争行為差止等請求控訴附帯控訴事件。以下,この訴
訟を「前件訴訟」といい,控訴審判決を「前件判決」という。)。
本件は,被告会社がその後も,原告雑誌の題号に類似する題号の被告雑誌の出版
を継続していたことから,被告会社に加え,被告会社の代表取締役P1及び取締役
P2に対し,下記請求をした事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10206審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エアバッグ用基布)
被告旭化成せんい株式会社訴訟承継人 原告東洋紡株式会社中西淳
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特許法134条の2 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,平成23年8月23日(優先権主張:平成22年8月23日,日
本),発明の名称を「エアバッグ用基布」とする特許出願(特願2011-553
636号)をし,平成24年10月5日,設定の登録を受けた(特許第51008
95号。請求項の数7。甲72)。以下,この特許を「本件特許」という。
⑵ 原告は,平成26年1月24日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から7
に係る発明について特許無効審判を請求し(甲81),特許庁は,これを,無効2
014-800017号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10079審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (タイヤ)
被告特許庁長官氏原康宏 原告株式会社ブリヂストン塚中哲雄
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年4月16日,発明の名称を「タイヤ」とする発明につい
て特許出願(特願2013-85881号)をし,平成26年1月29日付けで拒
絶理由通知を受けたことから,同年4月3日付け手続補正書により特許請求の範囲
を補正したが,同年7月14日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成26年10月22日,上記拒絶査定について不服審判を請求す
るとともに(甲21),同日付け手続補正書(甲22)により特許請求の範囲を補
正した。特許庁は,上記審判請求を不服2014-21362号として審理を行っ
た。
(3) 原告は,平成27年10月26日付けで拒絶理由通知(甲26)を受けたこ
とから,同年12月22日付けで手続補正書(甲20)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ベンゾチオフェン類を含有する医薬製剤)
被告沢井製薬株式会社 原告イーライ・リリー・
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特許法29条2項 特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する無効審決の取消訴訟である。争点は,進歩性
判断(引用発明の認定,相違点の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)34732請求棄却
特許権 (農作業機の整地装置)
被告小橋工業株式会社 原告松山株式会社
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特許法123条1項2号 特許法70条2項 特許法70条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「農作業機の整地装置」とする特許第3009807
号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,
本件特許の願書に添付した明細書〔特許請求の範囲を含み,無効審判事件(無効2
013-800213)の平成26年9月29日付け審決(確定済み)により訂正
されたもの。別紙2全文訂正明細書参照〕及び図面〔別紙1特許公報参照〕を併せ
て「本件明細書」という。)の特許権者であった原告が,別紙3被告製品目録記載
の各製品(以下,同目録記載の番号に対応して「被告製品①」などといい,被告製
品①ないし同㉑を総称して「被告各製品」という。)は,いずれも本件明細書の特
許請求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1記
載の発明(以下「本件発明」という。また,本件特許のうち本件発明に係るものを
「本件発明についての特許」ということがある。)の技術的範囲に属するから,被
告による被告各製品の製造販売は,本件特許権を侵害する行為であると主張して,
①特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権(対象期間は,平成24年7月1日
から平成25年5月28日までである。)に基づき,被告に対し,損害賠償金4億
7839万3219円のうち2億円及びこれに対する不法行為後の日である平成2
▶判決の詳細
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特許権
平成28年11月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7307一部認容
実施料等請求事件
被告松田技研工業株式会社 原告株式会鴻池組
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特許法101条4号 民法570条 特許法38条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,特許実施許諾契約に基づく平成21年6月から平成
25年12月分までの未払実施料が,別紙販売額・実施料一覧表記載のとおりの合
計1955万3025円であると主張して,同契約に基づき同額及びこれに対する
支払期限の後である平成26年5月1日から支払済みまで商事法定利率年6%の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年11月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ラ)10009
保全異議申立決定に対する保全抗告事件
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民法92条
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[概要] 1 事案の概要(略称は原決定のそれによる。)
相手方は,「相手方は,編集著作物たる著作権判例百選[第4版](本件著作
物)の共同著作者の一人であるところ,抗告人が発行しようとしている著作権
判例百選[第5版](本件雑誌)は本件著作物を翻案したものであるから,本件
著作物の著作権を侵害する。」などと主張して,本件著作物の翻案権並びに二
次的著作物の利用に関する原著作物の著作者の権利を介して有する複製権,譲
渡権及び貸与権,又は著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)に基づく
差止請求権(本件差止請求権)を被保全権利として,抗告人による本件雑誌の
複製・頒布等を差し止める旨の仮処分命令を求める申立て(本件仮処分申立て)
をした。
▶判決の詳細
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その他
平成28年11月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2617請求棄却
競争行為差止等請求事件
被告有限会社プロスタイル
乙 原告甲
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民法709条
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[概要] 1 本件は,原告が,ウェブサイトを利用した婦人用中古衣類の売買を目的とす
る事業につき,被告会社から当該事業の譲渡を受けたのに,被告会社は不正の
競争の目的をもって同一の事業を行い,もって原告に損害を与えたなどと主張
して,①被告会社に対し,会社法21条3項に基づき,上記事業の差止めを求
め,②被告会社及びその代表者である被告乙に対し,被告会社については民法
709条に基づき,被告乙については会社法429条及び民法709条に基づ
き,損害賠償として801万0972円及びこれに対する不法行為の後の日で
ある被告会社については平成27年2月26日,被告乙については同月22日
(いずれも訴状送達の日の翌日)から各支払済みまで商事法定利率年6分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年11月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10050控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社朝日新聞社
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著作権法2条1項15号 著作権法115条 著作権法21条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,新聞社である被控訴人に対し,被控訴人が発行する新聞
の記事に控訴人の執筆したブログの一部を引用したことが控訴人の複製権(著作権
法21条)及び同一性保持権(同法20条)の侵害に当たるとともに,控訴人を取
材せずに記事を掲載した行為が不法行為に当たると主張して,①民法709条に基
づき,慰謝料等の損害賠償金合計352万円及びこれに対する最終の不法行為の日
である平成24年7月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を,②著作権法115条及び人格権に基づき名誉回復措置として謝罪
広告の掲載を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成28年11月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官
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審決 | 26回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 新規性 | 1回 |
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[概要] 1 本願意匠
意願2013-12836号(以下「本願」という。)は,平成24年12
月7日のアメリカ合衆国への出願に基づくパリ条約による優先権の主張を伴っ
て,平成25年6月7日に意匠登録出願されたものである。その意匠(以下
「本願意匠」という。)は,意匠に係る物品を「包装用容器」とし,その形態
を,別紙審決書(写し)の別紙第1(以下,別紙審決書(写し)添付の各別紙
につき「別紙第1」のようにいう。)のとおりとするものである。
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特許権
平成28年11月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年3月24日,発明の名称を「ロール苗搭載樋付田植機
と内部導光ロール苗。」とする特許出願をしたが(特願2011-8773
5号。以下「本願」という。甲9),平成26年9月30日付けで拒絶査定
を受けた(甲13)。
(2) 原告は,平成26年12月31日付けで拒絶査定に対する不服の審判を請
求するとともに(甲14),同日付け手続補正書(甲15)により特許請求
の範囲を補正した。
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特許権
平成28年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)5869請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (水中構造物の洗掘防止材と洗掘防止工法)
被告前田工繊株式会社 原告キョーワ株式会社
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特許法29条1項1号 特許法29条の2 特許法29条1項2号 特許法102条2項
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実施 | 38回 | 無効 | 18回 | 特許権 | 14回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「水中構造物の洗掘防止材と洗掘防止工法」とする特許権
を有する原告が,被告による別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」とい
う。)の製造販売行為が上記特許権に対する間接侵害(特許法101条1号)に当た
ると主張して,被告に対し,同法100条1項に基づき被告製品の製造販売等の差
止め,同条2項に基づき被告製品の廃棄を求めるとともに,特許権侵害による不当
利得返還請求及び不法行為に基づく損害賠償請求として,合計6935万円(平成
21年3月21日から平成24年6月14日までに発生した損失額1235万円及
び平成24年6月15日から平成27年6月15日までに発生した損害額5700
万円の合計)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成27年6月20日か
ら支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
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商標権
平成28年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告キリン株式会社藤森裕司 原告小笠原製粉株式会社
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商標法50条2項 特許法153条2項 特許法153条1項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
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商標権
平成28年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告キリン株式会社藤森裕司 原告小笠原製粉株式会社
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商標法50条1項 商標法31条2項 商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
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商標権
平成28年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告キリン株式会社藤森裕司 原告小笠原製粉株式会社
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商標法50条1項 商標法31条2項 商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
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商標権
平成28年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10093審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告キリン株式会社藤森裕司 原告小笠原製粉株式会社
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商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
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意匠権
平成28年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y小谷昌崇 原告株式会社丸豊建硝日高一樹
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意匠法3条2項 意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,意匠登録無効審判請求に基づいて意匠登録を無効とした審決の取消訴訟
である。争点は,創作容易性(意匠法3条2項)の有無である。
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商標権
平成28年11月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告岩崎電気株式会社川尻明 原告X播磨里江子
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商標法50条3項 商標法50条 商標法4条1項11号 商標法2条3項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,昭和37年12月21日,指定商品を第11類「電球類及照明器具」
として,「アイライト」の片仮名を横書きして成る商標(以下「本件商標」という。)
につき,設定の登録を受けた(商標登録第0602699号。甲1,6の3,乙
1)。
本件商標権は,5回にわたり,存続期間の更新登録がされ,その間,平成16年
4月14日に,指定商品を第11類「電球類及び照明用器具」とする指定商品の書
換えが登録された(甲6の3)。
⑵ 原告は,平成26年11月26日,本件商標の不使用を理由として本件商標
の商標登録の取消しを求める審判を請求し,同年12月17日,同審判の請求が登
録され,取消2014-300950号事件として係属した。
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著作権
平成28年11月2日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10029控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同付帯控訴事件
控訴人兼附帯被
株式会社スペースシャワーネ(以下「
」という。) 被控訴人兼附帯控訴人株式会社ノアコーポレーション
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著作権法114条2項 著作権法96条 著作権法94条 民事訴訟法67条1項
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[概要] 1 訴訟の概要(ただし,本件控訴及び附帯控訴の審理対象に関するものに限る。
略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
⑴ 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,①本件原盤から複製された本件CDの
レンタル事業者への販売及び本件楽曲の配信により,被控訴人が有する本件原盤に
ついてのレコード製作者の著作隣接権(複製権,貸与権,譲渡権及び送信可能化権)
及び本件楽曲についての実演家の著作隣接権(送信可能化権)を侵害したことを理
由とする,民法709条に基づく損害賠償金722万3480円(著作権法114
条2項)の支払,②本件CDを廃盤にして,被控訴人の本件原盤,ジャケットを含
む本件CD及びポスター等の所有権を侵害したことを理由とする,民法709条に
基づく損害賠償金839万1174円の支払,③民法709条に基づく上記①及び
②に関する弁護士相談料に係る損害賠償金113万3232円の合計1674万7
886円及びこれに対する平成23年4月5日から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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不正競争
平成28年11月1日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)803請求棄却
損害賠償請求事件
被告P1 原告株式会社成学社
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不正競争防止法2条1項7号 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,学習塾を経営する原告が,かつて原告に在職し,現在,原告の経営する
学習塾から直線距離で2.18km の場所に開設された学習塾で稼働している被告ら
に対し,同被告らの同学習塾開設に向けての原告在職中の行為を問題として,請求
原因として,主位的に雇用契約上の付随義務違反,第1次予備的に就業規則に定め
られた競業避止義務違反,第2次予備的に顧客情報を不正利用した不正競争行為(不
正競争防止法2条1項7号),第3次予備的に不法行為,第4次予備的に誓約書に基
づく合意違反を主張して,被告らに対し,債務不履行(主位的,第1次予備的,第
4次予備的請求)又は不法行為(第2次予備的,第3次予備的請求)に基づく損害
賠償請求として,2820万5331円(逸失利益としての損害2570万533
1円,弁護士費用相当額250万円の合計額)の連帯支払を求めた事案である。
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民事訴訟
平成28年10月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)15355請求棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告日本化薬株式会社 原告株式会社ヤクルト本社
デビオファーム・インターナショナル・(以下「
デビオファーム」という。)
ら両名
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特許法104条の3 特許法70条1項 特許法123条1項4号 特許法36条6項1号
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実施 | 121回 | 無効 | 60回 | 特許権 | 26回 | 無効審判 | 13回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許第4430229号の特許権(以下「本件特許権」といい,
その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書〔特許請
求の範囲を含む。〕を「本件明細書」という。)を有する原告デビオファーム及び
本件特許権について専用実施権(以下「本件専用実施権」という。)の設定を受け
た原告ヤクルトが,別紙1被告製品目録記載1ないし3の各オキサリプラチン点滴
静注液(以下,個別には同目録の番号に対応して「被告製品1」などといい,これ
らを併せて「被告各製品」という。)は,本件明細書の特許請求の範囲(以下,単
に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1及び2(以下,それぞれ,
単に「請求項1」,「請求項2」ということがある。)記載の各発明(以下,それ
ぞれ,「本件発明1」,「本件発明2」という。)の技術的範囲に属するから,被
告による被告各製品の製造及び販売は,いずれも本件特許権及び本件専用実施権を
侵害する行為であると主張して,原告ヤクルトが,専用実施権侵害の不法行為によ
る損害賠償請求権(損害賠償の対象期間は,被告製品1及び同2について平成26
年12月12日から,被告製品3について平成27年6月19日から,いずれも平
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不正競争
平成28年10月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10058控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)カネハツ食品株式会社井上尚司 控訴人(一審原告)ケンコーマヨネーズ株式会社 被控訴人(一審被告)カネハツ食品株式会社井上尚司
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,別紙控訴人商品目録記載の商品(以下「控訴人商品」という。)を
販売している控訴人が,別紙被控訴人商品目録記載の商品(以下「被控訴人商品」
という。)を販売している被控訴人に対し,控訴人の商品等表示として需要者の間
に広く認識されている控訴人商品に係る商品等表示(以下「控訴人表示」という。)
と類似の商品等表示を使用した被控訴人商品を販売し,又は,販売のために展示し,
控訴人商品と混同を生じさせる行為を行っている(不正競争防止法2条1項1号)
と主張して,被控訴人に対し,①同法3条1項に基づく営業上の利益の侵害の予防
請求としての被控訴人商品の販売及び販売のための展示の差止請求,②同条2項に
基づく営業上の利益の侵害の予防請求としての被控訴人商品の廃棄請求,③同法4
条及び5条1項に基づく838万8000円の損害賠償及びこれに対する不法行為
後(訴状到達日の翌日)である平成27年10月16日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払請求を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年10月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (短距離無線システムにおける使用者への触感効果提供)
被告特許庁長官 原告イマージョンコーポレーション松川直樹
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特許法29条2項 特許法157条2項4号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①理由不備の有無,及び,②進歩性の有無(相違点の判断の当否)
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年10月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10051控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)株式会社INK 控訴人(一審原告)株式会社メディアハーツ島川知子 被控訴人(一審被告)株式会社INK
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条4項
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[概要] 本件は,控訴人商品を販売する控訴人が,被控訴人商品が控訴人商品の形態を模
倣したものであるから被控訴人による被控訴人商品の販売は不正競争防止法2条1
項3号の不正競争に当たるとともに,被控訴人による被控訴人商品の販売及びウェ
ブ広告の配信は債務不履行に当たると主張して,被控訴人に対し,①同法3条1項
に基づく被控訴人商品の販売の差止め,②同条2項に基づく被控訴人商品の販売に
関する広告の禁止及び被控訴人商品の廃棄,③同法4条,5条2項に基づく損害賠
償金6840万円のうち500万円(一部請求)及び債務不履行に基づく損害賠償
金500万円の合計1000万円並びにこれに対する不正競争行為の後であり,訴
状送達の日の翌日である平成27年10月29日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年10月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10047審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空気の電子化装置)
被告Y 原告有限会社公郷生命工学研究所大嶋勇樹
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実用新案法3条1項3号 実用新案法3条2項 民事訴訟法157条
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[概要] 本件は,実用新案登録無効審判請求に基づいて実用新案を無効とした審決の取消
訴訟である。争点は,新規性及び進歩性判断(引用考案の認定,相違点の認定・判
断)の誤りである。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年10月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28468請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告日医工株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
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特許法70条1項 特許法29条1項3号 特許法134条の2 特許法36条6項1号
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実施 | 102回 | 無効 | 25回 | 新規性 | 11回 | 無効審判 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被告の製造・
輸入・販売等する別紙被告製品目録記載の各製品が,上記特許の特許請求の範
囲請求項1記載にかかる発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,
上記各製品の製造等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年10月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10019審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (導波構造体を有するポータブルオーディオシステム)
被告特許庁長官 原告ボーズ・コーポレーション
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成19年9月26日を出願日とする特許出願(特願2007-
249618号。パリ条約に基づく優先権主張:平成18年12月22日(以
下「本願優先日」という。),優先権主張国:米国)の一部について,平成
24年8月28日,発明の名称を「導波構造体を有するポータブルオーディ
オシステム」とする分割出願(特願2012-187311号。請求項の数
9。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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