権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告合名会社伊藤商店 原告X1
X2
ら
ら
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商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,以下の商標(商標登録第3318334号。以下「本件商標」と
いい,その商標権を「本件商標権」という。)の商標権者である(甲71,7
3)。
(本件商標)
登録出願日 平成6年12月2日
設定登録日 平成9年6月6日
指定商品 第30類「調味料,香辛料」
(2) 被告は,平成25年10月1日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又
は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから,商標法50条1項の
規定により本件商標の商標登録は取り消されるべきであるとして,本件商標
の商標登録の取消審判を請求し(以下,この請求を「本件審判請求」とい
う。),同月21日,本件審判請求の登録がされた(甲68の1,73)。
特許庁は,本件審判請求を取消2013-300826号事件として審理
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)15005請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社復刊ドットコム大井法子 原告A島川知子
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著作権法112条
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[概要] 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」と総称す
る。)の著作者であると主張する原告が,被告に対し,被告による本件書籍の
複製等が本件イラストに係る原告の著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名
表示権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき本件書籍の複製の
差止め及び廃棄等を,同法114条3項,民法709条に基づき損害賠償金7
37万円及びこれに対する不法行為の後(訴状送達日の翌日)である平成27
年6月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (洋式便器)
被告特許庁長官 原告X
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特許法159条2項 特許法163条2項 特許法29条2項 特許法164条
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審決 | 51回 | 実施 | 11回 | 新規性 | 8回 | 拒絶査定不服審判 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「洋式便器」とする発明について,平成20年8月
8日,特許出願(特願2008-205432号。請求項の数2。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年1月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5210一部認容
損害賠償請求事件 (パック用シート)
被告株式会社再春館製薬所 原告P1
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「パック用シート」とする特許権を有する原告が,被告の
製造,譲渡したフェイスマスクが当該発明の技術的範囲に属すると主張して,被告
に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求として,当該特許の実施料相当
額3900万円と弁護士費用相当額400万円を合計した4300万円及びこれに
対する不法行為後である平成26年1月1日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10159審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本願商
標」という。)について,指定商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その
他の被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動
用特殊衣服」として,商標登録出願をした(商願2013-51911号。甲2
9)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲3
2,33)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25616号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10158審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,「REEBOK ROYAL FLAG」の
欧文字を標準文字で表して成る商標(以下「本願商標」という。)について,指定
商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その他の被服,ガーター,靴下止め,
ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動用特殊衣服」として,商標登録出
願をした(商願2013-51910号。甲25)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲2
8,29)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25615号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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その他
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10095控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 控訴人は,原判決別紙訴状写し(以下「本件訴状」という。)記載のとおり,
東京地方裁判所平成26年(ワ)第17872号損害賠償請求事件(以下「前訴」
という。)に係る判決(本件訴状の別紙1)が,控訴人の前訴における請求(本件訴
状の別紙2参照)に対する裁判を全部脱漏したとして,新たな訴訟(本件訴え)を
提起することにより,前訴における200万円及びこれに対する遅延損害金の請求
につき追加判決を求めたものと解される。
⑵ 原判決は,本件訴えは不適法であり,かつ,その不備は,性質上これを補正
することができないとして,本件訴えを却下した。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10038一部認容
著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社ブロードリーフ訴訟承継人(以下「1審原告」という。) 被控訴人兼控訴人株式会社アゼスタ
兼控訴人Y1
兼控訴人Y2
兼控訴人Y3
兼控訴人Y4
兼控訴人Y5
兼控訴人Y6
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著作権法114条1項 著作権法27条 著作権法114条 著作権法124条
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[概要] 略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年1月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21642
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権を
有すると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)により,被
告の提供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上のウェブサ
イト「NAVERまとめ」(以下「本件サイト」という。)に投稿された別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)と共に掲載された別紙掲載写真
目録記載の写真(以下「本件掲載写真」という。)は,本件写真を複製したもので
あって,本件投稿者が本件掲載写真を本件サイトに掲載した行為により原告の有す
る著作権が侵害されたことは明らかであるとして,本件投稿者に対する損害賠償請
求権の行使のために本件記事に係る別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を受ける必要があると主張し,特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下,単に「法」と
いう。)4条1項に基づき,経由プロバイダである被告に対し,本件発信者情報の
開示を求める事案である。被告は,本件投稿者の上記行為により,原告の著作権(公
衆送信権)が侵害されたことが明らかとはいえないなどとして争っている。
2 前提事実(証拠等を付記しない事実は,当事者間に争いがない。)
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水位警報制御装置)
被告特許庁長官 原告日本無線株式会社
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特許法17条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「水位警報制御装置」とする発明について,平成21年1
0月22日を出願日とする特許出願(特願2009-243596号。以下「本件
出願」という。)をし,平成25年8月23日付手続補正書(甲3)により特許請
求の範囲等の補正(以下「本件補正1」という。)をしたが,平成26年2月20
日付で拒絶査定を受けたため,平成26年6月9日付で,これに対する不服の審判
を請求し,同日付手続補正書(甲4)により特許請求の範囲等の補正(以下「本件
補正2」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (棒状ライト)
被告株式会社ルミカ 原告株式会社ルイファン・ジャパン
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特許法29条1項2号 特許法30条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実)
原告は,発明の名称を「棒状ライト」とする特許5324681号(平成24年
5月29日出願,平成25年7月26日設定登録。以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10020審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非球面レンズを有する拡大ルーペ)
被告特許庁長官 原告フォルストガルテンインターナショナルホールディングゲーエムベーハー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
スイス メディカル テヒノロギー ゲーエムベーハーは,発明の名称を「非
球面レンズを有する拡大ルーペ」とする発明につき,2008年(平成20年)2
月26日(パリ条約による優先権主張・外国庁受理2007年〔平成19年〕3月
15日,米国。以下「本願優先日」という。)を国際出願日とする特許出願(甲6。
特願2009-553033号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25282請求棄却
損害賠償等請求事件
被告楽天株式会社 原告エムエフピーマネジメントリ
X
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特許法102条3項 特許法104条の3 特許法29条1項2号
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[概要] 本件は,原告らが被告に対し,被告による別紙物件・方法目録記載1の管理
装置(以下「被告装置」という。)の管理運営及び同2の管理方法(以下「被
告方法」という。また,これと被告装置を併せて「被告装置・方法」とい
う。)の使用が原告らの特許権の侵害に当たる旨主張して,民法709条,特
許法102条3項又は民法703条に基づき被告装置の管理運営及び被告方法
の使用による損害賠償ないし不当利得としてそれぞれ5億円(一部請求)及び
これに対する特許権侵害行為の後の日である平成26年10月10日(訴状送
達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の各
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7033請求棄却
不正競争差止等請求事件
被告株式会社セラヴィ
株式会社スタイリングライフ 原告A
B中村小裕
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法19条1項5号 民法719条1項 不正競争防止法5条3項2号
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[概要] 本件は,別紙原告加湿器目録記載1~3の加湿器(以下,それぞれを同目録
記載の番号により「原告加湿器1」などという。)の開発者である原告らが,
被告らに対し,被告商品の形態は原告加湿器1及び2の形態に依拠し,これら
を模倣したものであって,被告らによる被告商品の輸入及び販売は上記加湿器
に係る原告らの著作権(譲渡権又は二次的著作物の譲渡権)を侵害するととも
に,不正競争(不正競争防止法2条1項3号)に当たると主張して,①同法3
条1項及び2項又は著作権法112条1項及び2項(選択的請求)に基づき,
被告商品の輸入等の差止め及び廃棄,②民法709条,719条1項及び不正
競争防止法5条3項2号又は著作権法114条3項(選択的請求)に基づき,
被告らにつき損害賠償金120万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年3月24日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の連帯支払,被告セラヴィにつき損害賠償金12
0万円及びこれに対する同日から支払済みまで同割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)34145請求棄却
損害賠償請求事件 (Web-POS方式)
被告アスクル株式会社上村哲史 原告AdaZERO株式会社篠原芳宏
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許権を有する原告が,
被告に対し,被告による電子商取引(Eコマース)サイトの制御方法の使用が
特許権侵害に当たると主張して,民法709条及び特許法102条3項に基づ
き,損害賠償金4億円(内金請求)及びこれに対する不法行為の後の日(訴状
送達の日の翌日)である平成27年1月8日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ニワンゴ訴訟承継人 原告エフシーツー,インク.
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商標法4条1項11号 商標法54条2項 商標法18条1項 商標法50条
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無効 | 29回 | 審決 | 27回 | 商標権 | 22回 | 無効審判 | 6回 |
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する審決のうち無効成立部分に対する取消訴
訟である。争点は,①無効理由判断基準時及び引用商標の適格性の有無,並びに,
②指定商品及び指定役務の類似性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (細胞培養物において増殖されたインフルエンザウイルスから調製された非ビリオン抗原を含むアジュバントワクチン)
被告特許庁長官内藤伸一 原告ノバルティスヴァクシンズアンド
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特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否(顕著な作用効果の有無)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10162審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社とうかい企画
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商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年3月4日,「Tiara」の欧文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,第14類「身飾品(「宝
飾品としてのティアラ」を除く。)」を指定商品として,商標登録出願(商
願2014-16045号。以下「本願」という。)をした(甲25の1)。
(2) 原告は,平成26年11月28日付けの拒絶査定(甲29)を受けたので,
平成27年2月24日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲30の1),
同日付けの手続補正書により,指定商品を第14類「イヤリング,ネックレ
ス,ブレスレット,ペンダント,宝石ブローチ,指輪,ピアス」に補正した
(以下「本件補正」という。甲30の2)。
特許庁は,上記請求を不服2015-3479号事件として審理し,平成
27年7月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本
件審決」という。)をし,同月21日,その謄本は原告に送達された。
(3) 原告は,平成27年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6058請求棄却
民事訴訟 著作権
被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
株式会社小学館 原告A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法2条1項11号 著作権法19条2項
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[概要] 1 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)
の著作権を有すると主張する原告が,①被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機
構(以下「被告JAXA」という。)が本件イラストのサイズを変更して展示用パ
ネルを制作し,展示した行為,②被告JAXAが本件イラストを被告JAXAのウ
ェブサイトに掲載した行為,③被告JAXAが本件イラストを複写したポジフィル
ムを被告株式会社小学館(以下「被告小学館」という。)に交付し,被告小学館が,
同ポジフィルムを用いて本件イラストの掲載された別紙書籍目録記載1の書籍(以
下「本件書籍1」という。)及び同目録記載2の書籍(以下「被告書籍2」といい,
被告書籍1と被告書籍2を併せて「被告各書籍」という。)を制作,出版及び頒布
した行為が,それぞれ,原告の著作権(上記①及び③の各行為について複製権,譲
渡権又は翻案権,上記②の行為について公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示
権及び同一性保持権)を侵害すると主張して(なお,原告は,上記③の行為は,被
告らの共同不法行為に当たると主張している。),(1) 著作権法112条1項に基
づき,被告らに対して本件イラストの複製又は翻案の差止めを求め(上記第1の1),
被告JAXAに対して本件イラストのウェブサイトへのアップロードの差止めを求
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)8174請求棄却
特許権移転登録手続請求事件
被告大林精工株式会社
A 原告エルジーディスプレイカンパニーリミテッド
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民法733条 民事訴訟法118条1号
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特許権 | 108回 | 無効 | 27回 | ライセンス | 17回 | 職務発明 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,別紙特許目録1記載の各特許権(以下,同目録記載の番号を枝番号
として「本件特許権1-1」などといい,本件特許権1-1ないし同1-5を併せ
て「本件特許権1」という。),別紙特許目録2記載の各特許権(以下,同目録記
載の番号を枝番号として「本件特許権2-1」などといい,本件特許権2-1ない
し同2-5を併せて「本件特許権2」という。)及び別紙特許目録3記載の各特許
権(以下,同目録記載の番号を枝番号として「本件特許権3-1」などといい,本
件特許権3-1ないし同3-7を併せて「本件特許権3」という。また,本件特許
権1,同2及び同3を併せて「本件各特許権」という。)に関し,原告が,原告と
被告大林精工株式会社(以下「被告大林精工」という。)との間に,被告大林精工
が原告に対して本件特許権1及び本件特許権3に対応する特許出願に係る特許権又
は特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)
を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主張し,また,原告と被告A(以下「被
告A」という。)との間に,被告Aが原告に対して本件特許権2に対応する特許出
願に係る特許を受ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1,同2及び同
3を併せて「本件各権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10112控訴棄却
違約金請求本訴,違約金請求反訴控訴事件
控訴人日本アルコール産業株式会社 被控訴人株式会社CDMコンサルティング
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実施 | 111回 | 特許権 | 34回 | 許諾 | 19回 | ライセンス | 14回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3357請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告田中貴金属工業株式会社 原告JX日鉱日石金属株式会社
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法102条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は,別紙被告製品目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)の製造・販売等を行うことにより,原告が有する
特許権(特許第4673448号。以下,「本件特許権」といい,その発明
に係る特許を「本件特許」という。)の請求項2,同5,同6,同8の各発
明(以下,それぞれ「本件発明2」,「本件発明5」等といい,これらを併
せて「本件各発明」という。),及び訂正後の請求項2,5及び6の発明
(以下,それぞれ「本件訂正発明2」,「本件訂正発明5」等といい,併せ
て「本件各訂正発明」といい,本件各発明と併せて「本件各発明等」とい
う。)の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法102条2項
による損害額55万円の内金請求として30万円(予備的主張として同条3
項に基づく請求。その場合の損害額は14万3130円及びこれに対する平
成26年1月29日(平成26年1月20日付け訴え変更申立書(2)の送
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)371確認
債務不存在確認請求事件
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条の2
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無効 | 40回 | 特許権 | 25回 | 進歩性 | 19回 | 侵害 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許権」といい,
本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を保有する被告に対し,原告によ
る別紙物件目録記載の各製品(以下「原告製品」と総称する。)の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示
を含む。)(以下,併せて「生産・譲渡等」という。)は,本件特許権の侵害を構
成しない旨主張して,被告が原告に本件特許権の侵害を理由とする不法行為(その
性質上,本件特許権の設定の登録がされた平成18年10月20日から口頭弁論終
結日までの期間が対象とされていると解するのが相当である。ただし,被告が本件
特許権を単独で保有することとなった平成25年3月26日より前の期間について
は,本件特許権についての被告持分の侵害を理由とする不法行為の趣旨と解される。)
に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を求める事案である。
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10807請求棄却
損害賠償請求事件 (通信サービス)
被告株式会社NTTドコモ 原告ユーペイドシステムズリミテッド
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「通信サービス」とする特許第3516339号の特許権
(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。)を有する原告
が,被告に対し,被告の提供に係る別紙1「被告サービス1及び被告設備1の構成
目録」に記載のサービス(「iモード」サービスにおける各種サービス。以下
「被告サービス1」という。)及び別紙2「被告サービス2及び被告設備2の構
成目録」に記載のサービス(「spモード」サービスにおける各種サービス。以
下「被告サービス2」という。)は,いずれも,本件特許に係る明細書(以下,
図面と併せて「本件明細書」という。なお,本件特許は平成15年6月30日以
前にされた出願に係るものであるから,本件特許に係る明細書は特許請求の範囲を
含むものである〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,平成15年政
令第214号〕。)の「特許請求の範囲」の【請求項1】に記載された発明(以
下「本件特許発明1」という。),同【請求項2】に記載された発明(以下「本
件特許発明2」という。)及び同【請求項3】に記載された発明(以下「本件特
許発明3」という。)の技術的範囲に属し,また,被告の使用に係る別紙1「被
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人株式会社陽進堂
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特許法29条1項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法70条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件目録1記載のピタバ
スタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を使用する行為,被控
訴人原薬を保存する行為及び被控訴人原薬を使用して製造された別紙製剤目録1な
いし3記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を
製造販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控
訴人に対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の使用,被控訴人原薬の
保存及び被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社
補助参加人興和株式会社 被控訴人ダイト株式会社
持田製薬株式会社
東和薬品株式会社
鶴原製薬株式会社
科研製薬株式会社
小林化工株式会社ファルマ株式会社
MeijiSeika
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特許法17条の2 特許法70条 特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人らが原判決別紙物件目録1記載のピタ
バスタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を製造販売及び使用
等する行為並びに被控訴人原薬を使用して製造された原判決別紙物件目録2ないし
7記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を製造
販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控訴人
らに対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の製造販売及び使用等並び
に被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10116審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社日野英一郎 原告日亜化学工業株式会社牧野知彦
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①新規性判断の是非及び②進歩性判断の是非である。
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10084審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,①商標法4条1
項10号該当性(引用商標の周知性の有無)及び②商標法47条1項該当性(不正
競争の目的の有無)である。
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10083審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項
10号該当性(引用商標の周知性の有無)である。
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
被告ザトラスティーズオブインザシティオブニューヨーク
中外製薬株式会社日野英一郎 原告セルビオス-ファーマエスアー山内真之
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条4項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①進
歩性の有無,②実施可能要件違反の有無,③サポート要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10069一部認容
売買代金請求控訴事件
控訴人ソフトバンク株式会社 被控訴人兼松株式会社
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民法412条3項 特許法101条1号
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ライセンス | 291回 | 特許権 | 88回 | 侵害 | 83回 | 実施 | 16回 |
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[概要] 略称は,原判決に従う。
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12198請求棄却
損害賠償請求事件 (適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローディングを備えたOFDMA)
被告AppleJapan合同会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
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特許法101条5号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローデ
ィングを備えたOFDMA」とする特許権を有する原告が,携帯電話端末及び
タブレットの輸入及び販売をする被告に対し,これらの行為が上記特許権を侵
害する旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,一部請求として,
損害賠償金1億円,及びうち5000万円に対する不法行為後である平成26
年5月30日(訴状送達日の翌日)から,うち残金5000万円に対する不法
行為後である平成27年3月17日(訴え変更申立書送達日の翌日)から,そ
れぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
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特許権
平成27年12月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)1140請求棄却
特許権侵害差止等請求 (後方押出方法および後方押出装置)
被告大阪精工株式会社 原告X
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「後方押出方法および後方押出装置」とする特許権を
有する原告が,被告が原告の特許発明を実施して自動車のシートベルト用プリ
テンショナーパイプ(「プリテンショナパイプ」ともいう。)の製品又は半製
品(以下,併せて「プリテンショナーパイプ」といい,「C9Tパイプ」とい
うこともある。また,被告が製造販売するプリテンショナーパイプの製品又は
半製品を「被告製品」という。)を製造販売していると主張して,被告に対し,
特許権に基づき,被告製品の製造等の差止め及び被告製品の製造装置の廃棄を
求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として,合計1
億6065万円及び各月に生じた損害につき,不法行為の後の日である各損害
発生月の翌月1日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成27年12月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11576請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社ネットランドジャパン 原告P1
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意匠法24条1項 意匠法3条1項 意匠法6条1項 意匠法6条2項
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[概要] 本件は,意匠に係る物品をカラーコンタクトレンズとする後記本件意匠権を
有する原告が,被告に対し,被告による別紙物件目録1記載の製品(以下「イ
号製品」という。)及び同2記載の製品(以下「ロ号製品」といい,これら2
つの製品を併せて「被告製品」という。)の製造,輸入,販売又は販売の申出
(以下「販売等」という。)が,本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法3
7条1項に基づく被告製品の販売等の差止め,同条2項に基づく被告製品の廃
棄,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償として645万円及びこれに対す
る不法行為日の後である平成26年12月6日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払いを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成21年10月20日,発明の名称を「河川などに堆積した土砂の流
下を促進させる方法。」とする特許出願(特願2009-240990号。平成23
年5月6日出願公開(特開2011-89250号)。以下「本願」という。)をし,
平成25年5月31日付けで拒絶理由の通知を受けたため,同年7月24日付けで
意見書を提出するとともに,特許請求の範囲の変更を内容とする手続補正(以下「本
件補正」という。)をしたが,同年10月8日付けで拒絶査定を受けたため,同年1
2月24日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サイクロン集塵装置,電気掃除機)
被告シャープ株式会社 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成19年8月30日に出願した特許出願(特願2007-22
4569号)の分割出願である特許出願(特願2011-161491号)
の一部を分割して,発明の名称を「サイクロン集塵装置,電気掃除機」とす
る発明について,平成23年11月14日,新たな特許出願(特願2011
-248346号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年10月1
2日,特許第5108972号(請求項の数2。以下「本件特許」という。)
として特許権の設定登録を受けた。
(2) 原告は,平成26年5月30日,本件特許に対して無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10018審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マルチデバイスに対応したシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプログラム)
被告特許庁長官和田志郎 原告株式会社じぶん銀行草深充彦
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年10月29日,発明の名称を「マルチデバイスに対応し
たシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプロ
グラム」とする特許出願(特願2013-224753号。以下「本願」という。
甲9)をしたが,平成26年4月2日付けで拒絶査定(甲13)を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年5月29日,これに対する不服の審判を請求し
(甲14),特許庁は,上記審判請求を不服2014-10032号事件として審理
した。原告は,同年7月29日付けで拒絶理由通知(甲17)を受けたことから,
同年9月17日,手続補正書(甲19)により特許請求の範囲を補正した(以下「本
件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,平成26年12月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
平成27年1月8日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年1月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10245審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (計器パネルおよび計器パネル向けのボードユニット)
被告特許庁長官 原告スカニアシーブイアクチボラグ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年3月15日,発明の名称を「計器パネルおよび計器パネ
ル向けのボードユニット」とする特許出願をしたが(特願2012-500742
号。優先日:平成21年3月19日,優先権主張国:スウェーデン。請求項数7。
以下「本願」という。甲5),平成25年5月7日付けで拒絶査定を受けた(甲
8)。
(2) 原告は,平成25年9月9日,これに対する不服の審判を請求した(甲9)。
特許庁は,これを不服2013-17365号事件として審理し,平成26年6月
30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月15日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成26年11月11日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光伝送システム向けレート適応型前方誤り訂正)
被告特許庁長官 原告アルカテルールーセントユーエスエー
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特許法29条2項 特許法2条3項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①審理手続上の瑕疵の有無,及び,②進歩性判断の当否(引用発
明の認定,容易想到性の判断及び本願発明の効果の認定の当否)である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)24047請求棄却
不当利得返還請求事件 (テレホンカード)
被告NECトーキン株式会社酒匂禎裕 原告A
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実用新案法11条1項
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件実
用新案権」という。)の登録を受けた原告が,その登録前にテレホンカードの
製造販売をした被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,上記考案の実施料
相当額の一部である100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成27年9月8日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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