権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10228審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告エヌ.ブイ.スマトラタバコトレーディングカンパニー 原告ハワード株式会社
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商標法50条1項 商標法50条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告を商標権者とする後記登録商標(以下「本件商標」とい
う。)につき,被告は商標登録取消審判請求の登録前3年以内に日本国内において
その指定商品についての使用をしていないとして,商標法50条1項の規定に基づ
き本件商標に係る商標登録の取消審判を請求したところ,特許庁は,被告が同審判
請求の登録前3年以内に日本国内において本件商標をその指定商品に使用していな
いこと(以下「本件不使用」という。)について正当な理由があるものと認め,本
- -2
件審判の請求は成り立たないとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10227審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告エヌ.ブイ.スマトラタバコトレーディングカンパニー 原告ハワード株式会社
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商標法50条1項 商標法50条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告を商標権者とする後記登録商標(以下「本件商標」とい
う。)につき,被告は商標登録取消審判請求の登録前3年以内に日本国内において
その指定商品についての使用をしていないとして,商標法50条1項の規定に基づ
き本件商標に係る商標登録の取消審判を請求したところ,特許庁は,被告が同審判
請求の登録前3年以内に日本国内において本件商標をその指定商品に使用していな
いこと(以下「本件不使用」という。)について正当な理由があるものと認め,本
- -2
件審判の請求は成り立たないとの審決をしたため,原告が,同審決の取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10134審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社グッドマン 原告アボットカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテ
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特許法181条2項 民事訴訟法62条 特許法134条の3 特許法104条の3
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審決 | 41回 | 無効 | 18回 | 訂正審判 | 10回 | 特許権 | 4回 |
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[概要] 原告は,下記1(1)の特許(以下「本件特許」という。)の特許権者である。被
告が請求項1∼3,6∼9及び23に係る特許について無効審判請求(無効200
4−35088号事件)をしたところ,特許庁は「特許第2645203号の請求
項1∼3,6∼9及び23に係る発明についての特許を無効とする。」との審決
(以下「前審決」という。)をしたので,原告が審決取消訴訟(以下「前訴」とい
う。)を提起し,90日の期間内に訂正審判請求(以下「前訂正審判請求」とい
う。)をしたところ,知的財産高等裁判所は審決を取り消す旨の決定をし,同決定
- -2
の確定に伴って上記無効審判請求事件の審理が再開された。原告は,特許法134
条の3第2項の指定期間内に訂正請求をしたため,同条4項により前訂正審判請求
は取り下げられたものとみなされ,訂正請求に対して訂正拒絶理由が通知され,原
告が意見書及び手続補正書を提出した後,特許庁は「特許第2645203号の請
求項1ないし3,6ないし9及び23に係る発明についての特許を無効とする。」
との審決(以下「本件審決」という。)をした。本件は,原告が,本件審決の取消
しを求める事案であるところ,原告が本訴提起後にした訂正審判請求(訂正200
▶判決の詳細
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意匠権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10107審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社サンケイ技研
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意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,原告がした後記意匠登録出願に対し拒絶査定がされたため,これを不服
として審判請求をしたが,同請求は成り立たないとの審決がされたため,その取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10403審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (集積回路)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告コーニンクレッカフィリップスエレクトロニクスエヌヴィ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「集積回路」とする発明につき,平成6年5月23日,
特許を出願し(パリ条約による優先権主張1993年5月24日,米国。以下
「本件出願」という。),平成16年2月2日付け手続補正書により補正を行
ったが,同年4月22日付けの拒絶査定を受けたため,同年7月26日,審判
を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10284審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構築方法)
被告小川建材工業株式会社 原告有限会社マス構造企画
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特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「擁壁用ブロック及び同ブロックを使用した擁壁の構
築方法」とする特許第3329737号(平成10年7月31日出願(国内優
先権主張 平成10年2月23日 平成14年7月19日設定登録 以下 本), 。 「
件特許」という )の特許の特許権者である。。
被告は,平成17年1月18日,本件特許(請求項は全部で8項である )。
のうち,請求項1,4,5及び6に係る発明の特許に対し,無効審判請求をし
た。特許庁は,上記審判請求を無効2005−80009号事件として審理し
た結果,原告が平成17年4月14日付け訂正請求書によってした訂正請求を
認めた上で,同年8月17日 「特許第3329737号の請求項1,5及び,
6に係る発明についての特許を無効とする。特許第3329737号の請求項
4に係る発明についての審判請求は成り立たない 」との審決をし,同月29。
日,審決の謄本が原告に送達された。
原告は,平成17年9月27日,上記審決に対して審決取消しの訴えを提起
するとともに,同年12月26日,本件特許についての訂正審判請求をしたた
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非常に大規模な固定化ペプチドの合成)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アフィメトリックスインコーポレイテッド
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特許法36条3項 特許法36条4項 特許法29条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
アフィマックス・テクノロジーズ・ナームロゼ・ベノートスハップは,発明
の名称を「非常に大規模な固定化ペプチドの合成」とする発明につき,平成2
年6月7日(優先権主張1989年6月7日及び1990年3月7日,米国)
に国際出願し,この出願をもとの出願として,平成8年12月4日,分割して
特許を出願(以下,「本件出願」といい,このときの明細書(甲第12号証)
を「本件明細書」という。)した。その後,同社から原告が特許を受ける権利
を譲り受け,平成11年1月26日,特許庁長官に対しこれを届け出たが,平
成14年1月24日付け拒絶査定を受けたため,同年4月30日,審判を請求
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10005控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件 (エレベータ装置)
控訴人三菱電機株式会社 被控訴人フジテック株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(行ウ)593請求棄却
異議申立棄却決定取消等請求事件
被告国 原告有限会社センサ研究所
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特許法112条の2 特許法184条の2 特許法107条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,特許料等の納付期限及び追納期限経過後に提出した納付書
に係る手続却下処分に対する異議申立てについて,特許庁長官において特許法
112条の2第1項に規定する「その責めに帰することができない理由」が認
められないとしてこれを棄却する旨の決定(以下「本件異議決定」という )。
をしたことにつき,本件異議決定が特許法に違反するものであるとして,被告
に対して,本件異議決定の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10503審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エレベーター装置)
被告特許庁長官
補助参加人フジテック株式会社 原告三菱電機株式会社
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特許法126条4項 特許法29条2項
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刊行物 | 215回 | 審決 | 49回 | 実施 | 22回 | 訂正審判 | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が有し発明の名称を「エレベーター装置」とする後記特許につ
いて,原告が平成18年4月26日付けで訂正審判請求をしたところ,特許庁
が,訂正後発明は進歩性を欠き,かつ訂正は実質上特許請求の範囲を変更する
ものであるとして請求不成立の審決をしたことから,原告がその取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10518審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エレベータ装置)
被告特許庁長官
補助参加人フジテック株式会社 原告三菱電機株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 204回 | 審決 | 45回 | 実施 | 30回 | 進歩性 | 5回 |
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[概要] 本件は,原告が有し発明の名称を「エレベータ装置」とする後記特許につい
て,原告が平成18年5月22日付けで訂正審判請求をしたところ,特許庁
が,訂正発明は進歩性を欠くとして請求不成立の審決をしたことから,原告が
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告イエダリサーチアンドデベロッ
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特許法29条2項 特許法36条4項
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[概要] 本件は,原告が後記特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを
不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことか
ら,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ヒューレット・パッカード・カンパニー
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特許法29条の2
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[概要] 本件は,原告が後記発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これを不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたこ
とから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10268審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (自動食器洗浄機用粉末洗浄剤)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社ニイタカ
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特許法126条4項 特許法36条4項 特許法126条1項
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[概要] 本件は,原告が,特許請求の範囲の記載が不統一で不明確であるとする拒絶理由
通知を受け,これに対する手続補正を行った際,特許請求の範囲の他の箇所の記載
において,誤って従前の記載を一部削除してしまい,特許査定後にこれに気付い
て,削除前の記載に戻す旨の訂正審判を請求したところ,特許庁が特許法126条
4項にいう実質上特許請求の範囲を変更するものに当たるとして,審判請求を不成
立とする審決をしたため,原告がその審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ジェットエンジン用一体型羽根付きロータの修理方法及び製造方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告エムテーウー・アエロ・エンジンズ・ゲーエムベーハー
カーウーカーアー・シュヴァイザンラーゲン・ゲゼルシ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件は,特許出願をした原告が,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10055控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人有限会社オービックス 被控訴人株式会社オービック
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法1条 不正競争防止法4条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,被控訴人の商品等表示である「オービック」及び「O
BIC」(以下,総称して「オービック標章」といい,各別には,「オービック標
章1」,「オービック標章2」という。)は,遅くとも平成元年ころから被控訴人
及びその子会社ないし関連会社を表すものとして周知,著名となっており,控訴人
が,オービック標章と類似する別紙控訴人標章目録1ないし3記載の各標章(以下,
総称して「オービックス標章」といい,各別には,「オービックス標章1」,「オ
ービックス標章2」,「オービックス標章3」という。オービックス標章1は,控
訴人の商号である。)を使用したことは,不正競争防止法2条1項1号,2号に該
当すると主張して,控訴人に対し,オービックス標章その他の「オービックス」又
は「ORBIX」の文字を含む商号及び標章の使用差止め,オービックス標章の看
板等の営業表示物件からの抹消,被告商号の抹消登記手続及び損害賠償金1億円及
びその遅延損害金を求めた事案である。原審は,控訴人がオービックス標章を使用
する行為は,不正競争防止法2条1項1号にいう「混同を生じさせる行為」に該当
するとして,上記差止め,抹消,抹消登記手続と,損害賠償の一部1311万25
88円(弁護士費用120万円を含む。)及びその遅延損害金の支払を認容したた
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)10667請求棄却
損害賠償等請求事件
被告センティリアム・コミンコーポレイテッド
センティリアム・ジャ
両名
両名復代理人弁護士岡本義則
両名補佐人弁理士田中英夫 原告富士通株式会社
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特許法101条4号 民法719条1項 特許法101条3号 特許法102条1項
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侵害 | 133回 | 特許権 | 100回 | 実施 | 73回 | 間接侵害 | 56回 |
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[概要] 本件は,データ伝送方式に関する発明についての特許権の共有持分を有して
いる原告が,別紙被告物件目録記載のADSLモデム用のチップセット(以下
「被告製品」という。)の製造,販売をしている(この製造,販売が日本で行
われていると評価できるかについては争いがある。),アメリカ合衆国(以下
「米国」という。)法人である被告センティリアム・コミュニケーションズ・
インコーポレイテッド(以下,「被告CCI」という。)及びその日本におけ
る子会社である被告センティリアム・ジャパン株式会社(以下,「被告CJ」
という。)に対し,被告製品を内蔵したモデムによるADSL通信は,本件発
明の技術的範囲に属するから,被告製品の生産,譲渡,輸入,譲渡の申出の各
行為は,平成15年1月1日以後同年8月30日までの行為に対しては,平成
18年法律第55号による改正前の特許法101条3号(以下「特許法101
条3号」という。)及び同条4号(以下「特許法101条4号」という。)に
より,平成14年12月31日以前の行為に対しては,平成14年法律第24
号による改正前の特許法101条2号(以下「平成14年改正前特許法101
条2号」という。)により,いずれも,本件特許権の間接侵害行為に当たると
▶判決の詳細
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著作権
平成19年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)7380請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社日本アドレス・システム
B
C
ら 原告A
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著作権法112条 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,別紙物件目録記載の百貨店向け筆耕用アプリケーションプログラム
(以下「本件プログラム」という。)を制作した原告が,被告会社との間で本
件プログラムの使用許諾契約を締結し,本件プログラムを被告会社のコンピュ
ータにインストールしていたところ,被告Bにおいて,本件プログラムを複製
し,被告らにおいて,上記契約の解約後も,同複製物を使用して筆耕作業を行
い,これによって,被告会社は,解約時の,本件プログラムの不使用及び消去
の各義務を負う旨の合意に違反し,被告B及び被告Cは,違法に複製された本
件プログラムの複製物を使用するなどして,原告の本件プログラムについての
著作権を侵害したとして,被告会社に対しては,解約時の合意に基づいて,被
告B及び被告Cに対しては,著作権法112条に基づいて,本件プログラムの
複製物の使用差止め等を請求するとともに,民法709条に基づき,被告会社
が受けた利益に相当する金員6603万円及び弁護士費用660万円が原告の
損害であるとして,被告らに対し,連帯して,それらの合計7263万円及び
これに対する本訴状送達の日の翌日である,平成19年4月15日から支払済
みに至るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10172審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社クラウン・クリエイティブ 原告有限会社ル・フリーク
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不正競争防止法2条1項13号 特許法155条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙審決書写しの別掲のとおりの構成よりなり,指定商品を第25
類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用
衣服 運動用特殊衣服 運動用特殊靴 とする登録第4832063号商標 平, , 」 (
成16年7月12日登録出願,平成17年1月14日設定登録。以下「本件商
標」という )の商標権者である。。
被告は,平成18年4月10日,本件商標の指定商品中「セーター類,ワイ
シャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水泳帽及びこれらの類似商品」について
の登録を無効とすることを求めて,審判請求(無効2006−89045号事
件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10004審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (磁気ヘッド/ディスク検査器内の高精度位置決め機構の動的特性を改良するための装置及び方法)
被告特許庁長官 原告ガッ・クカ・ンーラゼ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成11年3月18日,発明の名称を「磁気ヘッド/ディスク検
査器内の高精度位置決め機構の動的特性を改良するための装置及び方法」と
する発明につき特許出願(パリ条約による優先権主張1998年3月19
日,米国。特願平11−73388号。以下「本件出願」という。)をし,
平成15年9月17日付け手続補正書をもって本件出願に係る明細書につい
て特許請求の範囲の補正をした(以下,この補正後の明細書を願書に添付し
た図面と併せて「本願明細書」という。)。
特許庁は,平成15年10月6日,本件出願につき拒絶査定をしたので,
原告は,これを不服として審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷却装置)
被告特許庁長官 原告古河電気工業株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年9月18日にした特許出願(特願平9−252557
号。以下「原出願」という。)の一部を分割して,平成16年2月4日,発
明の名称を「冷却装置」とする発明につき特許出願(特願2004−284
01号。以下「本願」という。)をし,同年9月21日付け手続補正書をも
って本願に係る特許請求の範囲及び明細書の補正(以下「本件補正」とい
う。)をした(以下,本件補正後の明細書を,願書に添付した図面と併せ
て「本願明細書」という。)。
特許庁は,同年10月19日,本願につき拒絶査定をし,原告は,これに
対して不服審判請求(不服2004−23840号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10250審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船底塗料用防汚剤およびそれに用いる高純度銅ピリチオンの製造方法)
被告キクチカラー株式会社式社エピアコポーョ
株会ーーイーレシン
ら 原告コーロンインダストリーズインク
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民事訴訟法157条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,平成12年5月31日,発明の名称を「船底塗料用防汚剤およ
びそれに用いる高純度銅ピリチオンの製造方法」とする発明について特許出
願(優先日平成11年5月31日,特願2000−161774号。以下「
本件出願」という。)をし,平成16年3月12日,特許庁から特許第35
32500号として特許権(請求項の数2。以下,この特許権に係る特許
を「本件特許」という。)の設定登録を受けた。
原告は,平成17年4月22日,本件特許について特許無効審判請求(無
効2005−80127号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電動式圧縮機)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告サンデン株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「電動式圧縮機」とする発明につき,平成11年4月
7日,特許を出願(以下「本願」という。)し,平成15年11月25日付け
手続補正書(甲3)により補正を行った。原告は,平成16年3月25日付け
の拒絶査定を受け,同年4月30日,審判請求を行い,同年5月28日付け手
続補正書(甲4)を提出した(以下この補正を「本件補正」といい,同補正後
- -2
の明細書及び図面を「本願補正明細書」という。)。
特許庁は,この審判請求を不服2004−8955号事件として審理し,そ
の結果,平成19年2月7日,本件補正を却下するとともに,「本件審判の請
求は,成り立たない。」との審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スライド・スイング式ドア装置)
被告株式会社ユニフロー 原告株式会社オートドアー技研
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「スライド・スイング式ドア装置」とする発明につき,
平成11年5月31日(優先権主張日平成10年12月28日,日本国),株
式会社ユニオンと共に特許を出願し,平成17年4月28日にその特許の登録
がされた(甲1)。これに対し,被告は,平成17年11月11日,本件特許
の請求項1ないし9に係る発明につき無効審判請求をした。なお,原告は,平
成17年12月19日,株式会社ユニオンからその持分の譲渡を受けた(甲2
0)。
特許庁は,この審判請求を無効2005−80326号事件として審理し,
その結果,平成19年2月16日,「特許第3673115号の請求項1∼9
に係る発明についての特許を無効とする。」との審決をした。
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10423審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (紐形結束部材)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社エスケイ工機
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「紐形結束部材」とする発明につき,平成7年7月1
0日に特許出願(平成7年特許願第173115号。以下「本願」という。請
求項の数は3である )をした。。
原告は,本願につき平成16年3月9日付けで拒絶査定を受けたので,同年
4月30日,これに対する不服の審判(不服2004−8986号事件)を請
求するとともに,同年5月31日付け手続補正書(甲3の4)による明細書の
補正をした(以下,補正を「本件補正」といい,同補正後の明細書を「本願補
正明細書」という。なお,上記補正書については,同年6月24日付け手続補
正書(方式 (甲3の6)により方式の補正がされている 。) 。)
特許庁は,平成18年8月1日 「本件審判の請求は,成り立たない 」との, 。
審決をし,その謄本は同月22日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
( ) 本件補正前の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとおりである。1
「貫通孔2aを有し,この貫通孔2a内に揺動歯体3を設けた頭部2と,こ
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特許権
平成19年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10276審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱処理装置および熱処理方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告東京エレクトロン株式会社
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特許法29条2項 特許法156条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「熱処理装置および熱処理方法」とする発明につき,
平成14年3月27日に特許出願(優先権主張平成13年11月8日。特願2
002−88182号。以下「本願」という。後記平成16年4月20日付け
補正書による補正後の請求項の数は7である )をした。。
原告は,本願につき平成16年2月27日付けで拒絶査定を受けたので,同
, ( )年4月2日 これに対する不服の審判を請求 不服2004−6689号事件
するとともに,同月20日付け手続補正書(甲2)により明細書の補正をした
( , 「 」 , ( , )以下 この補正を 本件補正 といい 補正後の明細書及び図面 甲1 2
を「本願補正明細書」という 。。)
特許庁は,平成18年4月27日 「本件審判の請求は,成り立たない 」と, 。
の審決をし,その謄本は同年5月22日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
( ) 本件補正前の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとおりである。1
上端が開口している加熱炉本体と,「
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不正競争
平成19年11月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成17(ワ)23171請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社テレパーク 原告グーイフメシン式社
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告と競合するサービスを開始する意
図を秘して原告の営業秘密の開示を受けた行為が不正競争防止法2条1項4号
, , ,の不正競争行為に当たるとともに 情報の詐取として不法行為に当たり また
被告が原告の営業秘密を不正に使用した行為が原被告間の秘密保持契約等に違
反するとともに,不正競争防止法2条1項7号の不正競争行為に当たり,さら
に,被告が原告と競合するサービスを開始する意図を秘して秘密保持契約を合
意解除して業務提携交渉を打ち切った行為が継続的な契約関係の不当な破棄と
して不法行為に当たり,加えて,被告が後記文書を配布して虚偽の事実を告知
した行為が不正競争防止法2条1項14号の不正競争行為に当たるとともに,
原告の信用を毀損する不法行為に当たると主張して,損害賠償金の一部として
1億2000万円の支払及び上記虚偽の事実を記載した文書の配布の差止を求
める事案である。
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特許権
平成19年11月27日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成16(ネ)2563等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件 (置棚)
控訴人・附帯被
(1審被告)アイリスオーヤマ株式会社 被控訴人・附帯控訴人(1審原告)株式会社伸晃
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特許法65条
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[概要] 1 本件は,置棚に関する特許権を有する被控訴人が,控訴人による2種類の組
立式の原判決別紙イ・ロ号各物件目録記載の物件(置棚)の製造ないし輸入及
び販売が,同特許権を侵害すると主張して,損害賠償及び特許法65条の補償
金の支払(ただし,内金請求である。)と,販売を継続していた1種類の組立
式置棚(ロ号物件)の製造,輸入及び販売の差止めとその廃棄を請求した事案
である。
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特許権
平成19年11月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)11944請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告東邦レオ株式会社 原告共同カイテック株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法100条1項 特許法44条1項
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[概要] 本件は 「植物栽培コンテナ及び植栽設備並びに植栽設備の施工方法」につ,
いて特許権を有する原告が,被告が製造及び販売した別紙物件目録記載の製品
と,被告が施工した別紙方法目録記載の方法が,いずれも上記特許権の特許発
明の技術的範囲に属し,上記製品の製造及び販売並びに上記方法の施工が上記
特許権を侵害したものであると主張して,被告に対し,特許法100条1項に
基づき,上記製品の製造及び販売の差止めを求めるとともに,民法709条,
特許法102条2項に基づき,上記製品の施工により原告が被った損害247
5万円及びこれに対する遅延損害金(不法行為の後の日である平成19年5月
18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によるもの )の支払を求め。
ている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10127審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社モンテローザ
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商標法3条2項
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[概要] 本件は 「白木屋 「笑笑 「魚民」等の名称で居酒屋チェーンを営む原告, 」, 」,
が とする後記商標の出願をしたところ,特許庁から,
拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,同庁から請求不
成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告デュークユニバーシティインコーポレーテッド
コーネルリサーチファンデーション
イー.アイ.デュポンデニモアスレーテッド)
ら
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特許法2条 特許法36条3項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,原告らが後記発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けた
ので,これを不服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受
けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10303請求棄却
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アンジオテックファーマシューティカルズ,インコーポ
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特許法113条2号
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刊行物 | 250回 | 優先権 | 24回 | 実施 | 19回 | 特許権 | 2回 |
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[概要] 本件は,後記本件発明の特許権者(共有者)である原告が,特許異議の申立てを
受けた特許庁により本件特許を取り消す旨の決定がされたため,同決定の取消しを
求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10524審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アドヴァンスドレーザーセパレイションインターナショナルベ
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,「フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャッ
プ」が後記特許出願(以下「本願」という。)をし,その後,「コーニンクレッカ
フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ」を出願人とする出願人名義変更
届が,次いで,原告を出願人とする出願人名義変更届がそれぞれ提出された後,本
願に対し拒絶査定がされたため,原告が,これを不服として審判請求をしたところ,
同請求は成り立たないとの審決がされたため,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)17960一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社スプラッシュ 原告TBCグループ株式会社
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商標法4条1項11号 商標法37条1号 商標法3条1項1号
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[概要] 1(1) 訴訟の概要
本件は,エステティックサロンを運営し,「EPI」「エピ」の文字から成る商標を有する原
告が,「Epi Salon」「Epi Studio」等の標章を使用してエステティックサロンを運営する
被告に対し,原告商標権のいずれかに基づき,被告標章の使用の差止め(商標法37条1
号,36条1項),店舗看板等の廃棄(商標法36条2項),損害賠償金の支払(商標法38
条3項)及び謝罪広告の掲載(商標法39条,特許法106条)を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)22533等請求棄却
契約金返還等本訴請求事件,契約金返還等反訴請求事件
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[概要] 本件本訴は,本訴被告(反訴原告,以下「被告」という。)のした発明につ
いて特許を受ける権利の譲渡を受けた本訴原告(反訴被告,以下「原告」とい
う。)が,後日,当該発明には新規性がなく,特許を受けることができないこ
とが判明したことから,原告と被告との間で,原告が上記譲渡の対価として被
告に支払った200万円の返還の合意をしたと主張して,同合意に基づき,被
告に対して200万円(及び遅延損害金として,弁済期の翌日又は弁済期の経
過後である平成18年9月1日から支払済みまで民法所定年5分の割合による
金員)を請求している事案であり,これに対して,被告が,上記合意は原告の
強迫によりしたものであるから,同合意を取り消す旨の意思表示をしたと主張
している。
本件反訴は,被告が,原告に対し,①原告との間で締結したコンサルタント
契約に基づき,未払コンサルタント料300万円,②被告が原告から既に受領
したコンサルタント料の一部を,後日,原告に返還したが,同返還は原告の強
迫によるものとして,上記の返還したコンサルタント料15万円,及び③上記
の特許を受ける権利を譲渡した対価のうちの未払分300万円(並びに遅延損
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(行ウ)653却下
特許出願審査請求手続却下処分取消等請求事件
被告国 原告A
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特許法18条の2 特許法184条の2
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[概要] 1 本件各手続却下処分の違法性
⑴ 平成11年6月1日,特許庁長官に対し,出願番号を平成11年特許願第
153547号とする特許出願がされた(以下「本件特許出願」という。)。
⑵ 平成11年6月23日,本件特許出願について,手続の補正が行われた。
⑶ 原告は,平成18年6月22日,特許庁長官に対し,本件特許出願につい
て,同日付けの出願審査請求書(以下「本件出願審査請求書」という。)及
び出願人名義変更届(以下「本件名義変更届」という。)を提出し,出願審
査の請求及び出願人名義変更の届出を行った。
⑷ 特許庁長官は,平成19年4月5日,原告に対し,本件出願審査請求書及
び本件名義変更届に係る手続について,それぞれ,手続却下の処分を行い
(以下,まとめて「本件各処分」という。),それらは,同月17日に発送
された。
⑸ 原告は,本件出願審査請求書の提出前,弁理士から,特許出願に係る出願
審査の請求期間について,7年間である旨を聞かされていたものの,起算日
については,特許出願提出日と手続補正書提出日のいずれであるかの説明は
▶判決の詳細
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実用新案権
平成19年11月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)6536等一部認容
実用新案権侵害差止等請求事件
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実用新案法29条3項 実用新案法27条2項 実用新案法29条2項 民法709条
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侵害 | 81回 | 実用新案権 | 77回 | 実施 | 76回 | 差止 | 23回 |
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[概要] 1 本件は,次のような事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成19年11月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)4822一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社スタジオダンク
株式会社泉書房 原告A
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民法719条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らにおいて,その製作,販売に係る別紙書籍目録記載
の書籍(以下「本件書籍」という。)に,原告作成に係る別紙著作物目録記載
のイラスト1ないし5の③の各イラストレーションの原画(以下「イラスト」
といい,まとめて「本件各イラスト」という。個別に摘示する場合は「本件イ
ラスト1」,「本件イラスト2」などという。)を複製して使用した際,(1)
本件各イラストを本文中の挿絵としてのみ使用するという使用許諾の範囲を逸
脱して,許諾がないのに本件書籍の表紙に使用したことにより著作権(複製
権)を侵害し,(2)本件書籍に原告の氏名又はペンネームを表示しなかったこ
と,本件各イラストの複製を表紙に使用した際,原画の色と著しく異なる色を
用いるとともに,イラストに描かれたキャラクターの大きさを変更したことに
より著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)を侵害したとして,被告株式
会社泉書房(以下「被告泉書房」という。)に対し,著作者人格権に基づき,
本件書籍の頒布の差止めを求めるとともに,被告らに対し,著作権侵害及び著
作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償として,連帯して合計67万円及
びこれに対する不法行為日(本件書籍の出版日)から支払済みまでの遅延損害
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10544審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高減衰性ゴムを使用した積層ゴム体)
被告特許庁長官肥塚雅博大町真義 原告オイレス工業株式会社
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特許法29条2項 特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法17条の2
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刊行物 | 151回 | 審決 | 67回 | 実施 | 11回 | 拒絶査定不服審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成7年5月30日,発明の名称を「高減衰性ゴムを使用した積層ゴム
体」とする発明について特許出願(特願平7−155362号,以下「本件出願」
という。)したが,平成16年4月7日付けで拒絶査定を受けたので,拒絶査定不
服審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)19307請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社日本マイクロニクス 原告三菱電機株式会社
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特許法29条2項 特許法167条 特許法29条1項1号 特許法29条1項2号
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実施 | 34回 | 無効 | 23回 | 優先権 | 18回 | 無効審判 | 9回 |
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[概要] 本件は,被告による被告製品の製造販売が原告の有する特許権を侵害するとして,
原告が被告に対し,被告製品の製造販売等の差止め,不法行為に基づく損害金及び
民法所定の遅延損害金の支払を求めたのに対し,被告が,原告特許権の無効等を主
張して争った事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10013控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人大王製紙株式会社 被控訴人王子ネピア株式会社
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特許法70条2項
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進歩性 | 3回 | 特許権 | 2回 | 損害賠償 | 2回 | 訂正審判 | 1回 |
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[概要] 1 事案の概要
, ( 「 」 。) , ( 「 」 。)本件は 控訴人 以下 原告 という が 被控訴人 以下 被告 という
に対し,被告の製造販売する紙おむつが,原告の有する「紙おむつ」について
の特許発明の技術的範囲に含まれるとして,特許権侵害に基づく損害賠償とし
, 。 ,て 12億2100万円及び遅延損害金の支払いを求めた事案である 被告は
上記紙おむつは上記特許発明の技術的範囲に含まれず,また,上記特許権には
進歩性欠如等の無効理由が存するので権利行使が許されないなどと主張して,
これを争った。
原判決は,上記紙おむつは上記特許発明の技術的範囲に含まれないとして,
原告の請求を棄却した。そこで,原告は,原判決を不服として(ただし,その
範囲は前記第1の2項に反する限度である ,本件控訴を提起した。。)
なお,原判決の略語表示は当審においてもそのまま用いる。
2 前提となる事実及び本件における争点
次のとおり訂正付加するほかは,原判決の「事実及び理由」欄の「第2 事
案の概要 の 1 前提となる事実 ないし 2 本件における争点 原判決」 「 」 「 」(
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10546審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (図書保管管理装置)
被告丸善株式会社 原告日本ファイリング株式会社
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特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「図書保管管理装置」とする特許第2532820号
( 〔 , 〕,の特許 平成6年3月28日出願 優先権主張:平成5年7月20日 日本
平成8年6月27日設定登録。登録時の請求項の数は5である。以下「本件特
許 といい 本件特許に係る明細書及び図面を 本件明細書 という の特許」 , 「 」 。)
権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10504審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
被告サミー株式会社 原告アルゼ株式会社
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特許法150条5項 特許法150条1項 特許法29条2項 特許法151条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「遊技機」とする特許第3708056号(特願20
( 。 「 」00−155626号 国内優先権主張平成12年4月26日 以下 親出願
という )を親出願として,平成14年2月15日分割出願。平成17年8月。
12日設定登録。以下 「本件特許」という。請求項の数は5である )の特, 。
許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ネクシスファイバーズアーゲー
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特許法36条6項2号 特許法37条
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[概要] 本件は,原告が,特許の拒絶査定不服審判請求について,審判請求不成立の審決
を受けたため,同審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10502審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告飛島建設株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告がした後記特許出願(以下「本願」という。)に対し拒絶査定があ
ったため,これを不服として審判請求をしたが,同請求は成り立たないとの審決が
されたため,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10098審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社東洋新薬 原告ホーファーリサーチリミテッド
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審決 | 187回 | 実施 | 43回 | 進歩性 | 42回 | 無効 | 23回 |
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[概要] 被告が特許権者である後記特許に関し,原告が請求項1,2につき特許無効
審判請求をしたところ,特許庁は,請求項1に係る発明についての特許を無効
とし,請求項2に係る発明についての請求を不成立とする審決をした。本件は,
審判請求人である原告が,上記審決のうち請求不成立とされた部分についての
取消しを求めた事案である。なお,被告からは上記審決の取消訴訟は提起され
ていない。
争点は,請求項2に係る発明が進歩性を有するか,及び,同発明が特許法
(以下「法」という。)36条6項1号の要件(いわゆるサポート要件)を満
たすか,である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(行ウ)482却下
処分取消請求事件 (微弱電流施療具)
被告国 原告A
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特許法51条
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[概要] 本件は,後記PCT条約に基づき,特許庁長官に対し国際出願をし,その後国際
予備審査の請求をした原告が,特許庁審査官が作成した特許性に関する国際予備審
査報告には間違いがあると主張して,その取消しと誤りのない特許性に関する国際
予備審査報告の作成を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)9352請求棄却
特許権侵害に基づく差止等請求事件
被告有限会社三洋商会 原告井前工業株式会社
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民法709条 特許法65条1項 特許法29条1項2号 特許法29条の2
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[概要] 本件は,圧延油中に含まれる異物を除去するためのフィルタモジュールに関す
る特許権を有する原告が,原告の特許の出願公開後に被告が製造販売する濾過フ
ィルターは,原告の特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとして,被告に
対し,①濾過フィルターの製造販売等の差止め及び廃棄,②平成16年6月17
日(出願公開後の原告が特許を受ける権利の移転を受けた日)から平成17年3
月17日(特許権の設定登録日の前日)までの濾過フィルターの製造販売につい
て,特許法65条1項により補償金の支払(遅延損害金は特許権の設定登録日よ
り後である平成18年9月21日(訴状送達の日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による。),③平成17年3月18日(特許権の設定登録日)から
平成18年8月31日までの濾過フィルターの製造販売について,民法709条
により,特許権侵害による損害賠償金の支払(遅延損害金は不法行為の日以後で
ある平成18年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による。)を
それぞれ求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月8日 最高裁判所 第一小法廷 判決
▶概要
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【インクタンク事件】 平成18(受)826
特許権侵害差止請求事件
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特許法2条3項1号 特許法1条
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (矯正視力測定器)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件は,特許出願をした原告が,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10564審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美術品販売支援システ1ム)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社篁画廊
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特許法29条2項
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審決 | 15回 | 実施 | 8回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
本件は,特許出願をした原告が,拒絶査定を受けて,不服審判の請求をしたが,
審判請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成19年11月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (紙製容器(変更後)
被告特許庁長官 原告ナカシン印刷株式会社
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[概要] 本件は,名称を「紙製容器(変更後 」とする後記特許の出願人である原告)
が,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたものの,特許庁
から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成19年11月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成16(ワ)7663請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社フィッツコーポレーション 原告株式会社クラブコスメチックス
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商標法4条1項10号 商標法36条1項 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告が,被告は後記標章を使用して化粧品・香水を販売等している
ところ,同標章は原告が商標権を有している後記登録商標と類似するから,被
告の前記行為は原告の商標権の侵害にあたると主張して,被告に対し,①商標
法36条1項に基づき同標章を付した化粧品・香水の販売等の差止め,②同法
36条2項に基づき同標章を付した容器・包装等の廃棄,③商標権侵害の不法
行為に基づく3000万円の損害(本件訴状送達日の平成16年7月17日ま
での損害として1000万円,同月18日から平成17年6月30日までの損
害の一部として2000万円)の賠償及び上記1000万円については平成1
6年7月6日から,上記2000万円については平成17年7月1日から支払
済みまで各民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案で
ある。
(なお原告は,平成19年9月13日付訴えの追加的変更の申立書により,
上記に加えて,被告が使用する別の標章の使用の差止め等の請求を追加する旨
を申し立てたが,当裁判所は,同年9月28日の第3回口頭弁論期日において,
同申立ては著しく訴訟手続を遅延させることとなるとして,これを却下し
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