権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10154審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (地上,地下と地面)
被告特許庁長官 原告有限会社久美川鉄工所
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 原告は,平成29年12月18日,発明の名称を「地上,地下と地面」とする
特許出願をし,平成30年9月11日付けで拒絶査定を受けた。
2 原告は,平成30年11月15日,拒絶査定不服審判を請求し,不服201
8-15212号事件として係属した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ルイスポールセンエイ/エス川端佳代子 原告株式会社R&MJaPan
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商標法3条2項 商標法4条1項7号 商標法4条1項18号 商標法3条1項3号
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商標権 | 25回 | 審決 | 23回 | ライセンス | 7回 | 無効 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,別紙のとおりの構成からなる下記の立体商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1,2)。
登録番号 商標登録第5825191号
出願日 平成25年12月13日
登録審決日 平成27年12月15日
設定登録日 平成28年2月12日
指定商品 第11類「ランプシェード」
(2) 原告は,平成29年3月31日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28604請求却下
商標移転登録抹消請求事件
被告A 原告一般社団法人情報機器
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,「IoT機器3R協会」の文字からなる商標(登録番号第5925
70463号,以下「本件商標」といい,同商標に係る権利を「本件商標権」と
いう。)を原告の理事である被告に譲渡したことは,一般社団法人及び一般財団
法人に関する法律(以下「一般社団法人法」という。)84条1項2号所定の利益
相反取引に該当し,原告の理事会の承認を得ていないから無効である等と主張し
て,被告に対し,本件商標権に基づき,別紙移転登録目録2「移転登録」記載の
移転登録(以下「本件移転登録」という。)の抹消登録手続を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
⑴ 当事者
原告は,情報機器のリユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の促進等を
目的とする一般社団法人であり,理事会設置法人(一般社団法人法16条)で10
ある(甲1,2)。
被告は,平成30年3月30日まで,原告の代表権のない理事兼事務局長で
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官小林裕和 原告有限会社デッキ榊原靖
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年11月30日,意匠に係る物品を「押出し食品用の口
金」とし,意匠の形態を別紙第1記載のとおりとする意匠(以下「本願意匠」
という。)について,意匠登録出願(意願2017-26691号。以下「本
願」という。)をした(甲5)。
(2) 原告は,平成30年11月7日付けの拒絶査定(甲8)を受けたため,平
成31年1月16日,拒絶査定不服審判を請求した(甲9)。
特許庁は,上記請求を不服2019-508号事件として審理し,令和元
年5月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件
審決」という。)をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年6月15日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10043控訴棄却
著作権に基づく差止等請求控訴事件
控訴人株式会社日本入試センター 被控訴人株式会社受験ドクター
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著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,学習塾等の運営に当たって原判決別紙1-1及び1-2の各問題
(本件問題)並びに同別紙1-3及び1-4の「解答と解説」と題する各解説
(本件解説)を作成した控訴人が,控訴人とは別個に本件問題についての解説
(被告ライブ解説)をインターネット上で動画配信した被控訴人に対し,①被
控訴人が被告ライブ解説に際して本件問題及び本件解説を複製して利用するこ
とによって控訴人の複製権を侵害した旨主張し,また,②被告ライブ解説は本
件問題及び本件解説の翻案であるから翻案権の侵害に当たる旨主張して,被告
に対し,著作権法112条1項に基づき,上記動画等の配信の差止め及びその
予防を求めるとともに,同法114条2項に基づき,損害賠償の一部請求とし
て1500万円及びこれに対する不法行為の日以後である平成30年6月13
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10046
特許権侵害行為差止請求控訴事件
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)6020
損害賠償請求事件
原告の著作権
の
各雑誌に係る著作権(複製権,自動公衆送信権〔送信可能化権を含む。
は,本件各アップロード行為により,以下のとおり,合計1億6558万0
の著作権について
各雑誌(合計353号)について,いずれも,何らかの方法により電子
各雑誌に係る著作権(複製権,自動公衆送信権)を侵害するものである。
各雑誌複製ファイル(本件各少年マガジンエッジに係るファイルを除
の単位利益額
の逸失利益額(上記ア)その他本件に現れた一切の事情を考慮すると,被告
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著作権法114条1項
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[概要] 1 原告の主張(請求原因)
(1) 原告の著作権
別紙著作物目録の「著作物の名称」欄記載の各漫画雑誌合計353号(以下,こ25
れらを併せて「原告各雑誌」という。また,誌名ごとに併せて「本件各週刊少年マ
ガジン」のようにいい,個別の雑誌については,誌名及び同別紙の番号欄記載の番
号を組み合わせて「本件週刊少年マガジン1」のようにいう。)は,いずれも編集
著作物であるところ,原告は,そのいずれについても,編集著作者として著作権を
有する。
(2) 被告らの著作権侵害行為5
被告らは,共謀の上,被告P3が,別紙著作物目録の「created」欄記載の各日時
頃,「サイバーロッカー」と呼ばれるオンラインストレージサイト(本件で問題と
なるオンラインストレージサイトは複数あるが,以下,一括して「本件サイバーロ
ッカー」という。)のサーバに,各日時に対応する同別紙の「著作物の名称」欄記
載の各漫画雑誌について,自ら購入した電子書籍の画面を表示させた上でキャプチ10
ャする方法により電子化させたファイル(以下「原告各雑誌複製ファイル」とい
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10110等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (セレコキシブ組成物)
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特許法148条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「セレコキシブ組成物」とする発明について,平成
11年11月30日(優先日平成10年11月30日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願200
0-584884号。以下「本件出願」という。)をし,平成16年6月1
1日,特許権の設定登録(特許第3563036号。請求項の数19。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲イ48,74)。
(2)ア 原告東和薬品は,平成28年9月30日,本件特許について特許無効審
判(無効2016-800112号事件。以下「本件無効審判」という。)
を請求した(甲イ49)。
イ 原告日本ケミファは,本件無効審判について,平成29年8月3日付け
で特許法148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請を
し,同年9月5日付けで参加許可の決定を受けた。
原告ヘキサルは,本件無効審判について,同年9月25日付けで特許法
148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請をし,同年
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年11月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2439
損害賠償請求事件
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意匠法39条1項 民法719条1項 意匠法3条1項 民法709条
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意匠権 | 67回 | 侵害 | 64回 | 実施 | 25回 | 損害賠償 | 23回 |
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[概要] 原告は,原告が意匠権を有している後記登録意匠について,被告らが,これと類
似する意匠を用いて別紙被告意匠説明書記載の焼売用容器を製造・販売したとして,
意匠権侵害に基づく意匠法39条1項,民法709条による損害賠償,及び原告製5
品の値下げを理由とする民法709条に基づく損害賠償として,計7217万68
58円及びこれに対する民法所定の遅延損害金(不法行為の後の日である平成30
年3月30日を起算日とする。)について,民法719条1項前段により,被告ら
に連帯支払を求めた。
また,原告は,被告静岡産業社に対し,売買契約に基づく未払代金請求として,10
394万1568円及びこれに対する民法所定の遅延損害金(本件訴状の送達によ
る催告の日の翌日である平成30年3月30日を起算日とする。)の支払を求めた。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8302
損害賠償請求事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告シャープ株式会社
の行為
製品に係る,本件各発明の構成要件充足性(争点1)
製品には「マウス」は同梱されておらず,
の上記主張は,争う。本件発明と,乙7発明とは,相違するものであ
の上記主張は,争う。乙8システムを,乙7発明に適用することには
製品の販売価格は7万6000円であり,販売台数は20万台を超え
製品の構成 原告株式会社コアアプリ
は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コン
が被告から受けるべき金銭の額であり,
は同額の損害を被った。原
の上記主張は,争う。
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項
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[概要] 原告は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピ
ュータシステム」とする特許に係る特許権者であるところ,被告のスマートフ
ォン「SHV32」(以下,これにインストールされているソフトウェア(以下25
「本件ホームアプリ」という。)も含めて「被告製品」という。)は,上記特許
に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張している。
そして,本件は,原告が,被告に対し,被告製品の製造販売は,上記特許権
を侵害すると主張して,民法709条,特許法102条3項に基づき,不法行
為による損害賠償金9億1200万円のうち456万円及びこれに対する不法
行為の後である平成28年8月11日(被告に対する通知書到達の日の翌日)5
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による金員の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10149審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷却空洞が改善されたピストン)
被告特許庁長官鈴木充 原告テネコ・インコーポレイテッド
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法162条 特許法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ フェデラル-モーグル コーポレイション(平成29年3月24日に「フェ
デラル-モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」に名称変更し,平成
30年10月1日付けで原告と合併した。以下,合併の前後を通じて「原告」とい
う。)は,平成25年2月8日,発明の名称を「冷却空洞が改善されたピストン」と
する特許出願をした(特願2014-556707号。甲3。請求項数6。優先権主
張:平成24年2月10日,アメリカ合衆国)。原告は,平成29年1月27日付け
で拒絶理由通知(甲4。以下「本件拒絶理由通知」といい,その通知書を「本件拒絶
理由通知書」という。)を受けたので,同年4月21日付け手続補正書により特許請
求の範囲を補正した(甲6。以下「4月21日付け補正」という。請求項数5。)。
原告は,平成29年5月25日付けで拒絶査定(甲7。以下「本件拒絶査定」とい
い,その拒絶査定書を「本件拒絶査定書」という。)を受けたので,同年9月26日,
これに対する不服の審判を請求するとともに(甲8),同日付けで手続補正書を提出
した(甲9。以下「本件補正」という。請求項数5。)。
(2) 特許庁は,これを不服2017-14219号事件として審理し,平成30
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年11月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)39687等請求棄却
不正競争行為差止請求権不存在等確認等請求事件,不正競争行為差止請求事件
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民事訴訟法3条の3 民事訴訟法3条の7
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[概要] 1 本件本訴事件は,衣料品,服飾雑貨の企画,製造加工,販売及び輸出入等を営
む原告が,デザイナーである被告ジルのマネジメント等を営む米国法人である被
告会社に対し,被告会社は原告との間で締結された修正サービス契約に基づくサ
ンプル提供義務を履行しなかったので,原告が前払したサービス料の全額を同契10
約に基づき返還する義務があると主張して,被告会社に対し,45万米ドル(以
下,米ドルを単に「ドル」と表記する。)及びこれに対する返還義務の生じた日
である平成24年11月10日から支払済みまでニューヨーク州法所定の年
9%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電解コンデンサ用タブ端子)
被告株式会社アプトデイト 原告湖北工業株式会社高田泰彦
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特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,名称を「電解コンデンサ用タブ端子」とする発明に係る特許権(特
許第4452917号。平成15年12月25日出願,平成14年12月2
7日優先権主張,平成22年2月12日設定登録。請求項の数16。以下,
同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲24)。
(2) 被告は,平成28年9月16日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2016-800109号事件として審理した。原告は,平成
30年4月10日付けで訂正請求(以下「本件訂正」という。)をした(甲
26)。
(3) 特許庁は,上記(2)記載の訂正請求をいずれも認められないとして,平成
30年12月26日,「特許第4452917号の請求項1ないし13に係
る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「審決」という。)
をし,その謄本は,平成31年1月9日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成31年2月7日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ランタン化合物を含む医薬組成物)
被告コーアイセイ株式会社 原告バイエル薬品株式会社
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特許法153条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲各証拠及び弁論の全趣旨から認められる
事実)
⑴ 原告は,名称を「ランタン化合物を含む医薬組成物」とする発明に係る特
許権(特許第6093829号。出願日 平成27年10月2日,設定登録
日 平成29年2月17日。請求項の数27。以下,「本件特許権」とい
い,本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲
1)。
⑵ 被告は,平成29年8月4日,本件特許につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は,上記請求を無効2017-800104号事件として審理し
た。
⑶ 原告は,平成29年10月30日,特許請求の範囲の請求項1から27ま
でにつきその範囲の減縮等を内容とする訂正請求を行った後,平成30年8
月3日,かかる訂正後の特許請求の範囲の請求項1から27までの一部を削
除し,また,独立形式に改めるなどして,請求項の数を63とすることを内
容とする訂正請求を行った(甲49,61。以下,平成30年8月3日の訂
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年11月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10039控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社タカギ 被控訴人合同会社グレイスランド
株式会社好友印刷
Y3
ら
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民法709条
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[概要] 1 本件は,被控訴人グレイスランドがインターネット上の店舗において販売し
ている家庭用浄水器のろ過カートリッジに関し,同様にろ過カートリッジを販
売している控訴人が,被告ウェブサイト1等や被告商品1等のパッケージに付
された被告表示1等は品質を誤認させるものであって,不正競争防止法(平成
30年法律第33号による改正前のもの。以下「不競法」という。)2条1項
14号に当たると主張し,①被控訴人グレイスランドに対し,(ⅰ)同法3条1
項に基づく被告各ウェブサイトにおける被告表示1及び2の表示の差止め,並
びに,同条2項に基づく同各表示の除去,(ⅱ)同条1項に基づく被告ウェブ
サイト1における被告表示3及び4の表示の差止め,並びに,同条2項に基づ
く同各表示の除去,(ⅲ)同条1項に基づく被告表示5を付した被告商品2,
4及び6の譲渡及び引渡しの差止め,(ⅳ)同条1項に基づく被告商品2,4
及び6の商品パッケージにおける被告表示5の表示の差止め,並びに,同条2
項に基づく同被告表示の付された被告商品2,4及び6の商品パッケージの廃
棄を求めるとともに,②被控訴人らに対し,被控訴人好友印刷及び被控訴人Y
3は被控訴人グレイスランドと共同して上記行為を行っているとして,不競法
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)11147請求棄却
損害賠償請求事件 (流体吐出管構造体)
被告株式会社塩
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特許法2条1項 特許法29条2項 特許法102条2項 特許法36条4項1号
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無効 | 23回 | 進歩性 | 20回 | 新規性 | 12回 | 無効審判 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「流体吐出管構造体」とする発明に係る特許権(以下
「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有する原告が,
被告が製造,販売する加工液改良装置ないし加工液せん断装置は本件特許の請求項
1及び3に係る各発明(以下,請求項の番号に従って「本件発明1」のようにいう。
また,これらを併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属するとして,当
該行為につき,被告に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金745
25万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年12月10日(訴状送
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太 原告株式会社フジ医療器辻本良知
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成14年6月3日にした特許出願(特願2002-16189
6号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2008-21138号)
の一部を更に分割して,平成23年7月19日,発明の名称を「マッサージ
機」とする発明について,新たに特許出願(特願2011-157490号。
以下「本件出願」という。)をし,平成25年3月1日,特許権の設定登録
(特許第5209091号。請求項の数4。以下,この特許を「本件特許」
という。)を受けた(甲1,23)。
(2) 原告は,平成25年5月24日,本件特許について特許無効審判(無効2
013-800091号事件。以下「前件無効審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月7日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)11736
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ
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民事訴訟法61条 著作権法23条1項
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[概要] 1 本件は,映画の著作物について著作権を有すると主張する原告が,一般利用
者に対してインターネット接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,被25
告の提供するインターネット接続サービスを経由して上記映画を何者かが原告
に無断でインターネットの動画投稿サイトである「FC2動画」にアップロー
ドした行為によって原告の公衆送信権(著作権法23条1項)が侵害されたと
主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開
示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である。5
2 請求原因(原告の主張)
原告は,別紙著作物目録記載の映像作品(以下「本件著作物」という。)
の著作権者である。このことは,本件著作物に係る動画が原告のウェブサイ
トで販売されていることのほか,本件著作物を収録したDVDのパッケージ
に原告の社名及び登録商標が発売元として通常の方法によって表示され,原10
告の法人名の下に公表されていることから明らかである。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月7日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)1187控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社Bee 控訴人(一審原告)P1 被控訴人(一審被告)株式会社Bee
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著作権法29条1項 著作権法2条1項10号 著作権法112条1項 著作権法4条
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)7788
職務発明対価請求事件
被告コルコート株式会社佐藤水暁
規則には,以下の規定が置かれている(甲3)。
の行為
は,令和元年5月15日の本訴第1回口頭弁論期日において,本件対
新製品が本件発明の実施品であるか(争点1)
新製品は,本件発明を実施するものである。
は,
旧製品が触媒として要求される性能を充たさず,本格販売に至
規則10条に褒賞金の支払時期について定めはなく,褒賞金の支払請求
規則10条が,前記のとおり,「職務発明に基づく発明の実施または 原告は,昭和53年4月に被告に入社し,本件特許の出願当時,被告に在
は,平成30年10月26日,被告に対し,本件対価請求権の支払を
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民法166条1項 特許法35条3項
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[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告が,被告が有していた特許第19971
41号の特許(以下「本件特許」という。)に関し,原告は本件特許に係る「球20
形で粒度分布の狭いマグネシウムアルコラートの合成方法」という名称の発明
(本件特許の願書に添付した明細書の特許請求の範囲の請求項1記載の発明。
以下「本件発明」という。)の発明者であり,特許を受ける権利を被告に承継
させたとして,被告に対し,特許法35条3項(平成16年法律第79号によ
る改正前のもの。以下同じ。)の規定による相当の対価の支払請求権(以下「本25
件対価請求権」という。)に基づき,806万4000円のうち300万円及
びこれに対する本件対価請求権の支払を請求した日の後である平成31年4
月12日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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