権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和1年10月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10023審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (脚立式作業台)
被告ジー・オー・ピー株式会社弓削田博 原告アルインコ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「脚立式作業台」とする発明に係る特許権(特許第625
4847号。以下「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本件特許」と
いう。)の特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,本件特
許の訂正後の請求項1及び2に係る発明の進歩性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10034控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理装置)
控訴人株式会社パッセルインテグレーション加藤伸樹 被控訴人ソフトバンクロボティクス株式会社和田祐造
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特許法102条3項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理
装置」とする特許(特許第3754438号。請求項の数15。以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有していた控
訴人が,被控訴人においてウェブサイト上で提供している別紙プログラム目録
記載のプログラム(以下「被告プログラム」という。)が本件特許の特許請求
の範囲の請求項14に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に
属し,被控訴人による被告プログラムのウェブサイト上での提供等が本件特許
権の侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為に
基づく損害賠償として3億4915万5000円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年10月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年10月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19852請求棄却
損害賠償請求事件 (エアゾール装置)
被告日本インテグレーテッドワークス株式会社B
C
両名 原告A
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不正競争防止法2条1項15号
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実施 | 44回 | 特許権 | 37回 | ライセンス | 15回 | 無効 | 8回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「エアゾール装置」とする特許及び発明の名称を「噴出
ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管」とする特許
の特許権者である原告が,被告会社や解散前の被告会社の監査役で解散後は被告
会社の代表清算人となった被告Cらが,原告の取引先である訴外日本オイルサー
ビス株式会社(以下「訴外日本オイル」という。)に対し,3回にわたり,上記両5
特許の特許権を被告会社が「保有する」などと記載した通知書(以下「本件各通
知書」という。)を送付した行為について,「競争関係にある他人の営業上の信用
を害する虚偽の事実を告知・・・する行為」(不正競争防止法2条1項15号),
いわゆる信用棄損行為に該当するとして,①被告会社に対し,不正競争防止法4
条に基づき,②被告Cに対し,会社法487条1項に基づき,連帯して,損害賠10
償金3375万6000円及びこれに対する不正競争行為後の日である平成3
0年4月9日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガスセンサ)
被告株式会社デンソー 原告日本特殊陶業株式会社
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特許法36条6項2号 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成25年9月25日,発明の名称を「ガスセンサ」とする発明につ
いて特許出願(優先権主張:平成24年11月20日,日本国)をし,平成27年6
月26日,設定の登録を受けた(特許第5765394号。甲1。請求項の数5。以
下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年3月15日,これに対する無効審判を請求し(甲19),
無効2017-800037号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10014控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
控訴人サノフィ株式会社東崎賢治 被控訴人アムジエン・インコーポレーテッド山口裕司
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特許法100条1項 特許法1条 民法1条3項 特許法100条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシ
ン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする2件の特許権を有する
被控訴人が,控訴人に対し,控訴人による被告製品及び被告モノクローナル抗体の
生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出が,本件各特許権を侵害する旨主張して,上記各
行為の差止め並びに被告製品及び被告モノクローナル抗体の廃棄を求める事案であ
る。
原判決は,被告モノクローナル抗体及び被告製品は,本件発明1及び2,本件訂
正発明1及び2の技術的範囲にそれぞれ属し,控訴人の主張する無効理由はいずれ
も理由がないなどとして,控訴人に対し,被告製品及び被告モノクローナル抗体の
生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出の差止め並びに被告製品の廃棄を命じ,被控訴人
のその余の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)32519等一部認容
発信者情報開示請求事件
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネット上の動画共有サービスを運営する被告ユー
チューブ及び被告ユーチューブにおける通信にサーバーの提供等をしている被告グ
ーグルに対して,被告らの電気通信設備を経由してされたインターネット上のウェ20
ブサイトへの動画の掲載によって,当該動画において再生された文章に係る原告の
著作権(複製権,公衆送信権及び翻案権)が侵害されたことが明らかであり,被告
ユーチューブの保有する別紙発信者情報目録1記載の各情報(以下「本件発信者情
報1」という。)及び被告グーグルの保有する別紙発信者情報目録2記載の各情報
(以下「本件発信者情報2」という。また,本件発信者情報1と併せて「本件発信25
者情報」という。)が,その侵害に係る発信者情報であって,上記の各動画の投稿を
した者ら(以下「本件各投稿者」という。)に対する損害賠償請求を行うために被告
らの保有する発信者情報の開示が必要であるとして,特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1
項に基づき,第1事件において被告ユーチューブに対し本件発信者情報1の開示を,
第2事件において被告グーグルに対し本件発信者情報2の開示を,それぞれ求める5
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)15601一部認容
損害賠償(著作権等侵害)請求事件
被告B
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は,原告が,別紙原告写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)は
原告の著作物であり,被告において本件写真を複製し,ウェブサイトにアップロー
ドして公衆送信したことにより,原告の著作権(複製権,公衆送信権)を侵害する
とともに,原告の名誉又は声望を害する方法により著作物を利用する行為として原
告の著作者人格権を侵害すると主張して,被告に対し,不法行為による損害賠償請25
求権に基づき,損害金160万円(著作権侵害につき41万8316円,著作者人
格権侵害につき118万1684円の合計であると解される。)及びこれに対する
本件写真のアップロード日である平成30年3月17日から支払済みまで民法所定
年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)10759一部認容
特許権に基づく製造販売禁止等請求事件
被告日本生化学株式会社
株式会社ブレーンコスモス
株式会社ビーシーリンク 原告株式会社イング
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特許法102条1項 特許法70条2項 民法724条 特許法36条6項1号
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特許権 | 36回 | 侵害 | 25回 | 実施 | 22回 | 損害賠償 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,特許第4473278号(発明の名称:スクラブ石けんの製造方法)
及び特許第4740373号(発明の名称:スクラブ石けん)の各特許権を共10
有する原告らが,被告日本生化学,被告ブレーンコスモス及び被告ビーシーリ
ンクに対し,被告日本生化学が製造,販売等し,被告ブレーンコスモス及び被
告ビーシーリンクが販売及び販売の申出をしている別紙被告製品目録記載の
製品の製造方法及び同製品は原告らの各特許権の技術的範囲に含まれ,被告日
本生化学,被告ブレーンコスモス及び被告ビーシーリンクらの上記各行為は特15
許権侵害の共同不法行為に当たると主張し,特許法100条1項及び2項に基
づき,被告製品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,同法10
2条1項に基づき,連帯して,原告長寿乃里につき損害賠償金5億3751万
3690円のうち4億6025万4930円,原告イングにつき損害賠償金4
億7390万3360円のうち4億2365万6910円及びこれらに対す20
る不法行為の後である被告日本生化学につき平成28年5月18日から,被告
ブレーンコスモス及び被告ビーシーリンクにつき同月19日(いずれも訴状送
達の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
▶判決の詳細
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民事訴訟
令和1年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)16555請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法及び物質)
被告積水メディカル株式会社 原告ベー・エル・アー・ハー・エム・エ
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特許法101条5号 特許法101条4号 特許法29条1項3号 特許法102条3項
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実施 | 37回 | 侵害 | 21回 | 間接侵害 | 15回 | 進歩性 | 14回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法及
び物質」とする特許の特許権者である原告が,別紙物件目録記載1の装置(以下10
「被告装置」という。),同目録記載2のキット(以下「被告キット」という。)及
び同目録記載3のコントロール(以下「被告コントロール」といい,「被告装置」,
「被告キット」及び「被告コントロール」を併せて「被告製品」という。)を用い
る敗血症及び敗血症様全身性感染の検出に係る方法(以下「被告方法」という。)
が,上記特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)15
の技術的範囲に属し,被告による被告装置の製造,譲渡,輸入,貸渡し,譲渡又
は貸渡しの申出(以下「製造等」という。)が上記特許権の間接侵害(特許法10
1条5号)に当たり,被告による被告キット及び被告コントロールの製造等(た
だし,被告キット及び被告コントロールについては貸渡し及び貸渡しの申出を除
く。以下同じ。)が上記特許権の間接侵害(被告キットについては同条4号,被告20
コントロールについては同条4号又は5号)に当たると主張して,被告に対し,
①同法100条1項に基づき,被告製品の製造等の差止め,②同条2項に基づき,
被告製品の廃棄を求めるとともに,③民法709条,特許法102条3項に基づ
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2067等一部認容
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求事件 (回転歯ブラシの製造方法及び製造装置)
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不正競争防止法2条1項21号 不正競争防止法3条 不正競争防止法4条 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「回転歯ブラシの製造方法及び製造装置」とする発明
に係る特許権(特許第3981290号。以下「被告特許権」といい,これに係る
特許を「被告特許」という。)を有する被告P1及び被告特許権の専用実施権者で
ある被告会社が,後記(1)の書面送付行為をしたことに関し,被告らに対し,後記(2)20
の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7123請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (無線通信サービス提供システム及び無線通信サービス提供方法)
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特許法70条1項 特許法101条1号 特許法36条5項 特許法102条3項
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実施 | 17回 | 侵害 | 13回 | 特許権 | 12回 | 間接侵害 | 4回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「無線通信サービス提供システム及び無線通信サービ
ス提供方法」とする特許権を有する原告が,別紙「被告サービス目録」記載のイン25
ターネット上の広告配信サービス(以下「被告サービス」という。)を提供してい
る被告に対し,被告が特許発明の生産又は使用行為をし,又は間接侵害行為(特許
法101条1号,2号)をしたなどとして,同法100条1項に基づき,別紙「被
告サービス目録」記載の広告配信サービスの提供の差止めを請求するとともに,特
許権侵害の不法行為に基づき,損害の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日であ
る平成30年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金5
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10178請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (ゲームプログラム,ゲーム処理方法および情報処理装置)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告グリー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年9月27日に出願した特許出願(特願2013-20
1791号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2014-8628
4号)の一部を更に分割して出願した特許出願(特願2015-10739
号)を分割して,平成27年9月30日,発明の名称を「ゲームプログラム,
ゲーム処理方法および情報処理装置」とする発明について,新たに特許出願
(特願2015-192696号。以下「本件出願」という。)をし,平成
29年3月3日,設定登録(特許第6100339号。請求項の数21。以
下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲21,37)。
(2) 本件特許の請求項1ないし3,6ないし9,12ないし21について,平
成29年9月20日,Aから特許異議の申立て(異議2017-70089
1号事件)がされた(甲22)。
原告は,同年12月13日付けの取消理由通知(甲26)を受けたため,
平成30年2月19日付けで訂正請求(甲27)をした後,さらに,同年6
月28日付けの取消理由通知(決定の予告)(甲31)を受けたため,同年
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(行ウ)118一部認容
特許出願公開及び審査請求義務付け等請求事件
被告国 原告A
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特許法18条の2 実用新案法10条3項 特許法46条の2 特許法47条1項
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無効 | 18回 | 実施 | 3回 | 実用新案権 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 主文と同旨
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10018一部認容
損害賠償請求本訴,使用料規程無効確認請求反訴控訴事件
控訴人株式会社ひのき 被控訴人一般社団法人日本テレビジョン放送著作権協会
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著作権法114条3項 著作権法114条4項 著作権法68条 著作権法99条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本訴は,著作権等管理事業法に基づき登録を受けた著作権等管理事業者であ
り,放送法で定めるテレビジョン放送による地上基幹放送を行う放送事業者か
ら信託により著作権及び著作隣接権の有線放送権等の管理委託を受けた被控
訴人が,有線テレビジョン放送事業を行っている控訴人に対し,控訴人は被控
訴人の許諾を受けることなく平成26年4月1日以降継続して上記放送事業
者の地上テレビジョン放送を受信して有線放送し,被控訴人の著作権及び著作
隣接権の有線放送権を侵害したと主張して,有線放送権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償請求として,民法709条,著作権法114条3項及び4項により,
3億5913万0024円(被控訴人が平成25年9月4日に文化庁長官に届
け出た使用料規程(甲5。本件使用料規程)に基づく使用料相当損害金3億2
648万1840円及び弁護士費用3264万8184円の合計額)及びうち
1億7812万6438円(平成26年4月1日から平成28年3月31日ま
での分)に対する平成28年9月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで,うち1億8100万3586円(平成28年4月1日から平成30年3
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10045控訴棄却
標章使用差止反訴請求控訴事件
控訴人有限会社エス・オー・ディ 被控訴人株式会社ハードオフコーポレーション
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著作権法112条 商標法29条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人(原審反訴原告)が,原判決別紙反訴原告標章目録,同反
訴原告関連標章目録及び同反訴原告関連標章追加目録記載の各標章(ただし,
反訴原告標章目録0記載の標章を除く。以下,本項において同じ。)並びに
原判決別紙反訴原告ピクトグラム目録及び同反訴原告ピクトグラム追加目録
記載の各ピクトグラムの著作権者であると主張して,控訴人が作成した上記
各標章及び各ピクトグラム並びにそれらに類似等する被控訴人(原審反訴被
告)が作成等した原判決別紙反訴被告標章目録記載の各標章(ただし,原判
決別紙反訴被告標章目録0記載の標章を除く。以下,本項において同じ。)
を使用する被控訴人に対し,①控訴人及び被控訴人間の合意,②著作権法1
12条又は商標法29条に基づき,原判決別紙反訴原告標章目録,同反訴原
告関連標章目録,同反訴原告関連標章追加目録及び同反訴被告標章目録記載
の各標章並びに同反訴原告ピクトグラム目録,同反訴原告ピクトグラム追加
目録記載の各ピクトグラムについて,展示その他の使用行為の差止め及び店
舗における表示の抹消等を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本薬食株式会社 原告株式会社ベネセーレ
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商標法4条1項7号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲各証拠及び弁論の全趣旨から認められる
事実)
⑴ 原告は,「仙三七」との文字を横書きにしてなる次の商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲25)。
登録番号 第5935066号
登録出願日 平成28年10月14日
設定登録日 平成29年 3月24日
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第5類 サプリメント
⑵ 被告は,平成30年5月31日,本件商標につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は,上記請求を無効2018-890041号事件として審理し
た。
⑶ 特許庁は,上記請求について審理した上,平成31年4月19日,「登録
第5935066号の登録を無効とする。」旨の審決(以下「本件審決」と
いう。)をした。その謄本は,同月27日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)9909請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社永和早田由布子
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特許法100条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は被告方法目録記載の方法を使用し,被告製品目録記載
の製品を製造して原告の特許権を侵害していると主張して,被告に対し,特許法
100条1項に基づき,上記方法の使用及び上記製品の製造の差止めを求めると
ともに,民法709条及び特許法102条2項に基づき,損害賠償金4752万5
円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平成30年
4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(行ウ)162請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件 (PI3キナーゼおよびmTOR阻害剤としてのトリアジン化合物)
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特許法112条の2
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[概要] 1 事案の要旨15
本件は,特許法(以下,単に「法」ということがある。)112条1項所定の特
許料追納期間中に特許料及び割増特許料(以下,これらを一括して「特許料等」と
いう。)を納付せず同条4項により消滅したものとみなされた特許第494867
7号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。)の
原特許権者である原告が,法112条の2第1項に基づいて行った特許料等の追納20
手続は同項所定の「正当な理由」があり,同手続を平成29年7月11日付けで却
下した特許庁長官の処分(以下「本件却下処分」という。)は違法であると主張し
て,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10142審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デバイスツーデバイスオペレーションを処理する方法)
被告特許庁長官中木努 原告宏碁股份有限公司伊東忠重
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年3月18日,発明の名称を「デバイスツーデバイスオ
ペレーションを処理する方法」とする発明について,外国語書面出願による
特許出願(特願2015-55175号。優先日平成26年3月19日・平
成27年3月12日,優先権主張国米国。以下「本願」という。)をした(甲
2,3)。
⑵ 原告は,平成28年3月24日付けの拒絶理由通知(甲4)を受けたため,
同年6月2日付けで特許請求の範囲について手続補正(以下「第1次補正」
という。甲6)をしたが,同年11月25日付けで拒絶査定(甲7)を受け
た。
⑶ 原告は,平成29年2月27日付けで,拒絶査定不服審判(不服2017
-2758号事件)を請求するとともに,同日付けで,特許請求の範囲につ
いて手続補正(以下「本件補正」という。甲9)をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10028控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人(一審被告)ラクサス・テクノロジーズ株 被控訴人(一審原告)株式会社エスプリライン神田知宏
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著作権法15条 民法709条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人による原判決別紙被告DVD目録記載のパッ
ケージ内のDVD(以下「被告DVD」という。)の作成,配布等が,主位的には,
映画の著作物又は編集著作物である,原判決別紙原告DVD目録記載のパッケージ
内のDVD(以下「原告DVD」という。)について被控訴人が有する複製権及び
翻案権並びに同一性保持権を侵害すると主張し,予備的には,言語の著作物である,
原告DVDのスクリプト部分(音声で流れる言語の部分)について被控訴人が有す
る複製権,翻案権及び譲渡権並びに同一性保持権を侵害すると主張して,控訴人に
対し,民法709条に基づき,損害賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日で
ある平成29年5月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和1年10月10日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (薬剤分包用ロールペーパ)
控訴人兼被
株式会社湯山製作所
兼被
株式会社ネクスト
兼被
株式会社ヨシヤ
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特許法102条2項 商標法26条1項6号 商標法36条1項 特許法2条3項1号
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侵害 | 49回 | 商標権 | 49回 | 特許権 | 40回 | 実施 | 36回 |
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[概要] 1 本件は,原判決別紙商標権目録I及びII記載の各商標権(本件各商標権)
を有するとともに,発明の名称を「薬剤分包用ロールペーパ」とする発明につい
ての特許権(特許第4194737号。本件特許権)を有していた一審原告が,
一審告らに対し,一審被告らの製造・販売する製品が本件特許権及び本件各商標
権を侵害したと主張して,①商標法36条1項,2項に基づく販売等の差止め及
び製造設備等の廃棄を求めるとともに,②民法709条及び719条2項並び
に特許法102条2項又は商標法38条2項に基づく損害賠償として,主位的
に,(i)一審被告ネクストに対して,一審被告ネクストが販売した被告ネクスト
製品に関し,損害金5676万円の一部である5000万円及びこれに対する
訴状送達の日(平成28年9月5日)の翌日から支払済みまで年5分の割合によ
る遅延損害金の支払,(ii)一審被告らに対して,一審被告ヨシヤが販売した被告
ヨシヤ製品に関し,損害金1億1352万円の一部である5000万円及びこ
れに対する訴状送達の日(一審被告ネクストにつき平成28年9月5日,一審被
告ヨシヤにつき同月2日)の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払(重なり合う部分について連帯支払)を求め,③上記各損
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不正競争
令和1年10月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10064等一部認容
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被告)合同会社グレイスランド被控訴人兼附帯控訴人(一審
)株式会社好友印刷被控訴人(一審
)Y 控訴人兼附帯被
(一審原告)株式会社タカギ 被控訴人兼附帯控訴人(一審被告)合同会社グレイスランド
兼附帯控訴人(一審被告)株式会社好友印刷
(一審被告)Y
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民法709条 商標法36条1項 商標法38条2項 商標法26条1項6号
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[概要] 1(1) 本件は,浄水器及びその交換用カートリッジ等の製造及び販売等を業と
する一審原告が,インターネット上のショッピングモールである楽天市場に設け
られた仮想店舗において,一審被告らが,原告商標と類似し,また,一審原告の
著名又は周知な商品等表示である本件カタカナ表示(タカギ)と類似する被告標
章1~3を使用して家庭用浄水器の交換用ろ過カートリッジ(被告商品)を販売
していると主張して,一審被告グレイスランドに対し,商標法36条1項及び不
競法3条1項に基づき上記各標章の使用の差止め並びに商標法36条2項及び不
競法3条2項に基づき被告ウェブサイトからの被告標章2,3の除去を求めると
ともに,一審被告らに対し,民法709条及び同法719条1項前段に基づき
(一審被告Yに対しては選択的に会社法429条1項及び同法597条に基づき),
損害賠償金及びこれに対する遅延損害金の支払を求める事案である。
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商標権
令和1年10月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社テクノム山田克巳 原告X内山邦彦
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下の商標(登録第5614453号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲16,17)。
商標 「らくらく」(標準文字)
登録出願日 平成25年4月17日
登録査定日 平成25年8月12日
設定登録日 平成25年9月13日
指定商品 第20類「家具,机類」
(2) 原告は,平成30年6月20日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した。
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不正競争
令和1年10月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10037控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人Rセキュリティ株式会社礒井里衣 被控訴人株式会社Superfeed
Y1
Y2
Y3
Y1,同Y2及び同Y3
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民法715条1項 不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 1 事案の要旨等
本件は,鍵の販売,取付け,修理等を業とする控訴人が,被控訴人らに対し,(ア)
被控訴人らが共謀して控訴人の所有する工具等を違法に持ち出したことは,不法行
為を構成し,(イ) 被控訴人Y1が控訴人の従業員を違法に引き抜いて被控訴人会社
に転職させた行為は,不法行為を構成し,(ウ) 被控訴人Y1,同Y2及び同Y3が
共謀の上,控訴人の開錠技術等に関する営業秘密を違法に持ち出して,被控訴人会
社の業務に使用した行為は,不正競争防止法2条1項4号及び5号の不正競争行為
に該当し,また,(エ) 控訴人の従業員であった被控訴人Y2及び同Y3が被控訴人
会社に転職したことは競業避止義務違反の債務不履行に該当すると主張して,上記
(ア)ないし(ウ)の被控訴人Y1,同Y2及び同Y3については民法709条,719
条1項,不正競争防止法4条に基づき,被控訴人会社については民法709条,7
15条1項又は会社法350条に基づき,また,上記(エ)の被控訴人Y2及び同Y3
については民法415条に基づき,損害賠償金として1億8783万9135円及
びこれに対する不法行為の最後の日である平成27年3月31日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金を連帯して支払うよう求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10041控訴棄却
民事訴訟 著作権
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著作権法10条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,①控訴人とAが作詞作曲した「ふみとやすおの歌」(以下
「控訴人作品」という。)が言語及び音楽の著作物(著作権法10条1項1号,
2号)に当たるところ,被控訴人らが控訴人の許諾なくこれを変形するなどし
て放送したこと又はそのDVDを販売するなどしたことは控訴人の著作権(複
製権,翻案権,同一性保持権又は公表権)を侵害する,②被控訴人らが控訴人
を「暴走族」などと発言した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するな
どしたことは控訴人の名誉権を侵害する,③被控訴人らが控訴人のプライバシ
ーを発言した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するなどしたことは控
訴人のプライバシーを侵害する,④被控訴人らが控訴人を殺害する旨の発言を
した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するなどしたことは脅迫に当た
る,⑤被控訴人らが控訴人を「デーブー」などと発言した映像を放送したこと
又はそのDVDを販売するなどしたことは侮辱に当たる,⑥被控訴人らが「X
ストップ」などと発言した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するなど
したことは控訴人の人格権の一種である平穏生活権を侵害するとして,不法行
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)12609
特許権侵害差止請求事件
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特許法101条1号 特許法101条2号
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実施 | 31回 | 進歩性 | 27回 | 特許権 | 23回 | 無効 | 22回 |
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[概要] 1 事案の要旨........................................................ 4
2 前提事実.......................................................... 6
3 争点.............................................................. 920
第2 事案の概要
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28211
商標権移転登録手続等請求事件
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民法130条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告の有する別紙1商標権目録記載の各登録番号の各商標権
(以下,併せて「本件商標権」という。)について,被告との間で締結した買戻契約
に定める買戻権を行使する意思表示をしたとして,被告に対して,上記買戻契約に5
よる移転登録請求権に基づき,原告への本件商標権の移転登録手続を求める事案で
ある。
後記3及び4のとおり,上記買戻契約による移転登録請求権が発生するための条
件の成就の有無について当事者間に争いがあり,被告は,原告の上記請求権は発生
していない旨主張している。10
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠(以下,書証番号は特記し
ない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
(1) 当事者
ア 原告
原告は,1889年に創業した,服飾品,装飾品及び香料の製造・販売を国際的15
に行う株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10056審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (金融商品取引管理装置,金融商品取引管理システム,金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法)
被告株式会社マネースクエアHD平井佑希 原告株式会社外為オンライン関裕治朗
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実施 | 113回 | 審決 | 58回 | 無効 | 33回 | 進歩性 | 16回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成26年5月1日にした特許出願(特願2014-94833
号。優先日同年4月3日(以下「本件優先日」という。))の一部を分割し
て出願した特許出願(特願2015-75797号)の一部を更に分割して
出願した特許出願(特願2015-222090号)を分割して,平成29
年4月4日,発明の名称を「金融商品取引管理装置,金融商品取引管理シス
テム,金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法」とする発
明について特許出願(特願2017-74472号。以下「本件出願」とい
う。)をし,同年6月9日,特許権の設定登録(特許第6154978号。
請求項の数12。以下,この特許を「本件特許」という。甲8,乙5)を受
けた。
(2) 原告は,平成30年5月9日,本件特許について特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10085控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (金融商品取引管理装置,金融商品取引管理システム,金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法)
控訴人株式会社外為オンライン関裕治朗 被控訴人株式会社マネースクエアHD平井佑希
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特許法36条6項1号 特許法79条 特許法100条1項 特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「金融商品取引管理装置,金融商品取引管理システム,
金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法」とする特許(特許
第6154978号。請求項の数12。以下,この特許を「本件特許」といい,
本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者である被控訴人
が,原判決別紙2「被告サービス目録」記載の外国為替取引管理サービス(以
下「被告サービス」という。)に使用されているサーバ(以下「被告サーバ」
という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発
明」という。)の技術的範囲に属し,控訴人による被告サーバの使用が本件特
許権の侵害に当たる旨主張して,控訴人に対し,特許法100条1項に基づき,
被告サーバの使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年10月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5427請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告有限会社ピー・エム・エー
P3
P4(以下「
インターステラー」という。)
P5
ら
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著作権法18条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,原告が,「ライズ株式スクール」を運営していた被告ピー・エム・エー,25
その代表者である被告P3及びその取締役である被告P4,並びに被告P4が新た
に設立した会社である被告インターステラー及びその取締役である被告P5に対し,
原告が被告ピー・エム・エーから依頼を受けて作成した,同被告のウェブサイト
(1risekabu.com/ 以下「原告ウェブサイト」という。)を,被告らが無断で複製
し,新たなウェブサイト(risekabu.com/ 別紙被告著作物目録記載1。以下「被告
ウェブサイト」という。)及びこれと一体となった動画配信用のウェブサイト5
(https://plusone.socialcast.jp/ 別紙被告著作物目録記載2。以下「本件動画
ウェブサイト」という。)を制作してインターネット上に公開したことが,原告の
著作権及び著作者人格権の侵害並びにその他不法行為に当たると主張し,著作権法
112条1項,2項に基づき,①被告ウェブサイト及び本件動画ウェブサイトの複
製,翻案又は公衆送信の差止め,②被告ウェブサイト及び本件動画サイトの削除,10
並びに,③民法709条,719条,会社法429条1項に基づく損害賠償請求又
は原告と被告ピー・エム・エーとの契約に基づく請求として,1260万円及びこ
れに対する不法行為の後の日又は請求日の翌日である平成30年7月14日(被告
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10043控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (第IX因子/第IXa因子の抗体および抗体誘導体)
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「第IX因子/第IXa因子の抗体および抗体誘導体」
とする特許第4313531号の本件特許権を共有する控訴人らが,原判決別紙「被
告製品目録」記載の製品(以下,「被告製品」という。)は,本件各発明の技術的範
囲に属すると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品
の製造,使用,譲渡,輸出及び譲渡の申出(以下,これらを併せて「製造等」とい
う。)の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,被告製品の廃棄を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)3928請求棄却
製造販売差止等請求事件
被告ウラックス電子株式会社
武蔵野通工株式会社
清水電子工業株式会社
P1
山陽電氣工業株式会社
今井電機株式会社
日幸電機株式会社
渡辺電機株式会社
有限会社イチデン製作所
浦川トランス工業株式会社
鶴田電機株式会社
株式会社保全工業
有限会社国電機製作所
大阪高波ら
東京トランス株式会社
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民法90条 不正競争防止法2条1項7号
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特許権 | 126回 | 実施 | 101回 | 許諾 | 77回 | ライセンス | 18回 |
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[概要] 本件は,川鉄電設株式会社(現JFE電制株式会社。以下「川鉄電設」という。)
が被告らと締結した,後記WBトランス事業に係る後記本件各基本契約についての
契約上の地位を川鉄電設より承継した原告が(一部は被告らと原告との直接契約),15
被告らの債務不履行を理由に本件各基本契約を解除したとして,被告らに対し,①
本件各基本契約解除前に発生していたロイヤルティ支払義務の履行として,本件各
基本契約に基づき,平成27年4月から8月までの未払いロイヤルティ(金額は,
別紙損害推計一覧表のとおり。)及びこれに対する支払期日の翌日である同年11
月1日から支払済みまでの商事法定利率である年6%の割合による遅延損害金の支20
払を請求し(請求の趣旨1ないし17),②被告らが,本件各基本契約の解除後に
おいても,原告から被告らに対して開示した後記本件技術情報を使用して変圧器を
製造,販売していることは,不正競争防止法2条1項7号の不正競争行為に当たる
として,同法3条1項及び2項に基づき,被告らの製品の製造,販売の差止め及び
廃棄を求めた(請求の趣旨18及び19)事案である。25
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)256一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告P2
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商標法38条3項 商標法36条1項 商標法37条1号
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[概要] 本件は,原告が商標権を有している登録商標(以下「本件商標」という。)につ25
いて,被告が,これらと同一又は類似する標章(別紙被告標章目録1ないし6。以
下「被告標章1」等といい,総称して「被告各標章」という。)を商標として使用
しており,これは原告の商標権の侵害に当たると主張して,商標法36条1項及び
2項に基づき,その使用の差止め等を求め,民法709条,商標法38条3項に基
づき,本件商標に係る商標公報発行日である平成29年9月12日から平成31年
1月11日までの16か月の使用料相当損害額の損害賠償及びこれに対する訴状送5
達の日(同年1月25日)の翌日から支払済みまでの遅延損害金の支払を請求した
事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年10月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)5391
不正競争行為差止等請求事件
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[概要] 本件は,原告が,原告の販売する別紙「原告商品等表示目録」記載の標章が25
付され,又は形態的特徴を有するサーボモータ(以下,同目録1-1ないし同
1-3に対応する商品を「原告商品1」,同目録2-1ないし同2-3に対応す
る商品を「原告商品2」といい,併せて「原告商品」ともいう。)の標章又は形
態が原告の商品等表示として需要者の間に広く認識される状態に至っていたと
ころ,被告が販売を開始した別紙「被告商品等表示目録」記載の標章が付され,
又は形態的特徴を有するサーボモータ(以下,同目録1-1ないし同1-3に5
対応する商品を「被告商品1」,同目録2-1ないし同2-3に対応する商品を
「被告商品2」といい,併せて「被告商品」ともいう。)の標章又は形態は原告
商品の標章又は形態と類似し,これと混同を生じさせるから,被告による被告
商品の販売等は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不
正競争行為に当たる旨主張して,被告に対し,同法3条1項及び2項に基づき,10
被告商品の譲渡等の差止め及び商品表示の抹消を求める(前記第1の1ないし
3)と共に,同法4条に基づき,損害賠償金12万2629円及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10108審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (重金属類を含む廃棄物の処理装置およびそれを用いた重金属類を含む廃棄物の処理方法)
被告特許庁長官豊永茂弘 原告G-8INTERNATIONA
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成24年4月4日,発明の名称を「重金属類を含む廃棄物の処理
装置およびそれを用いた重金属類を含む廃棄物の処理方法」とする発明について国
際特許出願をし,その後,国内移行の手続を採った(特願2014-508992。
請求項数5。甲10)。
(2) 原告は,平成28年7月15日付けで拒絶査定を受けたので,同年10月2
0日,これに対する不服の審判を請求し,特許庁は,これを不服2016-156
50号事件として審理した。原告は,平成30年4月4日付け手続補正書により,
特許請求の範囲を補正した(請求項の数5。甲11)。
(3) 特許庁は,同年6月12日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙
審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7
月4日,原告に送達された。
(4) 原告は,同年8月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年10月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ベッド操作装置及びプログラム)
被告特許庁長官河本充雄 原告パラマウントベッド株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年4月12日,発明の名称を「ベッド操作装置及びプログ
ラム」とする特許の出願をした(特願2013-084215。甲1)。
⑵ 原告は,平成29年5月22日付けで拒絶査定を受けたことから(甲8),同
年8月30日,これに対する不服審判の請求をし(甲9),特許庁は,上記請求を不
服2017-12815号事件として審理した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)38481請求棄却
商標権に基づく差止等請求事件
被告株式会社筑摩書房近藤美智子
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商標法3条1項3号
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無効 | 21回 | 商標権 | 14回 | 無効審判 | 11回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,原告が商標権を有する登録商標に類似する標章を指
定役務に使用して上記商標権を侵害しているなどと主張して,商標法(以下「法」
という。)38条1項に基づく別紙目録記載の各商品の譲渡等の差止めと,同条10
2項に基づく同各商品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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